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平成26年3月期 - ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング

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平成26年3月期 - ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
証券コード:7774
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
平成26年4月30日
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
http://www.jpte.co.jp
Copyright Japan Tissue Engineering Co., Ltd. All Rights Reserved.
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
目次
™ 事業概要
--- 2
™ 第16期(平成26年3月期)の業績
---21
™ 第17期(平成27年3月期)の業績予想 --- 28
™ 主要株主・株式分布
Copyright Japan Tissue Engineering Co., Ltd. All Rights Reserved.
---30
1
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
事業概要
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2
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
再生医療製品事業
自家培養表皮
ジェイス
自家培養軟骨
ジャック
自家培養
角膜上皮
医療機器
医療機器
医療機器
自家培養表皮 自家培養表皮
の適応拡大
の適応拡大
開発製品
の外観
分
類
基本技術
の導入元
米ハーバード大学
Howard Green 教授
広島大学
越智 光夫 教授
伊ベネトアイバンク、
伊モデナ大学
米ハーバード大学
Michele De Luca博士
Howard Green 教授
Graziella Pellegrini博士、
株式会社セルシード
膝関節における
角膜上皮幹細胞疲弊症
外傷性軟骨欠損症又は
化学傷、熱傷、
深達性Ⅱ度熱傷創及び
離断性骨軟骨炎
スティーブンス・
Ⅲ度熱傷創の合計面積が
(変形性膝関節症を除く)
ジョンソン症候群、
体表面積の30%以上
で、他に治療法がなく、
眼類天疱瘡、
角膜感染症、
かつ軟骨欠損面積が
2
再発翼状片
4cm 以上の軟骨欠損部位
重症熱傷
適応
対象*
進捗状況 製造販売承認(H19.10)製造販売承認(H24.7) 薬事戦略相談の実施中
保険収載(H21.1)
保険収載(H25.4)
医療機器
表皮水疱症
医療機器
米ハーバード大学
Howard Green 教授
巨大色素性母斑
栄養障害型
治験中
治験中
*: 自家培養角膜上皮および自家培養表皮の二つの適応拡大は、当社が想定する適応対象です。
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3
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
第1号ヒト細胞組織加工製品「自家培養表皮ジェイス」
8 cm
80 cm2
10 cm
[適応対象]
重症熱傷
(深達性Ⅱ度+Ⅲ度≧30%)
《分類:医療機器》
《成人男性の体表面積(約1.6m2)の0.5%に相当》
[保険償還価格]
306,000円/枚
(消費税改定のため平成26年4月より314,000円)
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4
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
自家培養表皮ジェイスのビジネスモデル
™ 自家培養表皮ジェイスは、重症熱傷が適応対象です。患者本人の非受傷部位
の正常皮膚を採取し、約3週間培養後、出荷検査・梱包を経て医療機関に輸
送されます。
《適応対象》 重症熱傷患者
医療機関
正常皮膚組織
受入検査
培養
出荷検査
移植
既存の治療法を適用
︵例︶同種皮膚移植
受傷部位
当社
梱包・出荷
製品
(販売名:ジェイス)
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5
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
重症熱傷の定義
™ ジェイスの適応対象は、「深達性Ⅱ度及びⅢ度熱傷創の合計受傷面積が体表
面積の30%以上の患者」と定義されています。当該患者群の術後死亡率は、
50%を超えます。
100
Ⅱ度・Ⅲ度熱傷患者数
合計約5,000人/年
2,000
死亡率
80
60
約4,100人
/年
1,000
約900人/年
(死亡:500、生存:400)
40
死亡率︵%︶
Ⅱ度・Ⅲ度熱傷患者数︵人/年︶
