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小商圏型、複合大型書店の全国展開を目指す
日経IRフェア2007資料 3058 小商圏型、複合大型書店の全国展開を目指す ホームページ: http://www.sanyodo.co.jp/ 本資料の取り扱いについて 本資料は当社の事業及び業界動向についての当社による現在の予定、推定、見込み又は予想に基づいた将来 の展望についても言及しています。 これらの将来の展望に関する表明は様々なリスクや不確かさが伴っています。既に知られたもしくはいまだ知ら れていないリスク、不確かさその他の要因が、将来の展望に対する表明に含まれる事柄と異なる結果を引き起 こさないとも限りません。当社は将来の展望に対する表明、予想が正しいと約束することはできず、結果は将来 の展望と著しく異なるか、さらに悪いこともありえます。 本資料における将来の展望に関する表明は、2007年8月31日現在において利用可能な情報に基づいて、当社 により2007年8月31日現在においてなされたものであり、将来の出来事や状況を反映して将来の展望に関する いかなる表明の記載をも更新し、変更するものではありません。 1 I. 会社概要 II. 当社を取り巻く環境 III. 当社の特徴 IV. 07年3月期決算レビュー V. 中期経営計画 Ⅰ.会社概要 1.当社の概要 会社名 設立年月 事業概要 株式会社三洋堂書店 1978年12月 複合大型書店チェーンの経営 2008年3月期(予) 27,500百万円 200百万円 70百万円 311名 (他、平均臨時雇用者数889名) (954名) 82店舗 88店舗 2007年3月期 26,209百万円 売上高 791百万円 経常利益 163百万円 当期純利益 283名 従業員数 店舗数 2008年3月期(1Q) 6,422百万円 153百万円 63百万円 276名 (904名) 83店舗 3 Ⅰ.会社概要 2.売上高、店舗数の推移 店 億円 350 120 ’’06 ジャスダック市場へ上場 06 ジャスダック市場へ上場 300 ’’02 リサイクル部門を導入 02 リサイクル部門を導入 250 100 ’’97 セルAV部門を導入 97 セルAV部門を導入 80 200 ’’92 チェーンオペレーションの仕組み作り本格化 92 チェーンオペレーションの仕組み作り本格化 60 150 100 40 ’’87 ビデオ・CDレンタル部門を導入 87 ビデオ・CDレンタル部門を導入 20 50 0 + + + + + + '79 '84 '89 '94 '99 '04 売上高 + 0 '09計画 店舗数 決算期変更 ’93年8月期(9ヶ月決算)、’05年3月期(7ヶ月決算) ’08年3月期計画、’09年3月期計画、’10年3月期計画 4 Ⅰ.会社概要 3.東海地区を中心に店舗を展開 関東圏で2店目の出店(茨城県石岡店) 2005 2006 2007 2008 愛知県 25 28 29 29 岐阜県 26 26 27 27 三重県 7 8 9 9 滋賀県 7 7 7 7 その他 10 9 10 13 合計 75 78 82 85 注) 2007年8月末時点 5 Ⅰ.会社概要 4.書店業界でのポジション(売上高・経常利益) 単位:百万円、店 順位 社名 売上高 店舗数 順位 社名 経常利益 店舗数 118,070 61 1 ヴィレッジ・ヴァンガード 1,973 206 丸善 98,146 49 2 紀伊国屋書店 1,044 61 3 有隣堂 54,110 40 3 トップカルチャー 1,002 55 4 文教堂 52,775 223 4 未来屋書店 981 145 5 ジュンク堂書店 37,474 28 5 フタバ図書 950 65 6 未来屋書店(ブックバーン) 31,569 145 6 三洋堂書店 791 82 7 フタバ図書 30,895 65 7 ジュンク堂書店 702 28 8 三省堂書店 28,163 39 8 文教堂 508 223 9 10 三洋堂書店 26,210 82 9 あおい書店 