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「まちづくり懇談会」意見交換概要 年度「まちづくり懇談会」意見
名寄市町内会連合会主催 平成26年度「まちづくり懇談会」意見交換概要 平成26年度「まちづくり懇談会」意見交換概要 1.開催概要 今年度のまちづくり懇談会は、10月14日から11月28日まで、小学校区域を基本に市 内 10 会場で実施されました。 主催者挨拶、名寄市長挨拶の後、市からのお知らせとして①名寄市の台所事情②自治基本条例 について③防災対策について④いじめ防止基本方針について⑤市立大学短期大学部児童学科の 4年制化及びその他について担当部局より説明頂き、その後、参加者から質疑・要望などを受け、 各担当部長から回答をいただきました。 本年度は市からのお知らせを少なく設定し、意見・質問等の時間を多くとる形で開催いたしま した。各会場での参加状況や皆様からの質疑・要望については次のとおりとなっています。 2.開 催 次 第 1.開 会 2.主催者挨拶 名寄市町内会連合会会長 中 村 雅 光 3.市 長 挨 拶 名寄市長 加 藤 剛 士 様 4.出席者紹介 5.市からのお知らせ ①平成25年度 名寄市の台所事情 総 務 部 ②自治基本条例について 総 務 部 ③防災対策について 総 務 部 ④いじめ防止基本方針について 教 育 部 ⑤市立大学短期大学部児童学科の4年制化及びその他について 市立大学 6.市政への提言・意見・質問など 7.閉 会 - 1 - 3.開催日時・会場及び参加状況 日 時 場 所 区域 対 象 町 内 会 参加人数 2 区・第 3 区・4 区・第 6 区・9 区・10 区・ 1 10 月 14 日 名寄市役所 (火) 大会議室 名小 11 区・西 12 区・東 12 区・北新区・ 19 人 旭東北区・北斗区・新北斗団地・日進・ ノースタウン 2 10 月 20 日 東小学校 (月) 3 10 月 28 日 智恵文支所 (火) 4 11 月 14 日 日進コミュニティセンター (金) 5 11 月 17 日 ふうれん地域交流センター (月) 多目的ホール 多目的ホール 東小 中名寄小 智恵文 風連日進 風連旭 第 13 区・第 14 区・旭栄区・旭東区・ 21 人 高見区・緑丘区・農高区・中名寄 八幡・智北・更正・振興・中央・瑞和・ 17 人 親和・智西・智南・南 風連日進・風連旭 31 人 風連中央区・風連南区・新大町・風連北栄・ 風連中央小 風連西区・西町瑞祥・風連 2 区・ 32 人 風連豊里・風連アカシヤ 6 11 月 18 日 東風連子供と老人福祉館 (火) 東風連 風連旭 東風連・風連旭 44 人 1 区・7 区・8 区・15 区・16 区・第 18 区・ 7 11 月 21 日 総合福祉センター (金) 多目的ホール 南小 鉄道区・旭ヶ丘区・南が丘区・徳田区・ 28 人 麻生・豊栄区・共和・曙・弥生・ マーガレット・サンピラーなよろ 南 5 区・北 5 区・17 区・第 19 区・20 区・ 8 11 月 25 日 文化センター (火) 大会議室 西小 21 区・寺町区・大町区・大橋区・ 17 人 大橋商工団地・砺波・内淵・瑞穂 9 11 月 26 日 文化センター (水) 10 11 月 28 日 瑞生コミュニティセンター (金) 大会議室 豊西小 下多寄 西風連 栄町区・西町 1 区・西町 2 区・西町 3 区・ 中島区 下多寄・西風連 16 人 25 人 合計 250 名 - 2 - 4.懇談会質疑内容 ■質疑項目(当日会場での質疑・要望) 10 月 14 日 名小区域(名寄市役所会場)・・・・・・・・・・・・・・・・・・3P~ 10 月 20 日 東小・中名寄小区域(東小学校会場) ・・・・・・・・・・・・・・7P~ 10 月 28 日 智恵文区域(智恵文支所会場) ・・・・・・・・・・・・・・・・10P~ 11 月 14 日 風連日進・風連旭地区(日進コミュニティセンター会場)・・・・13P~ 11 月 17 日 風連中央小区域(ふうれん地域交流センター会場) ・・・・・・・17P~ 11 月 18 日 東風連・風連旭地区(東風連子供と老人福祉館会場)・・・・・・20P~ 11 月 21 日 南小区域(総合福祉センター会場) ・・・・・・・・・・・・・・24P~ 11 月 25 日 西小区域(文化センター会場) ・・・・・・・・・・・・・・・・27P~ 11 月 26 日 豊西小区域(文化センター会場)・・・・・・・・・・・・・29P~ 11 月 28 日 下多寄・西風連地区(瑞生コミュニティセンター会場)・・・33P~ 【10 月 14 日 名小区域 (市役所名寄庁舎)】 (1)台湾教育旅行受入について (1)台湾教育旅行受入について 昨年市で台湾からの教育旅行の受入れを行ったが、受入体制が悪く、スキー場の対応は振興公社に 丸投げだった。受入れ後のチェックや内容の改善が必要。 回答:副市長 昨年度が初めての事業であり、ご指摘の部分は組織的に反省し、改善を徹底させていただきたい。 今年度も1校は2月または5月に受入れる予定であり、2月の場合はスキー体験も行うため振興公社、 スキー連盟などの方々にお世話になると思うが、ご指摘の部分はしっかり対応させていただきたい。 (2)合宿の里ポスターについて (2)合宿の里ポスターについて 市の「合宿の里」のポスターを作成したが、特産品であるアスパラのくずが写っているため、改善 が必要である。市へ剥がすように要請したが、職員も危機意識がないと思う。 回答:副市長 アスパラの写真は、ご指摘のとおり改善の余地があると思う。ポスターは振興公社が作成しており、 写真の張り替えを含めて速やかな対応ができなかったことをお詫び申し上げたい。組織的に対応でき る部分はしっかり対応させていただきたい。 (3)AEDのリースについて (3)AEDのリースについて AEDは、リースより買取の方が各段に安いということだった。リースでは業者に任せることにな るため、市の仕事量を削減しているように思える。いかに少ない金額で行政効率が上がるか考える必 要がある。職員へ指導してほしい。 回答:健康福祉部長 AEDは、ご指摘のとおり日本赤十字社の共同購入で安く購入できる。今年の場合は6月の締め切 - 3 - り時点で購入の判断がつかず、4台をリースするという措置をさせていただいた。その4台は名寄庁 舎、風連庁舎、智恵文支所、総合福祉センターに各1台、市民の皆さんにわかりやすい周知を含めて 設置したいと考えている。来年度は主に学校のAEDが更新になるため、日本赤十字社からの共同購 入により適正に対応したい。 (4)市の施設の利用料金について (4)市の施設の利用料金について 市が管理する施設について、使用料に差があると不公平なため、統一を図ってほしい。団体への減 免基準などを職員がきちんと勉強し、再確認が必要。 回答:教育部長 社会教育関係団体、学校教育関係団体、社会福祉関係団体が使用する場合、使用料を5割減免とし ているが、具体的な団体名が登録されておらず、担当職員により利用団体が減免に値する団体か判断 する。個別の対応については事実確認しながら対応させていただきたい。窓口でのスムーズな対応、 利用団体の確認も含め、担当職員へしっかり指導してまいりたい。 回答:副市長 公共施設の使用料は、平成27年から見直し作業に入り、平成28年から見直しとなる。減免規定 や暖房料などの公共料金も含めて整理し、市民の皆様にお伝えさせていただきたい。 (5)福祉バス (5)福祉バスの利用 福祉バスの利用について の利用について 町内会と老人クラブの事業でバスを利用する際の市の補助制度があるが、非常にわかりにくかった。 申請しやすい制度となるよう民間や市民の目線になって検討いただきたい。 回答:副市長 高齢者のバス利用の関係については、改善すべき点があると思う。具体的な内容については、後ほ ど担当の健康福祉部長からご相談させていただきたい。 (6)災害時の備えについて (6)災害時の備えについて ハザードマップをもとに町内会の役員により、洪水や災害が起きた場合の避難場所や連絡先、避難 の際の持ち物などを抜き出し、高齢者が見てもわかりやすいようにマップを作成した。災害時の備え について、情報提供の方法を今一度検討いただきたい。 回答:副市長 独自に自主防災組織を立ち上げている町内会があるが、本当に有効だと思う。行政が作成したハザ ードマップは、名寄地区・風連地区・智恵文地区をコンパクトにまとめたものであり、非常にわかり づらいのではないかと思う。ご指摘のとおり、何を持ち出せばいいのかという説明が不足しているこ とも含め、次に作成する際はわかりやすいものとなるよう工夫したい。 回答:総務部長 ハザードマップは、災害時の持ち出し品も含め、平成27年度中にさらにわかりやすいものを作成 したいと考えている。できるだけ町内会の負担が少なくなるよう、防災に関する補助制度をご活用い - 4 - ただきたい。個別の相談は常に受け付ける体制をとっているため、ぜひご相談いただきたい。 (7)災害時の避難について (7)災害時の避難について 8月4日、5日の大雨災害時、市からの避難指示はなかったが、忠告などの気遣いがほしかった。 災害対策本部では、どこまで市内の状況を把握されていたのか疑問である。 避難場所まで距離が遠く、地域の半数の方は自力で避難できないと思われるためバスを出してもら うようお願いしたが、検討の結果がない。日進地区の方々は健康の森の管理棟に避難したが、サンピ ラーパークのカーリング場の方が避難場所として適しているのではないか?近隣の町内会も含めて 避難できるよう検討いただきたい。 回答:副市長 8月4日、5日は名寄川が未曾有の水位であったため、危機感をもって対応させていただいた。災 害対策本部では、市の所管する消防署や名寄警察署、河川事務所、開発局の担当者が集まり対応した。 雨の状況を気象台から入手し、上流での水位もみながら、関係省庁とも確認をとり、避難勧告する段 階ではないと判断した。 サンピラーパークは道の施設のため、使用する上で様々な手続きが必要であることから、市の施設 である健康の森の管理棟に職員を配置し対応させていただいた。サンピラー館も今後避難先として適 切かも含め検討させていただきたい。 水害時は道路が寸断される可能性もあることから、バスが有効かも含め検証しなければならない。 回答:副市長 バスの台数も含め可能であるか調査したが、結果としては非常に困難であった。 水害で1階が浸水する場合は2階に逃げる「垂直避難」、土砂災害の場合は家そのものが飲み込ま れる危険性があるため、早い情報提供で避難場所に避難する「水平避難」が有効であるとされている。 各地で災害が頻発したため、国からは災害時の避難方法も含め様々な指示がきている。市では現在の 避難場所が適切なのか、避難場所の収容人数なども含め、検討しているところであり、計画作成後は 市民の皆様へ情報提供したいと考えている。 名寄市は「災害の少ないまち」として安心していた部分もあったことと反省している。