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危険! 高齢者のぜんそく

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危険! 高齢者のぜんそく
田中裕士
札幌医科大学准教授
たなか 。ひろし●1957年
生まれ。 田年札幌医科大学医
◆重症化 しやす い高 齢者 のぜ んそく
者数を年代別 にみると、最も多 いのは乳
せん。ぜんそく で医療機関を受診した患
せんが、子ども に限 った病気 ではありま
病気﹂と思 って いる人も いるかもしれま
肺 が深刻 な ダ メージを受 け やす いのです 。
に よ つてさ ら に細 く な ってし ま う な ど、
ま り にくく 、肺 の中 の細 い気管 支 が炎 症
が低 下 し て います 。 そ のた め、炎 症 が治
高 齢 者 は、
一般 に加 齢 によ って抵抗 力
66
20101 1き ょぅの健康
危 険 ! 高齢 者 のぜ ん そく
早く
気づくために
レルギ ー内科●札幌医科大学
学部卒業。専門は呼吸器 ・ア
附属病院呼吸器 ・アレルギー ・
感染症内科 ︵
北海道札幌市中
6丁目劉︶
央区南1条西1
0歳 以上 が全 体 の約 9割 を 占
者 に多 く、 6
ぜ んそく ︵
﹁
気管 支 ぜ んそくと と は、空
何 ら か のき っかけ で悪 化 し やす く な つて
。
め て います ︵
” ページ右 上 のグ ラ フ参 照︶
気 の通 り道 であ る気 道 のう ち、気管 や気
幼児 です が、成人 の患者さんも少なくあ
0歳ぐら いから、そ の数
りません。特 に6
が増え始めて いる のが目立ちます ︵
”ペ
いた り、 ほか の肺 の病 気 や心 臓 病 な ど の
ぜんそくと いうと、
一般 に ﹁
子ども の
と、﹁
ぜんそく発作﹂を起 こします。
アレルギーがなく ても発症することがあるのが、
高齢者の ﹁
ぜんそく﹂の特徴で、重症化す ることもあるので要注意です。
ぜんそく﹂とは
﹁
状態 を い いま す。粘 膜 が腫 れた り痰 が分
。また、 同年 の
ージ左 上 のグ ラ フ参 照︶
合 併 が多 いことな ど も、 ぜ んそく によ る
ま た、 長年 のぜ んそく が徐 々に進行 し て、
泌 さ れた り、気道 の周 り にあ る平 滑 筋 が
ぜんそく による死亡者数をみると、高齢
管 支 の粘 膜 に慢性 的 な炎 症 が起 き て いる
収 縮 し たり し て、気 道 が さら に狭 く な る
気道に慢性的な炎症が起き、
刺激によ って発作が起こる
イラスト クスノキミワ
粘 膜 下層 が さ ら にむく み、 痰 の分 泌 も
く んだ り 、 上皮 細 胞 が剥 がれ落 ち たり 、
増 え 、 何 ら か の理由 で平 滑筋 が強く 収 縮
死亡が多 い要因と考えられます。
健康な人 の気管支と、ぜんそく の患者
し て気 道 の内 腔 が極 端 に狭 ま ると 、空 気
痰 が分 泌 さ れ て いる状態 にな って いま す。
さんの気管支を比べると、健康な人 の場
合、空気 の通り道 である気道 の内腔は広
の通り が悪く なり 、発作 が起 こり ます 。
◆ぜんそくが起こる仕組み
く保たれ て います。と ころがぜんそく の
気 道 の炎 症 や発 作 が起 こる原 因 は、 何
◆炎症 や発作 の原因
痰が分泌され、内腔が狭くなっている。
患者さん の場合、気道 の周囲には慢性的
な炎症が起き て いるため、粘膜下層がむ
くんだり、上皮細胞が剥がれ落ちたり、
)
(歳
15∼ 25∼ 35∼ 45∼ 55∼ 65∼ 75∼ 85∼ 95∼
5∼
ら か の アレ ルギ ー のあ る ﹁アト ピ ー型 ﹂
と、 特 に アレ ルギ ー のな い ﹁
非 アトピ ー
型﹂ で異なります。
◎ アトピ ー型 ︱ ︱ アレ ルギ ーを起 こす 原
因物 質 ︵
アレ ルゲ ン︶ によ って、炎 症 や
発 作 が起 こるも のです。 アレ ルギ ーが あ
gE抗 体 ﹂ と いう た んぱ く 質 が
ると 、 ﹁I
体内 に蓄積 さ れ、体 内 に入 ってき た アレ
