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年金生活者等支援臨時福祉給付金の実施について

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年金生活者等支援臨時福祉給付金の実施について
健康福祉委員会資料
平成28年1月19日
福 祉 部 管 理 課
年金生活者等支援臨時福祉給付金の実施について
1
趣旨
「一億総活躍社会」の実現に向け、賃金引上げの恩恵が及びにくい低年金受給者への
支援によるアベノミクスの成果の均てんの観点や、高齢者世帯の年金も含めた所得全体
の底上げを図る観点に立ち、社会保障・税一体改革の一環として平成 29 年度から実施さ
れる年金生活者支援給付金の前倒し的な位置づけになることも踏まえ、また、平成 28
年前半の個人消費の下支えにも資するよう、低所得の高齢者等を対象とした年金生活者
等支援臨時福祉給付金を実施する。
2
給付金の種別・対象者の範囲(別紙1のとおり)
(1) 低所得の高齢者向けの給付金
平成 27 年度の臨時福祉給付金対象者のうち、平成 28 年度中に 65 歳以上となる者。
(2) 低所得の障害・遺族基礎年金受給者向けの給付金
平成 28 年度の臨時福祉給付金対象者のうち、障害基礎年金又は遺族基礎年金を受給
している者。ただし、(1)に該当する者を除く。
※ 平成 28 年度の臨時福祉給付金の加算措置を想定
3
4
支給金額
2(1)(2)ともに、支給対象者1人につき
30,000円
想定対象者数
(1) 低所得の高齢者向け
約48,000人
(2) 低所得の障害・遺族基礎年金受給者向け
約5,000人
5
実施方式
実施主体は区市町村とし、事業の実施に要する経費(事業費・事務費)を国が補助(補
助率:10 分の 10)する。
6
申請受付開始日及び申請期限
(1) 低所得の高齢者向け
各区市町村の規模・実情等に応じて、区市町村において決定する。ただし、平成 28
年前半の個人消費の下支えの観点から、できる限り早期に支給する。
なお、申請期限は、当該区市町村における申請受付開始日から3か月を基本とし、
この期限で対応しがたい場合は、申請受付開始日から3か月以上4か月以内の範囲と
することができる。ただし、平成 28 年度臨時福祉給付金及び低所得の障害・遺族基礎
1
年金受給者向けの給付金の申請時期との重複がないよう留意する。
(2) 低所得の障害・遺族基礎年金受給者向け
平成 28 年度の臨時福祉給付金事業に併せて、区市町村において決定する。
7
8
想定される事務スケジュール
別紙2のとおり
今後の区の対応
(1) 年金生活者支援給付金の前倒し的な位置づけではあるが、国の対応部署が厚生労働
省簡素な給付措置支給業務室になり、その事業の仕組みを活用して実施することとし
たことから、福祉部管理課が関係部署と連携し、実務を担当する。
(2) 予算については、平成 27 年度国補正予算成立後、国による繰越明許を経て平成 28
年度板橋区予算(当初予算の同時補正)で措置する予定。
2
旨
1,130万人
②低所得の障害・遺族基礎年金受給者
向けの給付金
150万人
平成28年度簡素な給付措置の対象者のうち、
平成27年度簡素な給付措置の対象者のうち、
障害基礎年金又は遺族基礎年金を受給して
平成28年度中に65歳以上となる者
いる者(①の支給対象者を除く。)
「一億総活躍社会」の実現に向け、賃金引上げの恩恵が及びにくい低年金受給者への支
援によるアベノミクスの成果の均てんの観点や、高齢者世帯の年金も含めた所得全体の
底上げを図る観点に立ち、社会保障・税一体改革の一環として平成29年度から実施され
る年金生活者支援給付金の前倒し的な位置づけになることも踏まえ、また、平成28年前
半の個人消費の下支えにも資するよう、低所得の高齢者等を対象に年金生活者等支援臨
時福祉給付金(仮称)を実施する。
①低所得の高齢者向けの給付金
年金生活者等支援臨時福祉給付金(仮称)の概要
趣
支給対象者
予算上の対象者数
内
支給対象者一人につき、30,000円
市町村(特別区を含む)
額
事業の実施に要する経費(事業費・事務費)を国が補助(10/10)
実施主体
支 給
用
【平成28年度当初予算案に計上】
費
【平成27年度補正予算案に計上】
精査中
額
3,624億円
予 算
容
(※)低所得の障害・遺族基礎年金受給者向けの給付金は、平成28年度の簡素な給付措置と併せて支給する。
【別紙1】
(注)現段階のイメージであり、今後、変更があり得る。
また、事務作業については、各市町村の規模、実情等に応じて実施することになるため、一部、点線としている。
想定される事務スケジュール
27年
11月
28年
12月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
29年
7月
8月
9月
10月
▲交付決定(事務費、事業費)
▲説明会②
▲事務委任手続き開始
▲補助金繰越手続き▲交付決定(事務費、事業費)
▲事務委任(告示) ▲補助金交付要綱発出(繰越分)
▲支給要領、補助金交付要綱発出
テレビ
テレビ
事前準備
新聞
新聞
関係省庁・機関との調整
11月
12月
1月
2月
3月
4月
説明会① ▲
対
自治体
国
広報
年金生活者等支援臨時福祉給付金(仮称)
(低所得の高齢者向け)
【27補正】
コールセンター・ホームページ
▲3月(2月)補正
予算にエントリー
予算
予算の担保が必要
自治体
調達
調達事前手続
▲ ①システム
改修
契
約 ②申請書
作成・発送等
申
支給
事務
支
11月
対
自治体
請
12月
1月
説明会① ▲
2月
3月
4月
5月
給
6月
7月
国
関係省庁・機関との調整
予算
自治体
データ取込
▲
契
約
①システム改修
②申請書
作成・発送 等
国
広報
自治体
支給
事務
1月
2月
2月
3月
4月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
請
支
給
11月
12月
1月
2月
3月
4月
コールセンター・ホームページ
申
<参考>27簡素な給付措置
【27当初】
請
支
給
【別紙2】
申
12月
1月
①28簡素な給付措置 +
②年金生活者等支援臨時福祉給付金(仮称)
(低所得の障害・遺族基礎年金受給者向け)
【28当初】
支給
事務
11月
12月
テレビ
新聞
データ抽出
自治体へ回付
予算の担保が必要
調達事前手続
調達
11月
コールセンター・ホームページ
システム構築
▲28当初予算に
エントリー
10月
テレビ
新聞
事前準備
日本年金機構
9月
▲交付決定(事務費)
▲支給要領
▲交付決定(事業費)
補助金交付要綱発出
▲説明会②
広報
8月
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