3,000
20
患者数
0
0%∼ 10%∼ 20%∼ 30%∼ 40%∼ 50%∼ 60%∼ 70%∼ 80%∼ 90%∼
出所) 当社
0
合計受傷面積
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6
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
ジェイス事業展開上の条件
製造販売承認の条件
保険適用に関する留意事項
[適応対象]深達性Ⅱ度+Ⅲ度 ≧ 30%
[保険償還価格]314,000円/枚
1. 本品の適応対象を適切に治療できる医療機関において、重
症熱傷症例の治療に十分な知識・経験のある医師により、
本品の有効性及び安全性を理解した上で用いられるよう、
適切な措置を講じること。
《H21.1.1∼H22.3.31》
ア 自家植皮のための恵皮面積が確保できない重篤な広範囲熱
傷で、かつ、受傷面積として深達性Ⅱ度熱傷創及びⅢ度熱
傷創の合計面積が体表面積の30%以上の熱傷の場合であっ
て、創閉鎖を目的として使用した場合に、一連につき20枚
を限度として算定する。
イ 深達性Ⅱ度熱傷創への使用は、Ⅲ度熱傷と深達性Ⅱ度熱傷
が混在し、分けて治療することが困難な場合に限る。
ウ 凍結保存皮膚を用いた皮膚移植術を行うことが可能であっ
て、広範囲熱傷特定集中治療室管理料の施設基準の届出を
行っている保険医療機関において実施すること。
エ ヒト自家移植組織を使用した患者については、診療報酬請
求に当たって、診療報酬明細書に症状詳記を添付する。
2. 治験症例が極めて限られていることから、本品の有効性及
び安全性を確認するための製造販売後臨床試験を実施し、
その結果を速やかに報告すること。
3. 治験症例が極めて限られていることから、原則として再審
査期間が終了するまでの間、全症例を対象とした使用成績
調査を実施し、本品の有効性及び安全性に関する情報を早
期に収集し、その結果については定期的に報告すること。
4.製造販売後臨床試験及び使用成績調査の結果等については、
迅速に公開するとともに、使用する医師、医療機関に対し
適切に情報提供し、患者に対する情報提供資料にも適切に
反映すること。
5. 本品の製造過程にフィーダー細胞として用いられるマウス
胎児由来3T3-J2細胞にかかる異種移植に伴うリスクを踏ま
え、新たな取扱いの基準が定められるまでの間、最終製品
のサンプル及び使用に関する記録を30年間保存するなど適
切な取扱いが行われるよう必要な措置を講じること。
《H22.4.1∼》 (改定箇所のみ抜粋)
ウ 凍結保存皮膚を用いた皮膚移植術を行うことが可能であっ
て、救命救急入院料3、救命救急入院料4又は特定集中治
療室管理料2の施設基準の届け出を行っている保険医療機
関において実施すること。
《H24.4.1∼》 (改定箇所のみ抜粋)
ア (省略)、創閉鎖を目的として使用した場合に、一連につ
き40枚を限度として算定する。
《H26.4.1∼》 (改定箇所のみ抜粋)
ウ 凍結保存皮膚を用いた皮膚移植術を行うことが可能であっ
て、救命救急入院料3、救命救急入院料4、特定集中治療
室管理料2又は特定集中治療室管理料4の施設基準の届け出
を行っている保険医療機関において実施すること。
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7
H22/3期(平成21年度)
売上高:110百万円
︻施設基準︼
届出済
(25施設)
有償
40%
未届出
(約150施設)
無償
60%
+
1∼20枚
21枚以上
【算定限度】
H23/3期(平成22年度)
売上高:219百万円
H24/3期(平成23年度)
売上高:316百万円
届出済
*1
(100施設超)
*2
(120施設超)
︻施設基準︼
*1:H23/3期
*2:H24/3期
届出済
(130施設超)
H25/3期(平成24年度)
売上高:383百万円
有償
70%
未届出
(数十施設)
︻施設基準︼
未届出
(数十施設)
無償
30%
+
有償
97%
届出済
(200施設超)
H26/3期(平成25年度)
売上高:801百万円
未届出
(数十施設)
有償
94%
決算説明資料
出荷前製造中止
出荷前製造中止率:約30%
(受注件数ベース)
出荷前製造中止
出荷前製造中止率:約40%
(受注件数ベース)
1∼20枚
21枚以上
【算定限度】
無償
3%
+
出荷前製造中止
出荷前製造中止率:約45%
(受注件数ベース)
1∼40枚
41枚以上
【算定限度】
︻施設基準︼
ジェイスの受注・出荷実績の推移
第16期(平成26年3月期)
無償
6%
+
1∼40枚
41枚以上
【算定限度】
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出荷前製造中止
出荷前製造中止率:約25%
(受注件数ベース)
8
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
第2号ヒト細胞組織加工製品「自家培養軟骨ジャック」
有効径 2.5cm
(有効面積 4.9cm2)
《分類:医療機器》
[適応対象]
膝関節における外傷性軟骨欠
損症又は離断性骨軟骨炎(変
形性膝関節症を除く)の臨床
症状の緩和。
