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バクスターヘルスケアNZ
■当ファンドの仕組みは次のとおりです。 NNグローバルバランスオープン 追加型投信/内外/資産複合 (安 定 投 資 型) NNグローバルバランスオープン 追加型投信/内外/資産複合 (分 散 投 資 型) 信 託 期 間 と 信託期間は2000年2月7日から2015年11月26日(当 クローズド期間 初、無期限)までです。クローズド期間はありません。 NNグローバルバランスオープン 信託財産の着実な成長と安定 (安 定 投 資 型) した収益の確保を目指して、 運用を行います。 NNグローバルバランスオープン 長期的に、信託財産の着実な 運 用 方 針 (分 散 投 資 型) 成長と収益の獲得を目指し て、運用を行います。 商品分類 子投資信託 上記2ファンドに共通 日本の株式・債券、海外の株式・債券および短期金 融商品に分散投資し、運用を行います。 NN海外株式マザーファンド 受益証券、NN日本株式マ N N グ ロ ー バ ル バ ラ ン ス ザーファンド受益証券、NN オ ー プ ン (安 定 投 資 型) 海外債券マザーファンド受益 N N グ ロ ー バ ル バ ラ ン ス 証券、NN日本債券マザー オ ー プ ン (分 散 投 資 型) ファンド受益証券およびNN 短期債券マザーファンド受益 証券 NN海外株式マザーファンド 日本を除く世界各国の株式 主要運用対象 NN日本株式マザーファンド 日本の株式 日本を除くOECD各国の国 NN海外債券マザーファンド 債、政府関係機関等の発行す る債券および社債などの債券 日本の国債、地方債、政府関 NN日本債券マザーファンド 係機関等の発行する債券およ び社債などの債券 NN短期債券マザーファンド 残存期間の短い円貨建ての債券 NNグローバルバランス オ ー プ ン (安 定 投 資 型) 親投資信託への投資割合には N N グ ロ ー バ ル バ ラ ン ス 制限を設けません。 オ ー プ ン (分 散 投 資 型) NN海外株式マザーファンド 株式、新株引受権証券および 新株引受権証券への投資には NN日本株式マザーファンド 制限を設けません。 組入制限 NN海外債券マザーファンド 株式、新株引受権証券および 新株予約権証券への投資は、 信託財産の純資産総額の30% NN日本債券マザーファンド 以下とします。 株式、新株引受権証券および NN短期債券マザーファンド 新株引受権証券への投資は行 いません。 分配対象額の中から、利子・配当収入については分 配率を高位に維持し、売買益は基準価額水準、市況 分 配 方 針 動向等を考慮して分配を行う方針です。ただし、分 配対象収益が少額の場合は分配を行わないこともあ ります。 愛称 NNファンド・フリート NNグローバルバランスオープン(安定投資型) NNグローバルバランスオープン(分散投資型) 償還運用報告書(全体版) 第 17 期(償還) 親投資信託 償還日 2015年11月26日 受益者のみなさまへ 子投資信託 親投資信託 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上 げます。さて、ご投資頂いております「NN ファンド・フリート」に属する2つのファン ド、NNグローバルバランスオープン(安定投 資型)およびNNグローバルバランスオープン (分散投資型)は、2015年11月26日をもちまし て繰上償還いたしました。 ここに謹んで設定以来の運用実績につきご報 告申し上げます。 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート ホームページ http://www.nnip.co.jp/ 電話番号 (9:00~17:00 土、日、祝日、年末年始を除く) CS5_15163297_01_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_表紙のみ.indd 1 2016/01/06 17:21:25 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) ■設定以来の運用実績 NNグローバルバランスオープン(安定投資型) 基 決 算 期 (設 定 日) 2000年2月7日 1期(2000年7月6日) 2期(2001年7月6日) 3期(2002年7月8日) 4期(2003年7月7日) 5期(2004年7月6日) 6期(2005年7月6日) 7期(2006年7月6日) 8期(2007年7月6日) 9期(2008年7月7日) 10期(2009年7月6日) 11期(2010年7月6日) 12期(2011年7月6日) 13期(2012年7月6日) 14期(2013年7月8日) 15期(2014年7月7日) 16期(2015年7月6日) (償 還 時) 17期(2015年11月26日) 準 価 額 ベ ン チ マ ー ク 株 税込み 期 中 期 中 組 分配金 騰落率 騰落率 比 円 円 % % 10,000 - - 9,993 - 9,735 0 △ 2.7 9,877 △ 1.2 9,249 0 △ 5.0 9,568 △ 3.1 8,887 0 △ 3.9 9,346 △ 2.3 8,783 0 △ 1.2 9,451 1.1 8,894 0 1.3 9,741 3.1 9,174 0 3.1 10,184 4.5 9,663 0 5.3 10,621 4.3 10,081 0 4.3 11,221 5.6 9,372 0 △ 7.0 10,663 △ 5.0 8,646 0 △ 7.7 10,169 △ 4.6 8,769 0 1.4 10,367 1.9 8,972 0 2.3 10,732 3.5 9,051 0 0.9 10,826 0.9 10,102 0 11.6 12,120 12.0 10,576 0 4.7 12,908 6.5 11,243 0 6.3 13,875 7.5 (償還価額) 11,278.47 0.3 14,006 0.9 式 株 式 公 社 債 純 資 産 入 先 物 組 入 総 額 率 比 率 比 率 % % % 百万円 - - - 63 33.6 △0.1 63.4 172 23.4 1.8 70.9 175 22.4 - 71.2 182 27.4 - 68.8 149 27.6 1.1 67.5 176 27.5 - 66.8 264 28.2 - 68.7 91 28.7 0.1 69.7 84 23.4 0.1 74.8 61 22.5 - 73.4 43 23.6 0.4 72.1 43 24.7 0.5 72.4 28 25.7 - 70.1 13 25.1 0.1 71.7 9 25.0 - 71.6 9 26.7 - 68.1 6 - - - 5 NNグローバルバランスオープン(分散投資型) 基 決 算 期 (設 定 日) 2000年2月7日 1期(2000年7月6日) 2期(2001年7月6日) 3期(2002年7月8日) 4期(2003年7月7日) 5期(2004年7月6日) 6期(2005年7月6日) 7期(2006年7月6日) 8期(2007年7月6日) 9期(2008年7月7日) 10期(2009年7月6日) 11期(2010年7月6日) 12期(2011年7月6日) 13期(2012年7月6日) 14期(2013年7月8日) 15期(2014年7月7日) 16期(2015年7月6日) (償 還 時) 17期(2015年11月26日) 準 価 額 ベ ン チ マ ー ク 株 税込み 期 中 期 中 組 分配金 騰落率 騰落率 比 円 円 % % 10,000 - - 10,010 - 9,578 0 △ 4.2 9,605 △ 4.0 8,419 0 △12.1 8,640 △10.1 7,761 0 △ 7.8 8,139 △ 5.8 7,463 0 △ 3.8 8,042 △ 1.2 7,759 0 4.0 8,619 7.2 8,058 0 3.9 9,090 5.5 9,231 0 14.6 10,202 12.2 9,936 0 7.6 11,232 10.1 8,495 0 △14.5 9,911 △11.8 6,952 0 △18.2 8,626 △13.0 6,964 0 0.2 8,665 0.4 7,275 0 4.5 9,171 5.8 7,167 0 △ 1.5 8,977 △ 2.1 8,949 0 24.9 11,204 24.8 9,566 0 6.9 12,276 9.6 10,699 0 11.8 13,963 13.7 (償還価額) 10,702.14 0.03 14,049 0.62 式 株 式 公 社 債 純 資 産 入 先 物 組 入 総 額 率 比 率 比 率 % % % 百万円 - - - 43 55.3 △0.1 42.6 191 46.7 3.1 45.3 202 46.7 - 48.9 212 53.4 - 44.4 177 50.9 2.2 43.7 199 52.1 - 43.7 214 52.8 - 44.6 152 53.4 0.3 45.1 134 47.9 0.3 50.4 93 46.5 - 49.7 68 48.2 0.6 48.1 65 49.1 0.7 48.2 61 50.5 - 46.5 57 50.4 0.1 47.5 64 49.7 - 48.1 56 51.9 - 44.8 53 - - - 18 (注1)設定日の基準価額は当初設定時の価額を記載しております。 (注2)株式組入比率には、新株予約権証券を含みます。 (注3)当ファンドは、親投資信託を組み入れますので、「株式組入比率」「株式先物比率」「公社債組入比率」は実質比率を記載しており ます。 (注4)株式先物比率は買建比率-売建比率。 (注5)ベンチマークは各資産の比率に応じて複数の指標を合成したものを使用しております。詳細につきましては、「当期中の市況の推 移」をご覧ください。 - - 1 CS5_15163297_02_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_運用実績.indd 1 2016/01/06 17:21:27 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) ■当期中の基準価額と市況の推移 NNグローバルバランスオープン(安定投資型) 年 月 基 日 (期 首) 2015年7月6日 7月末 8月末 9月末 10月末 (償 還 時) 2015年11月26日 準 円 11,243 11,375 11,147 10,943 11,254 (償還価額) 11,278.47 価 額 騰 落 率 % - 1.2 △0.9 △2.7 0.1 0.3 ベ ン チ マ ー ク 株式組入 株式先物 公 社 債 率 比 率 組入比率 騰 落 率 比 % % % % 13,875 - 26.7 - 68.1 14,024 1.1 26.8 - 66.2 13,763 △0.8 25.4 - 66.1 13,559 △2.3 26.7 - 62.6 13,935 0.4 28.8 - 63.8 14,006 0.9 - - - (注)騰落率は期首比です。 NNグローバルバランスオープン(分散投資型) 年 月 基 日 (期 首) 2015年7月6日 7月末 8月末 9月末 10月末 (償 還 時) 2015年11月26日 準 円 10,699 10,896 10,481 10,091 10,617 (償還価額) 10,702.14 価 額 騰 落 率 % - 1.8 △ 2.0 △ 5.7 △ 0.8 0.03 ベ ン チ マ ー ク 株式組入 株式先物 公 社 債 率 比 率 組入比率 騰 落 率 比 % % % % 13,963 - 51.9 - 44.8 14,183 1.6 52.3 - 44.1 13,650 △ 2.2 50.1 - 45.3 13,189 △ 5.5 50.8 - 43.1 13,894 △ 0.5 53.9 - 41.9 14,049 0.62 - - - (注)騰落率は期首比です。 ■当期中の市況の推移 年 月 日 (期 首) 2015年7月6日 7月末 8月末 9月末 10月末 (償 還 時) 2015年11月26日現在 シティ世界国債インデックス シ テ ィ 日 本 国 債 シ テ ィ 世 界 マ ネ ー MSCIコクサイ TOPIX(配当込み) (日本を除く。為替ヘッジあり) イ ン デ ッ ク ス マーケットインデックス (日本円3ヶ月ユーロ預金) 騰落率 騰落率 騰落率 騰落率 騰落率 % % % % % 596.454 - 2238.66 - 370.256 - 339.163 - 103.872 - 611.061 2.4 2292.89 2.4 375.402 1.39 340.766 0.47 103.865 △0.01 559.100 △ 6.3 2124.21 △ 5.1 375.469 1.41 341.382 0.65 103.856 △0.02 520.583 △12.7 1964.62 △12.2 378.640 2.26 342.616 1.02 103.845 △0.03 577.937 △ 3.1 2169.38 △ 3.1 378.924 2.34 344.182 1.48 103.828 △0.04 582.112 △ 2.4 2230.88 △ 0.3 379.125 2.40 344.157 1.47 103.811 △0.06 (注)ベンチマークは、MSCIコクサイ【海外株式】、TOPIX(配当込み)【日本株式】、シティ世界国債インデックス(日本を除く。 為替ヘッジあり)【海外債券】、シティ日本国債インデックス【日本債券】およびシティ世界マネーマーケットインデックス(日本円 3ヶ月ユーロ預金)【短期金融資産】の各指標を下表に示す基本配分比率に応じて合成したものです。 海外株式 日本株式 海外債券 日本債券 短期金融資産 10% 15% 20% 35% 20% 15% 35% 15% 25% 10% NNグローバルバランスオープン(安定投資型) NNグローバルバランスオープン(分散投資型) - - 2 CS5_15163297_02_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_運用実績.indd 2 2016/01/06 17:21:27 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) ■当期の運用状況 [市況動向] ◆海外株式市況 米国株式市場は、利上げ時期を探る動きが強まる なか、中国不安の高まりから2015年の夏場に一時大 18,000 幅下落しました。期首は、FRB(米連邦準備理事 会)の金融政策に対する姿勢に加え、ギリシャの財 17,000 政問題や中国市場の不安定な動きに注視する動きが 強まり、市場は神経質な展開になりました。8月末 には、中国経済の成長鈍化の悪影響が懸念されて世 16,000 界同時株安の流れとなり、市場は連日の大幅安とな りました。その後も、中国懸念が払拭されなかった 15,000 期首 2015/8/6 9/6 10/6 11/6 償還日 ことや独大手自動車メーカーの不正発覚など海外か らの悪材料が続き軟調に推移しました。10月に入る と、中国人民銀行が予想外の利下げを実施したこと や、欧州の追加緩和策期待が高まり、リスク選好の 流れとなり市場は株安前の水準まで回復しました。償還日にかけては、原油安や利上げに対する警戒感が強ま り下押ししましたが、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録に利上げのペースが緩やかになると示されて いたことから買い安心感が広がり、市場は反発しました。 欧州株式市場は、ECB(欧州中央銀行)による金融政策に支えられたものの、中国懸念の高まりから夏場 に一時大きく下落しました。期首には、ギリシャ問題が二転三転して振れ幅の大きい展開となりました。8月 末には中国発の世界同時株安の流れを受け、市場は大きく調整しました。その後は、ドラギECB総裁が追加 緩和を示唆したことなどを受けて、市場は回復基調を辿りました。償還日にかけては地政学的リスクが高まり ましたが、ユーロ安進行が市場を支えました。 (ドル) 19,000 NYダウの推移 TOPIXの推移 ◆国内株式市況 国内株式市場は、中国を中心とした新興国経済に 対する減速懸念の高まりや米国の早期利上げ懸念の 1,700 台頭など外部環境の悪化が悪材料となり下落する展 開となりました。期首は、ギリシャ支援が合意され、 1,600 同国のユーロ離脱やデフォルト懸念が後退したこと 1,500 や国内企業業績の拡大期待などから、国内株式市場 は上昇して始まりました。しかし、2015年8月中旬 1,400 には、3日連続で中国が人民元を切り下げたことを 発端に中国上海株式市場が急落すると、急速にリス 1,300 期首 2015/8/6 9/6 10/6 11/6 償還日 クオフの動きが優勢となりました。その後、中国の 追加金融緩和や米GDP(国内総生産)の大幅な上 方修正などから一時上昇に転じましたが、中国経済 指標の悪化や原油価格の急落によるインフレ期待の 低下、世界景気の鈍化など下方リスクへの懸念を払しょくすることはできず、円高と世界同時株安が進みまし た。その結果、外需関連を中心に企業の業績悪化観測が広がり日本経済に関しても下振れ懸念が強まるなか、 9月末までの下落幅は8月高値に比べて約2割に達しました。その後は、中国経済指標の悪化に底打ちの兆し が見えたこと、米早期利上げ観測が後退したことや欧州で追加金融緩和期待が高まったことなどを受けて欧米 株式市場が上昇し、国内株式市場も上昇基調に転じました。11月には上半期の国内企業の決算が出そろい、全 体として想定通りの増益で着地し、企業収益の好調さが確認されたことなどから上昇トレンドは継続したもの の、期を通じてみると下落して償還日を迎えました。 1,800 - - 3 CS5_15163297_03_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_運用方針.indd 3 2016/01/06 17:21:29 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) ◆海外債券市況 米国債券市場は、米利上げ開始時期に関して市場 アメリカ10年国債利回り ドイツ10年国債利回り が注目するなか、米10年国債金利(以下、長期金 2.5 利)は横ばい圏での推移となりました。期首2.2% 2.0 台で取引されていた米長期金利は、EU(欧州連 1.5 合)によるギリシャ支援の合意を受け2.5%近辺ま で上昇したものの、2015年8月中旬以降は一転、不 1.0 安定な中国株式市場や原油安など市場の不透明要因 0.5 の台頭が債券の買い材料となり、一時2%割れまで 金利低下が進みました。9月中旬にかけては、FO 0.0 期首 2015/8/6 9/6 10/6 11/6 償還日 MC(米連邦公開市場委員会)での利上げ実施観測 が市場の一部で高まったことに加え、中国による追 加金融緩和実施を受けたリスク回避傾向の和らぎを 受け米国債が売り戻される動きもありましたが、米 金融政策の現状維持が決定されると米国景気の先行き不透明感が台頭し、再度金利低下に転じました。その後 は欧州の追加緩和観測や中国懸念の後退に伴う投資家心理の改善など強弱材料が交錯しましたが、11月に入る と堅調な米雇用指標を受けた年内利上げ観測が再燃したことで米長期金利は上昇に転じ、概ね期首と同水準で の推移となりました。 欧州債券市場では、原油安などを背景に域内のディスインフレ懸念が払拭されないことを受けたECB(欧 州中央銀行)による緩和強化姿勢が相場の下支えとなり、域内長期金利は緩やかな低下基調となりました。こ の間、ECBによる根強い年内追加緩和実施観測に加え、秋口にかけて世界経済の過度の悲観が修正されたこ となどを受けて、主要国と周縁国の長期金利差は縮小しました。 (%) 3.0 国債利回りの推移 日本10年国債利回りの推移 ◆国内債券市況 国内債券市場は、原油価格の下落や2015年8月中 旬以降の世界的な株価下落を材料に堅調地合いとな 0.45 り、償還日の10年国債最長期債利回り(以下、長期 金利)は0.3%付近まで低下(価格は上昇)しまし 0.40 た。期首はギリシャ情勢の先行き不透明感がくすぶ 0.35 るなか、良好な米経済指標の発表が金利上昇圧力と なる局面が見られたものの、ギリシャの国民投票で 0.30 債権団の提案が否決されたことや中国株式市場が大 幅に下落したことが下支えとなりました。ギリシャ 0.25 期首 2015/8/6 9/6 10/6 11/6 償還日 支援策は最終的に合意に至ったものの、インフレ期 待の後退が債券の強材料となり、7月末には0.40% 台前半まで買い戻されました。8月以降も原油価格 の下落が相場の不安材料となりました。中国人民元 が連日引き下げられたことを受けて中国経済の深刻な不振への警戒感が台頭、世界的な株安に発展するなか債 券の買い安心感が広がりました。その後、償還日にかけては先進国間での金融政策の方向性に違いが見られる なか、方向感のない展開となりました。米金融政策はゼロ金利解除が視野に入りつつも、その時々に発表され る経済指標や要人発言を巡る市場の思惑に振らされました。一方、欧州と日本に関しては追加緩和期待が市場 の下支えとなりました。10月に入ると世界的な株式市場の混乱も落ち着きを取り戻し上昇に転じたものの、ド ラギECB(欧州中央銀行)総裁が12月の追加緩和を示唆、日銀も追加緩和に踏み切るとの見方が優勢となり、 長期金利は低位で安定的に推移しました。 (%) 0.50 - - 4 CS5_15163297_03_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_運用方針.indd 4 2016/01/06 17:21:29 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) ◆国内短期金融市況 国内短期金融市場では、日銀の大規模な資金供給を受けて過去最大規模の日銀当座預金残高が維持されてい る市場環境を背景に、大きな混乱は見られませんでした。無担保コール翌日物金利(以下、翌日物金利)は概 ね落ち着いた水準での推移が続き、期間が3ヵ月程度の国債(以下、短期国債)は需給主導の展開が継続し、 マイナス利回りを中心とした推移となりました。 翌日物金利は、現在の金融政策環境下で高水準の日銀当座預金残高が維持されていることから、期を通して 0.07%台を中心に落ち着いた推移が続きました。 短期国債利回りは、日銀による緩和的な金融政策スタンスに変更がないなか、需給主導の展開が続きました。 短期国債の発行減額に加え、欧州主要国の短期国債がマイナス利回りとなり本邦短期国債が相対的に高利回り 債となったことを背景に海外投資家の需要が高まり、期を通じてマイナス金利での取引が中心となりました。 2015年の秋口には、日銀が物価見通しと景気見通しの下方修正に伴い追加緩和を実施するとの思惑が台頭しま したが、黒田日銀総裁が金融機関の日銀へ預ける超過準備部分に付与する利息(付利)の引下げを否定したこ とから市場の期待は後退、その後の会合で金融政策が維持されたこともあり、市場への影響は限定的でした。 償還日にかけては、外貨を使用しての円調達コストが大幅に低下したことが海外投資家による買いを促し、短 期国債利回りのマイナス幅が拡大しました。 円/ドル為替の推移 ◆外国為替市況 ドル円相場は、日米金融政策の先行き見通しに左 右されながら、横ばい圏での推移となりました。期 124 首122円近辺でスタートしたドル円は、2015年夏場 にかけ良好な米景気見通しを受けた年内利上げ実施 122 観測などを背景に125円台まで上値を伸ばしたもの 120 の、中国を起点とした新興国の景気悪化懸念が台頭 し、世界的な株安を伴いながら一時118円台まで円 118 が買い戻される展開となりました。その後は持ち直 し120円近辺での推移が続きましたが、株式市場を 116 期首 2015/8/6 9/6 10/6 11/6 償還日 中心にリスク回避地合いが続くなかでも底堅い展開 となりました。秋口には、中国政府による複数の景 気対策が実施されたことに加え、堅調な米雇用指標 を受け米国の年内利上げ実施観測が再度台頭したこ とから市場の不透明感が徐々に払拭され、ドル円は上昇に転じました。但し、10月中旬には米国の利上げ実施 が先送りになるなか、日本でも金融政策の現状維持が決定されたことからドル円の上昇幅は限定的なものとな り、償還日にかけては122円台での取引となりました。 ユーロ円相場は、ECB(欧州中央銀行)による金融緩和姿勢の強化を受けて、ユーロ安円高となりました。 期首135円台からスタートしたユーロ円は、欧州債務問題の鎮静化を受け一時139円まで上昇したものの、8月 下旬以降は新興国の景気悪化懸念を受けたリスク回避の動きから、上値を切り下げる展開となりました。償還 日にかけてはECBによる年内追加緩和観測の台頭に加え、パリ同時多発テロ以降の地政学的リスクの高まり を受け、ユーロ安基調となりました。 (円) 126 - - 5 CS5_15163297_03_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_運用方針.indd 5 2016/01/06 17:21:29 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) [運用概況] ■NNグローバルバランスオープン(安定投資型) 前期末11,243円であった基準価額は、2015年8月 安定投資型 ベンチマーク 中旬に期中高値である11,412円を付けたものの、そ 101 の後は中国の景気悪化懸念の高まりをきっかけに株 100 式市場は世界的に大幅な調整に見舞われました。9 99 月下旬にかけても株式市場の下落は続き、基準価額 は一時10,898円まで下落しました。10月以降は、中 98 国政府による景気下支え策の実施などで徐々に世界 97 経済の過度な悲観が修正されたことを受けて内外株 96 式市場が持ち直したことから、基準価額は上昇に転 期首 2015/8/6 9/6 10/6 11/6 償還日 じました。償還日にかけては、米国の良好な雇用指 標により年内の米利上げ実施観測が急速に織り込ま (注)期首を100とした指数値を使用しています。 れ米金利が小幅上昇に転じたものの、米国株式は底 堅い展開が継続したことに加え、日欧では緩和的な 金融環境の継続を受け、株式市場は上昇基調を辿り、債券市場は金利低下基調が維持され、ファンドの償還価 額は11,278円47銭となりました。 ベンチマークとの比較では、当ファンドのリターンは前期末比0.3%となり、ベンチマークの0.9%を下回り ました。 基準価額の推移 102 当期の主な要因は、以下の通りです。 【プラス要因】 NN日本株式マザーファンドおよびNN海外債券マザーファンドがベンチマーク・リターンを上回ったこと が、プラス要因となりました。資産配分戦略では、海外株式資産の投資配分比率を高めとしたことが、若干の プラス要因となりました。 【マイナス要因】 NN海外株式マザーファンドがベンチマーク・リターンを下回る結果となったことがマイナス要因となりま した。資産配分戦略では、期中に株式が大幅に下落した局面で国内株式資産の投資配分比率を高めとしたこと がマイナス要因となりました。また、運用諸費用もマイナス要因となりました。 - - 6 CS5_15163297_03_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_運用方針.indd 6 2016/01/06 17:21:29 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) ■NNグローバルバランスオープン(分散投資型) 前期末10,699円であった基準価額は、2015年8月 分散投資型 ベンチマーク 中旬に期中高値である10,970円を付けたものの、そ 100 の後は中国景気悪化懸念の高まりをきっかけに株式 市場は世界的に大幅な調整に見舞われました。9月 97 下旬にかけても株式市場の下落は続き、基準価額は 一時9,996円まで下落しました。