gE抗 体 と 結合 し、炎 症 細胞 の
ルゲ ンは I
1 つであ る肥満 細胞 と結 び つき ます。 す
ると、 肥満 細胞 から化 学 伝 達 物 質 が放 出
8
さ れ て、炎 症 や発作 を起 こします ︵
6ペ
。
ージ上 の図参 照︶
◎ 非 アトピ ー型 ︱ ︱ 詳 しく はわ か って い
ま せ んが、特定 の アレ ルギ ー はなく ても 、
きようの健康 120101
67
慢性的な炎症が起こり、粘膜下層がむ
内腔が広く保たれている。
)
(人
4i労 働省 人H動 態統計 2005年 )
(lヴ
)
生労働省 患者調査 2005年
(lヴ
5∼
1lo∼ 120∼ 130∼ 140∼ 150∼ 160∼ 170∼ 180∼ 190∼
15∼ 25∼ 35∼ 45∼ 55∼ 65∼ 75∼ 85∼ (歳 )
o∼
●死亡者数
●患者数
300
200
100
アレルギニを起こす物質
濤
ー
:《レ
箋
鬱
醸
│
化 さ れ、炎 症 や発 作 が起 こると考 え ら れ
て います 。
若 い患者 さ ん では、 8割ぐ ら いが アレ
ルギ ー の関与 す る アトピ ー型 です 。 し か
し、高 齢者 の場合 、 アレ ルギ ー の関与 し
な い非 アト ピ ー 型 が 多 い のが 特 徴 です 。
、
0
6歳 以上 の患 者 さ ん では 半 数 以上 が非
)が 放 出されて、
炎症や発作が起こる。
●アレルギーがないぜんそく
の炎症 や発作 の原因になることもありま
す。ぜんそく の患者さんが高血圧 の治療
薬︶や降圧薬 ︵
β遮断薬︶などが、気道
︵
アスピ リ ンなど の非 ステ ロイド抗炎症
そ のほ か、多 く の消 炎 ・解 熱 鎮 痛 薬
けにして発症して いると考えられます。
アトピー型 で、かぜやスト レスをき っか
アレルギーを起こす原因物質が体 内でlgE抗 体に結合 し、肥満網胞と結
を受けるときは、担当医にぜんそくがあ
1
何らかの刺激によって、肥満細胞が活性化され、炎症や発作が起こると
考えられている。
発作を起こす主な要因
代表的なア レルゲンには、ダニ、八ウスダス ト、ペ ッ
トの毛、かびなどがある。
アレルギ…が
ない場合 ,
刺激を与えるものには、主 に汚れた空気、たばこの 煙、
かぜ、過労やス トレス、天候な どがある。
・発作性 の激 し いせきや 、痰 が出 る
。呼 吸時 にゼ イゼ イす る
な症 状 が起 こります 。
ぜ んそく の発作 時 には、主 に次 のよう
◆主 な症状
にも 、注意 が必要 です。
解 熱 鎮 痛薬 の処方 薬 や市 販薬 を 使う と き
る こと を伝 え てく だ さ い。 ま た、消 炎 。
アレルギーが
(ヒ スタミン、ロイコト
リエンなど
びつくと化学伝達物質
炎症や発作
化学伝達物質
何 ら か の刺 激 によ つて、 肥満 細 胞 が活 性
●アレルギーがあるぜんそく
68
20101 1き ょぅの健康
。動悸
。空 せき
。息 切れ
。急 に動 けなく な る
。かぜ を ひ いた あ と に、乾 いた せき が な
・早朝 にせき込 む
勧 めら れます 。
状 があ れ ば、 医療 機 関を受 診 す る こと が
状 が現 れ な いこと があ り ます 。 以 下 の症
な か でも 高 齢者 の場合 は、 典 型 的 な症
素 を 調 べる検 査 で、 C O P D ︵
慢性 閉 塞
◎ 一酸化窒素検 査 ︱ ︱ 呼 気中 の 一酸 化窒
アレ ルゲ ンを調 べます。
◎ アレ ルゲ ンの特定 ︱ ︱ 血液検 査 な ど で
検 査 です。
す い薬 を使 って、気 道 の過敏 性 を 調 べる
◎気道 過敏性 試験 ︱ ︱ 発作 を起 こさ せ や
●呼吸機能が低下しているため、重症化しやすい
。呼 吸困難 にな る
・胸 の痛 みや違和感 など
かな か止 まらな い
性 肺 疾 患 ︶と の鑑 別を 行 う こと が でき ま
O P Dを合 併 し て いると いわ れ て いま す。
局齢 のぜんそく患者 では、約 あ%が C
す 。一
そく の特 徴 と いえ る ので、 周 囲 の人 も 注
呼 吸抵 抗 測 定 器︶ によ る呼 吸
