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SK hynix ドライブ マネージャー簡単 キットユーザー ガイド

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SK hynix ドライブ マネージャー簡単 キットユーザー ガイド
SK hynix ドライブ マネージャー簡単
キットユーザー ガイド
法律上の注意事項
本資料は、情報提供のみを目的としたものであり、拘束力を有する法的文書ではありません。
本資
料の情報は、
その時々に変更されることがありますが、SK hynix が本資料に対する更新情報を適
時あるいは任意の時点に提供することを約束するものではありません。
SK hynix の極秘、専有情報です。
本資料は SK hynix Inc が著作権を有しています。
本資料および
本資料に含まれる情報の一部または全部を第三者に配布してはいけません。
本資料は、SK hynix と本資料の受領者との間の機密保持契約において機密情報として取り扱う
ものです。
本資料を受け取ることにより、
お客様と SK hynix との間の取引関係において本資料に
含まれる情報を評価するという目的にのみ内部的に使用することに同意したものとみなされま
す。
本資料は、明示的にも暗黙的にも一切の保証はなく、本資料で提供されるすべての情報は「現状
有姿」
で提供されます。
本資料の使用によって生じた直接的、間接的、特殊または結果的損害
(記
載されている情報の信頼性、利益損失または事業の中断を含みますが、
それに限定されない) に
ついて、
たとえ、SK hynix がそうした損害の可能性について明示的に通知を受けていた場合で
も、SK hynix は一切の責任を負わないものとします。
Copyright © 2015 SK hynix Inc. 無断複写・転載を禁じます。
2
Copyright© 2015 SK hynix Inc. All rights reserved.
Table of Contents
1
はじめに
4
2.1
注意事項
5
3.1
ドライブ領域
3.3
更新
2
3
要件
[すべてのドライブ] ウィンドウ
3.2
3.4
3.5
3.6
ドライブの状態
通知インジケーター
操作
ドライブの選択
3.6.1 1 つのドライブの選択
3.6.2 複数のドライブの選択
4
ドライブ情報
4.2
4.1
4.3
4.4
5.1
5
6
7
8
3
5
サマリー
診断
7
7
8
8
9
10
10
10
12
13
SMART
4.2.1 すべての属性
4.2.2 閾値を超えている属性
設定
4.3.1 ドライブ機能
4.3.2 OS の設定
詳細
ドライブの消去
5.2
6
15
16
17
17
18
19
20
21
完全消去
22
サニタイズ
23
ファームウェア更新
PSID の復元
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24
27
28
1 はじめに
本書は、SK hynix ドライブ マネージャー簡単キットを使用してローカルの SSD ドライブの監視、運
営、
および管理を行う方法についての一般的なガイダンスを提供します。
SK hynix ドライブ マネージャーには次の機能があります。
• SK hynix およびその他のシステムドライブを特定して列挙する。
ドライブの詳細情報を提示する。
• 容量やモデルなど、
オプションで診断テストを実行
• ドライブの健全性の詳細情報を、SMART 属性リストに提示する。
する。
• SSD ファームウェアの更新メカニズム。
• ドライブ消去オプション。
• ドライブの診断。
• PSID の復元
4
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2 要件
項目
要件
Windows 10 x86
オペレーティング システム
インターフェイス
Windows 8.1 x86
Windows 8 x86
Windows 7 x86
SATA
SK hynix ドライブ マネージャー簡単キッ
ドライブ
トはすべての SSD および HDD をサポー
トしますが、
すべての機能が利用でき正し
く機能することが保証されているのは、
SK
hynix 製の SSD のみです。
2.1 注意事項
• ファームウェアを更新する際は、事前に SK hynix製 SSD のバックアップを取ってください。
• ファームウェアの更新中は、SSD を切断したり電源を落としたりしないでください。
この注意事項に従わない場合、
データの破損や SSD の損傷が生じることがあります。
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3[すべてのドライブ] ウィンドウ
[すべてのドライブ] ウィンドウは、次のように表示されます。