要援護者へ の対応としては、局所災害では車で迎えに行くことも可能と考えるが、広範囲での災害では何が一番 有効なのか各町内会長等と協議し、より有効な対策を検討させていただきたい。 (8)市の (8)市の業務委託について 市の業務委託について 市職員の人数も減り、一定の業務量をこなしていく中、業者への委託が増えていくと委託先で問題 があった場合解決が難しいと思う。現場の把握も含め適切に対応いただきたい。 (9)いじめの問題について (9)いじめの問題について いじめられている子の対策だけでなく、いじめている側にいる子どもへの対応として、学校で希望 を与える方法などを考えていく必要があるのではないか? 回答:教育長 いじめに関しては、とらえ方によって解消の仕方が大きく変わってくると思う。子ども達には、い - 5 - じめがある場合も、ない場合も常に学習させなければいけない問題であり、いけないことだと恒常的 に考えさせることが教育の大きな狙いであると考えている。各学校には、いじめは起こってから対応 するものではなく、どんな理由でも許されない行為だと徹底して指導するようお願いしている。 国の「いじめ防止対策推進法」を受け、名寄市において「いじめ防止基本方針」を策定した。大き な特徴としては、教育委員会や市立学校、教職員、保護者などの関係者の責務、市民及び事業者の役 割が記載されている。いじめる側の指導も非常に大事だが、一番大事なのはいじめを起こさないこと である。この様な視点から今後ともいじめ防止対策にご協力いただきたい。 子ども達自らいじめ防止について考えていこうとの考えから、11月18日に東中学校を中心とし て、市内14小中学校の生徒会、児童会が一同に会し、いじめ防止サミットを開催する。この取り組 みは学校を変えて毎年継続して取り組んでいきたい。 (10) 10)自主避難の方法について 各地域で指定された避難場所があるが、避難場所へは避難勧告があってから向かうのか、自主的に 避難して良いのかお聞きしたい。 回答:総務部長 避難が必要な場合は、市から避難指示や避難勧告をし、避難場所も含めてご案内させていただき、 事前に避難所の鍵を開けて受け入れ体制をとっている。自主的に避難する場合は、避難所の用意がで きていない場合もあるため、自主避難する旨を市の災害対策本部に事前に連絡いただければ対応可能 である。夜間警備がいる場合は良いが、機械警備の場合もあるため、事前の相談に応じて適切な避難 場所の鍵を開けてお迎えしたい。避難勧告を出した場合は事前に連絡をいただく必要はない。 (11) 11)市営球場へのAEDの設置について 名寄球場、風連球場ともにAEDの設置がない。病院で使わなくなったものや、市で購入するなど して設置を検討していただきたい。 回答:副市長 AEDは、スポーツセンターなど管理人が常駐している場所でなく、土日祝日を中心として行われ る大会開催期間中は、名寄は体育協会、風連は生涯学習課において対応している。設置については関 係団体と協議し、検討させていきたい。 (12) 12)市立短期大学保育学科の4年制化について 保育士・幼稚園教諭・特別支援学校教諭の資格や免許を取れるような教育をしていくことから児童 学科を4年制化するとのことだが、市の公費を投じて一種の免許をもった学生を輩出するのであれば、 看護学科も含め名寄で学んだ学生や生徒が名寄で働けるような環境を整備していただきたい。 回答:副市長 児童学科の4大化については議会を含め様々な議論をしており、伺ったご意見はしっかりおさえさ せていただきたい。 - 6 - 【10 月 20 日 東小・中名寄小区域 (東小学校)】 (13)水害時の対応、汚染管の状況について 13)水害時の対応、汚染管の状況について 8月の大雨の際、浄水場の右側の住宅が床下浸水し、市へ実態を見に来てほしいとお願いしたが、 徳田や豊栄川付近に職員が配置され手が回らないとのことだった。4年前も同様の対応だった。その 後、市や市議会議員へ状況を報告したが、一向に連絡がない。 そよかぜ道路の山手側の汚水槽の排水溝が浅いという認識がある。また、15線道路の下の汚水管 が細く、枯れ葉や雑草などの障害物によってせき止められてオーバーフローし、住宅の方に水が流れ 出てくるのではないかと思う。状況をご確認いただき、解決に向けた工夫をしていただきたい。 回答:建設水道部長 市や警察署へも連絡が来ていたが状況が把握しきれず大変申し訳なかった。ご指摘のとおり、そよ かぜ線から40号線の東側に向かって水が流れている状況を確認している。そよかぜ館の上側にも用 水が走っており、急勾配のため、溢れた排水が流れているのも一つの原因かと思われる。改めて現地 を確認させていただき、工夫しながら適切な対応をさせていただきたい。 回答:副市長 今回の水害のように市内各地で同時多発的に起こったことは従前なかったことである。排水管の経 路も含めて調査し、できるだけ早期に改善できるよう検討させていただきたい。 (14)水害時の対応、避難方法について 14)水害時の対応、避難方法について 8月4日、5日の大雨時、真勲別の水位の測定値が105メートルを超えており、市は危険な場合 は連絡するとのことだったが、現場にいる側は緊迫していた。消防士が堤防を巡回していたため、現 況を伺ったが、わからないと言われた。本部に情報を確認するなどの対応をしてほしかった。 町内には路面状況が悪い道路があり、万が一避難する場合に緊急車両が通れなければ困るため、避 難対応できるよう整備してほしい。避難方法について、住民への周知をお願いしたい。 回答:総務部長 真勲別はかつてない程水位が上がり、8月5日は153.5ミリの雨量であり、9時から11時の 間には3分の1の量の雨が降った。河川事務所にもご協力いただき、特に名寄川や豊栄川は注意深く 監視を行った。市のほか、警察署、自衛隊なども待機し、関係機関そろって対応させていただいた。 地元への照会については、その時にある情報を的確に伝える必要があるため、すぐにご連絡できなか ったことはお詫び申し上げ、今後はできるだけ適切な情報提供ができるよう努めたい。 回答:消防署長 消防署としても各地区の見回りを行い、消防署へ直接問い合わせや通報もあった。問い掛けに対し 情報を提供できなかったことは大変申し訳なく思っており、今後は住民からの問い掛けにも適切な回 答が出せるような体制で取り組んでいきたい。 回答:建設水道部長 道路整備については、地域の皆さんからの要望が非常に多く、早急に手掛けることは難しい。一度 - 7 - 現状を確認させていただき、できる限りの対応をさせていただきたい。 ■学校は水害時避難場所として使えないのか?東小学校は他の災害時は避難できるが、洪水時はダメ となっている。旧北斗団地から避難する場合、歩いて避難するには無理があると思う。 回答:総務部長 ハザードマップの避難所は、名寄川・天塩川が同時に氾濫した場合を想定しており、水位も分けて 表している。国の法が変わったこともあり、災害の程度も局地的・同時多発的な大雨の場合も含め、 改めて見直したい。名寄市の地形は、平時はフラットだが、災害時は広く水がつくという反面もあり、 避難所がどうしても遠くなる場合があることをご理解いただきたい。 回答:消防署長 人命的な危険から皆さんをお守りするため、遠くはなるが、水がつかない高台に避難するよう早め に勧告する。危険を感じた場合は皆さんの判断で早めに自主避難していただきたい。 回答:副市長 東小学校を避難所に指定していない理由として、市内の高い建物を有効活用するため他の避難所を 指定している。見直しの際は、名寄川・天塩川が同時に氾濫しない場合や短時間に大量の雨が降った 場合などを想定し、一番良い避難方法を地域の皆さんと協議をしながら進めていきたい。ハザードマ ップは、小学校区単位や複数町内会単位など、わかりやすいものを作成するよう整理したい。 天塩川は、名寄地区の水位だけでなく、風連・士別など上流から流れてくる水量などの情報も開発 局に確認し、その情報を町内会へ連絡する方法も考えなければならない。市では、エアてっしと連携 して防災ラジオの設置も考えている。災害情報を一番にお知らせしたいのは町内会の役員と考えてお り、新しい連絡体制やシステムの構築について、皆さんのご意見をいただきながら進めたい。 (15) 15)市立短期大学保育学科の4年制化について 少子化が進み、今後子どもが少なくなると想定されるが、保育学科を4大化するのは人材育成の意 味では大変良いが将来的にペイするのか?名寄市としての考えをお聞きしたい。 回答:大学事務局長 2年制の短期大学では、学生の保育士や幼稚園教諭の養成が実習も含め非常に過密である。2年生 になると保育所や幼稚園に実習に行くが、後期はほとんどが実習に費やされ、落ち着いて幼児教育や 保育について学ぶゆとりや時間が足りない状況である。今後少子化や女性の社会進出が進む中で、多 様な保育・教育ニーズに対応するためには、しっかりとした養成をしなければならないと考えている。 全国・全道の短期大学の学生募集の状況は下降気味だが、大学への進学率は微増である。今後も高 校生の多様な進路選択の中で、学生を確保できる見通しを持ち、4年制化することにより優れた能 力・資質を持った学生を教育していきたい。 (16) 16)水害の判断基準について 8月5日の水害では、2時間で54ミリの雨が降ったとのことだが、本州では1時間に100ミリ 以上の雨が降っている。100ミリを超える雨量は想定外ではないため、今後市の防災を考える際は、 - 8 - 100ミリをひとつの目安に整備をすべきではないか? 回答:副市長 天塩川と名寄川の堤防は100年に一度の大雨を想定して造られている。豊栄川では、短時間に大 量の雨が降ると排水が一度に飲みきれなくなり、道路に水が溢れ、床下浸水や交通も麻痺する状況に なる。下水道の排水管の改修について、国が費用の2分の1を負担し、残りの2分の1を市町村が負 担するという制度もある。被害の危険がある時間帯に外に出て水につかり、死亡につながるようであ れば、まずは2階に逃げ、次なる災害の支援を待とうという「垂直避難」の方法を国では進めている。 市としては、開発局と連携して水位のチェック機能を高めていこうと考えている。また、天塩川に ついては巌ダムが効果的という話も伺い、異常気象の場合はダムの活用も有効であると考えている。 市民の皆さんには災害に関する様々な情報をお知らせし、地域において地域防災組織を可能な限り作 っていただき、意見交換をしながら進めていきたい。 (17)史跡の看板について 17)史跡の看板について 緑丘のレンガ工場の跡の看板が、古くなり字が読めない状態のため、看板を書き替えたら良いので はないか?古いものも利用すれば市の活性化にもなるため、小さいことにも気を配ってもらいたい。 回答:教育部長 現場を確認させていただき、対応を検討したい。 回答:副市長 自分たちの住むまちの歴史やふるさとを大事にすることは大切なことである。施設を管理している 方にもお伝えしたい。 (18) 18)歩道の除雪について 歩道に除雪が入ると細い道ができるが、出入り口がなく通学路となっているため防犯的に良くない。 