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団体名 取組み事例 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)

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団体名 取組み事例 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
団体名
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
ユニバーサルコミュニケーション研究所(UCRI)
先進的音声翻訳研究開発推進センター(ASTREC)
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、情報通信分野を専門とする唯一の公的研究機関とし
て、豊かで安心・安全な社会の実現や我が国の経済成長の原動力である情報通信技術(ICT)の研究開発
を推進するとともに、情報通信事業の振興業務を実施しております。
取組み事例
概要
◆「VoiceTra」アプリの取得方法:
App StoreあるいはGoogle Playで “VoiceTra”を検索して、ダウンロードしてください。
利用料は無料です。
♦サポートページ: http://voicetra.nict.go.jp/
♦VoiceTra動画ページ:(↑動画は上記のサポートページでご覧いただけます)
背景・課題
「言葉の壁」は今日のボーダーレス社会において大きな課題です。日本における一例として、日本人の
観光関係者の多くは外国語ができないために、外国人観光客は日本訪問時に日本のおもてなしを十分受
けられないという課題があります。この壁を克服するため、当研究所では、内閣府・総務省と共同で社
会還元加速プロジェクト「言語の壁を超える音声コミュニケーション」を進め、2014年9月に先進的音
声翻訳研究開発推進センター発足後、同センターにおいて2020年の東京五輪に向けて多言語音声翻訳
技術の精度向上と対応言語数の拡大、および、産学官連携による社会実証を推進しています。
工夫したポイント
得られた成果
2010年7月に、NICTでこれまで研究開発を行ってきた多言語の音声翻訳技術の成果として、性能評
価・ユーザビリティ調査の目的で「VoiceTra」をiPhone用に世界規模で公開しました。公開終了の
2013年3月までに約85万ダウンロードを達成。そこで得られた成果を基に、研究コンソーシアムにて
多言語音声翻訳技術の研究開発の推進、技術移転による商用システムの誕生、音声認識の国際コンペ
(IWSLT)において最高の音声認識精度を3年連続で証明、とさらなる成果を上げています。
2015年10月には「VoiceTra」の新バージョンを公開しました。さらに音声翻訳の精度を向上させ、
インターフェースと画面をリニューアルし、より使いやすいアプリに進化しています。翻訳できる言語
は31言語(※)となっていて、音声入力は19言語に対応、音声出力は15言語に対応しています。利
用料は無料で、iOS、Android端末で利用できます。
※中国語、ポルトガル語の方言を含む。
その他(利用者の声等)
◆利用者の声
・便利です。いろんな言語の勉強したいです。
・これが人間の次元の高い欲求を満たそうと試みるアプリではないかと思います。
・すごく良い。音声認識レベルはかなり高いです。複雑な外国の地名にも適用します。
・App Storeは、Apple Inc.のサービスマークです。iPhoneは、米国およびその他の国々で登録されたApple Inc. の商標です。iPhoneの商標は、アイホン
株式会社のライセンスに基づき使用されています。Android及びGoogle Playは、Google Inc.の商標です。VoiceTraは、NICTの登録商標です。
連絡先
本件に関する 問い合わせ先
先進的音声翻訳研究開発推進センター
VoiceTraサポートチーム
E-mail:
取材依頼及び広報 問い合わせ先
広報部 報道担当
Tel:042-327-6923
Fax:042-327-7587
E-mail:
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