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株式会社 御中 テレビ会議市場の分析・動向について

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株式会社 御中 テレビ会議市場の分析・動向について
○○○○株式会社 御中
テレビ会議市場の分析・動向について
2012年4月
株式会社フィールドフロンティア
〒730-0042
広島市中区国泰町1丁目10-17
Phone 082-249-6247
Fax 082-249-6277
URL: http://www.f-frontier.jp
copyright © 2008 - 2012, Field Frontier & Co.,Ltd. All rights reserved
はじめに
この4~5年でテレビ会議システム市場はブロードバンドインフラの充実、日系企業の海
外工場建設や海外企業との連携、そしてテレビ会議システム自体の低価格化によって、
大企業から中小企業までビジネスに欠かせないスタンダードツールとして急速に成長して
おります。
しかしながら、ひとくちにテレビ会議と言っても、パソコンで実施するタイプからテレビ会
議の専用端末まで、市場には数多くのメーカーと製品が参入しており、今後のビジネス
ツールとしてテレビ会議システムがどの様に使用され位置づけられていくか?大きな可能
性がある一方、わかり難い部分も多々ございます。
このような状況の中で、今回はこれまでテレビ会議システムに携わり、お客様のニーズ
を蓄積してきた弊社および当該専門分野における弊社パートナーの視点を基に、貴社ご
検討の第一歩の資料として、企業様が導入に踏み切られる際の背景や、テレビ会議の市
場動向などを纏めてみました。
本資料のテレビ会議システム導入の背景や業界動向を通して、この内容が御社のビジ
ネスの発展に寄与される事を祈念申し上げます。
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市場動向
1. 一般的な企業の導入理由と満足度
左記導入の理由から、最近の経
済状況に対するテレビ導入への
意図が読み取れます。
5~6年前と比較すると、顧客満足度は向上
していることがわかります。我々の分析では、
このとして、製品品質の向上・通信インフラ
の充実・メーカーや販売店のサポート体制の
強化などが挙げられます。
出典:シードプランニング 『2008年版テレビ会議/web会議のビジネス利用実態調査』 copyright © 2008 - 2012, Field Frontier & Co.,Ltd. All rights reserved
市場動向
2. 遠隔会議システムの国内シェア
2018年見込み 55.7%へ
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市場動向
3. 遠隔会議システムの国内売り上げ推移
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市場動向
4. 今後の遠隔会議システムシェアの推移予想
国内市場全体
2009年合計 400億弱
↓
2018年合計 2000億弱
予測
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市場動向
5. SDからHDへの流れ
◆企業のHDテレビ会議システム導入の可能性
◆SD/HDテレビ会議システムの普及率推移予想
・HD製品の価格が下がり、各メーカーがSD製品からのシフトチェンジを行っている。
・2006年からHD対応の製品が増加を示している。
・2009年には年間市場の半分以上を占め、2011年には90%以上になる。2013年頃には全製品がHDになる
と思われるが、実稼動する割合はSDのほうが高い。
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市場動向
6. テレビ会議専用端末の導入台数推移
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008見込み
台数(台)
5,000
7,000
8,500
9,500
10,500
11,800
13,600
15,800
前年比(%)
156.3
140.0
121.4
111.8
110.5
112.4
115.3
116.2
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市場動向
売り上げ金額(百
万円)
伸び率(%)
7. Web会議の売上推移
2006年
2007年
2008見込み
2,660
3,800
5,900
-
142.9
155.3
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ユーザー動向
アンケート実施者 : 某IT製品購入サイト 会員向けアン
ケート
実施時期 : 2008年11月
回答数 : 465名
1. 企業規模別導入状況(406人)
従業員数
