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KUMANO 第 1次 熊野市総合計画 後 期基本計画 概要版 みんなでつくる 5 年後の熊野市 5年後の元気な熊 野 市をつくるのは 、 今、熊野市に暮らすみなさんです! さあ、一緒に取り組んで いこう! 三重県 熊野市 STEP 1 総合計画について知ろう 未来の熊野市づくりを ここからスタート! STEP 3 P10 は一体どのようにしていくのだろう。 この概要版を読んで、 どんなことをする のか詳しく学ぼう まちづくりについて知り、どんなことができるか一緒に考え 具 体 的 に 取り組んで いく 総合計画ってどんな計画なんだろう。未来の熊野市づくり 内容について、各分野ごと てみましょう。 に ひとつ ず つ 詳しくみ て STEP 2 P6 いこう。 どんな市に変わる のか見てみよう STEP P2 1 総合計画を進めることで、 未 来 の 熊 野 市 が どんなま 総合計画について 知ろう ちになるのか見てみよう。 どんな風に変わるのかな? 「総合計画」と言われても、 一 体どんなものなのか 分 からない。まずは、計画の 概要について知ろう。 総合計画って何? 総合計画とは、まちづくりの指針を示した 計画。今回の計画は、前期基本計画の成果 2 どうして必要なの? や達成できたことを踏まえながら、新たな 総合計画は、市のまちづくりの基本となる 5年後を見据えてつくった計画で、総合計 最も大切な計画。この計画がないと、まち 画の中でも「後期基本計画」と言います。 づくりができず、まちが元気になりません。 STEP 4 P22 何ができるか家族 で考えてみよう 未来の熊野市 実際に自分ができることは 何なのか、家族や友人と話 し合って見つけてみよう。 どんなことが 決まっているの? 誰が取り組むものなの? 未来の熊野市をよりよいまちにしていく 産業や保健・医療・福祉、教育・文化、生 ためには、市民と行政の力が必要です。 活環境など、わたしたちの暮らしに必要 総 合 計 画は 、市 民と行 政 が 力を合わせ な分野の具体的な方針が決められてい て、一緒にまちづくりに取り組んでいく ます。 ことが大切なのです。 3 STEP 1 総合計画について知ろう 5年後の熊野市づくりの合言葉 まちづくりに参加する全員が同じイメージを持つことが大切です。 そこで、まちづくりを進めていくうえで大事な、共通の合言葉を決めました。 STEP 3 できることから、 実践して いきたいね。 地域の課題や問題は、そこに住む人が一番よく 基本 理念 知っています。市民が満足するまちづくりを行 うためには、市民と行政が協力してまちづくり を行う「協働」による取り組みを、より一層進め ていくことが不可欠となっています。そこで、ま ちづくりを進めていくうえで大切にし、共有す る基本的な考え方を定めます。 STEP 3 私たちが いきいきと活躍すれば、 まちも元気に なるんだね。 熊野市の将来像は、豊かな自然や歴史・文化な ど優れた地域資源を活かし、誰もが心豊かに生 活できる活力にあふれたゆとりと潤いのあるま 将来像 ちです。そして、市民が主体的にまちづくりに参 加しており、いきいきと活躍しているまちです。 このようなまちを、基本理念を踏まえて創り上 げていくために、本市がめざす姿を定めます。 STEP 3 これからの 熊野市のポイント はこれだね。 現在、ゆとりと潤いや心の豊かさが実感できる 基本 視点 質の高い生活、モノやサービスに対しても、五感 を通して心にまでひびくような質の高いものが 求められています。熊野に住むことに質の高さ が感じられるよう、また、熊野を訪れた人が他 にはない質の高さを感じる魅力的なまちづくり が必要です。 そこで、基本視点を設定します。 4 合言葉があると 分かりやすい よね。 合言 葉 市民が主役、 地域が主体の まちづくり ─自助・互助・公助─ 合言 ぱい運動など、住民が主体となったま ちづくり活動が実践されています。 ●まちづくりは、ごみ拾いや来訪者へ のあいさつなど、一人ひとりができ ることから行動することが大切です。 葉 豊かな自然と歴史の 中で人がかがやく、 活力と潤いの あるまち・熊野 合言 ●すでに各地域では、防災活動や花いっ ●「住みなれた地域で若者や高齢者も ともにいきいきと活躍できるまち」 ●支え合いなどにより解決できる力を もつ「人と人との結びつきにより、に ぎわいのある暮らしやすい地域社会」 を将来像実現のために、めざします。 葉 暮ら 暮らしや産業など あらゆる分野において、 心にひびく 「質」の向上 さらに基本視点に加え、 ●社会経済情勢等の変化の先取り ●あらゆる分野における人づくりと担 い手としての女性や高齢者の活躍 ●高速道路開通を見据えたまちづくり の3点に留意して取り組みます。 