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クレジット減少率

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クレジット減少率
別紙
訪日外国人消費動向調査
【トピックス】
①震災から1年、平成24年1 2月期の回復状況
①震災から1年、平成24年1-2月期の回復状況
②平成23年度 観光客の訪日回数と
消費動向の関係について
平成24年5月31日
観光庁参事官室(観光経済担当)
トピックス①
ト
ック ①
震災から1年、
平成24年1 2月期の回復状況
平成24年1-2月期の回復状況
1
【概要】震災から1年、平成24年1-2月期の回復状況
【ポイント】
● 観光客数は前年比2割減まで回復、ビジネス客数は好調で前年超え
● 韓国からの観光客数が5割減と低調、ビジネス客数では韓
韓国からの観光客数が5割減と低調 ビジネス客数では韓・台・米がプラスに寄与
台 米がプラスに寄与
● 旅行消費額は単価上昇で前年比8%減まで回復、台湾や中国がプラスに寄与
訪日外客数
旅行消費額
観光客
(‐21%)
ビジネス客
(+14%)
回復先行
中国・タイ
韓国・台湾・
米国
回復先行
台湾・中国
回復遅れ
韓国・欧米
香港
回復遅れ
韓国・オーストラリア
※カッコ内の数値は平成24年1‐2月期における前年同期比の増減率。
訪日客全体
(‐8%)
2
[客層]観光客は前年比2割減、ビジネス客は上回る
z
z
東日本大震災(以下、震災)直後の平成23年4-6月期は、訪日外客数が前年同期の半数に縮小し、中でも「観光・レジャ
東
本大震災(
震災)直後
成 年
期
訪 外客数が前年 期 半数 縮
中 も「観光 ジ
ー」目的の訪日客が大幅に減少した。その後は段階的に回復しているが、平成24年1-2月期※においても未だ前年同
期比12%減となっている。
平成24年1-2月期においても引き続き「観光・レジャー」の回復の遅れが目立つ。「業務」は前年同期の水準を上回った。
図表1.訪日外国人の来訪目的
b. 外客数 (JNTO訪日外客数(注1)×標本構成比)
a. 標本構成比
0%
20%
40%
平成22 年4‐6月期
平成23 年4‐6月期
平成22年7‐9月期
平成23年7‐9月期
41%
55%
51%
平成23年10‐12月期
46%
15%
22%
27%
26%
18%
23%
37%
24%
53%
30%
業務
0
100
平成22年4‐6月期
平成23年4‐6月期
130.6 44.3 平成22年7‐9月期
平成23年7‐9月期
200
54.8 40.9 23.5 132.8 84.4 17%
平成23年10‐12月期
79.7 64.1 17%
平成23年1‐2月期※
83.2 32.9 23.2 17%
平成24年1‐2月期※
その他
72.8 37.4 20.6 観光・レジャ
観光・レジャー
218.7
43.0 239.9
164.7 (‐31%)
42.7 37.5 平成22年10‐12月期
65.3 33.3 64.2 95.7 300
万人
108.6 (‐50%)
16%
36%
60%
観光 レジャ
観光・レジャー
100%
25%
38%
48%
平成24年1‐2月期※
80%
60%
平成22年10‐12月期
平成23年1‐2月期※
60%
32.5 30.1 201.0
173.9 (‐13%)
139.3
123.3 (‐12%)
業務
その他
※震災前後の増減を比較するため、本資料では1‐3月期に代えて1‐2月期の数値を提示している。
注1)平成24年2月の訪日外客数(JNTO)は推計値を使用。
注2) 外客数のグラフ中、カッコ内の数値は前年同期比の増減率。
注3) 四捨五入の関係で合計と内訳が一致しない場合がある。
3
[客層]【観光】 前年同期比2割減、初来訪者の割合が増加
z
z
平成24年1-2月期※の「観光・レジャー」目的客(以下、観光客)は、前年同期比21%減と推計される。
成 年
期
「観光 ジ
的客(
観光客)
前年 期
減と推計される
震災直後の平成23年4-6月期には、日本を初めて訪れる観光客の割合が減少し、「5回以上」のリピーターの割合が
増加した。その後も「5回以上」の割合が前年に比べ高い傾向が続いていたが、平成24年1-2月期では「初めて」の割
合が45%となり、前年同期の41%に比べて増加した。
図表2.観光客の訪日回数
b. 外客数 (JNTO訪日外客数(注1)×標本構成比)
a. 標本構成比
0%
平成22年4‐6月期
平成23年4‐6月期
平成22年7‐9月期
20%
41%
34%
32%
49%
43%
平成22年10‐12月期
43%
平成23年10‐12月期
44%
平成24年1‐2月期※
60%
48%
平成23年7‐9月期
平成23年1‐2月期※
40%
41%
45%
初めて
100%
19%
28%
31%
32%
36%
32%
34%
31%
2 4回目
2~4回目
80%
20%
25%
21%
0
50
平成22年4‐6月期
平成23年4‐6月期
62.2 平成22年10‐12月期
44.1 18.0 14.0 12.2 平成22年7‐9月期
平成23年7‐9月期
65.1 36.7 41.8 26.8 41.6 34.9 25.3 25%
平成23年1‐2月期※
34.2 28.5 24%
平成24年1‐2月期※
19.8 19.5 130.6
25.9 132.8
95.7
79.7 (‐17%)
20.5 20.5 15.7 初めて
24.3 84.4 (‐36%)
20.9 34.3 平成23年10‐12月期
29.1 150
万人
44.3 (‐66%)
24%
5回以上
100
83.2
65.3 (‐21%)
2~4回目
5回以上
※震災前後の増減を比較するため、本資料では1‐3月期に代えて1‐2月期の数値を提示している。
注1)平成24年2月の訪日外客数(JNTO)は推計値を使用。
注2) 外客数のグラフ中、カッコ内の数値は前年同期比の増減率。
注3) 四捨五入の関係で合計と内訳が一致しない場合がある。
4
[客層]【業務】 国際会議等目的の訪日外客数が回復
z
z
平成24年1-2月期※の「業務」目的の訪日客(以下、ビジネス客)は、前年同期比14%増と推計される。
成 年
期
「業務
的 訪 客(
ビジネ 客)
前年 期
増と推計される
震災直後の平成23年4-6月期には、「国際会議等」(国際会議および展示会・見本市)の割合が減少し、商談など「そ
の他業務」の割合が増加した。その後、平成23年10-12月期には前年並みの構成比となり、平成24年1-2月期では「