100名以下
101名~1000名以下
1001名以上
全体
導入済み
20.5%
46.1%
73.5%
48.3%
未導入
79.4%
53.9%
26.5%
51.7%
業種
IT製品関連業
(IT関連外)製造業
流通・サービス業先般
その他業種
導入済み
49.1%
59.3%
35.8%
28.2%
未導入
50.9%
40.7%
64.2%
71.8%
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ユーザー動向
2. 導入済み拠点数(196人)
従業員数
100名以下
101名~1000名
以下
1001名以上
全体
90.9%
71.4%
32.0%
54.1%
6~10拠点
9.1%
13.0%
7.2%
9.7%
11~20拠点
0.0%
9.1%
19.6%
13.3%
21~40拠点
0.0%
2.6%
11.3%
6.6%
41~100拠点
0.0%
0.0%
5.2%
2.6%
101拠点以上
0.0%
1.3%
4.1%
2.6%
分からない
0.0%
2.6%
20.6%
11.2%
1~5拠点
端末内蔵多地点型
MCU型
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ユーザー動向
5. 導入後の満足度(195人)
従業員数
100名以下
101名~1000名以下
1001名以上
全体
全体
とても満足している
18.2%
10.5%
13.4%
12.8%
59.5%
まあ満足している
40.9%
42.1%
51.5%
46.7%
やや不満がある
31.8%
35.5%
27.8%
31.3%
とても不満がる
9.1%
11.8%
7.2%
9.2%
40.5%
★問題点・懸念点
導入済み(189人)
導入予定(89人)
1位 : 画質に不安がある 43.9%
1位 : 導入目的や効果測定
の仕方が明確でない 43.8%
2位 : 音質に不安がある 43.4%
3位 : ユーザーが活用しきれない 33.3%
2位 : ユーザーが活用しきれない 42.7%
3位 : 音質に不安がある 31.5%
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テレビ会議の大分類
テレビ会議専用機
高性能カメラや専用集音マイクを搭載し
ており、リモコンで簡単に操作が行える。
またエコーキャンセル機能や専用の映像
処理ボードを搭載しているため高品質で
ある。
国際規格に準拠したプロトコルを使用し
ているため、他社の専用機との接続が可
能。
テレビモニターやスピーカーなどと接続を
し、1拠点あたり複数人が参加する会議
に適している。
代表的なメーカー
aethra(アエスラ) イタリア
POLYCOM(ポリコム) アメリカ
cisco(TANDBERG) アメリカ
SONY(ソニー) 日本
Web会議システム
パソコンにソフトウェアをインストールし、
専用サーバにアクセスをして使用する。
Webカメラ・ヘッドセットをパソコンに接続
して使用するが、映像や音声の処理能力
はソフトウェアやパソコンのスペックによっ
て違いがある。
インターネットが接続できる環境であれば
どこからでも会議に参加が可能。
パソコン内にあるデータ(ファイルやアプリ
ケーションなど)を全員で共有できる。
テレビモニターやスピーカーなどと接続を
する事もできるが、基本的に1拠点あたり
1~2名程度参加する会議に適している。
Skypeなど
Web会議システムと同様に、パソコン
にソフトウェアをインストールし、Webカ
メラ・ヘッドセットを使用する。
Skypeはフリーのソフトウェアで全世界
誰でも入手(参加)が可能。
会議でも利用は可能だが、テレビ電話
(インターネット電話)としての要素が強
い。
テレビ電話での接続は1対1。音声の
みの接続であれば最大25人までの同
時通話が可能である。
セキュリティー面での不安はあるが、無
料で利用ができるインターネット電話と
いうメリットはある。
代表的なメーカー
WebEX
Visual Nexus
Nice to meet you
Live Meeting
ビジュアルデスク2
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テレビ会議とwebの特徴
高
映像音声の品質
テレビ会議システム
端末移動の自由度
低
高
Web会議システム
低
映像や音声の品質と端末移動の自由度は一般的にはトレードオフの関係です。
役員会議など重要な会議に利用されるのか、手軽に行える個別のミーティングに
利用されるのかなど、利用目的によって選定が変わってきます。
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製品事情
最近のトレンド 高解像度化 SD ⇒ HDへ
★SDからHDへの移行
カメラ、ディスプレイの高解像度化により、テレビ会議でもHD化が行なわれてきた。
徐々に、HDの普及が進みつつあるが、課題は未だ残っている。
課題
①価格 カメラ、DSPが高価な為、SD製品に比べると割高になってしまう。特に、HD対応のMCUは割高になってしまう。