10月以降は、中国 94 政府による景気下支え策の実施などから徐々に世界 経済の過度な悲観が修正されたことを受けて内外株 91 式市場が持ち直したことから、基準価額は上昇に転 期首 2015/8/6 9/6 10/6 11/6 償還日 じました。償還日にかけては、米国の良好な雇用指 標により年内の米利上げ実施観測が急速に織り込ま (注)期首を100とした指数値を使用しています。 れ米金利が小幅上昇に転じたものの、米国株式は底 堅い展開が継続したことに加え、日欧では緩和的な 金融環境の継続を受け、株式市場は上昇基調を辿り、債券市場は金利低下基調が維持され、ファンドの償還価 額は10,702円14銭となりました。 ベンチマークとの比較では、当ファンドのリターンは前期末比0.03%となり、ベンチマークの0.62%を下回 りました。 基準価額の推移 103 当期の主な要因は、以下の通りです。 【プラス要因】 NN日本株式マザーファンドおよびNN海外債券マザーファンドがベンチマーク・リターンを上回ったこと が、プラス要因となりました。資産配分戦略では、海外株式資産の投資配分比率を高めとしたことが、若干の プラス要因となりました。 【マイナス要因】 NN海外株式マザーファンドがベンチマーク・リターンを下回る結果となったことがマイナス要因となりま した。資産配分戦略では、期中に株式が大幅に下落した局面で国内株式資産の投資配分比率を高めとしたこと がマイナス要因となりました。また、運用諸費用もマイナス要因となりました。 - - 7 CS5_15163297_03_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_運用方針.indd 7 2016/01/06 17:21:29 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) ■設定以来の運用状況 NNグローバルバランスオープン(安定投資型) 設定以来の基準価額とベンチマークの推移 (円) 15,000 14,000 基準価額 ベンチマーク 13,000 12,000 11,000 10,000 9,000 8,000 設定日 03/2/7 06/2/7 09/2/7 12/2/7 15/2/7 償還日 第1期(2000年2月7日~2000年7月6日 期中騰落率:-2.7%) 当ファンドは、日本株式市場の魅力度が高いとの判断に基づき、期を通じて日本株式への配分を高め、短期 金融資産の配分を低めた運用を行ってまいりました。当期末の基準価額は9,735円となりました。 第2期(2000年7月7日~2001年7月6日 期中騰落率:-5.0%) 期の前半は、内外株式市場の魅力度が高いとの判断に基づき、日本株式と海外株式への配分を高める一方、 日本債券と海外債券については配分を低く抑えました。期の後半については、海外株式への配分を高めに維持 しましたが、日本株式への配分は徐々に引き下げました。日本債券と海外債券については低めの配分を維持し ました。当期末の基準価額は9,249円となりました。 第3期(2001年7月7日~2002年7月8日 期中騰落率:-3.9%) 期初は、企業業績の悪化に対する懸念が行き過ぎたものであり、割安感から反発が期待できるとの判断に基 づき、海外株式への配分比率を引き上げました。一方で、一段の金利低下は限定的との見方から日本債券・海 外債券への配分比率を引き下げました。その後は、世界経済の減速が鮮明となるなか、米同時多発テロの影響 が加わり先行きの不透明感が強まったことを受け、海外株式への配分比率を引き下げる一方で、日本債券・海 外債券への配分比率を引き上げました。その後は、各資産の魅力度に大きな差が見られなかったことから、基 本配分比率を維持しました。2002年2月以降は、米国を主導とした緩やかな景気回復が続くと期待されたこと から、日本株式・海外株式の比率を引き上げました。期末にかけては、今後の米景気回復に不透明感が強まっ たことや企業会計制度への不信感から海外株式の比率を引き下げ、海外債券の比率を引き上げました。当期末 の基準価額は8,887円となりました。 第4期(2002年7月9日~2003年7月7日 期中騰落率:-1.2%) 期初は、企業の不正会計疑惑や大手通信会社の経営破綻が相次いだことから海外株式の資産配分比率を低め に維持する一方、資金の逃避先と考えられた海外債券の資産配分比率を高めに維持しました。2002年12月から 2003年3月にかけては、大量破壊兵器の査察を巡ってイラク問題が緊迫化したことから海外株式の資産配分比 率を低めに抑える一方で、金融緩和観測が高まっていたことから海外債券の資産配分比率を高めにしました。 - - 8 CS5_15163297_03_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_運用方針.indd 8 2016/01/06 17:21:30 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) 期末にかけては、対イラク戦争が短期間で終結したものの米国を中心に景気の先行き不透明感が払拭されない ことから、海外株式・日本株式の比率を低めに維持する一方、海外債券・日本債券の比率を高めに維持しまし た。当期末の基準価額は8,783円となりました。 第5期(2003年7月8日~2004年7月6日 期中騰落率:1.3%) 8,783円で始まった基準価額は、2004年の年明けまで期初の水準をはさんだ推移が続きました。その後、各 国で景気回復期待が高まり株式市場が上昇傾向をたどった影響をうけて、基準価額も上昇しました。しかし、 金融引き締め観測から債券市場が下落した影響もあり、期末の基準価額は8,894円となりました。 第6期(2004年7月7日~2005年7月6日 期中騰落率:3.1%) 前期末8,894円で始まった基準価額は、2004年の夏場にかけて国内外の株式市場が軟化した影響を受けて幾 分下落するものの、その後は、国内外の株式・債券市場が上昇したことを受けて上昇しました。2005年4月に は、インフレ懸念から海外株式市場が下落した他、中国における反日デモの拡大を受けて日本株式が下落した ことから基準価額は一時下落するものの、期末にかけては国内外の株式市場が落ち着きを取り戻して堅調な推 移となりました。当期末の基準価額は、9,174円となりました。 第7期(2005年7月7日~2006年7月6日 期中騰落率:5.3%) 前期末9,174円で始まった基準価額は、2005年の夏場にかけて世界の経済成長および企業業績伸長への期待 感から国内外の株式市場が堅調に推移したことから上昇しました。秋口以降は、商品市況高騰によるインフレ 懸念が高まったものの、良好な経済指標の発表が続いた他、日本の低金利政策を背景とした過剰流動性が株式 市場に流入したことから、2005年の年末にかけては特に国内株式が大きく上昇、ファンドの基準価額も上昇し ました。年明け以降は、ライブドア問題の発生が嫌気されて日本株式が急落、基準価額も軟調な動きとなりま した。春先以降は、世界の欧米金融政策当局による引き締め姿勢や、日銀の超低金利政策解除観測が高まった ことから国内外の株式・債券市場は軟化し、ファンドの基準価額は軟調に推移しました。当期末の基準価額は、 9,663円となりました。 第8期(2006年7月7日~2007年7月6日 期中騰落率:4.3%) 前期末9,663円で始まった基準価額は、期初直後に地政学的リスクの高まりや海外主要ハイテク各社の業績 懸念が台頭したこと等を受けて内外の株式市場が下落し、9,541円まで下落しました。2006年の夏場以降は、 業績に対する懸念が一過性なものに留まったことや欧州を中心とした海外各国において良好な経済指標の発表 が続いたこと等から海外株式が上昇、国内株式もデフレからの脱却を材料に上昇傾向を辿ったことから、基準 価額も2007年2月末にかけて上値を切り上げました。その後、中国株式市場の急落を発端とした世界株安懸念 の影響を受けて基準価額は下落するものの、欧州中央銀行等が引き締めを継続したことやエネルギー価格の上 昇を受けたインフレ懸念などから内外債券市場が軟調な推移となる中、楽観的な景気見通しや活発なM&A (企業の合併・買収)活動を好感した内外株式市場が底堅く推移したことから、基準価額は底堅く推移しまし た。当期末の基準価額は、10,081円となりました。 第9期(2007年7月7日~2008年7月7日 期中騰落率:-7.0%) 前期末10,081円で始まった基準価額は、米住宅金融問題に関連した金融機関の巨額損失による信用不安が深 刻化し、各国株式市場が下落したため、2007年8月中旬に8,665円まで下落しました。債券市場が概ね底堅く 推移する中、米政府や金融当局の機動的な対応で事態が沈静化の気配を見せたことから株式市場が回復すると ともに、基準価額も10月中旬に10,048円まで回復しました。しかし、米住宅金融問題の解決に相当の資金と時 間を要するとの見方が増える中、インフレ懸念の高まりや景気の先行き不透明感を背景に株式市場が下落基調 を強めたことから、基準価額も2008年3月中旬に9,217円まで下落しました。その後は、各市場ともやや落ち 着きを取り戻すかに見られましたが、資源価格の高騰を背景に政策金利の引き上げ懸念がくすぶっていたこと から戻りも鈍く、当期末の基準価額は、9,372円となりました。 - - 9 CS5_15163297_03_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_運用方針.indd 9 2016/01/06 17:21:30 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) 第10期(2008年7月8日~2009年7月6日 期中騰落率:-7.7%) 前期末9,372円で始まった基準価額は、米大手金融機関の経営破綻を引き金とした世界規模の金融システム 不安から各国株式市場が下落したため2008年10月下旬に大きく値を下げました。米オバマ新政権の政策に対す る期待感から株式市場が一時下げ止まったこともあり、年明けにかけ基準価額が回復するものの、米国におけ る金融安定化策の成立が難航したことから各国株式市場は再び下げ基調に転じたため、基準価額も3月半ばに かけて大きく下落しました。その後は、各国政府が具体的な金融安定化策の発動に動いたことから過度な信用 リスクへの懸念が後退、株式市場の反発も支えに基準価額も回復基調を辿り、当期末の基準価額は、8,646円 となりました。 第11期(2009年7月7日~2010年7月6日 期中騰落率:1.4%) 前期末8,646円であった基準価額は、国内金融セクターの増資観測や、国内外の経済指標で予想を下回るも のが相次いだことから国内外株式が下落し、2009年7月中旬に8,532円まで下落しました。その後は、海外大 手企業の決算が市場予想を上回ったことをきっかけに世界景気や企業業績の見通しに対する懸念が後退し、海 外株式主導で基準価額は8月末にかけて反発しました。9月以降は米国の低金利政策を背景にドル安が進行、 国内輸出企業の業績に対する悪影響が懸念されたことから国内株式が軟調に推移、当ファンドの基準価額も緩 やかに下落しました。12月以降は、円高一服や米経済回復期待などから国内外株式が上昇し、基準価額は上昇、 4月には9,081円まで上昇しました。その後は、今後の景気回復の持続性に対する懸念が高まったことから国 内外株式が反落、当期末の基準価額は8,769円となりました。 第12期(2010年7月7日~2011年7月6日 期中騰落率:2.3%) 前期末8,769円であった基準価額は、国内外株式の堅調な推移を背景に上昇するものの、2010年8月に入る と米中の経済指標で市場予想を下回るものが相次いだことから世界経済の先行き懸念が高まり、海外株式が反 落、基準価額は9月上旬に8,777円まで下落しました。9月中旬以降は、米金融当局が追加的金融緩和を打ち 出すとの観測から、欧米市場を中心に、株式・債券共に堅調な推移となり基準価額は堅調な推移をたどりまし た。11月以降は、良好な経済指標が相次いだことから金融緩和政策の出口戦略に対する思惑が広がり、国内外 債券が反落したものの、景気の先行きに対する楽観的な見方から国内外株式が堅調な推移をたどり、基準価額 は2011年2月中旬に9,069円まで上昇しました。しかし、3月に入ると東日本大震災による甚大な被害の影響 で国内株式が急落したことから基準価額も大きく値を崩し、3月中旬には8,752円まで下落しました。4月以 降は企業業績の回復期待と欧州信用不安の高まりから基準価額はもみあいでの推移が続き、当期末の基準価額 は8,972円となりました。 第13期(2011年7月7日~2012年7月6日 期中騰落率:0.9%) 前期末8,972円であった基準価額は、米国の連邦債務上限の引き上げ問題、米格付会社スタンダード・アン ド・プアーズ社による米国債の格下げ、イタリアやスペイン等への欧州財政不安の拡大等を背景に世界的に株 価が下落傾向を辿ったことから、2011年11月下旬には8,599円まで下落しました。その後は各国の債券市場が 概ね堅調に推移する中、米景気に対する楽観的な見通しやEU(欧州連合)が債務危機問題解消に向けた包括 的対策で合意に至ったことが好感され、主要各国の株価が上昇に転じて基準価額も上昇しました。2012年2月 の日銀による追加金融緩和を受けて日本株式が上げ足を強めたこともあり、基準価額は一時9,193円まで上昇 しました。4月以降は欧州債務問題の再燃や域内での政治的不透明感の高まりを受けて債券市場が上昇する一 方で、株式市場は軟調に推移しました。期末にかけては各国の追加金融緩和観測を支えに株価が回復したため、 当期末の基準価額は9,051円となりました。 第14期(2012年7月7日~2013年7月8日 期中騰落率:11.6%) 前期末9,051円であった基準価額は、2012年11月に米大統領選挙が予定され、市場に手控え感が生じていた こともあり底堅いながらも小動きが続きました。年末年始以降は、米国において雇用環境の改善傾向が強まっ たことを受け、景気回復への期待感から株式市場が上昇、基準価額の押し上げ要因となりました。本邦市場で も、安倍政権の一連の経済政策発表を受け、円安の進行に伴って国内株式市場が大幅上昇したことから基準価 - - 10 CS5_15163297_03_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_運用方針.indd 10 2016/01/06 17:21:30 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) 額も上昇、5月には一時10,325円まで上昇しました。その後は、米国の金融政策に対する思惑や高値警戒感か ら各国株式市場が軟化したことなどを受けて基準価額も調整しました。当期末の基準価額は10,102円となりま した。 第15期(2013年7月9日~2014年7月7日 期中騰落率:4.7%) 前期末10,102円であった基準価額は、国内で参議院選挙後に材料出尽くし感が広がったことや米国で量的金 融緩和政策の縮小開始に対する懸念が高まったことなどを背景に、内外株式市場が軟化したことを受けて、 2013年8月に一時10,014円まで下落しました。2014年の年明けに一部新興国への不安から再び内外株式市場が 下落する局面があったものの、その後は、内外株式市場が概ね上昇傾向を辿ったこともあり、基準価額も底堅 い推移が続きました。また、世界的な金融緩和政策を好感して国内債券市場が期中を通じて上昇傾向を辿った ことや、海外債券市場が昨秋以降概ね上昇傾向を辿ったことも基準価額を押し上げ、当期末の基準価額は 10,576円となりました。 第16期(2014年7月8日~2015年7月6日 期中騰落率:6.3%) 前期末10,576円であった基準価額は、日本で2014年4月の消費税増税以降続く家計消費の回復の鈍さや世界 的な景気減速懸念の台頭などを背景に内外株式市場が軟化したことを受け、2014年10月に一時10,457円まで下 落しました。その後は、日本・欧州で追加緩和策が実施されるなど、緩和的な金融環境の継続を受け内外株式 市場が上昇傾向を辿り、内外債券市場は金利低下基調が維持されたことから、基準価額は上昇に転じました。 期末にかけては米国で年内利上げ実施の可能性が意識されたことや欧州で債券市場の不安定感が高まったこと などから、内外債券市場で金利が上昇に転じましたが、主要国の景気回復期待が維持されたことで内外株式市 場は概ね底堅く推移し、当期末の基準価額は11,243円となりました。 第17期(2015年7月7日~2015年11月26日 期中騰落率:0.3%) 前期末11,243円であった基準価額は、2015年8月中旬に期中高値である11,412円を付けたものの、その後は 中国の景気悪化懸念の高まりをきっかけに株式は世界的に大幅な調整に見舞われました。9月下旬にかけても 株式市場の下落は続き、基準価額は一時10,898円まで下落しました。10月以降は、中国政府による景気下支え 策の実施などで徐々に世界経済の過度な悲観が修正されたことを受けて内外株式市場が持ち直したことから、 基準価額は上昇に転じました。償還日にかけては、米国の良好な雇用指標により年内の米利上げ実施観測が急 速に織り込まれ米金利が小幅上昇に転じたものの、米国株式は底堅い展開が継続したことに加え、日欧では緩 和的な金融環境の継続を受け、株式市場は上昇基調を辿り、債券市場は金利低下基調が維持され、ファンドの 償還価額は11,278円47銭となりました。 ファンドの設定以来、弊社ではファンドの運用に鋭意努力してまいりましたが、現在のファンドの資産規模 では本来の商品性を維持した運用業務の継続が非常に困難な状況にあります。弊社といたしましてはファンド を繰上償還し、お預かりした運用資産を受益者の皆様へお返しすることが受益者の皆様の利益に資するとの判 断をいたしました。ファンドは所定の手続きを経て2015年11月26日に繰上償還いたしました。受益者の皆様に はご愛顧賜りましたことを厚く御礼申し上げます。 - - 11 CS5_15163297_03_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_運用方針.indd 11 2016/01/06 17:21:30 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) ■設定以来の運用状況 NNグローバルバランスオープン(分散投資型) 設定以来の基準価額とベンチマークの推移 (円) 15,000 14,000 基準価額 ベンチマーク 13,000 12,000 11,000 10,000 9,000 8,000 7,000 6,000 設定日 03/2/7 06/2/7 09/2/7 12/2/7 15/2/7 償還日 第1期(2000年2月7日~2000年7月6日 期中騰落率:-4.2%) 当ファンドは、日本株式市場の魅力度が高いとの判断に基づき、期を通じて日本株式への配分を高め、短期 金融資産の配分を低めた運用を行ってまいりました。当期末の基準価額は9,578円となりました。 第2期(2000年7月7日~2001年7月6日 期中騰落率:-12.1%) 期の前半は、内外株式市場の魅力度が高いとの判断に基づき、日本株式と海外株式への配分を高める一方、 日本債券と海外債券については配分を低く抑えました。期の後半については、海外株式への配分を高めに維持 しましたが、日本株式への配分は徐々に引き下げました。日本債券と海外債券については低めの配分を維持し ました。当期末の基準価額は8,419円となりました。 第3期(2001年7月7日~2002年7月8日 期中騰落率:-7.8%) 期初は、企業業績の悪化に対する懸念が行き過ぎたものであり、割安感から反発が期待できるとの判断に基 づき、海外株式への配分比率を引き上げました。一方で、一段の金利低下は限定的との見方から日本債券・海 外債券への配分比率を引き下げました。その後は、世界経済の減速が鮮明となるなか、米同時多発テロの影響 が加わり先行きの不透明感が強まったことを受け、海外株式への配分比率を引き下げる一方で、日本債券・海 外債券への配分比率を引き上げました。その後は、各資産の魅力度に大きな差が見られなかったことから、基 本配分比率を維持しました。2002年2月以降は、米国を主導とした緩やかな景気回復が続くと期待されたこと から、日本株式・海外株式の比率を引き上げました。期末にかけては、今後の米景気回復に不透明感が強まっ たことや企業会計制度への不信感から海外株式の比率を引き下げ、海外債券の比率を引き上げました。当期末 の基準価額は7,761円となりました。 第4期(2002年7月9日~2003年7月7日 期中騰落率:-3.8%) 期初は、企業の不正会計疑惑や大手通信会社の経営破綻が相次いだことから海外株式の資産配分比率を低め に維持する一方、資金の逃避先と考えられた海外債券の資産配分比率を高めに維持しました。2002年12月から 2003年3月にかけては、大量破壊兵器の査察を巡ってイラク問題が緊迫化したことから海外株式の資産配分比 率を低めに抑える一方で、金融緩和観測が高まっていたことから海外債券の資産配分比率を高めにしました。 - - 12 CS5_15163297_03_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_運用方針.indd 12 2016/01/06 17:21:30 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) 期末にかけては、対イラク戦争が短期間で終結したものの米国を中心に景気の先行き不透明感が払拭されない ことから、海外株式・日本株式の比率を低めに維持する一方、海外債券・日本債券の比率を高めに維持しまし た。当期末の基準価額は7,463円となりました。 第5期(2003年7月8日~2004年7月6日 期中騰落率:4.0%) 7,463円で始まった基準価額は、2004年の年明けまで期初の水準をはさんだ推移が続きました。その後、各 国で景気回復期待が高まり株式市場が上昇傾向をたどった影響をうけて、基準価額も上昇しました。しかし、 金融引き締め観測から債券市場が下落した影響もあり、期末の基準価額は7,759円となりました。 第6期(2004年7月7日~2005年7月6日 期中騰落率:3.9%) 前期末7,759円で始まった基準価額は、2004年の夏場にかけて国内外の株式市場が軟化した影響を受けて幾 分下落するものの、その後は、国内外の株式・債券市場が上昇したことを受けて上昇しました。2005年4月に は、インフレ懸念から海外株式市場が下落した他、中国における反日デモの拡大を受けて日本株式が下落した ことから基準価額は一時下落するものの、期末にかけては国内外の株式市場が落ち着きを取り戻して堅調な推 移となりました。当期末の基準価額は、8,058円となりました。 第7期(2005年7月7日~2006年7月6日 期中騰落率:14.6%) 前期末8,058円で始まった基準価額は、2005年の夏場にかけて世界の経済成長および企業業績伸長への期待 感から国内外の株式市場が堅調に推移したことから上昇しました。秋口以降は、商品市況高騰によるインフレ 懸念が高まったものの、良好な経済指標の発表が続いた他、日本の低金利政策を背景とした過剰流動性が株式 市場に流入したことから、2005年の年末にかけては特に国内株式が大きく上昇、ファンドの基準価額も上昇し ました。年明け以降は、ライブドア問題の発生が嫌気されて日本株式が急落、基準価額も軟調な動きとなりま した。春先以降は、世界の欧米金融政策当局による引き締め姿勢や、日銀の超低金利政策解除観測が高まった ことから国内外の株式・債券市場は軟化し、ファンドの基準価額は軟調に推移しました。当期末の基準価額は、 9,231円となりました。 第8期(2006年7月7日~2007年7月6日 期中騰落率:7.6%) 前期末9,231円で始まった基準価額は、期初直後に地政学的リスクの高まりや海外主要ハイテク各社の業績 懸念が台頭したこと等を受けて内外の株式市場が下落し、8,945円まで下落しました。2006年の夏場以降は、 業績に対する懸念が一過性なものに留まったことや欧州を中心とした海外各国において良好な経済指標の発表 が続いたこと等から海外株式が上昇、国内株式もデフレからの脱却を材料に上昇傾向を辿ったことから、基準 価額も2007年2月末にかけて上値を切り上げました。その後、中国株式市場の急落を発端とした世界株安懸念 の影響を受けて基準価額は下落するものの、欧州中央銀行等が引き締めを継続したことやエネルギー価格の上 昇を受けたインフレ懸念などから内外債券市場が軟調な推移となる中、楽観的な景気見通しや活発なM&A (企業の合併・買収)活動を好感した内外株式市場が底堅く推移したことから、基準価額は底堅く推移しまし た。当期末の基準価額は、9,936円となりました。 第9期(2007年7月7日~2008年7月7日 期中騰落率:-14.5%) 前期末9,936円で始まった基準価額は、米住宅金融問題に関連した金融機関の巨額損失による信用不安が深 刻化し、各国株式市場が下落したため、2007年8月中旬に9,055円まで下落しました。債券市場が概ね底堅く 推移する中、米政府や金融当局の機動的な対応で事態が沈静化の気配を見せたことから株式市場が回復すると ともに、基準価額も10月中旬に9,771円まで回復しました。しかし、米住宅金融問題の解決に相当の資金と時 間を要するとの見方が増える中、インフレ懸念の高まりや景気の先行き不透明感を背景に株式市場が下落基調 を強めたことから、基準価額も2008年3月中旬に8,073円まで下落しました。その後は、各市場ともやや落ち 着きを取り戻すかに見られましたが、資源価格の高騰を背景に政策金利の引き上げ懸念がくすぶっていたこと から戻りも鈍く、当期末の基準価額は、8,495円となりました。 - - 13 CS5_15163297_03_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_運用方針.indd 13 2016/01/06 17:21:30 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) 第10期(2008年7月8日~2009年7月6日 期中騰落率:-18.2%) 前期末8,945円で始まった基準価額は、米大手金融機関の経営破綻を引き金とした世界規模の金融システム 不安から各国株式市場が下落したため2008年10月下旬に大きく値を下げました。米オバマ新政権の政策に対す る期待感から株式市場が一時下げ止まったこともあり、年明けにかけ基準価額が回復するものの、米国におけ る金融安定化策の成立が難航したことから各国株式市場は再び下げ基調に転じたため、基準価額も3月半ばに かけて大きく下落しました。その後は、各国政府が具体的な金融安定化策の発動に動いたことから過度な信用 リスクへの懸念が後退、株式市場の反発も支えに基準価額も回復基調を辿り、当期末の基準価額は、6,952円 となりました。 第11期(2009年7月7日~2010年7月6日 期中騰落率:0.2%) 前期末6,952円であった基準価額は、国内金融セクターの増資観測や、国内外の経済指標で予想を下回るも のが相次いだことから国内外株式が下落し、2009年7月中旬に6,752円まで下落しました。その後は、海外大 手企業の決算が市場予想を上回ったことをきっかけに世界景気や企業業績の見通しに対する懸念が後退し、海 外株式主導で基準価額は8月末にかけて反発しました。9月以降は米国の低金利政策を背景にドル安が進行、 国内輸出企業の業績に対する悪影響が懸念されたことから国内株式が軟調に推移、当ファンドの基準価額も緩 やかに下落しました。12月以降は、円高一服や米経済回復期待などから国内外株式が上昇し、基準価額は上昇、 4月には7,544円まで上昇しました。その後は、今後の景気回復の持続性に対する懸念が高まったことから国 内外株式が反落、当期末の基準価額は6,964円となりました。 第12期(2010年7月7日~2011年7月6日 期中騰落率:4.5%) 前期末6,964円であった基準価額は、国内外株式の堅調な推移を背景に上昇するものの、2010年8月に入る と米中の経済指標で市場予想を下回るものが相次いだことから世界経済の先行き懸念が高まり、海外株式が反 落、基準価額は8月下旬に6,884円まで下落しました。