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東吉野キャンプ場運営事業(PDF:1179KB)
対象事業の政策・施策体系について 1.審査会対象事業 事業名 担当部署名 東吉野キャンプ場運営事業 子ども青少年局子ども青少年育成部子ども育成課 政策・施策体系での位置づけ 政策名 次代を担う子どもを健やかにはぐくみます 施策名 社会全体で子どもをはぐくむ仕組みづくり 2.「堺市マスタープラン」における「社会全体で子どもをはぐくむ仕組みづくり」に対する考え方 ■ 現状と課題 子どもの教育に関する市民の意識 「地域の人が子どもの教育によく関 わっている」かどうか 経済・社会状況の変化および家庭や地域の子育て 機能・教育力の低下が指摘されるなか、子どもたちが 安心して放課後を過ごせる環境づくりが求められてい ます。本市では、放課後ルーム等の設置による放課 後の子どもの居場所づくりを進めています。 そう思う 全くそう思わない 13.0% 4.5% ある程度そう思う 25.3% あまりそう思わない 34.2% どちらともいえない 23.0% また、いじめ・不登校・非行・虐待など、子どもや青少 年に関する社会問題が多様化しており、学校・家庭だ けでなく、地域の人々が子どもを育てる意識を高め、 ネットワークの形成を図ることで、子どもがのびのび、 健やかに育つ環境づくりを進めていくことが求められ ます。 資料:堺市平成22年度市民意識調査結果 子育てに関する市民の意識 「子育てに関して相談に乗ってくれたり 助けてくれる人が身近にいる」かどうか 全くそう思わない 7.4% あまりそう思わない 20.9% どちらともいえない 17.9% そう思う 21.7% ある程度そう思う 32.2% 資料:堺市平成22年度市民意識調査結果 ■ 施策展開の方向性 安心して子どもを育てることができるまちを実現するために、地域と連携した子ども・青少年の見守り、 育成の体制を充実させ、地域での活動拠点づくりを進めます。 ■ 成果指標 指 標 現状値 目標値 「地域の人が子どもの教育によく関わっている」と答えた人の割合 (「そう思う」+「ある程度そう思う」の計) 29.8% (平成22年7月) 70% 「子育てに対して身近に相談できる環境がある」と答えた人の割合 (「そう思う」+「ある程度そう思う」の計) 53.9% (平成22年7月) 90% 平成25年度 事務事業総点検シート(1) 事業番号 4-③ 担当部署名 1 事務事業名 子ども青少年 評価体系での位 置づけ 東吉野キャンプ場運営事業 子ども青少年育成 局 子ども育成 部 政策 3 次代を担う子どもを健やかにはぐくみます 施策 2 社会全体で子どもをはぐぐむ仕組みづくり 細施策 5 青少年の健全育成の推進 課 作成担当者 宮田 再掲(政策・施策・細施策番号) 開始 2 事業期間 事 業 3 法定自治区分 計 画 5 根拠法令 ( P l 事業の背景 a 7 (実施の経緯) n 事業の対象 ) 8 (誰を、何を対象としているの か) 9 事業の目的 (どんな状況にしたいのか) 10 事業の内容 (何をするのか) 11 開始 S ~ 終了 年度 (終期を定めていない場合は開始年度のみ) 4 マスタープランの掲載 無 無 6 関連計画 堺市子ども青少年育成計画 海に親しむ活動場所として和歌山県日高町に設置した日高少年自然の家に対し、山に親しむ活動場所とし て奈良県吉野郡東吉野村に昭和59年度に設置。 堺市民 野外活動を通じて、「自主性」「協調性」「社会性」などを育むとともに、家族や地域のふれあいを深めることで 青少年の健全育成を図る。 ・サマーシーズン中に常設テントを設置しキャンプ場を開設 ・一年を通じた豊かな自然環境の中での野外体験活動の場を市民に提供 事業の実施方法 ※複数選択可能 □ 直接実施 □ 補助金 □ 貸付 □ 業務委託 ■ 負担金 □ その他( 直接実施以外の支出先 東吉野村 単位 H22年度決算 H23年度決算 事業費 (a) 千円 負担金 千円 4,500 委託料 千円 2,005 主 な 事 業 費 内 訳 6,536 ) H24年度決算 6,512 H25年度予算 6,515 6,521 6,500 6,500 6,500 6,512 6,515 6,521 330 330 0.1 0.1 6,845 6,851 千円 事 業 12 実 国・府支出金 施 財 状 源 市債 況 ) 年度 全部自治事務 項 目 ( D o 59 内 一般財源 訳 その他( ) 人件費 (b) 千円 千円 千円 千円 千円 千円 正規職員従事者数(常勤再任用職員含む) 