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一人社長・週末起業家必見の書!
80対20の法則式
ひとり起業講座入門レポート
起業で成功する秘訣のすべては
「学び方」
ノウハウの
にあった!
いくら素晴らしい起業ノウハウや
成功に関する本・講座などを学んでも
「学び方」そのものを学ばない限り
決してうまくはいかない!
【著作権について】
このレポートは著作権法で保護されている著作物です。
下記の点にご注意いただきご利用下さい。
このレポートの著作権は作成者である「株式会社ペイフォワード」に属し、
このレポートの開封をもって下記の事項に同意したものとみなします。
このレポートを、著作権者の許可なく、このレポートの全部、又は一部を
いかなる手段においても複製、転載、流用、転売等することを禁じます。
著作権等違反の行為を行った時、その他不法行為に該当する行為を行った時は、
関係 法規に基づき損害賠償請求を行う等、民事・刑事を問わず法的手段による
解決を行う場合があります。
このレポートに書かれた情報は、作成時点での著者の見解等です。
著者は事前許可を得ずに誤りの訂正、情報の最新化、見解の変更等を行う権利
を有します。
このレポートの作成には万全を期しておりますが、万一誤り、不正確な情報等
がありましても、著者は、一切の責任を負わないことをご了承願います。
また、このレポートを利用することにより生じたいかなる結果につきましても、
著者は、一切の責任を負わないことをご了承願います。
2016年11月1日
株式会社ペイフォワード
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© Payforward Inc. All Rights Reserved.
はじめに
このレポートは、現在、
1人社長
個人事業主
週末起業家
フリーランス
サラリーマン起業家
として、従業員を雇わず「ひとり」でビジネスをされている方、
または、これから一人でビジネスを立ち上げたいと考えている、
脱サラ起業予定者の方向けに作ったレポートです。
このレポートの著者である、私、松岡武蔵も、これまで20年間
「ひとり起業家」として、様々なビジネスを経験してきました。
ちなみに私は23歳で脱サラ起業し、現在43歳です。
(※本レポートを執筆した2016年現在)
この20年の間、多くの起業家やメンター(先生)との出会いもあり、
様々な方々から多くのことを学び、私自身も試行錯誤を繰り返しながら、
たくさんの成功と失敗を経験してきました。
おそらくあなたも聞いたことがあると思いますが、世の中で起業した人のうち、
5年以内に80%以上の人たちが廃業に追い込まれている
(つまり失敗に終わっている)・・・と言われています。
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また、国税調査によると、10年以内に96%の個人事業者が廃業している、
というデータもあります。
このような厳しい起業の世界において、
どのようなことを学び、実践していけば成功できるのか?
あなたも、その答えやヒントを得るために、
このレポートを手にされたと思いますが、このレポートは主に、
起業家に必要不可欠な「学び」の部分にフォーカスした内容
になっています。
もちろん、このようなレポートを
自らの意思で手にされたあなたのことです。
きっと勉強熱心な方でしょうから、これまでにも、
起業ノウハウや成功に関する様々な本、マニュアル、
講座なども積極的に利用し、強く「成功」を意識しながら
日々がんばられていることでしょう。
しかし、残念ながら、
それでも大半の方々が脱落していく・・・
それが私たち「起業家」が住む世界なのです。
なぜ、これほどたくさんの起業ノウハウが出回り、
勉強熱心な人が多いのにも関わらず、
失敗者が後を絶たないのでしょう?
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実は、過去の私もそうだったのですが、不思議なことに、
成功本をたくさん読んでいる人ほど、知らず知らずのうちに
「失敗の方向」に進んでしまっている人が多いのです。
私自身、過去うまくいっていなかったころの経験をふまえた上で、
周りの起業家を観察していると、うまくいっていない人というのは、
たいてい「学び方」に問題があるのだということに気づきました。
その気づきを得てから、私もビジネスがうまく回り始めたわけですが、
私の経験から言えば、この「学び方」というものを知らなければ、
いくらたくさんの良書を読んでも、素晴らしいセミナーに参加しても、
思ったほどの結果は出せないと思います。
たくさんある成功のノウハウを片っ端から学んでいくのも、
ひとつの手ではありますが、「学び方」そのものを知っておかないと、
学んだことのほとんどは消化不良のままで、身につくこともなく、
実践に活かすこともできません。
このレポートでは、私の経験をもとに、起業家にとっての、
効果的かつ効率的な、起業ノウハウの「学び方」というものを、
できる限り分かりやすく、シンプルにお伝えしていきます。
「学び方」を「学ぶ」ことで、
過去の私がそうであったように、
失敗のサイクルから脱出することができます。
ぜひ、このレポートを何度も読み
「真の成功」へ、大きな一歩を踏み出してください。
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起業してもうまくいかない人の学び方
には、致命的な5つの問題点があった
過去うまくいっていなかったころの私自身もそうでしたが、
うまくいっていない起業家というのは、
たいてい、次に挙げる5つの要因のいずれかに
当てはまっていることに気づきました。
1.起業家が学ぶべき学習分野に偏りが見られる
2.学習の順番が間違っている
3.成果に直結しない無駄な学習が多い
4.学んだことをすぐにアウトプットしていない
5.反復学習をしていない
それでは次ページより、ひとつずつ詳しく解説していきます。
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① 起業家が学ぶべき学習分野に偏りが見られる
起業家として成功を手にするためには、
身に付けるべき知識やスキルはたくさんあります。
たとえば、
・成功する起業家になるための考え方と心構え(マインドセット)
・顧客を獲得するための知識(マーケティング)
・文章を書くスキル(セールスライテング・コンテンツライティング)
・対人交渉術(コミュニケーションスキル)
・ビジネスモデルの作り方(どのようなビジネスをやるか?)
・情報発信媒体の作り方(WEB サイト・ブログ・メルマガ・SNS 等)
・法務、会計、税務の知識
などなど、学ぶことは多岐にわたります。
特に私たちのような「ひとり起業家」の場合は、
文字どおり、これら全てを1人で学び、
マスターしていかなければならないのです。
もちろん、苦手な部分はアウトソーシングで他人に任せたり、
代行サービスを利用するという手もありますが、
最低限、自分自身がそれらの基礎知識を持っておかないと、
変な代行業者に騙されたり、うまく利用されたりして、
無駄なお金を失うことにもなりかねません。
ですので、起業家自ら、これらの知識・スキルを
トータル的に学び、習得していく必要があるのです。
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これからの時代は、広い範囲の知識とスキルを持っている
「ゼネラリスト」よりも、ある特定の分野に関して、深い知識と
専門的なスキルを持っている「スペシャリスト」が求められる
という話をよく聞きます。
この意見に関しては、私も賛同していますが、
これを勘違いして解釈している起業家もいますので、
注意する必要があります。
「これからはスペシャリストの時代だから、私はこの分野だけを追求する」
と言って、たとえば、マーケティングの勉強ばかりに熱中し、
他の分野の学びがおざなりになっている人もよく見かけますが、
起業家として成功を目指すのであれば、これではいけません。
確かに、顧客・クライアントに提供する商品やサービス、
自分の立ち位置に関しては、スペシャリストとしてのポジションを
確立する必要がありますが、起業家というのは、それと同時に、
ゼネラリストとして、事業の全体像を俯瞰(ふかん)できるよう、
様々な知識やスキルを磨いていく必要があるのです。
ここで少し、私ごとの話になり恐縮ですが・・・
私は若いころから、自己啓発、成功哲学、能力開発、スピリチュアル
といった分野が好きで、脱サラし、独立してからも、しばらくの間は、
そのような分野ばかりを学んでいました。
ナポレオンヒルから始まり、ジョセフマーフィー、デールカーネギー、
ジグジグラー、マクスウェルマルツ、ブライアントレーシー、
オリソンマーデンなどの、100万円以上する高額な自己啓発プログラムを
購入し、高額な自己啓発セミナーなどにも積極的に参加していました。
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その他、有名な書籍、7つの習慣や、ザ・シークレットで人気に火がついた
引き寄せの法則などをはじめとする、ありとあらゆる自己啓発系のメソッドや、
ホ・オポノポノ、セドナメソッド、奇跡のコース、パワーかフォースか、等を
はじめとする、スピリチュアル系のメソッド、その他、あらゆる宗教、気功、
瞑想法といったような精神世界の分野にも足を踏み入れました。
このように私は「自己啓発さえやっていれば成功者になれる!」
と思い込み、日々自己啓発に奮闘していたわけですが、
気がつけば、私は一向に「稼げない」、単なる自己啓発オタク、
自己啓発貧乏になってしまっていたのです。
つまり、そのころの私というのは、
成功する起業家になるための考え方と心構え(マインドセット)の
習得ばかりに偏り、他の分野の学びはおざなりになっていたのです。
ビジネスで成功するためのスキルアップの「手段」のひとつとして始めた
自己啓発が、いつしか、それを極めること自体が「目的」となってしまって
いたわけです。
世の中にはこういう人が多いと思いますし、
実際、私の周りにも多いですが、そういう人は、
「手段」と「目的」の違いを明確にし、どこかで、
そういった「学びの偏り(バランスの悪さ)」に気づき、
バランスをとっていく必要があります。
では、具体的にどのようなことを学んでいけばいいのか?