◎ 10 S ︵
呼 吸時 の気道
抵抗 検 査 ︱ ︱ 呼 吸 抵抗値 ︵
の空 気 の通 り にく さ ︶ を 調 べ る検 査 で、
早期 のぜ んそく が診 断 できます 。
け る空 気 の量 を 調 べる検 査 です 。気 道 が
◎ スパ イ ロ メト リ ー検 査︱ 1 1秒 間 に吐
るほか、次 のよう な検査 が行 われます。
医療 機 関 では、 間診 で症 状 な ど を 尋 ね
が中心 にな って います 。
発 作 を 起 こさ な いた め の治 療 ﹂
在 では ﹁
療 ﹂ が中心 だ った ことも あ り ます が、 現
発 作 を 止 め る治
照︶
﹂ です。 か つては、 ﹁
基 本 は ﹁薬 物 療 法 ︵Ю ∼ 零 ペ ー ジ 参
◆対処法
狭 く な って いると、肺 活 量 も 減 少 し ます 。
COPDなどと鑑別し、
薬物療法 で対処
検査 と対 処 法
意 し てく だ さ い。
特に ﹁
早朝 のせき ﹂ は、高 齢者 のぜ ん
。歩 いたあ と に息 切れがす る
●典型的な症状が出ないことがあり、ほかの病気
と間違われることがある
●COPDを 合併していることが多く、症状だけで
は鑑別が難しい
●発作を繰り返しながら悪化する。気道の炎症が
進行し、呼吸機能の低下を来すとされている
一口И一 ぜんそくの起こる仕組みと、自分の炎症 ・発作の原因を知ろう
*1、 2 -酸 化窒素検査 と、10Sに よる呼吸抵抗検査は、ぜんそ くの検査では健康保
険が適用されない。
きょうの健康 120101
69
●アレルギーの関与しない非アトピー型が多い
危険 ! 高齢者 のぜんそく
薬の使い方
田中 裕 士
こと が治療 の中心と考 えら れ て います 。
症 を抑 え 、発 作 を起 こさな いよう にす る
いと き にき ち んと長期 管 理薬 を使 って炎
ます が、 現在 では、 発作 が起 こ って いな
こと が薬 物 療 法 の中 心 だ った ことも あ り
な ど があります。
、 抗 コリ ン薬 ︵
リ ン薬 ︵
経 口薬 ︶
吸入薬 ︶
、 徐 放 性 テオ フ ィ
薬、 吸 入薬、 貼 付 薬 ︶
2 激
あ る薬 で、 長 時 間作 用性 β
経口
刺 薬 ︵
◎気 管支拡 張薬 ︱ ︱ 気道 を広 げ る作 用 の
式 と スプ レー式 があります 。
札幌医科大学准教授
◆基本 は薬物療法
◆長期管 理薬
﹁
ぜんそく﹂の治療薬は、近年進歩し、高 い効果をあげています。
自分 の病状に合 つた薬をきちんと使う ことが大切です。
﹁ぜ んそく ﹂ の治 療 の基 本 は、 薬 物 療 法
ります。
え る薬 で、 さまざ ま な種 類 があ りま す が、
よ って出 さ れ る化 学伝 達 物質 の働 きを 抑
◎抗 アレルギ ー薬 ︱ ︱ アレ ルギ ー反応 に
気道 の慢性 的 な炎 症 を 抑 え る ﹁
長期 管 理
◎抗 炎症 薬 ︱ ︱ 気道 の炎 症 を抑 え る ﹁
吸
経 口薬 が主 体 です 。 よく 使 わ れ る薬 には、
長期 管 理薬 には、次 のよう なも のがあ
薬 ﹂ と 、 発作 が起 き たと き に発作 を 止 め
入 ステ ロイ ド薬 ﹂ が最 も多 く 使 わ れ て い
、
ロイ コト リ エン受 容体 拮 抗 薬 ︵
経 口薬 ︶
です 。 ぜ んそく の薬 に は、大 きく 分 け て
る ﹁
発作 治療 薬﹂ があり ます 。
ま す。 吸 入 ステ ロイ ド薬 には、 パ ウダー
か つては、起 こ った 発作 を 薬 で治 め る
70
20101 1き ょぅの健康
ィ エー ター遊離抑 制 薬 ︵
経 口薬 、吸入薬 ︶
、 メデ
W サ イ ト カ イ ン阻 害 薬 ︵
経 口薬 ︶
、 テオ フィ リ ン薬 ︵
経 口薬 ︶
経 口薬 ︶ な
2 激薬 ︵
本 で、 短 時 間 作 用 性 β
吸 入薬、
刺
ったり す るた め、経 ロ ステ ロイ ド薬 が 用
機能 が低 下し て いてう ま く 吸 入 でき な か
が現 れ にく か ったり 、高 齢 者 の場 合 は肺
いら れます 。
どを使 います 。
気管 支 拡 張 薬 の効 果 が見 ら れな いと き