5 STEP 2 どんな市に変わる 5年後、熊野市はどのように変わっているのでしょうか。 まずは、今の熊野市の様子を見てみましょう。 平成25年 今の熊野市は… 課 題 1 生活環境 市民全員でごみの減量 や資 源 化に 取り組んで 課 題 いかないと… 2 保健・医療・福祉 自分のかかりつけ医を持ち ながら、健康づくりに取り組 まないと… 課 題 課 題 4 まちづくりの 進め方 生活環境 市民と行政とが協力しな がらまちづくりに取り組 んでいかないと… 市 民 全 員 が「 生 き 抜くた め の 防 災 対 策 」に 対して 取り組んでいかないと… 課 題 熊野市には、 いろんな課題が あるんだね。 6 3 5 教育・文化 まち の 史 跡 や祭りなど の価値を再認識して、ま ちに 誇りや 愛 着 を もっ てもらわないと… 平成25年の人口は 19,662人 のか見てみよう 課 題 平成2年から20年で約6,000人 少なくなっています。 6 課 題 教育・文化 7 産業 今 後 も 、質 を 高 め た 教 育 熊野古道など豊かな資源を 活かした観光客誘致に、もっ と取り組まないと… が実施できる環境を整え ていかないと… 課 題 8 生活環境 熊野尾鷲道路などの交通網 の整備に、引き続き取り組ん でいかないと… 課 題 10 産業 多くの人が働くことの で きる 環 境 を 整えて いかないと… 課 題 9 保健・医療・福祉 地 域 の 支え合 いなどによ り、子 どもを 産 み 育てやす い環境をつくらないと… 7 STEP 2 どんな市に変わるのか見てみよう さて、5年後はどのようなまちに変わっているのでしょうか。 平成29年 5年後の熊野市は… 解 決 1 生活環境 市 民 全 員でご み の 減 量 や 資源化に取り組んで、きれ いなまちになっている! 解 決 2 保健・医療・福祉 か かりつ け 医 を 持 つこと で 、もしもの 時 の 不 安 が な い!積 極 的に 健 康 づくりに 取り組 み 、 「健康長寿日本 一」になっている! 解 決 解 決 4 生活環境 まちづくりの 進め方 市民全員が防災に対して意 識を高め、生き抜くための 防災力を身につけている! 市民と行政とが協力しなが らまちづくりに取り組み、元 気な熊野市になっている! 一つひとつの課題が 解決することで、 まち全体の 元気につながって いるんだね。 8 3 解 決 5 教育・文化 まち の 史 跡 や 祭りな ど を 保 護・継 承 することで 、み んなが誇りに思い、広く内 外へ情報発信をしている! 平成29年の目標人口 解 決 7 交流人口も含めて 20,000人 産業 豊かな観光資源を活 かした取り組みによっ て、多くの 人 が 熊 野 市 に訪れている! 解 決 交流人口とは、熊野市に観光やスポーツ 合宿などで市外から訪れる人のこと。 6 教育・文化 質を高めた教育で、熊野市 の子どもたちは「確かな学 力」を身につけている! 解 決 8 生活環境 熊野尾鷲道路の全線開通をは じめ交通網の整備が着実に進 み、利便性が向上している! 解 決 9 保健・医療・福祉 地域全体での子育て支援に よって、子どもを産み育てや すいまちになっている! 解 決 10 産業 まち の 地 域 資 源 を 活 用し た産業によって、若者や女 性、高齢者など多くの人が 熊野市で働いている! 9 STEP 3 どんなことをするのか 詳しく学ぼう 産業の振興 支え合い助け合う、 健やかにいきいきと 暮らせるまち 保健・医療・福祉の充実 人・歴史・文化を育み、 心の豊かさに 包まれたまち 教育・文化の振興 人・まち・自然が 共生する、 安全・快適なまち 生活環境の整備 まちづくりの進め方 豊 か な 自 然 と 歴 史の 中で 人 が か が やく 、 活 力 と 潤いの あ る ま ち・熊 野 ∼人 と 人 と の 結 びつき に よ り 、に ぎ わい の あ る 暮 ら し や すい 地 域 社 会 ∼ ∼住み なれた 地 域で若 者 や高 齢 者もともにいきいきと 活 躍でき るまち∼ 暮 らし や 産 業 な ど あ ら ゆ る 分 野 に おいて 、心 にひ び く﹁ 質 ﹂の 向 上 地域資源を活かした、 独創性のある産業が 発展するまち 市 民 が 主 役 、地 域 が 主 体の ま ち づ くり ー自 助・互 助・公 助ー 10 基本目標 基本視点 将来像 基本理念 実際にどんな取り組みをしていくのでしょうか。 総合計画の全体図を見てみましょう。 