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平成24年 4月 第54号 - せんだい若者サポートステーション

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平成24年 4月 第54号 - せんだい若者サポートステーション
発行:せんだい若者サポートステーション
〒982-0001 仙台市太白区八本松1丁目12-12
TEL:022-246-9685 FAX:022-246-9691
Mail:[email protected]
URL:http://www.saposute.ne.jp
平成24年 4月
第54号
*せんだい若者サポートステーションは、厚生労働省の「若者自立支援ネットワーク整備事業」です。
現在お仕事をしていない方を対象に、仕事に向けての「これから」をサポートしています。
~“curious minds”の願い ~
“curious”とは、「好奇心のある」の意味。せんだいサポステは、好奇心(=楽しみを見出す力)を大切に考えています。
せんだいサポステに集まる若者も、一人ひとりが素敵な好奇心の持ち主。その好奇心を輝かせ、自分の未来に向かって歩み出していこう、
という思いで、この広報紙を“curious minds”(キュリアス・マインズ)と名付けました。
偶数月は大河原・岩沼、奇数月は塩釜・富谷にお邪魔し
皆さまからのお話をお伺いします。
この出前相談会が、何かのきっかけになれば幸いです。
終日(10:00~16:00)、個別相談会を行います。電話でのご予約をお願い致します。 (仕事の紹介・斡旋ではありません)
4月10日(火)
大河原合同庁舎
柴田郡大河原町字南
129番1号
TEL 0224-53-3111
4月24日(火)
仙台保健福祉事務所
岩沼支所
岩沼市中央3丁目1-18
TEL 0223-22-2188
5月8日(火)
5月15日(火)
壱番館
(市民交流センター)
仙台保健福祉事務所
黒川支所
塩竈市本町1-1
TEL 022-365-5000
黒川郡富谷町ひより台
2丁目42-2
TEL 022-358-1111
<対象となる方>
・「仕事をしなきゃとは思っている
けれども、何から始めていいか
分からない」というご本人
・「本人の力になりたいが、どう
接すればよいか…」とお考えの
ご家族の方
など
お気軽に!
※詳細は、せんだいサポステ(022-246-9685)までご連絡を頂くか
ホームページ(http://www.saposute.ne.jp)をご覧下さい
(「みやぎ県政だより」にも、出前相談会のお知らせが掲載されています)
せんだいサポステの全体についての情報はホームページでご覧頂けます。メンバーさん作成のホッとする
イラストやイベントの写真が満載です。毎週更新しているブログに加え、「土と共に一歩前へプロジェクト」
のブログ(通称「土プロブログ」)も再開します! ぜひご覧になってください!
サポステの日々を振返って
私は今、派遣社員として働いています。
まがりなりにも こうして仕事を続けていけるのは、サポステで過ごした日々が 心の拠り所になっているからか
なぁ と思っています。
私は小さい頃から人と接する時、とても緊張して うまく話せず、なかなか友人ができませ
んでした。自分の思いや考えを伝えることが苦手で、そのために人から誤解されたり、自分
自身嫌な思いをしたりしました。 このままではいけないと思いながらも、何をどうしていいの
かわからず、ひとり悶々と部屋に閉じこもる日々が続きました。
そんな時、HPでサポステのことを知りました。今、思い返すと、ドキドキしながら最初にサポステに電話した時の
ことが、まるで昨日のことのようです。
何度かキャリアカウンセリングで、気持ちが整理されてきて、勇気を出して゛サロン゛に参加
させて頂きました。 1度目は、大勢の人の中にいるだけで 頭が真っ白になり、一言も話が
できないままで・・・帰り道は自己嫌悪でいっぱいでした。でも、そこで気付いたのは 「こうい
うことで悩んでるのは、自分だけじゃないんだ。」 と いうことでした。 何かホッとしたような
気持ちになり、参加してた皆さんに対して、すごく親しみを感じました。 そして、何度か参加し
ている内に、親しくなる人もでてきて、一緒に帰ったり、メールの交換などしたりと、サポステ
は私にとって 『安心できる場所』 になっていました。その後、゛先輩に聞こう゛や゛仕事見学゛
に参加させて頂き、色々な人の生き方に触れ、色々な仕事があるのを知りました。