など があります。
◆発作治療薬
経 ロステ ロイ ド薬
ナ t7:lプ フ づ
長期管理案
吸入ステロイ ド姜
長時間作用性 β2刺 激薬
ロイコトリエン受容体措抗薬、徐放性テオフィリン薬
れて、吸入ステロイド薬 の量を増やし、抗アレルギー薬や気管支拡張薬など
患者さんの重症度によって、薬の種類や量は異なる。重症度が高くなるにつ
を併用するというよう1こ 、自分の病状に合つた長期管理薬を使う。
医療 機 関 では、 主 に点 滴 で気管 支 拡 張
短時間作用性 β2刺 激薬
は、抗炎 症 薬 の経 ロ ステ ロイ ド薬 を 使 い
発作治療薬
発 作 が起 き た と き は、 まず 、狭 ま って
など
メデ ィエー ター遊離抑制薬
薬 な ど を投 与 し たり 、酸 素 吸 入 が行 わ れ
きょうの健康 120101
71
経 ロステ ロイ ド薬
:
抗炎症薬
ロイ コ トリエン受容体拮抗薬
ます 。発 作 が起 き て いると き は、 痰 の量
抗 コ リン薬
など
いる気 管 支 を広 げ る気 管 支 拡張 薬 を 用 い
│ 1蜃
など
テオフィリン薬
:
気管支拡張薬
丁h2サ イ トカイ ン阻害薬
:
抗アレルギー薬
li∫
たり します 。
気
管
支
拡
薬 願
張
『
輩サ 孟
屋
が増 え ており、 吸 入 ステ ロイ ド薬 の効 果
抗炎症薬
│
吸入ステ ロイ ド薬
ます 。 速 やか に作 用す る薬 を使う のが基
長期管理薬
え る のが治療 の基 本 です 。
たと き には発作 治 療 薬 を 使 って発作 を抑
毎 日使 って発 作 を 防 ぎ、 も し発作 が起 き
。 自 分 の病 状 に合 った 長 期 管 理 薬 を
照︶
︲ ペ ー ジ 下 の図 参
よ って異 な り ま す ︵7
した際 にも 用 いられます。
果 が高 く 、 発作 が起 き て医療 機 関 を受 診
てだ け でなく 、 発作 が起 き た と き にも効
経 ロ ス テ ロイ ド薬 は、長 期管 理薬 と し
アトピ ー型 の患者 さ んに用 いら れます。
gE抗 体 と結 合 し て中和 す る働 き があ り 、
I
険 が 適 用 さ れ た 新 し い薬 で、 血 液 中 の
オ マリズ マブ は、 20 0 9年 に健康 保
は担 当 医 に相 談 し、 薬 を 替 え る こと な ど
あ り ま す。 いず れも 、副 作 用 が出 た場 合
﹁
手 の震 え ﹂ な ど が起 こる こと が
動悸 ﹂ ﹁
2 激 薬 では
﹁
手 の震 え ﹂ な ど、 β
動悸 ﹂ ﹁
刺
胃腸障害 ﹂ ﹁
吐 き気 ﹂
オ フィリ ン薬 では ﹁
気 管 支 拡張 薬 の副 作 用 では、徐 放 性 テ
な いと いえます。
期 間 が短 いた め、 副 作 用 が出 る こと は少
し か し、 ぜ んそく で用 いる場 合 は、使 用
◆段階的薬物療法
し か し、 ぜ んそく の症 状 が週 1回未 満
で、 し かも軽 い場 合 な ど、長 期管 理薬 を
で対応 します 。
オ マリ ズ マブ で は、 ま れ に 注 射 後 に
薬 の種 類 や量 は、患 者 さ ん の重症 度 に
必要 と しな いケー スも あ り ます 。 こ のよ
う な場 合 には、 ぜ んそく の症 状 があ ると
﹁アナ フィ ラキ シ ー シ ョ ック﹂ を 起 こす
て いき ます 。
や気 管 支 拡張 薬 な どを 併 用す る よう にし
ロイ ド薬 の量 を 増 やし、抗 アレ ルギ ー薬
重 症 度 が高 く な る に つれ て、 吸 入 ステ
荒 れ る﹂ な ど の副作 用 が起 こる ことも あ
す。 ﹁
声 が か れ る﹂ ﹁口内 炎 ﹂ ﹁日 の中 が
と少 な いた め、 副作 用 は少 な いと いえ ま
硼
薬 のステ ロイ ド に比 べ、使 用量 が約 1一
吸 入 ス テ ロイ ド薬 の場合 、 経 口 や注射
ど ち らも 副作 用 予防 のた め、 必ず 使 っ
ます 。特徴を知 り、 上手 に使 いま し ょう 。
スプ レー式 があり 、 そ れ ぞ れ特 徴 があ り
吸 入 ステ ロイ ド薬 には、 パ ウダー式 と