施策の体系 基本施策 施 策 農林水産業の振興 ●農 業 ●林 業 ●水産業 商工(鉱)業の振興 ●商 業 ●工(鉱)業 ●就業機会・人材育成 集客交流の推進 ●観光業 ●スポーツによる集客交流 健康長寿の推進 ●健康づくり ●医療体制 支え合い助け合う福祉の充実 ●高齢者福祉 ●障がい者福祉 ●地域福祉 ●子育て支援 ●社会保障等 人権尊重社会の形成 ●人権の尊重 ●男女共同参画社会 生涯学習社会の形成 ●学校教育(幼稚園教育) (義務教育) (高等学校等の教育) ●青少年健全育成 ●生涯学習 ●生涯スポーツ 市民文化の創造 ●文化芸術 ●国際交流 ●地域間交流 環境保全の推進 ●廃棄物処理 ●環境保全 美しく魅力ある景観の整備 ●土地利用 ●市街地の整備 ●花のまちづくり ●公園・緑地の整備 安全で快適な 居住環境の充実 ●防 災 ●消 防 ●防 犯 ●交通安全 ●消費生活 ●住宅・住環境 ●水 道 ●道 路 ●交通体系の整備 市民と行政の協働による まちづくり ●市民参加の推進 ●地域コミュニティの育成強化 ●市民活動の促進 市民本位の行政 ●行政サービスの向上と 行財政改革の推進 ●地域情報化 産業の活性化は まちにとって とても大切だね。 健康には 気をつけなく ちゃ! たくさん 勉強したいね! まちを 守るために必要な ことばかりだよ! 積極的に まちづくりに 参加しよう! 11 STEP 3 基本目標 どんなことをするのか詳しく学ぼう 1 [産業の振興] 地域資源を活かした、 独創性のある産業が 発展するまち 基本施策 農林水産業の振興 商工(鉱)業の振興 集客交流の推進 (1)農林水産業の振興 農 業 林 業 水産業 こんな未来をめざします そのためには… かんきつ農業や熊野地鶏、各種野菜 が 熊 野ブランドとして輸 出され、農 業にかかわる人も増えて、まちの大 事な産業になっている。 担 い 手 の 育 成をはじめ、安 全・安 心 で高品質な熊野ブランドの安定的な 生産、 インターネットなどを駆使した 販売力の強化を図ります。 こんな未来をめざします そのためには… 適正な管理によって育まれた多様な 森林が広がり、四季折々の恵みと潤 いによって、多くの人の心を豊かに している。 森 林 の 循 環 利 用や森 林 のもつ二 酸 化 炭 素 の 吸 収など公 益 的 機 能 が 発 揮できるとともに、ふれあいや癒し の効果を体感できる森づくりを進め ます。 こんな未来をめざします そのためには… つくり育 てる 漁 業 の 推 進 やブ ル ー ツーリズムなど都市住民との交流を 通じて、市民だけでなく、UIJターン 者が就職先として魅力を感じる産業 になっている。 魚 礁 等 の 造 成や稚 魚 の 放 流など水 産資源の確保を図るとともに、新た な収入源として漁業体験等のブルー ツーリズムの試行に取り組みます。 いきいきと 働ける場所があるって、 いいね! 12 (2)商工(鉱)業の振興 商 業 工(鉱)業 就業機会・ 人材育成 こんな未来をめざします そのためには… 特産品の情報網が整備され、輸出を 視野に入れた販売力の強化のほか、 市 内 商 店 街 の 活 性 化による商 業 全 体の底上げが図られている。 熊野ブランド特産品を発信する情報 システムの充実やマーケティングの 知識・技術の取得支援、ユニバーサル デザインに配慮した高齢者にやさし い商店街づくりに取り組みます。 こんな未来をめざします そのためには… 産 学 官 の 連 携 等による 魅 力 ある 新 製品の開発や、時代の流れに対応し た 新 たな 起 業 の 創 出による 地 場 産 業の活性化、企業の進出が実現して いる。 産学官協働によるより高品質な製品 開発や地域資源を活用した新製品の PR、新たな起業の支援や企業進出 を促す社会基盤整備、人材確保に努 めます。 こんな未来をめざします そのためには… 人材情報の発信や地元教育機関・企 業が連携した就業体験・見習い研修 制 度 が 充 実し、地 元 企 業・事 業 所 が 求める人材の確保が図られている。 関係機関と連携した雇用情報の発信 やUIJターン者の受け入れ態勢の整 備、高齢者や障がい者の雇用機会の 拡大、起業と人材育成の支援に取り 組みます。 熊野市には 観光名所がいっぱい! たくさんの人を もてなしたいわ。 (3)集客交流の推進 観光業 スポーツ による 集客交流 こんな未来をめざします そのためには… 国 内 外 問わず幅 広 い 年 齢 層 の 観 光 客が年間を通じて訪れる魅力ある観 光 地 と なって い る 。観 光 客 増 加 に よって高い経済波及効果、雇用創出 効果も生まれている。 様々な媒体を利用した情報発信や心 のこもったおもてなしが提供できる 態 勢 の 向 上 、体 験 型 観 光 の 推 進 、ツ アーや集客交流イベントの開催に取 り組みます。 