その部分について解説していきましょう。
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起業家の学びに必要不可欠な5分野
私たちが学生だったころ、様々な科目分野(国語、算数、理科、社会など)を
学んできたように、起業家にも、それと同じように「必須分野」というものが
存在します。
その必須分野とは、私の起業歴20年の経験から
「これだけは絶対にマスターしておかなければならないもの」
だと実感しているもので、全部で5分野あります。
その分野とは、「心・技・体・財・経」の5分野です。
「心・技・体」という言葉は、スポーツや武道などでよく使われていますので、
なんとなく言わんとする意味に気づかれたかと思いますが、
私はこれに「財」と「経」を加えた5つを必須分野として重要視しています。
ざっくりと簡単に言うと、
「心」・・・成功哲学
「技」・・・顧客獲得ノウハウ
「体」・・・ビジネスモデル
「財」・・・お金に関連した知識
「経」・・・経済の仕組み
大きくこのようなカテゴリー分けになるのですが、
この分野の中で具体的にどういったことを学ぶのかを、
次ページで表にまとめましたのでご覧ください。
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分野
主な学びの内容
心
・成功哲学(成功者の考え方・心構え)
・習慣形成(自己成長・進化のための日々のルーティン)
・目標設定(あなたの価値観から導き出す真の目標設定)
・時間管理(時間を最大限に活用する自己の行動を管理する方法)
・健康管理(肉体面・精神面両方の健康を維持する方法)
・脳力開発(心と脳の機能を最大限に高める方法)
・人間関係(他人とのコミュニケーションを円滑にする方法)
技
・マーケティング(顧客獲得の仕組み作り)
・セールス
(人間行動心理学に基づいた販売術)
・ライティング (反応を最大限に高める文章作成術)
体
・ビジネスモデル(参入マーケット・取り扱い商品・サービスの選定)
・ビジネスツール(サイト・ブログ・メルマガ・SNS 等の管理運用)
・コンテンツ制作(コンテンツマーケティングのための施策)
財
・お金との上手な付き合い方(お金の IQ・EQ・お金持ち学)
・財務の知識(法務、会計、税務等の知識)
・資産構築法(真の資産を築くための資産運用法と投資の考え方)
経
・経済の知識(世の中のお金の流れ・経済の仕組み)
この5つの分野を見渡してみて、
どのように感じたでしょうか?
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この分野は得意だけど、この分野はちょっと苦手・・・
というように、たいていの場合、得意な部分と苦手な部分があるはずです。
たとえば・・・
自己啓発や脳力開発(心)はよく実践しているが、
マーケティング(技)に関しては無知・・・
マーケティング(技)の知識は豊富だが、
いつもマイナス思考(心)になり、なかなか行動を起こせない・・・
最新ビジネス情報(体)は、たくさん知っているけど、
それをうまくプロモーションするための文章を書く(技)のが苦手・・・
新しいインターネットテクノロジー(体)には敏感だけど、
それをどのように活用していいかアイディア(心)が湧いてこない・・・
モノを売る(技)のは得意だけど、
なぜだかキャッシュ(財)が手元に残らない・・・
いろいろなビジネス(体)を試してはみるものの、
どれも長続き(心)しない・・・
サイト・ブログ・SNS の作成は(体)は得意だけど、
セールスプロモーション(技)は苦手・・・
やる気や情熱(心)は人一倍あるけれど、
やりがいのあるビジネスや、心の底から誇りを持って
売りたいと思える商品・サービス(体)が見つからない・・・
自分磨き(心)はしているけど、
経済(経)には無頓着・・・
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このように、ある分野が得意でも、どこかの分野に弱点があると、
ビジネスはなかなか成長しませんし、いつまでたっても資産は増えません。
起業家としての成長度合いと、将来的な資産のボリュームは、
実は、この5つの分野による掛け算によって決まるのです。
注)足し算ではなく「掛け算」になる、
という部分に注目してください。
「心」×「技」×「体」×「財」×「経」
たとえば、過去の私のように、
「心」の分野の習得レベル:8点
「技」の分野の習得レベル:2点
「体」の分野の習得レベル:3点
「財」の分野の習得レベル:1点
「経」の分野の習得レベル:1点
(※全て10点満点中)
くらいの採点だった場合・・・
8点×2点×3点×1点×1点=48点
くらいの総合得点にしかならないのです。
上記の例で挙げた数字や計算結果は、
あくまでも私自身の主観でつけた自己採点に基づくものですが、
考え方自体は理解いただけたかと思います。
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過去の私のように、いくらひとつの分野の習得レベルが高くても、
他の分野の習得レベルが低い場合、最終的に出力される総合得点は、
低いものになってしまうのです。
逆に、以下のように個々の習得レベルが相対的に低いものであったとしても、
習得レベルのバランスが取れている場合、総合得点は、先ほどの私の例より
高くなります。
「心」の分野の習得レベル:3点
「技」の分野の習得レベル:3点
「体」の分野の習得レベル:3点
「財」の分野の習得レベル:3点
「経」の分野の習得レベル:3点
(※全て10点満点中)
3点×3点×3点×3点×3点=243点
さらに、各分野の習得レベルをそれぞれ、
たった「1」ずつアップさせることができた場合・・・
4点×4点×4点×4点×4点=1024点
このように、各分野の習得レベルを
たった「1」ずつアップさせるだけで、
一気に4倍以上も総合得点が上がるのです。
これを見ても分かるように、
各分野をバランスよく学んでいくことがいかに大切か?
ということが理解できたのではないでしょうか。
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何か1つの分野に秀でているというのは、
職人やスペシャリストのように重宝されるため、
会社組織やチームの中では大きな戦力になります。
サラリーマン、OL、派遣社員、アルバイト、パートといった、
会社などの組織やチームに属する「従業員」という立場であれば、
与えられた適材適所の環境で自分の力を発揮することがきれば、
お給料はもらえます。
しかし、起業家を目指すのであれば、
何かひとつの得意分野に秀でたスペシャリストを目指すと同時に、
5つの分野をバランスよくマスターする、
ゼネラリストになることができなければ、
早晩食いっぱぐれてしまい、路頭に迷うことになるのです。
学歴が高く、仕事ができるスーパーエリートサラリーマンだった人でも、
脱サラして起業家になった途端、失敗してしまう人はたくさんいます。
多くの起業チャレンジャーがそのような失敗に遭遇してしまう大きな原因は、
5つの分野をバランスよく学び、習得していかなかったためです。
このように、
「学びの偏り」は、従業員の世界では通用しても、
起業家の世界では全く通用しない
ということを覚えておいてください。
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② 学習の順番が間違っている
ここまで、5つの分野を学ぶことの重要性をお話してきましたが、
どの分野から優先的に学ぶのか?ということも、
非常に大切なポイントになってきます。
もちろん、興味のある分野や好きな分野から学ぶのも悪くはないですが、
ビジネスの「軸」「核」となる分野から優先的に学ぶことで、その後の
習得レベルや成長度は大きく変わってきます。
以下は、これまでの私の起業経験から、
常に何かを学ぶ際にイメージしてきた、
「学びの4層ピラミッド」です。
体
技
財・経
心
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このピラミッドは、4つの分野で構成されており、下から順に、
心→財・経→技→体
というふうに積み上げられています。
古代エジプトのピラミッドが、何千年の雨風にさらされてもなお、
いまだに作られたときの様相を保ち、そびえ立っていられるのは、
その形状の特徴(三角形は最も安定感があり耐震性に優れている)も
さることながら、ピラミッドの一番下にある「土台」が非常に強く、
安定しているからです。
また、ピラミッドだけでなく、一般の建築物においても、
地中深くに設置された「基礎」が「土台」となり、
建物全体を支えています。
この「基礎・土台」がない建築物というのは、
言わずもがな、非常にもろく、安定性がないために、
ちょっとした衝撃で崩壊します。
それと同じように、「学び」という部分に関しても、
「土台・基礎」となる部分があり、それこそが、
「学びの4層ピラミッド」の底辺を支えている
「心」の分野なのです。
先ほども説明したとおり、「心」の分野というのは、
「成功する起業家になるための考え方と心構え(マインドセット)」の部分で、
ここがあなたのビジネスを支える、最も重要な「土台」となるのです。
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この部分が弱いと、ちょっとした失敗や挫折で
ビジネスは崩壊してしまいます。
また、それだけではなく、学びの土台である「心」がしっかりしていないと、
生き方や考え方の「軸」もブレ、熱意・理念・信念などもすぐに揺らぎます。
そうなってしまうと、他人の意見に振り回されやすくなり、
次から次へと新しい儲け話に手を出してしまうような、
熱意も信念もなく、何も長続きしない、ショボイ起業家になってしまうのです。
ネット上を見渡してみると、そのような人が多くありませんか?