途中に道を開けるような対応をしていただきたい。 回答:建設水道部長 道路側と歩道側の両サイドから行うとどうしても真ん中に雪が積もり、その状況が長く続くと途中 から抜けられない状態になる。除雪としてはその方法が一番効率的であり、防犯上の問題意識は持っ ているが、除雪の度に対応できるかという課題がある。子ども達が登校する7時半までには除雪を終 わらせなければならないという時間的な制約もあり、日常的な除雪の際は難しいと考えている。排雪 などの場合において対応できないか協議したい。 (19)縁石の草刈りについて 19)縁石の草刈りについて 国道や中央通りの縁石に草が生えており、見るに堪えない状態である。町内会でも協力して整備し たいと考えている。 回答:建設水道部長 縁石の草については、市道はもとより国道・道道も含めてなかなか手が付いていないのが現状であ - 9 - り、非常に景観が悪く申し訳なく思っている。歩道以外の河川・道路・公園の整備など町内会の皆さ んにお世話になっている実態もあり、縁石の草の関係についても協議が必要であったと思う。道路の 延長が非常に長いため、どこまで町内会の皆さんにお手伝いいただけるか、また、道路愛護において は一定の年齢の方が中心となって作業する実態も含め、改めて方法を検討させていただきたい。 (20) 20)除雪後の道路整備について 除雪により道路がきれいになるのは良いが、除雪後の路面が硬く滑る状態である。転倒し事故につ ながる危険もあることから、対策について考えていただけたら幸いである。 【10 月 28 日(火) 智恵文地区(智恵文多目的研修センター)】 (21) 21)防災ラジオの配布について 町内会長と行政との懇談会の中で防災ラジオを各町内会へ3台配布し、10月頃には配り終えると のことだったがどの様な状況なのか?値段は1台1万円程度とのことだが、それほど高価なものが必 要なのか? 回答:総務部長 防災ラジオの配布時期が遅れていることについてお詫び申し上げたい。当初10月を目途としてお 配りしたいとお話ししたが、発信点のアンテナの開局工事の遅れに伴い、ラジオの発注作業も遅れて おり、年内には各町内会に3台お配りしたいと考えている。 防災ラジオは充電式となっており、コンセントに指していただければ災害時に自動的に立ち上がる 仕組みになっている。市販のラジオより感度が高く、特殊なラジオのため単価が高くなっている。1 0分置きに防災情報を配信し、防災ラジオのほかご家庭のラジオでも聞けるようになっているため、 複合的にご活用いただき、情報収集に努めていただきたい。 回答:佐々木副市長 伝達方法しては、防災ラジオだけでなく、携帯電話やスマートフォンでの緊急速報メールの配信、 テレビのDボタンの活用なども行う。 防災ラジオは、町内会の会長、副会長、総務担当者などの関係する役員に配布したいと考えている。 自動起動型のため、災害時には日中、深夜問わずいきなり情報が入るため、活用の際の訓練も同時進 行で行わなければならない。災害情報ができるだけ広く伝わるよう、導入時には町内会へ説明と対策 について具体的にお伝えしたい。 (22) 22)市立大学の図書館について 大学の図書館を新設するという説明があったが、一般の方でも利用できるのか?市立図書館との差 別化は図られているのか? 回答:大学事務局長 大学の図書館は開学時に整備したものであり、短期大学の図書館と旧恵陵高校校舎の図書室を再利 用し2箇所に分けて設置している。他大学と比較すると大学の図書館としての整備が進んでおらず、 - 10 - 学生が十分に学習できる閲覧できるスペースが足りず、本を収納するスペースもなくなってきている ため、一昨年度から基本計画を策定し、昨年度建物の基本設計を行った。 大学の図書館は一般利用が可能であり、市立図書館と同様に登録をして借りることができる。市立 図書館と比較すると一般文芸書は少なく、看護師や管理栄養士、社会福祉士、保育士、幼稚園教諭を 養成するための専門的な図書が多い。一般教養書は市立図書館と比較して多いが、蔵書の内容が少し 違う。新設後は、さらに一般の方に利用していただきたいと考えている。 市立図書館は社会教育の教育機関であり、図書館法という法律で整備されており、専門職員も配置 されているが、大学図書館は図書館法で整備されるものではない。現在、市立図書館との蔵書のやり とりも可能となっており、近郊の市町村の図書館や公民館の図書室との連携にも取り組んでいきたい と考えている。大学図書館は学生の教育、大学の研究のための情報提供機関であるが、地域の皆様に もご利用いただき、大学をより理解していただきたいと考えている。 回答:副市長 名寄市と士別市が中心となり定住自立圏を形成しており、共同の施設利用など、広域的にまちづく りを連携しようとしている。その有利な財源を利用して整備するため、名寄市内だけでなく、近隣市 町村の住民も大学図書館の利用が可能と考えている。 (23) 23)名寄市の財政状況について 名寄市は財政の赤字がないと聞いたが、どこの市においても財政状況は大変というイメージがある。 どの様な工夫により赤字をなくしているのか? 回答:副市長 資料の1ページに記載があるが、市民の皆さんからいただいている税金は14%であり、約30% が自賄い、その他は国からの地方交付税である。国の財政は1千兆円を超える借金があるため、国自 体の財政健全化をしないと市の財政も悪くなる状況である。市民の皆さんの税金や使用料などの上乗 せはしておらず、国の財政状況により自賄いできる比率は少ないが、国からの支援を得ながら市民の 福祉サービス等につながるまちづくりをするべく、健全な財政運営に取り組んでいる。 (24) 24)水害時の対応について 水害時はどこの地区よりも早く智西地区に重機を貸与することを30年以上前に市と約束したが 未だに実行されていない。具体的にいつ頃実現できるのか? 回答:建設水道部長 これまで対応が遅れた事について大変申し訳なく思っている。8月4日から5日にかけては153 ミリを超える雨が降り、ポンプの準備など十分な対応できなかった。改めて調査をさせていただき、 地域の皆様とご相談をしながら改善に向け検討してまいりたい。 水害時は市内数カ所で浸水があったが、どの地域が一番先に水がつくかある程度把握しているため、 対応策について今後検討させていただきたい。 ■智西地区はすぐに水が溜まり、数時間で冠水してしまうため、雨が降る度に心配である。市にポン プでの水汲みを依頼しても他の地域も氾濫しているためすぐには行けないと言われた。何度も申し入 - 11 - れしているが、知らない顔をされる。 回答:中村建設水道部長 樋門自体は本線からの逆流を防ぐために設置されているため、溜まっている水を全部処理すること はできない。ポンプでの水処理は市内の建設業界にお願いするが、現場での作業もあるため、市が要 望する台数のポンプの準備ができない場合もあり、その場合はリース会社に依頼することになる。水 の処理にはポンプだけでなく、運搬する車両、人員、ホース、発電機が必要であり、常に準備されて いるとは限らず、ひとつでも足りないと現地へ向かえないため、近隣の市町村へのポンプの貸出依頼 も含め臨機応変に対応している。現行のポンプでは近年の気象状況に対応できないことも承知してお り、改めて検討させていただきたい。 回答:副市長 十分な対応ができなかったことについてはお詫び申し上げたい。過去の経緯もしっかり確認し、対 応させていただきたい。 (25)水害時の排水について 25)水害時の排水について 智恵文支所東側の用水から道道名寄美深線へ横断する埋設管があるが、ゲリラ豪雨などで一気に雨 が降ると、水が飲み込めず溢れる状況である。近年は水が多いため見直しをしてほしい。 回答:建設水道部長 道道の横断については市単独では対応できず、関係機関との協議も必要と考える。8月の大雨災害 以降、9月末までに8地区から32項目の要望をいただいているが、すべて対応できてはおらず、公 共災害として国に申請している箇所もあり、今後の対応となる部分もある。対応できていない部分は しっかり対応してまいりたい。 回答:副市長 今回の異常気象はここ数年になく、短時間で同時多発的に雨が降り、市の公共下水道でも飲みきれ なかった所もある。ご指摘のとおり、排水管の径が小さいのは間違いない。管理をしている土現も含 め、現地を確認し、対応策を検討させていただきたい。 (26) 26)樋門の管理について 智恵文川の南1号線と2号線の間に樋門があるが、エンジン不良で水がよく上がらず漏れている状 況である。現在も田んぼの用水や予防水として活用している。市で状況を把握し、対応について要望 いただきたい。 回答:副市長 水利組合が管理する施設のため、担当部署と水利組合長で協議させていただきたい。 (27) 27)ハザードマップの作成について ハザードマップは天塩川、名寄川を中心に洪水になった場合の避難場所について記載されているが、 智南地区には河川が3~4本あるため、その部分も考慮して作成してほしい。 - 12 - 回答:副市長 ハザードマップについては、1枚の大きな図面に名寄市内全部の地域入れるとわかりにくく、実態 に合わない部分もでてきているため、近いうちに整理するよう準備を進めている。 (28) 28)高齢者宅 高齢者宅の屋根の雪下ろしについて 独居老人や身体障害者世帯が増えており、今までは年1~2回の屋根の雪下ろしをボランティアで 行ってきたが、町内会も財政も厳しいため、市で手助けしてもらえたらありがたい。 回答:健康福祉部長 独居老人宅の雪下ろしには、日頃から町内会の方々に行っていただき感謝している。市では独居老 人や高齢者に対する除雪サービスを行っているが、屋の雪下ろしは助成の対象外であり、新たに助成 制度をつくるには財源が必要となるため実施は難しい。また、全ての地域で職員が対応することは、 職員の数からも難しく、今後とも危険箇所には注意を払いながらご協力いただければありがたい。 ■農村部では道路までの道が遠いため、トラクターを使っての作業となる。市からの助成券のほか、 業者に有料で依頼しているが、屋根まではやってもらえない。地元の方が除雪を行うのも危険である ため、業者への依頼など対応をお願いしたい。 回答:副市長 高齢化社会の中で地域の皆さんにお手伝いいただくことは非常に難しい状況になっている。通路確 保や屋根の雪下ろしに対して、全額税金を使って行うことも困難なため、家主の自己負担を原則とし ている。農村地域における課題については持ち帰って協議させていただきたい。 (29) 29)智恵文支所(多目的研修センター)の開館について 智恵文支所(多目的研修センター)の開館について 正月に町内会の恒例行事を行うため、三が日以降使用できるとありがたい。 回答:副市長 病院では患者の健康管理も含めて年末年始の開院日を調整しているが、他の施設の開館は難しい。 回答:智恵文支所長 基本的に休館日は決まっているため、町内会の行事等での利用であれば町内会館等で対応していた だきたい。会館での対応が不可能な場合はご相談いただきたい。 