こんな未来をめざします そのためには… 温暖な気候と自然を活かしたスポー ツ交流の盛んなまちとして、多くのス ポーツ団体が集い、地域経済に大き な効果をもたらしている。 多くの宿泊を伴うようなスポーツ大 会の積極的な誘致や合宿誘致、多数 のスポーツ団体を受け入れることが できる施設の整備に取り組みます。 13 STEP 3 基本目標 どんなことをするのか詳しく学ぼう 2 [保健・医療・福祉の充実] 支え合い助け合う、 健やかにいきいきと 暮らせるまち 基本施策 健康長寿の推進 支え合い助け合う福祉の充実 (1)健康長寿の推進 こんな未来をめざします 健康づくり 医療体制 市民一人ひとりが、自分にあった望 ましい生活習慣を実践し、継続した 健康づくりに取り組むことにより、健 康でいきいきと暮らしている人が増 えている。 「ワッ・ハ・ハ運動」による楽しい健康 づくりの推進や各種検診の受診の促 進、生活改善指導の実施、日常生活 の中で気軽に始められる運動の推進 に取り組みます。 こんな未来をめざします そのためには… 必要なときに質の高い医療サービス が受けられ、災害や緊急時において も迅 速に 対 応で きる 救 急 出 動 体 制 が整っており、誰もが安心して暮らし ている。 地域医療体制の充実やかかりつけ医 の啓発、通院不便地の交通手段の確 保、救急車の到着時間の短縮、大規 模災害に備えた救急ボランティアの 組織化に取り組みます。 だれもが ずっと健康で 暮らせるまちに しましょう! 14 そのためには… 夫婦、家族、 地域の人 みんなで子育てを しましょう。 (2)支え合い助け合う福祉の充実 高齢者 福祉 障がい者 福祉 地域福祉 子育て支援 社会保障等 こんな未来をめざします そのためには… 高齢者がいつまでも元気に健康で、 生きがいをもち、安心して生活してい る。知識と経験を活かし、若者と一緒 に仕事や地域活動に参加している。 高 齢 者 の 健 康 教 育・相 談 に 取り組 み、介護予防意識の普及を行うとと もに、社会を支える側として活躍で きるよう、就労やボランティア活動の 機会の確保に努めます。 こんな未来をめざします そのためには… 障がい者が、住み慣れた地域や家庭 で自立した生活を送り、就労等を通 じて社会参加が進み、いきいきと安 心して暮らしている。 相談支援を効果的に実施するために ネットワーク組織との連携や地域住 民との交流の機会の創出、働く場の 確保や職業実習等の開催に取り組み ます。 こんな未来をめざします そのためには… 福 祉 ボ ランティア 活 動 が 活 発 に な り、高齢者や障がい者が、様々なサー ビスを利用して住み慣れた地域で安 心して快適に暮らしている。 ボランティア活動に気軽に参加できる こんな未来をめざします そのためには… 安心して子どもを産み育てることが できる環境が整い、子どもたちが豊 かな自 然 ・ 歴 史 ・ 文 化 の 中で 心 身と もに健やかに育っている。 安心して妊娠・出産ができるように 支援するほか、子どもの健やかな発 育の促進と育児の支援、保育サービ スの充実、親子の交流の場の提供に 努めます。 こんな未来をめざします そのためには… 子ども、障が い者 、一 人親家庭が安 心して医療を受けることができる環 境が整っている。国民年金制度や生 活保護制度により、生涯にわたって 住み慣れた家庭や地域で安心して暮 らしている。 生活保護世帯の自立支援をはじめ、 質の高い支援の実施、医療費の適正 化 、在 宅サービスの 充 実 、介 護 予 防 に関する知識の普及・啓発、地域ケア 体制の構築を図ります。 機会と機運の醸成をはじめ、民生委員 児童委員の活動支援、ユニバーサルデ ザインのまちづくりに取り組みます。 15 STEP 3 基本目標 どんなことをするのか詳しく学ぼう 3 [教育・文化の振興] 人・歴史・文化を育み、 心の豊かさに 包まれたまち 基本施策 人権尊重社会の形成 生涯学習社会の形成 市民文化の創造 (1)人権尊重社会の形成 人権の尊重 男女共同 参画社会 こんな未来をめざします そのためには… 市民一人ひとりがお互いの人権を尊 重し、すべての人々の人権が守られ る、明るく住みよい社会が実現して いる。 基本方針に基づき、人権問題に総合 的に取り組むとともに、市民一人ひ とりの人権意識を高めるための人権 教育・啓発を進めます。 こんな未来をめざします そのためには… 市民が性別にかかわりなくお互いの 能力や個性を認め合い、あらゆる分 野でいきいきと活動している。 一人ひとりを認め合う男女共同参画 意識の普及に努めるとともに、男女 がともに活躍できる環境づくりの推 進、方針決定過程の場への女性の登 用を促進します。 (2)生涯学習社会の形成 学校教育 (幼稚園教育) 学校教育 (義務教育) 学校教育 (高等学校等の 教育) 16 こんな未来をめざします そのためには… 子どもたちが心豊かにたくましくい きいきと活動している。