「今回の情報は、今世紀史上最強のビジネスです!」などと、
今世紀に入って何度も同じことを謳うような人たちが・・・
そして、次から次へと「手っ取り早くラクして儲かる系」の
怪しい儲け話を持ってきたり、詐欺的な高額塾を勧めてきたりする人たちが・・・
「心」の分野が弱かったり、間違ったマインドセットを持ってしまうと、
あのような「反面教師的な起業家」に成り下がってしまいます。
このレポートを手にしてくださったあなたには、
あのような、怪しくて胡散臭い起業家になってほしくありませんので、
ぜひ、「心」の部分を強化し、正しいマインドセットを身に付け、
しっかりとした「土台」を築いていってほしいと思います。
建築物を造る際、土台が少しでもズレていたりヒビが入っていると、
建物全般にもズレが生じ、最悪の場合、建物崩壊にまで発展します。
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それと同じように、学びの土台である「心」=「マインドセット」が
ズレていると、ビジネス全般にも悪影響を及ぼしてしまうことになるのです。
以上のように、「心」の分野は、学びの土台となり、
非常に重要な部分ですから、ここは手を抜くことなく、
じっくりと時間をかけて学びを深めていってほしいと思います。
もちろん、改めて言うまでもないですが、
土台だけしっかりしていてもビジネスでは成功できません。
いくら「基礎・土台」がしっかりしていても、
そこに上モノ(建物)がなければ、何の価値も生み出さないのと同様、
学びの4層ピラミッドにおいても、しっかりとした上モノ(財・経・技・体)
を築いていく必要があります。
そこで次のポイントですが、
学びの順序として、「心」の次に「財」と「経」の分野を
優先的に学ばれることをおすすめします。
※「財」と「経」はカテゴリーが似かよっていますが、厳密に見れば
異なるトピックになるので、別々のカテゴリーとして区別しています。
「財」と「経」の分野は、経済やお金に関連する学びで、
特にお金のやり取りが発生するビジネスの世界においては
非常に重要な分野になります。
ビジネスでは、キャッシュフロー(お金の流れ)を
しっかりと把握・管理し、「数字」に強くなる必要があります。
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また、この「財」と「経」の分野がしっかりしていないと、
次につながる「技」の学びにも支障をきたすことになるのです。
なぜなら、「技」の分野で中心課題となる、マーケティングにおいても、
「数字」を使った様々な計測が必要不可欠になってくるからです。
これまで多くの起業家とお会いしてきた経験から気づいたことですが、
起業家や社長というのは、数字に弱く(苦手)、お金に無頓着な人が多いので、
何をするにしても、どんぶり勘定になってしまがちです。
(過去の私もそうでした)
お金や数字をしっかりと管理してくれる参謀がいればいいですが、
私たちのような、ひとり起業家は、お金の管理も数字の管理も
人任せにはできません。
マーケティングコスト(顧客獲得コスト)が高騰している昨今、
どんぶり勘定では、ビジネスは瞬く間に頓挫してしまいます。
ですので、早い段階から「財」と「経」の分野をしっかりと学び、
経済やお金に関する学びを深め、数字に強くなっておくべきなのです。
そして、「財」「経」の分野の次に学ぶべきは「技」の分野です。
どのようなビジネスをやるにしても、
顧客を獲得するための仕組みであるマーケティングの知識や、
商品を売るためのセールススキルは欠かせません。
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特に、今日の情報化社会、知識社会の時代においては、
インターネットで顧客を獲得していくという方向性にシフトしているため、
文章による集客(セールスライティングやコンテンツライティングのスキル)
は必要不可欠です。
昔の私もそうでしたが、いくら「心」の修練をし、
マインドセットを鍛えていても、「技」の知識とスキルがなければ
顧客は獲得できません。
ジョセフマーフィーの「眠りながら成功する」をいくら読んでも、
ザ・シークレットなどの「引き寄せの法則」をいくら読んでも、
潜在意識の力(祈りや願いやイメージ)だけで、あなたのサイトへ、
勝手にお客が引き寄せられてくるということはないのです。
特に現代のようなインターネット社会において、顧客を獲得するためには、
人間行動心理に基づく、科学的に立証されたマーケティングの知識と、
人の心を惹きつけてやまないライティングスキルは必要不可欠なものです。
たとえば、今あなたが読まれているこのレポートにしても、
私に文章を書くライティングのスキルがなければ存在しなかったわけですし、
マーケティングの知識がなければ、あなたの手に渡ることもなかったわけです。
それと同じように、あなたが持っている情報、商品、サービスは、
それがいくら価値のある素晴らしいものであっても、
それを見込客、顧客、クライアントの手に届けるための仕組みや、
行動を喚起させるライティングによる伝達スキルがなければ、
全く売れないクズ同然の、宝の持ち腐れ品になってしまいます。
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昔の私のように、自己啓発ばかり実践して、メンタルだけは強くなったものの、
マーケティングやライティングのスキルが弱い・・・という起業家になって
しまえば、一生、勉強貧乏で終わってしまいます。
そうならないためにも、「技」の分野に関しても
しっかりと学んでいく必要があるのです。
ただし、「技」の分野を磨く際においても、
学びの4層ピラミッドの土台である「心」を
磨くことを忘れてはなりません。
「心」(マインドセット)がしっかりしていない状態で、
いくらコピーライティング等の勉強をしても、単なる小手先だけの
薄っぺらい上辺だけのテクニックになってしまいます。
ネット上でも、結構そのようなコピーを見かけますが、
マインドセットのないコピーというのは、顧客の心を動かすどころか、
文章の行間から胡散臭さが漂うような気持ちの悪い文章になってしまい、
逆に、読み手に対して嫌悪感を与えてしまうような結果になるのです。
「技」というのは、そこに「心」「魂」が宿ってこそ本物になり、
はじめて相手の心に伝わるものになるのです。
これをぜひ忘れないでください。
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<補足>
起業家を目指している人の中には、たまに、
「私はモノ作りの分野で起業する側の人間で、
お客と接したり、販売する側の人間ではないので、セールスのスキルなんて別に必要
ない」という人もいますが、これは大きな間違いです。
セールスのスキルというのは、何も、商品やサービスを売るためだけに必要なものでは
なく、「自分」という商品を売り込むためにも必要なのです。
・企画を売り込む ・取引先と価格交渉をする ・協力者を獲得する
・作った商品を他社の流通に乗せてもらえるよう説得する
・自分という人間を知ってもらい、事業内容を理解してもらう
このようなシーンにおいても、セールスのスキルは必要不可欠で、
特に起業家というのは、自身がトップセールスマンである必要があるのです。
さて、「技」の次に、一番最後にくるのが「体」の分野になるわけですが、
多くの起業家を見ていると、ここまで話してきた「心→財・経→技」の部分を
全く無視して、ここばかりにこだわっている人が非常に多いと感じます。
・このビジネスは儲かりそうだ
・この商品は口コミで広がり大ヒットしそうだ
・次にブームが来るSNSはこれだ!
などなど。
もちろん、「どのようなビジネスをするのか?」といったことや、
「どんな商品を扱うか?」といったことも重要なことです。
しかし、このような「体」ばかりに意識を向け、「心・財・経・技」がおざなり
になってしまえば、それがいくら良い商品・素晴らしいビジネスモデル・
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最高のビジネスツールだったとしても、それを手にしたところで、決して、
ビジネスを拡大させていくことはできません。
ある著名な経営コンサルタントが、かつて次のようなことを言いました。
ビジネスで儲けるコツは「能無しの馬鹿でも売れる商品を扱うこと」だと。
この経営コンサルタントが言いたかったことを、もう少し噛み砕いて言うと、
「成長期」にある大ヒット商品を扱えば馬鹿でも売れる・・・
ということです。
つまり、下りのエスカレーター(売りにくい商品)に乗るのではなく、
上りのエスカレーター(売れやすい商品)に乗れ!ということですね。
世の中の商品・サービスには「プロダクトライフサイクル」というものがあり、
以下のグラフのような「導入期・成長期・成熟期・衰退期」という
4つのサイクルを経て、世間に認知されていきます。
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
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そして、この4つのサイクルの中でも、特に「成長期」にある商品・サービス
というのは、最も売上が高くなる時期(上のグラフの赤枠で囲った時期)で、
このタイミングをうまく見計らって参入することができれば、
大儲けできる可能性があるというわけです。
確かに、このプロダクトライフサイクル理論に当てはめて考えてみれば、
マーケティングの知識などほとんど知らない商売の素人でも、
かつての「たまごっち」のように、バカ売れする人気商品を
早い段階から目をつけ、売ることができれば、大儲けすることも可能でしょう。
しかし、インターネット社会となりSNSが発達した昨今、
情報の流れや、情報の拡散スピードは異常なほど速く、競合の参入も早いため、
導入期から成長期に突入するまでの期間や、成長期そのものの期間が
随分と短くなってきているのです。
つまり、全般的に商品寿命(成長期の期間)が、どんどん短くなってきており、
ブームやトレンドが訪れても、すぐ飽和状態になってしまうということです。
(これはビジネスモデルに関しても言えることです)
これからも今までと変わらず、
「売れる商品や儲かる最新ビジネスばかり探している人」というのは、
目まぐるしく移り変わる情報の洪水の中で、激しい情報の消耗戦による
苦しいビジネス展開を強いられることになるでしょう。
商品戦略やビジネスモデル戦略も、もちろん重要なポイントです。
しかし、土台(心)なきビジネスモデル(体)は、
いずれにしても、早晩崩壊する運命にあるのです。
逆に、学びの4層ピラミッドをしっかり築き上げている起業家は、
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たとえ成熟期、衰退期に突入した商品やサービスを扱ったとしても、
新しい成長カーブ(第二の成長期)を作り出すことができます。
なぜなら、そのような起業家というのは、常日頃から、「心」や「技」を
磨いているため、新しいアイディアが出やすく、マーケティングの新しい
切り口なども創造することができるため、既存の古いビジネスモデルでも、
全く新しいビジネスモデルに作り変えることができるからです。
たいていの場合、起業したいと考える人の多くは、
・どんなビジネスをやるか
・どんな商品を扱うか
・何屋さんになるか
という思考からスタートしがちですが、
この考え方では失敗する可能性が高いです。
起業家として成功したいのであれば、「何のビジネスをやるか」よりも先に、
「何を学び、どのようなスキルを身に付けるべきなのか?」という思考から
スタートするべきなのです。
つまり・・・
「体」の分野は、学びの4層ピラミッドの一番最後に手をつけるべきピース
だということです。
ここまでお話してきた「学びの4層ピラミッド」
ぜひ忘れないでください。
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<補足>
5つの分野は「心」から順に学んでいくべきだという話をしましたが、学校の授業の
ように、時間割を作り、他の分野(財・経・技・体)も同時並行的に学んでいけばいい
と思います。ただし、その際「心」の学びをメインにされることをおすすめします。
例えば、月曜日は「心」
、火曜日は「財」
、水曜日は「経」、木曜日は「技」
、金曜日は「体」、
土曜日は「心」というふうに、他の分野の2倍の時間を「心」の学びに費やすといいで
しょう。それほど「心」の分野が重要だということです。
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③ 成果に直結しない無駄な学習が多い
ここまで、「学びの5分野」「学びの4層ピラミッド」について
お話してきましたが、ここまで読まれて「なんか勉強することが多いな」
「学ぶことが多すぎて億劫だな」と感じられたかもしれません。
しかし、先にお伝えしておくと、
起業家として成功するために学ぶべきものは、
あなたが思っているほど、そう多くはないので
安心してほしいと思います。
というのも、私たち起業家というのは、
ビジネスの「成果」(売上や利益など)を出すために学ぶわけですから、
極論を言えば「成果」に直結しない(あるいは成果に対する影響が小さい)
ような勉強はしなくていいのです。
私はこのことに気づくまで、かなりの時間を
要しましたが、ある時「80対20の法則」
という本と出会い、それを読んでから、
物事の考え方から、学び方、ビジネス活動、
日々の生活まで、全てが一変しました。
人生を変える80対20の法則
著者:リチャード・コッチ
出版:阪急コミュニケーションズ
頁数:400ページ
※アマゾンで、単行本版とkindle版の両方販売していますので、
ぜひ購入して読んでみてください。
「80対20の法則」で検索するとすぐに見つかります。
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この本は、無駄な努力をせず、最小限の努力で、
最大限の効果を上げるにはどうすればいいのか?
