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ひろしま労福協機関紙№508

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ひろしま労福協機関紙№508
2010年12月
NO.508
「地域の活性化」
「地域の活性化 と「健康長寿」
「健康長寿 について学ぶ
県労福協「2010セミナー」
2010セミナー
13 人参加
県労福協「201
県労福
セミナー」136人参加
今年の県労福協「セミナー」は、農林水産省から
木村大臣官房政策企画官と、県労福協役員研修会で
ご講演いただいた、松村循環器・外科医院の松村理
事長にご講演いただいた。
木村講師からは、「地域現場から描くソーシャル
デザイン」と題して講演され、疲弊している地域の
活性化のキーワードとして、『子供・文化・ボラン
ティアはなし』である。つまり地域・町内会が行政
にたよることなく、地域のために汗を流している人
を大切にし、地域
の全員で『子供を
育て』『文化を発
信し』『新しい産
業・仕組を起こし
所得を増加させ
る』ことについて、
木村講師
松村講師
町興しの事
例を紹介し
ながら話さ
れた。
また、松
村理事長か
宮地会長
ら「健康長
寿術」∼人生を決めるのはキン力だ∼と題し、「喫
煙のリスク、日々の食生活の重要性、キン力を保持
するための運動」について、権威あるデータをもと
に話された。
参加者から、「今後の地域活動の推進に参考にし
たい」禁煙・食事・運動等について、「今日から生
活習慣を改め健康長寿のために頑張ります」貴重な
講演をありがとうございましたと感謝の言葉を沢山
いただくなど、実りあるセミナーとなった。
広島県労福協海外研修
「台湾:福徳六和汽車(台湾フォード)」視察
第2回目となる
県労福協「海外研
修」は、2010年11
月2日貂∼4日貅
中正紀念堂前で記念撮影
にかけて、台湾の
台北市に宮地団長他総勢20名を派遣した。
今回の海外研修は、日本の商工会議所にあたる、
「台湾労工発展協会」を訪問することとしていた。
「台湾労工発展協会」からは16名が参加するとの報
告を受けていたが、出発直前に39名参加に変更され
たことから、「台湾労工発展協会」の意図が計りか
ね、参加者に迷惑が掛かることも懸念されたので、
急遽訪問を中止した。
現地工場の視察については高松副会長の力添え
で、
「福徳六和汽車」
(台湾フォード)を訪問した。
工場見学は、「エンジン組立工程」と「完成車組
立工程」を視察した。「エンジン組立工程」では、
各種テスト、クレーム対応改善策や検査工程等の説
明を受けた。また「完成車組立工程」では、マツダ
車及びフォード車の組立現場を視察した。
同工場の現在の生産台数は160台/日であり、その
生産比率マツダ車50台・フォード車110台で、総部品
数は9,000個等の説明を受けた。また、フル生産能力
年間11万台との
ことであった。
工場見学後の
意見交換会では、
陸産瑞執行長
(台湾フォード代
完成車組立工場で記念撮影
表でマツダ車責
任者)から、台湾フォードは1972年に創業し、今年
で38年目を迎え、これまでに200万台生産した。
また、懇談会では、マツダ社とは31年の取引があ
り、これまでマツダ社には多大なご尽力をいただい
ている。さらにはマツダ労組との交流について感謝
の意が表された。
1
宮地会長から県労福協の海外研修の目的や県労福
協の概要について報告するとともに、今回の訪問を
受け入れていただいたことに対するお礼の言葉を述
べた。
意見交換では、県労福協から、漓部品の供給メー
カーについて、滷正規・非正規雇用の状況、澆メン
タルヘルス対策、潺台湾における労働組合の組織率
等、また、台湾フォードからは、漓年金制度(死亡
しても年金が支給される原因)、滷日本企業におけ