こと があ るた め、注 射 後 は 1時 間 ほど 医
き だ け、 吸 入 ステ ロイ ド薬 や抗 アレ ルギ
◆副作 用
ぜ んそく の症 状 が毎 日あり、 日常 生 活
り ます が、 吸 入後 にう が いを す る こと で
ー薬 を使う ことも あ ります。
が制 限 さ れ る よう な 重 症 度 の場 合 に は、
予防 でき ます 。
を定 期 的 に服 用 し たり 、定 期 的 に医療 機
胃潰瘍﹂
白内 障﹂ ﹁
緑内 障 ﹂ ﹁
き の低 下﹂ ﹁
経 ロ ス テ ロイ ド薬 の場 合 、 ﹁
免 疫 の働
◎パ ウダ ー式 ︱ ︱ 一気 に吸 い込 む のが コ
け ます 。
たあ と にう が いを しま す 。歯 磨 きを す る
◆吸入方法 の コツ
療機 関 で様 子を みる こと にな って います。
医師 の指 示 に従 って、経 ロ ステ ロイ ド薬
関で ﹁
オ マリズ マブ﹂ と いう 注射 薬 を使
な ど の副 作 用 が起 こ る こと も あ り ま す 。
前 に薬 を使 う と、う が いをす る手 間 が省
ったり します 。
20101 1き ょぅの健康
72
*全 身に急激なア レルギー反応が起こり、多臓器に症状が現れるもの。
)
スプレー式
パウダー式
スプレー式を使うときの吸入補助具。
補助具内に薬を充満させ、自分のタイ
ミングでゆっくり吸い込むことができる。
ロパウダー式 (吸 入ステロイド薬)ロ パウダー式 (吸 入ステロ
イ曝 と長時間作用性β2刺 激薬の合剤)E31ス プレー式 (吸 入
ステロイド薬)日 スプレー式 (短 時間作用性β2刺 激薬)固
貼付薬 (長 時間作用性β2刺 激薬)□ 経口薬 (ロ イコトリエン
受容体桔抗薬、徐放性テオフィリン薬、ステロイ曝 など
●吸入ステロイド薬の上手な使い方
ボンベ を押すと同時
∼10秒 間息 を止 め、
息を吐き出した状態
に、 ゆっくり吸 い 込
で吸 入 口をくわえ、
一 気 に吸 い 込 む。
む。 吸 い込 んだら5
吸入口を回から離し、
ゆっくり息 を吐 き出
ゆっくり息 を吐き出
す。 タイミングを合わ
す。
せるのが大切。 スペ
ーサ ーを利 用 すると
吸入しやすい。
一盟И一発作 のな いときでも長期管理薬 を使 い、炎症を抑える
ツです 。 上手 に吸 い込 め る人 に向 いてお
り 、自 分 のタイ ミ ング で吸 い込 めます 。
◎ スプ レー式︱ ︱ ゆ っく り と 大 きく 吸 い
込 みま す。 ボ ンベを 押 す タイ ミ ングと 吸
い込 む タイ ミ ングを合 わ せ る必 要 があ り
ます 。高 齢者 は、末 梢 の細 い気 管 支 に炎
症 が起 き て いる こと が多 く 、 そ こま で薬
を行 き渡 ら せ るた め には、 スプ レー式 の
ほう が向 いて います 。 ゆ っく り 大 き く 吸
い込 む ので、高 齢 者 な ど は、 吸 入補 助 具
︵ス ペー サ ー︶ を 利 用 す れ ば、 吸 い込 み
やすく なります 。
◆自 己判断 でやめな い
長 期管 理薬 を き ち んと 使 い、炎 症 を 抑
え る ことが大切 です 。
発 作 時 に使う 気 管 支 拡張 薬 では、気 道
の炎 症 を抑 え る こと は でき ま せ ん。 発作
が治 ま っても 、長 期管 理 薬 を自 己判断 で
やめ たり せず 、 き ち んと 継続 す る よう に
しま し ょう 。
きょうの健康 120101
73
吸入補助具 (ス ペー サー )の
いろいろ
危険 ! 高齢者 のぜんそく
き ょ つからでき る
生活上の工夫
田中裕士
ット の毛 、 天候 など があ げ ら れ ます 。高
て、 汚 れ た空 気 や、 ダ ニの死骸 や糞 、 ペ
めま し ょう 。
な るも のを でき るだ け減 らす こと から始
せ ん。 現在 の住 ま いを 見 直 し て、 原 因 と
札幌医科大学准教授
齢 者 の場 合 は、 かび やた ば こ の煙 、急 激
◆家庭 でできる対処法
響 を 受 け やす いた め、 ″生 活 環 境 病 ク と
こ のよう にぜ んそく は、 生活 環境 の影