【11 月 14 日(金) 風連日進地区(日進コミュニティセンター)】 (30) 30)災害に備えた土嚢の設置について 水害により浸水する場合に備え、日進の学校敷地内に砂や土嚢を堆積し、必要な時に袋に詰めて持 って行くなどの対策はできないか? - 13 - 回答:総務部長 最近はこれまで経験のない豪雨が短時間に降り、多くの被害が出ている。現在、風連庁舎・名寄庁 舎・智恵文支所に分けて土嚢を配置しており、初動が早くなるよう工夫をしている。土嚢の数にも限 りがあり、各家庭の分まで十分用意することは難しく、使用場所も優先順位をつけなければならない。 あわせて管理の問題もあるため、調査・検討させていただきたい。 回答:副市長 消防団を含めた事前の対応も可能と思う。土嚢は風雨にさらすと長持ちしないこともあり、全市的 な取組となるため、研究しながら検討させていただきたい。 (31) 31)市立短期大学児童学科の4年制化について 市立短期大学児童学科の4年制化について 少子化が進む中、社会保育学科を設立し、定員50人が集まる見込みはあるのか? 回答:大学事務局長 定員については、現行の短期大学部ですでに1学年50人を養成している。現在、大都市部などに おいては保育士・保育所ともに不足しており、政府では保育士を増やそうとする政策を行っている。 しかし、保育士を量的に増やそうとすると質が下がるというジレンマがある。本市の様な過疎地では 待機児童はいないが、保育所を適切に運営しなければ地域の皆さんの生活が成り立たない。これから の日本の未来に対応していくため、より質の高い保育士や幼稚園教諭を4年制の大学の課程において 養成しようと考えており、市民の皆様にご理解を得ようとしているところである。 (32) 32)風連地区での検診の受診について 風連地区での検診の受診について 保健センターが行う子どもの1歳半検診について、人数が少ないため風連地区では開催されなかっ た。できれば、1歳半検診、3歳児検診などを風連でも開催してほしい。 回答:健康福祉部長 人数が少ない場合、保健師が出向いて検診することができない場合もある。現場の事情を確認し、 どの様な体制になっているかも含めお知らせしたい。 (33) 33)風連日進地区の扱いについて 子どもを救急連れていくため市立病院へ連絡し「風連日進」と伝えると看護師から嫌な反応をされ た。保育所の送迎の際は遠いためバスに乗せてもらえない。日進地域の住民の環境を良くしていくよ うな考えをもってほしい。 回答:副市長 日進地区だけではなく、農村部など他の地域の方からもその様な声がないとも限らない。対応が悪 いところは改善していきたい。 (34) 34)河川の雑木の伐採について 3年前から土現に河川の木の伐採を要請しているが進んでいない。農作業に支障が出るため、市か ら土現などに強く要請するようお願いしたい。 - 14 - 回答:建設水道部長 河川の雑木の伐採については、今年8月の2回の大雨被害により、他の地域からも要望をいただい ている。市では、年に1度土現にお願いをしているが、予算取りがなかなかできないのが実態である。 国や道へ要望をあげても全てに予算が付かず、少しずつ予算を持って年次計画で進めている。市も先 頭に立って要望していきたいと考えているが、河川の本数も多く、難しい状況である。地域の皆さん が自主的に雑木の処理を行う場合は、許可いただけるよう土現に話をしていきたい。 (35) 35)歩道の新設について 風連日進地区の道道に歩道がなく、事故の危険性もあるため、歩道の設置または車道の拡張など、 道へ強く要望してほしい。 回答:副市長 要望として承りたい。 (36) 36)市職員の対応について 市へ電話で問い合わせをした際、風連地区と異なる名寄地区の情報が伝えられた。住む地区によっ て状況が違う場合もあるため、確認が必要である。また、電話を受けた職員は部署や名前を名乗るべ きである。 回答:副市長 職員の対応に誤りがあったことについてお詫び申し上げたい。合併後、市役所への電話は全て名寄 庁舎に繋がる仕組みになっており、説明不足により誤解もあったことと思う。職員が電話を受けた際 の確認方法については徹底させていただきたい。 (37) 37)個人情報の取扱いについて 合併前の風連町役場では役場内の配置図を出してもらえたが、配置図をもらおうとすると個人情報 のため出せないと言われた。市の所属の情報を表に出せないのは変ではないか。 回答:副市長 配置図は個人情報ではない。その様なお答えをしたことについてはお詫び申し上げる。配置図等の 配布方法等については内部で検討させていただきたい。 (38) 38)樋門の管理について 樋門の管理について 各地域の農村部の排水から風連別川に繋がる大きな排水に樋門がついており、一般的に地先の人が 管理委託を受けているが、洪水時の樋門の操作は誰が行うのか? 回答:建設水道部長 樋門の操作は委託を受けている地先の方が判断されることになる。 回答:副市長 - 15 - 風連別川は道が管理する河川であり、市に委託を受け、市から地先の方々に依頼している。これま で、樋門から水が逆流するという経験がほとんどなかった。今後、樋門管理のあり方について、地元 の方が管理する上で事故にあわない方法を含め、国や道と打合せを行い、マニュアル作りをしようと 考えている。改めて地元の方々にお伝えさせていただきたい。 (39) 39)排水の処理について 自宅周辺に樋門がなく土管があり、豪雨により風連別川の水位が上がると逆流する水や水田からの 落水が集まってくる。数年前から土現に対応をお願いしているが無法地帯になっている。 回答:副市長 道河川は河川構造の関係で樋門か樋管の設置を北海道において判断している。実態を調査し道へお 話しさせていただきたい。道の管理する河川について要望をまとめさせていただきたい。 (40) 40)日進小中学校の跡地利用について 日進小中学校が廃校になり、跡地の利用にあたって若い人たちの声を取りこみ、良いアイデアが出 るような工夫をしていただきたい。 回答:教育部長 美瑛町では廃校の跡地を、観光を目的とした研修施設として活用をしており、地方からいろんな方 が集まり効果的に利用している。この地域では難しい部分もあり、経費を投じてもその後有効に利活 用できるかという問題もある。今後とも地域の皆さんと検討を進めていきたい。 回答:副市長 国では「地方創生」をキーワードに、地域・地方で創意工夫や想像豊かなものについて支援する方 針である。この地域にあった方策を地域の皆さんの知恵を集めて検討したい。 (41) 41)市職員の対応等について 国の農業関連事業について市の農務課へ問い合わせたが、窓口の担当者が事業の詳細をわかってお らず、ほとんど理解できなかった。担当者が勉強不足である。 また、職員の頭髪や服装などの身だしなみが悪い。上司がチェックしないものなのか? 回答:経済部長 国の事業は、新規事業など多種多様に創設されている中、内容を十分に把握せずに対応し、ご迷惑 をお掛けしたことについてお詫び申し上げたい。今後とも、事業内容を把握し、問い合わせに対する 確認作業も含めて適切な対応するよう職員へ指導したい。 回答:総務部長 ご指摘いただきありがたく思う。その様な職員がいたことについてはお詫び申し上げたい。市では 夏はクールビズ、冬はウォームビズの取組を行っており、多少服装がラフなものを認めている。上司 には指導する義務があるため、市民の皆さんに不快を与えないよう、改めて様々な機会で指導したい。 - 16 - (42) 42)通行止めの橋について 風連別川を渡る橋が2ヶ所あり、1ヶ所は春から通行止めになっているが、方向性をお伺いしたい。 回答:建設水道部長 木造橋のため永年にはならないが、永年橋にしてほしいとの要望もあり、木造の場合とその他の場 合の見積をとったが、修繕には多額の経費がかかる。橋を越えると3件ほど農地を有する方がいると 理解しているが、できるだけ経費のかからないような対応を協議・検討させていただきたい。 【11 月 17 日(月) 風連中央小区域(地域交流センター)】 (43) 43)学校給食について 子どもが今年度から給食が楽しくないと話しており、残す量も多くなったとのことだった。食育の 面からも、楽しく給食を食べていけるような献立を考えていただきたい。 回答:教育部長 給食センターでは、子ども達のリクエストを受けながら給食を提供してきている。食べたいと思う ものがあれば給食の時間も楽しくなると思う。残食の状況や給食の時間帯の雰囲気も確認し、改善す べき点や課題について調査しながら対応したい。子ども達にとって「食」は大事なものであるため、 楽しく、栄養バランスのある給食を提供できるよう、改善していきたい。 (44) 44)除排雪の体制について 道新の記事によると、以前の縦割りの状況を緩和し、国・道・市が協力して道路の除雪体制を改善 したいとのことだった。具体的に内容がわかればお聞かせいただきたい。 回答:建設水道部長 名寄駅前通りなど、道道と市道が一部混在している道路において、道が市道の除雪を行った場合、 その分市が道道を除雪し、交代する形態を取り、効率的な除雪をしようとの考え方である。今後道か ら要請があれば検討したいが、交換する場合、全く違った地域を担当せざるを得ず、実際行うのは難 しいと考える。今年度は、実行性はない状況である。 (45) 45)児童・生徒のあいさつについて 昨年頃から登下校時に児童・生徒の方から挨拶をしていくようになった。学校側や父兄と連携し、 子ども達の社会教育を今後も進めてほしい。 回答:教育長 挨拶は生きていくための基本であり、学校では、地域の人にはきちんと挨拶し、怪しいと思う人に は声をかけないよう教育している。良い所はどんどん伸ばしていくよう、この様な声を学校を通じて 子ども達に伝え、より素晴らしい挨拶ができるようにしていきたい。 (46) 46)歩道の除雪について - 17 - 歩道の除雪の際、機械により飛んできた雪が固まると処理が大変なため、住宅や車庫の入り口部分 に直接落ちないような飛ばし方をしてほしい。特にお年寄りが大変な思いをしている。 回答:建設水道部長 通常の道路では、かき分け除雪により両サイドに雪を置く形を取っており、通学路では、通学時に 間に合うように除雪している。限られた時間での作業になるため、地先の方にご迷惑をかけないよう 委託業者へお話したい。除雪は降雪量に左右されるため、行政の目が行き届かない点もあり、皆さん が気付いた点があればご連絡いただくような協力体制をとっていきたい。 (47) 47)虐待・育児放棄などの問題について 親の子どもに対する虐待や育児放棄などが社会的に問題になっている。名寄市でもあり得ないこと ではないため、未然防止も含めしっかり周知をしてほしい。 回答:健康福祉部長 子どもの虐待については、名寄市でも大きな事件には至ってないが、年々相談件数が増加しており、 昨年は全国で7万件を超えた。11月は児童の虐待防止月間であり、先日西條デパートの前で啓発活 動行った。市の相談員と連携しながら早期発見・早期対応をしていきたい。 (48) 48)不法投棄への対策・市の景観について 道路にゴミが投げ捨てられているのを見かけ、マナーの悪さを感じる。