446 47 トップカルチャー 25,812 55 10 丸善 415 49 11 カルチェ・イケダ 24,387 88 11 明屋書店 377 31 12 リブロ 22,961 63 12 有隣堂 355 40 13 文真堂書店 18,762 56 13 精文館書店 313 43 14 ヴィレッジ・ヴァンガード 18,231 206 14 オーエンターテイメント 230 50 15 明林堂書店 17,021 104 15 三省堂書店 141 39 1 紀伊国屋書店 2 出典:日経MJ「第35回 日本の専門店調査業種別売上高ランキング/書籍・文具部門」より当社編集、加工 ※日経MJではブックオフ社も含まれておりましたが、ブックオフ社は中古本販売でありますので記載を省いています。 6 I. 会社概要 II. 当社を取り巻く環境 III. 当社の特徴 IV. 07年3月期決算レビュー V. 中期経営計画 Ⅱ.当社を取り巻く環境 1.書籍・雑誌販売金額の推移 インターネットやフリーペーパーの普及などによる情報入手手段の多様化から、 長期にわたる販売金額の減少が続いている。 億円 30,000 雑誌 書籍 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 '80 '85 '90 '95 '00 '05 出典:出版科学研究所「2007出版指標 年報」より 8 Ⅱ.当社を取り巻く環境 2.進む専門小売店の法人化、チェーン化 50,000 食肉小売業 45,000 40,000 個人 法人 35,000 30,000 20,000 ビデオレンタル店・CDレンタル店 18,000 16,000 25,000 14,000 CDVJ店 20,000 12,000 JVA加盟店 15,000 10,000 10,000 8,000 5,000 6,000 0 '72 '74 '76 '79 '82 '85 '88 '91 '94 '97 '99 '02 '04 4,000 2,000 70,000 鮮魚小売業 0 '72 60,000 '74 '76 '79 '82 '85 '88 '91 '94 '97 '99 '02 '04 '94 '97 '99 '02 '04 個人 50,000 法人 40,000 30,000 20,000 10,000 30,000 書籍・雑誌小売業 0 '72 '74 '76 '79 '82 '85 '88 '91 '94 '97 '99 '02 '04 50,000 25,000 個人 20,000 法人 野菜小売業 45,000 15,000 40,000 個人 法人 35,000 30,000 10,000 25,000 5,000 20,000 0 15,000 '72 '74 '76 '79 '82 '85 '88 '91 10,000 5,000 0 '72 '74 '76 '79 '82 '85 '88 '91 '94 '97 '99 '02 '04 出典:経済産業省商業統計調査より当社作成 単位:事業所数 9 Ⅱ.当社を取り巻く環境 3.書店業界における成功条件 • • 書店業界は商品や価格で差別化できない 書店業界の成功条件は「立地」と「規模」と「品揃え」 – 遠くより近くの店が良い – 小さな店より大きな店が良い – 多様な品揃えの店が良い →小商圏化 →大型化 →複合化 売場規模別で見ると売上高は300坪以上の店舗が伸びている 4.0% 2.0% 20坪以下 21坪 ∼40坪 41坪 ∼60坪 61坪 ∼80坪 81坪 ∼100坪 101坪 ∼150坪 151坪 ∼200坪 201坪 ∼300坪 0.0% 300坪以上 -2.0% -4.0% -6.0% 2004年度伸長率 2005年度伸長率 -8.0% 出典: ㈱トーハン「平成18年度版書店経営の実態」より当社作成 10 I. 会社概要 II. 当社を取り巻く環境 III. 当社の特徴 IV. 07年3月期決算レビュー V. 中期経営計画 Ⅲ.当社の特徴 1 複合大型書店を展開 2 空白市場への出店 3 独自のオペレーションシステム 12 Ⅲ.