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NEW WILSON STAFF

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NEW WILSON STAFF
これが我々のDUALだ!(Real Big Hand )
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素手感覚の捕球動作 デュアル
WILSON STAFF DUAL テクノロジー
守備率10 割 に 近づくグラブ。
フィールドテストを重ね、アマチュア選手のために日米共同開発で作りあげた未来型グラブ。
打球に負けず、的確に捕球することで守備力が格段に向上。
BALL GLOVES
BALL GLOVES
NEW
人が無意識に飛んでくるボールを素手で捕ろうとすると指は
どうなるか?恐らく5本の指でしっかりつかむことだろう。この
自然な形状をグラブをはめた手に再現したのがDUALテクノロジー
の特長。いわばReal Big Hand(大きな素手)だ。
従来のグラブは指先が立っているため、親指とそれ以外の4本
の指でボールを挟むような動作で捕球する。それに対して、DUAL
はグラブの指先が内側に向かって丸みを帯びているため、あたかも
素手でボールをつかむような感覚で捕球することができる。その
結果、従来のグラブでは弾くことが多かったポケット以外に当
たる打球でも、DUALなら指先まで力が伝わってボールが自然と
ポケットに収まるのだ。
一般的なグラブ
DUAL
グラブの内側まで DUAL構造
DUALで重要なのは外見だけではない。目に見えない指袋もDUAL
「 DUAL 」
(デュアル)とは?
DUAL in the USA
構造であるがゆえに、指先の強いグラブが実現する。通常のグラブ
では指袋が1枚の革に覆われているが、DUALでは3枚の革を合わせて
立体的に縫製されるため、ボールをつかむ力をグラブの指先まで
伝えることができる。
一般的なグラブの指袋
匠の技
一般的なグラブ
DUAL
デュアル ウエルティング
「DUAL」とは英語の「Dual Welting(2 本のはみだし)
」
アメリカでウイルソンが手がけるグラブはすべてDUAL仕様。
の通称。一般的なグラブははみだしが1本だが、DUALは
ウイルソンシカゴ本社でグラブ開発の責任者を務める麻生茂明に
2本。はみだしを2本構造にすることでグラブがより立体的に縫
よると、アメリカは空気が乾燥しているうえ、ボールの形状に
製され、指先の強さに決定的な違いが生まれる。
個体差がある。さらには天然芝のグランドが多いため、打 球が
DUALはウイルソンが特許使用権を有する独自の技術で、
不規則に変化するという。そんなアメリカのベースボールに対応
日本で唯一生産・販売する権利をもっている。
するために採用されているのが、DUALテクノロジーである。
目指すのはエラーしないグラブ
DUALテクノロジーを搭載したグラブを量産化するうえで、
どうしてボールがグラブに収まらないのか? なぜ 弾いて
最大の関門となるのが複数の素材を立体で型合わせする技術力
しまうのか?エラーを減らすために、グラブにできることは
だった。幅がわずか数センチの細い指部分に、厚みや素材の
何なのか?日米両国に拠点を置くウイルソンのグラブ開発陣
異なるいくつものパーツを寸分の狂いなく縫合しなければな
が数年にわたって議論を重ねた結果、たどり着いたのが
らないのだ。Wilson Staffを生産する工場のスタッフは、DUAL
「DUAL」というコンセプトだった。球威に負けない強い指先。
テクノロジーを搭載したMLB選手向けグラブおよびグローバル
グラブのどこにボールが当たってもポケットに収まるラウンド
商品を生産しているため、縫製技術に関して長年にわたる
形状。日本の職人芸が作り出す立体縫製。アメリカ発のアイ
ノウハウを蓄積している。日本の熟練工だけが有する「匠の技」
デアを日本の野球に合わせて改良したDUALテクノロジーが、
が、
「守備率10割に近づくグラブ」の製品化を可能にした。
アマチュア選手の守備力をワンランク上の水準へ引き上げる。
選手たちの声
なぜ DUAL? −開発の理由ー
「アマチュア選手のエラーを減らしたい。
」
エラーには理由がある。そのほとんどは、選手の技術不足・練習
Wilson Staffの新製品開発は、この一言を合言葉にスタートした。
不足によるものと思われている。しかし、我々はエラーの原因は
近年の日本の野球は、道具の進化と選手のパワーアップにとも
グラブにあると考える。日本の野球が変化しているなら、それに
なって、投球や打球がスピードアップしている。プロ野球のグラ
応じてグラブも革新するべきなのだ。
ンドはほとんどが人工芝だが、アマチュア選手がプレーするグラ
目指したのは「守備率10割に近づくグラブ」の開 発。その思いを
ンドは、打球が不規則に変化しやすい土や天然芝。打球スピード
胸に、ありとあらゆるグラブを研究した結果、たどり着いたのが
が速くなると、不規則な変化がより激しくなる。その結果、野手
ウイルソンのグローバル商品で採用されている「DUALテクノロジー」
が打球をポケットで確実に捕 球することが難しくなっている。
だった。
つまり、よりエラーしやすい環境になっているといえるのだ。
DUAL 構造の指袋
高校生・大学生・社会人の選手たちによるフィールドテストの結果をもとに繰り返し改良を重ね、
高校生・大学生・社会人の選手たちによる
社会人の選手たちによるフィ
社会人の選手たちによる
フ ールドテストの結果をもとに繰り返し改良を重ね、
フィ
トの結果をもとに繰り返し改良を重ね、
DUAL グラブがついに誕生した。最終サンプルをテ
グラブがついに誕生した
グラブがついに誕生した。最終サンプルをテストした選手たちの声を紹介する。
最終サンプルをテストした選手たちの声を紹介する。
トした選手たちの声を紹介する。
て
キャッチングが安定し
。
た。
った
なっ
スローイングも良くな
生
年生
3年
校3
高校
-
受ける音が良くなった。
打球にチャージできるようになった。
- 高校 3 年生
手入れがフィットしていて軽い。
−高校1年生
指先の強さを実感できる。
逆シングルの球際やライナーの処理が強い。
持ち替えなどの操作にも支障がないので
安心して使える。 −社会人
指先が強い。
ポケットが広く感じるので安心。
−高校 3 年生
格好いい。革質がいい。
−社会人
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