人工 任期付短時間職員従事者数 人工 職 再任用短時間職員従事者数 13 員 数 再雇用職員従事者数 内 訳 非常勤職員従事者数(再雇用含まず) 0.1 人工 人材派遣労働者数 人工 16 単位あたりコスト (e)= (c)/(d) 0.2 1,250 人工 人工 15 対象者(利用者)数 (d) 1,700 人工 短期臨時職員従事者数 14 総コスト(c)=(a)+(b) 6,536 千円 人 千円 0.1 8,236 7,762 2,175 2,048 2,363 2,440 4 4 3 3 平成25年度 事務事業総点検シート(2) 事業番号 4-③ 担当部署名 事務事業名 子ども青少年 東吉野キャンプ場運営事業 子ども青少年育成 局 指標名 単位 張 サマーシーズン中の全テント数 平成22年度 課 作成担当者 平成23年度 宮田 平成24年度 平成25年度 目標 580 700 580 実績 580 700 580 100.0% 100.0% 100.0% 14 11 12 達成率 活動実績単位コスト(総コスト/活動実績) 子ども育成 部 千円 580 指標設定の考え方・算出方法・計算式など サマーシーズン中の宿泊可能最大テント数 活 動 17 指 標 指標名 単位 平成22年度 平成23年度 平成25年度 目標 実績 達成率 事 業 実 施 状 況 平成24年度 活動実績単位コスト(総コスト/活動実績) % % % 千円 指標設定の考え方・算出方法・計算式など 【数値以外の目標や実績など】 ( D o 指標名 ) 単位 サマーシーズン中のテント稼働数 張 平成22年度 平成23年度 平成24年度 目標 344 410 344 実績 223 158 220 64.8% 38.5% 64.0% 達成率 平成25年度 344 指標設定の考え方・算出方法・計算式など 土曜日、盆(3日間)の稼働率を80%、平日の稼働率を50%とし目標数を設定 成 指標名 単位 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 果 18 指 目標 2,020 2,285 2,285 2,480 標 ふるさと村の堺市民年間利用者 人 実績 2,175 2,048 2,363 数 達成率 107.7% 89.6% 103.4% 指標設定の考え方・算出方法・計算式など 前年度利用実績の5%増を目標とするが、目標値を達成できなかった場合は目標数値を継続 【数値以外の目標や実績など】 ①公益性 (対象者) (必需性) ■ 不特定多数の市民を対象としたサービスの提供 □ 市民生活に必要不可欠なサービス 事 業 の 振 り 返 り 必 要 性 19 の ( C 点 h 検 e c k ) □ 中間的なサービス ■ 中間的なサービス □ □ 市民が必要とするサービス 特定少数の市民又は団体等を対象としたサービスの提供 ②市の関与の合理性 市の関与の妥当性の程度 ■高 □中 □低 (判断理由・根拠) 友好都市である東吉野村の豊かな自 然環境で、山に親しむ活動場所を市 民に提供する事業であるため。 (判断理由・根拠) 友好都市である東吉野村の豊かな自然環境で、山に親しむ活動場所を市民に提供することは、有益であ ると考えるため。 ③市民ニーズとの合致性 市民ニーズの把握 (把握方法・把握していない理由) 「堺市子ども青少年の社会意識及び行動に関する調査」(平成20年度実施)において、「青少年が健や かに成長するために参加するべき活動」として、「キャンプなどの野外活動」と回答した人の割合が □ 把握していない 31.2%。 ④政策・施策に対する目的適合性 上位施策に対する貢献度 (判断理由・根拠) ■ 把握している ■高 □中 □低 青少年健全育成のための環境づくりに資すると認められるため。 ⑤事務事業開始時と現在の状況の変化 時代適合性について (判断理由・根拠) ■ 適合性がある □ 適合性がない 現在の社会環境や青少年を取り巻く環境から、青少年の健全な育成に自然体験活動が推進がされてい る。 平成25年度 事務事業総点検シート(3) 事業番号 担当部署名 4-③ 事務事業名 子ども青少年 東吉野キャンプ場運営事業 局 子ども青少年育成 ①サービス水準の妥当性 部 子ども育成 課 作成担当者 宮田 (高水準のサービスが必要な理由、低水準の場合はその理由) □ 国の基準(他政令市の水準)を上回るサービス水準 ■ 国の基準(他政令市の水準)と同程度のサービス水準 □ 国の基準(他政令市の水準)を下回るサービス水準 ②成果(活動)指標の達成状況 (左記結果となった理由) □ 目標をほぼ達成した 有 効 性 ・ 費 用 20 対 効 果 の 点 検 利用を希望する日が週末等に集中するなど、利用希望の重複傾向が見られる ことに加え、ゲリラ豪雨など天候に左右されることも一つの要因である。 ■ 目標を下回った(指標に改善傾向が見られる) □ 目標を下回った(指標に改善傾向が見られない) ③活動実績における費用対効果 (活動実績単位コストの経年変化) (効率化の必要性) □ 上昇傾向 ■ 効率化の可能性がある ■ ほぼ横ばい □ 効率化の可能性はない □ 縮減傾向 ④類似事業との統合 (左記の判断理由・根拠) 新たな周知などにより、利用者数の増加を図ること が可能と考えるため。 (統合可能性のある類似事業名、統合不可能な場合はその理由) □ 類似する事業と統合可能 ■ 類似する事業はない □ 類似する事業はあるが、統合不可能 (判断理由・根拠) ■有 ・サマーシーズン中はキャンプ場の備品等使用料を、受益者負担として 徴収している。 ・備品等使用料の適正な金額について、定期的に検討すべきと考える。 □無 見直しの必要性 事 業 の 振 り 返 り ■有 □ 無 【政令指定都市の状況】 キャンプ場所有状況 堺市 ( C h e c k ) ⑤受益者(サービスを受ける側)負担の妥当性 負担を求める必要性 21 浜松市 有 札幌市 有 名古屋市 有 仙台市 有 京都市 有 さいたま市 有 大阪市 有 千葉市 有 神戸市 有 有 岡山市 有 有 広島市 有 有 北九州市 有 有 福岡市 有 有 熊本市 有 川崎市 比較参考値 (政令指定都市の 横浜市 状況、国等の基準 相模原市 との比較等) 新潟市 静岡市 【国等の基準との比較】 【近隣市の状況】 実施手法が 実施手法 市で実施 必要性あり ①民間実施の可能性 ■ 既に民間実施・委託を導入している (具体的内容、検討すべき業務がない理由) 東吉野ふるさと村の指定管理者が、本キャンプ場の管理運営を実施している。 □ 民間実施・委託を検討すべき業務がある □ 民間実施・委託を検討すべき業務がない 担 い 手 22 の 点 検 ②国・府・広域連携の可能性 □ 既に国・府・広域連携を実施している (具体的内容、検討すべき業務がない理由) 本施設は東吉野村の施設であり、サマーシーズンのみ本市キャンプ場として借 り上げているため。 □ 国・府・広域連携を検討すべき業務がある ■ 国・府・広域連携を検討すべき業務がない ③市民協働の可能性 ■ 既に市民協働を実施している □ 市民協働の可能性がある □ 市民協働の可能性はない (具体的内容、市民協働の可能性がない理由) キャンプカウンセラー(ボランティア)がキャンプ場運営の一部に協力するなど、 すでに市民協働を取り入れている。 平成25年度 事務事業総点検シート(4) 事業番号 4-③ 担当部署名 事務事業名 子ども青少年 東吉野キャンプ場運営事業 局 子ども青少年育成 子ども育成 部 現状の課題 利用者数の向上 今 年 今年度における改善策 度 に お 23 け 市民の利用促進のため、さらなるPR・認知度の向上に努める。 る 改 善 策 コスト削減が見込まれる場合はその内訳 改 善 の 方 向 性 ( 次 A 年 c 度 t i 以 o 24 降 n の 方 ) 向 性 総点検に基づく方向性(所管課) 事 業 の 方 向 性 拡充 現状維持 ○ 縮小 廃止 ゼロ 縮小 現状維持 公金投入の方向性(人件費含む) 次年度以降の取組方針 次 年 利用者向上策の検討 度 以 降 25 の コスト削減が見込まれる内容 取 組 方 針 拡大 課 作成担当者 宮田 1 堺市東吉野キャンプ場の概要 開 設 期 間 東吉野村ふるさと村内のテントサイトを夏季の期間(7 月中旬から 8 月下旬) 常設テントを設置し、堺市東吉野キャンプ場として運営 テ ン ト 数 Aサイト:13 張 Bサイト:7 張 合計 20 張 ※テント1張:大人のみ場合 4 名、子どものみ場合 5 名の宿泊可能 利 用 時 間 15 時から翌日 14 時まで(2 泊の場合は、翌々日の 14 時まで) ※退所日の昼食を申し込まない場合は 11 時までの利用 使 休 用 業 料 日 活 動 プログラム 1泊2日 2泊3日 堺市民(1 人) 400円 600円 堺市民以外(1 人) 600円 900円 火曜日 ※休業日の前日の宿泊は不可 野外炊飯、キャンプファイヤー、川遊び、※アユ(アマゴ)つかみ、魚釣り、 森林浴、その他自然散策など ※のプログラムは別途料金が必要 所 在 地 奈良県吉野郡東吉野村大字大豆生 739 開 設 年 昭和59年 2 東吉野村ふるさと村の概要 電話番号 0746-43-0413 施 設 紹 介 ビジターセンター:ふるさと村のセンター施設。