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2章 上位・関連計画の整理 2-1 県の都市整備方向
2章 上位・関連計画の整理 ここでは、本計画を策定する上での前提条件として、県、市及び近隣市町における都市 整備、まちづくり関連の各種既定計画について整理する。 2-1 県の都市整備方向 県では、「ふくおか新世紀計画」に基づき、県政の基本施策を定めており、都市整備 については、「福岡県都市計画基本方針」を策定し、その基本方針を定めている。 県の都市整備方向としては、これまでの成長を重視した「都市化社会」から、安定・ 成熟化を志向する「都市型社会」への転換を目指すこととし、「コンパクトな都市づく り」をキーワードとする将来都市構造やその実現化に向けた施策の方向が示されており、 以下にその概要を整理する。 (1)福岡県都市計画基本方針(平成 15 年2月) ①都市づくりの目標と基本理念 県内各都市が今後とも都市活力のある社会経済活動の場として機能し、また、県民 の快適で幸せな暮らしを提供する場として機能していくことを目指すこととし、次の 都市づくりの目標及び基本理念を定め、施策を展開している。 ■都市づくりの目標 『暮らしやすく活力のある環境共生の都市づくり』 都市と農山村との共生を基調として、都市間の連 ■基本理念 『広域・連携』 携による広域的都市づくりを展開する。 都市の個性を活かしながら、活力の再生を図り、 『個性・再生』 新しい時代に適応する都市づくりを展開する。 『パートナーシップ』 多様な主体の協働による都市づくりを展開する。 ②都市整備構想 目標実現のための、都市づくりの基本的な考え方として、『都市圏の状況に応じた コンパクトな都市づくり』を掲げ、大ブロック福岡圏においては、多心型ネットワー ク構造への転換を目指している。 市街化整備に関しては、「市街地の拡大をコントロールし、緑と自然と共生した適 正な市街地の形成」の方向が示されている。一方、郊外部においては市街化の抑制を 原則としながら、優良農地の保全や新たな居住ニーズに応える田園居住地の整備等を 進めることとしている。 - 36 - ■都市づくりの基本方向 都市圏の状況に応じたコンパクトな都市づくり ■県全域の都市圏構想 アジアの交流拠点となる第4の大都市圏の創造 ■大福岡ブロック圏の都市圏構想 福岡市を中心とする多心ネットワーク型都市構造の形成により、 国際中枢都市圏の形成をめざす。 ・中心拠点と広域都市圏を放射環状型の連携軸でネットワーク。 ・国際情報発信、学術研究機能、国際交通・物流機能等の強化。 ・市街地の拡大をコントロールし、緑や自然と共生した適正な市街地を形成。 ■市街化調整区域関連施策 【郊外部の土地利用方針】 ●市街化抑制を原則としつつ、地区計画等による適正な開発を許容 【郊外部の整備方針】 ●優良農地の保全と集落活力の増進 ・計画的、合理的土地利用のもと、市街化圧力から優良農地を保全 ●優良な田園居住地の整備 ・地区計画の指定等による農地を調和した田園居住を整備 - 37 - 2-2 市のまちづくり計画 本計画に関連する市のまちづくり計画としては、市の総合的な土地利用や都市整備等 の方向を示す「第三次筑紫野市総合計画」、「筑紫野市国土利用計画」、 「筑紫野市都市計 画マスタープラン」があげられる。また、山林や農地等の自然環境・緑地面での保全・ 活用方向を示す「緑の基本計画」、「筑紫野市環境基本計画」や、農業振興地域における 農地・集落の利用・整備方向を示す「農業振興地域整備計画書」も参考とする。 以下に上記の図書の概要を整理する。 (1)第三次筑紫野市総合計画 (平成8年 7 月) 「第三次筑紫野市総合計画」は、市の基本的なまちづくりの方向を定め、その実現に向 け、総合的かつ体系的な各種行政施策を定めるものである。 市では、平成 17 年度を目標に、住宅都市としての発展のもと、「自然」 ・ 「街」 ・ 「人」が 共生するまちづくり施策を展開し、市街地と自然・農地がバランス良く調和した成長管理 型の都市形成を目指すこととし、以下のような方向を定めている。 ①まちづくりの基本的な考え方 まちづくりの基本的な考え方としては、旺盛な宅地需要の受け皿となる住宅都市と しての発展のもと、自然環境の活用や拠点性・ネットワーク性のある都市整備を図り、 福祉、人権尊重、環境を重視したまちづくりを目指している。 ・社会的・広域的要請に応えた住宅都市としての発展をめざす ・自然を活かした余暇需要対応型都市としての発展をめざす ・拠点性があり、かつネットワーク性に富んだ都市としての発展をめざす ・安心感のある福祉型都市としての発展をめざす ・差別なく暮らすことのできる人権尊重都市としの発展をめざす ・環境への負荷の少ない都市としての発展をめざす ②将来都市像 まちづくりの基本的な考え方を踏まえ、2005 年度の市のあるべき姿として、次の将 来都市像を示している。 自然・街・人の共生都市 ちくしの -生活文化の創造・発信拠点をめざして- 豊かな自然、楽しくて便利な街なみ、そこに住む人々、の3つが共存し、バラ ンスのとれた生活文化の創造・発信拠点となる。 - 38 - (2)筑紫野市国土利用計画(第二次)(平成 12 年 12 月) 「筑紫野市国土利用計画(第二次)」は、「第三次筑紫野市総合計画」を上位計画として、 市の総合的かつ計画的な土地利用を推進するための基本的な施策を定めるものである。計 画では、土地利用に関するより具体的な課題に対応するものとして、南北の市街地の一体 化を促す面整備事業等の推進、市街化区域に隣接する集落部等における開発誘導等の施策 を示しており、以下にその概要を整理する。 ①土地利用の課題 本市における土地利用上の課題は以下のとおり整理される。都心近郊の住宅地とし ての開発需要をいかに受けとめ、秩序ある土地利用を実現するかが、基本的な課題と いえる。 ●市街地の整備・開発に関する課題 ・秩序ある市街地の形成 ・既成市街地における土地の有効・高度利用 ・南北2大市街地を結ぶ区域における計画的な土地利用の推進 ・新規産業用地の形成 ●自然環境の保全に関する課題 ・農地の保全と活用 ・緑地の保全と活用 ・市街化調整区域や都市計画区域外の農村集落地の環境整備 ・幹線道路沿道における適正な土地利用の誘導 ●都市基盤施設の整備に関する課題 ・交通体系等都市基盤施設の整備 ②土地利用区分別基本方向(市街化調整区域関連) 土地利用の課題に基づき土地利用区分別の基本方向を策定しており、市街化調整区 域に関連する内容は以下のとおりである。 ●農用地 ・ 「農業振興地域の整備に関する方針」の運用による優良農地の確保・保全 ・低利用農地の地区計画制度等を活用した他用途への有効利用の検討 ・市街化圧力の強い農地の周辺環境と調和した計画的土地利用の検討 ・山間部農地の継続的な利用あるいは森林その他用途への転換 ・都市住民との余暇活動等の場としての市民農園等の整備推進 ●森 林 ・自然環境の積極的な保全 ・木材生産、水源涵養、保養休養、自然環境等の公益機能の確保 ・不法投棄や無秩序な開発の防止 ・余暇需要に対応したレクリエーションの場としての活用 ●水面・河川・水路 ・災害を防止する河川改修の促進、親水環境の整備、下水道整備等の推進 ●道 路 ・農林業生産の維持・向上等のための農林道整備の推進 - 39 - ●宅 地 ・市街地隣接地等での面的整備事業等の計画的な住宅地整備 ・農村集落地での地区計画制度等による居住環境の改善や活性化 ●その他 ・二日市温泉街等の歴史・自然資源や自然遊歩道等と連携したレクリエーショ ン機能の増進 ・幹線道路沿道部の周辺環境に配慮した沿道サービス系土地利用の適切な誘 導 ■土地利用構想図 - 40 - (3)筑紫野市都市計画マスタープラン(平成 11 年3月) 「筑紫野市都市計画マスタープラン」は、「第三次筑紫野市総合計画」を上位計画とし て、市の都市計画に関する基本的な方向を定めるものである。市では、ワークショップ形 成による市民の意見の反映のもと、豊かな地域資源を活かした特色ある都市づくりに向け た各種都市施策や地域別のまちづくり方針等を定めており、以下にその概要を示す。 ①都市づくりの理念と将来都市構造 「第三次筑紫野市総合計画」を勘案しつつ、市民から提起された問題点や将来に向 けた展望を総合的にまとめ、次の基本理念及び5つの将来都市像として示している。 ■基本理念 緑豊かなまちと 心やさしき人を育てる いきいきとした まちづくり ●ちくしのの歴史、文化を守り、豊かな心を育むまちづくり 将 来 都 市 像 ●ちくしのの活力を高めるまちづくり ●ちくしのの川を活かした緑あふれるまちづくり ●ちくしのの地域の個性を活かしたまちづくり ●ちくしのに暮らし、訪れる人にやさしい、安心、安全なまちづくり ■将来都市構造 ●南北市街地の一体化、秩序ある市街地の形成 ●南北、東西の交通網の強化 ●2つの山系、緑地と主要河川の保全と活用 ●個性ある市街地、拠点の形成 ②土地利用方針 土地利用は、次の9区分に基づき、市街化区域・市街化調整区域の区域区分、用途 地域の指定、地区計画の決定等により計画的に誘導する。 ●住宅地 ・新市街地等の良好な低層低密度住宅地の土地利用の維持・増進、鉄道駅近接地 区の高度利用化、その他地域特性に配慮した良好な居住環境の形成 ●商業・業務地 ・主要駅を中心に配置 ●沿道商業サービス地 ・中心商業地との機能・役割分担に配慮しつつ、適切に誘導 ●工業地 ・既存工業地の維持と広域幹線道路の立地条件を活かした生産基盤の整備 - 41 - ●農村集落地 ・市民農園など農村と都市の交流の場としての活用と営農環境の保全・整備 ●農 地 ・優良農地の農業生産基盤整備と環境保全 ●緑 地 ・自然保全、余暇活動等の機能分担に基づく山林保全方策の確立 ・市街地及びその周辺の活用とネットワーク化 ●計画的な土地利用を推進する区域 ・南北市街地間の開発の計画的な誘導、市街化圧力の強い未整備農地の計画的な 土地利用転換 ●道路沿道の有効活用を図る区域 ・主要幹線道路沿道への流通・業務、レクリエーション施設等の誘致、田園地域 における農地への影響に配慮した土地の有効活用 ③重点的土地利用誘導方針 適正な土地利用の実現に向け、次の区域を具体的に定めて重点的な土地利用の誘導 を行うこととし、市街化調整区域においては、市街化推進地区及び住環境保全地区に おいて具体的な対応が求められる。 ●既成市街地の再構築 ●市街化推進地区:農林業との調整のもと、市街化の見通しが明らかになった時点 で市街化区域に計画的に編入 ●住環境整備推進地区:協定や地区計画等によるルールづくりを推進し、良好な居 住環境の形成や周辺環境を保全 - 42 - ■土地利用方針図 - 43 - (4)筑紫野市緑の基本計画(平成 12 年6月) 「筑紫野市緑の基本計画」は、市の公園・緑地の配置や整備方針について総合的に定め るものである。市街化調整区域に関連しては、山林、農地、河川等の保全や活用の方針が 定められており、その概要を以下に整理する。 ①緑の将来像 公園・緑地の配置や整備の方向を総括的に示すものとして、次の将来像とその基本 的な考え方が定められている。 ■緑の将来像 みんなでつくろう「緑あふれる万葉のふるさと」 ・市民、企業、行政の共通認識のもとに、緑の将来像を実現 ・“万葉のふるさと”にふさわしい本物の緑を確保し、文化の香る未来を切り拓く ・林縁、水辺等、境界部の緑を一体的な環境として大切にする ・山に狭まれた地理的特徴を十分に活かし、東西の緑のネットワークを形成 ・緑の存在により、安心して暮らせるまちづくりを目指す ②総合的な緑の配置方針 市の緑を構成する主要な要素について、次の整備・保全の方針が定められている。 ・宝満山塊、背振山塊の保全・活用 ・大規模農地の保全・活用 ・河川の保全・活用や道路の緑化 ・市街地の樹林・樹木の保全 ③市街化調整区域関連施策 市街化調整区域に関しては、河川、山林、農地等の緑を計画に位置づけており、そ れぞれ次の施策を定めている。 ●河川の緑化 ・管理道路等の整備に伴う並木整備、多自然工法による河川整備 ・公園や樹林地等との隣接区間での一体的な整備 ●山林の緑 ・保安林:適正な保全と活用に努め、必要な管理に努める ・天拝山周辺の緑:市の象徴として風致地区の指定による緑地の担保に努める ●農地の緑 ・市街化調整区域内:農用地区域に指定される農地について指定継続や農業後 継者の育成等により保全に努める - 44 - (5)筑紫野市環境基本計画(平成 12 年3月) 「筑紫野市環境基本計画」は、環境負荷の低い、自然環境と共生するまちづくりを進め るための総合的な施策を定めるものである。