ただし、他に治療法がなく、
かつ軟骨欠損面積が4cm2以
上の軟骨欠損部位に適用する
場合に限る。
[保険償還価格]
2,080,000円
(消費税改定のため平成26年4月より2,130,000円)
(使用した個数に係わらない)
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9
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
自家培養軟骨の開発
™ 正常部位の軟骨を採取し、アテロコラーゲンゲルの中で約4週間培養した後、
軟骨欠損部に移植します。
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10
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
自家培養軟骨の適応対象と治療方法の関係
™ 自家培養軟骨ジャックの適応対象は、膝関節における外傷性軟骨欠損症と離断
性骨軟骨炎(除、変形性膝関節症)です。
想定される
ジャックⓇの適応範囲
治療方法の例
マイクロフラクチャー/モザイクプラスティ
推定患者数
数千人/年
人工関節置換術
患者数
6.5万人/年
薬物療法(ヒアルロン酸注射等)
関節鏡視下手術
骨切り術
運動療法
無治療(サプリメント等)
重篤度
軽度
中度Ⅰ
中度Ⅱ
(イメージ) (運動をすると痛い)
(安静時でも痛い) (歩行支障有り)
重度
(歩行困難)
出所) 当社
注意) 上図は膝関節症の重篤度に対応した主要な治療方法の例であり、市場規模は表していません。
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11
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
ジャック事業展開上の条件
製造販売承認の条件
保険適用に関する留意事項
[保険償還価格]2,130,000円
[適応対象]
膝関節における外傷性軟骨欠
損症又は離断性骨軟骨炎(変
形性膝関節症を除く)の臨床
症状の緩和。
ただし、他に治療法がなく、
かつ軟骨欠損面積が4cm2以
上の軟骨欠損部位。
<承認条件>
1. 本品の有効性及び安全性を十分に理解し、膝関節
の外傷性軟骨欠損症及び離断性骨軟骨炎の治療に
関する十分な知識・経験を有する医師及び施設に
おいて、適切な症例を選択して用いられるよう必
要な措置を講じること。
2. 製造販売後の一定期間は、本品の使用症例の全例
を対象に使用成績調査を実施し、本品の有効性及
び安全性に関するデータを収集し、必要により適
切な措置を講じること。
(使用した個数に係わらない)
<留意事項>
a 膝関節における外傷性軟骨欠損症又は離断性骨軟骨炎(変形性膝関節症を除く。)
で、他に治療法がなく、かつ、軟骨欠損面積が4cm2以上の軟骨欠損部位に使用す
る場合にのみ算定できる。
b 使用した個数、大きさに係わらず、所定の価格を算定する。
c 当該材料は、以下のいずれにも該当する医師が使用した場合に限り算定する。
ⅰ 整形外科の経験を5年以上有しており関節軟骨修復術10症例以上を含む膝関節
手術を術者として100症例以上実施した経験を有する常勤の医師であること。
ⅱ 所定の研修を修了していること。なお、当該研修は、次の内容を含むものであ
ること。
① 当該材料の適応に関する事項
② 変形性膝関節症との鑑別点に関する事項
③ 軟骨採取法に関する事項
④ 周術期管理に関する事項
⑤ 合併症への対策に関する事項
⑥ リハビリテーションに関する事項
⑦ 全例調査方法に関する事項
⑧ 手術方法に関する事項(当該材料に類似した人工物を用いた手技を含む。)
d 以下のいずれにも該当する保険医療機関において実施すること。なお、届出は(中
略)様式により提出すること。
ⅰ CT撮影及びMRI撮影の施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等
に届け出ていること。
ⅱ 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)又は運動器リハビリテーション料(Ⅱ)の施設
基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出ていること。
ⅲ 関節軟骨修復術を含む骨切り術、関節鏡下靱帯再建術、半月板手術、人工膝関
節置換術等の膝関節手術を年間100症例以上実施していること若しくは大学病
院本院であること。
e ヒト自家移植組織(自家培養軟骨)を使用した患者については、診療報酬請求に当
たって、診療報酬明細書に使用する医療上の必要性及び軟骨欠損面積等を含めた症
状詳記を添付すること。
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12
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
ものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞受賞
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13