国際会議等」の割合が19%と前年同期に比べ増加、外客数の推計値でも前年比プラスとなった。
図表3.ビジネス客の業務目的
b. 外客数 (JNTO訪日外客数(注1)×標本構成比)
a. 標本構成比
0%
平成22年4‐6月期
平成23年4‐6月期
平成22年7‐9月期
平成23年7‐9月期
20%
23%
16%
40%
14%
80%
63%
10%
22%
12%
60%
61%
15%
0
平成22年4‐6月期
平成23年4‐6月期
74%
17%
100%
平成22年7‐9月期
50
12.5 7.7 6.6 4.1 14.2 10.7 平成23年7‐9月期 5.3 6.6 72%
30.8 平成22年10‐12月期
18%
17%
64%
平成22年10‐12月期
13.3 12.6 平成23年10‐12月期
19%
17%
64%
平成23年10‐12月期
11.9 11.2 平成23年1‐2月期※
平成24年1‐2月期※
15%
19%
16%
69%
17%
国際会議等
64%
研修
5.2 平成23年1‐2月期※ 5.0 平成24年1‐2月期※
その他業務
7.0 6.4 54.8
34.6 30.2 22.7 24.0 国際会議等
100
万人
40.9 (‐25%)
39.2 64.2
42.7 (‐33%)
72.8
46.9 41.0 64.1 (‐12%)
32.9
37.4 (+14%)
研修
その他業務
※震災前後の増減を比較するため、本資料では1‐3月期に代えて1‐2月期の数値を提示している。
注1)平成24年2月の訪日外客数(JNTO)は推計値を使用。
注2) 外客数のグラフ中、カッコ内の数値は前年同期比の増減率。
注3) 四捨五入の関係で合計と内訳が一致しない場合がある。
5
[国籍別]観光は韓国の影響大、業務は韓台米がプラスに寄与
図表4.訪日外客数の増減に対する各国籍の寄与度※ (平成24年1-2月期)
a. 「観光・レジャー」目的の訪日客数 (観光客数)
5.0%
1 5% 0.5%
1.5%
0 5%
0 0%
0.0%
z
平成24年1-2月期における訪日
外客数の対前年増減には、どの
客数
前年増減
ど
国籍が大きく影響しているのか。
観光客とビジネス客に分けて、
国籍別寄与度を示す。
z
観光客数(前年同期比21%減)
では、韓国のマイナスの寄与度
が非常に大きい。一方、プラス
が非常に大きい。
方、プラス
の寄与度が高い国籍は中国で
ある。
z
ビジネス客(前年同期比14%増)
では、韓国・台湾・米国での伸び
が、今期の増加に寄与している
。これらの国籍に比べると影響
力は小さいが 中国やタイもプラ
力は小さいが、中国やタイもプラ
スに寄与している。
0 2%
0.2%
0.0%
‐0.3%
‐5.0%
‐0.1% ‐0.2% ‐0.1% ‐0.3% ‐0.2% ‐0.4% ‐0.1% ‐1.3% ‐1.3%
‐0.6%
‐10.0%
‐15.0%
その他
オーストラリア
カナダ
米国
ロシア
フランス
ドイツ
英国
インド
マレーシア
シンガポール
タイ
中国
香港
台湾
‐18.9%
韓国
‐20.0%
b. 「業務」目的の訪日客数 (ビジネス客数)
15 0%
15.0%
10.0%
5.0%
5.4% 3.7%
3.1%
1.3% 1.6%
0.5% 0.4%
0.1%
0.0%
1.0%
‐1.0%
‐5.0%
5 0%
0.3% 0.0%
‐0.3%
0.1% ‐0.3%
0.3% ‐0.3%
0.3%
‐0.1%
その他
オーストラリア
カナダ
米国
ロシア
フランス
ドイツ
英国
インド
マレーシア
シンガポール
タイ
中国
香港
台湾
韓国
‐10.0%
0.0% ‐0.6%
0.6%
※ここで言う「寄与度」とは、各国籍の訪日客数の増減が、全体の訪日外客数の増減率を何ポイント押し上げた(または押し下げた)のかを示すものである。なお、各国籍の寄
与度の合計が全体の増減率に一致する。
6
[国籍別]【東アジア】 中国の観光客回復、韓国は5割減
図表5 国籍別にみる来訪目的別訪日外客数 【東アジア】
図表5.国籍別にみる来訪目的別訪日外客数
a. 韓国
c. 香港
0
10
20
平成22年4‐6月期
10.4 (‐70%) 10.3 (‐30%) 4.5
4.5 平成23年1‐2月期
5.7 平成22年4‐6月期
観光・レジャー
業務
その他
32.9 平成23年1‐2月期
平成24年1‐2月期
30
万人
11.8 観光・レジャー
業務
その他
6.9 1.0 0.5 6.6 (‐3%) 0.6 (‐34%) ( %)
0.4 平成24年1‐2月期
40
観光客はほぼ前年
並みに回復。
d. 中国
0
平成23年4‐6月期
20
3.7 (‐69%) 0.6 (‐42%) 0.3
0.3 平成23年1‐2月期
観光客の回復は
17.2 (‐48%) 遅く前年比5割
減。ビジネス客
( %)
11.3 (+19%) はプラスに。
10
1.1 0.5 平成23年4‐6月期
b. 台湾
平成22年4‐6月期
0
万人
34.7 9.5 7.6 平成24年1‐2月期
40
14.6 7.8 平成23年4‐6月期
30
10
20
(
)
12.7 (‐57%) 4.3 (+74%) 2.2 3.1 (+64%) 2.3 40
観光・レジャー
業務
その他
15.7 15.7 (+0%) 注) グラフ中、カッコ内の数値は前年同期比の増減率。
0
万人
29.3 2.5 2.0 1.9 1.5 30
平成22年4‐6月期
3.6 平成23年4‐6月期
平成23年1‐2月期
観光客は前年並み
に回復 ビジネス客
に回復。ビジネス客
は人数少ないながら
も前年比大幅増。
10
平成24年1‐2月期
20
11.8 30
4.9 4.1 万人
21.4 観光・レジャー
業務
その他
(
)
6.7 (‐69%) 8.6 (‐27%) 4.3 11.4 40
尖閣問題の影響が残る
前年同期に比べ、
観光・業務ともに1割増。
12.6 (+11%) 5.3 (+9%) 4.2 7
[国籍別]【欧米】 東南アジア回復、欧米観光客はマイナス
図表6 国籍別にみる来訪目的別訪日外客数 【東南アジア・欧米】
図表6.国籍別にみる来訪目的別訪日外客数
a. 東南アジア (タイ・シンガポール・マレーシア)
0
20
40
平成22年4‐6月期
60
100
9.9
9.9 91.6 観光・レジャー
業務
その他
20
60
40.2 平成23年1‐2月期
(
)
16.4 (‐59%) 24.9 (‐56%) 欧州では英国の回復