市街化調整区域に関しては、農地や山林等の 環境面における保全・活用施策を定めている。特に、森林の保全・育成を重点施策として 位置づけており、本計画の策定にあたって留意する必要がある。 ①望ましい環境像と長期的目標 豊かな自然環境の保全・活用と、そこに住む人の快適な生活の確保をバランスよく 進め、自然と都市がともに発展していく都市を目指すものとして、次の環境像及び長 期目標を定めている。 ■望ましい環境像 自然と人が輝く 環境にやさしいまち・筑紫野 ■長期目標 ・豊かな自然と人とが共生する都市の構築 ・循環型都市を目指し、行動する社会づくり ・潤いと安らぎのある快適な地域社会の確立 ・一人ひとりの力による環境づくり ②市街化調整区域関連施策 市街化調整区域においては、次の自然環境や景観に関する施策への対応が必要とな る。 ●自然環境の保全 ●自然とのふれあいの促進 ●水資源の保全と有効活用 ●身近な緑とのふれあいの確保 ●良好な水辺環境の保全と創造 ●地域特性を活かした景観の保全と創造 【重点施策】森林を将来の世代に引き継ぐために ・木材生産から環境保全、水源涵養にウェイトを置いた森林管理への移行 ・重要な公益的森林の買い取り、市民ボランティアの協力により管理・活用 ・市民参加型の森林保全、管理の推進 ・自然観察の森、自然観察路等の整備 - 45 - (6)筑紫野市農業振興地域整備計画書(平成 10 年 11 月) 「筑紫野市農業振興地域整備計画書」は、「農業振興地域の整備に関する法律」に基づ き、本市の農業振興地域及び農用地区域を指定するとともに、その利用及び整備方針等を 定めるものである。 市街化調整区域の大半を占める農地・集落に対する農政に係る基本的な考え方を示して おり、以下にその概要を整理する。 ①土地利用構想 農業振興地域の土地利用の基本的な考え方として、次の構想を示している。 ・都市近郊の特色を生かした農業を展開する ・農業就業構造の変化に対応する労働力を活かすための適正な土地利用計画のも とに企業の誘致を促進し、雇用の場の拡大を図る ・自然と歴史に恵まれた観光資源を活かして福岡都市圏における農業と観光レク リエーションの供給基地として、市民農園等の整備を促進する ②用途別土地利用構想 農業振興地域における用途別土地利用に関して、次の方針を定めている。 ●農用地 未整備の集団的農用地のほ場整備を推進 ●農業施設用地 野菜等出荷場、畜産関連施設等の建設 ●森林、原野 積極的に保全、整備するとともに、防災機能の増進を図りながらレクリエー ション等の空間利用を推進 ●住宅用地 福岡市のベッドタウンとして需要の動向を踏まえ増加を見込む ●工業用地 就業の場の確保、市の活性化のため、環境保全への留意のもと積極的に誘致 促進 - 46 - 2-3 近隣のまちづくり計画等 本市と近隣市町村においては、広い範囲で行政界を接し、本市同様、福岡県のベッド タウンとして一体的な市街地を形成する太宰府市との関係が特に強くなっており、その 都市づくりの方向性等について整理する。 (1)太宰府市 都市計画のマスタープラン(平成 10 年3月) 太宰府市の都市計画マスタープランの概要は以下のとおりである。 本市に関連しては、下図に示すとおり、二日市駅周辺における一体的な商業・業務核の 形成が構想されている。 ①都市づくりの理念 豊かなみどりと歴史に囲まれた 明るく住みよいまちづくり ②都市づくりの目標 ●生活環境が整った快適で魅力ある都市づくり ●健康で安心して暮らせるやさしい都市づくり ●歴史、文化遺産を生かした活力ある都市づくり ●豊かな自然に抱かれたやすらぎのある都市づくり ●地域コミュニティを支援する市民主体の都市づくり ③将来都市構造 - 47 - (2)太宰府まるごと博物館基本計画(平成 14 年6月) 太宰府市では、本市との隣接地において九州国立博物館(仮称)の建設が進められてお り、太宰府市はそのインパクトを活かして、第四次太宰府市総合計画の将来像である「歴 史とみどり豊かな文化のまち」の具体化を図る、「太宰府まるごと博物館計画」を策定し ている。 計画では、国立博物館及びその周辺地区をコアエリアとして、市全域において歴史・文 化を感じることのできるまちづくりを目指しており、本市の、特にコアエリア周辺におい ては、同計画との連携等について留意する必要がある。 ①基本的な考え方 ●市全域が「まるごと博物館」 ●歴史が残したものを守り、未来を創る博物館 ●市民と来訪者にとって魅力的なまちづくり ●環境づくり・ひとづくり ●ネットワークが支える持続的・発展的な取り組み ②コア(核)エリア整備イメージ - 48 - 2-4 上位・関連計画のまとめ 上位・関連計画に基づく、地域ごとの市街化調整区域の位置づけ及び土地利用方針、拠点整備構想等について、下表に整理する。 地 域 二日市 上位・関連計画(土地利用関連) 緑の基本計画 国土利用計画 都市計画マスタープラン ●駅周辺市街地隣接部の計画的な土地 ●駅周辺市街地隣接部の計画的な土地利用の誘導(a,b,d,e 利用の誘導(a,b,d,e 地区: 「新たな 地区: 「計画的な土地利用を推進する区域」 )及び重点的な 市街化(計画的な土地利用)が考え 市街化誘導(b,d,e 地区:「市街化推進地区」 ) 農業振興地域整備計画書 近隣のまちづくり計画 ●背振山塊の保全 られる区域」) ●JR天拝山駅西側及び筑紫野インタ ●JR天拝山駅西側・筑紫野インターチェンジ周辺の計画的 ーチェンジ周辺の計画的土地利用の な土地利用の誘導(a,d 地区: 「計画的な土地利用を推進す ●大規模農地の保全・活用 整備を推進し、水稲、麦、大豆を中心に 誘導(a 地区:「新たな市街化(計画 る区域」)、JR天拝山駅西側の重点的な市街化誘導(a,d ●山口川の保全・活用 施設野菜、露地野菜、花き等を振興 的な土地利用)が考えられる区域」 ) 地区:「市街化推進地区」 ) ●背振山塊の保全 ●山口川中下流域農地(a,b,d 地区)のほ場 ●筑紫野インターチェンジ周辺(a 地区)の流通・軽工業団地 山 口 の形成 ●筑紫野インターチェンジ・総合公園間(b 地区)のレクリエ ーションゾーンの形成 ●九州自動車道西側農地・集落(b,c 地区)の積極的な保全 ●北端部住宅団地間の計画的な土地利 用の誘導(a,b,c,d 地区: 「新たな市 街化(計画的な土地利用)が考えられ る区域」 ) ●北端部団地間の計画的な土地利用の誘導(a,b,c,d 地区: 「計画的な土地利用が推進する区域」に指定) ●南端部集落の住環境の改善(g,f 地区: 「住環境整備推進地 区」 ) ●宝満山塊の保全 ●宝満川沿いの既整備農地(e,f 地区)を確 ●北端部西側(c 地区)隣接地(太宰 ●大規模農地の保全・活用 保し、水稲、園芸作物等による地域輪作 府市)において、国立博物館(建設 ●宝満川の保全・活用 体系を確立 中)を核として、歴史・文化を活か ●公園の整備(陸上競技場周辺:e 地区) したまちづくりを計画 ●筑紫野・古賀線バイパス、筑紫野・太宰府線沿道の有効利 御 笠 (太宰府まるごと博物館計画) 用(e,f 地区: 「道路沿道の有効利用を図る区域」 ) ●優良農地(e,f,g 地区)の積極的保全 ●陸上競技場周辺(e 地区)生産者・消費者交流拠点の整備 ●駅隣接地及び市街化区域を隔てる ●駅隣接地及び市街化区域を隔てる農地・集落部の計画的な 農地・集落部の計画的な土地利用の 土地利用の誘導(a,b,c,d,e,f,g,h 地区: 「計画的な土地利 ●大規模農地の保全・活用 農道、水路等を整備し、麦や園芸作物の 誘導(a,b,c,d,e,f,h 地区:「新たな 用が推進する区域」)及び重点的な市街化誘導(a,d,f,g,h ●宝満川、山口川、宝珠川の保全・活用 団地を形成 市街化(計画的な土地利用)が考えら 地区:「市街化推進地区」 ) れる地域」 ) 筑 ●国道 3 号線筑紫野バイパス、久留米・筑紫野線バイパス沿 紫 道の有効利用(a,b,c,d,g 地区: 「道路沿道の有効利用を図 る区域」 ) ●優良農地(a,g 地区)の積極的保全 ●背振山塊の保全 ●宝満川、山口川合流部の農地(a 地区)に ●隈、下見地区の農地(c,b,f 地区)の農道、 水路等を整備し、麦、施設野菜の団地を 形成 ●市南部宝満川沿い既整備農地(g 地区)を 確保し、水稲、麦、大豆を中心に、施設 野菜、露地野菜、花き等を振興 - 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