る円高の影響等について質問が出された。
更に、台湾フォード主催で夕食懇親会が催された。
最初は、それぞれのテーブルとも熱心な情報交換が
行われていたが、カラオケが始まると同時に、盛り
上がり「乾杯・乾杯」繰返しで、踊りと歌の交換で
大いに盛上り、友好を深めることができた。
その他、「鳥来」「忠烈祠」「故宮博物院」「中正紀
念堂」などを視察し、台湾の歴史と文化に触れるな
ど、有意義な海外研修となった。
௵Ĺ‫ؠ‬Ǹ½Ǧȁ½Ȑǵȑ½௴‫「؞‬尾道地区:優勝・準優勝」を独占
県労福協主催「ビーチボールバレー大会」は今年
で4回目を数へ、11月30日に三原市のリージョンプ
ラザのメイン体育館で開催した。
今年の大会には、各地区から26チーム・213名が参
加し、熱戦を展開した。本大会からフリーの部の
ネットの高さを正規の180cmに変更し、実施したが、
高さを物とともせず、随所にファインプレーが見ら
れ、ハイレベルの戦いが展開された。
一方、シニア&
レディースの部で
は、珍プレーや迷
プレーが続出し、
各応援団の笑いを
誘うなど、ホットな戦
いが行われた。
今年は、新幹線の遅
れから開会式に参加出
来ないチームが発生す
るというハプニングも 大歳さん(広島中央)による選手宣誓
あったが、大会運営委員の機転で何とか切り抜け、
日頃の運動不 フリーの部
足解消と各地 優 勝 尾道地区(因島) 酒呑童子
区の絆を深め 準優勝 尾道地区(尾道) エヌディーくん
ブリッツ
るなど、有意 第3位 三原地区
新日本ファイターズ
第4位 呉地区
義な大会と
シニア&レディースの部
なった。
優 勝 尾道地区(因島) タッチ&ミナミ
なお、戦績 準優勝 尾道地区(尾道) エヌディーくん
は次の通りで 第3位 福山地区
すこやかーズ
プリティー・ウーマン
呉地区
第4位
ある。
選手全員が日頃の運動不足解消と、
心地よい汗をかき、
心地よい汗をかき 各地区の絆を深める
井上・清水さん
井上・清水さ
清水さん「勤労者福祉功労知事表彰
「勤労者福祉功労知事表彰」を受ける
井上・清水さ
県労福協は、勤労者福祉功労知事表彰者の推薦を、
毎年各地区労福協に要請しているが、今年度は複数
の地区から3名の推薦があり、連合広島と協議し、
備北地区労福協から推薦があった清水さんを県労福
協が初めて推薦し、連合広島は井上さんを推薦した。
お二人は、来年の「連合広島・県労福協 旗開
き・賀詞交歓会」で皆様に披露され、お祝いの記念
品を贈呈する。
平成22年度の
「勤労者福祉功労
知事表彰式」が、
11月26日県庁北
向かって右から清水さん、湯闢知事、井上さん
館第1応接室で
行われ、今年は、井上静雄さん(中国工業労組:
JAM山陽広島県連絡会)と清水道治さん(備北交通
支部:私鉄中国地方労組)の2名が受賞された。
中 国 労 金
広島県営業本部
通 信 広島西支店リニューアル工事完了
広島西地区労福協より県労福協を通じて中国労
金本部に要請のあった、広島西支店リニューアル
工事が2010年10月に完了しました。
店舗入口階段が急勾配な為、お年寄りや体のご
不自由なお客様に不便をおかけしていましたが、
いす式階段昇降機が設置されご来店が容易になり
ました。また、OAフロアー化についても同時に完
了し、日々の業務がスムーズになりました。
その他、備北地区労福協および賀茂豊田地区労
2
福協からの新築移転計画の要望に対しては、西条
支店は2011年6月末竣工・7月中旬移転オープン
予定。三次支店
は2011年7月上
旬竣工・7月下
旬移転オープン
の予定で工事が
進められていま
す。
2010年度第2回環境保
201
2010年度第2回環境保全・家族ふれあい体験活動
年度第2回環境保全・家族ふれあい体験活動
本年度第2回目
(通算3回目)とな
る、県労福協「ろう
きんの森:環境保
全・家族ふれ愛体験
活動」を、中国労働金庫と共催で11月7日、大竹・