あ り ます。 ま た、 スト レ スが発 作 の引 き
吸 い込 んだ だ け でも 発 作 を起 こす こと が
た い空 気 やた ば こ の煙 、 線香 の煙 な どを
し が い ふ ん
な温 度 変 化 な ど でも 発 作 が起 こり やす い
ぜんそく﹂の発作を起こさな いためには、生活環境から
﹁
引き金とな るも のを減らしたり 、温度や湿度などを整えることも大切です 。
″
生活環境病″といわれるぜんそく
日常生活の工夫で
発作を予防する
を 起 こさ な いよう に 予 防 す る こと です。
も いわ れ ます 。 実 際、 引 っ越 し て住 環境
金 と な る場合 も あります 。
い った んぜ んそく にな ると、乾 いた冷
長 期 管 理 薬 に よ る コント ロー ル のほ か、
を変 え た ら、 発作 が起 こら なく な ったと
発 作 を起 こす も のや環 境 は、 人 によ っ
と いわ れ て います。
自 分 の病 状 を よく 知 り、 発作 を起 こさな
いう 例 も あ り ます。 し かし、 引 っ越 し な
て異 なり ます から、 まず 医療 機 関 で何 が
◆ 環境 を見直 す
いた め の生活 上 の工夫 も大切 です。
ど は、 そう 簡 単 に でき るわ け ではあ り ま
現在 、 ぜ んそく の治療 の中 心 は、 発 作
﹁ぜ んそく ﹂ の発 作 を誘 因す るも のと し
74
20101 1き ょぅの健康
ト の毛 の対策 には、 て いね いな掃 除 が重
ま し ょう 。家 の中 のご み や ほ こり 、 ペ ッ
です 。 じ ゅう た ん や畳 も ま め に掃 除 を し
を かけ て でき るだ け 除去 す る こと が大 切
も 原 因 にな る ので、 千 し たあ と に掃 除機
てる方 法 があ り ま す が、 ダ ニの死骸 や糞
す。 ダ ニ対策 と し ては、寝 具を 日光 に当
部 屋 の掃 除 を こま め にす る こと が大 切 で
◎ダ ニ、 ハウ スダ スト、 ペ ット の毛 ︱ ︱
したりす る対策を と りま し ょう 。
ら、 原因 と な るも のを 遠ざ け た り、減 ら
原 因 にな って いる のかを 調 べ、 判 明 し た
防す る こと が大 切 です 。
イ ン フル エンザ ワクチ ン の接 種 など で予
そく を 悪 化 さ せ ま す 。 手 洗 いやう が い、
の粘 膜 が炎 症 を起 こし やす く な り、 ぜ ん
か ぜ やイ ン フル エンザ にか か ると、気 道
◎ かぜ や イ ン フ ル エンザ を 予防 す る︱ ︱
ま しく あ りま せ ん。
やす いので、 室内 に鉢 植 え を置 く のは望
ち ます。 植 木 鉢 の土 な ど にも かび が生 え
やす い場 所 は、 湿気 に注意 し、清 潔 に保
◎ かび︱ ︱ 浴 室 や水 回り など かび が生え
はな る べく 戸外 で飼 い、室 内 で飼 う 場合
は、 1週 間 に 一度 はお風 呂 に入 れます。
拭 き掃 除 を す ると よ いでし ょう 。 ペ ット
し て、掃 き掃 除 や掃 除機 を かけ たあ と に、
大 き な 温度 差 や湿 度 差 を つく ら な いよう
合 併 し て いる場合 も 多 いので、家 の中 に
特 に高 齢者 は高 血 圧 や心 臓 の病 気 な ど を
ら か じ め暖 め てお く よう にし ま し ょう 。
室 は シ ャワー で湯 を かけ ておく な ど、 あ
脱 衣 所 は暖 め て、 あ る程 度 は加 湿 し、浴
間 よ り 寒 いと 発 作 の引 き 金 にな り ま す 。
特 に冬 の入浴 の際 に、脱 衣所 や浴室 が居
にな つて発 作 を 起 こし やす く な り ま す 。
たく て乾 いた空 気 を 吸う と、気 道 が過敏
か い場 所 から急 に寒 いと ころ へ行 き、 冷
◎急 な 温度変 化 や乾 燥 に注意す る︱ ︱ 暖
ょヽ
つ。
ぜ ん そ く 発 作 が起 こ る こと が あ る の で、
代謝 産 物 であ る ﹁アセト アル デヒド﹂ で
.