13.7 が先行、観光客‐18%、
17.5 14.1 平成24年1‐2月期
100
55.9 19.9 平成23年4‐6月期
80
45.2 40.0 28.3 (‐14%) 20
平成23年1‐2月期
13.0 (‐26%) 30.8 (+1%) 10.8 注) グラフ中、カッコ内の数値は前年同期比の増減率。
観光・レジャー
業務
その他
平成24年1‐2月期
40
88.6 ( %)
55.2 (+22%) 60
(
)
9.7 (‐70%) 4.7 (‐26%) 8.8 3.8 5.7 2.8 (‐25%) 5.7 80
100
千人
32.9 6.4 9.8 ビジネス客+12%。
30.5 94.5 ビジネス客は米国で増加、
前年比26%増。
0
平成23年4‐6月期
千人
観光・レジャー
業務
その他
32.8 28.3 平成22年4‐6月期
100
35.5 (‐62%) 51.4 (‐16%) 51.5
51.5 平成24年1‐2月期
千人
80
61.3 d. オーストラリア
40
平成22年4‐6月期
60
平成22年4‐6月期
平成23年4‐6月期
b. 欧州 (英国・ドイツ・フランス)
0
40
平成23年1‐2月期
29.8 (+4%) ( %)
24.0 (+16%) 6.7 20
が牽引 シンガ
が牽引。シンガ
ポールは3割減。
28.7 20.6 13.2 平成24年1‐2月期
0
千人
20.6 (‐78%) 観光客の増加は
24.1 (‐33%) タイ・マレーシア
平成23年4‐6月期
平成23年1‐2月期
80
35.9 12.8 c. 北米 (米国・カナダ)
観光客は減少率改善
するも、26%減。
42.7 31.7 (‐26%) 観光・レジャー
業務
その他
8
[旅行消費額]平成24年1-2月期は単価増で前年の9割強に
図表7.訪日外国人旅行消費額
表 訪 外 人旅行消費額(注1)の推移
推移
億円
z
平成24年1-2月期の訪日外
国人による旅行消費額は、
総額で1,423億円(前年同期
総額で
,
億円(前年同期
比8%減)と推計される。
z
訪日外客数の前年同期比
は12%減で前期(平成23年
10-12月期)と同水準であっ
たが、1人当たり旅行中支
出額が前年同期比4%増と
伸びたため 旅行消費額の
伸びたため、旅行消費額の
減少幅は-8%に留まった。
3,000
2,000
432
819
(+90%)
3月
3月
2,869
,
1,000
2,310
2,274
1,544
1‐2月
1,207
(‐47%)
1,981
(‐31%)
1,919
(‐17%)
7‐9月期
10‐12月期
1,423
(‐8%)
1‐2月
0
4‐6月期
7‐9月期
10‐12月期
1‐3月期
4‐6月期
平成22年
平成23年
1‐3月期
平成24年
図表8.主要指標の前年同期比の推移
20%
0%
訪日外客数
‐13%
‐31%
31%
‐20%
‐40%
60%
‐12%
40%
20%
‐50%
20%
1人当たり旅行中支出額
7%
1%
‐4%
0%
4%
0%
‐60%
‐40%
‐20%
4‐6月期
7‐9月期
平成23年
10‐12月期
1‐2月期
平成24年
‐20%
旅行消費額
‐17%
‐8%
‐31%
31%
‐47%
‐60%
4‐6月期
7‐9月期
平成23年
10‐12月期
1‐2月期
平成24年
4‐6月期
7‐9月期
平成23年
10‐12月期
1‐2月期
平成24年
注1)[旅行消費額] = [訪日外客数]×[1人当たり旅行中支出額]
なお、上図の「旅行消費額」には、日本の航空会社および船舶会社に支払われる国際旅客運賃とパッケージツアー参加費に含まれる日本国内支出は含まれていない。
注2)平成24年2月および3月の訪日外客数(JNTO)は推計値を使用。 注3) 図表12のグラフ中、カッコ内の数値は前年同期比の増減率。
9
[国籍別]台湾・中国がプラスに寄与、韓国・豪州等がマイナス
図表9.主要指標における各国籍の寄与度 (平成24年1-2月期)
a. 訪日外客数(JNTO)
z
平成24年1-2月期の訪日外
国人旅行消費額について、
国籍別の寄与度を示す。
z
訪日外客数(前年同期比12
%減)では韓国のマイナス
の寄与度が 11 3%と高い
の寄与度が-11.3%と高い
が、旅行消費額(前年同期
比8%減)では-3.1%に縮小
する。他の国籍に比べて1
人当たり旅行中支出額がも
ともと低いことが一つの要
因としてあげられる。一方、
1人当たり旅行中支出額が
高いシンガポールや米国
高いシンガポールや米国、
オーストラリアなどの旅行
消費額に対するマイナスの
寄与度が目立つ。
z
旅行消費額へのプラスの寄
与度では、台湾の高さが目
立つ。中国もプラスに寄与
している。
5.0%
1.5%
1.2%
0.2%
0.0%
0.0%
‐0.5%
‐0.3%
0.0%
‐0.2% ‐0.2% ‐0.2% ‐0.1% ‐0.3% ‐0.1% ‐0.9% ‐0.4%
‐5.0%
‐10.0%
‐11.3%
その他
オーストラリア
カナダ
米国
ロシア
フランス
ドイツ
英国
インド
マレーシア
シンガポール
タイ
中国
香港
台湾
韓国
‐15.0%
b. 旅行消費額 (訪日外客数×1人当たり旅行中支出額)
5.0%
1.9%
0.6%
0.0%
0.1%
0.0%
‐0.4%
‐1.4%
‐1.8%
その他
オーストラリア
カナダ
米国
ロシア
フランス
ドイツ
英国
インド
マレーシア
シンガポール
タイ
中国
香港
台湾
韓国
‐5.0%
‐3.1%
‐0.9% ‐0.5% ‐0.1% ‐0.6% ‐0.5% ‐0.1% ‐0.3% ‐0.7%
※ここで言う「寄与度」とは、各国籍の旅行消費額の増減が、全体の旅行消費額の増減率を何ポイント押し上げた(または押し下げた)のかを示すものである。なお、各国籍の
寄与度の合計が全体の増減率に一致する。
10
トピックス②
ト
ック ②
平成23年度 観光客の訪日回数と
消費動向の関係について
11
【概要】 訪日リピーター(観光客)の実態と消費動向
【ポイント】
● 訪日回数の多い観光客ほど、個人旅行が増え、訪問地が多様化する
● ハードリピーターの消費単価が高い傾向、クレジットカード利用率が上昇
ハ ドリピ タ の消費単価が高い傾向 クレジットカ ド利用率が上昇
主要国籍別にみる訪日リピーター(観光客)の特徴 【平成23年度】
訪日リピーター比率
(2回目以上)
0%
20%
40%
60%
韓
国
100%
65%
0%
20%
40%
60%
台
湾
80%
20%
40%
60%
香
港
80%
0%