ということについて書かれています。
80対20の法則とは何か?
この本の一部を抜粋して紹介します。
80対20の法則とは、投入、原因、努力のわずかな部分が、産出、結果、報酬の
大きな部分をもたらすという法則である。たとえば、あなたが成し遂げる仕事の
80%は、費やした時間の20%から生まれる。つまり、費やした時間の80%は、
わずか20%の成果しか生まない。
[本書17ページより抜粋]
~中略~
ビジネスの世界で、この80対20の法則がはたらいている例は枚挙にいとまがない。
通常、売上の80%を占めているのは、20%の製品、20%の顧客である。
利益をとってみても、この比率に変わりはない。 [本書19ページより抜粋]
~中略~
本の価値の80%は、ページ数にして20%以下の中にみつけることができる。
だから、通読する時間の20%で、本の価値の80%を吸収できる。わたしはこの
勉強法を取り入れ、さらに工夫してみた。オックスフォード大学には、日頃の学習
態度を評価するシステムがなく、成績はすべて、学期末試験の点数で決まる。
わたしは過去の試験問題を調べてみた。すると、問題の少なくとも80%(場合に
よっては100%)が、その学科に関する20%の知識で十分に答えられることが
わかった。したがって、広い知識をもつ学生より、狭い範囲の知識しかない学生の
ほうが高得点を取るケースが出てくる。そのことがわかってから、きわめて勉強の
効率がよくなった。そして、必死に勉強することなく、わたしは最優秀の成績で
学位を取った。いまにして思うと、世の中がどのように動いているかを教えられた
最初の機会だったような気がする。
[本書48ページより抜粋]
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前ページで紹介した抜粋記事の中の
黄色でマーカーしている箇所を再度読んでみてください。
この記事で書かれていることと同じように、起業で成功するために習得すべき
知識やノウハウも、一見非常にたくさんあるように思えますが、実際のところ、
成果の8割に影響する学びの部分は2割ほどしかありません。
大切なことは、その2割の部分が何なのか?を見極め、
そこを集中的に学んでいくことで、
最小限の学びで、最大限の成果を得ることができるのです。
学びの2割
成果の8割
学びの8割
成果の2割
80対20の法則 相関関係図
※これと同じようなものに「78対22の法則」=ユダヤの法則というものもあります。
ネットで検索すると出てきますので、ユダヤの法則も参考にしてみてください。
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つまり、成果の8割に影響を与える2割の知識だけを集中的に学び、
成果の2割にしか影響を及ぼさない8割の知識は意識的に切っていく
ということです。
この考え方で学びを進めていくと、
情報の8割はカットできるわけですから、
精神的にも非常にラクですし、
ノウハウ習得までの時間も
大幅に短縮することができます。
この考え方は「学び」の部分だけでなく、
実際のビジネス活動においても、時間管理においても、
非常に大きな差となって表れます。
過去、うまくいっていなかった私を振り返ってみると、
この考えとは逆に、成果の2割にしか影響を及ぼさない
8割のことばかりに時間を使っていました。
私は元々、典型的なA型人間で、
どうでもいい些細なことにも神経質になる、
悪い意味での完璧主義者だったのです。
昔の私は、本書のようなレポートを書くときやWEBサイトを作るときでも、
読む人がほとんど気にしないようなところにばかり目がいってしまい、
そういったところに貴重な時間の多くを費やしていました。
たとえば・・・
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・フォントの種類はどれがベストなんだろう・・・
・このフォントは小さすぎるのではないだろうか・・・
・装飾はもっとこうしたほうがいいのでは・・・
・サイトの色の使い方はこれだと少しダサいな・・・
・段落はどこで切ったら見やすいだろうか・・・
・この部分のデザインはもう少しこんな感じで変えてみよう・・・
・枠の形をもっとおしゃれに格好よくしたいな・・・
・・・みたいに、
成果にそれほど影響を与えないであろう、
8割の些細なことばかりに多くの時間を費やしていたのです。
もちろん、このような些細なことでも完全に無視するのは良くないですが、
はっきりいって、このようなことは成果に大きなインパクトを与える部分では
ないので、必要以上に時間を費やすべきではないのです。
※注)文章(コピーライティング)には細心の注意を払う必要があります。
たとえば、私たちのような、従業員を雇わない「ひとり起業家」が、
従業員教育のやり方や、人材マネジメント法を学んでも意味がありません。
上記は極端ですが、
意外に「今の自分にとって必要のないこと」を
学ぼうとしている起業家も多いです。
もちろん、将来的に従業員を雇う予定であれば、
そういった勉強も無駄にはならないでしょうが、
「学びの優先順位」というものも考える必要があります。
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自己啓発にしても、マーケティングの知識などにしても、
突き詰めていけば、知識の追求には終わりがなくキリがありません。
ヘタをすれば、昔の私のように、自己啓発の世界にハマってしまい、
成果の2割にしか影響を及ぼさない8割の世界に迷い込んでしまう
ことになります。
そうなってしまえば、俗に言う、
自己啓発貧乏、ノウハウコレクター貧乏
のまま、一生を終えてしまうことになりかねません。
世の中は、知識豊富な貧乏人(知識貧乏)で溢れかえっていますが、
知識がどれだけあっても、その知識の大半が
「成果の2割にしか影響を及ぼさない8割の知識」だと
全く意味がありません。
現代の情報化社会、知識社会においては、
よく「知識がお金になる」などと言われていますが、
もしそれが本当であれば、クイズ王、雑学王は
今頃、全員億万長者です。
もちろん、知識がお金になることは間違いないことですが、
正しくは「ビジネスや人生の8割に影響を与える2割の知識」が、
お金になるということなのです。
学びに関しても、ビジネスの実践に関しても、
また、日々の時間の使い方に関しても、
この「80対20の法則」に則っていけば、
最短最速、最小努力で成果を出すことができます。
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過去の私もそうでしたが、成果に直結しない無駄な勉強をしている起業家は
非常に多いと思います。(日本人は勉強熱心な人が多いので)
もちろん、勉強すること自体は悪いことではありません。
しかし、人間というのは、知識欲が旺盛なため、
勉強すればするほど欠乏感を感じるので、
その部分には十分に注意する必要があります。
これは「知識のスキマ理論」というもので、
勉強すればするほど、「まだ知識が足りない」と欠乏感を感じてしまい、
自分がまだ知らない新しい知識や、もっと高度な知識が欲しくなるという、
人間特有の心理が働くのです。
よく、「この分野の知識を全部覚えてから起業する」と言っている、
起業家予備軍(起業家のタマゴ)がいますが、
この考え方だと、いつまで経っても起業はできません。
なぜなら、勉強すればするほど、知識のスキマ理論が働き、
「自分にはまだまだ知識が足らない・・・」という
勘違いを起こしてしまうからです。
知識のスキマというものは、どこまでいっても埋まらないものですし、
多くの場合、そのスキマが欲している知識というのは、
たいてい「成果の2割にしか影響を及ぼさない8割の知識」ですから、
「成果の8割に影響を及ぼす2割の知識」さえマスターしておけば、
あとは無視してしまって大丈夫なのです。
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前章で、起業家というのはスペシャリストを目指すと同時に、
ゼネラリストを目指すべきだという話をしましたが、
私がここでいう、ゼネラリストというのは、学びの5つの分野において、
「成果の8割に影響を及ぼす2割の知識」を持っている起業家
という意味であり、単なる知識豊富な人とは異なります。
先ほども話したとおり、私たち起業家は、
ビジネスで成果を出すための「手段」として知識を学んでいくわけですから、
知識を収集することが「目的」になってはいけないのです。
ビジネスの世界では、「成果の2割にしか影響を及ぼさない8割の知識」を
持っている知識豊富な人より、持っている知識は少なくとも「成果の8割に
影響を及ぼす2割の知識」だけを確実にマスターし、実践している人のほうが、
成果を出しています。
なぜなら、「成果の2割にしか影響を及ぼさない8割の知識」を求める人
というのは、知識の収集(勉強)に時間が取られ、その分だけ、ビジネスの
実践に費やす時間が少なくなるからです。
このレポートを手にしてくださったあなたには、
知識のスキマ理論に惑わされることなく、「成果に直結する2割の知識」を
集中的に学んでいってほしいと思います。
私たちの会社、株式会社ペイフォワードを設立した動機も、
「ひとり起業の教科書」というブログを開設したのも、
そして、このレポートを執筆したのも、すべて、
「成果に直結する2割の知識」を、現役の起業家、及び、
これから起業家を目指す方々に提供していくためです。
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これが私たちの会社における「ミッション」であり、
私たちが情熱と誇りを持って実践していくことができる、
唯一無二のビジネスだという信念を持っています。
起業家が学ぶべき、「8割の成果に直結する2割の知識」・・・
それが何なのか分からないという人も多いでしょう。
しかし、安心してください。
これまでの20年にわたる起業経験と、統計データをもとにまとめあげた、
「8割の成果に直結する2割の知識」を、私たちが運営しているブログ・
メルマガ等を通じて、すべて提供していきますので。
なお、私たちが提供する情報・ノウハウは、すべて