かぜ、インフルエンザを予防する
手洗い、マスク、インフルエンザワク
チンの接種 など
刺激物を避ける
たばこ、化粧品 など
アル コー ルは控える
発作 の予防
患 者 さ んは飲 酒 を控 え た ほう が よ いでし
要 です 。 可能 な ら ば床 は フ ロー リ ング に
◎ 刺激物 を 避 け る︱ ︱ 最も よく な いのは、
にしま し ょう 。
動 喫 煙 で発 作 が起 こ る こと が あ る の で、
家 族 や周 囲 の人 も禁煙 す る こと が大 切 で
ぜんそく日記を つけて
自分の状態を知る
一人 住 ま いの高 齢 の患 者 さ ん の場 合 、
◆ スト レ ス で発作 を起 こさな いた め に
―」
―
す 。 ま た、 化 学 物 質 過 敏 症 のあ る 人 は、
化粧 品 の スプ レーな どを使 う と き は換気
に注意 しま し ょう 。
◎ ア ル コー ルは控 え る︱ ︱ アル コー ル の
きょうの健康 120101
75
た ば こ の煙 です 。本 人 が吸 わなく ても受
発作の原因となるものを減 らす
ダニ (死 骸、糞)、 八ウスダスト、ペッ
トの毛、 かび など
○
○
悪い。
(工 )
悪い.GI)
発作 が いつ起 こるか不安 で、そ の不安が
。
右 上参 照 ︶
ー タ ーを 使 って測定 し ます ︵
大呼 気 流 量 ︶ のこと で、ピ ー ク フ ロー メ
状態 が わ かり ます 。ピ ー ク フ ロー値 には、
スト レスとな って発作を起 こす場合があ
発作を予防することも できます。
年 齢 と性 別 に応 じた基 準 値 があ り、 基準
ピ ー ク フ ロー値 は、毎 日、朝 昼晩 と寝 る
◎ピ ーク フロー値を測定する︱︱ピーク
値 の“%以 下 にな った場合 が、 発 作 が起
ピークフロー値﹂
ります。そこで、毎 日 ﹁
最
フロー値とは、吐き出した息 の速度 ︵
ヘ
庫 で嘲
鵜
ぜんそくが中等症以上の小柄な女性のピークフロー値とぜん
そく日記の例。 ピークフロー値力お0%以 下になった朝から胸苦
しさが続き、1∞ ″/分 に下がつた夕方、発作が起きている。
いがあおむけに.>自 宅で療養
苦し
はなれる
く
てあおむけに J>救急外来ヘ
苦し
Jれ FJい
「
発作 が起きたら自宅で発作治療薬を使う。 そのうえで、状態
に合わせて上のように対処する。
作 が起 こる か が 一日 でわ かり 、 ぜ んそく
書 き加 え ておく と、 ど のよう なと き に発
す 。 天候 やそ の日 にあ った出 来事 な ど も
程 度 、使 った治療 薬 な ど を書 いておき ま
痰 な ど の状態 、発 作 が起 き た場合 はそ の
し た ピ ー ク フ ロー値 、 息 苦 し さ や せ き、
◎ぜ んそく 日記を つける ︱ ︱ 毎 日、 測定
対策 を とり ます。
き る前 兆 と さ れ て いま す 。 そ のと き は、
2
短 時 間作 用性 β刺 激 薬 を 吸 入す るな ど の
藁事 塁 黎堪塁讐h‐ →
眉一
○
C
○
○
思一
眉一
G墨 )・ 良い
里
里
多 ・②
前 の4回測 る のが よ いと さ れま す が、 無
せき
を 測 定 し、﹁ぜ んそ く 日記 ﹂ を つけ て、
0
0
○
強い
理 な場合 は朝 晩 の2回 でも よ いでし ょう 。
●ぜんそく日記の記録例
自分 の状態を知ること で不安を解消しま
8000250
毎 回 3回測 り、 最 も高 い数 値 を グ ラ フに
基
準
値:::
し よう。どう で つ状態 にな ったら発作 が
(2/分 )400
書 き込 みま す 。 こ の数値 によ って気 道 の
● ピークフロー1直 の記録例
起 こり やす いかがわ かると、安心 でき、
0
0
0 5
○ ○
胸苦しい
76
屏
寛
鐵
t聘
治療研究事業)」
朝
○
○
吸入ステロイ際
多・の
切れ
0・ 少
痰
○
発作
タ 夜
夕 夜 朝
13日 (水 )
1月
(火 )
12日
1月
(月 )
11日
1月
タ 夜 朝
付
日
13日 (水 )
1月
12日 (火 )
) 1月
(月
11日
1月
20101 1き ょぅの健康
httpノ /WWw e― allergyJp/zenSOku/
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島
ピークフローメーター
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昼一
○
○
○
発作 が い つ起 こる か不安 で、 そ の不安 が
大呼 気 流 量 ︶ のこと で、 ピ ー ク フ ロー メ
状態 が わ かり ま す。 ピ ー ク フ ロー値 には、
。
右 上参 照 ︶
ー ターを 使 って測定 します ︵
発作 を 予防す る こと も できます 。
年 齢 と性 別 に応 じ た基 準 値 があ り、 基 準
スト レ スと な って発 作 を起 こす 場合 があ
0
○
ピ ー ク フ ロー値 は、毎 日、朝 昼晩 と寝 る
0
○
ピ ー ク フロー値 ﹂
ります 。 そ こ で、毎 日 ﹁
0
悪い。
(=)
前 の4回測 る のが よ いと さ れ ます が、無
○ ○
を 測 定 し、 ﹁ぜ ん そ く 日 記 ﹂ を つけ て、
強い
理 な場合 は朝 晩 の2回 でも よ いでし ょう 。
せき
自 分 の状態 を知 る こと で不安 を解 消 しま