20%
40%
27%
60%
80%
訪日リピーターの
消費動向
ひとり旅
・6回目以上の平均支出が高い
6回目以上の平均支出が高い
・百貨店・デパートの利用率増
・クレジットカードの利用率増
家族旅行
【拠点】東京 大阪
【拠点】東京・大阪
【多様化する訪問地】
東北・北関東・山陽など
・6回目以上の平均支出が高い
回目以 の平均支出が高
・百貨店・デパートの利用率増
・クレジットカードの利用率増
家族旅行
夫婦旅行
【拠点】東京
【多様化する訪問地】
北陸・九州(特に福岡)など
・6回目以上の平均支出が高い
・滞在日数増え、滞在費増加
・クレジットカードの利用率増
家族旅行
ひとり旅
【拠点】東京・大阪・京都
【多様化する訪問地】
北海道・九州・沖縄
・2~5回目の平均支出が高い
・6回目以上では滞在費が増加、
買物代は減少
100%
80%
訪問地
【拠点】東京・大阪・福岡
【多様化する訪問地】
関東・長野・東海など
100%
74%
0%
中
国
80%
主な同行者
タイプ
100%
※平成23年度に実施した調査4回分のサンプルのうち、観光・レジャー目的のサンプルを用いて分析。なお、訪日外客数による四半期別ウェイトバック処理は行っていない。
12
【韓国】[観光客の特徴]訪日リピーター6割強、ひとり旅が多い
z
z
z
観光客のうち、「2回目以上」は65%、「6回目以上」は
2割強を占める。 「2回目以上」では女性20代が多い。
訪日回数が高くなると、友人との旅行が減り、ひとり旅
が増える 「6回目以上」の訪日リピーターではひとり
が増える。「6回目以上」の訪日リピ
タ ではひとり
旅が3割を占める。
回数が多いほど個人旅行が多い。リピーターの団体
旅行には中高年男性が目立つ。
図表1.観光客の訪日回数 【韓国】
(帯内の数値は平成23年度の訪日客数(推計)、単位:万人)
0%
韓国
20%
25.9
初めて
40%
60%
31.2
2~5回目
回目
80%
100%
16.6
6回目以上
回目以上
図表2.訪日回数別にみる観光客のタイプ 【韓国】
訪日初めて
訪
初
訪日2~5回目の
リピ タ
リピーター
訪日6回目以上の
リピ タ
リピーター
性年代
①男性20代(22%)
②女性20代(18%)
③男性 代(
③男性30代(13%)
)
①女性20代(20%)
②女性30代(14%)
②男性 代(
②男性30代(14%)
)
①女性30代(15%)
①男性40代(15%)
③男性 代(
③男性30代(13%)
)
同行者
①家族・親族(31%)
②友人(30%)
③自分ひとり(14%)
①家族・親族(30%)
②友人(27%)
③自分ひとり(18%)
①自分ひとり(31%)
②家族・親族(27%)
③友人(17%)
旅行形態
団体:個人=38:62
団体:個人=30:70
団体:個人=20:80
手配方法
パック:個別=51:49
パック:個別=42:58
パック:個別=31:69
13
【韓国】[訪問地]福岡リピーターが多く、3日間以内が4割
図表3.訪日回数別にみる観光客の旅行ルート 【韓国】
a. 日本に入国した港
0%
1回目
9%
2~5回目
11%
6回目以上
11%
新千歳
羽田
b. 滞在日数
20%
8%
13% 1%
10%
15%
成田
40%
60%
25%
12% 1%
中部
18%
26%
12% 1%
関西
80%
21%
福岡
18%
21%
博多港
100%
22%
19%
20%
40%
60%
80%
100%
2%
1回目
1%
2~5回目
38%
51%
7% 3%
6回目以上
39%
46%
9% 5%
14% 3%
那覇
0%
その他
42%
3日間以内
49%
4~6日間
7~13日間
6% 2%
14日間以上1年未満
c. 訪問地 (都道府県別訪問率)
a. 1回目
b. 2~5回目
20%以上
15%以上
10%以上
5%以上
1%以上
1%未満
c. 6回目以上
20%以上
15%以上
10%以上
5%以上
1%以上
1%未満
20%以上
15%以上
10%以上
5%以上
1%以上
1%未満
14
【韓国】[消費動向]6回目以上で単価高く、買物客が押し上げ
図表4 訪日回数別にみる観光客の旅行中支出 【韓国】
図表4.訪日回数別にみる観光客の旅行中支出
a. 1人当たり平均 旅行中支出額 (総額)
z
千円
100
80
z
60
87.8 40
59.8 旅行中支出
総額
62.5 訪日回数が「6回目以上」の旅行中支出額が最も高い。回数が
多いほど滞在日数が多い人が増えることも一因だが、20日間以
内で全般に単価が上昇する傾向がみられる。主流の「4~6日間
内で全般
単価が 昇する傾向がみられる。主流の
日間
」滞在客では5回目以下が4万円台に対し6回目以上では7万円
台に上昇する。
「6回目以上」の旅行中支出額を押し上げている客層を分析する
と 男性40代 ひとり旅 羽田空港利用者 東京訪問者 免税店
と、男性40代、ひとり旅、羽田空港利用者、東京訪問者、免税店
や百貨店等利用者、服・かばん・靴購入者などとなっている。
20
c.買物場所
0
0%
1回目
2~5回目
6回目以上
千円
鉄道駅構内の店舗
5%
5%
5%
60
26.7 買物代
8.7 11.2 娯楽サービス費
ビ
19.2 飲食費
18.8 18.2 2.0 8.3 2.5 8.4 13.5 14.5 17.1 18.8 21.5 1回目
2~5回目
6回目以上
交通費
家電量販店
(秋葉原など)
コンビニ
ンビ
100円ショップ
観光地の土産店
宿泊料金
0
その他
買い物はしていない
0%
空港の両替所
銀行・郵便局
25%
31%
33%
スーパー・ショッ
ピングセンター
80
100%
47%
49%
48%
百貨店 デパ ト
百貨店・デパート
100
20
50%
空港の免税店
b. 1人当たり平均 旅行中支出額 (費目別)
40
d. 利用金融機関・決済方法
ATM
61%
60%
58%
4%
6%
7%
その他両替商
宿泊施設
54%
51%
47%
21%
18%
14%
35%
27%
23%
7%
1回目
7%
8%
2~5回目
2%
6回目以上
3%
4%
※上グラフの「旅行中支出額」には、パッケージツアー参加費に含まれる日本国内収入分の金額を含めた数値である。
50%
8%
9%
8%
10%
7%
9%
3%
3%
3%
2%
0%
1%
0%
0%
0%
89%
92%
92%
現金
26%
34%
38%
クレジットカード
トラベラーズチェック
デビットカード
デビットカ
ド
(銀聯カードなど)
電子マネー
(Edy、Suicaなど)