廿日市地区と福山地区労福協から総勢73名参加が参
加し、北広島町の「ろうきん森の学校」で実施した。
開会にあたり、宮地県労福協会長は「今朝がたの
雨で開催を心配したが、皆さんの熱意が通じ、心配
した雨も止み、午後からは晴れるとの予報である。
本日は、枝打ち・散策道づくりなどの作業を行って
いただくが、怪我のないよう注意して作業して欲し
い。また、体験活動を通じて親子のきずなを深めて
いただければ幸いである」と挨拶した。
続いて、中国労働
金庫を代表して向井
広島県営業本部長
が 、「 労 金 連 合 会 が
社会貢献活動の一環
として、全国3か所
に『ろうきん森の学 葉っぱペイント上手にできました。
校』を開設した。今日参加していただいた皆さんには
是非とも里山の再生に協力して欲しい」と挨拶された。
その後、大人は枝打ちと散策道作りの2班に分か
れ、みどり情報局スタッフから作業説明を受け、交
互に作業を行った。参加者の皆さんは心地よい汗を
かいておられた。また、子供達はアースウォーク・
葉っぱペイント・箸づくりに取り組んだ。
昼食は、広島労働会館が準備したバーベキューを
6班に分かれて和気藹々で舌鼓を打った。
「ろうきん森の学校」出発時には、地元の方が産
地新鮮野菜を、大
根100円、大きな白
菜が200円など、超
安値で販売され大
変好評であった。
朝方の雨で怪我
も心配されたが、
全員けがもなく、有意義な一日となった。
また、今回の「環境保全・家族ふれ愛体験活動」
の場に置いて、JAM広島青年女性協議会が結成10周
年を記念して、「ろうきん森の学校」に記念植樹と
金一封が贈られた。
中 央
労福協
「加盟団体代表者会議」開催される
中央労福協は、中間年に開催する「第4回加盟団体代表者
会議」を、11月19日貊、東京「全日通霞が関ビル」で開催した。
会議は、第1部「代表者会議」
、第2部「鼎談」の二部構成
で行われた。
代表者会議は、冒頭 笹森中央労福協会長より、「『生活破
壊』
『雇用破壊』等、格差・貧困社会から目を背けず、新しい
社会秩序作りと日本における超高齢化社会に対し、新しい
ルール作りを進め、2020ビジョンを通して、答を出す運動を
目指す」と挨拶した。
代表者会議では、
「2010年度報告」および「2010∼2011年度
活動方針の中間報告と補強」「2010年度会計決算報告」「2011
年度予算(案)
」が提起され、満場一致で確認・決定した。
第2部の「鼎談」では、高木郁郎山口福祉文化大学教授、
山本幸司連合副事務局長、高橋均中央労福協事務局長の三者
で「協同組合は『新しい公共』の担い手になりうるか」を
テーマに、
「市場万能主義・格差社会」に対抗する思想と方策、
労働組合、協同組合の「共助」の課題は何か等について討論
された。
特に、山本連合副
事務局長からは現
在、連合で検討され
ている「働くことを
軸とする安心社会」
に向けての骨子につ
いて報告された。
3
広島労働会館と勤労者
福祉財団の合併を承認
11月30日午前10時30
分より広島労働会館の
臨時総会が開催された。
冒頭、戸守理事長が
「会員の皆様に日頃のご
愛顧に対する感謝をの
戸守理事長
べた後、新公益法人改
革への対応について、広島労働会館、勤労
者福祉財団、福山労働会館の三団体が個別
に取り組んできたが、福祉事業三団体がこ
の問題に対応する為、『福祉事業三団体公
益法人移行検討委員会』を設置し検討して
きた。当面は公益法人制度改革への対応を
スムーズに進める為、勤労者福祉財団と広
島労働会館が先行合併を目指す方向とな
り、本日の臨時総会では合併に向けての議
案を提案させていただくので、議論してい
ただきたい。
」と挨拶した。
提案した議案は、吸収合併契約書承認の
件、合併に伴う定款変更の件、合併に伴う
新規事業設定の件、合併後の役員補充選任
の件等、全ての議案が満場一致で承認された。
