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日本海側で第1号の羊膜バンクをめざし
【発信】国立大学法人 富山大学総務部広報課 (TEL)076-445-6028 (FAX)076-445-6063 News Release 平成28年8月26日 報 道 機 関 各位 富山大学附属病院では、全国で4番目、日本海側で第1号の 羊膜バンクをめざし、日本組織移植学会に申請をしました。 富山大学附属病院(病院長 齋藤 滋)では、全国で4番目、日本海側で第1号の「羊 膜バンク」を設立します。 羊膜とは、赤ちゃんを包む卵膜のうち最も赤ちゃん側にある膜で、赤ちゃんに酸素や 栄養をおくる胎盤の一部です。羊膜は未分化能(いろんな細胞に分化できる力)を持っ ており、再生医療で注目を浴びています。多くの力を秘めているにも関わらず、出産後 は通常廃棄されるため、患者さんの治療に役立てています。さらに当院では「羊膜バン ク」を設立し、安全に安定して供給できるようにします。 第 15 回日本組織移植学会総会が 8 月 26 日(金)から 28 日(日)に富山国際会議場に て行われ、羊膜バンクのセッションが 8 月 27 日(土)にいくつもあります。 (http://www.redmo.jp/15JSTT/) 【羊膜を用いた治療】 ①連結保存羊膜(保険適用=3割負担対象) 難治性眼表面疾患 ②ハイパードライ ヒト羊膜(HD羊膜) Ⅰ 再発翼状片への治療:先進医療B (ハイパードライヒト乾燥羊膜を用いた外科的再建術 再発翼状片) Ⅱ 真珠腫除去後の治療:先進医療Bとして申請中 Ⅲ 腫瘍等除去後の口腔粘膜の再建:臨床研究実施中 Ⅳ 脳硬膜再建:臨床研究 V 皮膚再建への応用:臨床研究 【本件に関する問合せ先】 富山大学病院事務部病院総務課 担当:安土(あづち) TEL 076-434-7019 FAX 076-434-1463