当社の特徴 1 .複合大型書店を展開 複合 大型書店とは? 当社では「MEDISITE」というブランドで展開 13 Ⅲ-1.複合大型書店を展開 ①.大型店の比率が増加 平均延床面積は 15年間でおよそ2倍に 平均延床面積は15年間でおよそ2倍に 坪 500 403 400 336 300 200 253 192 100 0 92年8月期 97年8月期 02年8月期 07年3月期 14 Ⅲ-1.複合大型書店を展開 ②.MEDISITE型店舗の例 三洋堂書店本巣店 450坪一層、MEDISITE型標準店舗 2005年12月16日(金)開店 岐阜県本巣市(旧本巣町 ※人口8,361人) 半径3Km人口 ※20,912人 注:人口データは東洋経済新報社「都市データパック2003年版」、2000年国勢調査より 15 16 17 18 Ⅲ.当社の特徴 1 複合大型書店の積極展開 2 空白市場への出店 3 独自のオペレーションシステム 19 Ⅲ-2.空白市場への出店 ①.小商圏対応の店舗運営 商圏人口 2万人で、書店経営を可能とする 商圏人口2万人で、書店経営を可能とする ローコストオペレーション ローコストオペレーション いかに低い売上高で経営を可能にするかを追求 坪当たり売上高が低くても利益を生む仕組みを確立 当社 全国平均 : 92万円/坪(2007年3月期) :210万円/坪(平成14年商業統計 書籍・雑誌小売業) 競合店では難しい人口希薄地域への 出店を可能にした 20 Ⅲ-2.空白市場への出店 ②.3km人口2万人未満商圏 店段階利益 商圏人口2万人未満の市場で店段階で利益を出している (人、千円) 50,000 45,000 3km以内人口 40,000 店段階利益 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 榛原 川辺 高月 北勢 国府 南濃 岩村 大和 (2007年3月期) 21 Ⅲ-2.空白市場への出店 ③.北勢店 2001年12月14日 開店 売場面積347坪 駐車台数230台(共用) 社員:3人、 パート・アルバイト:32人 三重県いなべ市北勢町 人口:14,033人 半径3Km人口:11,447人 年商:309,560千円 坪当り売上高:890千円 注) 社員、パート・アルバイトの人数ならびに年商、坪当り売上高は 2007年3月期末データ 人口データは東洋経済新報社「都市データパック2003年版」 及び2000年国勢調査より 22 Ⅲ-2.空白市場への出店 ④.立地別店舗数 店 60 複合店 物販店(レンタルなし) 50 40 30 37 20 29 10 12 0 ロードサイド 4 3 NSC・隣接 インショップ 2007年8月末時点 23 Ⅲ.当社の特徴 1 複合大型書店を展開 2 空白市場への出店 3 独自のオペレーションシステム 24 Ⅲ-3.独自のオペレーションシステム ①.インテリジェント発注システム 代替品を自動補充する仕組み Aが売れると、Aの属する分類リストの上位銘柄から、自店在庫の無いA´が 自動的に発注される仕組み。 店舗で在庫調整や発注を行わなくても、棚の商品が自然に良くなっていく仕組み。 売れた本 売れた本 売れた本 売れた本 売れた本 売れた本 週次更新の優先順位のリスト 売れた本 もっと売れる 本 もっと売れる もっと売れる 本 本 もっと売れる もっと売れる 本 本 もっと売れる もっと売れる 本 本 同じものではなく、リスト内の優先順位の高いもの(=もっと売れる本)を発注する 25 Ⅲ-3.独自のオペレーションシステム ②.カテゴリーディレクター制 書店の棚の品揃えは、専門知識のある人が見ると死に筋だらけの酷い売場だが、 書店員はそれに気づけない。 一人の人間が極限られた範囲に限って品揃えを追求すると、専門知識のある人 も認める「売れる棚」を作ることができる。 カテゴリーディレクター制 棚1段から2段の、極限られたカテゴリー(小分類)を監督 専用P.C.が支給され、毎日のように担当カテゴリーのリストを更新 26 Ⅲ-3.独自のオペレーションシステム ③.