100%
0%
0%
0%
1%
0%
0%
0%
0%
0%
1回目
2~5回目
6回目以上
15
【韓国】[情報源]滞在中のPC利用増、現地ツアー情報ニーズ高
z
z
出発前に役立った情報源をみると、訪日回数の多い客層では「日本在住の親族・知人」が役立つとの回答が多い。日本滞
出発前に役立った情報源をみると
訪日回数の多い客層では「日本在住の親族・知人」が役立つとの回答が多い 日本滞
在中の情報源ではパソコンの利用率が上昇し、フリーペーパーの利用率が減少する。
訪日回数が多くなると、「現地ツアー」に関する情報へのニーズが高まる。
図表5 訪日回数別にみる観光客の旅行情報源 【韓国】
図表5.訪日回数別にみる観光客の旅行情報源
a. 出発前に役立った情報源
0%
ロンリープラネット
ミシュラン
50%
0%
1%
1%
0%
0%
0%
日本政府観光局HP
2~5回目
17%
17%
14%
その他旅行ガイドブック
日本政府観光局の案内所
1回目
宿泊施設HP
宿泊予約サイト
4%
3%
5%
3%
3%
4%
39%
41%
35%
個人のブログ
YouTube
Twitter
1%
1%
1%
1%
1%
1%
42%
40%
35%
その他インターネット
自国の親族・知人
日本在住の親族・知人
11%
8%
9%
7%
8%
15%
空港の観光案内所
観光案内所
(空港除く)
18%
16%
16%
18%
15%
16%
旅行会社HP
旅行会社
0%
100%
6回目以上
3%
3%
5%
2%
3%
4%
旅行会社パンフレット
b. 滞在中に役立った情報源
50%
旅行ガイドブック
(有料)
13%
10%
11%
フリーペーパー
(無料)
22%
14%
12%
インターネット
(パソコン)
18%
18%
24%
11%
16%
13%
8%
10%
12%
0%
宿泊施設
交通手段
17%
18%
14%
10%
9%
12%
日本在住の親族・知人
100%
13%
14%
13%
宿泊施設
インターネット
(スマートフォン)
c. 滞在中にあると便利な情報
飲食店
観光施設
現地ツアー
イベント
土産物
買物場所
トイレ
1回目
病院
2~5回目
6回目以上
警察・交番
50%
100%
21%
23%
27%
31%
35%
32%
28%
25%
25%
21%
18%
20%
21%
19%
27%
13%
12%
16%
8%
8%
12%
13%
14%
16%
9%
9%
7%
4%
1回目
4%
4%
2~5回目
3%
6回目以上
1%
2%
16
【台湾】[観光客の特徴]訪日リピーター7割強、家族旅行が主流
z
z
台湾からの観光客では家族や夫婦で旅行する人が
多く、6回目以上の訪日リピーターでもその割合が
高い。回数が増えると友人との旅行が減り、ひとり
旅が増えてくる。
旅
増
くる。
訪日回数が増えるとパック比率は下がるが、パック
を利用する家族旅行が多いことから、韓国に比べる
と訪日リピーターのパック利用率は高い。
図表6.観光客の訪日回数 【台湾】
(帯内の数値は平成23年度の訪日客数(推計)、単位:万人)
0%
台湾
20%
19.2
初めて
40%
60%
35.7
2~5回目
回目
80%
100%
19.4
6回目以上
回目以上
図表7.訪日回数別にみる観光客のタイプ 【台湾】
訪日初めて
訪
初
訪日2~5回目の
リピ タ
リピーター
訪日6回目以上の
リピ タ
リピーター
性年代
①女性20代(22%)
②男性20代(16%)
②女性 代(
②女性30代(16%)
)
①女性30代(21%)
②女性20代(17%)
③男性 代(
③男性30代(14%)
)
①女性30代(18%)
②女性40代(16%)
③男性 代(
③男性30代(12%)
)
同行者
①家族・親族(40%)
②友人(24%)
③夫婦・パートナー(17%)
①家族・親族(47%)
②友人(19%)
③夫婦・パートナー(16%)
①家族・親族(42%)
②自分ひとり(17%)
③夫婦・パートナー(16%)
旅行形態
団体:個人=64:36
団体:個人=54:46
団体:個人=33:67
手配方法
パック:個別=72:28
パック:個別=62:38
パック:個別=44:56
17
【台湾】[訪問地]リピーターは旅行先が多様化、北海道は減少
図表8.訪日回数別にみる観光客の旅行ルート 【台湾】
a. 日本に入国した港
0%
20%
1回目
21%
2~5回目
19%
6回目以上
新千歳
11%
羽田
8%
9%
17%
成田
b. 滞在日数
40%
60%
80%
100%
0%
28%
5%
24%
6% 7%
1回目 2%
28%
6%
25%
7% 5%
2~5回目 3%
28%
5%
25%
7%4%
中部
関西
福岡
那覇
その他
6回目以上
20%
40%
80%
100%
87%
82%
6%
3日間以内
60%
70%
4~6日間
7~13日間
9% 1%
14% 2%
20%
4%
14日間以上1年未満
c. 訪問地 (都道府県別訪問率)
a. 1回目
b. 2~5回目
20%以上
15%以上
10%以上
5%以上
1%以上
1%未満
c. 6回目以上
20%以上
15%以上
10%以上
5%以上
1%以上
1%未満
20%以上
15%以上
10%以上
5%以上
1%以上
1%未満
18
【台湾】[消費動向]6回目以上の単価高く、飲食・買物が上昇
図表9 訪日回数別にみる観光客の旅行中支出 【台湾】
図表9.訪日回数別にみる観光客の旅行中支出
a. 1人当たり平均 旅行中支出額 (総額)
z
千円
150
z
100
50
123.6 83.7 旅行中支出
総額
86.6 韓国同様、訪日回数が「6回目以上」で旅行中支出額が最も
高い。「7~13日間」滞在客の割合が増え支出額も上昇。主
流の「4~6日間」滞在客においても、5回目以下で4万円台の
流の
日間」滞在客 お ても、 回目以下で 万円台の
支出額が6回目以上では8万円台に上昇している。
「6回目以上」の旅行中支出額を押し上げている客層を分析
すると、女性40代、ひとり旅・家族旅行、東京訪問者、免税店
や百貨店等利用者 菓子類や化粧品・医薬品
や百貨店等利用者、菓子類や化粧品
医薬品、服
服・かばん・
かばん
靴購入者などとなっている。
c.買物場所
0%
0
1回目
2~5回目
6回目以上
50%
千円
70%
70%
69%
25%
30%
33%
鉄道駅構内の店舗
スーパー・ショッ
ピングセンター
買物代
55.9
55.9 32.9 3.3 8.3 16.0 31.1 3.3 9.2 18.4 22.7 24.3 27.0 1回目