「80対20の法則」をベースにした、
不変の原理原則、王道重視の本質的なものばかりです。
世間では「裏ワザ」的な情報やテクニックが蔓延していますが、
ああいったものばかりを追い求めても成功はできません。
私も起業したての若いころは、早く結果を得たいがために、
小手先のテクニックや裏ワザ的なものばかりを
追い求めていた時期がありました。
しかし、結局のところ、
王道を進むほうが、結果的には一番の近道
だったということに気づいたのです
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※成功者のほどんどは、口を揃えてこれと同じことを言っています。
有名な中国の賢人、孔子は、「古きをたずねて新しきを知る」という意味の
「温故知新」(おんこちしん)という言葉を残しています。
これは、「先人たちが残した思想や考え方を学び、新しい知恵を見出す」
といったような意味ですが、まさにこの名言は、時代を超えて、古くから
言い伝えられている不変の成功哲学を大切にしながら、新しい時代に
適応させていく・・・という意味にとれます。
もちろん、私たちも、偉大な先人達が残した成功哲学をしっかりと継承しつつ、
時代の変化に適応するべく、常に世間の情勢や動向をチェックしながら、
最新の情報、最新のシステム、最新のテクノロジー、最新のマーケティング
などを研究しています。
しかし、どれだけ時代が移り変わろうとも、
私たちが日常生活の上でも、ビジネスの上でも、
付き合っていく相手はコンピュータやシステムではなく「感情」を持った人間
である、ということを忘れてはなりません。
人間は、生活様式もライフスタイルも価値観も、
時代とともに徐々に変化していきますが、
本質的な部分(心・感情など)は、何十年経っても、
何百年経っても、何千年経っても、ずっと変わりません。
それを考えると、インターネットの普及とスマホなどの誕生により、
人との直接的なコミュニケーションが気薄になっている我々現代人よりも、
人と直にコミュニケーションを取り続けていた先人たちの方が、
現代の著名な心理学者以上に人間心理を深く理解しているはずなのです。
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ですので、そのような「人間心理」に精通していた、
過去の偉人や成功者が残した書物や名言というのは、
まさに、人生における不変の成功哲学だと言えるのです。
もしも、私たちの顧客が、人間ではなく、
犬・猫・猿や宇宙人に変わってしまえば、
ビジネス戦略やマーケティングの概念などは、
根底から変わってしまうでしょう。
しかし、私たちが接する相手は、
どこまでいっても私たちと同じ
感情を持った「人間」なのです。
であるならば、人間心理を深く理解していた先人たちが残してくれた、
成功哲学、成功に通ずる王道は、時代が変わろうとも不変であることに
疑う余地はありません。
文明が進化し、食・住環境・医療をはじめとする、
あらゆる技術・テクノロジーが発達している今の世の中、
私たち人間の寿命は延び、一見、進化しているように感じますが、
心(マインド)の部分は、先人達と比べ、逆に退化しています。
やる気・集中力・継続力のなさ、我慢強さの欠如、
ラクや快楽ばかりを追い求める姿勢など・・・
このことについては、現代の子供たちや若者を例に取り上げて、
メディアなどでもよく取り沙汰されていることですが、
これは何も子供や若者だけに限った話ではありません。
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私たち大人に対しても言えることであり、もっと言えば、
我々のような、人や社会に対して大きな責任を担っている
「起業家」にとっても言えることなのです。
名著「7つの習慣」の著者、故、スティーブン・R・コヴィー博士は、
この本の中で「人格主義の回復」について語っています。
博士はこの本で何を伝えたかったのかというと・・・
これからの時代、心を磨き、「人格」を高め
ていかなければ、成功者になることができ
ないのはもちろんのこと、豊かで幸せな人
生を送ることはできない・・・
そういうメッセージが、
この本の中に込められているのです。
7つの習慣
著者:スティーブン・R・コヴィー
出版:キングベアー出版
頁数:560ページ
私たちが、なぜこれほどまでに「心」の分野を重視しているのかというのも、
まさに、コヴィー博士が提唱しているような「人格主義」をベースとした
起業スタイルを目指しているからなのです。
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世の中には、自分の儲けのことしか頭になく、
顧客のことを「金のなる美味しそうな木」くらいにしか思っていないような、
金儲け至上主義の起業家、商売人も多いです。
しかし、そのような人たちというのは、
たとえ一時的に良い思いができたとしても、
決して長続きはしません。
いくら売り方が上手くても、いくら喋りが上手くても、いくらマーケティング
に精通していたとしても、
「人格」なきテクニック(技)は諸刃の剣で、決して
長く通用するものではないのです。
ビジネスモデル(体)や、テクニック(技)重視の今の世の中。
確かにその手の情報、書籍、講座などに人気が集まっていますが、
そこだけに囚われてしまうと「心」の部分がどこかに置き去りにされ、
魂のこもっていない単なるマネーゲームに成り下がってしまいます。
起業においては、「いくら儲けたか?」という
利益の追求や金勘定も大切なことですが、それ以上に
「どのような価値を、どれだけの人たちに提供できたか?」という
起業家としてのミッション(使命)が、心の部分の根底になければ、
長く繁栄するビジネスにはなりません。
売上や利益の額というのは
「顧客にどれだけ貢献したか?」を測る指標です。
少し本筋の話から脱線してしまいましたが、
起業する上において、非常に大切なことですので、
ぜひこれらのことも覚えておいてください。
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④ 学んだことをすぐにアウトプットしていない
本やセミナー等で読んだこと、学んだことというのは、
時間の経過に伴い、記憶から忘れ去られていくものです。
このことを発見した、ヘルマン・エビング・ハウスという心理学者が、
「エビングハウスの忘却曲線」という理論を発表しています。
以下の表では、横軸に「時間の経過」、縦軸に「記憶保持率」を
示していますが、これを見てもわかるように、学習後、わずか
20分経過後には、学んだことの58%、
1日後には、学んだことの実に33%しか記憶に残っていない
ということです。
100%
100%
エビングハウスの忘却曲線
90%
80%
記憶保持率
70%
58%
60%
50%
44%
36%
40%
33%
30%
28%
25%
20%
21%
10%
0%
0分
20分
60分
9時間
1日
2日
6日
31日
時間の経過
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世の中には特殊な能力を持った人もいて、
一度記憶したことはずっと覚えている・・・
という人も少なからずいますが、私も含めたいていの一般人は、
このような忘却曲線のように、学んだことのほとんどを
時間の経過と共に忘れていくのです。
こういった「脳の特徴」を知っておかないと、
学んだことのほとんどは、ザルで水をすくうかの如く、
どんどん忘れていってしまい、知識やスキルは身につきません。
そうならないようにするためには、
学んだことを「アウトプット」する習慣を身につけることです。
アウトプットの方法は・・・
1.学んだことの要点を紙にまとめる
2.学んだことを誰かに話す(教える)
3.学んだことを日記やブログに書く
こうすることによって、
学んだことが記憶に定着しやすくなり、
知識やスキルを確実に自分のものにしていくことができます。
先ほども紹介した「7つの習慣」の著者、スティーブン・R・コヴィー博士は、
著書の中で、次のようなことを話しています。
48時間以内に自分の勉強した内容を他の人と分かち合う。あるいは他の人と話し
合うことを前提に読むのである。そうすれば、内容をさらによく覚えることができ、
視野も広がり、理解が増し、原則を応用する決意が間違いなく高まるだろう。
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昔の私もそうでしたが、たとえば、本を読んでも、セミナーを受講しても、
アウトプットを実践していない人がほとんどだと思いますが、
残念ながら、その学び方では、知識やスキルはほとんど身につきません。
要するに、その知識に関することは本を読んで「知っている」けど
「身についていない」という状態になってしまうのです。
Amazonなどの書籍レビューを見ていると、たまに、
「この本に書かれていることは既に知ってることばかりだったので、
買って損しました」みたいなことが書かれているのを見かけますが、
そういうレビューをする人というのは、たいてい成功できていない
(アウトプットしていない)ノウハウコレクターだと思います。
「知っている」のと「実践できている(身についている)」のは
全く別次元の話です。
知っていることを「できる」状態にするには、
インプットしたことを「アウトプット」する必要があるのです。
・本で読んだ内容を、指を動かして紙にまとめる
・本で読んだ内容を、口に出して他人に教える
・セミナーで聞いた内容を、指を動かして紙にまとめる
・セミナーで聞いた内容を、口に出して他人に教える
→
→
→
→
視覚
視覚
聴覚
聴覚
+
+
+
+
指覚
口覚
指覚
口覚
※指覚、口覚という言葉はありませんがあえてこのような書き方にしています。
このように、目で見たり、耳で聞いたことを、違う感覚を使い
アウトプットすることで、はじめて、学んだ知識やスキルが
自分の血肉となっていくのです。
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あなたは、本やセミナーなどで出された課題やエクササイズに
しっかりと取り組んでいるでしょうか?