[すべてのドライブ] ウィンドウにはシステムの情報、
および利用可能なすべてのドライブが注意を
払う必要があるものと正常に実行中のものに分けて表示されます。
6
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[システム情報] 領域にはシステムに関する情報が表示されます。
[ドライブ リスト] 領域には利用可能なすべてのドライブがリストされます。
SK hynix 製ドライブが
最初に表示され、
その後にその他のすべてのドライブが表示されます。
3.1 ドライブ領域
ドライブ領域には、
ドライブの種別、
シリアル番号、容量、使用領域、
およびパーティションに関す
る情報が表示されます。
ドライブを選択すると、
ドライブ領域がハイライト表示されます。
リアル タイム パフォーマンスも [すべてのドライブ] ウィンドウのドライブ領域に表示されます。
リアル タイム パフォーマンスについて詳しくは、
「サマリー」の項を参照してください。
3.2 ドライブの状態
ドライブの状態に関する情報を表示するには、
「サマリー」の項を参照してください。
7
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3.3 更新
ドライブを接続または切断した後に更新ボタンを押すと、[ドライブ リスト] 領域のドライブのリス
トがリロードされます。
更新ボタンは、[ドライブ情報] ウィンドウに表示されるデータの更新にも使用できます。
3.4 通知インジケーター
通知インジケーターはセッションごとの通知の数を表示します。
[通知] ダイアログを開くには、通知インジケーターをクリックします。
次のようなウィンドウが表示
されます。
8
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通知を削除するには、通知のチェックボックスを選択してから [選択項目を削除] をクリックしま
す。
通知を保存するには:
1. 通知のチェックボックスを選択します。
2. [選択項目を保存] ボタンをクリックします。
ダイアログが表示されたら、通知を保存するフォル
ダーを選択します。
[通知] ダイアログで通知メッセージを選択し、
コピーして貼り付けることも可能です。
3.5 操作
[操作] メニューでは、1 台または複数の選択したドライブに対する一連のオプション ([ファームウ
ェア更新]、[診断実行]、[ドライブ消去]、[PSID 復元] などのコマンド) を提供します。
[操作] メニューから、単独のドライブに対して、
または複数のドライブに対して同時にコマンドを実
行するには、[すべてのドライブ] ウィンドウから必要なドライブ領域 (複数可) をクリックし、次に [
操作] メニューから必要なコマンドをクリックします。
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3.6 ドライブの選択
3.6.1 1 つのドライブの選択
1 つのドライブを選択してそのドライブに関する詳細な情報を表示するには:
• [すべてのドライブ] ウィンドウで、
必要なドライブ領域をダブルクリックします。
または
• [ドライブ リスト] 領域で必要なドライブの名前をクリックします。
[ドライブ情報] ウィンドウが表示されます。
[すべてのドライブ] ウィンドウに戻るには、
次の画像のように [すべてのドライブ] をクリックします。
1 つのドライブを選択解除するには、
ドライブ領域をもう一度クリックします。
3.6.2 複数のドライブの選択
複数のドライブを選択するには、[すべてのドライブ] ウィンドウで必要なドライブ領域をクリック
します。
複数のドライブに対して同時に操作を実行することができます。
次のように、選択したドライブがハイライト表示されます。
10
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ここで、[操作] コマンドを実行できます。
操作について詳しくは、
「操作」の項を参照してください。
複数のドライブを選択解除するには、
ドライブ領域をもう一度クリックします。
すべてのドライブを選択解除するには、[すべて選択解除] をクリックします。
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4 ドライブ情報
[ドライブ情報] ウィンドウを開くには、
ドライブを選択します。
詳細は、
「ドライブの選択」の項を参
照してください。
ドライブが選択されると、次のように [ドライブ情報] ウィンドウが表示されます。
このウィンドウには、
ドライブの種別、容量、
およびファームウェアに関する情報が表示されます。
このウィンドウには [ファームウェア更新] ボタンおよび [ドライブ消去] ボタンもあります。
ドライブが PSID をサポートする場合は、[ドライブ情報] ウィンドウに [PSID 復元] ボタンも表示さ
