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5月15日(水)定例会 第1分科会 分科会長 森内金剛 / 書記 鹿田則光 (参加者 8名) 当初自己紹介から始める予定であったが、新入生の出席がなかったので、会長の挨拶と今年 の第1分科会の運営方針を説明された。その内容は、西日本新聞社の出前講座への申し込 みや筑豊ムラおこしの方法、人形師さんや提灯などの絵を書く人の見学、福祉介護施設の調 査と見学などについて説明があった。その後、出前講座申込用紙の入手と介護施設の見学に ついて協議した。 第2分科会 分科会長 江口 徹 皆様こんにちは、第2分科会です。初顔合わせとなる5月の分科会は、自己紹介と取り上げた いテーマの話からスタート。福祉、経済、コミュニティなど色々なテーマを頂きました。その後は、 昨年までのテーマ『合併』について塩川さんの報告と意見交換。皆さん合併には思いがあるよ うで、住民投票必要!との声もありました。さて次回6月は、正しい判断は正しい情報から情報 なくして自治なしということで『住民と情報』をテーマに取り上げます。皆様、出席!でお願いし ます。 第3分科会 分科会長 中尾 明子 (参加者 10 名) 自己紹介のあと これまでの分科会の活動を紹介。 今年度の活動について、以下の4点について確認をした。 1.講演会 : ISO 関連のテーマで、内容・講師を検討していく。 2.見学 : 北九州市のエコタウンを第一候補に日程を詰めていく。 3.調査 : これまでどおり遠賀川の水質調査を継続する。 4.行動 : 今期のメインテーマである”筑豊のいいところ発見”を個々人の行動にひきよせた ところで、取り組みたい。そこから、”筑豊、環境いいとこマップ”なんか作成できればと考えて いる。 次回は、筑豊のいいところ発見について、会員の情報・意見を集めることから、始めたい。 第4分科会 分科会長・報告者 坂山憲治 (出席者 10名) 第一回目ということで簡単な自己紹介の後、フリートークに移った。 まず、実際に公共交通機関に乗って出かけてみようということで、「広島」「大宰府」「福岡ドー ム」などが上がった(開講式のときに私が「旅行分科会」ですなんて言っちゃったもんだから・・・ でも、考察と提言もやります。そして、観光と視察もやります)。福祉バス、トランジットモール、 平成筑豊鉄道、最終の時間など様々な意見が出ました。次回は筑豊を中心とした公共交通の 現状を検証し、第1回特別課外例会の具体的スケジュール(平筑の車窓からと筑豊電鉄ミニト リップ)を決めます。 第一回 5月18日 建築学科 小野研究室 今期から筑豊ゼミの新しいプログラムとして始まっ た「研究室訪問」、さっそく第1回が行われました。 小野先生は、建築構造、耐震工学の研究をしてお り、昭和43年から近大で教鞭をとっています。建築 学科・建築構造実験室を訪問し、鉄筋コンクリート の耐震性を調べる実験を見学させていただきまし た。 研究室に所属している学生たちは私たちの視線を 気にすることなく、実験の準備に一生懸命でした。 そのあいだ、小野先生は私たち、建築ど素人に実 験の内容を説明してくれました。わたしの印象に残ったことは、先生の実験はとにかくお金が かかっているということです。作っては壊す!(壊すのに700万円!)でも、壊さないと何もわ からないから、壊す。ほんの何秒かで壊れてしまうコンクリートですけど、その実験結果からわ かることは、ここ地震大国日本の将来を変えるのかもしれません。 研究室訪問レポート 報告/笹原泰史 研究室訪問希望者11名が、5月18日朝10時 に近大駐車場に集まり、小野正行教授の実験室 を見学させていただきました。 先生は建築物の耐震壁について研究をされ、今 回は、実際の1/4スケールで壁を作り、それに 震動を与えて壁が壊れる実験を見せていただきま した。 実験室に入ると、先生が実験についての説明と研 究について、30分程お話をしていただきました、 さあ、今から力を加えて壁を壊す時ドキドキ、ワク ワクしながら見守るなか、1分ぐらいで壁が壊れました。 学生の気分を味わいながら 2 時間ほどで研究室訪問を終わりました。 参加されましたゼミ生の皆さんお疲れ様でした。 