子どもたちの 健やかな成 長 のために、幼 稚 園・家 庭・地域が連携して取り組んでいる。 特 色 ある 幼 稚 園 教 育 を 推 進するほ か、生きる力を育み、思いやりの心を 持つ園児の育成、教員の資質向上、 地域の教育力を生かした教育を推進 します。 こんな未来をめざします そのためには… 子どもたちが確かな学力を備え、心 豊かにたくましくいきいきと活動し ている。子どもたちの健やかな成長 のために、学校・家庭・地域が連携し て取り組んでいる。 一人ひとりに応じた指導の徹底をは じめ、児童・生徒が自ら考え、主体的 に行動する力の育成、地域の特性と 人材を生かした教育を推進します。 こんな未来をめざします そのためには… 中 学 校 、高 等 学 校 が 連 携・協 力して 教育活動の充実を図る中、地元の学 生・生徒が地域の将来を担う人材と して学んでいる。 一人ひとりに応じたきめ細かな教育や 専門性の高い教育の充実、中学校と 高等学校等との連携強化、高等学校 等の特色化に向けて取り組みます。 青少年 健全育成 生涯学習 生涯 スポーツ こんな未来をめざします そのためには… 青少年が夢や目標を抱いて自らを高 め、豊かな地域社会をつくる営みに 積極的に取り組んでいる。地域が主 体となって地域ぐるみで青少年を見 守り育てている。 関係機関等の連携を充実し、市民意 識の向上とネットワークづくりに努 めるとともに 、読 書 活 動 の 推 進 、ス ポーツ等を通じた青少年の健全育成 を図ります。 こんな未来をめざします そのためには… 市民一人ひとりが生涯にわたって学 習や文化芸術等に親しみ、自己実現 を果たしながら生きがいを感じ心豊 かに生活している。 ニーズに応じた講座の実施や大学等 と連携した公開講座の実施、市民の 自主学習グループ活動の支援、市民 会館や文化交流センター等の活用を 図ります。 こんな未来をめざします そのためには… 市民一人ひとりが少なくともひとつ のスポーツを楽しみ、週に1回以上ス ポーツを通した健康づくりやふれあ い交流に取り組んでいる。 スポーツイベントの充実をはじめ、ス ポーツ少年団の育成強化、誰もが使 いやすいスポーツ施設の整備・充実 を図ります。 (3)市民文化の創造 文化芸術 国際交流 地域間交流 こんな未来をめざします そのためには… 市民の誰もが身近に文化芸術に親し み、地域の歴史的遺産や伝統文化等 の保護・継承を図るとともに、自主的 に 様々な 芸 術 活 動 や文 化 的 行 事 を 活発に行っている。 コンサート等の開催による文化芸術 に親しむことができる環境づくりを 進めるとともに、市民文化祭の充実、 市民参加による文化財の保護・継承 を進めます。 こんな未来をめざします そのためには… 市民が異文化を理解し、他国との交 流を深めて得た様々な分野における 知識や技術を、市の発展につなげて いる。 姉妹都市との交流を推進するほか、 文化やスポーツによる交流の支援、 外国語を学習できる環境づくりの推 進、外国人へのサービスの向上に努 めます。 こんな未来をめざします そのためには… 友好都市との交流を通して、市民一 人ひとりが本市の地域性を再認識す るとともに、友好都市とのネットワー クを生かした活動が活発に行われて いる。 事業やイベント等を通した友好都市 との交流や、新たな地域との交流の 検討、市民交流活動を支援します。 いくつになっても 「学ぶ」 ことは 大切なのよ! 17 STEP 3 基本目標 どんなことをするのか詳しく学ぼう 4 [生活環境の整備] 人・まち・自然が 共生する、 安全・快適なまち 基本施策 環境保全の推進 美しく魅力ある景観の整備 安全で快適な居住環境の充実 (1)環境保全の推進 廃棄物処理 環境保全 こんな未来をめざします そのためには… 市民一人ひとりが日常生活の中で、 豊かな環境を大切にするまちづくり をめざし “5R運動”に取り組み、ごみ の排出量が減少している。 過剰包装抑制やレジ袋削減に向けた 取り組みを進めるほか、生ごみの減 量 化 、資 源ごみの 細 分 化 、ごみの 分 別の徹底に取り組みます。 こんな未来をめざします そのためには… 市民一人ひとりが環境を意識して行 動しており、持続可能な省資源・循環 型社会が実現している。海、山、川で 子どもたちが健やかに安心して遊ん でいる。 子 どもたちや市 民 団 体 の 環 境 保 全 活動の支援、環境美化活動の推進、 市民のマナー向上の啓発、新エネル ギーの導入推進に取り組みます。 (2)美しく魅力ある景観の整備 土地利用 こんな未来をめざします そのためには… 本 市 の 自 然 を 守り、都 市 活 動 の 機 能 自然と共生した土地利用のほか、秩 序ある効率的・合理的な土地利用の 推進、土地利用計画事業の検討、地 籍調査を実施します。 