れます
ドライブに関して表示されているデータをリロードするには、更新ボタンをクリックします。
次のタブの間で切り替えると詳細情報を取得できます。
• サマリー
• SMART
• 設定
• 詳細
• 診断
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4.1 サマリー
[サマリー] セクションには、残りの空き領域 (GB およびパーセンテージ) のほかに、
すべての SATA
ドライブに関してドライブ容量とパーティションも表示されます。
温度、残りの製品寿命、
ドライブ状態に関する情報は、SK hynix ドライブの場合にのみ表示されま
す。
[容量] 領域にはパーティションが表示されます。
各パーティションの使用領域が色分けして表されます。
赤色はパーティションの領域の 90% が使
用済み、
オレンジ色は 90% 未満 80% 以上が使用済み、濃い灰色は 80% 未満が使用済みである
ことを示します。
[容量] 領域でドライブ容量と使用領域を表示するには、次のようにカーソルをパーティション領
域にかざします。
[温度] フィールドには現在の温度が摂氏で示されます。
[残りの寿命] フィールドには SSD の残り寿命を書込/消去サイクル数に基づいて示されます。
この
フィールドに 25% と表示された場合、
このドライブの摩耗レベルは 75% です。
[残りの空き領域] フィールドには、利用可能な領域と割当て済みの領域が、GB およびパーセンテ
ージで示されます。
下の画像の数字は、利用可能な領域が 137 GB で、全容量の 57% であること
を示しています。
13
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[状態] は [良好] または [不良] です。
[状態] フィールドは、少なくとも 1 つの属性の値が閾値を超
えている場合に赤色 (不良状態) になります。
(各属性について詳しくは、
「SMART」の項を参照して
ください。
)
[リアル タイム パフォーマンス] 領域には、
ドライブのパフォーマンス情報として、読取/書込速度と
遅延時間、読取/書込の合計数が表示されます。
ツールの現在開いているセッションに関するドライブのパフォーマンスを表示できます。
現在開かれているセッションの特定の時間におけるパフォーマンスを表示するには、[パフォーマ
ンス履歴] の表で表示したい時間領域をクリックします。
下の画像では、表示されているパフォーマンスデータが約 1 時間前のものであることがわかりま
す。
パフォーマンスを表示する期間を選択するには、[パフォーマンス] 領域をクリックしてからマウス
のスクロールホイールを動かします。
表示可能な最大期間は3時間で、最小期間は 15 分です。
下の画像では、
パフォーマンスが表示されている時間は、[現在]、期間は 1 時間が選択されていま
す。
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4.2 SMART
選択したドライブのSMART属性を表示するには、[ドライブ情報] ウィンドウの [SMART] タブをク
リックします。
[SMART] ウィンドウが次のように表示されます。
[SMART] ウィンドウには、閾値を超えているすべての属性とその値が表示されます。
属性の全リストを表示するには、
ウィンドウ領域をクリックしてから下にスクロールします。
属性名が 1 行に入りきらない場合は、次に示すように名前にカーソルを合わせると名前全体が表
示されます。
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4.2.1 すべての属性
すべての SMART 属性の値を表示するには、
[SMART] ウィンドウの [すべての属性] をクリックします。
[すべての属性] ウィンドウに、
すべての属性の閾値、
最低値、
現在の値、
および未処理の値が次のように
表示されます。
[閾値] 列には通常の操作時に各属性が超えてはならない値が示されます。
値がこの閾値を超え
ると、
ドライブにエラーが発生することがあります。
[最低] 値の列には、属性の最低値が示されます。
[値] 列には、次に示すように未処理データ (各属性の処理前のデータ)、現在の値、
および各属性
の最大値が表示されます。
注: SK hynix 製ドライブでは、属性の値が閾値を超えるとその属性の行は赤く表示されます (ディスクに何らかの不
良があることを示します)。
その他のドライブの属性値が閾値を超えた場合は、
その属性の行は黄色でハイライト
表示されます。
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Copyright© 2015 SK hynix Inc. All rights reserved.
