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妻から夫に お願いごとランキング(PDF)
日本経済新聞 印刷画面 1/3 夫から妻、妻から夫に お願いごとランキング 2014/10/12 6:30 日本経済新聞 電子版 妻は夫に、夫は妻に願うことがある。親しき仲だからこそ、なかなか言えない注文もあるが、互いの胸の内を理解すればいい関係は築ける。 ネット調査の「NTTコムリサーチ」を通じ、互いへの気持ちを聞いてみた。 <夫から妻へ> 1位 いつまでも若々しくいて 2200ポイント ・いつまでもかわいくあってほしい。パンツばかりでなく時にはスカート姿も見せて(30代) ・ずっと女らしさを失わずにいてほしい。できればもう少しダイエットしてほしいかな(40代会社員) ・化粧品を使って若返ってほしい(60代無職) 2位 冷蔵庫をもっと整理して 1210ポイント ・散らかり放題の部屋を何とかして。特にキッチンがひどく、料理をしたくてもできない。お皿は食器棚に戻し、冷蔵 庫の食材もちゃんと整理して(60代) 3位 外出時はおしゃれに 1190ポイント ・ある程度の体型を維持してほしい(20代会社員) ・みすぼらしい身なりは控えて(30代会社員) 4位 いつも笑顔でいてほしい 1160ポイント 5位 スキンシップを大事にしてくれたら 1130ポイント 6位 もっと節約に協力して 1020ポイント 7位 ヒステリーを起こさないで 930ポイント 8位 共通の趣味を持てたら 900ポイント 9位 家でぐうたらしているのはやめて 890ポイント 10位 部屋を散らかさないで 850ポイント <妻から夫へ> 1位 加齢臭に気をつけて 1950ポイント ・体をよく洗わないから体臭が抜けない。注意する方も気疲れするから自分で直してほしい(20代専業主婦) ・入浴や歯磨きを毎日しないし爪も伸びている。自分の身の回りの事はちゃんとしてほしい(30代専業主婦) ・口臭、体臭対策を。寝る前に必ず歯を磨いて(40代専業主婦) 2位 外出時はおしゃれに 1730ポイント ・スリッパで外に出ないで。スニーカーを履いてほしい(20代専業主婦) ・服にもっと頓着してほしい。季節外れの格好で外出しないで(60代専業主婦) 日本経済新聞 印刷画面 2/3 3位 いつまでも若々しくいて 1590ポイント ・この先ずっと若々しくおしゃれで人に自慢できる旦那でいてほしい(20代会社員) ・最近老けて見えるのでもっと若々しい格好を(30代会社員) 4位 自分の健康をもっと気遣って 1580ポイント 5位 もっと節約に協力して 1340ポイント 6位 朝食ぐらいは作れるようになって 1160ポイント 6位 頼まなくても自分から家事をやって 1160ポイント 8位 何度も同じことを言わせないで 1150ポイント 9位 所構わずおならやげっぷはしないで 1130ポイント 10位 部屋を散らかさないで 1120ポイント 表の見方 順位の右の数字は回答数を基に点数に換算したもの。 ■寄り添い理解 円満の道 夫は妻に「いつまでも若々しくいて」ほしい人が圧倒的に多く、台所は妻のテリトリーとみなされやすいのか「冷蔵庫をもっと整理して」という声 が続いた。妻は「加齢臭に気をつけて」がトップ。においの問題「スメハラ」は職場に限らない。 妻の方が願いごとは多い。世代別に見ると20代では「プレゼントして」「記念日を忘れないで」「何でも2人で話し合って決めたい」など恋人のよ うな気分が漂うが、子どもに手がかかる30代では「もっと稼いで」「自分ばかり忙しいと思わないで」の声が高まる。40代になるといびき問題が 急浮上するようだ。 要望は互いの関係と生活に関することに大別される。後者が目立つが、「心の問題を置き去りにして不満は解消されない」と夫婦間の問題相 談に当たる「@はあと・くりにっく」代表で臨床心理士の西沢寿樹さんは言う。 愛情があれば、相手の力になりたいもの。相手が言うことを聞かないときは、聞かない理由がある。反発に応酬せず「相手に寄り添い、理解 することが大切」(西沢さん)だ。円満の第一歩は我が身を振り返ることかもしれない。 世代別で多かった願いごとは… <夫から妻へ> 20代「家でも程よくおしゃれにして」 30代「家でも程よくおしゃれにして」 40代「自分ばかりが大変だと思わないで」 50代「口うるさくあれこれ言わないで」 60代「自分自身の健康をもっと気遣って」 <妻から夫へ> 20代「私の欲しい物を察してプレゼントして」 30代「もっと稼いでくれたら」 40代「いびきをなんとかして」 50代「家事に協力してくれたら」 60代「気づいたらいちいち私に言わず自分でやって」 ●それはやめて 妻「ケンカの最後は『誰のおかけでメシを食えていると思ってるんだ』。それを言っては家族が成り立たないよ」(20代専業主婦) 日本経済新聞 印刷画面 3/3 妻「私の買い物に『これ、いくらだったの?』といちいち値段を聞かないで」(40代専業主婦) ●気遣って 夫「子どもが大事なのはわかるけれど旦那も大切にして」(20代会社員) 妻「家事や親の世話を当たり前と思わず、ほんの少しでも感謝を言葉にしてくれたらそれだけで頑張れるから」(50代専業主婦) ●自分のことは… 妻「夫は自分でできることでもやろうとしない。私は母親でも家政婦でもない」(20代専業主婦) 妻「何でも私任せ。こちらが何か言えば必ず、『俺は働いているんだ』。私も働いていますけど!!」(40代パート・アルバイト) ●一緒に長生きしようね 夫「一人で何でも抱え込まずに、もっとたくさん相談してほしいし甘えて」(30代公務員) 妻「結婚して以来変わらず尊敬できる人。お互い元気に暮らしていくためにタバコをやめてくれたら本当にうれしい」(60代専業主婦) 妻「これからも毎晩ウオーキングに誘って。星空を眺めながら、2人で歩きましょう」(60代パート・アルバイト) ●今のままでありがとう 妻「よくしてくれる夫です。年を重ねてもこのまま健康で過ごせたら十分です」(30代専業主婦) 妻「子どもが増えるごとに私への気遣いは増し、何でも『おいしい』と食べ、そっと家事を手伝ってくれる。お仕事お疲れさま」(30代パート・ア ルバイト) 夫「家事を手伝うと毎回、感謝されてとてもやりがいがある。お互い感謝を忘れずにいこう」(20代公務員) ◇ ◇ ◇ 調査の方法 夫婦それぞれ相手にお願いしたいことについて選択肢を80ほど作成。9月下旬にNTTコムオンライン・マーケティング・ソリューションの「NTTコムリ サーチ」とネット調査をし、該当するものを複数回答で選んでもらった。回答者は全国の20~60代の既婚男女。各年代100人ずつで有効回答数は1000。 Copyright © 2014 Nikkei Inc. All rights reserved. 本サービスに関する知的財産権その他一切の権利は、日本経済新聞社またはその情報提供者に帰属します。また、本サービスに掲載の記事・写真等の無断複製・転載を禁じます。