街がきれいだと投げるのも 気が引けるため、道路清掃などの活動を行ったらどうか。 名寄・風連間の国道の車道と歩道の縁石に雑草が生えておりなかなか整備が進まないため、行政や ボランティア等で協力して取り組めば良いのではないか。名寄が素晴らしい市だと見てわかるような まちづくりも必要だと思う。 回答:市民部長 不法投棄は犯罪であり、5年以下の懲役または1000万円以下の罰金が科せられる重い罪である。 道路にゴミがあった場合、道路パトロールが回り、回収している状況である。不法投棄は犯罪である ことや気持ち良く社会生活を送るためマナーを守るよう、広報・ホームページ等を通じて意識啓発を 図っていきたい。 回答:副市長 旧風連町時代に空き缶清掃活動を毎年5月に行っていたが、一定の役割を果たしたとのことで中止 になった経緯もある。今後検討させていただきたい。 (49)天文台のPRについて 49)天文台のPRについて 天文台には子ども達や団体での見学はあるが、一般市民があまり足を運んでいない。日本有数の施 設のため、天文台を市民向けにPRしてほしい。 回答:教育部長 天文台のイベント等については、新聞やホームページ等で情報発信しているが、興味のある方しか - 18 - 来ていただけない部分もある。各層に目を向けてもらえるような取組を継続して行い、各団体に働き 掛ける仕組みづくりを行っていきたい。 (50) 50)廃屋の撤去について 昨年のまちづくり懇談会で要望してから2カ月後、3年越しで仲町の廃屋の解体工事が始まり、撤 去していただいた。厚くお礼申し上げたい。 (51)風連別川堤防の舗装について 51)風連別川堤防の舗装について 国・道が大変な財政状況の中、昨年から風連別川の堤防の天板が舗装されているが、舗装する意味 はどう解釈していいのか?詳細を教えていただきたい。 回答:建設水道部長 風連別川は名寄方面に向かって左側が国、右側が道の管轄であり、舗装になっているのは国の管轄 である。車両の通行や水防上の理由により、より良い対応ということから舗装とされていると思う。 また、名寄地区では一定の舗装がされていると、健康保持のため、市民の皆さんがウォーキングやマ ラソンコースとして利用している実態もある。 回答:副市長 舗装の件については、他の市民からも問い合わせがあり、開発局へ問い合わせたところ、河川の管 理上必要とのお答えであり、市としてはそれ以上把握していない状況である。 (52) 52)風連歴史 風連歴史民 歴史民俗資料館の活用について 俗資料館の活用について 風連には歴史民俗資料館という立派な建物があるが、北国博物館と合わせて一般市民が展示物を見 られるような有効な方法を検討してほしい。 回答:教育部長 歴史民俗資料館には職員が常駐しておらず、利用の際は鍵開けて見学することになる。小学校での 施設見学や、地方の方が調べて見に来ることがあるが、利用者は減っている。平成24年度からは、 8月のお祭り時期に2日間常駐し、帰省した方などに見ていただいている。清掃は年に2回であり、 施設の展示物の更新もできておらず、財政面からも2つの博物館を整備し、常に開館できる状況では なく、今後とも時期に合わせた対応をしていきたいと考えている。 回答:副市長 ふるさと会やふるさと訪問で訪れた際に利用していただくよう話をしており、東京なよろ会での見 学も検討させていただく。せっかくの貴重な資料を見てもらうよう考えていきたい。 (53) 53)道路標識の設置について 市道の東3号通りで見づらい標識が3か所程ある。標識を大きくする、夜になったら光る標識にす ることにより、事故が減少すると思う。 回答:市民部長 - 19 - この件に関しては他にも要望あり、例年11月から12月に警察に要望を出している。昨年は11 月に横断歩道の設置など18件にわたって要望を出している。後ほど詳細の場所を確認させていただ き、要望という形で警察署へ提出したい。 (54) 54)ひまわりを活用したまちづくりについて 名寄市ではまちおこしのためにひまわりを活用して宣伝しているが、ひまわりは太陽を浴びてすく すく伸びる印象があり、大きめなひまわりを活用したら良いのではないか。また、ひまわり畑には雑 草が生えており景観も悪い。 回答:副市長 ひまわりには様々な用途があり、緑肥、油、鑑賞用など用途に合わせて作付している。サンピラー パークのひまわり畑は、昨年お叱りをいただき市や振興公社の職員総出で草刈りを行ったほか、農業 振興センターの職員により除草などの対応をし、6割方改善されたと思う。ご提言のあったひまわり のあるべき姿を参考にさせていただき、今後進めさせていただきたい。 (55)ドクターヘリの利用及び看護師の確保について 55)ドクターヘリの利用及び看護師の確保について 市立病院に精神科病棟が増設され、ヘリポートも設置されたが、どの程度利用しているのか?また、 看護師不足の中、名寄市においても看護師の確保の対策を行っているのか? 回答:病院事務部長 ヘリポートは6月9日にオープンし、現在まで25~27件の受入、搬送を行い、うち2件が防災 ヘリでの対応であった。ドクターヘリは有視界飛行のため距離が100キロに限られており、それ以 外は防災ヘリで対応し、救急医療の充実になっている。 看護師確保対策としては、初任級の引き上げ、夜勤手当の充実、研修の充実、新館に看護師専用の 研究室を設けるなどしており、離職防止策としても職場環境の改善などに努めている。産休、育休に 入る看護師もおり、夜勤が可能な看護師が不足しているという問題もある。また、大学と連携して双 方の情報交換や市内の高校への奨学金のPRなど、様々な対策をしているが、不足している状況が続 いている。今後も引き続き様々な対策をとっていく。 【11 月 18 日(火) 東風連地区(東風連子供と老人福祉館)】 (56) 56)農業後継者不足への対策について 昨今、農村部の後継者不足が問題となっているが、名寄市としては男性・女性や未婚・既婚による 後継者としての位置付けはどの様になっているかお伺いしたい。 回答:経済部長 後継者については、男性・女性の区分はしていない。要領・要綱の中で対象となる方を支援してい る。新規就農の関係の国の支援制度では、既婚者の場合は1.5倍などの支援措置となっており、市 も夫婦の場合は1世帯との形で支援しており、既婚・未婚は問わない。 - 20 - ■北海道内の農業後継者の女性たちが、女性に対する助成措置や支援が薄く、平等な扱いを受けてい ないことから、グループで活動を行っている。農村部の衰退、人口減少が著しい中で、名寄市は男女 差別をしてほしくないと考えている。 回答:副市長 男女平等の時代の中、名寄市として男女で差別することはない。北海道等にも男女差別が実態とし てあるかリサーチし、あった場合は地元の道議と協議し、改善を要請したい。 (57)道路の整備について 57)道路の整備について 23線道路の北側から工事が進んでいない。また、25線の東8号から街に向かう道路の状況が非 常に悪い。農産物輸送の主要なルートであり、バスのルートでもあるため、改良をお願いしたい。 回答:建設水道部長 23線道路はこれまで南側から進んできており、その後工事が進んでいな理由や経過を土現に確認 し、地域から要望があることをお話ししたい。 市道の舗装には多額の工事費が係るため、1本の工事を3~5年の計画で行っている。総合計画で も全体で60本以上の道路の舗装計画をしており、本舗装は非常に難しい。25線沿いは要望が多い 中、順調に進まない状況である。全てが市の単独事業ではなく、国の交付金などを利用しながら対応 させていただいており、ご要望の点は今後の計画の中で検討したい。 (58) 58)温浴施設の調査について 風連地域に温浴施設のアンケート調査が広報と一緒に配布された。結果は集計されていないと思う が、内容によっては風連町に温浴施設ができるということなのか? 回答:副市長 風連商工会により、風連地区の住民へ配布させていただいた。集計後は皆さんにお知らせできると 思うが、市がアンケート結果に基づき温浴施設を設置するかの議論には至っていない。 (59) 59)少子高齢化対策について 少子高齢化に対する名寄市の取組を教えてほしい。 高齢者ができるだけ健康で長い間生活できるような環境づくりや、子どもを産みたいと思うような 取組、両親が働きやすい環境をつくるなどの対策にも取り組んでほしい。 回答:健康福祉部長 名寄市では、人口が年間400人程度減少しており、高齢化率も約30%、3.4人に一人が65 歳以上の高齢者である。10年先を見据えた取組が必要とのことから、国の介護保険法に基づき介護 保険事業計画を平成27年度から3年間の計画で立てていく。国からは地域包括ケアシステムを確立、 構築するよう指導があり、平成37年には団塊の世代が75歳以上となるため、今の段階から介護予 防事業や生活習慣病、重症化にならないような健康づくりへの対策を立てることが必要となる。 施設については、特別養護老人ホームとして清峰園100床、しらかばハイツ80床あり、この地 域でも多い方であるが、待機者は200人近くおり、自宅や他の施設、病院でも待っている状況であ - 21 - る。名寄市の人口推計では、平成32年に65歳以上の高齢者人口がピークを迎え、その後、高齢者 人口も含めて人口が減るため、それを見据えた事業計画を作っている。 少子化対策としては、7月から小学校入学前の子どもの入院・通院医療費の無料化、小学生の入院 費無料化に取り組み、制度の拡大を図っている。本市は自衛隊、大学等の影響から年間約220人の 出生数であり、一定の出生率を維持している。就労支援などの取組についても今後検討していきたい。 (60) 60)地域おこし協力隊の活動について 昨年度から風連地区で受入を行っている地域おこし協力隊について、今後どの様な体制や内容で受 入していくのか? 回答:経済部長 東風連地区には、今年から1名の協力隊員がお世話になっている。名寄市の場合、農業分野に限定 して公募しており、現在隊員数が3名であり、12月からは4名になる。平成25年度から27年度 まで3年間取り組み、終了後は基本的に就農してもらいたいと考えている。 回答:副市長 地域おこし協力隊制度は、大都市から農村部へ各分野で地域おこしをしたいという方を招聘し、支 援するという国の制度である。名寄市は観光と農業の分野で公募し、観光分野は都合により今後の公 募はなく、当面農業支援員に限り取り組みたいと考えている。すでに日進地区に2人、東風連地区に 1人受け入れていただいており、研修の内容は市の担い手育成センターで農業者の皆さんのご協力・ ご助言をいただきながら進めている。 (61) 61)外国語教育について 様々な外国人観光客などに対応できるよう、学校教育においては、英語に限らず幅広い言語が使え るような教育をしていただきたい。 回答:副市長 名寄市では農業分野で中国人の研修生を迎えており、北海道においては東南アジア方面、中華圏か らの観光客も増えているため、中国語、ハングル語なども必要になってくる。大学には中国籍、韓国 籍をもつ先生もおり、4月から台湾の方を市の職員として雇い、中国語講座も行っている。