性 、生 活 の 安 全 性 、利 便 性 、快 適 性 が 増進され、自然との共生を原則とした まちづくりが実現している。 こんな未来をめざします 市街地の 整備 計画的な市街地の整備が進み、市民にとって 「住みやすく、住み続けたい、住んでいることを 誇りに思えるまち」であるとともに、訪れる人 にとって、 「 魅力的なまち」となっている。 そのためには… 防災対策への配慮やユニバーサルデザイン 化などによる安心・快適に暮らせるまちづく りの推進、熊野古道をイメージしたまち並み づくりに取り組みます。 18 花の まちづくり 公園・緑地 の整備 こんな未来をめざします そのためには… 市内のいたるところで四季折々の花 を見ることができ、人々が笑顔でふ れあっている。 花に 関する 情 報 の 受 発 信 体 制 を 整 備するほか、花の名所づくりの推進、 オープンガーデン熊野の充実・発展 に取り組みます。 こんな未来をめざします そのためには… すべての人々が集える空間として、 ユニバーサルデザインに配慮した公 園・緑 地 の 整 備 が 進んで いる。山 崎 運動公園を中心としたスポーツエリ アが形成されている。 山 崎 運 動 公 園 のスポーツ施 設 のグ レードアップ化をはじめ、ユニバーサ ルデザイン化の推進、避難場所とし て活用できる公園・緑地の整備に取 り組みます。 防災は、 地域の人みんなで 取り組むものだよ! (3)安全で快適な居住環境の充実 防災 消防 防犯 こんな未来をめざします そのためには… 市民一人ひとりが災害に備える心構 えをもって行動する自助努力の防災 意 識と地 域 住 民 同 士 が 力を 合 わせ て支え助け合う互助の体制が確立さ れている。防災対策が推進され災害 に粘り強いまちが実現している。 防 災 訓 練 の 支 援や防 災 隣 組 の 組 織 づくりに努めるほか、避難体制や物 資 確 保 体 制 の 確 立 、避 難 所 運 営 マ ニュアルの策定、災害対応のスキル・ ノウハウを継承します。 こんな未来をめざします そのためには… 市 民 の 防 火・防 災 意 識 が 高 揚し、効 率的に整備された消防力によって、 その生命と財産が守られている。ま た、大地震等大規模災害に対して確 実 か つ 迅 速 な 救 助 活 動 が 行 わ れて いる。 消防施設等の充実強化や国民保護・ 大 規 模 災 害に対 応できる体 制 の 整 備、消防団の有効な活動と機能の保 持、防火安全対策の推進による火災 予防に取り組みます。 こんな未来をめざします そのためには… 市 民 一 人 ひとりが 高 い 防 犯 意 識 を 持って連携する、犯罪や暴力事件が 少ない「安全で安心して暮らせるま ち」が実現している。 防犯・暴力追放の啓発活動の充実に よる 市 民 の 意 識 向 上 に 取り組 む ほ か、防犯・暴力追放の環境の整備、地 域ぐるみの活動を推進し、犯罪防止 に努めます。 19 STEP 3 基本目標 4 どんなことをするのか詳しく学ぼう [生活環境の整備] (3)安全で快適な居住環境の充実 こんな未来をめざします 交通安全 消費生活 住宅・住環境 水道 道路 交通体系の 整備 20 市民一人ひとりが交通ルールを守る と と も に 、思 い やり の あ る 交 通 マ ナーを実践する、交通事故が少ない 「安全で安心して暮らせるまち」が実 現している。 そのためには… 市民一人ひとりの意識を高めるため の交通安全教育を推進するほか、交 通安全施設などの整備・充実、交通 事 故 相 談や被 害 者 救 済 制 度 の 周 知 に取り組みます。 こんな未来をめざします そのためには… 様々な消費者問題について、市民に 必要な知識や情報を伝達する仕組み が構築され、消費者トラブルを未然 に防ぐとともに、被害者救済のため の相談体制が充実されている。 市民への必要な知識や情報伝達の方 ブル防止のための啓発活動や相談体 こんな未来をめざします そのためには… 生活様式や家族形態等に応じた、安 全で快適に生活できる住まいと住環 境が確保され、市民の定住意識が高 まっている。 優良な宅地の供給を支援するほか、 U I Jターン者 へ の 空 き 家 情 報 の 提 供、生活基盤の整備と生活公害の防 止による快適な住環境の確保に取り 組みます。 こんな未来をめざします そのためには… 貴重な水資源を大切にし、安全・安心 で良質な水道水が安定して供給され ている。 水 質 の 管 理と市 民への 啓 発 活 動 の 展開、災害に強い水道施設の整備、 水道施設の有収率の向上、地元管理 が 困 難な小 規 模 水 道 の支援を進め ます。 