次回は6月26日(水)夜6時30分より、雑音がある音や音声からコンピュータを使って雑音を 除去する研究をしています五反田博教授の研究室を訪問いたします。 ゼミ生感想 文/岩猿孝治 研究室訪問に参加して 近大、小野先生の耐震壁実験室見学が出来ました。 この実験はコンクリートの強度(硬さ)と鉄筋の粘りの特性をいかに操作するかを分析すること で地震対策に役立てる事ができると言うものでした。 女性を含む学生さんのエンカン服姿と小野先生が目指す合理的で簡単明白な”強度計算式” が印象的でした。耐震壁実験室の皆さん見学させて頂き有り難うございました 次回(第二回)は、6月26日(水)夜6時30分 五反田研究室です お待たせしました!知っとお?筑豊クイズ解答!! 開講式で実施したクイズのおさらいと答えです。 (参考・・平成5年1月1日。西日本新聞「ふるさとクイズ500問」より) 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 筑豊とよばれはじめたのはいつ (明治18年) 高松塚古墳とならぶ国指定特別史跡の 装飾古墳は(王塚古墳〔桂川町〕) その王塚古墳の壁画に描かれている動 物は(馬) 大宰府から都へ通ずる官道にあった筑 穂町の峠は(米の山峠) 長崎街道の筑前六宿のうち筑豊にあっ たのは(飯塚宿と内野宿) (参考・・木屋瀬宿(旧鞍手郡、現北九州 市)もあります) 石炭運搬用の船を何といったか (五平太船、川平太など) 八木山バイパスはいつ開通した (昭和60年、全長13.4Km) 今年度、嘉穂高校普通科に設置された コースは(武道・日本文化コース) 福岡県立大学の前身(直近)の名は (福岡県社会保育短期大学) 昭和55年、夏の甲子園福岡県大会の 決勝戦は何高校―何高校 (ア) (田川高校―嘉穂高校) 筑穂町にある人工スキー場を持つ施設 は(サンビレッジ茜) カーネギーホールで演奏した田川のロ ックバンドは(ザ・フライング・エレファン ツ) ではバッハホールと呼ばれる添田町の 音楽堂は(オークホール) 英彦山みやげで有名な土鈴は (英彦山ガラガラ) 田川市の川渡り神幸祭は何神社の祭り (風治八幡神社) 飯塚山笠の四流れとは (西、東、新、菰田) 筑豊で最後に閉山した炭鉱は (貝島炭鉱、昭和51年) 香春岳一の岳で掘っている鉱物は何岩 (石灰岩) 19. 石炭はもともと何(植物) 20. では石炭を構成する三大元素は (炭素、酸素、水素) 21. 筑豊で資源ごみ(ビン・缶・ペットボトル 等)をリサイクルプラザで再資源化して いる自治体は(飯塚市) 22. 遠賀川河川敷をロウソクで飾る直方市 の祭りは(炎のまつり)・・のおがた夏ま つり(直方市HPより) 23. 田川市にある県内屈指のしにせ製菓業 者・松尾製菓が作っている20円チョコ は(チロルチョコ) 24. 世界のトップレベルの車いすテニス選手 が参加する大会は (飯塚国際車いすテニス大会) 25. 糸田町出身、西田川高OBの人気歌手 は(井上陽水) 26. では同じ糸田町出身で「白いウルフ」と 言われた関取は(益荒雄) 27. 筑豊の市、町、村の数は(4市20町1 村) 28. 筑豊の自治体で最初に市制を施行した のは(直方市、昭和6年1月1日) 29. 自然学習村「源じいの森」はどこにある (赤村) 30. 筑豊自動車運転免許試験場はどこにあ る(庄内町) 31. では筑豊に警察署はいくつある(6)(飯 塚、上嘉穂、直方、宮田、田川、添田) 32. 筑豊で最も面積が広い自治体は (添田町、132.10平方Km)(②若宮 町、87.50 ③嘉穂町、87.34) 33. では最も狭い自治体は (金田町、7.46平方Km ②糸田町、8. 04 ③碓井町、8.45) 34. 宮田町にあるトヨタ九州工場の操業開 始はいつ(平成4年12月) 35. JR福北ゆたか線で1日1往復走る特急 の愛称は(かいおう) 36. では先場所(春場所)での大関魁皇の 成績は(12勝3敗) 37. 平成筑豊鉄道の本社は何町(金田町) 38. では平成筑豊鉄道の駅は全部でいくつ (34) 39. 福岡―飯塚―田川―行橋を結ぶ国道 は何号線(201号線) 40. 九州唯一の小型自動車競技場は (飯塚オートレース場) 41. 