胸苦しい
毎 回 3回測 り 、 最も 高 い数 値 を グ ラ フに
発作
◎ピ ーク フ ロー値 を 測 定 す る︱ ︱ ピ ー ク
の
で
、
を
。
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ぜんそくが中等症以上の小柄な女性のピークフロー値とぜん
そく日記の例。 ピークフロー値が80%以 下になった朝から胸苦
しさが続き、1∞ ″/分 に下がつた夕方、発作 が起きている。
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作 が起 こるか が 一日 でわ かり、 ぜ んそく
書 き 加 え ておく と、 ど のよう な と き に発
す 。 天候 やそ の日 にあ った出 来事 など も
程 度 、使 った治療 薬 な ど を書 いておき ま
痰 な ど の状態 、 発作 が起 き た場 合 はそ の
し た ピ ー ク フ ロー 値 、 息 苦 し さ や せ き、
◎ぜ んそく 日記を つけ る ︱ ︱ 毎 日、測定
対策 を とります。
き る前 兆 と さ れ て いま す 。 そ のと き は、
2
短 時 間作 用性 β刺 激 薬 を 吸 入す るなど の
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夕 夜 朝
し よう 。 どう いう 状 態 にな った ら発作 が
●ぜんそく日記の記録例
書 き込 みます 。 こ の数 値 によ って気 道 の
80%250
起 こり やす いか が わ か ると、 安 心 でき、
(2/分 )400
値 の“%以 下 にな った場合 が、発 作 が起
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多 。②
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1月
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76
20101 1き ょぅの健康
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●ピークフロー1直 の言己録例
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フ ロー値 と は、吐 き 出 した息 の速度 ︵
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露光尋
醤
轡
に32 間に 3
4回
間
1 ♂
4 全くない 5
;呈
質問5こ の4週 間に自分自身のぜんそくをどの程度コントロールできたと思いますか。
20点 未満
(満 点 )
25点
コントロールできていない状態
医師と相談しましょう。
良好な状態
完全な状態
このままの治療を続けましょう。 完全な状態まであと一息。
でき
た5
完全に
4
ま
ま
あ
でき
た3 十分でき
た
あ
か2
き
な
yで
驚
各項 目の点数を足 して総合点を出す。
(QualityMet● c incorporated,2002)
の状態 が悪 化 し て いるかどう かも わ か る
た め、 発作 の予防 に役 立 てる こと が でき
ます 。 ま た、 医療 機 関 を受 診 し た とき に
医師 に見 せ る こと に より 、治療 方 針 を 立
てやす く なり ます 。
◎ぜ んそく コント 回︱ ルテ スト ー ー 患 者
さ ん が ぜ んそく を コント ロー ルでき て い
ぜ んそく コ
るかどう かを 調 べるた め の ﹁
ント ロー ル テ スト﹂ も や ってみま し ょう 。
4週 間 の状態 を チ ェックす る こと で、自
分 の管 理状態 を把 握 す る こと が でき ま す。
ま た、担 当 医 が患 者 さ ん の状態 を 把 握 す
。
上 の表 参 照︶
るた め にも役 立ちます ︵
◆ 発作が起きたら
発 作 が起 き た ら、 まず 処方 さ れ て いる
発 作 治 療 薬 を使 い、 医療 機 関を受 診 す る
かどう か はあ おむ け に寝 ら れ るかどう か
。
な ど で判断 します ︵
% ページ の右 下参 照 ︶
家 族 も、 予防 や発 作 が起 き たと き の対
処法 を知 り、協力 す るよう にしま し ょう 。
一И一 可 ぜ んそく 日記﹂を つけて、自分 の病状を把握 し、予防 に役立てよう
に 3回 以
1
くできなかつ
倉
5
い
全く
な
4
間に1回
1週
数回 3
間に
1週
2
1、
2回
に
1日
1
1日
*
質問4こ の4週 間に、発作止めの吸入薬
2回
1、
1回
5
3∼
に1回
1日
1
1日 に2回 以上
1週
2、
間に
い
全く
な
に63 間
日、
24
2 ♂間
♂
5
2
(サ ルブタモールなど)を どのくらい使いましたか?
日 日 日 日 日
質問2こ の4週 間にどのくらい息切れしましたか?
い
全く
な
4
少し
3
いく
ぶん
`器
か
なり
1
いつも
d却 寺
ゼ らなかっに
で 職場や家庭で思うよ引 こ仕事躙
*短 時間作用性β2刺 激薬の 1つ 。
きようの健康 120101
77
話 宿]ヌ 糧L題 :ξ
質扁‖
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