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都市の浸水対策

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都市の浸水対策
下水道分野
浸水対策
CTI Engineering Co., Ltd.
都市の浸水対策
近年、都市における局地的豪雨が増加傾向にあり、都市型水害が深刻な問題になっ
ています。これまでも 下水道整備や河川改修 など対策は進めてきましたが、計画排
水能力を超えるケースもあり、また地下空間の災害リスクも重要な課題となってい
ま す 。 局 所 的 な 対 策 や 既 存 ス ト ッ ク を 活 用 し た 浸 水対 策 、 流 出 抑 制 対 策 な ど を 組 み
合わせ、その効果を具体的に評価します。
総合的な都市型浸水対策
近年において現在の想定を超える浸水被害が多発したことを受けて、「新しい時代における下水道政策
の 在 り 方 ( 社 会 資 本 整 備 審 議 会 答 申 平 成 27 年 7月 ) 」 の 中 で 都 市 浸 水 に 対 し て は 、 こ れ ま で の 考 え 方 に
加えて①ストックの活用、民間連携による浸水対策、②水防管理者との連携促進、③水位情報の把握周 知
( 水 位 観測 主 義) の 在り 方 が 提示 さ れま し た。 こ れ を受 け て平 成 27 年 に 「 水防 法 の改 正 」「 下 水 道法 の
改正」「下水道浸水被害軽減総合事業の拡充」等がされています。
当社では、事業実施に当たり必要となる手引きやマニュアル等の作成に関する業務に携わっており、こ
れらについての知見と関連する業務の実績を多く有しております。局所的な都市浸水対策から河川連携 ・
民間連携等を踏まえた総合的な都市浸水対策を立案します。
近年における新たな都市浸水対策に関する動向
浸水シミュレーションによる既存施設の評価・有効利用(ストック活用)
当社は下水道管渠におけるシミュレーションを以前から行っており、分布型モデル
“MOUSE”の日本語化に携わるとともに、その技術的サポートも行ってきました。
分布型モデルでは開水路(分流、合流)および管路(二条管を含む)の複雑なネットワーク、越流堰、
ゲート、ポンプ、貯留施設、浸透施設、
下水道の圧力蓋人孔等をモデル化し、水
理現象や水質を時々刻々シミュレートで
きます。これらの特徴により河川と下水
道を一体で解析でき、貯留施設、浸透施
設の効果の他、合理式で設計された管路
の管内貯留効果や管路のネットワーク化
による効果も総合的に把握できます。
浸 水 現 象 に 対 し て は 、河 川・下 水 道・
道路・地下鉄や地下空間でのその状況
を同時にモデル計算し、その結果を住
民にわかりやすく説明できます。また、
リアルタイムコントロール(RTC)機
能も具備していることから、ポンプ運
転ルールの検討や光ファイバーを活用
したオンラインシステム構築によるポ
ンプ運転操作の支援も可能です。
分 布 モ デル 解 析 結 果 例 平 面 図 、縦 断 図 な ど で 解 析 結 果 を わ か り や すく 説 明
浸水想定区域図及びハザードマップの作成・公表・周知による減災対策
平 成 27 年 に 水 防 法 が 改 正 さ れ 、 内 水 に よ り 相 当 な 被 害 を 生 ず る お そ れ が あ る も の と し て 指 定 さ れ た 下
水道については、想定最大規模降雨に対する内水浸水想定区域を指定することが必要となりました。
ま た 、 ハ ザ ー ド マ ッ プは 、 内 水 浸 水 想 定 区 域な ど の 浸 水 情 報 及 び 避難 方 法 等 に 係 る 情 報 を住 民 に わ かり
や す く 示 す こ と に より、 住 民 の 自 助 を 促 進し、 浸 水 被 害 の 最 小 化を図 る も の で あ り 、 今後の 減 災 対 策 に は
不可欠なものとなっています。
当社では、内水浸水想定区域、内水ハザードマッ
プ作成に関するマニュアル・手引きの作成業務に携
わっており、浸水ハザードマップや防災ハザードマ
ップの作成など多くの実績もあります。シミュレー
ションと連携した様々な「人(受け手)にわかりや
すい内水ハザードマップ」を作成します。
二次元解析による 3D 動画作成例
動画にすることで解析結果を時系列に沿って直感的に理解できる。
業務
実績
年度
2015
2015
2015
2014
2014
2014
内水ハザードマップ作成例
イラスト等を多用し、浸水被害について市民にわかりやすく周知
業務名
神奈川処理区浸水対策等基本計画検討業務委託(その2)
内水ハザードマップ・リスクマップ作成促進に向けた検討業務
雨水施設計画策定業務委託(草野排水区外)
三之橋処理分区再構築流出解析調査設計
郡山市下水道浸水被害軽減総合計画作成業務委託
内水ハザードマップ作成業務委託(その4)
発注機関
横浜市環境創造局
国土交通省水管理・国土保全局
千葉市建設局下水道建設部
東京都下水道局
福島県郡山市
横浜市環境創造局
お 問 い 合 わ せ 先 及 び 技 術 担 当
http://www.ctie.co.jp/
■ お問 い合わせ 先: 東 京本社 営業部
〒103-8430 東京都中央区日本橋浜町3-21-1(日本橋浜町Fタワー)
TEL: 03( 5695) 0240
F AX: 03( 5695) 1881
■ 技術 担当: 東京本社 下水 道部
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