最後に自主運営で筑豊の活性化を考え る、大学と地域住民有志の会とは (筑豊ムラおこし・地域づくりゼミナール (筑豊ゼミ)) みなさん、これからも楽しく筑豊について学んでいきましょうね! 定例会の最後で、ゼミ生によるインフォメーションが行われています。 今期は出来る限り、インフォメーションが行われた各イベントを訪れ、模様をレポートしたいと思 います。 今回は、世界的な大会となった、「飯塚国際車いすテニス大会」と、県下でも有名なお祭りの 一つ、田川市伊田の「川渡り神幸祭」に行ってきました。 飯塚国際車いすテニス大会 5月18日(土) 今年で15回を向かえた飯塚車いすテニス大会。 この日の筑豊ハイツは小雨の中、選手たちの熱気 に包まれ、準決勝が行なわれていました。 真剣にスポーツをする人は美しい。 金網越しに選手の息遣いを感じます。 選手はもちろん、ボランティアのスタッフも 一生懸命でした。 川渡り神幸祭 まつりINたがわ 5月18日(土) 福岡県の無形民族文化財に指定されている田川 市伊田の川渡り神幸祭に行ってきました。 当日はたくさんの人でにぎわっていました。 実況が流れていたため、山の様子がよく分かりま した。当日の夜、8時45分からはまつりINたがわ による、打ち上げ花火を見ることが出来ました。 日本人類言語学会 近畿大学九州工学部視聴覚室 5月12日(土) 日本人類言語学会 第3回学術大会に参加して 報告/井上洋子 5/12に近大視聴覚教室で行われた、日本人類言語学会に参加した。 プログラムを覗くと、私の日常生活には出てこない研究発表のテーマ(詳しくは学会のHPでど うぞ)に、「???」と一瞬目が点になってしまったが、知らないことを知りたい!という持前の好 奇心が反応した。 研究発表は、「うん。うん。」と思わずうなずきながら気軽に聞ける話から、脳細胞に総動員 を掛けて挑んでも、敗退してしまった難解な話まであった。 実は私は、学会終了後の懇親会をとても楽しみにしている。懇親会では、いろんな専門知識 を持った方々にあれこれ質問をしたり、とっておきの面白い話を聞かせて頂いたりと、知識サ ーフィンを思いっきり楽しんでいる。 次回、日本人類言語学会のお知らせを目にしたあなた、新しい世界が広がるラッキーチャン ス!です。残念ながら目にしなかったあなた、早急にあなたの情報キャッチソフトを、最新版に アップデートすることをお薦めします。 今期の委員長、井上英俊委員長からみなさんへ、メッセージが届いています!熱い思いを 受け止めてください! 次回の例会で、感想をつたえてくださいね! みなさんこんにちは、運営委員長の井上英俊です。 今年、筑豊ゼミ15年目という節目の年に委員長になり、少し緊張気味の毎日です。委員長 ということで、いろいろな場面で挨拶をすることが多くなってしまいましたが、あがってしまいな かなかうまくなれません。修了式までにはうまくスピーチできるようになりますので、どうぞ期待 してください。 今期は、「発見!ちくほう」ということで、筑豊のいいところ、ふだんなにげなく見過ごしている ようなところ、をクローズアップしていきます。自分たちが住んでいる地域をみつめなおし、地域 に自信をもってもらい、積極的に外部の人にPRしていきたいと考えています。 「筑豊大発見」プロジェクトは、今期のテーマにまさにピッタリのものです。地域の小学生の 目を通して、筑豊という地域の素晴らしさを見つめなおし、筑豊の良さを地域の内外の人にPR していきます。みなさんもプロジェクトに参加してみませんか。 また、今年は「研究室訪問」を行い、大学の先生方との交流を一層深めたいと考えています。 すでに5月に小野先生の研究室を訪問しましたが、普段は見ることのできないコンクリート破壊 の瞬間を見ることができ、とても感動しました。これからも6月に五反田先生、秋頃に永原先生 の研究室を訪問する予定です。ゼミ生のみなさんのなかで、この先生の研究室をおじゃまして みたい、というのがありましたら、「研究室訪問」担当の笹原さん、または、運営委員まで申し出 てください。 筑豊ゼミは住学協同機構ということで、近畿大学の先生、職員のみなさんと筑豊地域住民 のみなさんとで一緒に協力してまちづくりをしていくための実験場です。これをしたらいけない、 ということはありません。