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
第5回ものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞受賞
2013年9月18日
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14
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
2013年日経優秀製品・サービス賞 日本経済新聞賞受賞
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15
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
2013年日経優秀製品・サービス賞 日本経済新聞賞
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16
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
自家培養角膜上皮
自家培養角膜上皮
[想定する適応対象]
角膜上皮幹細胞疲弊症
(化学傷、熱傷、スティーブンス・
ジョンソン症候群、眼類天疱瘡、
角膜感染症、再発翼状片)
[薬事審査状況]
薬事戦略相談の実施中
[役割分担]
培養器材
(セルシードとの共同開発)
開発:
当社
販売:
ニデック
基本技術 伊ベネトアイバンク
Michele De Luca博士
Graziella Pellegrini博士
培養器材 セルシード
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17
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
自家培養表皮の適応拡大(1)
[想定する適応対象]
表皮水疱症
(栄養障害型)
[薬事審査状況]
治験中
[特記事項]
希少疾病用医療機器に指定
試験研究費に対する助成金交付
優先的な治験相談
優先審査
表皮水疱症は難病に指定
熱傷から表皮水疱症に適応を拡大
治療(研究)は都道府県が指定
した病院で公費負担
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18
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
自家培養表皮の適応拡大(2)
[想定する適応対象]
巨大色素性母斑
[薬事審査状況]
治験中
[特記事項]
医師主導治験を支援
・3者契約(国立成育医療研究セン
ター、日本医師会、当社)
・当社の責務:ジェイス無償提供
企業治験として継承
熱傷から巨大色素性母斑に適応を拡大
・医師主導治験の結果と企業治験
の結果を統合して承認申請
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19
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
研究用ヒト培養組織ラボサイト
ラボサイト エピ・モデル24
[分類]
研究用試薬(薬事法非適用)
[特長]
−ヒトの細胞を用いて体外で培養し、
再構築した組織モデル
−動物や単純な培養細胞の代替となる
種々の実験への適用
−エピ・モデル24を用いた試験法が
OECDガイドラインTG439に収載
(平成25年7月)
[製品ラインナップ]
OECDガイドライン
TG439収載モデル
−エピ・モデル12
−エピ・モデル24
−エピ・キット(ヒト表皮モデル作製キット)
−メラノ・モデル24
−角膜モデル24
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20
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
第16期(平成26年3月期)の業績
(平成25年4月1日∼平成26年3月31日)
Copyright Japan Tissue Engineering Co., Ltd. All Rights Reserved.
21
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
業績概況
™ 第16期の売上高は、自家培養表皮ジェイスの売上が好調だったこと等により、
第15期に対し、444百万円増加の1,008百万円となりました。
™ 当期純利益は、人員補強による人件費の増加およびジャック販売促進活動費用
が発生した一方で、研究開発助成金の増加等により、第15期に対して249百万
円改善し、△827百万円となりました。
(単位:百万円)
第15期
第16期
増減
(平成25年3月期)
(平成26年3月期)
売上高
563
1,008
444
売上総利益
139
475
336
1,242
1,500
258
営業利益
△1,103
△1,025
77
経常利益
△1,073
△823
249
当期純利益
△1,077
△827
249
販売費及び一般管理費
Copyright Japan Tissue Engineering Co., Ltd. All Rights Reserved.
