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第6号(平成26年10月1日発行)(PDF形式 730KB)

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第6号(平成26年10月1日発行)(PDF形式 730KB)
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平成26年10月1日発行
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第Ⅵ号
発行:高崎市こども発達
支援センター
027−321−1351
職員紹介
◆◇心理士◇◆
よろしくおねがいします
ご家庭での様子や遊びな
どを通して、全体的な発達
を確認し、支援します。
◆◇言語聴覚士◇◆
(ST)
ことばが遅い、発音がはっ
きりしない、会話がちぐは
ぐになるなど、ことば・コ
ミュニケーションに関する
支援を一緒に考えます。
保育士
教諭
心理士
看護士
心理士
心理士
教諭
幼稚園教諭
幼稚園教諭
◇◆作業療法士◇◆
(OT)
転びやすい、手先が不器用、
着替えが上手くできない、
体を動かすのが苦手など、
日常生活や運動に関する支
援を一緒に考えます。
心理士
OT
ST
保健師
心理士
心理士
係長 事務
所長 保健師
心理士
◆◇保健師・
看護師◇◆
育児について、こどもの発
達や健康に関することな
ど、何でも相談に応じます。
ST
心理士
心理士
OT
職員紹介
◆◇教諭◇◆
月4回専門の医師による相談を行っています
生活や学習面で困り感やつまずきを抱えて
いるこどもたちが、楽しく充実した学校生活
が送れるよう支援します。
◆◇保育士・幼稚園教諭◇◆
児童精神科
有賀道生先生
精神科神経科
成田秀行先生
心療小児科
鈴木基司先生
小児科
清水清美先生
友達とうまくかかわれない、集団がちょっと
苦手など、遊びを通して、こどもの成長を育
むお手伝いをします。
∼過去3年間(平成23年∼25年度)の当センター相談実績は以下のとおりです。
年々周知が進み、相談
件数が増加しています。
個別
年度
電話相談
来所相談
個別来所相談内訳
心理士等
検査
言語聴覚士
作業療法士
医師
23 年度
1,258 人
1,073 人
775 人
79 人
102 人
48 人
69 人
24 度度
2,140 人
2,390 人
1,405 人
115 人
476 人
300 人
94 人
25 年度
2,658 人
2,839 人
1,552 人
268 人
478 人
431 人
110 人
■高崎市こども発達支援センターは、市内小・中学校への学校訪問や保護者相談、発達検査の実施、支援会議等を
通して教育機関との連携強化の充実に努めています。また、保育所(園)
・幼稚園から小学校への就学相談や、小
学校から中学校への移行支援も行なっています。
保護者や学校からの依頼により学校を訪問します。児童生徒の様子を観察し、
支援の方法について教職員と話し合います。学習面や生活面で困り感やつまず
きを抱える児童生徒が自分らしく伸び伸びと過ごせるように支援します。必要
に応じて保護者相談や支援会議等も実施しています。
平成 24 年度から市内 58 校の小学校一年生の訪問事業がスタートしました。
小学校入学後、一人ひとりの児童が、楽しく充実した学校生活を送ることができ
るよう早期に児童の状態を観察し、継続した支援につなげていくために市内全小
学校の一年生訪問事業を実施しています。通常の学級及び特別支援学級の休み時
間や授業中の様子を観察し、生活や学習面で困り感やつまずきを抱える児童への
支援について学級担任と一緒に話し合いの場を持っています。
支援を必要とする児童生徒が安心して園・学校生活を送ることができるよう
に関係者が情報を共有し、より良い支援ができるようにするための会議です。
①園内・校内においてかかわりのある職員で小さなチームを作り、必要に応じ
て支援を検討する会議、②園や学校の教職員の他、保護者や関係機関等も参加
し検討する会議、③進学や転校の際にどのような支援があれば児童生徒が安心
して学校生活を送ることができるかを伝え、支援を検討する会議…などが開か
れています。
発達の遅れや特性のある子どもが伸び伸びと楽しく生活できるように関
係者が共通の理解をもち、ライフステージを通じて子どもの発達や支援内
容が円滑に引き継がれ、一貫した支援が受けられるようにするためのファ
イル(手帳)です。こども発達支援センターで配布しています。
今回は、特別支援教育に長く携わっている高崎市立
養護学校長の進藤丈直先生と学校教育課・飯島指導主
事にお話を伺いました。
れ ん け い
コ ー ナ ー
子どもたちが毎日自分らしくいきいきと過ご
せるよう、地域で取り組む支援機関をシリー
● 高 崎 市 立 養 護 学 校 っ て
ズで紹介します。
ど ん な と こ ろ ?