筑豊ゼミで「こんなことがしてみたい」「こんなことできるんじゃない の?」「もっとこうしたほうがいいんじゃない」という意見や提案がありましたら、運営委員会にき ていただくか、運営委員もしくは私(井上)まで申し出てください。 それでは、今年一年、筑豊ゼミで一緒に楽しく学びましょう。 みんなの筑豊大発見!キックオフ サポーター大募集! 筑豊の小学生達が描いた絵地図を、近大の大学祭(柏の森祭)で展覧する「みんなの筑豊 大発見!」プロジェクトが始まった。子ども達の活き活きとした力強い絵は、私たちおとなを元 気づけてくれる。 現在、プロジェクトチームのストライカー達は、教育委員会の後援依頼に25市町村を走り回 っている。次は、いよいよ101校!の小学校への出展依頼だ。(ちなみに筑豊の焼き物展でも 窯元さんは約100窯。‥‥不思議)今回チームメンバーには、強力なフォローとして近大の大 学院生さんが2名参加している。とはいえ、現状は平日に動けるメンバーが限られているので ギリギリの状態だ。しかも、小学校には夏休み前に行かなくてはならないという時間制限もある。 (うっ!) ご協力頂ける方は、ぜひぜひご連絡を!!よろしくお願いします。 ゼミ携帯 090-7298-3815まで (みんなの筑豊大発見 プロジェクトリーダー 井上洋子) 筑豊ゼミ年間スケジュールのご案内 ✤定例会(毎月第 3 水曜日) 4月17日 5月15日 8月21日 9月18日 12月18日 1月15日 会場:近畿大学図書館棟 6月19日 7月17日 10月16日 11月20日 2 月19 日 3月終了式(未定) 時間:18:30受付 19:00開始 ✤運営委員会(原則第1水曜日)*5月と1月は第2水曜日 4月3日 5月8日(*) 6月5日 8月7日 9月4日 10月2日 12月4日 1月8日(*) 2 月 5 日(*) 会場:近畿大学第4会議室 時間:19:00開始 ✤その他の行事など 7月:お楽しみ会、 10月:「みんなの筑豊大発見」イベント・近畿大学学園祭、 11月:忘年会 日程未定:15周年記念イベント、研究室訪問(年3回) 7月3日 11月6日 3月5日 待望の新企画!! この企画は、筑豊の、筑豊に住んでいる人だけが知っている、編集長が独断と偏見で選ん だ筑豊の“チョット”いいところ(場所、店、なんでも)を、紹介していこうというコーナーです。 第1回目は、筑豊ではめずらしい、児童書の専門店「からすのほんや」です。 店長の芳野のり子さんは、10年来の夢であった 児童書の専門店を2001年5月5日にオープンさ せました。「筑豊の人にもっと本を読んでもらいた い」と語る吉野さん。お店では、毎月、子供たちを 対象に絵本の読み聞かせを行っています。それに、 子供だけでなく、私たち、大人も楽しめます。子供 の頃に読んだ、懐かしいあの本にきっと会えるは ず!! また、子供にやさしく安全なおもちゃも取り扱っ ています。一度、お店に訪れてみませんか?詳し いことは、お問い合わせを! 〒820-0082 福岡県嘉穂郡穂波町若菜 259-81(穂波ガストうら) TEL・FAX / 0948-29-8888 ホームページ http://www.kawasuji.com/karasunohonya/ 発 行 筑豊ムラおこし・地域づくりゼミナール(通称「筑豊ゼミ」) 責任者 第15期筑豊ゼミ運営委員長 井上英俊 編集長 第15期筑豊ゼミ立風担当 児玉志帆 住 所 〒820-8555 飯塚市柏の森11の6 近畿大学九州工学部 気付 連絡先 090-7298-3815(ゼミ専用携帯電話) ホームページアドレス http://isweb27.infoseek.co.jp/area/tikuzemi/ e-mailアドレス [email protected] ~MENU~ 【特 集】 研究室訪問 電気情報工学科 五反田研究室 【不定期連載】 井上委員長の 「ヒデが旅する!?」 ホームページが新しくなりました・バーベキュー大会開催 などなど 6 月 19 日(水)定例会 第1分科会 分科会長 森内 金剛 / 書記 鹿田 則光 (参加者 10 名) 今回は中島忠雄先生から「遠賀川祭りと河童」についてお話してもらった。その要旨は、筑豊 は「葉は鳴る台地筑豊盆地」や「乳なる川遠賀川」を中心として、農業や産業・文化が発達して きた。