22
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
主要な成果
《再生医療製品事業》
™ 自家培養表皮ジェイスの売上は、好調に推移しました。
™ 自家培養軟骨ジャックは、承認の条件であり、保険適用に関する留意事項で
もある「実施医と実施施設に対する研修」を展開しました。
™ 自家培養角膜上皮は、治験実施に向けて独立行政法人医薬品医療機器総合機
構と事前面談を行いました。
™ 自家培養表皮ジェイスの表皮水疱症および巨大色素性母斑への適応拡大は、
それぞれ治験を進めました。
《研究開発支援事業》
™ 研究用ヒト培養組織ラボサイトシリーズは、前期実績を上回る売上を計上し
ました。
(単位:百万円、%)
第15期
増減
第16期
(平成25年3月期) (平成26年3月期)
金額
前期比
売上高:再生医療製品事業
489
927
438
189.6%
売上高:研究開発支援事業
74
80
5
107.8%
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23
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
売上実績推移
自家培養軟骨ジャック
自家培養表皮ジェイス
自家培養角膜上皮(受託)等
【自家培養表皮ジェイス】
™ 第16期実績は、好調に推移し801百万
円(前期比208.9%)となりました。
研究用ヒト培養組織
(単位:百万円)
1200
1,008
1000
52
800
563
600
801
473
351
400
211
200
0
114
12
64
37
219
110
61
39
383
316
89
43
102
54
105
74
73
80
第11期
第12期
第13期
第14期
第15期
第16期
(H21/3期) (H22/3期) (H23/3期) (H24/3期) (H25/3期) (H26/3期)
実績
実績
実績
実績
実績
実績
【自家培養軟骨ジャック】
™ 第16期実績は、平成25年4月からの保
険収載を受け、医療機関、実施医への
研修を積極的に進め、52百万円となり
ました。
【自家培養角膜上皮(受託)等】
™ 第16期実績は、治験実施に向けた活動
を行い、73百万円(前期比74.2%)
となりました。
【研究用ヒト培養組織】
™ 第 16 期 実 績 は 、 80 百 万 円 ( 前 期 比
107.8%)となりました。
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24
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
財務概況(1)
【 資産の部 】
(単位:百万円)
第15期
平成25年3月末
第16期
平成26年3月末
増減
1,874
1,913
39
1,607
1,307
△300
267
606
339
1,332
1,317
△15
1,295
1,261
△34
(建物)
705
666
△39
(土地・その他)
590
595
5
28
47
19
8
8
0
繰延資産
2
0
△2
資産合計
3,209
3,232
23
流動資産
現金及び預金
その他
固定資産
有形固定資産
無形固定資産
投資その他の資産
流動資産:
™ 営業活動による支出(961
百万円)、長期借入れによ
る収入(270百万円)、新
株予約権行使および発行に
よる収入(664百万円)等
により、1,913百万円とな
りました。
固定資産:
™ 固定資産の取得による増加
分(80百万円)と減価償
却費による減少分(88百
万円)等により、1,317百
万円となりました。
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25
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
財務概況(2)
【 負債の部 】
™ 負債合計は、借入金の返
済 ( 235 百 万 円 ) 、 長 期
流動負債
借 入 金 ( 270百 万 円 ) 、
短期借入金
売上拡大に伴う買掛金等
その他
の増加(65百万円)等に
よ り 、 1,069 百 万 円 と な
固定負債
りました。(固定負債に
負債合計
含まれる長期借入金残
【 純資産の部 】
高:428百万円)
™ 純資産合計は、当期純損
失 ( △ 827 百 万 円 ) お よ
び新株予約権行使および
発 行 に 伴 う 払 込 み ( 664
百 万 円 ) に よ り 、 2,163
百万円となりました。
(単位:百万円)
第15期
平成25年3月末
477
205
272
405
883
資本剰余金
利益剰余金
新株予約権
純資産合計
負債及び純資産合計
増減
541
121
420
527
1,069
64
△84
148
122
186
(単位:百万円)
第15期
平成25年3月末
資本金
第16期
平成26年3月末
第16期
平成26年3月末
7,722
7,785
5,552
5,615
△10,949 △11,777
−
540
2,326
2,163
3,209
Copyright Japan Tissue Engineering Co., Ltd. All Rights Reserved.