そのよう な機会を使い、片言でも対応できるような体制を組んでいきたい。 回答:教育長 日本の学校教育の制度では、「英語活動」で進んでおり、学校教育としては英語で行かざるを得な い。他の外国語については様々な対応が考えられる。ALTも国から道を経て各学校を回っており、 市町村独自で他の言語を教育するALTを配置することもできる。 (62)水害の対策について 62)水害の対策について 水害への危機管理体制について、市として今後どのような形をとっていくのか?また、ハザードマ ップは、天塩川や名寄川が氾濫した場合の洪水を想定しているが、風連別川、タヨロマ川などの河川 が氾濫した場合の対応をどう考えているのか? - 22 - 回答:副市長 ハザードマップについては一定の整備をさせていただきたいと考えている。 (63) 63)熊の出没について 今年の秋から学校周辺などで熊の出没が頻繁にあった。子ども達などに人的被害が出ては困るため、 今後の対策についてお聞きしたい。 回答:副市長 被害が出てからでは遅いため、春熊の駆除も含め道と調整しているが、自然保護の関係からもスム ーズに行っていない部分もある。猟友会、専門家とも協議して対策を練り、情報の周知については市 民の皆さんに行き届くようしっかりお知らせしたい。 (64)風連中央小学校の改築について 64)風連中央小学校の改築について 東風連小学校が今年度で閉校となり、風連中央小学校に統合されるが、中央小学校の校舎は年数も 経ち、古い学校のため、早急に改築するようお願いしたい。 回答:市長 先般、地域の方やPTAの皆さんから要望をいただいた。総合計画の終盤で基本構想をまとめる計 画であり、できるだけ早期に地域の皆さんと改築について協議を進めていきたい。 (65) 65)農地の流動化について 国では中間管理機構の話が出ているが、名寄市の進行状況や今後の見通しをお聞きしたい。 回答:副市長 中間管理機構として市の農業振興対策協議会の中に部会を設け、課題整理しているところであり、 一定の整理がつき次第皆さんにお知らせしたい。 (66) 66)樋門の管理について 8月の水害時に風連別川の樋門の逆流がひどく、非常に汚い水が農作物に入り、被害も大きかった。 樋門が管理体制についてお聞きしたい。 回答:副市長 北海道が管理している河川は道から市に委託され、市から地先の方へ委託している。樋門の開閉や 洪水時の対応が不十分だったと反省している。土現と協議して管理マニュアルを作成し、樋門管理を 依頼している方や町内会にも説明させていただきたい。 (67)河川の雑木の伐採について 67)河川の雑木の伐採について 水害で流された雑木が川の流れを妨げているため、危機管理も含め、早急に処理してほしい。 回答:副市長 - 23 - 道の予算の範囲内の対応であるが、地元の道議からも危険箇所には一定の理解を示すという話も伺 っている。地域の皆さんのご協力をいただく場合もあると思うが、土現とも調整させていただきたい。 【11 月 21 日(金)南小学校区域(総合福祉センター)】 (68)水害により流された橋について 68)水害により流された橋について 8月の水害により、弥生地区にある橋が流され、壊れたままの状態が続いており危険なため対応お お願いしたい。災害時は市議会議員が現場を見に来なかったことが残念だった。 回答:建設水道部長 弥生地区の橋については、使用用途や場所も含めて確認させていただきたい。 回答:副市長 市議会議員の巡回については、議長へお伝えしたい。 (69)弥生地区の除雪について 69)弥生地区の除雪について 弥生地区は雪の量が多く、バスが通る道路状況も悪く、家までの枝道の通行も困難なため近隣住民 がトラクターで雪を撥ねている。除雪の回数を増やしてもらえるとありがたい。 回答:建設水道部長 生活道路の排雪は基本的に年1回としており、人員やトラックの台数の関係で回数を増やすことは 難しい。改めて現地を確認し、危険な場合は危険回避の取組をさせていただきたい。 (70)携帯電話の電波状態について 70)携帯電話の電波状態について ドコモの電波塔が立っているが、電波が悪く、災害時の緊急速報メールも受け取れないと思われる ため、電話が通じるような対応をお願いしたい。 回答:総務部長 電波塔は、携帯電話を含め、公共的な役割を果たしており、市で用地をお貸しし、できるだけ聞こ えない所がないよう努めている。弥生地区については、以前にお話を伺い、電話事業者に電波状態の 調査の要請をし、市としてもできるだけ努力させていただいている。 (71) 71)共和地区の道路の除雪について 共和地区の道路の除雪について 20線道路の名寄と風連を境に、北側の共和地区の道路の除雪状況が悪いため、除雪をしっかりし てほしい。 回答:建設水道部長 名寄と風連の境のため、委託業者が異なり、業者の皆さんにも一定の基準で行うよう指導している が、出来栄えが違うという意見もあるため、いただいたご意見はお伝えしたい。 - 24 - 回答:副市長 毎年、除雪する前に業者が集まり、国道・道道も含め、できるだけ均一な除雪をするよう打合せを している。業者が持つ機材にもよるが、できる限り均一になるよう努めたい。 (72)水道管の移設について 72)水道管の移設について 共和地区と豊栄地区の水道管の移設を行っているが、新共豊橋の架け替えの際は対応がなかったが、 なぜ予算がない今対応してもらえたのか? 回答:建設水道部長 簡易水道については、安全な水を供給したいとのことから事業を進めており、共和地区については 整備が遅れていたこともあるが、計画的に整備しているところである。 回答:副市長 サンルダムの水を真薫別から上げ、風連へ送水する工事をしており、国からの一定の財源措置をう まく活用しようとしている。今回は、水の系統の変更とあわせて付け替えを行い、汚泥が溜まること もあり、様々な要因から整備をさせていただいた。 (73)防災対策について 73)防災対策について 8月の水害時に、市や消防署などの車のパトロールがなく不満に思う。名寄市では今まで大きな災 害はなかったが、いつ災害が起きるかわからないため、防災対策をしっかりしてほしい。 回答:総務部長 防災は先手を打ち、安全な場所に避難することが原則だと思う。大雨警報が出た場合、職員が庁舎 に待機し、危険な箇所にはパトロールに回っている。豊栄川には道によりカメラを設置していただい ており、庁舎から水位の状況を逐次確認できる状態になっている。 避難勧告をする場合、市から避難場所の連絡をさせていただいている。ただし、自主的に避難する 場合は、どなたがどこへ避難するかわからず、避難場所に鍵がかかっている可能性や職員が様子を伺 う場合もあることから、事前に連絡をいただきたいとのことである。 (74)新名寄市総合計画の進行状況について 74)新名寄市総合計画の進行状況について 新名寄市総合計画は、5本の柱を基本とした良い計画だと思うが、その反面、大変難しい計画だと 思う。第1次計画の進行状況と達成率について教えていただきたい。 回答:総務部長 前期計画は当初計画よりかなり多くの事業を実施しており、進捗率は100%を超えている。計画 は毎年見直しを行い、最終的に着手した事業は90%以上となる想定である。 (75)まちづくり懇談会への参加、要望の達成状況について 75)まちづくり懇談会への参加、要望の達成状況について まちづくり懇談会はとても有意義な懇談会だが、参加人数が少ない。市民の参加が少ない原因や対 策についてどう考えているか? - 25 - 回答:総務部長 まちづくり懇談会の参加人数は年々下がってきており、町内会連合会と共催し、周知方法や実施方 法の工夫をしている。昨年より多くご参加いただいた会場もあり、大学生が参加した会場もある。い いアイデアがあればご提言いただきたい。 (76)スポーツ施設の一般開放について 76)スポーツ施設の一般開放について スポーツセンターの一般開放ではダンスの練習の場がなく、文化センターは使用料が高いため、体 育館の片隅などでも、学生でも利用できるような場所を作っていただきたい。 回答:教育部長 スポーツセンターの一般開放については、いろんな競技団体が行っており、使用料金も安くなって いる。他の施設の利用も含め、良い方法がないか検討させていただきたい。 (77)市立病院の待ち時間について 77)市立病院の待ち時間について 市立病院によく通院するが、泌尿器科に予約して受診する際、8時半に行っても4時間程待つこと がある。待ち時間が少なくなるようにできないか? 回答:病院事務部長 泌尿器科は常勤医2名で診察しており、完全予約制である。診療科によって診療時間が異なるが、 2人の医師で透析も含めて行っているため、時間かかってしまう状況である。 (78)高等学校への給食制度の導入について 78)高等学校への給食制度の導入について 高等学校での給食制度の導入を検討してほしい。 回答:教育長 市の教育委員会は小中学校を対象としており、高校は北海道の教育委員会が担当となる。ご要望の 声があるかについては、高校の先生方と話す機会を通じて情報収集させていただきたい。 (79)無名川の管理について 79)無名川の管理について 8月の水害時に風連豊里地区の無名川のポンプにゴミが詰まり、ポンプの役割を果たしていなかっ た。管理をしっかりしてほしい。 回答:副市長 無名川の管理は業者に委託している。現状を確認し、管理も含めて対応させていただきたい。 (80)田んぼダムの活用について 80)田んぼダムの活用について 共和地区には樋門が8つ程あり、地域の皆さんと協力して田んぼダムをつくり、1つも被害なく済 んだ。農家での田んぼダムの活用を地域に広めるよう、条例などをつくってほしい。 回答:副市長 水田に水を溜めることは一定の効果があると認識しており、土地改良区と連携して田んぼダム活用 - 26 - の取組を進めたい。また、農業振興対策協議会などでも協議・検討させていただきたい。 (81)橋の工事について 81)橋の工事について 水害時にピヤシリ川が氾濫し、ジャンプ台の下が浸水した。平成22年の災害時にも、橋の下に詰 まっている石を取るよう市の担当者へ伝えたが、今回の水害により大きな被害をもたらした。周囲の 状況を見て工事してもらわないとあの様な状況になる。 回答:副市長 ご指導いただいたとのことで受け止めさせていただきたい。 【11 月 25 日(火) 西小学校区域(文化センター)】 (82)避難勧告の伝達方法、防災ラジオの配布について 82)避難勧告の伝達方法、防災ラジオの配布について 高齢者に対する避難勧告の伝達方法やハザードマップの改正についてお聞ききしたい。 また、各町内会へ防災ラジオを配布するという話があったが、どうなったのか伺いたい。 回答:総務部長 高齢者へは行政としてもできるだけ複数の方法で情報伝達させていただき、町内会でも隣人への連 絡等についてご協力いただきたいと考えている。ハザードマップは、法の改正に伴い、避難所等の基 準が変わったことや災害の実績などを踏まえ、わかりやすい形で、来年度中を目途に改正したい。 