2~5回目
6回目以上
4.4 11.1 24.7 0
娯楽サービス費
ビ
交通費
飲食費
家電量販店
(秋葉原など)
12%
11%
19%
100円ショップ
14%
16%
18%
宿泊料金
その他
買い物はしていない
5%
6%
7%
1%
1%
1%
ATM
その他両替商
50%
96%
97%
97%
現金
1回目
2~5回目
6回目以上
※上グラフの「旅行中支出額」には、パッケージツアー参加費に含まれる日本国内収入分の金額を含めた数値である。
トラベラーズチェック
デビットカード
デビットカ
ド
(銀聯カードなど)
電子マネー
(Edy、Suicaなど)
100%
13%
13%
8%
3%
3%
3%
2%
2%
3%
1%
1%
1%
0%
1%
0%
43%
50%
54%
クレジットカード
58%
58%
45%
観光地の土産店
空港の両替所
宿泊施設
65%
67%
62%
コンビニ
ンビ
0%
銀行・郵便局
58%
63%
72%
68%
71%
69%
百貨店 デパ ト
百貨店・デパート
150
100
100%
空港の免税店
b. 1人当たり平均 旅行中支出額 (費目別)
50
d. 利用金融機関・決済方法
0%
0%
0%
1%
2%
2%
1%
1%
2%
1回目
2~5回目
6回目以上
19
【台湾】[情報源]JNTO利用が上昇、交通手段情報ニーズ増
z
z
出発前に役立った情報源では、訪日回数が増えるほど日本政府観光局(JNTO)の案内所やホームページの利用が上昇
出発前に役立った情報源では
訪日回数が増えるほど日本政府観光局(JNTO)の案内所やホームページの利用が上昇
している。口コミ情報では、「自国の親族・知人」が減り「日本在住の親族・知人」が増える傾向が見られる。
訪日回数が多くなると、「交通手段」に関する情報へのニーズが高まる。
図表10 訪日回数別にみる観光客の旅行情報源 【台湾】
図表10.訪日回数別にみる観光客の旅行情報源
a. 出発前に役立った情報源
0%
ロンリープラネット
ミシュラン
その他旅行ガイドブック
日本政府観光局の案内所
日本政府観光局HP
旅行会社パンフレット
旅行会社HP
旅行会社
宿泊施設HP
宿泊予約サイト
個人のブログ
YouTube
Twitter
その他インターネット
自国の親族・知人
日本在住の親族・知人
50%
3%
1回目
5%
4%
2~5回目
1%
2%
3%
6回目以上
14%
14%
16%
10%
11%
13%
16%
19%
26%
27%
26%
21%
29%
29%
23%
12%
13%
18%
5%
6%
15%
34%
37%
30%
7%
6%
5%
1%
1%
1%
28%
25%
22%
23%
18%
14%
12%
12%
17%
b. 滞在中に役立った情報源
0%
100%
50%
空港の観光案内所
26%
31%
32%
観光案内所
(空港除く)
24%
27%
30%
宿泊施設
29%
29%
27%
旅行ガイドブック
(有料)
フリーペーパー
(無料)
c. 滞在中にあると便利な情報
100%
観光施設
イベント
土産物
46%
45%
49%
14%
16%
13%
日本在住の親族・知人
10%
9%
15%
36%
40%
35%
50%
54%
48%
飲食店
現地ツアー
買物場所
トイレ
1回目
病院
2~5回目
6回目以上
警察・交番
100%
56%
55%
53%
58%
66%
68%
交通手段
7%
7%
7%
インターネット
(スマートフォン)
50%
宿泊施設
13%
12%
8%
インターネット
(パソコン)
0%
15%
15%
13%
23%
27%
24%
22%
21%
16%
35%
38%
38%
24%
23%
21%
2%
3%
2%
2%
4%
2%
1回目
2~5回目
6回目以上
20
【香港】[観光客の特徴]訪日リピーター8割、家族旅行が主流
z
z
台湾同様、香港からの観光客も家族や夫婦で旅行
する人が多く、6回目以上の訪日リピーターでもその
割合が高い。ひとり旅の割合は韓国や台湾に比べ
て少ない。
少な 。
初訪日では家族旅行を中心にパック利用率が高い
が、訪日6回目以上のリピーターでは個別手配が6
割と高くなる。
図表11.観光客の訪日回数 【香港】
(帯内の数値は平成23年度の訪日客数(推計)、単位:万人)
0%
香港
20%
6.4
40%
14.4
初めて
2~5回目
回目
60%
80%
100%
11.7
6回目以上
回目以上
図表12.訪日回数別にみる観光客のタイプ 【香港】
訪日初めて
訪
初
訪日2~5回目の
リピ タ
リピーター
訪日6回目以上の
リピ タ
リピーター
性年代
①女性20代(23%)
②男性20代(19%)
③男性 代(
③男性30代(11%)
)
①女性20代(16%)
②女性30代(15%)
③女性 代(
③女性40代(14%)
)
①男性40代(21%)
②女性40代(18%)
②女性 代(
②女性30代(18%)
)
同行者
①家族・親族(45%)
②夫婦・パートナー(24%)
③友人(22%)
①家族・親族(42%)
②夫婦・パートナー(27%)
③友人(17%)
①家族・親族(38%)
②夫婦・パートナー(31%)
③友人(15%)
旅行形態
団体:個人=47:53
団体:個人=38:62
団体:個人=18:82
手配方法
パック:個別=65:35
パック:個別=57:43
パック:個別=40:60
21
【香港】[訪問地]1~2週間の滞在が増え、旅行先も多様化
図表13.訪日回数別にみる観光客の旅行ルート 【香港】
a. 日本に入国した港
0%
1回目
2~5回目
6回目以上
新千歳
b. 滞在日数
20%
40%
10%1%
43%
10% 4%
36%
11% 10%
羽田
成田
60%
1%
27%
2%
38%
中部
28%
2%
関西
80%
18%
福岡
100%
0%
20%
40%
1% 17%
1回目 1%
77%
4% 15%
2~5回目 2%
73%
12%
那覇
8%
その他
6回目以上 4%
3日間以内
60%
56%
4~6日間
80%
21%
23%
37%
7~13日間
100%
1%
2%
3%
14日間以上1年未満
c. 訪問地 (都道府県別訪問率)
a. 1回目
b. 2~5回目
20%以上
15%以上
10%以上
5%以上
1%以上
1%未満
c. 6回目以上
20%以上
15%以上
10%以上
5%以上
1%以上
1%未満
20%以上
15%以上
10%以上
5%以上
1%以上
1%未満
22
【香港】[消費動向]滞在長期化で滞在費上昇、買物志向も高い