4.2.2 閾値を超えている属性
値が閾値を超えている属性を表示するには、[SMART] ウィンドウの [閾値を超えている属性] タブ
をクリックします。
ウィンドウが次のように表示されます。
4.3 設定
[設定] ウィンドウを開くには、[ドライブ情報] ウィンドウの [設定] タブをクリックします。
設定機能では、[ドライブ機能] 設定および [OS の設定] の設定リストが、次のようにそれぞれ別の
ウィンドウに表示されます。
いずれのウィンドウでも、
選択したドライブに対してすべての機能設定がサポートされているわけで
はありません。
サポートされている機能は有効または無効にできます。
有効な機能は、
読取専用の
場合も値を設定できる場合もあります。
設定可能な機能を有効または無効にするには、
必要な行でそれぞれ [ON] または [OFF] ボタンを
クリックします。
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値を設定するには:
1. 設定する機能の行でオフ ボタン
をクリックします。
2. ダイアログが表示されたら、次に示すように必要な値を入力してから [保存] をクリックします。
4.3.1 4.3.1ドライブ機能
[ドライブ機能] 設定ウィンドウを開くには、[ドライブ情報] ウィンドウで [設定] タブをクリックして
から [ドライブ機能] タブをクリックします。
[ドライブ機能] ウィンドウに、選択されたドライブに対してサポートされる機能およびサポートさ
れていない機能が次のように一覧表示されます。
設定を構成する方法については、
「設定」の項の値の設定方法の手順を参照してください。
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4.3.2 OS の設定
[OS の設定] ウィンドウを開くには、[ドライブ情報] ウィンドウで [設定] タブをクリックしてから
[OS の設定] タブをクリックします。
[OS の設定] ウィンドウに、OS に対してサポートされる機能およびサポートされない機能が次の
ように一覧表示されます。
設定を構成する方法については、
「設定」の項の値の設定方法の手順を参照してください。
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4.4 詳細
選択したドライブの詳細データを表示するには、[すべてのドライブ] ウィンドウの [詳細] タブをク
リックします。
[識別] ウィンドウに標準の識別データが表示されます。
データは、[デバイスの識別] コマンドを使
用して取得されます。
[識別] ウィンドウが次のように表示されます。
よく参照される値を次に示します。
すべての値の詳細な説明は、
SATA 仕様を参照してください。
• シリアル番号 (10-19 文字): 選択したドライブに関する製造情報を示します。
• ファームウェアのリビジョン (23-26 文字): 選択したドライブにインストールされているファームウェ
アのバージョン。
• モデル番号 (27-45 文字): 選択したドライブのモデル。
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5 ドライブの消去
ドライブの消去機能が正しく機能することが保証されているのは、SK hynix 製 SSD のみです。
複
数のドライブを同時に消去できます。
消去は、
メインウィンドウの [ドライブの消去] ボタンをクリックするか、[操作] メニューから開始で
きます。
ドライブ消去機能には次の消去オプションがあります。
• 完全消去
• サニタイズ
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5.1 完全消去
注: [完全消去] が利用できるのは、セキュリティ機能がサポートされている場合のみです。
詳しくは「ドライブの機能」
の項を参照してください。
ドライブを確実に消去するには:
1. 複数のドライブを同時に消去するには、
[すべてのドライブ] ウィンドウで必要なドライブ領域
(複数可) をクリックしてから、
[操作] メニューで [ドライブ消去] をクリックします。
2. [消去操作] ダイアログが表示されたら、
次のように [完全消去] または [拡張完全消去] チェックボ
ックスを選択します。
3. セキュリティ機能が有効な場合は、
[完全消去] または [拡張完全消去] フィールドに、
設定したパ
スワードを入力して機能を有効にします。
セキュリティ機能が無効な場合は、
[完全消去] または [拡張完全消去] フィールドに、
任意の記号の
組み合わせを入力します。
4. [消去] をクリックします。
[消去] ボタンに、
消去しようとしているドライブの数 が表示されます。
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5.2 サニタイズ
[サニタイズ] コマンドは次のオプションをサポートします。
• ブロック消去: SSD 内部機能を使用して各ブロックを消去します。
• 暗号化スクランブル:暗号化技術を使用して確実にドライブを消去します。
• 上書き: 既存のデータをビット パターンで上書きすることによりドライブを消去します。
サニタイズについて詳しくは、
SATA 仕様 を参照してください。
[サニタイズ] コマンドを実行するには:
1. [すべてのドライブ] ウィンドウで必要なドライブ領域 (複数可) をクリックしてから、[操作] メニ
ューで [ドライブ消去] をクリックします。
または
必要なドライブの [ドライブ情報] ウィンドウで、[ドライブ消去] をクリックします。
または [上書
2. [消去操作] ダイアログが表示されたら、[ブロック消去]、[暗号化スクランブル]、