カテゴリーディレクター制の成果 ディレクター名 YK EW KY TI MI HS TM MI AT MI KM TY KM TK TH MI AN TY SI ゾーン ビジネス書 ビジネス書 児童書 趣味・娯楽 児童書 暮し・婦人 暮し・婦人 暮し・婦人 ビジネス書 児童書 就職・資格 暮し・婦人 趣味・娯楽 趣味・娯楽 趣味・娯楽 暮し・婦人 暮し・婦人 暮し・婦人 暮し・婦人 スパン名 仕事の技術 仕事の技術 読み聞かせ スポーツ 図鑑 美容・健康 出産・育児 冠婚葬祭 思考法・勉強術 学習まんが 資格試験 冠婚葬祭 くるま・バイク 料理 スポーツ 冠婚葬祭 出産・育児 冠婚葬祭 園芸 3面プレート名 2007.03 2006.03 自己啓発 5,097 2,237 仕事の技術 2,536 1,683 学習絵本 2,497 1,899 はじめてのゴルフ 676 207 図鑑 2,407 2,033 健康法 2,603 2,390 しつけ・育児 2,422 2,232 手紙・文書の書き方 886 697 思考法・勉強術 1,250 1,115 日本の歴史 758 645 資格各種 710 617 マナー 776 688 麻雀 363 284 ソフトドリンク 158 80 武道・格闘技 893 817 行事の挨拶 519 450 名付け 763 704 ブライダル 600 552 家庭菜園 1,054 1,033 冊数差 2,860 853 598 469 374 213 190 189 135 113 93 88 79 78 76 69 59 48 21 前年比 2.28 1.51 1.31 3.27 1.18 1.09 1.09 1.27 1.12 1.18 1.15 1.13 1.28 1.98 1.09 1.15 1.08 1.09 1.02 27 Ⅲ-3.独自のオペレーションシステム ④.高い労働生産性と低い労働分配率 業界平均よりも38.6%高い労働生産性を実現。 労働分配率は業界平均の53.3%に対し、40.7%と12.6%も低い水準。 10,000 千円 60% 従業者一人当り粗利益高 53.3% 8,000 6,508 6,000 労働分配率 40.7% 40% 4,701 4,000 20% 2,000 0 0% 業界平均 三洋堂書店(全社計) 業界平均 三洋堂書店(全社計) 当社数値は2007年3月期時点 出典: 業界平均値は㈱トーハン「平成18年度版書店経営の実態」より当社計算 28 Ⅲ-3.独自のオペレーションシステム ⑤.リースをしない リースは資産の経費化により簿外債務を発生させる。 その分、見かけ上資本回転率が上がりR.O.I.が高まるが、当社はそれを実態とは 異なる数値と考える。 よって、リースによる資産の取得は行っていない。 総資産額対未経過リース料残高 7.24% A社 B社 1.97% C社 6.92% 10.76% D社 三洋堂書店 0.00% 0% 2% 4% 6% 8% 10% 12% A社:主に関東圏での複合大型店を展開 B社:主に首都圏を中心に書店を展開 C社:リサイクル、レンタルの複合型店舗を展開 D社:主に上信越・関東域で複合大型書店を展開 29 Ⅲ‐3.独自のオペレーションシステム ⑥.レンタル商品の即時償却 レンタル商品(ビデオ、CD、DVD)は10万円未満の少額資産なので、 即時償却が可能。 当社は、初期在庫を即時償却するので開店時に大きな減益要因となるが、 見かけ上の収益確保よりも財務の健全性を優先する。 レンタル商品の償却期間 A社 24 B社 24 C社 24 D社 36 三洋堂書店 1 0 5 10 15 20 25 30 35 40 ヶ月 A社:主に関東圏での複合大型店を展開 B社:主に首都圏を中心に書店を展開 C社:リサイクル、レンタルの複合型店舗を展開 D社:主に上信越・関東域で複合大型書店を展開 30 Ⅲ-3.独自のオペレーションシステム ⑦.定期借地権建物の契約期間減価償却 通常、建物は残価10%、法定耐用年数(34年が多い)均等償却で経費計上 される。 当社は、残価0、20年均等償却で経費計上(有税償却)している。 