※課題やエクササイズも重要なアウトプットのひとつです。
・あなたの夢や目標を紙に書き出してみましょう。
・現在の経済状況をチェックし紙に書き出してみましょう。
・売れているコピーを手書きで紙に写しましょう。(写経)
ビジネス系の本や、教材、セミナーなどでは、
このようなエクササイズが出されることも多いですが、
これを実践していない人も多いと思います。
そういう私も昔は面倒くさくてやっていなかったほうですが、
これをやるのとやらないのとでは、非常に大きな差が生まれます。
「これをやることに何の意味があるんだ・・・」
「やってもやらなくても、何も変わらないよ・・・」
「まぁ、いつかそのうちやろう・・・」
このように思い、エクササイズを軽視する人も多いと思いますが、
ビジネスでうまくいっている人というのは、例外なくこのような
エクササイズを重視し、ひとつひとつしっかりと実践しています。
私自身もビジネスがうまくいき始めたのは、
このエクササイズという「アウトプット」を
しっかりと実践し始めてからです。
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大切なポイントは「出された課題をその都度すぐに実践する」ということです。
私も経験があるのですが、そういったエクササイズがあっても、
「この本を全部読み終わってから(この講座を一通り学んでから)やろう」
と思い、エクササイズを後回しにし、結局やらないままで終わる・・・
というパターンにハマっていました。
しかし、これだと、単に流し読みしたのと何ら変わりませんし、
そこで得た知識やスキルを「身に付ける」までには至りません。
昔の私もそうでしたが、多くの人は
「本を読み終える」「講座を修了する」
ことが目的となりがちです。
確かに、本を読み終えたり講座を修了すれば、
勉強したことの達成感や満足感は得られるでしょうが、
それは単に「学んだつもり」になっているだけであり、
結局のところ、ほとんど何も身についていないのです。
エクササイズが出されたら、本を読む手を止めて、
すぐにその課題に取り掛かる・・・
本や講座というのは、それを読みきる(修了する)のが目的ではなく、
知識やスキルを身に付けるのが、それを手にする本当の目的です。
ゴルフの本を読んで、いくらスイングの方法、理想のフォームを知っても、
実際にクラブを握って素振りをしたり、練習場やコースに出て練習しなければ、
ゴルフの技術は身につきません。
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テニスの本を読んで、いくらドロップショットの打ち方を知っても、
実際にラケットを握って練習をしなければ、身につけることは
絶対にできないわけです。
ビジネス学習におけるエクササイズというのも、全くそれと同じで、
その知識を知っても、実際にやらなければ身につくことはないのです。
ぜひ、その心構えを忘れず、
すぐさまアウトプットする習慣を身につけてください。
なお、今回お話した、アウトプットの中でも、
特に「紙に書く」ということは、非常に大切なポイントです。
紙に書くことの重要性は、そのネタ1つだけでも、
このようなレポートが1冊書けてしまうので、
ここでは詳しくは触れませんが、(今後ブログに書いていく予定です)
脳科学的に見ても「紙に書く」という行為は、
学びを血肉に変えるための、非常に効果的な方法です。
私は、学んだことを紙に書きだす行為を「指考する」というふうに
言っていますが、視覚や聴覚を使って読んだり聞いたりしたことを、
指を使って考えながら紙に書き出すことで、何倍、何十倍、いや、
何百倍もの学習効果があると思っています。
手や指先というのは「第二の脳」と言われているくらいで、
ここを動かし、刺激してあげることにより、脳は活性化し、
学んだことが定着しやすいのです。
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また、紙に書くことで、頭の中で漠然としていたものが、
すっきりとまとまりやすくなりますし、後々の復習や、
記憶の想起にも役立ちます。
学んだこと、感じたこと、思ったこと、悩んでいること、
自分の夢、目標、価値観など、あなたの脳の中にある全ての事柄を
「紙に書き出す」(これをブレイン・ダンプと言います)
この習慣を身につけることができれば、
あなたの人生は大きく変わります。
古今東西問わず、成功している人や天才と称される人に「メモ魔」が多いのも、
紙に書くことの重要性を証明するひとつの証拠といっていいでしょう。
また、アウトプットと同時に、「復習」も効果的です。
マインドマップの発明者で有名な、トニー・ブザン氏は、
著書:「マインドマップ記憶術」の中で、
以下のような3ステップの復習を推奨しています。
1.学習の直後に復習する
2.24時間後に2回目の復習をする
3.1週間後、1ヶ月後、3~6ヶ月後にも復習を繰り返す。
これは、先ほど紹介したエビングハウスの忘却曲線を緩やかにし、
記憶を長期的に定着させる効果がありますので、
ぜひ、この学習法も取り入れてみてください。
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⑤ 反復学習をしていない
先ほど、「エビングハウスの忘却曲線」のところでも説明したとおり、
私たちが覚えたこと、学んだことというのは、時間の経過に伴い、
少しずつ記憶から忘れ去られていきます。
※厳密には、潜在意識レベルでは覚えているが、顕在意識レベルでは忘れてい
るということです。
これを防ぐには、先ほど説明した「アウトプット」と、もうひとつ、
「繰り返し学ぶ」(反復学習)ことが学習効果をより高める秘訣です。
※先ほど紹介した「3ステップの復習」もこの反復学習に当てはまります。
あなたは1冊の本を何回読むでしょうか?