こんな未来をめざします そのためには… 幹線道路・市道の整備が進み、観光 や産業面の交流・連携や若者定住・ 企 業 誘 致 が 促 進されている。安 全・ 快適で、人にやさしく、災害に強い道 づくりが進んでいる。 高 規 格 幹 線 自 動 車 道 の 建 設を促 進 するほか、国道・県道・市道の整備の 促進、危険箇所の防災対策の推進、 安全性と景観に配慮した道路づくり を進めます。 こんな未来をめざします そのためには… 市内全域で、地域それぞれの状況に 応じ、費用と利用のバランスが取れ た、誰もが利用しやすい交通手段が 確保されている。 バスの乗車促進を図るほか、市民の ニーズや地域事情を考慮した交通体 系の構築、車両の整備・改修を進め ます。 策の研究、高齢者に対する消費者トラ 制の充実に取り組みます。 まちづくりの 進め方 ていねいで わかりやすい サービスの提供を 受けられると、 助かるね。 基本施策 市民と行政の協働によるまちづくり 市民本位の行政 (1) 市民と行政の協働によるまちづくり 市民参加の 推進 地域 コミュニティ の育成強化 市民活動の 促進 こんな未来をめざします そのためには… 広報等を通してわかりやすく的確な 情報が提供されるとともに、市民の 誰もが行政に自由に意見を伝えるこ とができ、それが市の施策に幅広く 生かされている。 行政情報をあらゆる機会を通じて積 極的に提供し、情報の共有を図るほ か、わかりやすい市議会活動の情報提 供、広聴機能の強化に取り組みます。 こんな未来をめざします そのためには… 地域コミュニティと行政が地域社会 の課題に対する問題意識とまちづく りの基本理念を共有し協働すること によって、地域の魅力にあふれたま ちづくりが行われている。 市全体で「あいさつ運動」に取り組む ほか、市全体のまちづくりに関する 共通意識の形成、地域活動の拠点施 設の充実を図り、協働のまちづくり を進めます。 こんな未来をめざします そのためには… 行政、市民活動団体及び市民が、あ らゆる分野における地域の課題を共 有し、それぞれの専門性を生かしな がら相互に連携、協力することで、課 題を解決している。 市民の市民活動への参加のきっかけ づくりや活動の自立支援、協働体制 の確立、協働による取り組みの推進 を図ります。 (2)市民本位の行政 行政サービス の向上と 行財政改革 の推進 地域情報化 こんな未来をめざします そのためには… 市民に必要な役立つサービスが、市 民の納得のうえに提供され、また、全 職 員 が 迅 速に 市 民 のニーズに 対 応 し、質の高い行政サービスを提供し ている。 市 民 満 足 度 調 査に 基 づく改 善によ り、感謝される市民サービスの実現 に取り組むほか、現場力の強い職員 の育成、職員満足度を高める取り組 みを行います。 こんな未来をめざします そのためには… 市民の誰もが、いつでも、どこでも情 報通信技術の恩恵を享受でき、情報 通信技術を活用した行政サービスを 安心して利用している。 情報教育環境の整備や、あらゆる分 野で 情 報 通 信 技 術 を 活 用した 行 政 サービスの 提 供 、情 報システムのセ キュリティ対策に取り組みます。 21 STEP 4 何ができるか家族で 考えてみよう まちづくりチェックシート 家族みんなで 確かめてみよう! 未来の熊野市をつくるためには、みなさんの力が必要です。 そこで、みなさんに具体的に取り組んでいただきたいことを一覧にしてまとめました。 一人でできないことは家族や友人、地域の人と一緒に挑戦してみましょう。 一緒に熊野市をつくっていくために、ひとつずつ取り組みましょう! 基本目標1 [産業の振興] 地域資源を活かした、独創性のある産業が発展するまち □安全・安心な地元農産物を購入しましょう。 □地域ぐるみで里山などの森林づくり作業に取り組み、森林を守り育てる活動に参加しましょう。 □さんま寿司など水産物を使った郷土食を作り、食べましょう。 □就業に必要な知識や技術を身につけましょう。 □「おもてなしはあいさつから」を実行し、熊野市を訪れる観光客をもてなしましょう。 □スポーツを目的に熊野市に来られた人にあいさつし、温かい雰囲気づくりに協力しましょう。 基本目標2 [保健・医療・福祉の充実] 支え合い助け合う、健やかにいきいきと暮らせるまち □定期的に健康診査を受け、自分の健康状態を知り、よりよい生活習慣を身につけましょう。 □身近な診療所をかかりつけ医として持ちましょう。 □救急救命講習の受講などにより、応急手当の方法を取得しましょう。 □日常生活の中で、自分でできることは できるだけ自分でするように心がけましょう。 □障がいに関する正しい知識と認識を深めましょう。 □ボランティア活動に積極的に参加しましょう。 