祭りや行事は農耕文化の発展と共に推移してきており、ひな祭りや神幸祭・柱松などは 子供の無事な成長を祈り、豊作を願う農民の祈りや虫除けの行事などが祭りとして伝えられて きた。河童は人間や牛などによくいたずらするが、貴重な薬を伝授した。 第2分科会 分科会長 江口 徹 第2分科会の6月は、『住民と情報』をテーマに江口が報告、そして皆で意見交換を行いまし た。「情報公開条例がない自治体ではどうすれば?」といった質問や「使う人ってどんな人?」 という声も。また情報交換のために分科会のメーリングリストの実験的スタートも決定。 次回7月は「ストーリーテリング(物語をすること)大会」でまちおこしをした、アメリカのジョン ズポロという小さな町の紹介をスライドを交えて秋葉さんにしていただきます。 皆様、出席!でお願いします。 第3分科会 分科会長 中尾 明子 (参加者 14 名) 今年度の具体的な活動計画として、以下の4項目について検討した。 1.講演会 テーマは「ISO」。地元、飯塚で ISO14001認証取得している麻生飯塚病院からの講師依頼を 検討中。 2.北九州エコタウン見学 見学先は、家庭生活に身近な自動車、ペットボトル再生工場を予定。日程は見学先予約状況 を確認次第決定。 3.水質調査 今年度第1回採水を、7月27日(土)に予定。遠賀川流域17ヶ地点で採水を行う。 4.いいとこ発見 ただ今、情報収集中。あなたの身近で大切にしたい里山の風景など、いいとこ情報をぜひお寄 せください。 第4分科会 分科会長 坂山 憲治 (出席者 11 名) 今回は、筑豊地区の公共交通の現状(特にバス)について考えた。 県内や九州各地でのバスの過疎路線対策、路線削減に対する取組等を新聞記事や路線図を 用いて確認していった。また、飯塚、直方、後藤寺のバス発着状況も時刻表で押さえた。 期末の提言は、今回、バスを中心に取り上げてすすめることとした。詳しいことは次回例会で 打ち合わせる。また、各地の新しい交通に関する取組は、まとめて紹介する回を設ける予定。 第1回特別課外例会は6月30日(日)11時45分、直方 BC 集合。西鉄バス、筑豊電鉄、平成 筑豊鉄道の乗車体験を行います。 みんなの筑豊大発見! №2 今期のゼミの大注目イベント!!「みんなの筑豊大発見」のリーダー、井上洋子さんから現状 報告が届いています! 「人が足りないヘルプ!!」の悲鳴に、まるでカーン選手のよ うにSOSをキャッチ、快くサポートを引き受けてくれた皆さん、 ありがとうございました! この立風が届く頃には、ワールドカップは終わっていますが、 「みんなの筑豊大発見!」プロジェクトのメンバー&サポーター 達は、筑豊101校の小学校にゴールを決めようと、梅雨空の 下走り回っているところです。 このプロジェクトは、これからも作品集の作成や学祭当日の 会場係そして、多くの人に会場まで足を運んでもらう方法は?等、まだまだ多く人の助けやアド バイスを必要としています。ご協力頂ける方&興味のある方は、ぜひゼミ携帯まで気軽にご連 絡を!!お待ちしています。 去年の「みんなの筑豊大発見」を収録した、 CD-ROM作品集を、 筑豊ゼミのホームページから 見ることができます。 ぜひご覧ください。 この作品集は、筑豊地区内の全小学校に、無料でお配りしました。ご希望がありましたら、 一枚500円(作成実費、送料込)でお譲りしています。お問い合わせください。 「筑豊立風」特派員レポート募集!! 「筑豊立風」編集部および、筑豊ゼミホームページ作成委 員会では、ゼミのイベントや、各地域で行なわれる催しのレポ ートから、特集記事・特ダネ情報などの記事を書いていただ ける方を随時募集しています。 自薦・他薦は問いません。ご協力をお願いいたします。 私もあなたも、ひとりひとりが特派員です!! 第二回 6月26日(水) 電気情報工学科 五反田研究室 好評のうちに終了した第1回に引き続き、第2回目の「研究室訪問」が行われました。 ~ 五反田 博教授 プロフィール ~ 専門分野 ニューラルネットワーク・パターン認識・信号処理 研究テーマ ①ニューラルネットによる汎化能力創出原理 ②学習および認識アルゴリズムの開発 ③音声認識における雑音除去 出身地 鹿児島県 研究室訪問レポート 報告/井上英恵 参加したゼミ生たち 今回の研究室訪問参加希望者16名が、6月26日 (水)午後6時20分に近大駐車場に集まり、五反田研 究室を訪問させていただきました。 