1回だけ読んで、その後は読み返さないという人も多いと思いますが、
これではまだまだ本当の意味での習得につながりませんし、
「分かったつもり」で終わってしまいます。
世の中で成功している人の多くは読書家ですが、
中でも「繰り返し読む」ことの重要性を説いている人が多いです。
たとえば、
毎年、長者番付のトップに名を連ねていた、
銀座まるかん創業者の斎藤一人氏も、
自身の著書の中で以下のように述べています。
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脳が「すばらしい」と思っているうちは、実はできないんです。
1 回目読むと「すごいな」と思う。
2 回目には「そうだよな」と思う。
3 回目には「そのとおりだ」
4 回目には「そうなんだよ」
5 回目には「これはこのとおりだよ」。
6 回目には「あたりまえじゃないか」。
そして、
7 回目になると「おれは昔からこういう考えなんだよ」というふうに、
脳が「あたりまえ」になってきちゃうんです。
脳でこなされたとき、自然と、そういう行動ができるんです。
だから、1 回しか読まないで、できるとかできないとかは言えない。
斎藤氏は、このように「7回」読んではじめて、
学んだことが自分のものになるということを話しており、
「いい本は7回読みな」というふうに勧めています。
また、アメリカの自己啓発業界で有名な、故、ジム・ローン氏も、
自分の弟子に対して、「読むべき本」を勧めたエピソードを通じて、
繰り返し読むことの大切さを説いています。
ローン氏が弟子に勧めた本とは、ナポレオン・ヒル博士の著書
「巨富を築く13の条件」だったそうですが、その弟子はローン氏から
その本を勧められた際、「その本はもう読みました」と答えたそうです。
それに対してローン氏は「何回読んだのか?」と訪ねたところ、
その弟子は「1回だけです」と答えました。
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するとローン氏は、「私はこの本を10回以上読み返している。
君は1回だけしか読んでいない。
私はこのとおり金持ちになっているが、君は貧乏のままだ。
君と私は何が違っているか、君には分かるかい?」
このように、ローン氏は弟子に「繰り返し読むことの重要性」を
伝えたかったわけです。
私も昔は、手にした本は一回だけしか読まず、
次から次へと新しい本を読むタイプだったのですが、
途中から「繰り返し読むこと」の重要性に気づき、
気に入った良書を何度も繰り返し読む方法にシフトしました。
つまり、
乱読タイプから熟読タイプにシフトチェンジしたわけです。
そうすると、1回くらい読んだだけでは
全く理解できていなかった自分に気づきました。
ちなみに、私の座右の書No.1は、デール・カーネギー著の「人を動かす」
「道
は開ける」をはじめとしたデールカーネギーの書籍やオーディオプログラムで
すが、これはもう100回近くは読み聞きしていると思います。
しかし、それでもなお、読むたびに、いまだ新しい気づきや、まだまだマスタ
ーできていない部分に気付かされたりするのです。
余談ですが、この「人を動かす」という本は、先ほど話に挙げた斎藤一人氏も
「この本は今まで私が何万冊と読んだ本の中で最高の本」と言っています。
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また、日本ロック界の大御所である、
矢沢永吉氏も、自身の自叙伝「成りあがり」
の中で、
「人を動かす」が座右の書だと記して
おり、何回も読み返したと書いてあります。
人を動かす
著者:デール・カーネギー
出版:創元社
頁数:320ページ
その他、GMOの社長、熊谷正寿氏や、
世界一の投資家、ウォーレン・バフェット氏、
全米ナンバー1経営コンサルタント、ジェイ・エイブラハム氏といった、
そうそうたる面々も、「人を動かす」の愛読者です。
このように、座右の書や愛読書を持ち、
それを繰り返し何度も何度も読み返すことで、
そこに記されているノウハウが自分の血肉となり、
次第に意識せずとも実践できるようになるのです。
1回読んだだけでは「チラ見」程度の「覗いた」レベルでしかありません。
10回以上読んではじめて「理解した(腑に落ちた)」というレベルに到達し、
100回以上読みこんではじめて「習得した」というレベルに到達するのです。
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私の知り合いに進学塾を経営している人がいますが、
その人いわく、生徒たちに何種類ものテキストを読ませるより、
1冊のテキストを何回も繰り返して読ませるほうが、
成績は向上するそうです。
私は、速読術やフォトリーディングもマスターしましたが、
ハッキリ言って、今となっては必要ないと思っています。
たくさんの本を乱読するより、厳選した「いい本」をじっくりと
繰り返し何度も読み込む・・・
これが、知識とスキルを身につけるための学びの秘訣です。
ぜひ、あなたも、自身の座右の書、愛読書を1冊持ち、
それを繰り返し繰り返し、何度も読みこんでください。
そうすることで、あなたの「学び」は何倍も深まります。
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<レポートのまとめ>
・5分野「心・技・体・財・経」をバランスよく学ぶ
・学びの4層ピラミッド「心→財・経→技→体」の順に学び、
土台である「心」を学びのメインに置く
・成果の8割に影響を与える2割の知識だけを集中的に学ぶ
・学んだことはすぐに「アウトプット」する
・繰り返し学習を取り入れる
<参考文献>
・「80対20の法則」リチャード・コッチ著(阪急コミュニケーションズ)
・「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー(キングベアー出版)
・「人を動かす」デール・カーネギー(創元社)
・「マインドマップ記憶術」トニー・ブザン(ディスカヴァー)
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あとがき
学びがどれほど大切なことか・・・
若かりしころの私は全く理解していませんでした。
もともと、勉強嫌いで小・中・高校(馬鹿でも入れる三流高校)と、
ほとんど勉強もせず、遊ぼ呆けてばかりいましたから、
本を読むという習慣もありませんでした。
そんな勉強嫌いだった私が23歳の頃、
「商売人・起業家になる!」と言った時、
家族はもちろんのこと、周囲の人たちのほとんどから反対されました。
※その時は既に結婚しており、子供も2人いましたので余計にです。
なにせ、勉強嫌い、世間知らず、どこに勤めても長続きしない・・・
という三拍子揃ったボンクラ人間でしたから、
当然といえば当然のことかもしれません。
また、自分が起業家になりたかったのも、別段、
何か大きな夢や野望があったわけでも、
何かの使命に駆られたからでもありません。
単に「人から使われたくない」「上司から命令されるのが嫌」
という、サラリーマン社会からの逃避願望が、
そのような方向(脱サラ独立)に向かわせたのです。
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当然のことながら、そのような目的意識や志の低い人間が、
成功できるほど、世の中甘くはありません。
独立当初、健康食品や衣料品の販売ビジネスを始めた私でしたが、
結局1年も経たないうちに、貯金も全て使い果たし、借金生活突入へ・・・
クレジットカードのキャッシング利用限度枠はすべて使い果たし、
消費者金融5社くらいからもお金を借り、
挙句の果てには、高利貸しにまで手を出してしまい、
取り立て屋の怖いお兄さんから毎日のように追いかけ回される始末・・・
この時、食費や子供のミルク代どころか、
光熱費もろくに払えない状態まで落ち込んでしまっていたので、
昼夜関係なく、バイトを二三掛け持ちせざるをえなくなりました。
※この時期、借金取りから逃れるため、
ホームレス生活を1ヶ月だけやったことがあります。
この時ばかりは、自分の未熟さや甘さを嫌というほど思い知らされましたし、
勉強してこなかった自分への腹ただしさと、死ぬほどの後悔を味わいました。
私が「真剣に勉強しよう」と決心したのは、
このどん底に落ちたころだったのですが、
その決心の引き金になる、ある大きなキッカケがあったのです。
お金もなく、借金も膨らみ、途方に暮れていた、そのころ、
ある時、ふと書店に立ち寄った際、新刊コーナーに平積みされていた本に
たまたま目がいきました。
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その本とは、ナポレオン・ヒル博士の「思考は現実化する」
今から思うと、なぜその本を買ったのかは、あまり覚えていないのですが、
直感的に「今の自分にとって必要な本だ」と感じて購入したのだと思います。
この本は「人間は自分が考えた通りの人間になる」という内容のもので、
その時までの自分に欠けていた部分や、事業に失敗した理由が、
この本を読んではっきりと分かりました。
私が、自己啓発、成功哲学に関心を持つようになったキッカケは、
この「思考を現実化する」という本との出会いからで、それ以降、
貪るように、その手の本を読むようになりました。
しかし、それでも状況はなかなか上向くことなく、
「どうしたらいいものか」と悩みながら試行錯誤を繰り返していたとき、
書店で、神田昌典氏の処女作「小予算で優良顧客をつかむ方法」
という本を手にしたのです。
それまでの私は、自己啓発にしか興味がなかったので、
いわゆる「マーケティング関連」の本は全く読んでいなかったのですが、
神田昌典氏の本と出会ったのがキッカケで、
DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)にも
興味を持つようになったのです。
そこから神田氏が主宰していた「顧客獲得実践会」
という会員組織に入会し、自己啓発に加え、
マーケティングやセールスの勉強もするようになりました。
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事態が好転したのは、
ちょうどこのあたりからです。
私は、前々から興味のあった自己啓発教材の販売を始め、
学んだマーケティング・セールス手法をそのビジネスに応用したところ、
自分でもびっくりするくらい売れるようになったのです。
そこから、ビジネスが軌道に乗り、通販事業にも参入し、
健康食品や自然食品の販売などもしながら、
開始1年半ほどで借金を全額返済することができたのです。
それまでの私は、美味しそうな儲け話にばかり目を奪われていたのですが、
ナポレオン・ヒル博士の本、神田昌典氏の本との出会いで、
「自分自身に力をつける」ことの大切さに気づきました。
起業家は、誰からも給料がもらえない、
「自分自身が自分自身のボス」です。
自分自身の力で生きていく能力、
自分自身の力で稼ぐ能力を身につけないと、
誰も助けてはくれません。
逆にいうと、自分自身に力をつけ、自分を向上させることができれば、
どのようなビジネスをやっても成功できるのです。
いくら良い商品を扱ったとしても、
いくら良いビジネスモデルを手に入れることができたとしても、
いくら良いシステムを使ったとしても、
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「自分という商品」が低品質だった場合、
成功を手にすることはできません。
いくら最先端で高性能の自動車を手にしたとしても、
それを操縦するドライバーのマインドが粗悪で乱暴なものであれば、
事故を起こしてしまうのと同じことです。
世の中には、超プラス思考で何事にも前向きで積極的、商売上手な反面、
「道徳心」や「モラル」が欠けている起業家も多いように感じますが、
私たちペイフォワードが理想としている起業家像は、
そのようなタイプではありません。
私たちが理想としている(目標としている)起業家像は、
スティーブン・R・コヴィー博士が、7つの習慣の中で語っている
「人格主義」を重んじた起業家です。