3,232
増減
63
63
△828
540
△163
23
26
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
キャッシュ・フロー計算書概況
(単位:百万円)
第15期 実績
(平成25年3月期)
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△:減少額)
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期末残高
第16期 実績
(平成26年3月期)
△989
480
△239
0
△748
2,015
1,267
△961
306
695
40
1,267
1,307
増減
28
△174
934
788
△748
40
™ 営業活動によるCF:税引前当期純損失823百万円等により、△961百万円となりました。
™ 投資活動によるCF:定期預金の払戻による収入(340百万円)、固定資産の取得等(34百
万円)等により、306百万円となりました。
™ 財務活動によるCF:長期借入金の返済(235百万円)、株式発行による収入(124百万
円)、新株予約権の発行による収入(540百万円)等により、695百万
円となりました。
™ 現金及び現金同等物の期末残高:
期首残高1,267百万円に対し、期末残高は1,307百万円となりました。
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27
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
第17期(平成27年3月期)の業績予想
(平成26年4月1日∼平成27年3月31日)
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第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
第17期通期 業績予想
™ 第17期売上高は、自家培養軟骨ジャックの売上増加等により大幅に増加
する見込みです。
™ 第17期当期純利益は、生産及び販売部門の人員増加等があるものの、
ジャックならびに受託開発の売上高増加により第16期と比べて大幅に改
善する見込みです。
(単位:百万円)
第16期
通期 実績
第17期
通期 計画
対前期増減
増減
前期比
1,008
2,142
1,134
212.6%
営業利益
△1,025
△251
774
−
経常利益
△823
△247
576
−
当期純利益
△827
△251
576
−
売上高
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29
第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
主要株主・株式分布
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第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
主要株主
™ 平成26年3月31日時点で、11,871名の株主さまに支えていただいています。
所有株式数(株)
富士フイルム(株)
(株)ニデック
富山化学工業(株)
日本トラスティ・サービス信託銀行(株)
(株)LIXIL
日本マスタートラスト信託銀行(株)
中部飼料(株)
日本証券金融(株)
前田陽子
三井住友海上火災保険(株)
ガステックサービス(株)
小澤洋介
その他
合計
割合(%)
75,500
21,136
8,292
5,650
4,492
4,360
2,000
1,931
1,712
1,500
1,500
1,340
54,654
41.01
11.48
4.50
3.06
2.44
2.36
1.08
1.04
0.93
0.81
0.81
0.72
29.69
184,067
100.00
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第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
株式分布の状況
金融商品取引業者
15名 (0.13%)
金融機関 9名 (0.07%)
金融機関 15,049株 (8.17%)
その他の法人 98名 (0.83%)
外国法人等 66名 (0.56%)
金融商品取引業者
1,356株 (0.74%)
個人・その他(VC)
50,608株 (27.49%)
所有者
株主数別
所有者
株式数別
その他の法人
114,310株
個人・その他(VC)
11,683名 (98.42%)
(62.10%)
外国法人等 2,744株 (1.49%)
平成26年3月31日現在
株主数:11,871名
発行済株式数:184,067株
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第16期(平成26年3月期)
決算説明資料
本開示資料は、投資者に対する情報提供を目的として将来の事業計画等を記載したも
のであって、投資勧誘を目的としたものではありません。当社の事業計画に対する評
価及び投資に関する決定は、投資者ご自身の判断において行われるようお願いいたし
ます。
また、当社は、事業計画に関する業績目標その他の事項の実現・達成等に関しその蓋
然性を如何なる意味においても保証するものではなく、その実現・達成等に関して一
切責任を負うものではありません。
本開示資料に記載されている将来に係わる一切の記述内容(事業計画に関する業績目
標も含みますがそれに限られません。)は、現時点で入手可能な情報から得られた当
社の判断に基づくものであり、将来の経済環境の変化等を含む事業計画の前提条件に
変動が生じた場合その他様々な要因の変化により、実際の事業の状態・業績等は影響
を受けることが予想され、本開示資料の記載内容と大きく異なる可能性があります。
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
〒443-0022 愛知県蒲郡市三谷北通6-209-1
経営管理部
TEL. 0533-66-2020 FAX. 0533-66-2019
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