9月中旬以降は、米金融当局が追加的金融緩和を打ち 出すとの観測から、欧米市場を中心に、株式・債券共に堅調な推移となり基準価額は堅調な推移をたどりまし た。11月以降は、良好な経済指標が相次いだことから金融緩和政策の出口戦略に対する思惑が広がり、国内外 債券が反落したものの、景気の先行きに対する楽観的な見方から国内外株式が堅調な推移をたどり、基準価額 は2011年2月中旬に7,514円まで上昇しました。しかし、3月に入ると東日本大震災による甚大な被害の影響 で国内株式が急落したことから基準価額も大きく値を崩し、3月中旬には6,910円まで下落しました。4月以 降は企業業績の回復期待と欧州信用不安の高まりから基準価額はもみあいでの推移が続き、当期末の基準価額 は7,275円となりました。 第13期(2011年7月7日~2012年7月6日 期中騰落率:-1.5%) 前期末7,275円であった基準価額は、米国の連邦債務上限の引き上げ問題、米格付会社スタンダード・アン ド・プアーズ社による米国債の格下げ、イタリアやスペイン等への欧州財政不安の拡大等を背景に世界的に株 価が下落傾向を辿ったことから、2011年11月下旬には6,611円まで下落しました。その後は各国の債券市場が 概ね堅調に推移する中、米景気に対する楽観的な見通しやEU(欧州連合)が債務危機問題解消に向けた包括 的対策で合意に至ったことが好感され、主要各国の株価が上昇に転じて基準価額も上昇しました。2012年2月 の日銀による追加金融緩和を受けて日本株式が上げ足を強めたこともあり、基準価額は一時7,456円まで上昇 しました。4月以降は欧州債務問題の再燃や域内での政治的不透明感の高まりを受けて債券市場が上昇する一 方で、株式市場は軟調に推移しました。期末にかけては各国の追加金融緩和観測を支えに株価が回復したため、 当期末の基準価額は7,167円となりました。 第14期(2012年7月7日~2013年7月8日 期中騰落率:24.9%) 前期末7,167円であった基準価額は、2012年11月に米大統領選挙が予定され、市場に手控え感が生じていた こともあり底堅いながらも小動きが続きました。年末年始以降は、米国において雇用環境の改善傾向が強まっ たことを受け、景気回復への期待感から株式市場が上昇、基準価額の押し上げ要因となりました。本邦市場で も、安倍政権の一連の経済政策発表を受け、円安の進行に伴って国内株式市場が大幅上昇したことから基準価 - - 14 CS5_15163297_03_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_運用方針.indd 14 2016/01/06 17:21:30 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) 額も上昇、5月には一時9,282円まで上昇しました。その後は、米国の金融政策に対する思惑や高値警戒感か ら各国株式市場が軟化したことなどを受けて基準価額も調整しました。当期末の基準価額は8,949円となりま した。 第15期(2013年7月9日~2014年7月7日 期中騰落率:6.9%) 前期末8,949円であった基準価額は、国内で参議院選挙後に材料出尽くし感が広がったことや米国で量的金 融緩和政策の縮小開始に対する懸念が高まったことなどを背景に、内外株式市場が軟化したことを受けて、 2013年8月に一時8,741円まで下落しました。その後は、2014年の年明けに一部新興国への不安から再び内外 株式市場が下落する局面があったものの、内外株式市場が概ね上昇傾向を辿ったこともあり、基準価額も底堅 い推移が続きました。また、世界的な金融緩和政策を好感して国内債券市場が期中を通じて上昇傾向を辿った ことや、海外債券市場が昨秋以降概ね上昇傾向を辿ったことも基準価額を押し上げ、当期末の基準価額は 9,566円となりました。 第16期(2014年7月8日~2015年7月6日 期中騰落率:11.8%) 前期末9,566円であった基準価額は、日本で2014年4月の消費税増税以降続く家計消費の回復の鈍さや世界 的な景気減速懸念の台頭などを背景に内外株式市場が軟化したことを受け、2014年10月に一時9,251円まで下 落しました。その後は、日本・欧州で追加緩和策が実施されるなど、緩和的な金融環境の継続を受け内外株式 市場が上昇傾向を辿り、内外債券市場は金利低下基調が維持されたことから、基準価額は上昇に転じました。 期末にかけては米国で年内利上げ実施の可能性が意識されたことや欧州で債券市場の不安定感が高まったこと などから、内外債券市場で金利が上昇に転じましたが、主要国の景気回復期待が維持されたことで内外株式市 場は概ね底堅く推移し、当期末の基準価額は10,699円となりました。 第17期(2015年7月7日~2015年11月26日 期中騰落率:0.03%) 前期末10,699円であった基準価額は、2015年8月中旬に期中高値である10,970円を付けたものの、その後は 中国景気悪化懸念の高まりをきっかけに株式は世界的に大幅な調整に見舞われました。9月下旬にかけても株 式市場の下落は続き、基準価額は一時9,996円まで下落しました。10月以降は、中国政府による景気下支え策 の実施などから徐々に世界経済の過度な悲観が修正されたことを受けて内外株式市場が持ち直したことから、 基準価額は上昇に転じました。償還日にかけては、米国の良好な雇用指標により年内の米利上げ実施観測が急 速に織り込まれ米金利が小幅上昇に転じたものの、米国株式は底堅い展開が継続したことに加え、日欧では緩 和的な金融環境の継続を受け、株式市場は上昇基調を辿り、債券市場は金利低下基調が維持され、ファンドの 償還価額は10,702円14銭となりました。 ファンドの設定以来、弊社ではファンドの運用に鋭意努力してまいりましたが、現在のファンドの資産規模 では本来の商品性を維持した運用業務の継続が非常に困難な状況にあります。弊社といたしましてはファンド を繰上償還し、お預かりした運用資産を受益者の皆様へお返しすることが受益者の皆様の利益に資するとの判 断をいたしました。ファンドは所定の手続きを経て2015年11月26日に繰上償還いたしました。受益者の皆様に はご愛顧賜りましたことを厚く御礼申し上げます。 - - 15 CS5_15163297_03_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_運用方針.indd 15 2016/01/06 17:21:30 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) ■1万口当たりの費用明細 NNグローバルバランスオープン(安定投資型) 項目 (a)信託報酬 (投信会社) (販売会社) (受託会社) (b)売買委託手数料 (株式) (c)その他費用 (保管費用) (その他費用) 合計 第17期 (2015年7月7日~2015年11月26日) 項目の概要 金額 比率 57円 0.506% 信託報酬=期中の平均基準価額×信託報酬率 期中の平均基準価額は11,179円です。 (26) (0.232) ファンドの運用の対価です。 (26) (0.232) 購入後の情報提供、交付運用報告書等各種書類の送付、口座内で のファンドの管理等の対価です。 ( 5) (0.042) 運用財産の管理、投信会社からの指図の実行の対価です。 0 0.003 売買委託手数料=期中の売買委託手数料/期中の平均受益権口数 ( 0) (0.003) 売買委託手数料は、有価証券等の売買の際に金融商品取引業者等 に支払う手数料です。 0 0.003 その他費用=期中のその他費用/期中の平均受益権口数 ( 0) (0.003) 保管費用は海外における保管銀行等に支払う有価証券等の保管お よび資金の送金・資産の移転等に要する費用です。 ( 0) (0.000) その他信託事務の処理に要する費用です。 57 0.512 (注1)期中の費用(消費税のかかるものは消費税を含む)は追加、解約によって受益権口数に変動があるため、簡便法により算出した結果 です。なお、売買委託手数料およびその他費用は、当ファンドが組み入れているマザーファンドが支払った金額のうち、当ファンド に対応するものを含みます。 (注2)「比率」欄は1万口当たりのそれぞれの費用額を期中の平均基準価額で除して100を乗じたものです。 (注3)各項目毎に円未満は四捨五入しております。 - - 16 CS5_15163297_04_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_1万口.indd16 2016/01/0617:21:33 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) NNグローバルバランスオープン(分散投資型) 項目 (a)信託報酬 (投信会社) (販売会社) (受託会社) (b)売買委託手数料 (株式) (c)その他費用 (保管費用) (その他費用) 合計 第17期 (2015年7月7日~2015年11月26日) 項目の概要 金額 比率 67円 0.633% 信託報酬=期中の平均基準価額×信託報酬率 期中の平均基準価額は10,521円です。 (31) (0.295) ファンドの運用の対価です。 (31) (0.295) 購入後の情報提供、交付運用報告書等各種書類の送付、口座内で のファンドの管理等の対価です。 ( 4) (0.042) 運用財産の管理、投信会社からの指図の実行の対価です。 1 0.007 売買委託手数料=期中の売買委託手数料/期中の平均受益権口数 ( 1) (0.007) 売買委託手数料は、有価証券等の売買の際に金融商品取引業者等 に支払う手数料です。 0 0.003 その他費用=期中のその他費用/期中の平均受益権口数 ( 0) (0.002) 保管費用は海外における保管銀行等に支払う有価証券等の保管お よび資金の送金・資産の移転等に要する費用です。 ( 0) (0.000) その他信託事務の処理に要する費用です。 68 0.643 (注1)期中の費用(消費税のかかるものは消費税を含む)は追加、解約によって受益権口数に変動があるため、簡便法により算出した結果 です。なお、売買委託手数料およびその他費用は、当ファンドが組み入れているマザーファンドが支払った金額のうち、当ファンド に対応するものを含みます。 (注2)「比率」欄は1万口当たりのそれぞれの費用額を期中の平均基準価額で除して100を乗じたものです。 (注3)各項目毎に円未満は四捨五入しております。 - - 17 CS5_15163297_04_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_1万口.indd17 2016/01/0617:21:33 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) ■親投資信託受益証券の設定、解約状況(2015年7月7日から2015年11月26日まで) NNグローバルバランスオープン(安定投資型) 項 目 設 口 定 数 千口 52 NN海外株式マザーファンド NN日本株式マザーファンド NN海外債券マザーファンド NN日本債券マザーファンド NN短期債券マザーファンド 解 金 額 千円 100 107 - - 95 口 約 数 千口 407 100 - - 100 金 額 千円 803 1,285 894 1,748 1,296 1,235 1,402 2,437 1,359 (注)口数・金額の単位未満は切り捨て。 NNグローバルバランスオープン(分散投資型) 項 目 設 口 NN海外株式マザーファンド NN日本株式マザーファンド NN海外債券マザーファンド NN日本債券マザーファンド NN短期債券マザーファンド 定 数 千口 476 金 1,195 381 574 858 解 額 千円 900 口 1,100 600 800 900 数 千口 4,680 21,263 5,818 9,897 4,980 約 金 額 千円 9,260 20,589 9,109 13,795 5,221 (注)口数・金額の単位未満は切り捨て。 ■親投資信託の株式売買金額の平均組入株式時価総額に対する割合(2015年7月7日から2015年11月26日まで) 当 期 項 目 NN海外株式マザーファンド NN日本株式マザーファンド (a) 期 中 の 株 式 売 買 金 額 8,605,521千円 1,317,938千円 (b) 期 中 の 平 均 組 入 株 式 時 価 総 額 4,595,297千円 7,560,241千円 (c) 売 買 高 比 率 (a)/(b) 1.87 0.17 (注)(b)は各月末現在の組入株式時価総額の平均。 ■利害関係人との取引状況(2015年7月7日から2015年11月26日まで) 期中における利害関係人との取引はありません。 (注)利害関係人とは、投資信託及び投資法人に関する法律第11条第1項に規定される利害関係人です。 ■組入資産の明細 償還日現在において組入有価証券はありません。 - - 18 CS5_15163297_04_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_1万口.indd18 2016/01/0617:21:33 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) NNグローバルバランスオープン(安定投資型) ■投資信託財産の構成 項 (2015年11月26日現在) 償 目 評 還 価 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 、 そ の 他 投 資 信 託 財 産 総 額 時 額 千円 5,378 5,378 比 率 % 100.0 100.0 (注)評価額の単位未満は切り捨て。 ■資産、負債、元本及び償還価額の状況 ■損益の状況 (2015年11月26日現在) 項 目 (A) 資 償 産 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 未 収 利 (C) 純 払 資 信 産 託 総 償 1 酬 31,590 額(A-B) 5,347,127 本 4,741,002 金 606,125 数 4,741,002口 1万口当たり償還価額(C/D) 11,278円47銭 (D) 受 還 益 差 5,378,716 31,590 元 権 益 項 5,378,717円 息 報 総 口 (注1)期首元本額 期中追加設定元本額 期中解約元本額 (注2)償還時における1口当たり純資産 当期(自2015年7月7日 至2015年11月26日) 時 債 (B) 負 未 還 6,141,125円 437円 1,400,560円 1.127847円 目 (A) 配 当 等 収 益 受 取 利 息 (B) 有 価 証 券 売 買 損 益 売 買 益 売 買 損 (C) 信 託 報 酬 等 (D) 当 期 損 益 金(A+B+C) (E) 前 期 繰 越 損 益 金 (F) 追 加 信 託 差 損 益 金 (配 当 等 相 当 額) (売 買 損 益 相 当 額) 償 還 差 益 金(D+E+F) 当 期 1円 1 48,518 82,320 △ 33,802 △ 31,590 16,929 941,959 △352,763 (△ 13,446) (△339,317) 606,125 (注1)(B)有価証券売買損益は期末の評価換えによるものを含み ます。 (注2)(C)信託報酬等には信託報酬に対する消費税等相当額を含 めて表示しています。 (注3)(F)追加信託差損益金とあるのは、信託の追加設定の際、 追加設定をした価額から元本を差し引いた差額分をいいます。 - - 19 CS5_15163297_04_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_1万口.indd19 2016/01/0617:21:33 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) ■投資信託財産運用総括表 信託期間 区 投資信託契約締結日 投資信託契約終了日 2000年2月7日 2015年11月26日 資 分 投資信託契約締結当初 投資信託契約終了時 差引増減または追加信託 受益権口数 63,546,585口 4,741,002口 △58,805,583口 元 本 額 63,546,585円 4,741,002円 △58,805,583円 投資信託契約終了時の状況 産 総 額 5,378,717円 負 債 総 額 純 資 産 総 額 受 益 権 口 数 1万口当たり償還金 31,590円 5,347,127円 4,741,002口 11,278.47円 毎計算期末の状況 計 算 期 元 本 額 純資産総額 基準価額 金 第 1 期 円 177,663,101 円 172,950,250 円 9,735 第 第 第 第 第 第 第 第 第 第 第 第 第 第 第 189,985,847 205,349,904 169,903,790 198,779,233 288,468,000 94,908,756 83,361,250 65,642,803 50,457,902 49,075,666 32,167,864 14,436,256 9,463,119 8,639,374 6,141,125 175,719,463 182,487,990 149,231,813 176,795,809 264,630,790 91,709,315 84,032,863 61,520,429 43,624,330 43,035,211 28,860,656 13,066,516 9,559,364 9,137,415 6,904,322 9,249 8,887 8,783 8,894 9,174 9,663 10,081 9,372 8,646 8,769 8,972 9,051 10,102 10,576 11,243 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 1万口当たり分配金 額 分 配 率 円 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 % 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ■償還金のお知らせ 1万口当たり償還金 11,278円47銭 - - 20 CS5_15163297_04_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_1万口.indd20 2016/01/0617:21:33 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) NNグローバルバランスオープン(分散投資型) ■投資信託財産の構成 項 (2015年11月26日現在) 償 目 評 還 価 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 、 そ の 他 投 資 信 託 財 産 総 額 時 額 千円 18,323 18,323 比 率 % 100.0 100.0 (注)評価額の単位未満は切り捨て。 ■資産、負債、元本及び償還価額の状況 ■損益の状況 (2015年11月26日現在) 項 目 (A) 資 償 産 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 未 収 利 (C) 純 払 資 信 産 託 総 償 5 酬 315,927 額(A-B) 18,007,593 本 16,826,156 金 1,181,437 数 16,826,156口 1万口当たり償還価額(C/D) 10,702円14銭 (D) 受 還 益 差 18,323,515 315,927 元 権 益 項 18,323,520円 息 報 総 口 (注1)期首元本額 期中追加設定元本額 期中解約元本額 (注2)償還時における1口当たり純資産 当期(自2015年7月7日 至2015年11月26日) 時 債 (B) 負 未 還 49,994,028円 459円 33,168,331円 1.070214円 目 (A) 配 当 等 収 益 受 取 利 息 (B) 有 価 証 券 売 買 損 益 売 買 益 売 買 損 (C) 信 託 報 酬 等 (D) 当 期 損 益 金(A+B+C) (E) 前 期 繰 越 損 益 金 (F) 追 加 信 託 差 損 益 金 (配 当 等 相 当 額) (売 買 損 益 相 当 額) 償 還 差 益 金(D+E+F) 当 期 5円 5 320,706 487,534 △ 166,828 △ 315,927 4,784 3,512,792 △2,336,139 ( 45,506) (△2,381,645) 1,181,437 (注1)(B)有価証券売買損益は期末の評価換えによるものを含み ます。 (注2)(C)信託報酬等には信託報酬に対する消費税等相当額を含 めて表示しています。 (注3)(F)追加信託差損益金とあるのは、信託の追加設定の際、 追加設定をした価額から元本を差し引いた差額分をいいます。 - - 21 CS5_15163297_04_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_1万口.indd21 2016/01/0617:21:33 NNグローバルバランスオープン(安定投資型)/(分散投資型) ■投資信託財産運用総括表 信託期間 区 投資信託契約締結日 投資信託契約終了日 2000年2月7日 2015年11月26日 資 分 投資信託契約締結当初 投資信託契約終了時 差引増減または追加信託 受益権口数 122,875,869口 16,826,156口 △106,049,713口 元 本 額 122,875,869円 16,826,156円 △106,049,713円 投資信託契約終了時の状況 産 総 額 18,323,520円 負 債 総 額 純 資 産 総 額 受 益 権 口 数 1万口当たり償還金 315,927円 18,007,593円 16,826,156口 10,702.14円 毎計算期末の状況 計 算 期 元 本 額 純資産総額 基準価額 金 第 1 期 円 200,322,927 円 191,866,550 円 9,578 第 第 第 第 第 第 第 第 第 第 第 第 第 第 第 240,530,210 273,301,696 237,552,718 257,053,088 266,416,338 165,081,543 135,004,022 110,414,138 98,556,415 94,323,154 84,390,237 80,621,974 72,629,201 59,529,625 49,994,028 202,508,407 212,097,034 177,285,612 199,434,744 214,689,870 152,390,534 134,143,501 93,799,462 68,519,124 65,689,325 61,395,045 57,783,662 64,999,056 56,944,858 53,490,274 8,419 7,761 7,463 7,759 8,058 9,231 9,936 8,495 6,952 6,964 7,275 7,167 8,949 9,566 10,699 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 1万口当たり分配金 額 分 配 率 円 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 % 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ■償還金のお知らせ 1万口当たり償還金 10,702円14銭 - - 22 CS5_15163297_04_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_1万口.indd22 2016/01/0617:21:34 NN海外株式マザーファンド 運用報告書(全体版) 第16期 決算日 2015年11月16日 NN海外株式マザーファンドは、2015年11月16日に第16期の決算を行いましたので、期中 の運用状況をご報告申し上げます。 ■当ファンドの仕組みは次のとおりです。 商 品 分 類 親投資信託 信 託 期 間 と 信託期間は無期限です。クローズド期間はありません。 クローズド期間 この投資信託は、主に海外の株式に投資し、長期的に良好な収益の獲得を目指 運 用 方 針 して運用を行います。 主 要 運 用 対 象 日本を除く世界各国の株式 組 入 制 限 株式、新株引受権証券および新株予約権証券への投資には制限を設けません。 分 配 方 針 分配は行いません。 ■ベンチマークについて ベンチマークは、MSCIコクサイ(円ベース)です。 ■お知らせ (1)法令の改正に伴い、信託約款に所要の変更を行いました。 (2)2015年4月7日付で委託会社の商号を「アイエヌジー投信株式会社」から「NNインベストメ ント・パートナーズ株式会社」に変更しました。 (3)2015年4月7日付で当ファンドの名称を「アイエヌジー・海外株式マザーファンド」から「N N海外株式マザーファンド」に変更しました。 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート ホームページ http://www.nnip.co.jp/ 電話番号 (9:00~17:00 土、日、祝日、年末年始を除く) CS5_15163297_05_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外株式MF(表紙のみ).indd 23 2016/01/06 17:21:35 NN海外株式マザーファンド ■最近10期の運用実績 決 算 期 7期(2006年11月14日) 8期(2007年11月14日) 9期(2008年11月14日) 10期(2009年11月16日) 11期(2010年11月15日) 12期(2011年11月14日) 13期(2012年11月14日) 14期(2013年11月14日) 15期(2014年11月14日) 16期(2015年11月16日) 基 準 価 額 期 中 騰 落 率 円 % 12,918 20.1 14,013 8.5 7,182 △48.7 9,055 26.1 8,968 △ 1.0 8,504 △ 5.2 9,412 10.7 15,005 59.4 18,679 24.5 19,454 4.1 ベンチマーク 株 式 株 式 純 資 産 期 中 組入比率 先物比率 総 額 騰 落 率 % % % 百万円 460.059 18.9 98.6 - 7,713 486.644 5.8 97.1 - 8,057 232.521 △52.2 91.0 0.6 3,884 286.500 23.2 95.1 - 2,705 280.815 △ 2.0 90.5 4.7 2,766 258.289 △ 8.0 96.9 - 2,720 283.377 9.7 97.4 - 2,983 444.076 56.7 98.4 - 4,354 558.139 25.7 98.5 - 4,934 565.675 1.4 97.1 - 4,688 (注1)株式組入比率は新株予約権証券を含みます。 (注2)株式先物比率は買建比率-売建比率。 (注3)ベンチマークは、前営業日のMSCIコクサイ(円ベース)を使用しております。MSCIコクサイは、MSCI Inc.が開発した世界の株式で 構成される株価指数です。MSCIコクサイに関する著作権その他の知的所有権はMSCI Inc.に帰属しており、その許諾なしにこのイン デックスの全部または一部を複製・配布・使用等することは禁じられています。 ■当期中の基準価額と市況等の推移 基 準 年 月 日 (期 首) 2014年11月14日 11月末 12月末 2015年1月末 2月末 3月末 4月末 5月末 6月末 7月末 8月末 9月末 10月末 (期 末) 2015年11月16日 円 18,679 19,366 19,660 18,643 19,754 19,650 20,080 20,939 20,326 20,921 19,170 17,884 19,955 価 額 騰 落 率 % - 3.7 5.3 △ 0.2 5.8 5.2 7.5 12.1 8.8 12.0 2.6 △ 4.3 6.8 19,454 4.1 ベ ン チ マ ー ク 株 式 株 式 騰 落 率 組入比率 先物比率 % % % 558.139 - 98.5 - 579.001 3.7 98.5 - 587.869 5.3 98.5 - 561.413 0.6 99.0 - 593.542 6.3 98.0 - 589.485 5.6 99.0 - 595.397 6.7 99.0 - 621.168 11.3 97.6 - 594.428 6.5 97.7 - 611.061 9.5 96.4 - 559.100 0.2 97.0 - 520.583 △ 6.7 96.0 - 577.937 3.5 96.1 - 565.675 1.4 97.1 - (注)騰落率は期首比です。 - - 24 CS5_15163297_06_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外株式MF(運用実績).indd 24 2016/01/06 17:21:37 NN海外株式マザーファンド ■当期の運用状況と今後の運用方針 [市況動向] NYダウの推移 (ドル) 18,500 18,000 17,500 17,000 16,500 16,000 15,500 期首 2015/1/14 3/14 5/14 7/14 9/14 期末 ◆海外株式市況 米国株式市場は、利上げ時期を探る動きが強まるなか、中国不安の高まりから2015年の夏場に一 時大幅下落しました。期首は、原油価格の下落が景気減速懸念を招く一方で緩和的な金融政策が継 続するとの見方が広がり、市場は一進一退の展開となりました。春には、原油価格の底打ち感や企 業の買収観測などが好感されて市場は高値圏で推移しました。その後は、イエレンFRB(米連邦 準備制度理事会)議長が年内の利上げ見通しを示したことから早期利上げを見極める動きが強まり、 市場は徐々に水準を切り下げました。8月末には、中国経済の成長鈍化による悪影響が懸念されて 世界同時株安の流れが強まり、市場は連日の大幅安となりました。期末にかけては、欧州の追加緩 和策期待や中国の利下げ実施を好感して市場は下落前の水準まで回復したものの、年内の利上げが 意識されて軟化しました。 欧州株式市場は、金融緩和策が相場を押し上げたものの、市場環境の悪化から大幅下落しました。 期首は、原油価格の下落が嫌気されましたが、ECB(欧州中央銀行)が予想を超える額の量的緩 和に踏み切った事等を受けて市場は上昇基調を辿りました。春以降、ギリシャ問題が二転三転して 振れ幅の大きい展開となった後、8月には中国の成長鈍化が顕在化して、市場は大幅下落しました。 期末にかけては、ドラギECB総裁が追加緩和を示唆したことや中国が利下げを実施したことなど を受けて、市場は回復基調を辿りましたが、弱い域内の7-9月期GDPが嫌気されて、軟化しま した。 - - 25 CS5_15163297_07_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外株式MF(運用状況).indd 25 2016/01/06 17:21:38 NN海外株式マザーファンド ◆外国為替市況 円/ドル為替の推移 (円) 126 124 122 120 118 116 期首 2015/1/14 3/14 5/14 7/14 9/14 期末 ドル円相場は、日米金融政策の方向性の違いに注目が集まる中、底堅い展開となりました。期首 に116円近辺で取引されていたドル円は、2014年12月に実施された衆議院解散総選挙が自民党の圧 勝に終わり、安定政権による政策期待を受けたリスク選好度の高まりから上昇しました。年明け以 降は、寒波の影響から冴えない米経済指標を受け一時116円台まで下落したものの、根強い米国の 年内利上げ実施観測などを背景に持ち直す動きとなりました。また、6月にかけては米国の景気回 復期待やイエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長のコメントなどから米利上げの前倒し観測 が台頭したことで、125円台まで上値を伸ばしました。夏場以降、中国をはじめ新興国経済の減速 懸念が台頭し、世界的な株安を伴いながらリスク回避の円買いが強まりましたが、期末にかけては、 中国の財政・金融対策による景気下支え期待などから世界経済の過度な悲観論が徐々に修正され、 ドル円相場も123円台まで値を戻す展開となりました。 ユーロ円相場は、ECB(欧州中央銀行)が金融緩和姿勢を強める中、ユーロ安円高が進みまし た。2015年の年明け以降は、リスク回避の円買いに加え、3月にECBが追加緩和に踏み切ったこ とから、ユーロ円は大幅に下落しました。その後は欧州金利の急騰からユーロが買い戻される展開 となりましたが、夏場以降、欧州債務問題の悪化や域内のディスインフレ懸念が台頭したことでE CBが金融緩和強化の姿勢を示したことから、緩やかなユーロ安基調となりました。 - - 26 CS5_15163297_07_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外株式MF(運用状況).indd 26 2016/01/06 17:21:38 NN海外株式マザーファンド [運用概況と今後の運用方針] 115 NN海外株式マザーファンド MSCIコクサイ(円ベース) 110 105 100 95 90 期首 2015/1/14 3/14 5/14 7/14 9/14 期末 (注)期首を100とした指数値を使用しています。 ■NN海外株式マザーファンド 前期末18,679円であった基準価額は、期首に伸び悩んだものの株式市場が上昇したことや円安を 背景に2015年7月に21,262円まで上昇しました。8月の世界同時株安の流れを受けて基準価額は急 落しましたが、その後も悪材料が市場の重石となり、9月末の基準価額は17,844円まで下落しまし た。10月以降は、市場の回復に伴い期末の基準価額も19,454円まで回復しました。 当期のリターンは4.1%となり、ベンチマークのリターン1.4%と比較し、当ファンドのリターン はベンチマークを2.7%上回る結果となりました。 【プラス要因】 米国の生活必需品や一般消費財・サービスの銘柄選択効果およびエネルギーセクターをアンダー ウェイトとしたことがプラスに寄与しました。 【マイナス要因】 素材、エネルギー、ヘルスケアセクターの銘柄選択効果およびユーロ圏の株式をアンダーウェイ トしていたことがマイナス要因となりました。 【今後の運用方針】 現在の市場環境は、先進国経済や企業業績の成長に支えらえて良好なものの、米利上げ時期や中 国経済の減速などが不透明感を高めています。ファンダメンタルズの観点からは、政策対応なども あり過度な減速の可能性は低く世界経済および企業業績の成長は持続すると見込まれ、市場の上値 余地はあると思われます。また、企業のバランスシートが健全な中、M&A案件や株主還元政策か らの支えも見込まれます。引き続き、長期的視点に立ったファンダメンタル分析から導き出された 適正株価と市場株価に照らし合わせ、上昇余地があると見込まれる企業への選別投資をすることに より超過収益の確保を図ります。 - - 27 CS5_15163297_07_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外株式MF(運用状況).indd 27 2016/01/06 17:21:38 NN海外株式マザーファンド ■1万口当たりの費用明細 第16期 項目の概要 (2014年11月15日~2015年11月16日) 金額 比率 5円 0.028% 売買委託手数料=期中の売買委託手数料/期中の平均受益権口数 ( 5) (0.028) 売買委託手数料は、有価証券等の売買の際に金融商品取引業者等 に支払う手数料です。 5 0.025 その他費用=期中のその他費用/期中の平均受益権口数 ( 5) (0.025) 保管費用は海外における保管銀行等に支払う有価証券等の保管 および資金の送金・資産の移転等に要する費用です。 10 0.053 項目 (a)売買委託手数料 (株式) (b)その他費用 (保管費用) 合計 (注1)期中の費用(消費税のかかるものは消費税を含む)は追加、解約によって受益権口数に変動があるため、簡便法により算出した結果 です。 (注2)「比率」欄は1万口当たりのそれぞれの費用額を期中の平均基準価額で除して100を乗じたものです。期中の平均基準価額は19,695 円です。 (注3)各項目毎に円未満は四捨五入しております。 ■期中の売買及び取引の状況(2014年11月15日から2015年11月16日まで) 株式 買 株 ア メ リ ナ ユ 外 カ カ ー ロ ダ - 75 - - ( 53) 25 (439) ド フ ラ ン ツ ス オ ラ ン ダ ス ペ イ ン イ イ ギ リ 付 数 百株 738 (267) ス 70 ( 2) ノ ル ウ ェ ー - デ ン マ ー ク - 国 オ ー ス ト ラ リ ア - ( 32) ニ ュ ー ジ ー ラ ン ド - 香 シ ン ガ ポ ー 港 175 ル - 金 額 千米ドル 5,154 ( 1,244) 千カナダドル - 千ユーロ 410 - - ( -) 34 ( 28) 千イギリスポンド 131 (0.42228) 千ノルウェークローネ - 千デンマーククローネ - 千オーストラリアドル - ( 6) 千ニュージーランドドル - 千香港ドル 2,157 千シンガポールドル - 売 株 付 数 百株 1,300 ( 149) 26 47 52 50 200 ( 224) 1,032 ( -) 133 50 - ( -) 795 299 850 金 額 千米ドル 6,092 (1,248) 千カナダドル 169 千ユーロ 404 248 208 6 ( 13) 千イギリスポンド 679 ( 1) 千ノルウェークローネ 878 千デンマーククローネ 1,690 千オーストラリアドル - ( 6) 千ニュージーランドドル 457 千香港ドル 3,302 千シンガポールドル 269 (注1)金額は受け渡し代金。 (注2)単位未満は切り捨て。ただし、単位未満の場合は小数で記載。 (注3)( )内は株式分割、予約権行使、合併等による増減分で、上段の数字には含まれておりません。 - - 28 CS5_15163297_08_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外株式MF(1万口).indd 28 2016/01/06 17:21:40 NN海外株式マザーファンド ■株式売買金額の平均組入株式時価総額に対する割合 項 目 (a) 期 中 の 株 式 売 買 金 額 (b) 期 中 の 平 均 組 入 株 式 時 価 総 額 (c) 売 買 高 比 率 (a)/(b) 当 期 1,910,844千円 4,835,569千円 0.39 (注)(b)は各月末現在の組入株式時価総額の平均。 ■主要な売買銘柄(2014年11月15日から2015年11月16日まで) 株式 当 買 銘 柄 APPLE COMPUTER INC(アメリカ) EXXON MOBIL CORPORATION(アメリカ) AMERICAN AIRLINES GROUP INC(アメリカ) COMCAST CORP-CL A(アメリカ) GILEAD SCIENCES INC(アメリカ) PORSCHE AUTOMOBIL HLDG-PFD(ユーロ・ドイツ) DELTA AIR LINES INC(アメリカ) TENCENT HOLDINGS LIMITED(香港) ROYAL DUTCH SHELL PLC-A SHS(イギリス) MEDIVATION INC(アメリカ) 株 数 千株 12 9 9 7 3 4 6 17 7 2 期 付 売 付 金 額 平均単価 銘 柄 株 数 金 額 平均単価 千円 円 千株 千円 円 174,107 14,508 JPMORGAN CHASE & CO(アメリカ) 14 122,005 8,382 88,811 9,867 GOOGLE INC-CL C(アメリカ) 1 82,449 82,449 57,272 6,028 CVS HEALTH CORP(アメリカ) 5 77,436 13,985 47,162 6,737 MYLAN NV(アメリカ) 8 73,745 8,675 41,977 12,346 ADOBE SYSTEMS INC(アメリカ) 6 55,488 9,248 38,310 8,513 GOOGLE INC-CL A(アメリカ) 0.6 50,042 83,403 36,080 5,550 BG GROUP PLC(イギリス) 20 45,544 2,217 33,229 1,898 TENCENT HOLDINGS LIMITED(香港) 17 42,203 2,411 25,392 3,627 AT&T INC(アメリカ) 10 41,094 4,109 24,943 12,471 GLENCORE PLC(イギリス) 60 31,588 526 (注1)金額は受け渡し代金。 (注2)単位未満は切り捨て。 ■利害関係人との取引状況(2014年11月15日から2015年11月16日まで) 期中における利害関係人との取引はありません。 (注)利害関係人とは、投資信託及び投資法人に関する法律第11条第1項に規定される利害関係人です。 - - 29 CS5_15163297_08_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外株式MF(1万口).indd 29 2016/01/06 17:21:41 NN海外株式マザーファンド ■組入資産の明細 外国株式 (2015年11月16日現在) 期首(前期末) 銘 (アメリカ) ADOBE SYSTEMS INC AIR PRODUCTS & CHEMICALS INC HONEYWELL INTERNATIONAL INC AMGEN INC HESS CORP AMERICAN ELECTRIC POWER COMCAST CORP-CL A APPLE COMPUTER INC BAXTER INTERNATIONAL INC YUM! BRANDS INC TAIWAN SEMICONDUCTOR-SP ADR CELGENE CORP JPMORGAN CHASE & CO CISCO SYSTEMS INC FOMENTO ECONOMICO MEX-SP TARGET CORP DIAMOND OFFSHORE DRILLING THE WALT DISNEY CO. EBAY INC EMC CORP/MASS BANK OF AMERICA CORP CITIGROUP INC EXXON MOBIL CORPORATION FREEPORT-MCMORAN INC GILEAD SCIENCES INC GENERAL ELECTRIC CO GREENBRIER COMPANIES INC NUANCE COMMUNICATIONS INC HALLIBURTON CO GOLDMAN SACHS GROUP INC WESCO INTERNATIONAL INK BIOGEN INC INTEL CORP KELLOGG CO LINEAR TECHNOLOGY CORP CARNIVAL CORP METLIFE INC CVS HEALTH CORP MICROSOFT CORP MYLAN INC PETROLEO BRASILEIRO S.A.-ADR NETAPP INC NIKE INC -CL B WELLS FARGO & COMPANY OCCIDENTAL PETROLEUM CORP ORACLE CORPORATION 柄 株 当 数 株 百株 80 20 57 6 30 85 60 - 13 60 80 30 195 275 12 70 27 70 50 180 357 180 - 125 25 300 - 200 57 30 20 5 17 50 24 102 89 95 150 145 216 112 55 199 55 180 期 数 百株 20 20 45 - 30 85 130 120 13 60 - 48 50 295 - 70 27 70 50 180 357 180 90 125 59 260 30 60 57 30 - 11 - 50 - 117 89 40 165 - - 55 55 199 55 180 末 評 価 額 外 貨 建 金 額 邦貨換算金額 千米ドル 千円 178 21,817 274 33,669 454 55,738 - - 179 21,968 468 57,349 782 95,947 1,348 165,193 48 6,003 416 51,077 - - 515 63,224 327 40,168 773 94,817 - - 503 61,665 59 7,262 803 98,507 140 17,272 450 55,258 614 75,261 961 117,812 702 86,133 108 13,315 605 74,156 787 96,473 95 11,745 99 12,175 213 26,152 575 70,504 - - 313 38,394 - - 330 40,493 - - 603 73,922 448 54,966 367 45,001 871 106,837 - - - - 172 21,102 670 82,129 1,086 133,118 410 50,273 671 82,273 業 種 等 ソフトウェア・サービス 素材 資本財 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス エネルギー 公益事業 メディア テクノロジー・ハードウェアおよび機器 ヘルスケア機器・サービス 消費者サービス 半導体・半導体製造装置 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス 銀行 テクノロジー・ハードウェアおよび機器 食品・飲料・タバコ 小売 エネルギー メディア ソフトウェア・サービス テクノロジー・ハードウェアおよび機器 銀行 銀行 エネルギー 素材 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス 資本財 資本財 ソフトウェア・サービス エネルギー 各種金融 資本財 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス 半導体・半導体製造装置 食品・飲料・タバコ 半導体・半導体製造装置 消費者サービス 保険 食品・生活必需品小売り ソフトウェア・サービス 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス エネルギー テクノロジー・ハードウェアおよび機器 耐久消費財・アパレル 銀行 エネルギー ソフトウェア・サービス - - 30 CS5_15163297_09_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外株式MF(組入資産).indd30 2016/01/0617:21:42 NN海外株式マザーファンド 期首(前期末) 銘 柄 PPL CORPORATION PFIZER INC ALTRIA GROUP INC PROCTER & GAMBLE CO QUALCOMM INC MERCK & CO. INC. AT&T INC TEXAS INSTRUMENTS INC MARATHON OIL CORP UNITEDHEALTH GROUP INC REGIONS FINANCIAL CORP GOOGLE INC-CL A MEDIVATION INC DELTA AIR LINES INC TRANSOCEAN LTD SENSATA TECHNOLOGIES HOLDING N.V. INGERSOLL-RAND PLC AMERICAN AIRLINES GROUP INC ALLEGION PLC GOOGLE INC-CL C WEATHERFORD INTL PLC MYLAN NV TALEN ENERGY CORPORATION ALPHABET INC-CL A PAYPAL HOLDINGS INC ALPHABET INC-CL C BAXALTA INC 株 数 ・ 金 額 小 計 銘 柄 数 <比 率> (カナダ) BARRICK GOLD CORP BANK OF NOVA SCOTIA LOBLAW COMPANIES LTD TORONTO-DOMINION BANK 株 数 ・ 金 額 小 計 銘 柄 数 <比 率> (ユーロ・・・ドイツ) ALLIANZ SE-REG SIEMENS AG-REG LINDE AG DEUTSCHE BANK AG -REG BAYERISCHE MOTOREN WERKE AG DEUTSCHE BOERSE AG PORSCHE AUTOMOBIL HLDG-PFD 株 数 ・ 金 額 小 計 銘 柄 数 <比 率> (ユーロ・・・フランス) AXA TOTAL SA 株 当 数 株 数 百株 107 310 100 80 85 110 100 18 70 50 200 10 - 35 30 30 82 - 27 10 150 - - - - - - 5,800 62 百株 160 28 26 36 250 4 百株 29 33 21 80 47 23 - 235 6 百株 147 310 100 80 85 130 - - 120 50 200 - 40 100 30 60 60 95 27 - - 60 13 4 50 0.02 13 5,357 60 百株 160 28 - 36 224 3 百株 29 39 15 105 30 - 45 263 6 191 120 191 85 期 末 評 価 額 外 貨 建 金 額 邦貨換算金額 千米ドル 千円 485 59,552 1,034 126,759 562 68,965 591 72,504 444 54,456 689 84,477 - - - - 205 25,218 557 68,260 194 23,797 - - 164 20,140 489 60,032 42 5,234 259 31,762 341 41,805 412 50,581 174 21,329 - - - - 292 35,865 10 1,345 296 36,275 172 21,156 1 175 44 5,399 25,904 3,174,284 - <67.7%> 千カナダドル 千円 160 14,775 166 15,256 - - 192 17,664 519 47,696 - < 1.0%> 千ユーロ 千円 462 60,768 362 47,561 241 31,676 250 32,853 283 37,247 - - 174 22,862 1,773 232,970 - < 5.0%> 466 377 業 種 等 公益事業 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス 食品・飲料・タバコ 家庭用品・パーソナル用品 テクノロジー・ハードウェアおよび機器 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス 電気通信サービス 半導体・半導体製造装置 エネルギー ヘルスケア機器・サービス 銀行 ソフトウェア・サービス 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス 運輸 エネルギー 資本財 資本財 運輸 資本財 ソフトウェア・サービス エネルギー 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス 公益事業 ソフトウェア・サービス ソフトウェア・サービス ソフトウェア・サービス 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス 素材 銀行 食品・生活必需品小売り 銀行 保険 資本財 素材 各種金融 自動車・自動車部品 各種金融 自動車・自動車部品 61,303 保険 49,603 エネルギー - - 31 CS5_15163297_09_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外株式MF(組入資産).indd31 2016/01/0617:21:43 NN海外株式マザーファンド 期首(前期末) 銘 柄 VINCI S.A. 株 数 ・ 金 額 銘 柄 数 <比 率> (ユーロ・・・オランダ) AIRBUS GROUP SE RELX NV ROYAL DUTCH SHELL PL UNILEVER NV-CVA 株 数 ・ 金 額 小 計 銘 柄 数 <比 率> (ユーロ・・・スペイン) TELEFONICA S.A. 株 数 ・ 金 額 小 計 銘 柄 数 <比 率> 株 数 ・ 金 額 ユーロ計 銘 柄 数 <比 率> (イギリス) DIAGEO PLC STANDARD CHARTERED PLC HSBC HOLDINGS PLC PRUDENTIAL PLC RIO TINTO PLC SSE PLC BP PLC BG GROUP PLC LONMIN PLC BARCLAYS PLC ROYAL DUTCH SHELL PLC-A SHS UNILEVER PLC GLENCORE PLC WPP GROUP PLC 株 数 ・ 金 額 小 計 銘 柄 数 <比 率> (スイス) NOVARTIS AG-REG SHS ROCHE HOLDING AG-GENUSSS NESTLE SA-REGISTERED CIE FINANCIERE RICHEMON-RE 株 数 ・ 金 額 小 計 銘 柄 数 <比 率> (ノルウェー) SUBSEA 7 SA 株 数 ・ 金 額 小 計 銘 柄 数 <比 率> (デンマーク) WILLIAM DEMANT HOLDING 小 計 株 当 数 株 数 期 末 評 価 額 業 外 貨 建 金 額 邦貨換算金額 千ユーロ 千円 299 39,339 資本財 1,144 150,246 - < 3.2%> 種 等 百株 67 379 3 百株 50 326 3 20 100 30 40 190 4 - 153 - 40 193 2 - 239 - 159 399 - - 31,499 - 20,955 52,454 < 1.1%> 資本財 メディア エネルギー 家庭用品・パーソナル用品 200 200 1 1,004 14 百株 41 128 504 398 130 150 730 205 - 900 - 28 850 251 4,319 12 百株 80 25 85 66 256 4 百株 133 133 1 百株 10 239 239 1 1,022 12 百株 41 - 504 300 130 150 730 - 2 900 70 28 250 251 3,359 12 百株 80 25 85 66 256 4 百株 - - - 百株 - 285 285 - 3,603 - 千イギリスポンド 77 - 258 440 291 216 266 - 0.02568 202 109 78 23 370 2,334 - 千スイスフラン 696 666 624 516 2,504 - 千ノルウェークローネ - - - 千デンマーククローネ - 37,549 37,549 < 0.8%> 473,221 <10.1%> 千円 14,373 - 48,234 82,081 54,370 40,272 49,604 - 4 37,758 20,457 14,649 4,338 69,021 435,167 < 9.3%> 千円 84,717 81,079 76,000 62,833 304,631 < 6.5%> 千円 - - < -%> 千円 - 電気通信サービス 食品・飲料・タバコ 銀行 銀行 保険 素材 公益事業 エネルギー エネルギー 素材 銀行 エネルギー 家庭用品・パーソナル用品 素材 メディア 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス 食品・飲料・タバコ 耐久消費財・アパレル エネルギー ヘルスケア機器・サービス - - 32 CS5_15163297_09_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外株式MF(組入資産).indd32 2016/01/0617:21:43 NN海外株式マザーファンド 期首(前期末) 銘 NOVO NORDISK A/S-B 株 数 小 計 銘 柄 (オーストラリア) BHP BILLITON LTD SOUTH32 LTD 株 数 小 計 銘 柄 (ニュージーランド) CONTACT ENERGY LTD FLETCHER BUILDING LTD AUCKLAND INTL AIRPORT LTD 株 数 小 計 銘 柄 (香港) AIA GROUP LTD 株 数 小 計 銘 柄 (シンガポール) DBS GROUP HOLDINGS LTD WILMAR INTERNATIONAL LTD 株 数 小 計 銘 柄 株 数 合 計 銘 柄 柄 ・ 金 額 数 <比 率> ・ 金 額 数 <比 率> ・ 金 額 数 <比 率> ・ 金 額 数 <比 率> ・ 金 額 数 <比 率> ・ 金 額 数 <比 率> 株 当 数 株 百株 40 50 2 百株 32 - 32 1 百株 338 147 309 795 3 百株 904 904 1 百株 360 850 1,210 2 14,757 106 数 百株 - - - 百株 32 32 65 2 百株 - - - - - 百株 780 780 1 百株 360 - 360 1 11,425 95 期 末 評 価 額 外 貨 建 金 額 邦貨換算金額 千デンマーククローネ 千円 - - - - - < -%> 千オーストラリアドル 千円 66 5,765 4 369 70 6,134 - < 0.1%> 千ニュージーランドドル 千円 - - - - - - - - - < -%> 千香港ドル 千円 3,716 58,761 3,716 58,761 - < 1.3%> 千シンガポールドル 千円 617 53,090 - - 617 53,090 - < 1.1%> - 4,552,987 - <97.1%> 業 種 等 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス 素材 素材 公益事業 素材 運輸 保険 銀行 食品・飲料・タバコ (注1)邦貨換算金額は、期末の時価をわが国の対顧客電信売買相場の仲値により邦貨換算したものです。 (注2)< >内は、純資産総額に対する各国別株式評価額の比率。 (注3)株数・評価額の単位未満は切り捨て。ただし、株数が単位未満の場合は小数で記載。 (注4)-印は組み入れなし。 ■投資信託財産の構成 項 (2015年11月16日現在) 当 目 評 株 式 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 、 そ の 他 投 資 信 託 財 産 総 額 期 額 千円 4,552,987 195,505 4,748,492 価 末 比 率 % 95.9 4.1 100.0 (注1)金額の単位未満は切り捨て。 (注2)当期末における外貨建純資産(4,632,312千円)の投資信託財産総額(4,748,492千円)に対する比率は97.6%です。 (注3)外貨建資産は、期末の時価をわが国の対顧客電信売買相場の仲値により邦貨換算したものです。 なお2015年11月16日における邦貨換算レートは、1米ドル=122.54円、1カナダドル=91.89円、1ユーロ=131.33円、1イギリス ポンド=186.38円、1スイスフラン=121.65円、1スウェーデンクローナ=14.06円、1ノルウェークローネ=14.08円、1デンマー ククローネ=17.60円、1オーストラリアドル=87.05円、1ニュージーランドドル=79.90円、1香港ドル=15.81円、1シンガポー ルドル=86.04円です。 - - 33 CS5_15163297_09_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外株式MF(組入資産).indd33 2016/01/0617:21:43 NN海外株式マザーファンド ■資産、負債、元本及び基準価額の状況 ■損益の状況 (2015年11月16日現在) 項 (A) 資 目 当 産 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 株 式(評価額) 未 132,272,034 7,138,168 息 15 債 107,455,998 金 107,455,998 (C) 純 資 産 総 額(A-B) 4,688,071,995 未 配 収 当 利 (B) 負 未 払 元 本 2,409,762,292 次 期 繰 越 損 益 金 2,278,309,703 (D) 受 益 権 総 口 (A) 4,552,987,556 金 収 入 当期(自2014年11月15日 至2015年11月16日) 103,130,220 金 未 収 期 末 4,795,527,993円 (B) 数 2,409,762,292口 1万口当たり基準価額(C/D) 19,454円 (注1)期首元本額 2,641,689,212円 期中追加設定元本額 104,631,142円 期中一部解約元本額 336,558,062円 (注2)当期末における1口当たり純資産 1.9454円 (注3)当期末における当ファンドの元本の内訳 NNグローバルバランスオープン(安定投資型) 314,388円 NNグローバルバランスオープン(分散投資型) 3,960,729円 NNグローバルバランスオープン(積極投資型) 2,930,583円 NN海外株式オープン 1,837,125,569円 NN海外株式ファンドVA(適格機関投資家専用) 388,603,827円 NNグローバルバランスファンドVA(株25型) 41,329,433円 NNグローバルバランスファンドVA(株50型) 43,493,768円 NNグローバルバランスファンドVA(株70型) 92,003,995円 (C) (D) (E) (F) (G) (H) 項 目 配 当 等 収 益 受 取 配 当 金 受 取 利 息 そ の 他 収 益 金 有 価 証 券 売 買 損 益 売 買 益 売 買 損 信 託 報 酬 等 当 期 損 益 金(A+B+C) 前 期 繰 越 損 益 金 追 加 信 託 差 損 益 金 解 約 差 損 益 金 計 (D+E+F+G) 次 期 繰 越 損 益 金(H) 当 期 105,871,137円 104,815,862 44,193 1,011,082 111,975,804 533,863,190 △ 421,887,386 △ 1,260,606 216,586,335 2,292,613,448 99,279,858 △ 330,169,938 2,278,309,703 2,278,309,703 (注1)損益の状況の中で(B)有価証券売買損益は期末の評価換え によるものを含みます。 (注2)損益の状況の中で(C)信託報酬等には信託報酬に対する消 費税等相当額を含めて表示しています。 (注3)損益の状況の中で(F)追加信託差損益金とあるのは、信託 の追加設定の際、追加設定をした価額から元本を差し引い た差額分をいいます。 (注4)損益の状況の中で(G)解約差損益金とあるのは、中途解約 の際、元本から解約価額を差し引いた差額分をいいます。 - - 34 CS5_15163297_09_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外株式MF(組入資産).indd34 2016/01/0617:21:43 NN日本株式マザーファンド 運用報告書(全体版) 第16期 決算日 2015年11月16日 NN日本株式マザーファンドは、2015年11月16日に第16期の決算を行いましたので、期中 の運用状況をご報告申し上げます。 ■当ファンドの仕組みは次のとおりです。 商 品 分 類 親投資信託 信 託 期 間 と 信託期間は無期限です。クローズド期間はありません。 クローズド期間 この投資信託は、主に日本の株式に投資し、長期的に良好な収益の獲得を目指 運 用 方 針 して運用を行います。 主 要 運 用 対 象 日本の株式 組 入 制 限 株式、新株引受権証券および新株予約権証券への投資には制限を設けません。 分 配 方 針 分配は行いません。 ■ベンチマークについて ベンチマークは、TOPIX(配当込み)です。 ■お知らせ (1)法令の改正に伴い、信託約款に所要の変更を行いました。 (2)2015年4月7日付で委託会社の商号を「アイエヌジー投信株式会社」から「NNインベストメ ント・パートナーズ株式会社」に変更しました。 (3)2015年4月7日付で当ファンドの名称を「アイエヌジー・日本株式マザーファンド」から「N N日本株式マザーファンド」に変更しました。 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート ホームページ http://www.nnip.co.jp/ 電話番号 (9:00~17:00 土、日、祝日、年末年始を除く) CS5_15163297_10_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本株式MF(表紙のみ).indd 35 2016/01/06 17:21:45 NN日本株式マザーファンド ■最近10期の運用実績 基 準 価 額 決 算 期 7期(2006年11月14日) 8期(2007年11月14日) 9期(2008年11月14日) 10期(2009年11月16日) 11期(2010年11月15日) 12期(2011年11月14日) 13期(2012年11月14日) 14期(2013年11月14日) 15期(2014年11月14日) 16期(2015年11月16日) 円 8,705 8,000 4,262 4,253 4,363 3,963 4,149 7,278 8,180 9,594 期 中 騰 落 率 % 11.1 △ 8.1 △46.7 △ 0.2 2.6 △ 9.2 4.7 75.4 12.4 17.3 ベ ン チ マ ー ク <TOPIX(配当込み)> 株 式 株 式 純 資 産 額 期 中 組入比率 先物比率 総 騰 落 率 % % % 百万円 1,865.47 9.0 98.5 - 10,265 1,772.15 △ 5.0 98.5 0.3 9,026 1,021.53 △42.4 95.1 1.8 5,725 1,058.89 3.7 91.2 5.5 3,901 1,067.01 0.8 98.6 - 4,207 943.97 △11.5 97.9 - 3,976 949.13 0.5 98.5 - 4,246 1,631.73 71.9 98.6 0.4 6,810 1,913.31 17.3 99.2 - 7,102 2,187.96 14.4 99.3 - 7,648 (注1)株式先物比率は買建比率-売建比率。 (注2)ベンチマークはTOPIX(配当込み)の実数値を使用しております。 ■当期中の基準価額と市況等の推移 年 月 日 (期 首) 2014年11月14日 11月末 12月末 2015年1月末 2月末 3月末 4月末 5月末 6月末 7月末 8月末 9月末 10月末 (期 末) 2015年11月16日 基 準 価 額 円 8,180 8,255 8,244 8,260 8,879 9,126 9,320 9,871 9,752 9,984 9,331 8,650 9,447 騰 落 率 % - 0.9 0.8 1.0 8.5 11.6 13.9 20.7 19.2 22.1 14.1 5.7 15.5 9,594 17.3 ベ ン チ マ ー ク 式 株 式 <TOPIX(配当込み)> 株 組入比率 先物比率 騰 落 率 % % % 1,913.31 - 99.2 - 1,926.93 0.7 99.1 - 1,925.54 0.6 99.1 - 1,935.98 1.2 99.0 - 2,085.33 9.0 99.5 - 2,128.30 11.2 99.1 - 2,196.84 14.8 98.9 - 2,308.46 20.7 98.8 - 2,252.53 17.7 99.4 - 2,292.89 19.8 99.8 - 2,124.21 11.0 99.9 - 1,964.62 2.7 99.2 - 2,169.38 13.4 99.0 - 2,187.96 14.4 99.3 - (注)騰落率は期首比です。 - - 36 CS5_15163297_11_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本株式MF(運用実績).indd 36 2016/01/06 17:21:46 NN日本株式マザーファンド ■当期の運用状況と今後の運用方針 [市況動向] TOPIXの推移 1,700 1,650 1,600 1,550 1,500 1,450 1,400 1,350 1,300 期首 2015/1/14 3/14 5/14 7/14 9/14 期末 ◆国内株式市況 国内株式市場は、ECB(欧州中央銀行)による量的緩和策の導入や国内景気の回復期待の高ま りなどを受けて大幅上昇となりました。期首は、政府が消費増税延期と解散総選挙を決定したこと などが好感された一方、日本のGDP(国内総生産)成長率が再度下方修正されたことや原油価格 の急落、ギリシャの政治的混乱などが投資家心理を冷やし、国内株式市場は一進一退の動きとなり ました。2015年1月後半からはギリシャ債務不安の後退やECBによる量的緩和策の導入に加え、 国内景気の回復期待も支えとなり、国内株式市場は大幅に上昇しましたが、6月下旬以降は、ギリ シャ問題の再燃や黒田日銀総裁の円安けん制ともとれる発言を受けた円高、中国株下落などを受け、 伸び悩む展開となりました。8月中旬には、3日連続で中国が人民元を切り下げたことを発端に中 国上海株式市場が急落すると、急速にリスクオフの動きが優勢となり、円高と世界同時株安が進み ました。その結果、国内株式市場も急落し、9月末までの下落幅は8月高値に比べて約2割に達し ました。その後は、中国経済指標の悪化に底打ちの兆しが見えたことや、TPP(環太平洋パート ナーシップ)協定が大筋合意したこと、米早期利上げ観測が後退したことなどを受けて欧米株式市 場が上昇し、国内株式市場も上昇基調に転じました。期末直前には、フランスのパリで同時多発テ ロが発生したことが嫌気され、国内株式市場は若干下落して期を終えました。 - - 37 CS5_15163297_12_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本株式MF(運用状況).indd 37 2016/01/06 17:21:48 NN日本株式マザーファンド [運用概況と今後の運用方針] 125 NN日本株式マザーファンド TOPIX(配当込み) 120 115 110 105 100 95 2014/11/14 2015/1/14 3/14 5/14 7/14 9/14 11/14 (注)期首を100とした指数値を使用しています。 ■NN日本株式マザーファンド 前期末8,180円であった基準価額は、期末には9,594円となりました。 ベンチマークとの比較では、当ファンドのリターンは前期末比17.3%の上昇となり、ベンチマー クのリターン14.4%を2.9%上回る結果となりました。 当期の主な要因は、以下の通りです。 【プラス要因】 サービス、不動産、化学セクターにおける銘柄選択効果が主なプラス要因となりました。特に警 備サービス会社や化粧品大手の株価上昇がプラスに寄与しました。 【マイナス要因】 電気機器、精密機器、医薬品セクターにおける銘柄選択効果が主なマイナス要因となりました。 特に総合電機大手や精密ポンプメーカーの株価下落がマイナスに影響しました。 - - 38 CS5_15163297_12_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本株式MF(運用状況).indd 38 2016/01/06 17:21:48 NN日本株式マザーファンド 【今後の運用方針】 日本企業は前期に続いて今期も史上最高益更新が見込まれており、GDPに占める企業収益の割 合は上昇しています。株価も上昇基調にはありますが、バリュエーション(評価尺度)に割高感は なく、上昇トレンドが終息したと見る必要はないと思います。特徴的で興味深いのは、外需関連企 業の業績より内需関連企業の業績拡大の方が大きいことです。国内が政治的にも安定を維持するな か、国内独自の成長が鮮明化すれば日本株式市場の評価が一段と改善するものと見ています。 引き続き、グローバルな経済構造や企業のファンダメンタルズの変化を的確に捉え、業績とバ リュエーション面から見たバランスのよい銘柄選択を行って参ります。中長期的視点から有望なビ ジネス・モデルや戦略を持って経営されている企業に軸足を置きつつ、短中期ではマクロ経済動向 やそれに牽引される産業・個別企業の業績動向を加味した上で、銘柄選択・ポートフォリオ構築を 行って参ります。 ■NN日本株式マザーファンド月次騰落率の推移 (%) 12.5 10.0 7.5 5.0 2.5 0.0 -2.5 -5.0 -7.5 -10.0 2014年11月 12月 2015年1月 2月 3月 4月 5月 6月 NN日本株式マザーファンド 7月 8月 9月 10月 11月 ベンチマーク - - 39 CS5_15163297_12_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本株式MF(運用状況).indd 39 2016/01/06 17:21:48 NN日本株式マザーファンド ■NN日本株式マザーファンドのポートフォリオ(2015年11月16日現在) 上位組入銘柄 上位組入業種 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 業種 輸送用機器 電気機器 銀行業 化学 情報・通信業 不動産業 機械 サービス業 建設業 医薬品 純資産比率(%) 12.6 11.5 9.5 9.4 8.1 6.1 6.1 5.5 4.8 4.3 銘柄 業種 純資産比率(%) 1 トヨタ自動車 輸送用機器 4.1 2 三菱UFJフィナンシャル・グループ 銀行業 4.0 3 三井住友フィナンシャルグループ 銀行業 2.6 4 日本電産 電気機器 2.5 5 富士重工業 輸送用機器 2.5 6 ソフトバンクグループ 情報・通信業 2.3 7 みずほフィナンシャルグループ 銀行業 2.3 8 日立製作所 電気機器 2.2 9 SCSK 情報・通信業 2.2 10 アステラス製薬 医薬品 2.2 - - 40 CS5_15163297_12_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本株式MF(運用状況).indd 40 2016/01/06 17:21:48 NN日本株式マザーファンド ■1万口当たりの費用明細 項目 (a)売買委託手数料 (株式) 合計 第16期 (2014年11月15日~2015年11月16日) 項目の概要 金額 比率 5円 0.058% 売買委託手数料=期中の売買委託手数料/期中の平均受益権口数 (5) (0.058) 売買委託手数料は、有価証券等の売買の際に金融商品取引業者等 に支払う手数料です。 5 0.058 (注1)期中の費用(消費税のかかるものは消費税を含む)は追加、解約によって受益権口数に変動があるため、簡便法により算出した結果 です。 (注2)「比率」欄は1万口当たりのそれぞれの費用額を期中の平均基準価額で除して100を乗じたものです。期中の平均基準価額は9,093円 です。 (注3)項目毎に円未満は四捨五入しております。 ■期中の売買及び取引の状況(2014年11月15日から2015年11月16日まで) 株式 買 国 内 株 上 場 付 数 千株 1,244 ( 107) 金 売 額 千円 1,771,413 ( -) 株 付 数 千株 1,895 金 額 千円 2,289,103 (注1)金額は受け渡し代金。 (注2)単位未満は切り捨て。 (注3)( )内は株式分割、予約権行使、合併等による増減分で、上段の数字には含まれておりません。 ■株式売買金額の平均組入株式時価総額に対する割合 項 目 (a) 期 中 の 株 式 売 買 金 額 (b) 期 中 の 平 均 組 入 株 式 時 価 総 額 (c) 売 買 高 比 率 (a)/(b) 当 期 4,060,516千円 7,524,000千円 0.53 (注)(b)は各月末現在の組入株式時価総額の平均。 - - 41 CS5_15163297_13_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本株式MF(1万口).indd 41 2016/01/06 17:21:50 NN日本株式マザーファンド ■主要な売買銘柄(2014年11月15日から2015年11月16日まで) 株式 当 期 買 銘 柄 三菱重工業 第一生命保険 マツダ 清水建設 日東電工 バンダイナムコホールディングス 山九 メタウォーター デクセリアルズ ソフトバンクグループ 株 数 千株 247 66.1 46.1 107 12 38.9 176 25.7 43 8 付 売 金 額 平均単価 銘 千円 円 166,139 672 IHI 123,058 1,861 綜合警備保障 116,388 2,524 オリックス 109,779 1,025 新日鐵住金 98,958 8,246 三井物産 97,091 2,495 日本精工 94,614 537 KDDI 79,087 3,077 ダイセル 69,088 1,606 住友林業 57,197 7,149 日本ゼオン 柄 株 付 数 金 額 平均単価 千株 千円 円 239 127,572 533 28.5 126,139 4,425 69.1 120,797 1,748 388 117,577 303 71.1 109,035 1,533 62 95,204 1,535 32.1 90,271 2,812 57.4 87,263 1,520 61.6 82,844 1,344 70 77,626 1,108 (注1)金額は受け渡し代金。 (注2)単位未満は切り捨て。 ■利害関係人との取引状況(2014年11月15日から2015年11月16日まで) 期中における利害関係人との取引はありません。 (注)利害関係人とは、投資信託及び投資法人に関する法律第11条第1項に規定される利害関係人です。 ■組入資産の明細 上場株式 国内株式 銘 (2015年11月16日現在) 柄 期首(前期末) 当 株 数 株 千株 鉱業(-%) 石油資源開発 建設業(4.8%) 清水建設 東鉄工業 五洋建設 住友林業 食料品(2.1%) 日本たばこ産業 化学(9.5%) 日本触媒 ダイセル 日本ゼオン アイカ工業 ポーラ・オルビスホールディングス デクセリアルズ 日東電工 期 末 数 評 価 額 千株 銘 柄 千円 13.2 - - - 35.2 347.5 61.6 107 46 273 - 113,206 120,658 134,862 - 36 35.6 157,245 72 123 70 39.2 12.8 - - 14.4 65.6 - 30.6 11.9 43 12 130,752 115,784 - 73,562 93,058 58,265 101,472 ニフコ 医薬品(4.3%) アステラス製薬 参天製薬 ゴム製品(-%) ブリヂストン ガラス・土石製品(1.2%) ニチアス 鉄鋼(-%) 新日鐵住金 非鉄金属(0.5%) UACJ 金属製品(1.8%) リンナイ 機械(6.1%) ディスコ クボタ 期首(前期末) 当 株 数 株 期 末 数 評 価 額 千株 29.5 千株 29.8 千円 149,000 90.4 15.7 94.9 85.8 164,841 162,162 11.5 - - 98 112 92,064 388 - - 150 150 40,650 10 13.2 137,412 11.8 32 10.5 58 117,810 114,927 - - 42 CS5_15163297_13_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本株式MF(1万口).indd 42 2016/01/06 17:21:50 NN日本株式マザーファンド 銘 柄 椿本チエイン アネスト岩田 日本精工 三菱重工業 IHI 電気機器(11.5%) 日立製作所 三菱電機 日本電産 大崎電気工業 オムロン 富士通 横河電機 日本光電工業 キーエンス ファナック スター精密 輸送用機器(12.7%) デンソー 日産自動車 いすゞ自動車 トヨタ自動車 三菱自動車工業 マツダ 本田技研工業 富士重工業 シマノ 精密機器(0.9%) 日機装 その他製品(3.0%) バンダイナムコホールディングス 三菱鉛筆 電気・ガス業(1.7%) 中部電力 メタウォーター 陸運業(2.2%) 京王電鉄 山九 情報・通信業(8.2%) 大塚商会 日本電信電話 KDDI 光通信 SCSK ソフトバンクグループ 卸売業(1.1%) ガリバーインターナショナル 期首(前期末) 当 株 数 株 期 末 数 評 価 額 千株 - 41.9 62 - 239 千株 41 41.9 - 247 - 千円 38,663 38,841 - 153,584 - 260 70 17.5 - 18.2 82 49.1 18.6 0.9 4.3 - 236 67 20.2 47 18.2 - 42.5 34.9 1.2 2.6 20.6 167,984 85,525 191,718 30,738 80,262 - 61,795 88,855 80,232 55,614 34,216 18.7 103 73.5 46.7 40.9 - 16.8 34.3 3.1 23.3 47.1 72.1 41.9 - 46.1 - 37.8 3.1 133,462 59,157 104,833 310,520 - 112,138 - 188,924 57,102 93 69.9 65,286 - 24 38.9 19.7 109,698 115,048 - - 31.8 25.7 55,506 72,731 51 - 59 176 58,351 106,304 14.8 8.9 10.7 15 28.7 18.8 13.8 17.8 - 12.4 35.9 26.8 81,696 84,016 - 109,864 167,294 176,638 39.9 70.5 87,420 銘 柄 豊田通商 三井物産 小売業(3.6%) ジェイアイエヌ ツルハホールディングス 良品計画 ユナイテッドアローズ 銀行業(9.6%) 三菱UFJフィナンシャル・グループ 三井住友フィナンシャルグループ 七十七銀行 みずほフィナンシャルグループ 証券、商品先物取引業(0.6%) 東海東京フィナンシャル・ホールディングス 保険業(2.0%) 第一生命保険 その他金融業(0.8%) 全国保証 オリックス 不動産業(6.2%) スター・マイカ ユニゾホールディングス 東急不動産ホールディングス パーク24 三菱地所 住友不動産 レオパレス21 サービス業(5.6%) テンプホールディングス 綜合警備保障 夢真ホールディングス カカクコム 楽天 エイチ・アイ・エス 合 計 株 数 ・ 金 額 銘 柄 数 <比 率> 期首(前期末) 当 株 数 株 期 末 数 評 価 額 千株 22.6 71.1 千株 - - 千円 - - 14.7 12.3 5.8 17.7 13.1 9.3 4.3 - 64,190 98,394 112,015 - 371.3 42.7 68 723.7 371.3 39.9 79 685.8 304,057 197,026 52,456 176,524 72 59.4 45,025 - 66.1 149,848 21.8 69.1 14.1 - 59,008 - 33.3 15.7 65.6 44.8 27 9 118.1 33.3 17.8 - 44.4 40 12 118.1 48,384 84,817 - 109,446 102,600 45,612 79,363 23.9 47.9 61.8 47.5 31 15.9 67.5 19.4 - 19.8 50.8 15.9 128,452 109,998 - 42,451 76,962 64,554 千株 5,207 76 千株 千円 4,664 7,592,941 72 <99.3%> (注1)銘柄欄の( )内は、国内株式の評価総額に対する各業種 の比率。 (注2)評価額欄の< >内は、純資産総額に対する評価額の比率。 (注3)株数・評価額の単位未満は切り捨て。ただし、株数が単位 未満の場合は小数で記載。 (注4)-印は組み入れなし。 - - 43 CS5_15163297_13_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本株式MF(1万口).indd 43 2016/01/06 17:21:50 NN日本株式マザーファンド ■投資信託財産の構成 (2015年11月16日現在) 項 当 目 株 評 式 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 、 そ の 他 投 資 信 託 財 産 総 額 期 価 額 千円 7,592,941 末 比 率 % 99.3 55,988 7,648,929 0.7 100.0 (注)金額の単位未満は切り捨て。 ■資産、負債、元本及び基準価額の状況 ■損益の状況 (2015年11月16日現在) 項 目 (A) 資 当 産 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 株 未 (B) 純 式(評価額) 収 資 配 産 当 総 期 944,600 7,592,941,440 金 55,042,960 7,648,929,000 元 本 7,972,879,788 次 期 繰 越 損 益 金 △ 323,950,788 (C) 受 益 権 総 口 項 目 (A) 配 当 等 収 益 受 取 配 当 金 受 取 利 息 そ の 他 収 益 金 (B) 有 価 証 券 売 買 損 益 売 買 益 売 買 損 (C) 当 期 損 益 金(A+B) (D) 前 期 繰 越 損 益 金 (E) 追 加 信 託 差 損 益 金 (F) 解 約 差 損 益 金 (G) 計 (C+D+E+F) 次 期 繰 越 損 益 金(G) 末 7,648,929,000円 額(A) 数 7,972,879,788口 1万口当たり基準価額(B/C) 9,594円 当期(自2014年11月15日 至2015年11月16日) (注1)期首元本額 8,682,310,410円 期中追加設定元本額 176,464,346円 期中一部解約元本額 885,894,968円 (注2)当期末における1口当たり純資産 0.9594円 (注3)当期末における当ファンドの元本の内訳 NNグローバルバランスオープン(安定投資型) 893,937円 NNグローバルバランスオープン(分散投資型) 18,802,688円 NNグローバルバランスオープン(積極投資型) 11,104,010円 NN日本株式オープン 6,747,174,028円 NN日本株式ファンドVA(適格機関投資家専用) 517,253,518円 NNグローバルバランスファンドVA(株25型) 127,029,235円 NNグローバルバランスファンドVA(株50型) 206,727,687円 NNグローバルバランスファンドVA(株70型) 343,894,685円 当 期 133,139,314円 133,136,215 1,495 1,604 1,061,995,574 1,360,429,655 △ 298,434,081 1,195,134,888 △1,579,763,798 △ 16,448,846 77,126,968 △ 323,950,788 △ 323,950,788 (注1)(B)有価証券売買損益は期末の評価換えによるものを含み ます。 (注2)(E)追加信託差損益金とあるのは、信託の追加設定の際、 追加設定をした価額から元本を差し引いた差額分をいいます。 (注3)(F)解約差損益金とあるのは、中途解約の際、元本から解 約価額を差し引いた差額分をいいます。 注記事項 純資産総額が元本額を下回っており、その差額は323,950,788円です。 - - 44 CS5_15163297_13_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本株式MF(1万口).indd 44 2016/01/06 17:21:50 NN海外債券マザーファンド 運用報告書(全体版) 第16期 決算日 2015年11月16日 NN海外債券マザーファンドは、2015年11月16日に第16期の決算を行いましたので、期中 の運用状況をご報告申し上げます。 ■当ファンドの仕組みは次のとおりです。 商 品 分 類 親投資信託 信 託 期 間 と 信託期間は無期限です。クローズド期間はありません。 クローズド期間 この投資信託は、安定した収益の確保と信託財産の着実な成長を目指して運用 運 用 方 針 を行います。 日本を除くOECD各国の国債、政府関係機関等の発行する債券および社債な 主要運用対象 どの債券 株式、新株引受権証券および新株予約権証券への投資は、信託財産の純資産総 組 入 制 限 額の30%以下とします。 分 配 方 針 分配は行いません。 ■ベンチマークについて ベンチマークは、シティ世界国債インデックス(日本を除く。為替ヘッジあり)です。 ■お知らせ (1)法令の改正に伴い、信託約款に所要の変更を行いました。 (2)2015年4月7日付で委託会社の商号を「アイエヌジー投信株式会社」から「NNインベストメ ント・パートナーズ株式会社」に変更しました。 (3)2015年4月7日付で当ファンドの名称を「アイエヌジー・海外債券マザーファンド」から「N N海外債券マザーファンド」に変更しました。 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート ホームページ http://www.nnip.co.jp/ 電話番号 (9:00~17:00 土、日、祝日、年末年始を除く) CS5_15163297_14_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外債券MF(表紙のみ).indd 45 2016/01/06 17:21:52 NN海外債券マザーファンド ■最近10期の運用実績 基 決 算 準 期 7期(2006年11月14日) 8期(2007年11月14日) 9期(2008年11月14日) 10期(2009年11月16日) 11期(2010年11月15日) 12期(2011年11月14日) 13期(2012年11月14日) 14期(2013年11月14日) 15期(2014年11月14日) 16期(2015年11月16日) 円 11,688 11,573 11,733 12,342 12,999 13,423 14,217 14,263 15,242 15,646 価 額 期 中 騰 落 率 % △0.23 △0.98 1.38 5.19 5.32 3.26 5.92 0.32 6.86 2.65 ベ ン チ マ ー ク 公 社 債 純 資 産 期 中 組入比率 総 額 騰 落 率 % % 百万円 282.193 △0.48 95.2 6,052 279.265 △1.04 95.2 5,225 286.044 2.43 98.8 4,510 302.004 5.58 95.0 4,351 314.750 4.22 97.1 4,135 323.783 2.87 97.7 3,893 344.568 6.42 94.7 3,596 344.551 △0.00 93.6 2,736 367.712 6.72 99.8 2,360 376.964 2.52 91.6 1,874 (注)ベンチマークは、前営業日のシティ世界国債インデックス(日本を除く。為替ヘッジあり)の実数値を使用しております。 ■当期中の基準価額と市況等の推移 年 月 日 (期 首) 2014年11月14日 11月末 12月末 2015年1月末 2月末 3月末 4月末 5月末 6月末 7月末 8月末 9月末 10月末 (期 末) 2015年11月16日 基 準 価 額 騰 落 率 円 % 15,242 - 15,424 1.19 15,531 1.90 15,932 4.53 15,865 4.09 15,943 4.60 15,793 3.62 15,619 2.47 15,351 0.72 15,551 2.03 15,554 2.05 15,707 3.05 15,724 3.16 15,646 2.65 ベ ン チ マ ー ク 公 社 債 騰 落 率 組入比率 % % 367.712 - 99.8 371.440 1.01 94.1 373.682 1.62 95.1 382.740 4.09 91.7 381.067 3.63 91.9 383.585 4.32 94.5 380.526 3.48 93.4 376.312 2.34 96.8 370.365 0.72 94.9 375.402 2.09 94.6 375.469 2.11 92.5 378.640 2.97 94.2 378.924 3.05 92.2 376.964 2.52 91.6 (注)騰落率は期首比です。 - - 46 CS5_15163297_15_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外債券MF(運用実績).indd 46 2016/01/06 17:21:54 NN海外債券マザーファンド ■当期の運用状況と今後の運用方針 [市況動向] 国債利回りの推移 (%) 3.0 アメリカ10年国債利回り ドイツ10年国債利回り 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 期首 2015/1/14 3/14 5/14 7/14 9/14 期末 ◆海外債券市況 米国債券市場は、米国の利上げ実施時期に関する思惑に振らされるなか、10年国債金利(以下、 米長期金利)は前期末に比べ小幅ながら低下しました。期首2.3%台で取引されていた米長期金利 は、2015年の年明けに世界的なディスインフレ観測の広がりを受け、1.6%台まで低下しました。 その後は2.0%前後で方向感の出にくい展開となりましたが、6月にかけ欧州長期金利が急上昇し たあおりを受け、2.4%台後半まで上昇しました。夏場には、中国をはじめ新興国の景気悪化懸念 が台頭し世界的な株安が進行したことで、米国債が選好される展開となりましたが、秋口以降、世 界経済の過度な下振れ懸念が後退したことに加え、年内の米利上げ観測を受け米長期金利は再度上 昇に転じました。一方、初回利上げ以降は緩やかな利上げペースになるとの思惑から、期末にかけ ての金利上昇幅は限定的となりました。 欧州債券市場は、域内のディスインフレ懸念を背景にECB(欧州中央銀行)が金融緩和姿勢を 強化するなか、前期末に比べ域内長期金利は低下しました。3月にECBが追加緩和を実施したこ となどから、春先にかけ金利低下基調が継続しましたが、その後は市場が金融緩和を過度に織り込 んだ反動から、急激な金利上昇に見舞われました。金利上昇が一巡した夏場以降は、世界的な株安 を伴うリスク回避傾向を受け、緩やかな低下基調となりました。期末にかけても、ディスインフレ 懸念を受けたECBによる年内追加緩和観測の高まりが、相場の下支えとなりました。 - - 47 CS5_15163297_16_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外債券MF(運用状況).indd 47 2016/01/06 17:21:55 NN海外債券マザーファンド [運用概況と今後の運用方針] 108 NN海外債券マザーファンド シティグループ世界国債インデックス(日本を除く。為替ヘッジあり) 106 104 102 100 98 期首 2015/1/14 3/14 5/14 7/14 9/14 期末 (注)期首を100とした指数値を使用しています。 ■NN海外債券マザーファンド 前期末15,242円であった基準価額は、世界的に金融緩和観測が高まるなか2015年2月に期中最高 値の15,999円となりましたが、米国の早期利上げ観測から6月には15,257円まで下落しました。夏 場以降は、中国をはじめ新興国の景気悪化懸念が台頭し、米国などの先進国債券が上昇したため、 基準価額も15,819円まで上昇しました。その後は徐々に世界経済の過度な下振れ懸念が後退したこ となどから若干価格を下げ、当期末の基準価額は15,646円となり、前期末比2.65%となりました。 ベンチマークとの比較では、当ファンドのリターンはベンチマークの前期末比2.52%を0.13%上 回る結果となりました。 【プラス要因】 欧州圏内の銘柄選択効果などがプラス要因となりました。 【マイナス要因】 現金保有効果や米国でのデュレーション戦略などがマイナス要因となりました。 【今後の運用方針】 米国では金融緩和縮小が期待される一方、欧州などは引き続き金融緩和観測が高まるなど各国の 債券市場は一時的な材料に振らされる展開が続くと予想されます。 当ファンドでは、各国の金融・財政政策の動向に注視し、機動的な資産配分を行うことにより、 安定した利回りの確保に努めます。 - - 48 CS5_15163297_16_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外債券MF(運用状況).indd 48 2016/01/06 17:21:55 NN海外債券マザーファンド ■1万口当たりの費用明細 第16期 (2014年11月15日~2015年11月16日) 項目の概要 金額 比率 8円 0.049% その他費用=期中のその他費用/期中の平均受益権口数 (8) (0.048) 保管費用は海外における保管銀行等に支払う有価証券等の保管 および資金の送金・資産の移転等に要する費用です。 8 0.049 項目 (a)その他費用 (保管費用) 合計 (注1)期中の費用(消費税のかかるものは消費税を含む)は追加、解約によって受益権口数に変動があるため、簡便法により算出した結果 です。 (注2)「比率」欄は1万口当たりのそれぞれの費用額を期中の平均基準価額で除して100を乗じたものです。期中の平均基準価額は15,666 円です。 (注3)項目毎に円未満は四捨五入しております。 ■期中の売買及び取引の状況(2014年11月15日から2015年11月16日まで) 公社債 買 外 ア メ ユ ド 売 付 額 カ 国 債 証 券 ダ 国 債 証 券 千カナダドル 619 千カナダドル 890 シ コ 国 債 証 券 千メキシコペソ - 千メキシコペソ 602 イ ツ 国 債 証 券 千ユーロ 2,919 千ユーロ 2,864 リ ナ キ 額 千米ドル 12,141 メ カ 付 千米ドル 15,274 国 債 証 券 457 773 ー 国 債 証 券 330 323 ロ 国 イ タ リ ア フ ラ ン ス オ ラ ン ダ ス ペ イ ン ベ ル ギ ー オーストリア 国 国 国 国 債 債 債 債 証 証 証 証 券 券 券 券 ス 国 債 証 オーストラリア 国 債 証 イ ギ リ 券 298 287 - - 千イギリスポンド 1,945 328 739 155 33 千イギリスポンド 2,353 券 千オーストラリアドル 89 千オーストラリアドル 78 (注1)金額は受け渡し代金。(経過利子分は含まれておりません。) (注2)単位未満は切り捨て。 - - 49 CS5_15163297_17_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外債券MF(1万口).indd49 2016/01/0617:21:57 NN海外債券マザーファンド ■主要な売買銘柄(2014年11月15日から2015年11月16日まで) 公社債 当 期 買 銘 付 N/B(アメリカ) N/B(アメリカ) N/B(アメリカ) N/B(アメリカ) N/B(アメリカ) US US US US US TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY N/B(アメリカ) N/B(アメリカ) N/B(アメリカ) N/B(アメリカ) N/B(アメリカ) 額 千円 208,040 197,443 186,100 137,166 117,928 BUNDESREPUB. DEUTSCHLAND(ユーロ・ドイツ) UK TSY(イギリス) US TREASURY N/B(アメリカ) BUNDESREPUB. DEUTSCHLAND(ユーロ・ドイツ) US TREASURY N/B(アメリカ) 104,510 103,205 83,078 76,485 74,076 US UK US US US TREASURY N/B(アメリカ) TSY(イギリス) TREASURY N/B(アメリカ) TREASURY N/B(アメリカ) TREASURY N/B(アメリカ) 112,869 112,437 110,456 95,825 82,428 TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY 金 銘 付 額 千円 206,554 185,587 149,149 136,517 110,770 US US US US US 柄 売 柄 金 (注1)金額は受け渡し代金。(経過利子分は含まれておりません。) (注2)国内の現先取引によるものは含まれておりません。 (注3)単位未満は切り捨て。 ■利害関係人との取引状況(2014年11月15日から2015年11月16日まで) 期中における利害関係人との取引はありません。 (注)利害関係人とは、投資信託及び投資法人に関する法律第11条第1項に規定される利害関係人です。 - - 50 CS5_15163297_17_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外債券MF(1万口).indd50 2016/01/0617:21:57 NN海外債券マザーファンド ■組入資産の明細 外国(外貨建)公社債 区 ア メ カ メ ユ イ 分 リ ナ 額 面 金 額 カ ダ キ シ コ ー ロ ド イ ツ イ タ リ ア フ ラ ン ス オ ラ ン ダ ス ペ イ ン ベ ル ギ ー オーストリア フィンランド ギ リ ス オーストラリア 合 計 千米ドル 5,245 千カナダドル 304 千メキシコペソ 2,400 千ユーロ 1,295 1,034 1,217 231 613 246 198 96 千イギリスポンド 756 千オーストラリアドル 381 - (2015年11月16日現在) 当 期 末 残存期間別組入比率 評 価 額 うちBB格 組 入 比 率 以下組入比率 外 貨 建 金 額 邦貨換算金額 5年以上 2年以上 2年未満 千米ドル 千円 % % % % % 5,574 683,144 36.4 - 10.4 18.6 7.5 千カナダドル 352 32,414 1.7 - 1.3 0.5 - 千メキシコペソ 2,614 19,165 1.0 - 0.6 0.4 - 千ユーロ 1,484 194,901 10.4 - 9.5 0.9 - 1,308 171,889 9.2 - 6.7 2.5 - 1,447 190,102 10.1 - 4.9 3.2 2.0 292 38,417 2.0 - 1.5 0.6 - 742 97,565 5.2 - 3.0 1.3 0.9 322 42,380 2.3 - 1.8 0.5 - 242 31,833 1.7 - 0.7 1.0 - 108 14,240 0.8 - 0.2 0.5 - 千イギリスポンド 877 163,490 8.7 - 5.9 1.7 1.1 千オーストラリアドル 427 37,213 2.0 - 1.4 0.6 - - 1,716,759 91.6 - 47.8 32.3 11.4 (注1)邦貨換算金額は、期末の時価をわが国の対顧客電信売買相場の仲値により邦貨換算したものです。 (注2)組入比率は、純資産総額に対する評価額の割合。 (注3)単位未満は切り捨て。 (注4)-印は組み入れなし。 (注5)評価については価格情報会社、金融商品取引業者等よりデータを入手しています。 外国(外貨建)公社債銘柄別 区 分 1 (アメリカ) 区 分 2 種 類 US US US US US US US US 国債証券 US US US US US US US US 銘 TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY (2015年11月16日現在) 柄 名 利 率 額面金額 % 3.0 0.875 1.875 0.875 2.75 8.875 8.125 1.0 1.25 8.75 2.25 2.0 1.5 2.375 6.0 5.25 N/B N/B N/B N/B N/B N/B N/B N/B N/B N/B N/B N/B N/B N/B N/B N/B 千米ドル 562 36 524 614 626 190 186 210 811 80 24 291 223 48 58 35 評 価 額 償還年月日 外貨建金額 邦貨換算金額 千米ドル 千円 574 70,364 2016/9/30 36 4,419 2017/4/30 533 65,401 2017/8/31 612 75,100 2018/1/15 650 79,763 2018/2/28 236 28,950 2019/2/15 231 28,374 2019/8/15 206 25,278 2019/9/30 799 97,983 2020/2/29 105 12,969 2020/8/15 25 3,095 2021/3/31 292 35,808 2021/11/15 216 26,577 2022/1/31 48 5,944 2024/8/15 77 9,506 2026/2/15 45 5,607 2029/2/15 - - 51 CS5_15163297_17_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外債券MF(1万口).indd51 2016/01/0617:21:57 NN海外債券マザーファンド 区 分 1 区 分 2 種 類 US US 国 債 証 券 US US US 計 (アメリカ) 小 銘 小 MEX MEX 国 債 証 券 MEX MEX MEX 計 (メキシコ) 小 名 利 率 額面金額 N/B N/B N/B N/B N/B % 4.75 4.25 4.375 2.75 3.625 千米ドル 145 198 243 63 77 GOVERNMENT GOVERNMENT GOVERNMENT GOVERNMENT GOVERNMENT GOVERNMENT GOVERNMENT 4.25 3.25 1.5 2.5 5.75 4.0 2.75 千カナダドル 88 73 19 33 41 30 20 7.75 6.5 7.75 8.5 7.75 千メキシコペソ 900 500 500 200 300 3.5 3.25 2.0 1.5 1.0 0.5 5.5 4.75 2.5 4.5 4.5 4.25 3.75 3.75 5.5 4.5 4.75 9.0 2.5 5.25 6.0 5.75 5.0 5.0 4.75 1.0 4.25 3.75 2.5 2.25 1.75 5.5 千ユーロ 86 28 161 60 475 239 118 32 96 142 78 95 89 133 56 32 48 53 23 61 67 30 43 44 40 79 42 123 168 37 234 80 TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY TREASURY CANADIAN CANADIAN CANADIAN 国 債 証 券 CANADIAN CANADIAN CANADIAN CANADIAN 計 (カ ナ ダ) 柄 BONOS BONOS BONOS BONOS BONOS DESARR DESARR DESARR DESARR DESARR FIX FIX FIX FIX FIX RT RT RT RT RT BUNDESREPUB. DEUTSCHLAND BUNDESREPUB. DEUTSCHLAND BUNDESREPUB. DEUTSCHLAND BUNDESREPUB. DEUTSCHLAND 国 債 証 券 BUNDESREPUB. DEUTSCHLAND BUNDESREPUB. DEUTSCHLAND BUNDESREPUB. DEUTSCHLAND BUNDESREPUB. DEUTSCHLAND BUNDESREPUB. DEUTSCHLAND BUONI POLIENNALI DEL TES (イタリア) BUONI POLIENNALI DEL TES BUONI POLIENNALI DEL TES BUONI POLIENNALI DEL TES BUONI POLIENNALI DEL TES BUONI POLIENNALI DEL TES BUONI POLIENNALI DEL TES BUONI POLIENNALI DEL TES 国債証券 BUONI POLIENNALI DEL TES BUONI POLIENNALI DEL TES BUONI POLIENNALI DEL TES BUONI POLIENNALI DEL TES BUONI POLIENNALI DEL TES BUONI POLIENNALI DEL TES BUONI POLIENNALI DEL TES BUONI POLIENNALI DEL TES FRANCE (GOVT OF) (フランス) FRANCE (GOVT OF) FRANCE (GOVT OF) 国 債 証 券 FRANCE (GOVT OF) FRANCE (GOVT OF) FRANCE (GOVT OF) FRANCE (GOVT OF) (ユ ー ロ) (ド イ ツ) 評 価 額 償還年月日 外貨建金額 邦貨換算金額 千米ドル 千円 190 23,390 2037/2/15 242 29,699 2039/5/15 302 37,102 2040/5/15 59 7,291 2042/8/15 85 10,513 2044/2/15 683,144 千カナダドル 95 8,819 2018/6/1 81 7,488 2021/6/1 19 1,752 2023/6/1 35 3,258 2024/6/1 58 5,418 2029/6/1 39 3,614 2041/6/1 22 2,062 2064/12/1 32,414 千メキシコペソ 967 7,089 2017/12/14 519 3,806 2022/6/9 555 4,074 2031/5/29 239 1,755 2038/11/18 333 2,440 2042/11/13 19,165 千ユーロ 97 12,846 2019/7/4 32 4,204 2020/1/4 180 23,713 2022/1/4 65 8,628 2022/9/4 499 65,614 2024/8/15 238 31,365 2025/2/15 192 25,335 2031/1/4 54 7,218 2040/7/4 121 15,974 2044/7/4 158 20,847 2018/8/1 88 11,679 2019/3/1 109 14,324 2019/9/1 103 13,578 2021/3/1 155 20,377 2021/8/1 72 9,537 2022/11/1 39 5,203 2023/5/1 60 7,953 2023/8/1 84 11,047 2023/11/1 25 3,286 2024/12/1 85 11,191 2029/11/1 101 13,305 2031/5/1 5,926 2033/2/1 45 60 7,934 2034/8/1 62 8,267 2039/8/1 56 7,429 2044/9/1 81 10,762 2018/11/25 48 6,361 2019/4/25 141 18,625 2019/10/25 188 24,755 2020/10/25 41 5,496 