税法による法定耐用年数を用いる場合に比べ、約1.7倍の経費増となるが、 店舗寿命を考慮すると、有税でも契約期間で償却すべきと考える。 定期借地権建物の減価償却期間 法定償却期間 34 三洋堂書店 20 0 5 10 15 20 25 30 35 40 年 31 I. 会社概要 II. 当社を取り巻く環境 III. 当社の特徴 IV. 07年3月期決算レビュー V. 中期経営計画 Ⅳ.07年3月期決算レビュー 1.2007年3月期出退店実績 2007年3月期 期首 出店 閉店 期末 店舗数 78 6 2 82 延床面積(坪) 30,492 2,846 473 33,059 平均面積(坪) 391 474 237 403 ※その他、改装により194坪の増加となっております。 出店一覧 店名 開店年月 所在地 立地 備考 せき東店 2006年 5月 岐阜県関市 郊外型 大安寺店 2006年 7月 奈良県奈良市 郊外型 垂井店 2006年 9月 岐阜県不破郡垂井町 N.S.C型 バロー 砂田橋店 2006年11月 名古屋市東区 N.S.C型 マックスバリュ 白塚店 2006年12月 三重県津市 N.S.C型 マックスバリュ 下恵土店 2007年 2月 岐阜県可児市 郊外型 ※N.S.C(ネバフッド・ショッピング・センター):商圏人口3.5万人程度の小型のショッピングセンター。 退店一覧 店名 閉店年月 所在地 立地 備考 加茂野店 2006年 4月 岐阜県美濃加茂市 郊外型 せき東店へ移転増床 新可児店 2007年 2月 岐阜県可児市 郊外型 下恵土店へ移転増床 33 Ⅳ.07年3月期決算レビュー 2.2008年3月期出退店予想 2008年3月期 期首 出店 閉店 期末 店舗数 82 8 2 88 延床面積(坪) 33,059 4,530 300 37,289 平均面積(坪) 403 566 150 424 出店予定一覧【確定ベース】 店名 開店年月 所在地 立地 石岡店 2007年 5月25日 茨城県 郊外型 売場面積670坪、茨城県 1号店 香芝店 2007年 7月 6日 奈良県 郊外型 売場面積680坪、奈良県 6号店 阪南店 2007年 8月24日 大阪府 郊外型 売場面積450坪、大阪府 3号店 こくふ店 2007年 9月 7日 岐阜県 N.S.C型 売場面積450坪、岐阜県27号店 市原牛久店 2007年 9月下旬 千葉県 郊外型 売場面積600坪、千葉県 2号店 87号店 2007年10月下旬 三重県 N.S.C型 売場面積560坪、三重県10号店 88号店 2007年11月上旬 三重県 N.S.C型 売場面積520坪、三重県11号店 89号店 2008年 3月上旬 愛知県 N.S.C型 売場面積600坪、愛知県30号店 備考 34 Ⅳ.07年3月期決算レビュー 3.新規出店事例−せき東店 新関店に続き、岐阜県関市へ出店、 加茂野店より移転増床した。 2006年5月 開店 売場面積 409坪 駐車台数 109台 社員:4人、 パート・アルバイト:33人 岐阜県関市 人口:94,753人 半径3Km人口:36,730人 2007年3月月商:30,430千円 注) 社員、パート・アルバイトは2007年3月期末データ 人口データは東洋経済新報社「都市データパック2003年版」 及び2000年国勢調査、岐阜県関市HP(平成19年4月1日現在) より 35 Ⅳ.07年3月期決算レビュー 4.ロス高・売上総利益率 既存店ロス高(ロス率) 百万円 200 % 売上総利益率 1.00 0.78% 150 0.75 144 100 0.63% 116 0.50 0.25 0 0.00 '07/3 8,000 % 50.0 7,601 6,858 6,000 50 '06/3 百万円 10,000 40.0 30.0 27.68 % 29.00 % 4,000 20.0 2,000 10.0 0 0.0 '06/3 '07/3 ※既存店ベースで比較しております。 36 Ⅳ.07年3月期決算レビュー 5.