これを受け、2011年4月1日の合併を目
指し、広島県に対して合併の認可申請を行う。
2010年度 全労済事務担当者研修会を開催
2010年11月5日貊に福山労働会館みやび、11月10
日貉にホテルセンチュリー21広島にて2010年度全労
済事務担当者研修会が開催された。
福山会場45名(37団体)
、広島会場125名(95団体)
の参加があり、漓マイカー共済 滷事務処理 澆対
物賠償無制限、人身
傷害補償付帯の取組
みについて研修会を
行った。
マイカー共済につ
いては、事故事例を
もとに、補償内容の
広島会場
説明を、事務処理
については、マイ
カー共済の事務処
理での注意点を中
心に説明を行っ
高松本部長
た。また、対物賠
償無制限、人身傷害補償付帯の取り組みについては、
現在マイカー共済にご加入の方で、対物賠償が無制
限でない方への切り替え、人身傷害補償を付帯され
ていない方への付帯推進について説明を行った。
今後のマイカー共済を推進いただく上で、補償の
必要性を訴求する研修会となった。
地区労福協だより
大竹・廿日市地区労福協「ふれあいバスツアーin香川」を開催
11月20日貍、大竹・廿日市地区労福協主催の「ふれあいバスツアーin
香川」を開催した。本イベントは、毎年実施していた「ふれあいグラン
ドゴルフ大会」に代えて今年より新たに企画したイベントである。
会員のご家族を含めた約70名が2台のバスに分乗し、“うどん打ち”
の体験をさせていただける「中野うどん学校」を訪問した。
移動中のバス内では、中国労金、全労済からのレクリエーションクイ
ズを行い、楽しく盛り上げながら福祉事
業団体の重要さを参加者で再確認した。
うどん学校へ到着後、講師のリズミカ
ルな指導のもと参加者全員が楽しく“う
どん打ち”を体験し、各自が“マイうど
ん”を造って自宅へ持ち帰った。
うどん打ち体験後は、本場讃岐うどん
を堪能し、金刀比羅宮周辺の自由散策を楽しみ、両手一杯にお土産を
買って帰った。
参加者からは、
「すっごい面白かった!」
「また参加させてね!」など、
大変満足いただき、会員間の絆を深めることができた。
備北地区労福協だより
8月22日豸三次十日市親水公園で、
備北地区労福協恒例のイベント「さか
なのつかみ取り」を開催した。当日は
35度を越える猛暑の中、約300名が参加
し、「鮎のつかみ取り」に挑戦した。
取った鮎600匹は、炭火焼きにして参加者全員が舌鼓をうった。また、
労福協役員による、かき氷・ジュースの販売に併せて、お楽しみ大抽選
会が行われ、大いに盛り上がり、楽しいひと時となった。
最後に参加者全員で環境保全の取組として公園一帯のゴミ拾いを行った。
なお、参加者の方から「また来年も開催してほしい」との要望が多く出
され、資金不足の備北地区労福協としては頭の痛いところですが、継続
開催に向けて努力したい。
4
「プラチナ世代
キャラバン
IN ひろしま」
開催される
県労福協が賛助会員と
なっている広島県プラチナ
世代協議会主催で、「プラ
チナ世代キャラバンINひろ
しま∼夜明け前∼」と題し、
10月31日豸県立産業会館で
開催した。
今回キャラバンは広島県
として初めて取り組むもの
であり、県労福協セミナー
で講演いただいた、松村先
生によるプラチナ世代のた
めの健康講座や「龍馬の如
く」の著者である茶谷氏に
よるプラチナ世代のための
「船中八策」座談会が行わ
れた。
キャラバン会場では、グ
ルメコーナーも設置され、
広島労働会館から「おでん」
「むすび」等を販売した。
また、1日体験講座とし
て、「ヨガ教室」「川柳作句
教室」等、多彩な催しが行
われ、多くの参加者で賑
わった。
当日は、県労福協をはじ
め労金・全労済のスタッフ
も参加、それぞれの事業内
容の宣伝活動をおこなっ
た。
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