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中期経営計画『TOP520』策定のお知らせ
平成 19 年 7 月 24 日 各 位 会社名 代表者名 小津産業株式会社 代表取締役社長 (コ-ド番号 問合せ先 7487 執行役員 中田 範三 東証第2部) 近藤 聡 TEL 03-3661-9400 中期経営計画『TOP520』策定のお知らせ 当社グループは、3 年後の平成 22 年 5 月期を最終年度とする中期経営計画を策定いたしまし たので、お知らせいたします。 当社グループは「伝統とは継続的な開拓の歴史との認識のもと、お客さまの満足や喜びを第一 に考えた新しい付加価値を提案し、豊かな暮らしと文化に貢献すること」を企業理念としており ます。この理念を守りつつ高い企業価値を持ち、顧客、取引先、株主、従業員のすべてから不可 欠な存在であるために、今後数年間の取り組みが重要な鍵を握ると認識しております。 当中期経営計画におきましては、小津グループの力を総結集し、十分なパフォーマンスを発揮 する意味である Total of Ozu Performance の頭文字を取り、また平成 22 年 5 月期の連結売 上高の目標である 520 億円から、当計画を『TOP520』と定め、下記の通り推進いたします。 記 1.6 つの重点戦略 中期経営計画『TOP520』の目標を達成するために、次の 6 つの戦略を重点的に進めてまい ります。 ① 得意とする商品分野のパイオニアとなること 不織布部門では、3 つの主力商品分野であるエレクトロニクス、メディカル、コンシュ ーマーを中心に、新しい商品、新しいサービスの発掘に努めます。また家庭紙・日用雑 貨部門におきましては、不織布部門の加工ノウハウを採り入れた商品ラインアップを順 次に取り揃えてまいります。 不織布部門では、平成 19 年 4 月に ISO9001 認証を取得したことにより、高い加工技術 と品質管理に裏打ちされた商品を提供してまいります。また、平成 19 年 6 月に新設さ れた組織「新事業開発室」は、すべての営業部門間の情報交流と、小津グループが持つ 様々な業態の販売先に展開できる商品の開発を担う専任部署であります。 全社を挙げてこの戦略のメインテーマである“物作り”を行うことにより、当社グルー プの各事業部門がパイオニア(開拓者・先駆者)の地位を獲得することを目指します。 -1- ② 販売体制の拡充を実行すること 不織布部門では、国内はもとより海外需要にさらに目を向け、アジア、ヨーロッパ、ア メリカの3つの商圏に対して着実な販売網の拡大を進めてまいります。具体的には、新 しい営業拠点の設置、あるいは代理店の活用などを検討いたします。その他の部門にお いても、情報システムの活用や部門を超える営業活動、タイアップによって、販売チャ ネルを一層広めてまいります。 ③ 流通システムを再構築し、サービス力を高めること 家庭紙・日用雑貨部門では、㈱紙叶の子会社化によってシェアアップを実現し、商流に 強みを発揮できる体制を整えます。具体的には、既存の設備や既成概念に捉われること なく、今よりも付加価値の高い流通サービスを提供できるよう、現在の関東圏を中心と した流通システムのさらなる広域対応も視野に入れ、中長期的な観点からあらゆる再構 築を行います。 ④ 独創性、想像力に優れ、チャレンジ精神旺盛な人材を育成すること 当計画を推進するためには、柔軟な組織運営、適切な人事制度や処遇、チームワークが 欠かせません。独創性、想像力に富んだ人材、またチャレンジ精神旺盛な人材を登用、 育成することに力を注ぎ、経営体制を支えることができるスタッフを十分に揃えてまい ります。 ⑤ 環境保全に関心を持った活動を行うこと 当社グループは平成 14 年に ISO14001 認証を取得し、地球と人にやさしい企業である ことを常に心がけてまいりました。特に、取り扱う紙製品やディスポーザブル製品が環 境に与える影響を認識し、3 つの R(Reduce:廃棄物の発生抑制、Reuse:再利用、 Recycle:再生利用)を意識したエコロジー商品やリサイクルが可能な商品作り、また 廃棄物や使用資源の低減を目指してまいります。 ⑥ 高い倫理観に基づく行動を心がけること 当社グループは、平成 18 年 6 月 1 日に企業倫理に関する方針を改訂し、すべての役職 員が遵守すべき 9 つの行動基準を全員に通知し、徹底いたしております。また同日に発 足した CSR 委員会は、グループ内で想定されるリスクの軽減に努めるほか、推進中で ある財務報告に係る内部統制の体制作りに関与し、チェック機能を高めてまいります。 -2- 2.中期経営計画『TOP520』の連結経営目標 【平成 20 年 5 月期~平成 22 年 5 月期の連結経営目標】 平成 19 年 5 月期 実 績 平成 20 年 5 月期 予 想 平成 21 年 5 月期 目 標 平成 22 年 5 月期 目 標 連結売上高 396 億円 442 億円 500 億円 520 億円 連結経常利益 8 億円 9 億円 13 億円 16 億円 ※1 上記の予想および目標は、現時点で入手可能な情報に基づいて定めたものであります。 従いまして、実際の実績は、今後の様々な要因によって上記の予想および目標と異な る場合があります。 ※2 平成 19 年 5 月期の実績は、平成 18 年 9 月に子会社化いたしました㈱紙叶の 6 ヶ月実 績(同社は 2 月決算であるため、平成 18 年 9 月~平成 19 年 2 月の実績)を含んでお ります。 ※3 平成 20 年 5 月期の予想は、子会社である㈱紙叶の事業の通年分(12 ヶ月)が加算さ れる一方、同社が 2 月決算であることから、同社に吸収分割される当社の家庭紙・日 用雑貨部門の 3 月~5 月までの実績予想が加算されません。 以 -3- 上