一人で できないことは、 協力して 取り組もう! □夫婦で家事・育児を行いましょう。 □家族がともに過ごす時間を増やすなど、仕事と家庭の調和を図りましょう。 □子育てにおける情報交換や仲間づくりの場に積極的に参加しましょう。 □社会保障制度を正しく理解しましょう。 22 基本目標3 [教育・文化の振興] 人・歴史・文化を育み、心の豊かさに包まれたまち □市民一人ひとりがお互いの人権を尊重しましょう。 □性別にかかわらず、一人ひとりの能力や個性を尊重しましょう。 □園児・児童・生徒への「あいさつ・声かけ」を心がけましょう。 □学校教育への適切な助言と協力・連携を行いましょう。 □家庭での子どもとの関係を大切にし、ふれあいを深めながら子どもを見守り育てましょう。 □余暇を利用してスポーツをしましょう。 □熊野市の歴史的な遺産、文化の価値を理解しましょう。 □外国人訪問者の観光案内やホームステイ等に協力しましょう。 私には、 どんなことが できるかな? □友好都市など他地域との交流活動に参加しましょう。 基本目標4 [生活環境の整備] 人・まち・自然が共生する、安全・快適なまち □ごみカレンダーをよく見て正しいごみの出し方を心がけましょう。 □一人ひとりが行動し、まちを清潔で美しく保ちましょう。 □家電製品や自動車などは、できるだけエネルギー消費効率のよいものを購入しましょう。 □花いっぱい運動に積極的に参加しましょう。 □公園を利用する時は、マナーを守って利用しましょう。 □災害が発生したら、消防団など防災関係機関と協力して救出・救護活動や消火活動を行いましょう。 □消火器や住宅用火災報知器を設置し住宅防火に努めましょう。 □一人ひとりが防犯意識を高め、自分たちでもできる身近な防犯対策を実践しましょう。 □交通ルールを守り、思いやりのある交通マナーを実践しましょう。 □消費者教育セミナーなどに参加し、消費者としての知識を身につけましょう。 □隣近所の人とお互いに居住環境マナーを守りましょう。 □水道に対する理解を深め、水を大切にしましょう。 □道路の清掃や除草など環境美化に努めましょう。 できることは、 もっともっと たくさんあるよ。 探してみよう! □公共交通手段を積極的に利用しましょう。 まちづくりの進め方 □まちづくり活動に参加しましょう。 □市民活動に参加し、まちづくりにおいて主体的な役割を果たしましょう。 □市税等について、適正に申告し、納付しましょう。 □基礎的な情報活用能力を身につけましょう。 23 ごあいさつ わたしたちのまち「熊野市」は、平成20年5月に新市建設計画を基本としつつ「第1次 熊野市総合計画」を策定し、各種施策の推進と健全な財政運営の推進を図り、 「 市民が主 役、地域が主体のまちづくり」を基本理念として市民と行政とが一体となってまちづくり を進めてまいりました。 しかし、少子高齢化のさらなる進展や経済情勢の急激な変化、従来からの制度や枠組み の転換など、本市を取り巻く環境は私たちの予想を上回る速度で変貌しており、時代の要 請に的確に対応できるしなやかな体力と未来を展望する広い視野がこれまで以上に求め られているところです。 また、平成25年度には、昭和43年に国道42号が開通して以来45年来の地域の悲願 であった高速道路がいよいよ熊野大泊ICまで開通します。 高速道路の開通は本市にとって、発展に向けて大きな可能性をもたらすこととともに、 “熊野市再生”の「必要条件」が整うことになり、 このチャンスを活かすためにリスクを恐れ ず大胆に挑戦する思いで取り組む必要があります。 そして、懸念される地震、津波や豪雨等への防災対策なども市政の重要課題として力を 入れて取り組むことが求められています。 これらの課題に対して、新たな5年間を見据えた「後期基本計画」では、今後、本市が取 り組むべき政策の方向性や基本的な施策等を明らかにするとともに、まちづくりの基本 視点“暮らしや産業などあらゆる分野において、心にひびく 「質」の向上”をさらに推進し、 全市民の参加の下、 「 豊かな自然と歴史の中で人がかがやく、活力と潤いのあるまち・熊 野」を創り上げてまいりたいと思います。 これまで以上に市民の皆さんの積極的、主体的なまちづくりへの参加をどうぞよろしく お願い申し上げます。 おわりに、この計画策定にあたり、貴重なご意見をいただいた市民の皆さん、各種団体 の皆さんに心から感謝を申し上げます。 平成25年6月 熊野市長 河上 敢二 第1次熊野市総合計画 後期基本計画 概要版 発行年月/平成25年6月 発 行/熊野市 〒519-4392 三重県熊野市井戸町796 TEL/0597-89-4111 FAX/0597-89-5501 U R L/http://www.city.kumano.mie.jp/ E-mail/[email protected] 制 作/株式会社 日本出版