防災ラジオの配布については、スケジュールが遅れており、お詫び申し上げる。市内でも電波が行 き届かない地域があったことから、アンテナの移設を行い、11月上旬に完了した。できれば年内に 説明も加えて配布させていただきたい。 (83) 83)大通りの樹木の撤去について 大通り北側の亀金の前に木が3本立っているが、見た目も悪く、台風などで倒れた際、被害がでる と思われるため、伐採した方が良いのではないか。 回答:建設水道部長 道道美深線は、美深土現の管轄になる。木の状態を確認し、倒壊の恐れがある場合は伐採すると思 うが、通常では生きている木は枝払い等の処置をしていく考えである。いただいたご意見については、 美深土現にお伝えしたい。 (84)市立大学旧恵陵高校校舎の正門について 84)市立大学旧恵陵高校校舎の正門について 市立大学の旧恵稜高校校舎の正門が傾いているため、直した方が良いのではないか。 回答:大学事務局長 正門は、旧恵稜高校の門の名盤を付け替えて使用している。門を作った後に道路が整備されたため、 門が歩道のすぐそばにあり、また、門が大きく歩行者が大学から出入りする自動車や自転車を見づら いという反省点もあることも含め、改良を検討したい。 - 27 - (85)サンピラー温泉の入館者について 85)サンピラー温泉の入館者について サンピラー温泉の入館者が少ない。小さな事が重なり入館者を減らす要因になっていると思う。 回答:副市長 サンピラーについては、温泉のリニューアルを考えている。ご指摘の部分は情報不足であったが、 庁内や議会での議論も含めて検討したい。 (86)年金難民の問題について 86)年金難民の問題について 年金で生計を立てている高齢者など、日中自宅にいると暖房料や電気代がかかるため、パチンコ店 で過ごす方がたくさんいる。市で実態調査を行い、何らかの対策をするべき。 回答:副市長 デパート難民という話も聞いている。福祉施策の関係も含め、対応を検討していきたい。 (87)安全安心会議の 87)安全安心会議の活動 )安全安心会議の活動への支援 活動への支援について への支援について 地域の安全安心は官民を挙げて取り組まなければならず、特に地域の子どもは地域で守るという考 えで進めている。安全安心会議の活動経費が増大のため、助成の拡大を検討してほしい。 回答:市民部長 地域の皆さんには生活安全、安全安心な地域づくりに日頃お世話になっており、お礼を申し上げた い。青色回転灯は、市の庁用車12台のほか、新聞配達車など計27台に設置し、防犯パトロールを 行っている。また、子ども110番の家の設置や、SOS110番の家として、名寄地区ではステッ カーの配布、風連地区では旗を配布しており、その様な地道な取組を継続して行うことが大事だと考 えている。さらに、各小学校区での安全安心会議や民間の委員も含めて組織する安全安心地域づくり 推進協議会において情報交換を重ねている。今後も、地域の子どもを地域で守る取組を町内会の皆さ んにもご協力いただき、地域全体で進めていきたい。 回答:副市長 青色パトロールは、ボランティアで対応してもらっている地域もある。地域連絡協議会は、合併の 際、風連地区は地域自治区、名寄地区は小学校区域ごとの地域自治組織として設置した。地域連絡協 議会では、複数町内会が抱えている問題に対する話し合いの場や自主防災組織、安全安心の取組など をお願いしているが、同じ小学校区域の組織として仕分けが不明確な部分もある。状況を再度お伺い し、対応を検討したい。 (88)通学路の除排雪について 88)通学路の除排雪について 昨年、市の除雪は三本の矢として、除雪幅員の確保、幹線道路のカット排雪、排雪ダンプの回転率 アップを試行で行っていたが、実際はカット排雪を行っていなかった。雪が高いと子どもが死角にな り危険なため、市としての対応をお伺いしたい。 回答:建設水道部長 - 28 - 学校近辺の通学路は歩道除雪等を行っているが、生活道路では除排雪が行き届かない所もある。生 活道路は年1回の排雪であり、幹線道路や重要幹線はカット排雪も含め不十分な点もあると思うが、 計画を立てて行っている。除雪体制を再確認し、今年の冬の除雪に結び付けていきたい。特に、子ど も達の冬の安全安心については担当に話をさせていただきたい。 回答:副市長 シーズンの終盤には道路幅の状況が悪くなると見受けられる。子ども達の安全安心が一番大事であ るため、学校側の対応も含め検討させていただきたい。 (89)通学路の管理体制について 89)通学路の管理体制について 通学路などで車が交差できないような状況の時期があり、危険であった。市で実態を把握している のか?チェック体制があれば相当改善されると思う。 回答:建設水道部長 通学路の除雪は、通勤・通学に支障がない一定の時間内に終わらせるよう委託業者へ依頼している。 また、10センチ以上の降雪や雪さらしによっては随時除雪を行うこととしており、委託業者で状況 を確認しながら行っていただいている。市としては夏場の道路も含め、冬場もチェックをしているが、 十分な体制ではないのかと思う。子ども達の安全安心も含め、しっかり取り組んでいきたい。 回答:副市長 通学路の道確保については、通学時間帯を想定して行っているが、想定外の大雪など除雪が間に合 わない場合もあるため、時間調整しながら進めたい。 (90)災害対策について 90)災害対策について 最近想定外の自然災害が起こっており、どの程度の雨量まで側溝で対応できるのか疑問である。町 内会の役員のため、何かあったら弱者やお年寄りのことを考えなければならない。 回答:副市長 下水道管に対する国土交通省の補助基準が50ミリである。東京都では洪水対策のため地下にタン クを作ったが、名寄市では人口規模や財政面から不可能のため、想定外の水害時には下水道がオーバ ーフローしてしまう。15線道路と病院近辺の下水の改善対策として、経費がかからない方法を協議 しながら作業を進めている。異常気象の影響が非常に大きいため、雨が降る前に町内会を通じて情報 提供などを行っていきたい。また、防災ラジオを各町内会長へ3台配布を予定しており、災害情報の 共有を図っていきたい。 【11 月 26 日(水) 豊西小区域(文化センター) 】 (91)市民ホール工事の進行状況について 91)市民ホール工事の進行状況について 市民ホールの工事が遅れていると新聞報道があったが、工事の遅れはどの程度なのか? - 29 - 回答:建設水道部長 工期は2月25日までとしていたが、現在53%程度の完成度であり、およそ1月程度の工期の遅 れがあると考えている。オープンについては予定通り5月と考えている。 (92)公園の整備について 92)公園の整備について 町内にある2か所の街区公園について、木製遊具の老朽化や鉄製のブランコ等の危険性の問題から、 公園遊具の再整備をお願いしたい。 回答:建設水道部長 市内31か所の街区公園のうち、29か所は町内会、残り2か所は市の指定管理等で管理している。 公園の整備は、平成23年度から10か年の長寿命化計画を立てており、使用年度に基づいて順番等 も検討している。浅江島公園や名寄公園、風連西町公園など大きめの公園から整備しており、街区公 園の整備はこれからになる。地域の休憩の場、子ども達の遊び場として要望も高いため、改めて今後 の計画の中で取り上げてまいりたい。 (93) 93)歩道橋の新設について 天塩川の河川敷は、イベントやスポーツの場として使用されるが、最短ルートとして錦通りを直進 した豊西小学校の南側に歩道橋の新設をお願いしたい。 回答:建設水道部長 河川敷地の関係もあり、名寄市だけの判断で設置できるかも含め、具体的な内容をお伺いし検討さ せていただきたい。 (94)町内会での募金活動について 94)町内会での募金活動について 歳末助け合い募金や赤い羽根募金を町内会で取り組んでいるが、一括金のため会員数に見合った金 額となっておらず、不均衡ではないか。あくまでも募金は任意と承知しているが、市としての見解を お伺いしたい。 回答:健康福祉部長 社協の共同募金委員会で行っている事業であり、各事業所や町内会、街頭での募金活動を行ってい る。町内会により集金方法に違いがあるが、あくまでも任意の募金のため、募金の金額については町 内会の判断により決めていただいて良いと考えている。 (95)大学と病院の関わりについて 95)大学と病院の関わりについて 11月8日の新聞に、大学と病院の連携について議会答弁の記事が掲載されていた。 市立病院の医者や看護師の厳しい勤務体系や環境などの現状をよく理解し発言していただきたい。 大学と病院の連携は不可欠のため、大学として病院の見方を変えていただきたい。 回答:大学事務局長 誤解を招くような不快な内容だったことについてお詫び申し上げる。 市立大学の看護学科の卒業生が市立病院に就職を希望しない状況が続いており、毎年2~3人程度 - 30 - の就職状況である。その状況を改善するため、市立病院の看護師や市立大学の先生が一緒になり、昨 年看護師確保対策の検討会を立ち上げた。大学としては人材、ネットワークをうまく活用し、市立病 院の看護師の研修制度に貢献する相互の仕組みづくりを検討している。実習だけでは学生の市立病院 への理解に結びつかないため、生の声を聞く機会や就職条件など、様々な機会を通じて情報提供して いきたい。市立病院の協力が不可欠なため、大学としても積極的に協力し、地域医療に貢献したいと 考えている。 回答:副市長 市立病院の看護師や医師にはすばらしい医療を提供していただいている。地元に大学がありながら、 他の地域の病院に散らばっていく状況のため、できるだけ名寄で働いてもらえる環境づくりを大学、 病院で連携し、働きにくい環境の改善も含め取り組んでいる。 (96) 96)市立大学の施設について 大学図書館は「地域連携のための共同利用施設」と説明があったが具体的にお伺いしたい。また、 講堂の収容人数はどれくらいの規模を想定されているのか? 回答:大学事務局長 現在市立大学には、大学と地域の活動を結び付け、社会貢献をするとともに、学生の地域との関わ り実現させることを目的とした「地域交流センター」を組織しているが、うまく機能しておらず、ほ とんどがボランティア活動の窓口となっているため、大学の先生方が中心となった「道北地域研究所」 という研究機関と統合し、名寄市を中心とした地域への関わりができる組織に作り替えようと検討を 進めている。新設される図書館では、市民が自由に出入りできる施設にするため、窓口を設け、その 機能を一層高めていきたいと考えている。 講堂については、4つの学科の学生が一堂に会し、1~4年生まで順送的な講義を行える場を実現 するため、収容定員を概ね300人とした。プロジェクターの投影や講演ができる大きな教室を想定 しており、平成28年度内の供用開始を予定している。 回答:副市長 大学の建物等は、国の補助金がなかなか当たらず、看護学科を作る際は地域活性化事業債を使うと 55%国が補助する制度があったが、財源付与が小さくなり、学生だけでなく市民も使える施設にす ると約30%国の補助がでる制度となった。