2022/10/25 256 33,688 2023/5/25 122 16,092 2029/4/25 - - 52 CS5_15163297_17_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外債券MF(1万口).indd52 2016/01/0617:21:58 NN海外債券マザーファンド 区 分 1 区 分 2 種 類 (ユ ー ロ) (フランス) 国債証券 (オランダ) 国債証券 (スペイン) 国債証券 (ベルギー) 国債証券 (オーストリア) 国債証券 (フィンランド) 小 (イギリス) 小 国債証券 銘 柄 名 利 FRANCE (GOVT OF) FRANCE (GOVT OF) FRANCE (GOVT OF) FRENCH TREASURY NOTE NETHERLANDS GOVERNMENT NETHERLANDS GOVERNMENT NETHERLANDS GOVERNMENT NETHERLANDS GOVERNMENT BONOS Y OBLIG DEL ESTADO BONOS Y OBLIG DEL ESTADO BONOS Y OBLIG DEL ESTADO BONOS Y OBLIG DEL ESTADO BONOS Y OBLIG DEL ESTADO BONOS Y OBLIG DEL ESTADO BONOS Y OBLIG DEL ESTADO BONOS Y OBLIG DEL ESTADO BONOS Y OBLIG DEL ESTADO SPANISH GOV'T BELGIUM KINGDOM BELGIUM KINGDOM BELGIUM KINGDOM BELGIUM KINGDOM REPUBLIC OF AUSTRIA REPUBLIC OF AUSTRIA REPUBLIC OF AUSTRIA REPUBLIC OF AUSTRIA FINNISH GOVERNMENT FINNISH GOVERNMENT 率 額面金額 % 5.75 4.5 4.0 1.0 4.0 2.0 5.5 3.75 5.5 1.4 5.85 5.4 4.4 5.15 5.75 4.7 5.15 4.0 4.0 4.25 5.5 4.25 4.35 1.75 4.85 4.15 3.375 1.5 千ユーロ 86 54 38 276 70 82 40 39 115 67 49 95 28 75 25 32 20 107 60 106 35 45 120 24 25 29 65 31 3.75 1.0 3.75 4.75 3.75 1.75 5.0 4.75 4.25 4.25 3.25 3.75 千イギリスポンド 47 110 82 28 31 45 70 71 13 79 111 69 計 TREASURY UK TSY UK TSY UK TSY UK TSY UK TSY 国債証券 UK TSY UK TSY UK TSY UK TSY UK TSY UK TSY 計 評 価 額 償還年月日 外貨建金額 邦貨換算金額 千ユーロ 千円 141 18,612 2032/10/25 83 11,023 2041/4/25 58 7,626 2055/4/25 282 37,055 2017/7/25 80 10,610 2019/7/15 92 12,086 2024/7/15 61 8,014 2028/1/15 58 7,706 2042/1/15 125 16,509 2017/7/30 69 9,111 2020/1/31 63 8,295 2022/1/31 121 15,979 2023/1/31 34 4,484 2023/10/31 99 13,055 2028/10/31 36 4,737 2032/7/30 42 5,540 2041/7/30 28 3,718 2044/10/31 122 16,132 2020/4/30 68 9,000 2019/3/28 134 17,633 2022/9/28 52 6,898 2028/3/28 67 8,848 2041/3/28 138 18,172 2019/3/15 26 3,468 2023/10/20 34 4,584 2026/3/15 42 5,608 2037/3/15 74 9,839 2020/4/15 33 4,401 2023/4/15 781,330 千イギリスポンド 52 9,765 2020/9/7 110 20,622 2017/9/7 90 16,795 2019/9/7 32 5,999 2020/3/7 34 6,514 2021/9/7 45 8,445 2022/9/7 88 16,534 2025/3/7 92 17,316 2030/12/7 16 3,030 2032/6/7 101 18,925 2039/9/7 123 23,105 2044/1/22 88 16,434 2052/7/22 163,490 千オーストラリアドル 千オーストラリアドル (オーストラリア) 小 合 AUSTRALIAN AUSTRALIAN AUSTRALIAN 国債証券 AUSTRALIAN AUSTRALIAN AUSTRALIAN 計 計 GOVERNMENT GOVERNMENT GOVERNMENT GOVERNMENT GOVERNMENT GOVERNMENT 5.5 5.25 5.75 5.75 3.25 4.5 66 56 75 103 51 30 70 61 87 122 50 34 6,158 5,353 7,623 10,665 4,435 2,977 37,213 1,716,759 2018/1/21 2019/3/15 2021/5/15 2022/7/15 2029/4/21 2033/4/21 (注1)邦貨換算金額は、期末の時価をわが国の対顧客電信売買相場の仲値により邦貨換算したものです。 (注2)額面・評価額の単位未満は切り捨て。 - - 53 CS5_15163297_17_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外債券MF(1万口).indd53 2016/01/0617:21:58 NN海外債券マザーファンド ■投資信託財産の構成 (2015年11月16日現在) 項 公 当 目 社 評 期 末 価 額 千円 1,716,759 債 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 、 そ の 他 投 資 信 託 財 産 総 額 比 率 % 89.2 207,010 1,923,769 10.8 100.0 (注1)金額の単位未満は切り捨て。 (注2)当期末における外貨建純資産(1,760,497千円)の投資信託財産総額(1,923,769千円)に対する比率は91.5%です。 (注3)外貨建資産は、期末の時価をわが国の対顧客電信売買相場の仲値により邦貨換算したものです。 なお2015年11月16日における邦貨換算レートは、1米ドル=122.54円、1カナダドル=91.89円、1メキシコペソ=7.33円、1ユー ロ=131.33円、1イギリスポンド=186.38円、1デンマーククローネ=17.60円、1オーストラリアドル=87.05円です。 ■資産、負債、元本及び基準価額の状況 ■損益の状況 (2015年11月16日現在) (A) (B) (C) (D) 項 目 資 産 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 公 社 債(評価額) 未 収 入 金 未 収 利 息 前 払 費 用 負 債 未 払 金 純 資 産 総 額(A-B) 元 本 次 期 繰 越 損 益 金 受 益 権 総 口 数 1万口当たり基準価額(C/D) 当 期 末 3,664,736,962円 109,899,263 1,716,759,080 1,821,788,837 14,817,608 1,472,174 1,790,131,776 1,790,131,776 1,874,605,186 1,198,153,766 676,451,420 1,198,153,766口 15,646円 (注1)期首元本額 1,548,643,407円 期中追加設定元本額 60,102,242円 期中一部解約元本額 410,591,883円 (注2)当期末における1口当たり純資産 1.5646円 (注3)当期末における当ファンドの元本の内訳 NNグローバルバランスオープン(安定投資型) 633,291円 NNグローバルバランスオープン(分散投資型) 4,545,585円 NNグローバルバランスオープン(積極投資型) 1,593,140円 NNグローバルインカムオープン 18,168,902円 NN海外債券オープン 88,403,113円 NN海外債券ファンドVA(適格機関投資家専用) 887,887,109円 NNグローバルバランスファンドVA(株25型) 92,992,935円 NNグローバルバランスファンドVA(株50型) 50,024,698円 NNグローバルバランスファンドVA(株70型) 53,904,993円 当期(自2014年11月15日 至2015年11月16日) 項 (A) 配 目 当 受 等 取 収 利 当 期 益 54,543,955円 息 54,543,955 (B) 有 価 証 券 売 買 損 益 9,173,504 売 買 益 485,333,153 売 買 損 △476,159,649 等 △ 1,056,783 (C) 信 託 報 酬 (D) 当 期 損 益 金(A+B+C) 62,660,676 (E) 前 期 繰 越 損 益 金 811,760,103 (F) 追 加 信 託 差 損 益 金 34,021,258 (G) 解 金 △231,990,617 (H) 計 (D+E+F+G) 約 差 損 益 676,451,420 次 期 繰 越 損 益 金(H) 676,451,420 (注1)(B)有価証券売買損益は期末の評価換えによるものを含み ます。 (注2)(C)信託報酬等には信託報酬に対する消費税等相当額を含 めて表示しています。 (注3)(F)追加信託差損益金とあるのは、信託の追加設定の際、 追加設定をした価額から元本を差し引いた差額分をいいます。 (注4)(G)解約差損益金とあるのは、中途解約の際、元本から解 約価額を差し引いた差額分をいいます。 - - 54 CS5_15163297_17_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_海外債券MF(1万口).indd54 2016/01/0617:21:58 NN日本債券マザーファンド 運用報告書(全体版) 第16期 決算日 2015年11月16日 NN日本債券マザーファンドは、2015年11月16日に第16期の決算を行いましたので、期中 の運用状況をご報告申し上げます。 ■当ファンドの仕組みは次のとおりです。 商 品 分 類 親投資信託 信 託 期 間 と 信託期間は無期限です。クローズド期間はありません。 クローズド期間 この投資信託は、安定した収益の確保と信託財産の着実な成長を目指して運用 運 用 方 針 を行います。 主 要 運 用 対 象 日本の国債、地方債、政府関係機関等の発行する債券および社債などの債券 株式、新株引受権証券および新株予約権証券への投資は、信託財産の純資産総 組 入 制 限 額の30%以下とします。 分 配 方 針 分配は行いません。 ■ベンチマークについて ベンチマークは、シティ日本国債インデックスです。 ■お知らせ (1)法令の改正に伴い、信託約款に所要の変更を行いました。 (2)2015年4月7日付で委託会社の商号を「アイエヌジー投信株式会社」から「NNインベストメ ント・パートナーズ株式会社」に変更しました。 (3)2015年4月7日付で当ファンドの名称を「アイエヌジー・日本債券マザーファンド」から「N N日本債券マザーファンド」に変更しました。 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート ホームページ http://www.nnip.co.jp/ 電話番号 (9:00~17:00 土、日、祝日、年末年始を除く) CS5_15163297_18_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本債券MF(表紙のみ).indd 55 2016/01/06 17:22:00 NN日本債券マザーファンド ■最近10期の運用実績 基 決 算 準 期 7期(2006年11月14日) 8期(2007年11月14日) 9期(2008年11月14日) 10期(2009年11月16日) 11期(2010年11月15日) 12期(2011年11月14日) 13期(2012年11月14日) 14期(2013年11月14日) 15期(2014年11月14日) 16期(2015年11月16日) 円 10,929 11,249 11,494 11,854 12,243 12,521 12,796 13,234 13,607 13,951 価 額 期 中 騰 落 率 % 0.16 2.93 2.18 3.13 3.28 2.27 2.20 3.42 2.82 2.53 ベ ン チ マ ー ク 公 社 債 純 資 産 期 中 組入比率 総 額 騰 落 率 % % 百万円 277.756 0.12 98.8 196,203 285.397 2.75 99.5 270,427 290.836 1.91 98.9 268,988 298.236 2.54 96.3 304,669 306.635 2.82 99.2 276,827 313.331 2.18 99.1 260,420 320.393 2.25 96.9 263,295 328.218 2.44 98.4 302,230 336.511 2.53 97.7 290,691 343.878 2.19 96.6 199,516 (注)ベンチマークは、シティ日本国債インデックスの実数値を使用しております。 ■当期中の基準価額と市況等の推移 年 月 日 (期 首) 2014年11月14日 11月末 12月末 2015年1月末 2月末 3月末 4月末 5月末 6月末 7月末 8月末 9月末 10月末 (期 末) 2015年11月16日 基 準 価 額 騰 落 率 円 % 13,607 - 13,675 0.50 13,834 1.67 13,851 1.79 13,762 1.14 13,805 1.46 13,849 1.78 13,766 1.17 13,781 1.28 13,828 1.62 13,855 1.82 13,904 2.18 13,967 2.65 13,951 2.53 ベ ン チ マ ー ク 公 社 債 騰 落 率 組入比率 % % 336.511 - 97.7 338.256 0.52 99.2 342.368 1.74 99.4 342.424 1.76 99.7 340.105 1.07 98.1 340.547 1.20 99.5 341.708 1.54 98.1 339.784 0.97 98.4 339.658 0.94 97.7 340.766 1.26 97.7 341.382 1.45 97.3 342.616 1.81 95.2 344.182 2.28 99.2 343.878 2.19 96.6 (注)騰落率は期首比です。 - - 56 CS5_15163297_19_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本債券MF(運用実績).indd 56 2016/01/06 17:22:01 NN日本債券マザーファンド ■当期の運用状況と今後の運用方針 [市況動向] 日本10年国債利回りの推移 (%) 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1 期首 2015/1/14 3/14 5/14 7/14 9/14 期末 ◆国内債券市況 国内債券市場は、先進国間で金融政策の方向性に違いが見られるなか、根強いデフレ圧力や国内 の金融緩和観測が下支えとなり、10年国債最長期債利回り(以下、長期金利)は0.3%台前半まで 低下(価格は上昇)しました。期首は、消費増税の先送りは特段材料視されず2014年の年末の長期 金利は0.3%台前半まで低下しました。年明け以降は、原油価格の下落に伴う世界的なディスイン フレ懸念やギリシャ問題が買い材料となる一方、軟調な国債入札が続いたことが弱材料となりまし た。国内長期金利は1月中旬には過去最低となる0.2%付近まで低下したものの、直後に戻り売り に押されて上昇するなど不安定な展開が続きました。4月以降は、欧州の量的緩和導入に伴った金 利低下のあおりを受ける局面があったものの、欧州債券市場に調整が入ると一時的に0.5%台前半 まで大きく売り戻されました。その後は、ギリシャ問題や中国株式市場の下落に加え、原油価格の 下落によるインフレ期待の後退が下支えとなりました。8月の中旬には、原油価格の下落が続くな か、中国人民元の連日の切り下げを材料に中国経済の深刻な不振への警戒感が台頭、世界的な株安 にまで発展するなか、9月末の長期金利は0.3%台半ばまで買い進まれました。期末にかけては、 米国はゼロ金利の解除時期が焦点となる一方、欧州の年内追加緩和観測に加え、国内でも追加緩和 の思惑が広がるなか、株式市場の反発にも関わらず債券市場は底堅い展開が続き、長期金利は 0.3%台前半の狭いレンジで推移しました。 - - 57 CS5_15163297_20_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本債券MF(運用状況).indd 57 2016/01/06 17:22:03 NN日本債券マザーファンド [運用概況と今後の運用方針] 104 NN日本債券マザーファンド シティグループ日本国債インデックス 103 102 101 100 99 期首 2015/1/14 3/14 5/14 7/14 9/14 期末 (注)期首を100とした指数値を使用しています。 ■NN日本債券マザーファンド 前期末13,607円であった基準価額は、2015年1月に長期金利が0.20%付近まで低下した局面で 13,981円まで上昇したものの、欧州市場を中心とする相場の調整を経て2月中旬には13,619円まで 反落しました。その後は、市場が底堅く推移するなか着実に値を戻し、当期末の基準価額は13,951 円となり、前期末と比較すると2.53%の上昇となりました。 ベンチマ-クとの比較では、当ファンドのリタ-ンはベンチマ-クの上昇幅2.19%を0.34%上回 りました。 【プラス要因】 日銀による国債買入れオペなどを背景に良好な債券需給が続いたことに加え、市場の歪みを捉え た機動的な残存構成操作を行ったことがプラスに寄与しました。 【マイナス要因】 長期金利が期を通して低下するなか、ベンチマークよりも短めのデュレーションを維持したこと がマイナス要因となりました。 【今後の運用方針】 先進国間の金融政策の方向性に違いが見られるものの、既に十分な時間議論されており、最終的 な影響は限定的と考えます。本邦市場は、金融政策に伴う債券需給に過度に依存した状態が長引く なか、更なる政策手段やその効果が不透明なことから、不安定な相場を予想します。このようなな か、引き続きポートフォリオの利回りを高めて安定した収益確保に努めるとともに、市場の変化に 応じた機動的な操作により超過収益の向上に努めます。 - - 58 CS5_15163297_20_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本債券MF(運用状況).indd 58 2016/01/06 17:22:03 NN日本債券マザーファンド ■1万口当たりの費用明細 該当事項はありません。 ■期中の売買及び取引の状況(2014年11月15日から2015年11月16日まで) 公社債 国 国 債 証 券 額 千円 613,068,836 内 買 付 特 殊 債 券 3,499,565 社債券(投資法人債券を含む) 7,525,466 売 付 額 千円 688,590,533 8,616,218 ( 8,620,000) 12,826,891 ( 1,200,000) (注1)金額は受け渡し代金。(経過利子分は含まれておりません。) (注2)単位未満は切り捨て。 (注3)( )内は償還による減少分で、上段の数字には含まれておりません。 (注4)社債券(投資法人債券を含む)には新株予約権付社債(転換社債)は含まれておりません。 ■主要な売買銘柄(2014年11月15日から2015年11月16日まで) 公社債 当 期 買 銘 柄 付 金 売 銘 柄 付 金 第116回利付国債(20年) 第44回利付国債(30年) 第123回利付国債(5年) 第7回利付国債(40年) 第336回利付国債(10年) 第47回利付国債(30年) 第122回利付国債(5年) 第338回利付国債(10年) 額 千円 46,542,050 40,634,700 37,029,450 27,387,150 25,422,730 25,141,120 23,036,650 23,003,040 第44回利付国債(30年) 第116回利付国債(20年) 第123回利付国債(5年) 第7回利付国債(40年) 第142回利付国債(20年) 第336回利付国債(10年) 第335回利付国債(10年) 第338回利付国債(10年) 額 千円 49,655,910 47,817,270 27,991,940 26,609,205 26,180,980 25,429,910 25,348,150 23,046,980 第339回利付国債(10年) 第149回利付国債(20年) 20,904,810 20,116,910 第122回利付国債(5年) 第107回利付国債(5年) 20,998,020 20,100,970 (注1)金額は受け渡し代金。(経過利子分は含まれておりません。) (注2)国内の現先取引によるものは含まれておりません。 (注3)単位未満は切り捨て。 - - 59 CS5_15163297_21_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本債券MF(1万口).indd59 2016/01/0617:22:05 NN日本債券マザーファンド ■利害関係人との取引状況(2014年11月15日から2015年11月16日まで) 期中における利害関係人との取引はありません。 (注)利害関係人とは、投資信託及び投資法人に関する法律第11条第1項に規定される利害関係人です。 ■組入資産の明細 国内(邦貨建)公社債 (2015年11月16日現在) 当 区 分 国 債 証 券 金 融 債 券 普 通 社 債 券 (含む投資法人債券) 合 計 期 末 残 存 期 間 別 組 入 比 率 う ち B B 格 額 面 金 額 評 価 額 組 入 比 率 以下組入比率 5 年 以 上 2 年 以 上 2 年 未 満 千円 千円 % % % % % 155,100,000 162,450,285 81.4 - 41.6 8.2 31.6 ( 11,000,000) ( 11,658,260) ( 5.8) (-) ( 5.8) ( -) ( -) 12,700,000 12,715,661 6.4 - - - 6.4 ( 12,700,000) ( 12,715,661) ( 6.4) (-) ( -) ( -) ( 6.4) 17,200,000 17,490,979 8.8 - 3.7 0.6 4.5 ( 17,200,000) ( 17,490,979) ( 8.8) (-) ( 3.7) (0.6) ( 4.5) 185,000,000 192,656,925 96.6 - 45.4 8.7 42.5 ( 40,900,000) ( 41,864,900) (21.0) (-) ( 9.6) (0.6) (10.8) (注1)( )内は非上場債で内書きです。 (注2)組入比率は、純資産総額に対する評価額の割合。 (注3)単位未満は切り捨て。 (注4)-印は組み入れなし。 (注5)評価については価格情報会社、金融商品取引業者等よりデータを入手しています。 