門司地方海難審判所那覇支所

＜一般職用＞
●こんな仕事をしています
仕事内容 気象庁は、大雨や暴風、地震と津波、火山噴火などの自然現象を常時監視するとともに、気象、地震、津
波、火山活動などに関する情報を発表しています。気象庁が発表する情報は、自然災害から国民の生命・財産を守る
ための防災気象情報のほか、交通の安全を支援する交通安全情報、農業、電力、観光など各種産業活動を支援する産
業情報、国民の日常生活に役立つ生活情報、さらには人類の将来に警鐘を鳴らす地球温暖化など地球環境に関する情
報などがあり、多方面で多様な役割を果たしています。
組織 気象庁は国土交通省の外局です。中枢機関として、東京に気象庁（本庁）があり、地方支分部局の一つとして
那覇市に沖縄気象台があります。沖縄気象台の下部組織として、宮古島・石垣島・南大東島に地方気象台、那覇空港
に測候所があり、沖縄管内の職員数は、約２4０名です。
●採用状況
試験区分
26年度
27年度
28年度
行 政
2名
2名
3名
物 理
5名
4名
3名
電気・電子・情報
0名
0名
0名
化 学
０名
1名
1名
対象試験区分
＜一般職試験＞
行政
物理、電気・電子・情報、化学
気象庁マスコット
「はれるん」
●採用されたら
業 務 内 容
配 属 先
那覇市内にある沖縄気
象台又は県内各離島に
所在する出先機関に配
属されます。
技術区分の採用者
⇒観測予報業務、地震火山
業務、情報通信業務に従事
行政区分の採用者
⇒総務部門の総務、人事、
福利厚生、会計事務に従事
研 修
採用直後に人事院主催の新採用
職員研修を受講します。その後、
技術系職員は、職場内研修を経
て気象大学校（千葉県柏市）で
技術研修を受講します。
異 動
概ね３年を目処に沖縄気象台及
び県内各出先機関を基本として
異動します。その他、気象庁本
庁又は全国の気象官署へ異動す
ることもあります。
●職場の魅力PR
私たちは、台風や集中豪雨、地震や津波等に対する防災気象情報や天気予報等が、日々の生活に欠くことのできな
い情報であり、発信する情報が国民生活に大きく影響を及ぼすことを常に意識し、緊張感と責任感をもって日々業務
を行っています。正確な情報を提供するために、職員がチームで調査研究も行っており、若手職員は学生時代に学ん
だ知識を発揮する場があり、その研究成果を発表する機会もあります。日々の業務もチームで交代制により行われる
など緊張感の中にもアットホームな雰囲気のある職場です。また、職員相互の親睦を図るため、勤務時間外のレクリ
エーションとして、野球大会や卓球大会なども行われており、仕事以外でも楽しい時間を過ごしています。
●先輩からのメッセージ
ある日勤（昼勤務）時のスケジュール
空を眺めるとなぜ雲は浮かんでいるの？と誰でも1度は疑問に思ったことがあるかと思
います。私は中学校の物理の授業で雲の正体が水蒸気であることを知り、衝撃を受けまし
08：30 出勤 メールなどの確認
た。気象庁はそんな物理の知識を活かした専門性のある職場です。
現在、私は那覇空港で航空気象観測業務に携わっています。具体的には航空機の安全運 09：00 夜勤者より引継ぎ 各航空気象観測所
航のために航空局、航空会社などに沖縄の全空港の天気情報を提供しています。実際に飛
の電文の監査（１時間ごと）
行場周辺の雲の量や視程の良し悪し、大気現象を観測し、観測機器から得られる気象デー
タと合わせて、天気情報を電文という形で提供しています。職場の雰囲気は大変良く、些 09：30 前日の観測表 整理表のチェック
細な疑問でも丁寧に答えて下さる先輩方ばかりです。また気象庁といえば24時間体制で
す。そのため二交代制で日勤も夜勤もあるのが特徴ですが、適切な休憩・休息時間があり 10：00 機器の動作 障害の有無のチェック
ますし、夜勤明けの次の日は公休となるため体調管理をしっかり行う事ができます。
13：00 午前の観測者からの引継ぎ
他にも気象大学校での研修の際には全国の同期と交流したり、航空機に同乗させても
那覇空港の定時観測（３０分ごと ）
らって上空の観測を行うこともあります。最初は気象の事について全く知らない方もいる
でしょうが、常に気象に興味・好奇心を持ちつつ仕事を行えば、やりがいを見出せる環境 17：00 夜勤者への引継ぎ
にあると思います。ぜひ、あなたも気象のプロになってみませんか？
メール確認など残務処理を行い退勤
（平成28年4月採用 一般職物理 赤嶺 拡）
●連絡先
〒９００-８５１７ 沖縄県那覇市樋川１-１５-１５（那覇第一地方合同庁舎）
沖縄気象台総務課人事係
℡ ０９８-８３３-４２８１（内線５１５又は５１６）
ホームページＵＲＬ
http://www.jma-net.go.jp/okinawa/