何でもいいから とにかく 「働いてみよう」 と思うようになり゛就活はじめの一歩゛
働くことに付いて もう一度自分なりに考えてみました。
長所から始まり 興味 価値観 書類の書き方 面接の仕方など順を追って進んで
いき、自分もそれに合わせて 関心のある会社に応募書類を送るようになりました。
でも、なかなか採用には至らず、かなり落ち込んだりしました。そんな時は゛サロン゛
に参加して皆さんに愚痴など聞いてもらったりしながら、何とかモチべーションを上
げ 動き続けました。その甲斐あってか 派遣という働き方で仕事に携わることが
できました。
仕事に関して なかなか覚えられなかったり、やはり人間関係でへこんだりと 「これじゃあ、前の生活の方がよ
かったなぁ、もう やめちゃおうかな・・・」 などと何度も頭をよぎります。
でも、そんな時は 「私にはサポステが あるんだ。いつでも 受け止めてくれる
スタッフの先輩方や 仲間がいるんだ。」 と 思うことで、気持ちが落ち着くこと
があります。
また、働くということは 収入を得られるということで、このことも働き続ける上で、
とても重要なモチベーションになっています。
今、サポステを利用されてる皆さん。ぜひ、動き続けて下さい。落ち込む時、へこむ
時、怒る時、絶望する時、生きていれば誰もが経験する そんな辛い時でも、どうぞ、
諦めないでください。 宝くじは、買わなければ絶対当たりません。『当たったら』 と
いくら思いを巡らせても、買わなければ その可能性は0です。
どうぞ、決して歩みを止めないで下さい。 どんなにゆっくりでもいいんです、動き続けてみて下さい。 求める人
には必ず道が開けます!
サポステを卒業した私が、今一番強く実感していることです。
E・K
☆今回は、卒業生の E・K さんに、サポステを振返って というテーマで投稿して頂きました☆
マ
「始まりは兄たちとのホウキとピンポン玉の野球ごっこでした」全てはそこから始
まった野球人生。今回は仙台工業高校野球部監督・岩渕氏にお越しいただきました。
寝ても覚めても野球に明け暮れた少年時代。中学三年生の時に進路で悩み、父に
相談すると「自分のやりたい道に進みなさい。進んだからには続けなさい」と言われ、
名門東北高校へ入学。全国から野球志願者が集まり、100名以上が入部したそう
です。通学の電車内で立ったまま眠り、疲労骨折にも気付かないほどひたすら練習
した結果、ついに一年生でベンチ入りを果たしました。三年間の野球生活をふり返る
と「一生懸命やりすぎて、実はあまり覚えていない」と笑顔で話してくれました。
プロの道は考えていなかった岩渕氏は、好きな野球を続けるには?と考え、大学で教員免許
を取得。そして教師になり、野球部監督になるという道を進みました。グラウンドでは部員たちの
厳しい父親になり、挨拶や礼儀、道具の大切さを日々指導しているそうです。卒業し、巣立って
いった部員たちが「就職しました」「彼女ができた」と報告しに尋ねて来るこ
とが喜びと話してくれました。最後にメンバーたちへのメッセージとして「着
目配り、気配り、
飾らず、素の自分でいいと思います。そして自分の好きな道を進むこと」と
心配りが大切です。
の言葉をいただきました。岩渕先生、本当にありがとうございました!
今回は「地球健康会社」として社会に貢献することを理念とし、様々な資源を回
収・再生している仙台リサイクルセンターさんへ見学に行きました。アルミ缶やビン、
雑誌類のほか、企業の重要な機密書類の処理なども手掛けているそうです。工場
内では、県内各地から集められた空き缶が機械によって分別されていました。しか
し、中には飲みかけやタバコの吸い殻などが入っている場合があり、最後は人の手
による作業が必要とのことでした。別の場所では立方体に圧縮された缶や紙が所
狭しと積み重ねられており、フォークリフトでトラックへ次々に積み込まれていました。
見学後、社長の沼田氏にお話をいただきました。「日本一高い山は富士山ですが、二番目
は?」との社長の問いに誰も答えられずにいると「このように、一番は覚えてもらえますが二
番というのは印象が薄い・・・ですから何でもいいので自分の一番を作ること。それは競争で
はなく、笑顔の一番、挨拶の一番など何でもいい。人に覚えてもらえる」とのお話をいただきま
した。そして「仕事というものは自分に合うものはありません。
一生懸命やれば
自分を仕事に合わせ、そして面白さを知り、やがて天職になる」という
評価してくれる人は
言葉に参加したメンバーたちは皆感銘を受けた様子でした。 仙台リ
必ずいます!
