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歯学概論 基礎編 [講義]
歯学概論 [講義] 第1学年 前期 必修 1単位 基礎編 《履修上の留意事項》1.授業資料を配布する場合には、重要ポイントなどをメモとして適切に書き留めること。 2.授業終了後、授業内容をまとめる習慣を身に付けるように努めること。 《担当者名》教授/斎藤 隆史 教授/千葉 逸朗 教授/坂倉 康則 教授/入江 一元 教授/石井 久淑 教授/田隈 泰信 教授/遠藤 一彦 教授/谷村 明彦 教授/中澤 太 教授/安彦 善裕 准教授/伊藤 修一 客員教授/有末 眞 客員教授/江口 正尊 【概 要】 歯学概論(基礎編)では、歯科医師として身に付けなければならない知識を修得する上で、専門基礎科目がどのようなもので あり、またその体系化した知識が歯科医学においてどのような位置を占めるかを学び、臨床科目との関連性について理解する。 【学習目標】 本学歯学部で修得する専門基礎科目の歯科医学における位置付けが説明でき、さらに自らの到達目標が構築できる。 ☆〈歯学概論序説〉歯学の位置付けとその歴史的裏付け、歯科医療職としての使命と社会的意義が説明できる。 ☆〈患者学入門〉患者中心の医療について学ぶ ☆〈国際保健学〉 ☆〈解剖学・口腔解剖学〉解剖学が歯科医学で最も基礎的な専門科目であり、構造が機能(働き)と密接な関係にあることが説 明できる。また、人体解剖学実習が人の死のもとに成り立っていることを理解し、献体について説明できる。 ☆〈組織学・口腔組織学〉細胞や組織の微細構造が機能と結びついていることを説明できる。 ☆〈人体発生学〉口腔や歯の形態異常と発生学の結びつきを説明できる。 ☆〈生理学・口腔生理学〉顎・顔面・口腔領域の感覚、運動及び自律機能の特徴とそれらの調節系について説明できる。 ☆〈生化学・口腔生化学〉 ☆〈微生物学・口腔微生物学〉微生物がう蝕や歯周病など多くの口腔疾患に関わっていることを説明できる。 ☆〈歯科理工学〉歯科の治療に使用されている代表的な材料や器機について説明できる。 ☆〈薬理学・歯科薬理学〉歯科医師が用いる薬物、および知っておくべき薬物について説明できる。 ☆〈病理学・口腔病理学〉全身疾患や口腔に生じる疾患の成り立ちや機序について説明できる。 【学習内容】 回 テーマ 授業内容および学習課題 担当者 1 ◎〈歯学概論序説〉 ●本学歯学部での歯科医学教育を理解する。 斎藤 隆史 2 ◎〈歯学史1~2〉 ●歯学史1~2:歯学の歴史について概説できる。 有末 眞 4 ◎〈患者学入門〉 ●「患者中心の医療」について学ぶ。 江口 正尊 5 ◎〈歯学史3〉 ●歯学史3:歯学の歴史について概説できる。 有末 眞 6 ◎〈国際保健学〉 ●開発途上国の健康問題やその解決策の一つとして の国際協力・開発援助の実相を学ぶことで国や地域 の発展の程度に関わりなく共通な保健、医療、健康 増進の概念についての考え方を整理する。 千葉 逸朗 7 ◎〈解剖学・口腔解剖学〉 ●人体解剖学という学問が持つ膨大な知識の重要性 について理解する。 ●人体解剖学実習の教育的意義を理解する。 ●献体について説明できる。 坂倉 康則 8 ◎〈組織学・口腔組織学〉 ◎〈人体発生学〉 ●細胞や組織の微細構造を学ぶ意義を理解する。 入江 一元 ●ヒトの個体発生と器官発生を学ぶ意義を理解する。 3 回 テーマ 授業内容および学習課題 担当者 9 ◎〈患者さんを知る〉 ●「患者中心の医療」について学ぶ。 伊藤 修一 10 ◎〈生理学・口腔生理学〉 ●顎・顔面・口腔領域の感覚、運動及び自律機能の 特徴とそれらの調節系について理解する。 石井 久淑 11 ◎〈生化学・口腔生化学〉 ●人体の構造と機能、細胞の構造を理解するには、 それらを支える生体分子の営み(生化学反応)を理 解する必要がある。 ●生化学では、生体分子の構造と機能を学ぶ。 ●生体分子の理解が、病気の治療や臓器再生につな がることを学ぶ。 田隈 泰信 12 ◎〈微生物学・口腔微生物学〉 ●微生物がう蝕や歯周病など多くの口腔疾患に関わ 中澤 太 っていることを学び、微生物学の重要性を理解する。 13 ◎〈歯科理工学〉 ●歯科の治療に使用される材料と器機の種類と特性 について学ぶ。 遠藤 一彦 14 ◎〈薬理学・歯科薬理学〉 ●薬物の作用機序や副作用を学ぶ意義を理解する。 ●薬物の作用機序や副作用に関係する生体機能や生 体分子について理解する。 谷村 明彦 15 ◎〈病理学・口腔病理学〉 ●全身疾患や口腔に生じる病気の原因、発生機序な ど病気の本体について理解する。 安彦 善裕 【評価方法】 ◇試験100% 授業内容について授業終了時に実施する小テストにより評価する。 【備 考】 特になし 【学習の準備】 予習は不要であるが、毎回授業後に小テストを実施するので、よく授業を聞いて理解すること。