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実証実験中間とりまとめアンケート
第3回東北情報共有システム研究会 工事情報システム実証実験 中間取りまとめアンケート 平成21年12月 東北工事情報システム研究会 ASPを利用した工事情報共有化実証実験① 東北工事情報共有システム研究会(H21.6.24設立) 【構成員】 東北建設業協会連合会、東北6県建設業協会、(社)東北建設協会 青森工事情報共有システム研究会・・・2件で実証実験中(青森河川国道) 岩手工事情報共有システム研究会・・・4件で実証実験中(三陸国道) 秋田工事情報共有システム研究会・・・2件で実証実験中(能代河川国道) 宮城工事情報共有システム研究会・・・2件で実証実験中(仙台河川国道) 山形工事情報共有システム研究会・・・2件で実証実験中(山形河川国道) 福島工事情報共有システム研究会・・・2件で実証実験中(福島河川国道) ※ 【構成員】 県建設業協会、受注企業、(社)東北建設協会、ASP企業 ・各県研究会では東北地方整備局より直轄工事現場をフィールドとして提供頂き、 実証実験を実施し、課題抽出とシステム改善をめざしている。 ・H20年度は宮城県において2件の実証実験を実施済みである。 ASPを利用した工事情報共有化実証実験② 実証実験の目的 ① 将来の受注者側システムのスムーズな導入と 普及にむ けて、問題・課題の解明 ② 受注者側の視点で工事採算向上(コスト縮減)に つながるシステム改善 将来のシステム構成 ASPを利用した工事情報共有化実証実験③ 試行段階のシステム構成 実証実験アンケートの結果① アンケート対象 ・実証実験14工事の主任監督員、監督員、発注者支援業務担当技術者 現場代理人、監理(主任)技術者、現場担当者 Q:現場の通信環境 Q:レスポンス →ISDNは途中から光に変更 →問題なしが過半数 ISDNはかなり遅い 0% 8% 11% 42% 32% 57% 問題なし 少し遅い かなり遅い 時間帯で差 50% ISDN ADSL 光 通信環境 アップロード時のレスポンス 実証実験アンケートの結果② Q:新たに用意した機器、ソフト →スキャナなどが新たな負担に カラー複合機を調達した(2社) 0 2 スキャナ 5社/14 社中 4 6 8 10 12 Q:使用しているCADソフト →AutoCADが最多 CAD製図基準対応ソフト? 14 AutoCAD V-nas 武蔵 その他 5 0 2 CADソフト 2社 /14社中 4 6 8 10 12 14 2 30% 0 PDFソフト 2社 /14社中 2 4 6 8 10 12 14 2 4 6 8 10 12 14 33% 2 27% 0 そ の 他 1社/14 社中 10% 1 使用CADソフト 新たに準備した機器・ソフト その他 ・Turbo CAD ・RAPID ・上出来 ・JWW ・A納図 ・Dyna CAD 実証実験アンケートの結果③ Q:工事中のCAD製図 Q:スケジュール管理機能 →殆どが内作(各県大手) 工期末には外注も →殆ど使われていない(大半の 今回は工事では使わないこと) 使用者内訳 24 % 0% 76 % 8% 16% 5% 92% 有効 79% 内作 外注 両方 スケジュール管理機能 工事中のCAD製図は 機能してい ない 使っていな い 実証実験アンケートの結果④ Q:情報共有システムは、ワンデーレスポンスの実現に有効か →有効は1/4 弱 急ぐ案件は、メールや電話 協議等重要案件は対面で 5% 19% 有効 以前と変わ らない 負担がふえ た 76% 監督員、現場代理人には、 幾分プレッシャーか ワンデーレスポンスの実現に有効か? 監督職員 0 支援技術員 0 11 8 27 73 現場代理人等 92 21 68 実証実験アンケートの結果⑤ Q:ワンデーレスポンス機能の有効活用方策(研究会案)は →情報共有メンバーに関係者 を広く参加させることには、立 場の違いで意見が分かれてい る。 30% 48% →上司は、決裁ルートから外し て、閲覧権限のみが有効 賛成 22% 反対 一部意見あり ワンデーレスポンスの有効活用 支援技術員 監督職員 18 40 30 55 27 30 現場代理人等 31 56 13 実証実験アンケートの結果⑥ Q:電子検査について →過半数で試行を予定 発注者側と受注者側で若干のずれ がある。 17% 51% 試行を考えて いる 考えていない 32% その他 工事の最初から情報共有システム を使う場合は、積極的に取り組む方 向 電子検査について 監督職員 55 31 現場代理人等 12 15 27 18 支援技術員 54 41 47 実証実験アンケートの結果⑦ Q:電子検査への対応(研究会案)について →概ね賛同を得られているが、 反対も2割程度ある。 24% 検査官の理解と教育、システ ムの操作性の向上などの意見 も多い 59% 17% 賛成 反対 一部意見あり 電子検査への対応 監督職員 支援技術員 27 17 17 67 64 現場代理人等 28 22 50 9 実証実験アンケートの結果⑧ Q:工事書類のライフサイクルイメージ(研究会案)は →発注者側、受注者側とも概 ね賛同が得られた。 13% 8% 完成図、写真、品質管理以外 一切不要という意見と、指示、 協議は納品対象ではとの意見 あり。 賛成 反対 79% 一部意見あ り 工事書類のライフサイクルイメー ジ:研究会試案 支援技術員 監督職員 10 10 現場代理人等 6 6 25 80 8 67 88 実証実験アンケートの結果⑨ Q:電子納品物作成は Q:MICHIデータ作成は →過半数が内作を予定 →殆どが外注 13 外注 0% その他 0% 内作を 予定 8% 87 0% 外注を 予定 該当工事のみ 33% 42% 58% 内作を予定 外注を予定 59% 完成図だけ外注 その他 電子納品物作成は? 内作を予定 外注を予定 該当しない その他 MICHIデータは? 実証実験アンケートの結果⑩ Q:電子納品物作成支援機能 →負担軽減への期待が大きい 6% ① 受注者側システムのスムーズ な導入普及にむけて、問題・課題 の解明 →情報共有の有効性が確認され、 問題課題の解明も進んだ。 6% 18% 有効 70% 実証実験の目的達成状況 期待している 使えない その他 電子納品データ作成支援機能 ② 受注者側の視点で工事採向上 (コスト縮減)につながるシステム 改善 →コスト縮減には、情報共有の一 層の促進と活用、CAD製図基準を 含む電子納品物の取扱改善など の問題課題が明らかになった。