図表14 訪日回数別にみる観光客の旅行中支出 【香港】
図表14.訪日回数別にみる観光客の旅行中支出
a. 1人当たり平均 旅行中支出額 (総額)
z
千円
150
z
100
139.8 50
103.9 109.7 旅行中支出
総額
韓国や台湾と同様、訪日回数が「6回目以上」の旅行中支出額
が高い。滞在日数が「7~13日間」とやや長い観光客の割合が
増えることが大きく影響している。一方、主流の「4~6日間」でも
増える
とが大きく影響して る。 方、主流の
日間」でも
5回目以下の6万円台から6回目以上では9万円台に。
「6回目以上」の旅行中支出額を押し上げている客層を分析する
と、男女30~40代、夫婦・家族旅行、東京・北海道訪問者、免税
店や百貨店等利用者 服・かばん・靴購入者などとなっている
店や百貨店等利用者、服
かばん 靴購入者などとなっている。
c.買物場所
0%
0
1回目
2~5回目
6回目以上
50%
千円
鉄道駅構内の店舗
100%
48%
50%
52%
空港の免税店
b. 1人当たり平均 旅行中支出額 (費目別)
銀行・郵便局
74%
71%
76%
68%
74%
74%
スーパー・ショッ
ピングセンター
52.1 100
38.1 41.6 3.0 8.1 4.0 10.7 29.5 23.4 買物代
4.8 17.1 娯楽サービス費
ビ
28.3 飲食費
交通費
家電量販店
(秋葉原など)
100円ショップ
24.4 29.7 1回目
2~5回目
6回目以上
0
その他
22%
21%
20%
買い物はしていない
その他両替商
1回目
2~5回目
6回目以上
※上グラフの「旅行中支出額」には、パッケージツアー参加費に含まれる日本国内収入分の金額を含めた数値である。
50%
99%
98%
97%
現金
トラベラーズチェック
デビットカード
デビットカ
ド
(銀聯カードなど)
電子マネー
(Edy、Suicaなど)
100%
7%
8%
6%
3%
2%
2%
5%
3%
3%
1%
1%
1%
1%
0%
0%
34%
41%
55%
クレジットカード
54%
54%
44%
10%
7%
8%
2%
2%
1%
ATM
宿泊施設
65%
67%
63%
観光地の土産店
宿泊料金
37 2
37.2 10%
13%
12%
コンビニ
ンビ
0%
空港の両替所
22%
23%
26%
百貨店 デパ ト
百貨店・デパート
150
50
d. 利用金融機関・決済方法
0%
0%
0%
1%
2%
1%
2%
2%
2%
1回目
2~5回目
6回目以上
23
【香港】[情報源]JNTOや宿泊施設のホームページ利用高い
z
z
出発前に役立った情報源では、台湾同様、訪日回数が増えるほど日本政府観光局(JNTO)の案内所やホームページの
出発前に役立った情報源では
台湾同様 訪日回数が増えるほど日本政府観光局(JNTO)の案内所やホームページの
利用が上昇、親族・知人からの情報活用は減少する。日本滞在中では「6回目以上」のパソコン利用率が5割と高い。
訪日回数が多くなると、「交通手段」や「観光施設」、「イベント」に関する情報へのニーズが高まる。
図表15 訪日回数別にみる観光客の旅行情報源 【香港】
図表15.訪日回数別にみる観光客の旅行情報源
a. 出発前に役立った情報源
0%
ロンリープラネット
ミシュラン
その他旅行ガイドブック
日本政府観光局の案内所
日本政府観光局HP
旅行会社パンフレット
旅行会社HP
旅行会社
宿泊施設HP
宿泊予約サイト
個人のブログ
YouTube
Twitter
その他インターネット
自国の親族・知人
日本在住の親族・知人
50%
7%
5%
4%
0%
1%
1%
1回目
2~5回目
6回目以上
17%
17%
13%
6%
11%
16%
17%
27%
37%
29%
27%
19%
21%
33%
15%
12%
18%
30%
9%
9%
24%
25%
24%
25%
7%
9%
6%
2%
2%
1%
25%
20%
24%
23%
11%
9%
11%
7%
7%
b. 滞在中に役立った情報源
0%
100%
50%
空港の観光案内所
21%
28%
29%
観光案内所
(空港除く)
14%
23%
27%
フリーペーパー
(無料)
日本在住の親族・知人
交通手段
飲食店
観光施設
現地ツアー
イベント
5%
8%
1%
土産物
42%
42%
51%
16%
18%
16%
11%
8%
8%
0%
宿泊施設
15%
15%
14%
インターネット
(パソコン)
インターネット
(スマートフォン)
100%
25%
28%
32%
宿泊施設
旅行ガイドブック
(有料)
c. 滞在中にあると便利な情報
買物場所
トイレ
1回目
病院
2~5回目
6回目以上
警察・交番
50%
100%
57%
44%
55%
58%
58%
71%
40%
37%
43%
46%
49%
57%
6%
9%
8%
14%
19%
24%
23%
16%
17%
34%
42%
40%
18%
15%
15%
2%
1回目
1%
1%
2~5回目
1%
6回目以上
3%
2%
24
【中国】[観光客の特徴]訪日リピーター3割、6回以上でひとり旅も
z
z
初来訪者が7割を占めており、訪日リピーターは韓国、
台湾、香港に比べ少ない。初来訪者には女性20-40代
が多いが、6回目以上の訪日リピーターになると男性
が多くなり、ひとり旅も目立つ。訪日回数によらず家族
多くなり、ひ り旅も目
。訪 回数 よらず家族
旅行が多いという特徴は、台湾、香港と同様である。
初来訪者では8割強が団体旅行だが、6回目以上の訪
日リピーターでは同割合が35%まで落ちる。
図表16.観光客の訪日回数 【中国】
(帯内の数値は平成23年度の訪日客数(推計)、単位:万人)
0%
20%
40%
41.1
中国
初めて
60%
80%
11.7
2~5回目
回目
100%
3.7
6回目以上
回目以上
図表17.訪日回数別にみる観光客のタイプ 【中国】
訪日初めて
訪
初
訪日2~5回目の
リピ タ
リピーター
訪日6回目以上の
リピ タ
リピーター
性年代
①女性20代(15%)
①女性40代(15%)
③女性 代(
③女性30代(12%)
)
①女性30代(17%)
②女性20代(15%)
③男性 代(
③男性30代(14%)
)
①男性40代(19%)
①女性30代(19%)
③男性 代(
③男性30代(18%)
)
同行者
①家族・親族(42%)
②夫婦・パートナー(17%)
③友人(16%)
①家族・親族(37%)
②夫婦・パートナー(18%)
③友人(17%)