株主資本比率、有利子負債比率 株主資本比率 百万円 2,500 2,000 % 2,286 1,845 1,500 1,000 有利子負債比率 13.8% 11.3% 25 百万円 5,000 20 4,000 15 3,000 10 2,000 % 4,856 3,875 29.7% 35 30 25 23.4% 20 15 10 5 500 0 0 '06/3 '07/3 1,000 5 0 0 '06/3 '07/3 ※有利子負債比率=長短借入金/総資産 37 Ⅳ.07年3月期決算レビュー 6.総資本回転率、経常利益率 総資本回転率 経常利益率 百万円 1,000 回 2.0 1.55回 % 1.59回 791 800 1.5 600 5.0 4.0 3.0 512 3.0% 1.0 400 2.0 2.1% 0.5 0.0 '06/3 '07/3 200 1.0 0 0.0 '06/3 '07/3 38 I. 会社概要 II. 当社を取り巻く環境 III. 当社の特徴 IV. 07年3月期決算レビュー V. 中期経営計画 Ⅴ.中期経営計画 1.中期経営計画 (2008年3月期∼2010年3月期) 売上高、店舗数 経常利益、当期純利益、営業キャッシュフロー 百万円 百万円 35,000 1,600 1,509 32,000 29,500 30,000 26,209 25,000 82 27,500 8.00% 1,434 1,400 7.00% 106店 96 1,200 6.00% 1,102 88 1,000 1,000 20,000 800 5.00% 850 791 4.00% 674 15,000 600 2.9% 3.0% 10,000 375 400 5,000 200 3.1% 470 163 200 3.00% 2.00% 1.00% 70 0.7% 0 0 '07/3月期 '08/3月期計画 '09/3月期計画 '10/3月期計画 0.00% '07/3月期 '08/3月期計画 '09/3月期計画 '10/3月期計画 経常利益 営業キャッシュフロー 当期純利益 経常利益率 40 Ⅴ.中期経営計画 2.中期経営計画 (2008年3月期∼2010年3月期) ’07年3月時点でのレンタルDVD 売上構成比は90%を突破 ’07年3月時点でのレンタルDVD 在庫比率は50% レンタル部門のビデオ・DVDの売上構成比 100% 100% 8.6% 20.8% 80% 50% 60% Video, 74% 80% Video, 46.6% 65% 60% 91.4% 40% 20% 40% 50% DVD, 26% 20% 35% 0% 79.2% DVD, 53.4% 0% '05/10 '06/3 '07/3 ※2005年10月よりデータを取り始めております。 '05/3 '06/3 '07/3 41 Ⅴ.中期経営計画 3.中期経営計画 (2008年3月期∼2010年3月期) ’08年3月期に6億円のレンタルDVD在庫投資を実施 2% 在庫比率 Video, 20% 6億円投資 DVD, 80% '08/3(計画) 98% '09/3(計画) (単位:百万円) 経常利益計画値 200 850 42 Ⅴ.中期経営計画 4.中期経営計画 (2008年3月期∼2010年3月期) 設備投資計画 1,600 百万円 1,434 1,420 部門別売上構成比率 1,570 1,509 1,400 1,260 1,200 1,000 100.0% 1.8% 3.9% 2.7% 3.9% 3.8% 4.0% 90.0% 4.5% 4.0% 12.5% 11.8% 11.6% 11.4% 18.6% 18.8% 18.7% 18.7% 63.2% 62.8% 61.9% 61.4% 80.0% 1,102 70.0% 917 60.0% 800 50.0% 674 40.0% 600 30.0% 400 20.0% 200 10.0% 0 0.0% '07/3月期 '08/3月期計画 '09/3月期計画 営業キャッシュフロー '10/3月期計画 設備投資金額 '07/3月期 書店 '08/3月期計画 '09/3月期計画 '10/3月期計画 レンタル セルAV 文具 テレビゲーム ※2008年3月期より、リサイクル部門の名称をTVゲーム部門と変更しています。 