それは、「信念・情熱・向上心・前向きな心・諦めない精神・積極性」など、
自分自身の内面の強さを持っていると同時に、
他人に対する、「優しさ・思いやり・感謝の心・奉仕の精神」といった
道徳心も兼ね備えた起業家です。
特に私たちのような「ひとり起業家」は、
自分自身が商品ですから、扱う商品やビジネスモデル以上に、
自分自身を高め「個の力」を磨いていかなければなりません。
永続的に繁栄するビジネスを作りあげるためには、
最終的に、顧客からの「信頼」を得ることが
必要不可欠になってきます。
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短期的に儲けるだけなら(売り逃げするなら)、
1回か2回くらいは、口八丁、手八丁でも
通用するでしょう。
しかし、そのようなビジネスは決して長続きすることなく、
すぐにポシャる運命にあるのです。
「あなたから買いたい」
「あなたに頼みたい」
「あなたじゃなきゃ嫌」
このように、顧客から指名買いされる起業家になるためには、
自己の人格を磨き、個の力を高め、「自分という商品」の
クオリティを高めていく必要があるのです。
今の世の中は「システム偏重主義」で、
ビジネスの仕組みが儲けを運んできてくれる・・・
と思い込んでいる起業家も多いですが、
その考え方は非常に危険です。
確かにシステムも重要な要素であることは間違いありませんが、
それを動かす「人」に、高い人格(心)がなければ、
ビジネスの土台は必ず崩壊する時が訪れるのです。
もちろん、「人格」だけを高めても、
それだけで万時何事もうまくいく、
ということもありません。
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世の中を見渡していると、
素晴らしい人格を持った商売ベタな善人と、
人格が歪んでいる商売上手な悪党がいます。
一生懸命、人の役に立とうと、誠実に商売している人が報われず、
オレオレ詐欺や振り込め詐欺などの悪徳商法をしている人間が
大儲けしているような、理不尽な世の中です。
こんな世の中で起業家として成功するためには、
変な言い方かもしれませんが・・・
素晴らしい人格を持った善人の「誠実さ」と、
詐欺師のような「商売上手さ」の、両方を
兼ね備えなくてはいけないのです。
残念ながら、素晴らしい人格を持った善人ほど、
「心」の分野は強いものの「技」の分野がからっきし・・・
という人が多いのです。
逆に、悪徳商法に手を染めている人間というのは、
「技」の分野には長けているものの、「心」の分野は歪んでいるのです。
双方互いに両極端なタイプではありますが、
どちらのタイプであっても長期的な成功は望めません。
長期的な成功を手にするためには、
善人の「心」を持ちつつ、詐欺師のような「技」の分野にも長けている・・・
そのような起業家になることです。
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※注)上記で「詐欺師のような・・・」と書きましたが、決して、詐欺師を肯定
しているわけでも、やっていることを見習えと言っているわけでもありません。
ただ詐欺師の多くは、心理学・マーケティングをかなり研究しているのも事実です。
これは、使う方向性の問題で、正しく使うことができれば、変な話、詐欺師が使う
心理術やマーケティングは勉強になる部分も多いということです。
ナイフや包丁も、正しい使い方をすれば素晴らしい料理を生み出す道具になりますが、
間違った使い方をしてしまえば、人を殺傷してしまう道具になってしまいます。
心理術やマーケティングというのもそれと同じで使い方が重要だということです。
要するに、ここで言いたかったのは、単なる善人になるだけでもダメ、
商売上手になるだけでもダメだということです。
今回のレポートで、「心・技・体・財・経」に関する5つの分野を
バランスよく学ぶ必要性についてお話してきましたが、
恥ずかしながら、昔の私は、「学ぶこと」そのもの自体の
必要性にすら気づいていませんでした。
しかし、八方塞がりのどん底状態の生活に陥り、必要に迫られたことで、
はじめて「学ぶこと」の重要性に気づくことができました。
学びというのは、7つの習慣の中で、
スティーブン・R・コヴィー博士が言っている
「重要だが緊急ではない事項」に当てはまります。
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「学び」という行為はこの「重要だが緊急ではない事柄」第Ⅱ領域に該当する
緊急
重
要
<第Ⅰ領域>
<第Ⅱ領域>
・危機や災害、事故、病気
・人間関係作り
・締め切り直前のタスク
・予防行為
・クレームへの対応
・最新再生(自分を磨くこと)
・自分がファシリテートする会議の
・準備や計画
とりまとめ
重
要
で
は
な
い
緊急ではない
・適度な息抜き
<第Ⅲ領域>
<第Ⅳ領域>
・無意味な電話やメールへの対応
・暇つぶし
・突然の来訪
・長時間、必要以上の息抜き
・多くの会議
・だらだらとした電話
・無意味な接待や付き合い
・世間話
・多くの報告書
・その他無意味な活動
起業家として成功するためには、日々の生活の中で、
「重要だが緊急ではない事柄」にどれだけ時間を割くかにかかっています。
「学び」というのも、「重要だが緊急ではない事柄」です。
時間に余裕ができてからやる・・・とか、
暇な時間があったらやる・・・ではなく、
優先的に時間を作ってやることです。
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成功している起業家というのは、例外なく、
この「学び」に多くの時間とお金を投資しています。
学びへの投資、つまり「自己投資」というのが、
人生において最もリターンの高い投資となるのです。
私自身もこれまで、多くの書物、様々な人たちとの出会い、
そして、素晴らしい諸先輩方からのアドバイスのおかげで、
壁にぶつかり、つまずき、転がり、傷つきながらも、
20年間、起業家として生き抜いてくることができました。
かつて、私がどん底に落ち、苦しんでいたころのように、
もしあなたが・・・
・現在、大きな壁にぶつかっている、
・悩みごとも多く、毎日が苦しい
・何をすればいいのか分からない
・将来に大きな不安を持っている
・八方塞がりだ
など、問題を抱えていたとしても、大丈夫です。
勉強嫌いで、学歴もなく、なんの取り柄もなかった私でも
最悪の状況を打破し、人生を好転させることができたのですから、
あなたにも必ずできます。
そのための鍵になるのが、何度も言うように、
「自分自身の力で生きていく能力」
「自分自身の力で稼ぐ能力」そして「人格形成」です。
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私たちペイフォワードは、私たちと同じ「ひとり起業家」の方々へ、
「個の力」=マンパワーを身につけ、人格形成してもらうための
コンテンツ提供を自分たちのミッション(使命)に掲げています。
このレポートはそのための第一歩、
真の起業家になるための「入口」です。
私も、まだまだ至らないとこだらけです。
このような偉そうなことを言いながらも、
時には酒を飲んだくれたりして、
だらしない自分が出てしまったりもします。
でも、そんな自分にもOKを出し、
楽しみながら自己改革に取り組み、
起業生活を満喫しています。
人間はどこまでいっても完璧な人にはなれないものです。
だからこそ、人それぞれ個性があって面白いといえるわけですが、
大切なのは、1日1日、一歩一歩前に進み、
自分が成長できていることを実感すること。
他人と比較するのではなく、昨日の自分と比較すること。
そして、昨日の自分よりも少しだけ成長することを目指していく・・・
時には、一歩進んで二歩下がる・・・
というように、なかなかうまくいかない時期もあるでしょう。
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しかし、7回転んでも8回起きあがる勇気と心構えさえあれば、
あなたはいつしか、今の自分では想像もつかないほど、
素晴らしい起業家に成長していることでしょう。
ぜひ、私たちとともに「個の力」と「人格」を兼ね備えた
ひとり起業家を目指していきましょう。
あなたは、自分が考えたとおりの人間になります。
あなたはどんな未来を想像していますか?
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
株式会社ペイフォワード
パートナーコンサルタント
松岡武蔵
追伸:このレポートの感想をいただけませんか?
もしご感想をいただければ、
ひとり起業講座特別限定メールマガジン
『 8割の成果に影響を与える2割の隠れ名著 』
を無料で配信させていただきます。
「読んだ本やレポートの感想を書いてみる・・・」
これもひとつのアウトプットです。
※ 詳細は次ページで
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レポートの感想をお寄せいただくと
下記特別限定メルマガをお送りします
※こちらは一般公開していないメルマガです。
<ひとり起業講座特別限定メールマガジン>
8割の成果に影響を与える2割の隠れ名著
このメルマガでは、私、松岡武蔵がこれまで
の20年間、累計2000冊以上読んできた
本の中から見つけた、8割の成果に影響を与
える2割の名著(私が座右の書として、今で
も繰り返し読んでいる本)をご紹介します。
このメルマガでは「心・技・体・財・経」の
5分野全般にわたって、特に「ひとり起業家
にとって絶対読んでおくべき本」にフォーカ
スし、ご紹介していきます。
また、毎月数多く発売される本の中から、実際に私が読んだ上でオススメだと
感じた本なども、順次ご紹介していきます。
レポートの感想は下記リンク先最下部のコメント欄よりお願いします。
↓↓↓
http://payforward.jp/sp/report-download/
追伸:このメルマガでは私が座右の書としているベストセラーになった有名な
本などもご紹介していきますが、あまり知られていない隠れた名著を中心に
ご紹介していきますので、楽しみにしていてください。
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■ 株式会社ペイフォワードのミッション
起業家に必要不可欠な「心・技・体・財・経」と「人格形成」につながる
様々な学習プログラムの提供を通じ「個の力」と「人格」を兼ね備えた
起業家を世の中にたくさん輩出する。
■ 社名「ペイフォワード(Payforward)」の由来
自分が先人たちから受けた善意・恩恵などを、次は自分たちが起点となり、
次世代の人たちや社会に還元していく「恩送り」(Pay it forward)を
実践する会社に・・・という想いが、この社名に込められています。
この「恩送り」の素晴らしさは「ペイフォワード 可能の王国」という映画を見て
いただければ分かります。2000 年に日本でも公開されたアメリカの映画ですので、
ぜひご覧になってみてください。とても感動する映画です。
<レポート著者>
株式会社ペイフォワード
パートナーコンサルタント/松岡武蔵(Musashi Matsuoka)
大阪府出身 1973年生まれ
23歳で独立後、健康食品・衣料品の販売を皮切りに、自己啓発教材の販売、
通信販売事業を展開。その後、中小企業向けの経営コンサルティング事業に乗り出し、
フリーランスとして、主にマーケティングやセールスライティングの立案、制作に
携わる。2016年、長年の友人でもある上田が設立した株式会社ペイフォワードの
専属コンサルタントに就任。趣味は、食べ歩きとボディメイキング。
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起業で成功する秘訣のすべては「学び方」にあった!
発行日:2016年11月1日
発行元:株式会社ペイフォワード
発行者:松岡武蔵
ブログ:http://payforward.jp/
連絡先:[email protected]
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