①家族・親族(35%)
②自分ひとり(24%)
③夫婦・パートナー(20%)
旅行形態
団体:個人=83:17
団体:個人=52:48
団体:個人=35:65
手配方法
パック:個別=84:16
パック:個別=60:40
パック:個別=43:57
25
【中国】[訪問地]ゴールデンルートから東京・大阪集中型へ
図表18.訪日回数別にみる観光客の旅行ルート 【中国】
a. 日本に入国した港
0%
20%
3%
1回目 4%
2~5回目
12%
3%
6回目以上 4%
新千歳
羽田
b. 滞在日数
40%
60%
42%
7%
5%
37%
36%
成田
41%
3%
4%
中部
80%
関西
30%
38%
福岡
100%
2%
2%
3%7%
7% 7%
那覇
その他
0%
20%
40%
1回目 1%
66%
5%
3日間以内
80%
84%
2~5回目 2%
6回目以上
60%
4~6日間
14% 1%
25%
60%
27%
7~13日間
100%
7%
8%
14日間以上1年未満
c. 訪問地 (都道府県別訪問率)
a. 1回目
b. 2~5回目
c. 6回目以上
中国人観光客の
ゴールデンルートは
関西~愛知~山梨~関東
20%以上
15%以上
10%以上
5%以上
1%以上
1%未満
20%以上
15%以上
10%以上
5%以上
1%以上
1%未満
20%以上
15%以上
10%以上
5%以上
1%以上
1%未満
26
【中国】[消費動向]2~5回は買物代、6回以上は滞在費高い
図表19 訪日回数別にみる観光客の旅行中支出 【中国】
図表19.訪日回数別にみる観光客の旅行中支出
a. 1人当たり平均 旅行中支出額 (総額)
z
千円
200
150
z
100
159.6 189 3
189.3 185.1 旅行中支出
総額
50
韓国や台湾、香港とは異なり、「2~5回目」の旅行中支出額が
最も高い。2回目以上では「7~13日間」の割合が増えており、
支出額も「1回目」に比べ上昇している。費目別でみると、宿泊
支出額も
回目」 比
昇して る。費目別でみると、宿泊
や飲食などの滞在費は「6回目以上」が最も高く、「2~5回目」
では買物代が最も高いことがわかる。
「2~5回目」の旅行中支出額を押し上げている客層を分析す
ると 男性40代 百貨店や観光地土産店利用者 服・かばん・
ると、男性40代、百貨店や観光地土産店利用者、服
かばん
靴購入者などとなっている。
c.買物場所
0%
0
1回目
2~5回目
6回目以上
千円
18%
18%
19%
108.0 買物代
娯楽サービス費
ビ
98.3 5.6 9.6 19.3 90.9 4.8 12.1 26.8 5.4 14.1 38.0 25.8 35.8 36.1 1回目
2~5回目
6回目以上
交通費
飲食費
家電量販店
(秋葉原など)
コンビニ
ンビ
100円ショップ
観光地の土産店
宿泊料金
その他
買い物はしていない
42%
30%
19%
55%
51%
47%
16%
15%
16%
47%
44%
36%
7%
1回目
7%
9%
2~5回目
0%
6回目以上
2%
4%
※上グラフの「旅行中支出額」には、パッケージツアー参加費に含まれる日本国内収入分の金額を含めた数値である。
0%
空港の両替所
銀行・郵便局
70%
69%
71%
73%
68%
73%
スーパー・ショッ
ピングセンター
150
0
鉄道駅構内の店舗
100%
78%
75%
66%
百貨店 デパ ト
百貨店・デパート
200
50
50%
空港の免税店
b. 1人当たり平均 旅行中支出額 (費目別)
100
d. 利用金融機関・決済方法
ATM
その他両替商
宿泊施設
50%
4%
6%
2%
3%
3%
3%
3%
5%
9%
1%
1%
0%
0%
1%
0%
96%
97%
95%
現金
51%
56%
58%
クレジットカード
トラベラーズチェック
0%
0%
0%
デビットカード
デビットカ
ド
(銀聯カードなど)
電子マネー
(Edy、Suicaなど)
100%
23%
18%
12%
0%
2%
0%
1回目
2~5回目
6回目以上
27
【中国】[情報源]滞在中のPC利用増、観光施設情報ニーズ高
z
z
出発前に役立った情報源では、訪日回数が増えると「旅行会社パンフレット」が役立ったとの回答が大きく減少する。日本
出発前に役立った情報源では
訪日回数が増えると「旅行会社パンフレット」が役立ったとの回答が大きく減少する 日本
滞在中では、訪日回数に比例してパソコンの利用率が上昇する。
訪日回数が多くなると、「買物場所」や「トイレ」が減り、「観光施設」に関する情報へのニーズが高まる。
図表20 訪日回数別にみる観光客の旅行情報源 【中国】
図表20.訪日回数別にみる観光客の旅行情報源
a. 出発前に役立った情報源
0%
ロンリープラネット
ミシュラン
その他旅行ガイドブック
日本政府観光局の案内所
日本政府観光局HP
旅行会社パンフレット
旅行会社HP
旅行会社
宿泊施設HP
宿泊予約サイト
個人のブログ
YouTube
Twitter
その他インターネット
自国の親族・知人
日本在住の親族・知人
50%
5%
5%
8%
2%
4%
2%
11%
10%
13%
4%
8%
9%
10%
15%
15%
6%
19%
1回目
2~5回目
b. 滞在中に役立った情報源
0%
100%
空港の観光案内所
6回目以上
観光案内所
(空港除く)
宿泊施設
33%
23%
27%
19%
7%
13%
11%
4%
8%
13%
16%
16%
17%
3%
6%
2%
1%
2%
2%
28%
30%
26%
20%
20%
8%
13%
17%
15%
旅行ガイドブック
(有料)
フリーペーパー
(無料)
50%
日本在住の親族・知人
100%
13%
19%
11%
0%
50%
交通手段
飲食店
19%
19%
20%
観光施設
現地ツアー
13%
14%
15%
イベント
8%
9%
11%
土産物
35%
40%
44%
12%
13%
15%
15%
13%
20%
11%
7%
4%
14%
8%
24%
22%
23%
12%
44%
37%
29%
30%
24%
16%
買物場所
トイレ
1回目
病院
2~5回目
6回目以上
警察・交番
100%
44%
50%
51%
54%
47%
53%
37%
42%
39%
41%
46%
55%
宿泊施設
16%
17%
25%
インターネット
(パソコン)
インターネット
(スマートフォン)
c. 滞在中にあると便利な情報
2%
2%
2%
3%
5%
2%
1回目
2~5回目
6回目以上
28
Fly UP