43 Ⅴ.中期経営計画 5.中期経営計画 (2008年3月期∼2010年3月期) TVゲーム売上高・構成比推移 新品ゲーム取扱店舗数推移 店 百万円 1,500 120 % 5.0 106 96 100 82 4.47 3.83 1,200 88 4.0 563 80 2.71 900 432 3.0 60 600 40 236 2.0 55 50 20 29 0 1.81 39 4 '07/3月期 866 697 300 1.0 509 419 0 '08/3月期計画 '09/3月期計画 '10/3月期計画 内新品ゲーム取扱店舗数 全店舗数 0.0 '07/3月期 '08/3月期計画'09/3月期計画 '10/3月期計画 リサイクル 新品 TVゲーム売上構成比 44 Ⅴ.中期経営計画 6.中期経営計画 (2008年3月期∼2010年3月期) 新販売・顧客情報システム投資に3ヵ年で9億円を投入 百万円 1000 800 230 600 300 300 370 370 400 200 0 370 '08/3月期(計画) '09/3月期(計画) 総額で9億円 の投資 '10/3月期(計画) (トピックス) 2008年3月期 投資額370百万円 店頭顧客サービスの強化 ・・・全店共通レンタルカード、共通ポイントカード、株主優待カードの導入 2009年3月期 投資額300百万円 顧客の潜在需要の掘り起こし ・・・販売データと顧客データのデータ統合インフラ整備 2010年3月期 投資額230百万円 顧客情報システムの構築 ・・・ワン・トゥ・ワン・マーケティングシステムの構築 以上の要素は、利益計画へ織り込んでおります。 45 Ⅴ.中期経営計画 7.中期経営計画のポイント 営業キャッシュ・フローの範囲内での設備投資による ムリのない成長 3ヵ年でレンタル用商品のDVDへの完全移行 既存店でのテレビゲーム部門の本格展開 システム投資による新たな個客マーケティングの実施 46 Ⅴ.中期経営計画 8.株主還元策 2008年3月期株主還元策① 配当の実施 1株当たり期末配当:16円(普通配当)予定 (円) 20 15円 15 10 16円 10円 5 0 2006年3月期 2007年3月期 2008年3月期(予定) 47 Ⅴ.中期経営計画 9.株主還元策 2008年3月期株主還元策② 株主優待制度(2008年9月中間期より制度内容を変更) 9月30日と3月31日現在において、ご所有の株式数に応じて、 当社でのお買い物に際して割引をさせていただきます。 レンタル割引 販売割引 100株以上 株主優待カード 30% 3% 500株以上 ゴールドカード 40% 4% 1,000株以上 スーパーゴールドカード 50% 5% 5,000株以上 プラチナカード 60% 6% 70% 7% 10,000株以上 スーパープラチナカード *有効期限 9月30日現在の株主様(翌年 6月30日まで) 3月31日現在の株主様(当年12月31日まで) *株主優待カードの詳細については、弊社ホームページをご覧ください。 48 Ⅴ.中期経営計画 10.複合型書店の出店余地 2万人商圏における複合型書店の出店余地は、約5,000店 既存店舗, 1,375店 空白マーケット, 4,909店 三洋堂書店, 66店 商圏人口2万人と仮定した場合 1.27億人÷2万人=6,350店 既存の複合型書店は当社を含め1,441店舗 したがって、 6,350店−1,441店=4,909店 既存店舗数:日本レコード協会による訪店調査(2005年4月∼7月) 49 Ⅴ.中期経営計画 11.三洋堂書店の目指すもの 「本とのであいのおてつだい」 日本最大級の直営複合大型書店チェーンをつくることで 高効率の商流を構築し、 全国の書店空白地区(町村)を無くし、 子供からお年寄りまで、どこに住んでいても 本(CD・DVD)と気軽に出会えるようにしたい。 50 3058 小商圏型、複合大型書店の全国展開を目指す ホームページ: http://www.sanyodo.co.jp/