高崎市の東に位置し、玉
村町と隣接する滝川地区に
あります。知的障害のある
お子さんのための特別支援
学校で、小・中学部があ
り、現在63名が在籍してい
高崎市立養護学校長:進藤丈直先生
● セ ン タ ー 的 な 役 割
ます。
養護学校では、一人ひとりの教育的ニーズを把握し、そ
養護学校は、これまで蓄積してきた専門的な
の持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善、克服する
知識や技能を生かし、高崎市における特別支援
ために、指導や支援を工夫して、日々の授業を行っていま
教育のセンターとしての機能を担っています。
す。具体的には、国語、算数 ・ 数学、音楽、体育などの教
小・中学校等の要請に応じて、発達障害を含
科別の指導とともに、領域 ・ 教科を合わせた指導として、
む障害のある児童生徒のための教育について専
衣服の着脱、排泄、食事などの基本的生活習慣の内容を扱
門的な助言や援助をし、適切な指導が行えるよ
う「日常生活の指導 」
、 身体活動を活発にするとともに意
うに努めています。また、こども発達支援セン
欲的な活動をはぐくむ「遊びの指導 」
、 生活上の目標を達
ターが実施している小学校一年生訪問にも同行
成したり課題を解決したりするための一連の活動を行う
し学級担任への支援などをしています。幼児や
「生活単元学習 」
、 作業活動を学習の中心にしながら働く
小学校児童の保護者の方からの就学や転学等に
意欲や楽しみを高める「作業学習」などを行っています。
ついての相談も行っています。
∼ こ ど も 発 達 支 援 セ ン タ ー と 教 育 委 員 会 と の 連 携 ∼
特別支援教育担当という立場で、保育園・幼稚園コーディネーター研修会で
話をする機会をいただいておりますが、人に話すことで何よりも自分自身の勉
強になっています。
教育委員会や学校では、小学校一年生訪問や保護者相談などを通してこども
発達支援センターと連携を図っています。一年生訪問では、幼稚園や保育園の
学校教育課:飯島指導主事
時の様子を知っているスタッフの具体的な指導方法の助言が役立っています。
保護者相談では、悩みを抱えた保護者に寄り添ってもらっています。また、医
師、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士等の専門スタッフが揃っているので専門的な見地から意見やアドバイ
スをいただき大変助かっています。今後も情報の共有等の連携をさらに密にしていくことが一人ひとりの子ども
のよりよい支援や就学に結びつき、高崎市の特別支援教育や福祉の充実にもつながると思っています。
情報発信【こどもの発達①】
∼ことばに関すること∼
ことばは、生まれた直後から話すための準備
が始まり、1歳を過ぎると「パパ」
「
「ママ」
「ワ
ンワン」「ブーブー」などの単語が出始め、2
平成 26 年 ぐんま小児保健賞受賞
◆「ぐんま小児保健賞」は、小児保健の分
野において優れた功績を収めた個人ま
たは団体を対象として贈られる賞です。
歳を過ぎると二語文・・・というように発達し
ていきます。
ことばの発達は個人差があり、「ことばの問
題」は年齢によっても異なりますが、主なもの
は下記のとおりです。
●話しことば・・・ことばが増えない、ことば
がつながらないなど。
●やり取り・・・聞こえない素振りをする、質
問への答えがトンチンカンなど。
●理解力・・・言われていることがどの位わか
っているかわからないなど。
●聞こえ・・・中耳炎や耳垢塞栓(耳垢がたま
りすぎて耳栓のようになっている状態)な
皆様のご支援のもと受賞
できましたことを感謝いた
します。受賞を大きな励みと
し、今後も努力して参ります
のでよろしくお願いします。
ど。
●発音・・・ことばがはっきりしない、ある特
定の発音ができないなど。
●流暢さ・・・ことばがつまる、ことばがつか
えるなど。
ことばについて心配される保護者の方は多
子育て中のお母さん、
お父さんを応援します
おしらせ
くいますが、“これがすぐ効く”という特効薬
のようなものはなさそうです。
ことばの発達を促すためには、食事や運動、
遊び、親子のふれあいなど毎日の生活の中で発
達の基礎を作りながら、「ことばの問題」がど
∼∼∼すまいる子育て講座∼∼∼
●テーマ:「成長に合わせた親子のコミュニケーシ
ョン」
日 時:平成 26 年 11 月 5 日(水)10 時∼12 時
申込開始日:10 月 15 日∼
こからくるのかを考えて、対応してあげること
が大切です。
<言語聴覚士 磯野>
●テーマ:「外国人のためのすまいる子育て」
日 時:平成 26 年 12 月 17 日(水)10 時∼12 時
申込開始日:12 月 1 日∼
対 象:発達に不安のある 2 歳∼12 歳の保護者
(保護者のみの参加です)
会 場:高崎市役所 17 階 171 会議室
高崎市こども発達支援センター
※ 参加希望の方は、申し込み開始日からこども発達
支援センターへ電話でお申し込みください。
〒370−8501
高崎市高松町35−1(高崎市役所17階)
TEL
(027)321−1351(直)
FAX
(027)326−9180
E-Mail: [email protected]
∼∼∼ペアレントトレーニング∼∼∼
こども発達支援センターの個別相談を受けた保護
者の方を対象に、グループでこどもとのかかわり方
を学ぶ講座を開催しています。
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