国内(邦貨建)公社債銘柄別 種 国 類 債 証 銘 (2015年11月16日現在) 柄 名 第336回利付国債(2年) 第338回利付国債(2年) 第340回利付国債(2年) 第341回利付国債(2年) 第342回利付国債(2年) 第348回利付国債(2年) 第354回利付国債(2年) 第355回利付国債(2年) 券 第356回利付国債(2年) 第357回利付国債(2年) 第122回利付国債(5年) 第123回利付国債(5年) 第124回利付国債(5年) 第7回利付国債(40年) 第8回利付国債(40年) 第339回利付国債(10年) 第340回利付国債(10年) 利 率 額 面 金 額 評 価 額 償還年月日 % 千円 千円 0.1 2,000,000 2,000,320 2016/1/15 0.1 6,000,000 6,001,980 2016/3/15 0.1 7,000,000 7,003,570 2016/5/15 0.1 9,000,000 9,005,400 2016/6/15 0.1 5,000,000 5,003,450 2016/7/15 0.1 1,000,000 1,001,270 2017/1/15 0.1 3,000,000 3,005,460 2017/7/15 0.1 12,000,000 12,022,920 2017/8/15 0.1 10,000,000 10,020,000 2017/9/15 0.1 8,000,000 8,016,720 2017/10/15 0.1 2,000,000 2,006,520 2019/12/20 0.1 9,000,000 9,029,160 2020/3/20 0.1 5,000,000 5,016,000 2020/6/20 1.7 1,000,000 1,057,680 2054/3/20 1.4 2,000,000 1,933,760 2055/3/20 0.4 3,000,000 3,033,600 2025/6/20 0.4 7,000,000 7,066,850 2025/9/20 - - 60 CS5_15163297_21_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本債券MF(1万口).indd60 2016/01/0617:22:05 NN日本債券マザーファンド 種 類 銘 柄 名 第4回利付国債(30年) 第14回利付国債(30年) 国 債 証 小 金 小 券 利 率 額 面 金 額 評 価 額 償還年月日 % 千円 千円 2.9 1,000,000 1,313,900 2030/11/20 2.4 1,000,000 1,241,920 2034/3/20 第15回利付国債(30年) 2.5 1,000,000 1,258,770 2034/6/20 第32回利付国債(30年) 2.3 2,000,000 2,434,980 2040/3/20 第43回利付国債(30年) 1.7 4,000,000 4,324,440 2044/6/20 第44回利付国債(30年) 1.7 9,000,000 9,724,500 2044/9/20 第47回利付国債(30年) 1.6 16,000,000 16,863,360 2045/6/20 第43回利付国債(20年) 2.9 100,000 111,067 2019/9/20 第47回利付国債(20年) 2.2 100,000 110,463 2020/9/21 第52回利付国債(20年) 2.1 100,000 111,906 2021/9/21 第53回利付国債(20年) 2.1 100,000 112,407 2021/12/20 第55回利付国債(20年) 2.0 100,000 112,211 2022/3/21 第58回利付国債(20年) 1.9 200,000 224,832 2022/9/20 第63回利付国債(20年) 1.8 100,000 112,545 2023/6/20 第64回利付国債(20年) 1.9 200,000 227,202 2023/9/20 第68回利付国債(20年) 2.2 100,000 116,682 2024/3/20 第72回利付国債(20年) 2.1 2,000,000 2,328,000 2024/9/20 第101回利付国債(20年) 2.4 1,000,000 1,228,580 2028/3/20 第116回利付国債(20年) 2.2 1,000,000 1,212,780 2030/3/20 第145回利付国債(20年) 1.7 10,000,000 11,300,400 2033/6/20 第146回利付国債(20年) 1.7 13,000,000 14,666,080 2033/9/20 第149回利付国債(20年) 1.5 1,000,000 1,088,600 2034/6/20 155,100,000 162,450,285 計 融 債 券 い第729号農林債 0.75 900,000 901,512 2016/2/26 い第731号農林債 0.75 1,000,000 1,002,810 2016/4/27 い第732号農林債 0.6 1,000,000 1,002,780 2016/5/27 い第737号農林債 0.5 1,000,000 1,002,940 2016/10/27 い第746号農林債 0.35 2,000,000 2,005,100 2017/7/27 0.2 1,500,000 1,500,000 2015/11/27 第154号商工債(3年) 第155号商工債(3年) 0.2 1,200,000 1,200,084 2015/12/25 第163号商工債(3年) 0.2 1,300,000 1,300,819 2016/8/26 第166号商工債(3年) 0.2 800,000 800,296 2016/11/25 第176号商工債(3年) 0.15 2,000,000 1,999,320 2017/9/27 12,700,000 12,715,661 第481回関西電力株式会社社債(一般担保付) 1.36 600,000 625,686 2020/6/19 第482回関西電力株式会社社債(一般担保付) 1.189 300,000 310,602 2020/7/24 0.976 200,000 205,324 2020/10/23 1.285 1.004 600,000 1,000,000 625,074 1,032,960 2020/12/18 2023/10/25 計 普 通 社 債 券 (含む投資法人債券) 第484回関西電力株式会社社債(一般担保付) 第485回関西電力株式会社社債(一般担保付) 第378回中国電力株式会社社債(一般担保付) - - 61 CS5_15163297_21_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本債券MF(1万口).indd61 2016/01/0617:22:05 NN日本債券マザーファンド 種 類 銘 柄 名 利 第301回北陸電力株式会社社債(一般担保付) 第419回九州電力株式会社社債(一般担保付) 第424回九州電力株式会社社債(一般担保付) 第426回九州電力株式会社社債(一般担保付) 第427回九州電力株式会社社債(一般担保付) 普 通 社 債 券 第428回九州電力株式会社社債(一般担保付) (含む投資法人債券) 第317回北海道電力株式会社社債(一般担保付) 第25回株式会社みずほコーポレート銀行無担保社債 第30回株式会社みずほコーポレート銀行無担保社債 第123回株式会社三菱東京UFJ銀行無担保社債 第129回株式会社三菱東京UFJ銀行無担保社債 第150回株式会社三菱東京UFJ銀行無担保社債 小 合 率 額 面 金 額 評 価 額 償還年月日 % 千円 千円 1.158 1,200,000 1,254,120 2023/3/24 0.65 900,000 901,071 2016/2/25 1.233 700,000 726,957 2023/11/24 1.064 1.024 0.936 1.139 0.755 0.34 0.71 0.465 0.185 計 計 2,300,000 400,000 500,000 500,000 1,700,000 2,300,000 1,000,000 2,300,000 700,000 2,357,155 408,284 506,140 517,650 1,704,386 2,305,980 1,002,550 2,306,739 700,301 17,200,000 185,000,000 17,490,979 192,656,925 2024/2/23 2024/5/24 2024/7/25 2023/11/24 2016/4/20 2017/7/25 2016/4/18 2016/10/20 2017/1/23 (注)額面・評価額の単位未満は切り捨て。 ■投資信託財産の構成 (2015年11月16日現在) 項 公 当 目 社 評 債 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 、 そ の 他 投 資 信 託 財 産 総 額 期 価 額 千円 192,656,925 8,395,578 201,052,503 末 比 率 % 95.8 4.2 100.0 (注)金額の単位未満は切り捨て。 - - 62 CS5_15163297_21_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本債券MF(1万口).indd62 2016/01/0617:22:05 NN日本債券マザーファンド ■資産、負債、元本及び基準価額の状況 ■損益の状況 (2015年11月16日現在) 項 目 (A) 資 当 産 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 債(評価額) 期 未 収 入 金 2,020,506,800 未 収 利 息 296,356,309 前 払 費 用 101,030,292 債 1,535,875,000 金 1,535,875,000 払 (C) 純 資 産 総 額(A-B) 元 本 次 期 繰 越 損 益 金 (A) 配 5,977,685,543 社 未 項 201,052,503,944円 公 (B) 負 当期(自2014年11月15日 至2015年11月16日) 末 目 当 受 192,656,925,000 そ 199,516,628,944 等 取 の 収 利 他 収 益 当 益 1,932,430,070円 息 1,932,429,943 金 127 (B) 有 価 証 券 売 買 損 益 4,372,599,800 売 買 益 6,159,881,000 売 買 損 △ 1,787,281,200 (C) 当 期 損 益 金(A+B) 6,305,029,870 (D) 前 期 繰 越 損 益 金 77,065,574,694 (E) 追 加 信 託 差 損 益 金 143,015,040,046 (F) 解 56,501,588,898 期 約 差 損 益 3,284,565,821 金 △30,153,581,487 数 143,015,040,046口 (G) 計 (C+D+E+F) 56,501,588,898 1万口当たり基準価額(C/D) 13,951円 次 期 繰 越 損 益 金(G) 56,501,588,898 (D) 受 益 権 総 口 (注1)期首元本額 213,626,336,880円 期中追加設定元本額 8,532,095,179円 期中解約元本額 79,143,392,013円 (注2)当期末における1口当たり純資産 1.3951円 (注3)当期末における当ファンドの元本の内訳 NNグローバルバランスオープン(安定投資型) 1,287,983円 NNグローバルバランスオープン(分散投資型) 8,487,714円 NNグローバルバランスオープン(積極投資型) 1,824,264円 NNグローバルインカムオープン 29,443,680円 NN日本債券オープン 1,676,777,309円 NN日本債券ファンドVA(適格機関投資家専用) 48,468,029,542円 NNグローバルバランスファンドVA(株25型) 182,607,237円 NNグローバルバランスファンドVA(株50型) 93,222,242円 NNグローバルバランスファンドVA(株70型) 58,110,370円 NN日本債券ファンドVA2(適格機関投資家専用) 66,436,169,428円 NN日本債券ファンド(適格機関投資家専用) 2,125,863,041円 NN日本債券ファンドVA3(適格機関投資家専用) 23,933,217,236円 (注1)(B)有価証券売買損益は期末の評価換えによるものを含み ます。 (注2)(E)追加信託差損益金とあるのは、信託の追加設定の際、 追加設定をした価額から元本を差し引いた差額分をいいます。 (注3)(F)解約差損益金とあるのは、中途解約の際、元本から解 約価額を差し引いた差額分をいいます。 - - 63 CS5_15163297_21_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_日本債券MF(1万口).indd63 2016/01/0617:22:05 NN短期債券マザーファンド 運用報告書(全体版) 第16期 決算日 2015年11月16日 NN短期債券マザーファンドは、2015年11月16日に第16期の決算を行いましたので、期中 の運用状況をご報告申し上げます。 ■当ファンドの仕組みは次のとおりです。 商 品 分 類 親投資信託 信 託 期 間 と 信託期間は無期限です。クローズド期間はありません。 クローズド期間 この投資信託は、安定した収益の確保と信託財産の保全を目指して運用を行い 運 用 方 針 ます。 主 要 運 用 対 象 残存期間の短い日本の債券 組 入 制 限 株式、新株引受権証券および新株予約権証券への投資は行いません。 分 配 方 針 分配は行いません。 ■ベンチマークについて ベンチマークは、シティ世界マネーマーケット・インデックス(日本円3ヵ月ユーロ預金)です。 ■お知らせ (1)法令の改正に伴い、信託約款に所要の変更を行いました。 (2)2015年4月7日付で委託会社の商号を「アイエヌジー投信株式会社」から「NNインベストメ ント・パートナーズ株式会社」に変更しました。 (3)2015年4月7日付で当ファンドの名称を「アイエヌジー・短期債券マザーファンド」から「N N短期債券マザーファンド」に変更しました。 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート ホームページ http://www.nnip.co.jp/ 電話番号 (9:00~17:00 土、日、祝日、年末年始を除く) CS5_15163297_22_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_短期債券MF(表紙のみ).indd 64 2016/01/06 17:22:07 NN短期債券マザーファンド ■最近10期の運用実績 基 決 算 準 期 7期(2006年11月14日) 8期(2007年11月14日) 9期(2008年11月14日) 10期(2009年11月16日) 11期(2010年11月15日) 12期(2011年11月14日) 13期(2012年11月14日) 14期(2013年11月14日) 15期(2014年11月14日) 16期(2015年11月16日) 円 10,175 10,235 10,314 10,376 10,404 10,426 10,446 10,464 10,476 10,484 価 額 期 中 騰 落 率 % 0.157 0.590 0.771 0.601 0.270 0.211 0.192 0.172 0.115 0.076 ベ ン チ マ ー ク 公 社 債 純 資 産 期 中 組入比率 総 額 騰 落 率 % % 百万円 101.157 0.138 91.9 2,823 101.783 0.618 93.7 2,730 102.702 0.904 99.1 2,569 103.357 0.637 97.0 2,565 103.534 0.172 96.9 2,183 103.691 0.152 93.1 2,144 103.838 0.142 92.3 2,138 103.901 0.061 87.3 2,212 103.936 0.034 86.9 2,205 103.818 △0.114 78.8 2,021 (注)ベンチマークは、シティ世界マネーマーケット・インデックス(日本円3ヵ月ユーロ預金)の実数値を使用しております。 ■当期中の基準価額と市況等の推移 年 月 日 (期 首) 2014年11月14日 11月末 12月末 2015年1月末 2月末 3月末 4月末 5月末 6月末 7月末 8月末 9月末 10月末 (期 末) 2015年11月16日 基 準 価 額 騰 落 率 円 % 10,476 - 10,476 0.000 10,477 0.010 10,478 0.019 10,478 0.019 10,479 0.029 10,479 0.029 10,480 0.038 10,481 0.048 10,481 0.048 10,482 0.057 10,483 0.067 10,484 0.076 10,484 0.076 ベ ン チ マ ー ク 公 社 債 騰 落 率 組入比率 % % 103.936 - 86.9 103.933 △0.003 82.9 103.924 △0.012 69.1 103.917 △0.019 76.5 103.910 △0.026 76.7 103.902 △0.034 83.3 103.891 △0.043 78.7 103.882 △0.052 78.7 103.874 △0.060 78.8 103.865 △0.069 79.4 103.856 △0.077 73.7 103.845 △0.088 63.7 103.828 △0.105 74.0 103.818 △0.114 78.8 (注)騰落率は期首比です。 - - 65 CS5_15163297_23_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_短期債券MF(運用実績).indd 65 2016/01/06 17:22:09 NN短期債券マザーファンド ■当期の運用状況と今後の運用方針 [市況動向] ◆短期金融市況 国内短期金融市場では、日銀の大規模な資金供給を受けて過去最大規模の日銀当座預金残高が維 持されている市場環境を背景に、大きな混乱は見られませんでした。無担保コール翌日物金利(以 下、翌日物金利)は概ね落ち着いた水準での推移が続き、期間が3ヵ月程度の国債(以下、短期国 債)は需給主導の展開が継続し、マイナス利回りを中心とした推移となりました。 翌日物金利は、一時的な上昇や低下は見られましたが、期を通して0.07%台を中心に落ち着いた 推移が続きました。 短期国債利回りは、日銀による緩和的な金融政策スタンスに変更がないなか、欧州主要国の短期 国債がマイナス利回りとなり本邦短期国債が相対的に高利回り債となったことに加え、外貨を使用 しての円調達コストが低下基調を辿ったことなどを背景に海外投資家の需要が高まり、マイナス金 利での取引が中心となりました。日銀による追加緩和観測が後退するにつれ、短国オペの増減額や 季節要因に伴う投資家需要などが市場の主な変動要因となりましたが、2015年の夏場以降、短期国 債の発行が減額されたことも、金利の上昇を抑えました。秋口には、日銀が物価見通しと景気見通 しの下方修正に伴い追加緩和を実施するとの思惑が台頭しましたが、黒田日銀総裁が金融機関の日 銀へ預ける超過準備部分に付与する利息(付利)の引下げを否定したことから市場の期待は後退、 その後の会合で金融政策が維持されたこともあり、市場への影響は限定的でした。 [運用概況と今後の運用方針] 100.2 NN短期債券マザーファンド シティグループ世界マネーマーケット・インデックス(日本円3ヵ月ユーロ預金) 100.1 100.0 99.9 99.8 期首 2015/1/14 3/14 5/14 7/14 9/14 期末 (注)期首を100とした指数値を使用しています。 - - 66 CS5_15163297_24_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_短期債券MF(運用状況).indd 66 2016/01/06 17:22:10 NN短期債券マザーファンド ■NN短期債券マザーファンド 前期末10,476円であった基準価額は、日銀による積極的な市場支援策から債券市場への不安感が 後退するなか、保有債券の残存期間を調整することや社債への投資により効率的な利回り確保を 図った結果、基準価額も上昇傾向を辿り、当期末は10,484円で前期末比0.076%となりました。 ベンチマークとの比較では、当ファンドのリターンはベンチマークを0.19%上回る結果となりま した。 【プラス要因】 ポートフォリオ全体の平均残存期間を調整すると共に、地方債、一般事業社債等への投資比率を 高水準に維持したことが寄与しました。 【マイナス要因】 金融緩和が続くなか、投資対象となる債券の利回りが低位安定して推移する一方で、銀行間金利 を基準とするベンチマーク利回りが比較的高い状態が続きました。 【今後の運用方針】 金融緩和が続くなか、国内短期金融市場は低位安定した推移が当面の間続くと思われます。一方、 環境が変わり易い状況でもあるので、引き続き組み入れ債券の償還時期を機動的に調整することに より、ポートフォリオ全体の流動性を上げながら、利回りの向上を図っていきます。 ■1万口当たりの費用明細 該当事項はありません。 ■期中の売買及び取引の状況(2014年11月15日から2015年11月16日まで) 公社債 買 国 国 350,009 券 1,294,322 券 500,702 社債券(投資法人債券を含む) 2,105,256 内 特 方 証 額 千円 券 地 債 付 債 殊 証 債 売 付 額 千円 - ( 550,000) - (1,400,000) - ( 700,000) - (1,913,000) (注1)金額は受け渡し代金。(経過利子分は含まれておりません。) (注2)単位未満は切り捨て。 (注3)( )内は償還による減少分で、上段の数字には含まれておりません。 (注4)社債券(投資法人債券を含む)には新株予約権付社債(転換社債)は含まれておりません。 - - 67 CS5_15163297_24_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_短期債券MF(運用状況).indd 67 2016/01/06 17:22:11 NN短期債券マザーファンド ■主要な売買銘柄(2014年11月15日から2015年11月16日まで) 公社債 当 期 買 銘 付 金 柄 第496回国庫短期証券 第32回共同発行市場公募地方債 第406回中部電力株式会社社債(一般担保付) 第41回東日本旅客鉄道株式会社無担保普通社債 第12回せ号名古屋市公募公債 平成17年度第7回大阪市公募公債 第30回住友化学株式会社無担保社債 第313回北海道電力株式会社社債(一般担保付) 第427回東北電力株式会社社債(一般担保付) 第489回関西電力株式会社社債(一般担保付) 売 額 千円 149,995 100,932 100,841 100,552 100,547 100,490 100,454 100,447 100,363 100,353 銘 柄 ─── 付 金 額 千円 - (注1)金額は受け渡し代金。(経過利子分は含まれておりません。) (注2)国内の現先取引によるものは含まれておりません。 (注3)単位未満は切り捨て。 ■利害関係人との取引状況(2014年11月15日から2015年11月16日まで) 期中における利害関係人との取引はありません。 (注)利害関係人とは、投資信託及び投資法人に関する法律第11条第1項に規定される利害関係人です。 ■組入資産の明細 国内(邦貨建)公社債 (2015年11月16日現在) 当 区 地 分 方 金 融 債 証 債 券 券 普 通 社 債 券 (含む投資法人債券) 合 計 額 面 金 額 千円 490,000 ( 490,000) 200,000 ( 200,000) 900,000 ( 900,000) 1,590,000 (1,590,000) 期 末 残 存 期 間 別 組 入 比 率 う ち B B 格 評 価 額 組 入 比 率 以下組入比率 5 年 以 上 2 年 以 上 2 年 未 満 千円 % % % % % 490,969 24.3 - - - 24.3 ( 490,969) (24.3) (-) (-) (-) (24.3) 200,014 9.9 - - - 9.9 ( 200,014) ( 9.9) (-) (-) (-) ( 9.9) 901,076 44.6 - - - 44.6 ( 901,076) (44.6) (-) (-) (-) (44.6) 1,592,061 78.8 - - - 78.8 (1,592,061) (78.8) (-) (-) (-) (78.8) (注1)( )内は非上場債で内書きです。 (注2)組入比率は、純資産総額に対する評価額の割合。 (注3)単位未満は切り捨て。 (注4)-印は組み入れなし。 (注5)評価については価格情報会社、金融商品取引業者等よりデータを入手しています。 - - 68 CS5_15163297_25_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_短期債券MF(売買銘柄).indd68 2016/01/0617:22:12 NN短期債券マザーファンド 国内(邦貨建)公社債銘柄別 種 地 類 方 債 証 銘 (2015年11月16日現在) 柄 第633回東京都公募公債 第6回2号宮城県公募公債(5年) 券 平成22年度第9回福岡県公募公債 第32回共同発行市場公募地方債 平成22年度第2回福島県公募公債 小 計 金 い第726号農林債 券 第154号商工債(3年) 小 融 債 名 率 額 面 金 額 評 価 額 償還年月日 % 千円 千円 1.97 90,000 90,554 2016/3/18 0.6 100,000 100,174 2016/3/25 0.42 100,000 100,070 2016/1/28 1.6 100,000 100,036 2015/11/25 0.59 100,000 100,134 2016/2/22 0.5 0.2 計 第489回関西電力株式会社社債(一般担保付) 第419回九州電力株式会社社債(一般担保付) 第313回北海道電力株式会社社債(一般担保付) 第37回中日本高速道路株式会社社債 普 通 社 債 券 第13回トヨタ自動車株式会社無担保社債 (含む投資法人債券) 第24回株式会社みずほコーポレート銀行無担保社債 第121回株式会社三菱東京UFJ銀行無担保社債 第22回株式会社日産フィナンシャルサービス無担保社債 第99回三菱地所株式会社無担保社債 小 合 利 計 計 0.792 0.65 0.63 0.385 0.289 0.595 0.555 0.271 0.553 490,000 490,969 100,000 100,000 100,011 100,003 200,000 200,014 100,000 100,000 100,000 100,000 100,000 100,000 100,000 100,000 100,000 100,257 100,129 100,048 100,080 100,117 100,089 100,080 100,015 100,257 900,000 1,590,000 901,076 1,592,061 2015/11/27 2015/11/27 2016/4/25 2016/2/25 2015/12/25 2016/2/26 2016/6/20 2016/1/20 2016/1/20 2015/12/21 2016/6/14 (注)額面・評価額の単位未満は切り捨て。 - - 69 CS5_15163297_25_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_短期債券MF(売買銘柄).indd69 2016/01/0617:22:12 NN短期債券マザーファンド ■投資信託財産の構成 (2015年11月16日現在) 項 当 目 評 公 社 債 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 、 そ の 他 投 資 信 託 財 産 総 額 期 額 千円 1,592,061 529,367 2,121,428 価 末 比 率 % 75.0 25.0 100.0 (注)金額の単位未満は切り捨て。 ■資産、負債、元本及び基準価額の状況 ■損益の状況 (2015年11月16日現在) 項 目 (A) 資 産 コ ー ル ・ ロ ー ン 等 公 社 債(評価額) 未 収 利 息 前 払 費 用 (B) 負 債 未 払 金 (C) 純 資 産 総 額(A-B) 元 本 次 期 繰 越 損 益 金 (D) 受 益 権 総 口 数 1万口当たり基準価額(C/D) 当 期 末 2,121,428,375円 526,702,312 1,592,061,380 1,860,937 803,746 100,084,000 100,084,000 2,021,344,375 1,928,039,785 93,304,590 1,928,039,785口 10,484円 (注1)期首元本額 2,104,962,510円 期中追加設定元本額 102,748,508円 期中一部解約元本額 279,671,233円 (注2)当期末における1口当たり純資産 1.0484円 (注3)当期末における当ファンドの元本の内訳 NNグローバルバランスオープン(安定投資型) 1,005,339円 NNグローバルバランスオープン(分散投資型) 4,438,714円 NNグローバルバランスオープン(積極投資型) 956,938円 NNグローバルインカムオープン 12,663,092円 NNアジア・ハイ・イールド債券ファンド 日本円コース(毎月分配型) 3,675,910円 NNアジア・ハイ・イールド債券ファンド 米ドルコース(毎月分配型) 1,339,221円 NN欧州リート・ファンド(毎月決算コース/為替ヘッジなし) 27,773,625円 NN欧州リート・ファンド(資産形成コース/為替ヘッジなし) 9,543,736円 NN欧州リート・ファンド(毎月決算コース/為替ヘッジあり) 2,480,927円 NN欧州リート・ファンド(資産形成コース/為替ヘッジあり) 1,669,863円 NN欧州リート・ファンド(毎月決算コース/通貨カバード・コール戦略) 2,385,542円 NN欧州リート・ファンド(資産形成コース/通貨カバード・コール戦略) 209,922円 NNグローバルバランスファンドVA(株25型) 139,478,051円 NNグローバルバランスファンドVA(株50型) 49,233,850円 NNグローバルバランスファンドVA(株70型) 30,343,322円 NNマネープールVA(適格機関投資家専用)1,640,841,733円 当期(自2014年11月15日 至2015年11月16日) 項 目 (A) 配 当 等 収 益 受 取 利 息 (B) 有 価 証 券 売 買 損 益 売 買 益 売 買 損 (C) 当 期 損 益 金(A+B) (D) 前 期 繰 越 損 益 金 (E) 追 加 信 託 差 損 益 金 (F) 解 約 差 損 益 金 (G) 計 (C+D+E+F) 次 期 繰 越 損 益 金(G) 当 期 11,999,779円 11,999,779 △ 10,449,082 2,080 △ 10,451,162 1,550,697 100,200,168 4,930,492 △ 13,376,767 93,304,590 93,304,590 (注1)(B)有価証券売買損益は期末の評価換えによるものを含み ます。 (注2)(E)追加信託差損益金とあるのは、信託の追加設定の際、 追加設定をした価額から元本を差し引いた差額分をいいます。 (注3)(F)解約差損益金とあるのは、中途解約の際、元本から解 約価額を差し引いた差額分をいいます。 - - 70 CS5_15163297_25_os7NN_GバランスO(安定/分散)_償_短期債券MF(売買銘柄).indd70 2016/01/0617:22:12