補助の条件としては、下川、美深、中川、音威子府、士 別の住民にも共同利用を行うことであり、近隣市町村の皆さんにも機能を開放し、施設の有効活用を したいと考えている。 (97)除雪による縁石の破損について 97)除雪による縁石の破損について 除雪により縁石が外れ、毎年交差点に転がっており、春に市の担当へ連絡し直していただいている。 構造的に欠陥があると思われるため、歩道の高さに合わせるなど対応してほしい。 回答:建設水道部長 場所や幅員により状況が違うと考えられ、一概に取り換えることも予算的にも難しいため、状況を 確認し、除雪に対応できるよう長期的に改善していきたい。 - 31 - (98)福祉灯油について 98)福祉灯油について 福祉灯油の対象者の基準、世帯数と総額を教えていただきたい。 電気暖房の場合はどの様な対応をされているのか?今後も予算化されるのか? 回答:健康福祉部長 福祉灯油は昨年度から恒常的に行う事業として実施しており、昨年度は180万円程度の事業費で あり、うち60万円が道の補助金であった。対象者は歳末助け合いの配分の該当者として民生委員を 中心に選定していただき、昨年は約140世帯に灯油券100ℓ分を助成させていただいた。また、 障がい者でグループホームや街中で暮らす方々にも灯油券で36ℓ分助成させていただいた。電気料 の再値上げにより、今年度は道からも30万円の補助をいただき、100万円程度の予算をし、電気 料の値上げにより困っている方々に助成しようと考えている。 回答:副市長 180万円の事業費では決して十分ではなく、生活困窮者に対しては生活保護制度を使って支援す る方法もあり、市や国の制度の活用など様々な考え方がある。今後灯油の価格が上がっても毎年予算 措置を行い、対応していきたい。 (99) 99)避難場所の周知について 8月5日の水害時に広報車が走っていたが、町内会の境界を把握しておらず、異なった場所への避 難指示があり、避難する方々が大変混乱した。避難先を明確に決めていただきたい。 回答:副市長 間違った広報をしていた事例は他の町内会でもあった。お詫び申し上げたい。危機管理としてしっ かりしなければならず、責任も重たく感じている。模擬訓練も含めてしっかり行いたい。 (100) 100)豊栄川の改修について 集中豪雨の度に豊栄川が危ない状態になる。数年前に大幅な改修を行ったが、今後どの様な見通し になっているのか? 回答:建設水道部長 豊栄川は、道により遊水地の整備をしてきており、河川の拡幅等を17線の踏切まで行い、18線 の名寄高校まで遊水地を増設する計画である。現状の遊水地だけでは8月の大雨では十分機能しなか ったが、麻生では以前より水位が落ちている。道の計画の効果を確認し、できるだけ早期に進むよう、 改めて働きかけをしたいと考えている。 (101)河川に溜まった土砂の処理について 101)河川に溜まった土砂の処理について 降雨により道路淵の排水が土で満杯になる。スコップで掘り上げたが、掘り上げた土をどこへ処理 したら良いかわからないため、対処法を教えていただきたい。 回答:副市長 - 32 - 排水に土が溜まった場合、個人で処理していただくのが一番良いが、町内会単位で整備することと なった場合は市で車両を用意するなど対応させていただきたい。 (102)防災ヘリの騒音について 102)防災ヘリの騒音について 防災ヘリが通る際、大きな騒音があり、回数も頻繁にある。真夜中に飛んでいることもあり、緊急 のため仕方ないかもしれないが、音で目が覚めたという声も聞いた。 回答:副市長 ドクターヘリは有視界飛行のため夜間は飛ばないが、防災ヘリは夜間も飛ぶ。防音対策の情報は持 ち得ていないため、苦情の内容を確認したい。緊急性も高いため、防災ヘリが飛ぶことに関してはご 理解いただき、どの様な対策を講じられるか検討したい。 (103) 103)市立病院の駐車場について 市立病院の駐車場について 市立病院の駐車場の工事が終わろうとしているが、除雪や駐車に問題がある。路上駐車をしないよ う徹底してほしい。 【11 月 28 日(金) 下多寄小区域(瑞生コミセン)】 (104)ズミの木の整備について 104)ズミの木の整備について ズミの木が大きくなり、乗用車やトラクターが通ると視界が悪く危険であり、部分的に電線に接触 しているため、整備が必要と思う。 回答:副市長 ズミの木はふるさと創生事業として1億円かけて企画検討して行った事業である。電線に接触して いる部分も含め、現地を確認し、何らかの対応を検討したい。 (105) 105)消防署風連出張所前の除雪について 消防署風連出張所前の除雪について 風連出張所前の除雪は委託業者が行っており、除雪が入らない時間帯は消防団員などで行っている。 緊急で出動する必要があるため委託業者で撥ねてもらえないか? 回答:副市長 緊急時に車が出ないことが一番の問題であるため、消防署を含め検討させていただきたい。 (106) 106)防火用用水の活用について 街の排水の角に防火用用水の溜めをつくっているが、タンク車が火災の度に街に戻ると時間かかる ため、中間となるポイントに溜めつくると非常時に役立つのではないか? 回答:消防署風連出張所長 用水になると消防以外の機関も関係するため、防火用水の必要性や場所の確認も含め検討させてい ただきたい。 - 33 - 回答:副市長 かつては補助事業を活用し風連庁舎の駐車場に水を溜めている例がある。補助事業や他の事業に該 当するかも含め検討させていただきたい。 (107)水害対策について 107)水害対策について 8月の集中豪雨では、短時間の大雨でいろんな角度から農作物の被害を受けた。平成13年にも似 たような災害があり、合併前の天塩川地区土地改良区では、農家の皆さんに田んぼダムの協力依頼の 説明に歩いた。 近年、当たり前のことができなくなってきており、地域のことは地域で守っていかなければならず、 災害対策は身近なものとしてそれぞれが認識していかなければならない。 回答:副市長 時代が変わり、市の職員から土地改良区へ機械的に依頼していることを反省している。いただいた ご意見をお話させていただき、農業振興対策協議会でも提案させていただきたい。 (108)下多寄神社祭典の継続について 108)下多寄神社祭典の継続について 下多寄神社祭典の演芸会を長年行っており、今年は有志が中心となり、町内会が協賛して行った。 他の地域ではあまりない活動であり、地域が作り上げた歴史あるお祭りのため、市長のご挨拶につい ても今後も継続してお願いしたい。 10月の郷土芸能発表会では、下多寄から風連獅子舞、こきりこを発表し、風連日進からは御料太 鼓など一同に会して披露した。下多寄の神社祭典に風連日進の御料太鼓を招いて交流するなどしたら マンネリ化もなくなり、盛り上がると思う。相談窓口はどこになるのか? 回答:副市長 市長の出席については配慮させていただきたい。 郷土芸能を市民の皆さんに見ていただくことは市としても同じ考えである。相談の窓口は風連・名 寄の各公民館であり、ご意見があったことを教育部長からも伝えたい。 (109)市立病院の駐車場について 109)市立病院の駐車場について 市立病院には駐車場が少なく、職員の車も多いと思う。周辺の整備についてどうお考えかお聞きし たい。 回答:病院事務部長 現在、精神科病棟の跡地に駐車場の造成工事をしており、12月18日に完成、19日から使用予 定である。元は220台であったが、完成後は約250台駐車可能となる。入口は東側、北側の2か 所になり、広報で周知予定である。駐車場対策としては、管理人の配置や防犯上のカメラの設置を行 い、職員は周辺2キロを目安とし、極力歩くよう周知している。南保育所裏の活用や公園の冬期利用 も順次準備しており、路上駐車禁止の対策も含めて進めていきたい。 (110)市立病院の入口について 110)市立病院の入口について - 34 - 救急入口は出入りや待つ方が多いが、救急施設改修の際、なぜ屋根を設置しなかったのか? また、市立病院はなぜ正面玄関前に車が停車できないのか? 回答:病院事務部長 救急入口は平成10年、20年に2回増設しているが、建物の構造上屋根の設置はできなかった。 身障者用の駐車場を数台分確保し、西側の入り口を利用することになると想定している。 正面玄関にはタクシーが3~4台停められるようになっているが、一般の利用者や福祉施設の車や マイクロバスが頻繁に乗降するため、構造上正面に停車することが難しかった。 (111)農業後継者不足への対策について 111)農業後継者不足への対策について 下多寄地区には30代後半~40代の未婚者が多く、後継者対策や担い手対策、新規就農対策には 市や農協、農業委員会も手厚くしているが、地域の活性化につなげるため、後継者対策=伴侶対策に 力を入れてもらいたい。公的な場所で出会う機会を増やしてほしい。 回答:副市長 農業は家族で行うことが基本であると思われる。先日、商工会議所青年部の主催により「夜会ウォ ッチ」を開催し、約280名集まった。その様な場も利用していただき、農業委員会でも出会いの場 づくりを検討させていただきたい。 (112)道路の整備について 112)道路の整備について 25線から26線を通る4号道路が未整備のため、行政として対応を検討してほしい。 回答:副市長 後ほど具体的な場所を含めて確認させていただきたい。 (113)除雪ポールの修繕について 113)除雪ポールの修繕について 路肩の古いポールなどは反射する部分が見えにくくなっているため、取り換えや塗り直しなどして いただきたい。特に、基線は道路の窪みが低い所が多いため、背の高いポールを立ててもらえるとあ りがたい。 回答:建設水道部長 スノーポールは、除排雪の委託業者により降雪前に確認を行い、3年に1回程度補充している状況 である。積雪が多い地域のため、現地を確認し業者にもお話させていただきたい。 (114) 114)瑞生コミセンへのAEDの設置について コミセンの利用頻度が多いため、AEDの設置、更新をお願いしたい。 回答:市民部長 AEDは平成16年以降、市役所の庁舎や小・中学校、各教育施設などに設置を進めている。公費 での集会施設等への設置の事例はなく、購入費用で数十万円かかり、その他消耗品を補充し適切に維 持管理しなければならない。市が管理するAEDは32か所に35台設置されており、全体的なバラ - 35 - ンスや設置の必要性も含めて検討が必要と考えている。 回答:消防署風連出張所長 消防署で行っている救急講習は3つあり、一般的な1~2時間の講習ではAEDの取扱いを含んだ 心肺蘇生法を行っている。免許を与える講習は時間や内容も違う。消防署員がAEDを持参し伺う出 前トークもあるため、活用の際は遠慮なくご連絡いただきたい。 (115) 115)街灯の更新について 大きい道路には新しい防犯灯や街灯が設置されているが、細い道などでは古い街灯が多く、電球が 切れている箇所もあるため、AEDや防水など耐久性のある街灯に取り換えてほしい。 回答:建設水道部長 1路線全ての防犯灯を換えることにはならないため、できるだけ現状のものを使用し、交換の際や 支障がある部分は改めて現地を確認し対策を検討したい。 - 36 -