②ネットワーク 安定したHD通信を行う為には、出来れば1M以上が必要。
“テレプレゼンスは、HDの発展型”
HD
SD
720P÷CIF=9
1080P
720P
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製品事情
最近のトレンド ネットワークへの耐性強化
“H.323システムに要求されるネットワーク品質”
<ネットワークのパケット遅延>
映像・音声を支障無く伝達するには、機種によっても異なるが150m/sec以内の遅延、ジッタは
35m/sec以内に留める必要がある
<パケットロスの耐性>
機種によっても異なりますが、1%以内に留める必要がある
1%以上のパケットロスが発生した場合、映像・音声の「途切れ」が発生し、著しくパケットロ
スの多い場合、通信が切断されてしまう
各社独自のQoS機能によるアプローチと、H.264SVCなどの標準化に
よるアプローチによって、改善に取り組んでいる。
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製品事情
最近のトレンド ユニファイドコミュニケーション
“ユニファイドコミュニケーションの定義”
エンタープライズ
テレフォニー
エンタープライズ
テレフォニー
ボイスメール
メール/IM
ビデオ会議
メール/IM
音声会議
音声会議
ビデオ会議
共通の
プラットフォーム
Web会議
個別の管理
Web会議
●「“画像”“音声”“データ”の3つのコミュ
ニケーション手段を使い分けることで、コミュニ
ケーションの効率化/高度化を図る手法」 IDCに
よる定義
●「複雑化した多様なコミュニケーション・メ
ディアを、各々の長所を活かしつつ一つのシステ
ムに統合(Unified)し、シームレスかつスムース
に活用できるようにするソフトウェア技術」 NRIによる定義
ボイスメール
今日のコミュニケーション手
段
ユニファイド・コミュニケーション
ビデオ会議
Web会議
実際のところは。
共通の
プラットフォーム
エンタープライズ
テレフォニー
メール/IM
音声会議
個別の管理
ボイスメール
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テレビ会議導入までのステップ
大前提として「テレビ会議システムの導入目的」を明確にしておく必要があります。
(出張経費の削減、意思決定のスピードアップ、社内コミュニケーションの向上、など)
■まずは会議の参加人数や会議の頻度 会議の内容を決定ください
1、何拠点接続する予定ですか?また同時接続数は何拠点ですか?
2、1拠点当たり最大参加人数は何人ですか?
3、ご利用場所は会議室ですか?個人のデスクですか?出張先ですか?
4、パソコンデータの共有が必要ですか?
■ネットワークは何を使いますか?
1、既存の社内IPネットワークをご利用ですか?
2、新たにIPネットワークを敷設されますか?
3、商用インターネット回線をご利用ですか?
■ご予算は、運用イメージや運用開始ターゲットはありますか?
1、御予算はどのくらいを考えていますか?
2、運用プランは具体的に想定されていますか?
(予約→開始手順→終了手順→問題発生→問題解決手順等)
3、導入開始時期に具体的なプランがありますか?
■機種選択・お見積もり・保守プランのご案内
テレビ会議システム、Web会議システムなど、
御社に最適なシステムをご提案させて頂きます。
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◆ 最後に
統合的なコミュニケーション基盤を企業の競争力の源泉へ
企業のコミュニケーション環境は飛躍的に発展し、電話はもちろん、インスタントメッセージ(IM)、テレビ会議などの多様な
コミュニケーション手段を、時間や場所の制約を受けずに利用できる環境が整いつつあります。
しかし、個々のコミュニケーション手段を独立して運用している環境では、状況に応じてそれらを使い分けなければならない。
場合によっては不在の相手に何度も連絡し直し、そのつど作業の手が止まり、生産性を低下させてしまうこともある。
そこで注目されているのがユニファイド・コミュニケーションであります。
必要な時に必要な相手と最適な手段でコンタクトをとり、コミュニケーションを行う事が出来るようにあります。
こうしたメリットが理解されるようになった現在、企業のユニファイド・コミュニケーションに対する期待も高まっています。
日経コミュニケーション 2008.3.8 P62
高品位ビジュアルコミュニケーション
+ ユニファイドコミュニケーション → 新しいワークスタイル
株式会社フィールドフロンティア
Field Frontier Co.,Ltd.
〒730-0042
広島県広島市中区国泰寺1丁目10-17
tel.082-249-6247 fax.082-249-6277
http://www.f-frontier.jp
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