き] のチェックボックスを選択します。
3. [消去] ボタンをクリックします。
[消去] ボタンに、消去しようとしているドライブの数が表示されます。
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6 診断
診断機能を使用して SMART テストを実行し、
テストに関する情報を表示できます。
この機能を使用すると、SMART 簡易セルフテストおよびSMART 拡張セルフテストの 2 種類のテ
ストを実行できます。
[SMART 簡易セルフテスト] では、
ディスクの電気的・機械的パフォーマンスのほかに、読取パフォ
ーマンスもチェックします。
また、読取エラーの生じている可能性のある待機中のセクターのリストもチェックされますが、時
間はかかりません。
[SMART 拡張セルフテスト] は全ディスク表面をスキャンし、簡単セルフテストよりも時間をかけ
て徹底したチェックを行います。
複数のドライブに対して同時に診断を実行するには:
1. [すべてのドライブ] ウィンドウで必要なドライブを選択してから、
[操作] メニューで [診断実行]
をクリックします。
2. [診断実行] ダイアログが表示されたら、
次に示すように必要なチェックボックスを選択します。
3. [診断実行] をクリックします。
テスト結果を表示するには、
[ドライブ リスト] 領域で各ドライブ名をクリックします。
[通知] にテスト結果の状態も表示されます。
[診断] ウィンドウが次のように表示されます。
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選択された単独のドライブに対して診断を実行し、診断ログを表示するには:
1. [診断] タブをクリックし、次に [診断] ウィンドウで [SMART 拡張セルフテスト] または [SMART
簡易セルフテスト] のいずれかをクリックします。
2. [診断開始] をクリックします。
次のように進捗が表示されます。
25
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テストが完了すると、[診断ログ] 領域にテストに関する情報が表示されます。
診断を中止するには、[診断停止] をクリックします。
ログに関する情報を表示するには、必要なテスト ログ エントリーをクリックして次のように展開
します。
テスト ログ エントリーを展開すると、
テスト ログに関する次の情報が表示されます。
• テストの種類: 選択されたテスト名 (簡易オフラインまたは拡張オフラインのいずれか) が表示され
ます。
• 状態: このテストが完了したか、
それとも中断/強制終了されたか、
および発生したエラーが表示さ
れます。
• 完了: 完了したテストのパーセンテージが表示されます。
• ライフタイム時間: テストにかかった時間が表示されます。
• [セルフテスト失敗チェックポイントのバイト内容] には、
失敗したセルフテストに関する追加情報
が含まれる場合があります。
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7 ファームウェア更新
ファームウェア更新機能が正しく機能することが保証されているのは、SK hynix 製の SSD のみで
す。
複数のドライブに対して同時にファームウェア更新を実行できます。
ファームウェアの更新を開始する前に、
「要件」をお読みください。
ファームウェアを更新するには:
1. [すべてのドライブ] ウィンドウで必要なドライブ領域 (複数可) をクリックしてから、[操作] メニ
ューで [ファームウェア更新] をクリックします。
または
必要なドライブの [ドライブ情報] ウィンドウで、[ファームウェア更新] をクリックします。
2. [ファームウェア更新] ダイアログが表示されたら、[ファイルの参照...] をクリックしてから更新
する必要のあるファイルを選択します。
3. [アップロード] ボタンをクリックします。
[アップロード] ボタンに、
ファームウェアをアップロードしようとしているドライブの数が表示され
ます。
27
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8 PSID の復元
PSID 復元機能が利用できるのは、SK hynix 製ドライブのみです。
PSID は Physical Security ID (物理的なセキュア ID) の略で、セキュリティ機能対応の SSD
の、32 文字の英数字の固有の識別子です。
ドライブがロック状態のとき、PSID 復元機能を使用してドライブを工場出荷時の状態に戻すこと
ができます。
注: ドライブ上のすべてのデータは失われ、
データリカバリは行われません。
PSID 復元では TCG 機能は無効にな
り、PSID 復元の完了後に電源を切ってリセットする必要があります。
PSID を復元するには:
1. [すべてのドライブ] ウィンドウで必要なドライブ領域 (複数可) をクリックしてから、[操作] メニュ
ーで [PSID 復元] をクリックします。
または
2. 必要なドライブの [ドライブ情報] ウィンドウで、[PSID 復元] をクリックします。
3. ダイアログが表示されたら、次のように有効なパスワードを入力します。
28
Copyright© 2015 SK hynix Inc. All rights reserved.
4. [復元] ボタンをクリックします。
[PSID 復元] ボタンに、PSID を復元しようとしているドライブの数が表示されます。
29
Copyright© 2015 SK hynix Inc. All rights reserved.
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