サイクルセンターさん、沼田社長、本当にありがとうございました!
サポステスタッフによる
現代の私たちの生活には欠かせない携帯電話。もはや携帯ひとつで何でもでき
る時代です。その電波を日本各地に充実させるために通信工がいます。パソコン
やテレビなどの通信情報のやり取りのための機器の設置や、プログラムの作成
など幅広い仕事内容です。私の場合はビルの屋上や高さ40Mの鉄塔上に2Mの
筒状のアンテナを取り付け、ケーブルをつなぎ、電流を通して完了という作業が多
く、県外出張がほとんど。ひとつの現場で約5日間、宿は温泉旅館が多かったで
す。仕事をしながら遠くの土地を知ることができ、ちょっとした旅行気分でした。
仕事の技術や人間関係を勉強できましたが、何より学べたのは「当たり前とい
う幸せ」でした。県外に出張し、家族と離れることでその温かさと大切さを知るこ
とができました。「旅は人を成長させる」というのは本当ですね。高所恐怖症の人
でも、高い所なんて一生懸命仕事をしていればすぐに慣れます。まだまだ発展途
上の携帯電話業界。おすすめの職業です。
せんだいサポステ流
応募書類なんて恐くない
その ③
「応募書類」と聞いただけで 気が重くなる・・・そんな人も少なくないでしょう。
確かにそうですよね。 その分、コツがわかれば 内容がグーンとよくなります。
自分のために、まずは このコーナーで ウォーミングアップをしましょう。
では、3回目のテーマは 「履歴書のコツⅡ」 です
今回は履歴書の裏面によくある 「資格」 「趣味・特技」 などの具体的な項目を見ていきましょう。
☆「資格」 の欄のポイントは
・できるだけ応募する仕事内容に関係のあるものを記入する
・あまりにも昔に取得したもの、級が低いものは記入しない方がよい
・今、資格取得に向けて勉強中のものを記入してもよい
☆「趣味・特技」 「好きな学科」 「スポーツ」 の欄のポイントは
この項目を通して 「人間性を伝える」 こと
・・・高尚な趣味だから有利, スポーツが苦手だと不利、ということは ありません
趣味にしても ただ「読書」 だけではなく、自分のエピソード を添えましょう
◎例えば このように書くのもひとつです
趣味:読書
中でも 伊坂幸太郎 が好きで、全部読んい
ます。 スリリングな展開に いつもドキドキ
します。
スポーツ:ウォーキング
犬の散歩をかねて 毎日30分歩きます。
特にさわやかな風を受けながら川辺を歩く
と、気分もすっきりします。
まずは自分の素直な気持ちを表現しましょう。そこから大切なヒントが たくさん見つかりますよ。
そして、「たくさん書くのがイヤだから、趣味の欄がない履歴書を買おうかな・・・」
などと思わずに、肩の力を抜いて トライしてみましょう。
わからないことがあったら、気軽にスタッフに声をかけて下さいね。
次回は、「履歴書のコツⅢ」 として、志望動機について一緒に考えましょう。
あれこれ
~ 最近よくある質問から ~
☆サポステをどう利用すればいいのか わかりません
→サポステに電話をし、来所することそのものが すでに大切な最
初の一歩ですよね。
そして、あまり家に一人でいるのも もったいないので、あまり深く考
えすぎずに 「外に出て家族以外の人と関わる」 ことを目標に、サ
ポステに来てみて下さい。 あくまでも 自分のペースで。
そうすることで サポステの新しい使い方もみえてきますよ。
春ですね。何か新しいことを始めるにはいい季節です。
畑が皆さんを呼んでいますよ。農業体験しましょう!(尾形)
いよいよ 新年度開始ですね。 何か素敵な事が起こりそうな
予感がします。 皆さんは、いかがでしょうか?(佐藤)
厳しい寒さもあと少し。4月になればお花見サロンもあります。
みんなで盛り上がりましょう!(矢崎)
当たり前だと思っていることが、実は幸せなこと
なのだと気付かされる今日この頃。
健康にも気をつけなくっちゃ。(松井)
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