食堂や展示室を併設。 ふ る さ と 会 館:80名が宿泊可能(宿泊室、研修室、リーダー室、談話室、浴場) ふ れ あ い 広 場:キャンプファイヤーやゲームなどができる広場 そ の 他:レストハウス、吊り橋、水車小屋 など 3 堺市東吉野キャンプ場 利用統計 宿泊者数 グラフ1 堺市民 (単位:人) 堺市民以外 471 434 373 168 146 154 平成22年度 平成23年度 平成24年度 宿泊者数 グラフ2 団体利用 (単位:人・日) 家族利用 651 706 543 288 351 763 251 268 586 307 281 717 実人数 延滞在日数 実人数 延滞在日数 実人数 延滞在日数 平成22年度 平成23年度 平成24年度 宿泊団体数 グラフ3 団体 47 (単位:団体) 家族 46 44 11 9 平成22年度 8 平成23年度 平成24年度 ※団体とは、15人以上のグループをいう。 テント稼働率 グラフ4 800 600 400 50.0% 700 580 580 38.4% 37.9% 40.0% 30.0% 223 200 22.6% 158 220 20.0% 10.0% 0 0.0% 平成22年度 宿泊可能 テント数(張) 平成23年度 稼働 テント数(張) 平成24年度 稼働率 4 東吉野村ふるさと村 利用統計 (1)ふるさと村 堺市民宿泊者数(実人数) 施設名 (統計期間) (単位:人) 堺市東吉野 キャンプ場 テントサイト ふるさと会館 (7・8月) (4~6月・9~11月) (4月~3月) 平成22年度 471 54 488 1,013 平成23年度 373 27 518 918 平成24年度 434 57 472 963 年度 ふるさと村 (2)ふるさと村 堺市民以外宿泊者数(実人数) 施設名 (統計期間) (単位:人) 堺市東吉野 キャンプ場 テントサイト ふるさと会館 (7・8月) (4~6月・9~11月) (4月~3月) 平成22年度 168 182 933 1,283 平成23年度 146 173 954 1,273 平成24年度 154 261 1166 1,581 年度 ふるさと村 ※ふるさと村には、「ふるさと会館」と「テントサイト」の宿泊施設があり、 サマーシーズン(7・8月)中は、テントサイトを「堺市東吉野キャンプ場」として使用。 ふるさと村 宿泊者数(実人数) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 1166 933954 488518472 471 434 373 168146154 261 182173 54 27 57 キ堺 ャ市 ン東 プ吉 場野 テ ン ト サ イ ト 堺市民 ふ る さ と 会 館 キ堺 ャ市 ン東 プ吉 場野 テ ン ト サ イ ト 堺市民以外 ふ る さ と 会 館 堺市・東吉野村友好都市提携について 堺市・東吉野村友好都市宣言 堺 市 と 東吉野村とは、ゲンジボ タルを介し、友好親善がはじまり、以来両市 村 は 交 流 を重ね、相互の理解と信頼を深めてきた。 こ れ ら を背景に、更に教育・文化・経済の交流を深め、住民福祉の向上と 両 市 村 の より一層の発展を祈念してここに友好都市の提携を宣言する。 昭和 61 年 10 月 18 日 堺 市 長 東吉野村長 ◆ 提携の動機 本 市 下 水道 部 にお い て 、下 水 道事 業 の 広 報活 動 の一 環 と して 処 理水 の ク リ ー ン さ を アピールするため、清水 に棲むホタルを育成することとなり、昭和 5 8 年の秋、東吉野村のホタル愛好家からホタルの幼虫一万匹の提供を受けたこ と を 契 機 に交流が始まり、昭和 59 年7月には、堺市東吉野村キャンプ場が開 設されるなど、両者間の交流は年々活発化し、昭和 61 年 10 月 18 日、友好都 市 提 携 を 行なった。 ◆ 交流事業(平成 24 年度実績) ・ ・ ・ ・ ・ ・ 東吉野キャンプ場運営事業 堺まつりなんばん市で東吉野村特産品の販売 堺市農業祭ふるさと特産市において東吉野村特産品の販売 東吉野村小学校4年生 堺市社会見学 杉風舎(大仙公園内)で東吉野村特産品の販売 子ども会の交流 ・ 堺市スポーツ少年団・東吉野村教育委員会共催による両市村バレーボール交流 試合の開催 ・ ハーベストの丘農産物直売所(またきて菜)で東吉野村特産品の販売 ・ 東吉野村まるごとフェスティバルに(公財)堺市産業振興センターが出店 ・ 堺市都市緑化センターで友好姉妹都市展を開催 ・ 東吉野村美緑の森づくり事業(コスモ石油株式会社堺製油所)