今回見せていただいたのが、雑音除去の報告です。2 本のマイクに、同時に違う言葉や雑音を吹き込むと、 それぞれの音が重なって録音されます。それをコンピ ューターが分析して一人一人の声にわけます。 筑ゼミ生も実際に「ニッポン」と「ベッカム」という言葉を マイクに吹き込んで体験してみました。マイクを通して 人間の声で動くコンピューターができていますが、チョ ッと周りがうるさくなると言葉が認識できない状況です。 この研究でそれが改善されそうです。将来は同時に7 人の声を聞き分ける聖徳太子コンピューターが実現さ れるかもしれません。 ゼミ生感想 文/三村良太 ☆ニッポン vs ベッカム! …Wカップでは実現できなかった幻の対決が五反田研究室で実現した!何のことか判らんで しょう?やっぱりこの手のイベントは参加しなきゃあねぇ。非常に面白い、頭も使ったけどとても 楽しいひとときでした!五反田研究室訪問では、最初に頂いた「音源位置情報を利用した目的 音声の抽出法について」という、タイトルの意味すら半分も判らない難解な資料との出会いか ら始まりました。行列を使った数式やダイヤグラムが散りばめられた、かなり手強い…いや、さ っぱり判らんシロモノを前に途方に暮れる我々ゼミ生でしたが、そこはさすがプロフェッショナル、 五反田先生はわかりやすく丁寧に、研究の目的と方法を説明してくれたのでした。 熱心に説明する五反田教授 ☆ニューラネットワーク …参加者のほとんどが初めて聞く単語のオンパレード でしたが、今回の根幹をなすのはこの言葉。「人間は 機械以上の情報処理能力を持っている」とは五反田先 生のお言葉で、たとえば人間は、友達が服装や髪型を 変えてもすぐ判る。ところが機械にはこのコツがつかめ てない様で、人間様の神経回路(←これがニューラネ ットワーク)はなかなか凄いものだと改めて教えていた だいた。「このアルゴリズムを開発する」のが先生のテ ーマで、今回の「音声分離・抽出」もその一環との事。 何しろ先生は、 ☆人間にできることは機械にもできる …との信念で、知識への探求心には凄まじいものを感 じました。 その後、具体的な考え方や理論のさわり、実験(←こ れが冒頭のベッカムね)などを行いましたが、図や使 用例、たとえ話などで丁寧にお話ししてくれたので、何 となく判った様な気になりました。2112年にドラえもん を生み出すのは、きっと先生の様な研究者なのだろう と思います。 その他にも ☆月曜日は白のリンカーン わかっているフリ・・・? …など日米の学生気質を比較した面白い話題も続出 した、非常に面白い楽しいひとときでした。 仕事もありましょう。ボーリングもありましょう。でも、そこを融通して参加しないと面白いことを 見逃しますぜ。 ☆金利17%とアメリカンフットボール …あ、これはまた、別のお話。 好評の研究室訪問、次回の開催予定は、11月の予定です。 先生方がどのような専門分野を研究されているのか、 最先端の研究を、じかに目にすることができるチャンスです。 多くの参加お待ちしております。 「ヒデが旅する!?」のコーナー 待望?!の新連載(不定期ですが…)井上委員長の「ヒデが旅する!?」のコーナーが始ま ります。筑豊ゼミでは他団体の催しや交流会に招待していただくことがあります。このコーナー では、そういったイベントに私たち筑豊ゼミを代表し井上委員長が参加したレポートを掲載いた します。今回は朝倉郡宝珠山への旅です。 木造校舎と弦楽四重奏に参加して レポート/井上英俊 6月14日の金曜日、私は宝珠山小劇場というとこ ろにいました。今日、ここで、「木造校舎と弦楽四重 奏」という会があるのです。近大の永原先生と、この 会の責任者の方がお知りあいということで、この会を 紹介され、来てみました。 宝珠山小劇場は、宝珠山中学校跡で、木造校舎 のむかしの学校、って感じです。木造校舎のむかし の理科室の跡が会場でした。教室のまんなかに奏 者の椅子を4つおいて、そのまわりに椅子や畳をな らべて観客の席がありました。 午後7時になって、あたりも暗くなってきたころ、会がはじまりました。東京都交響楽団のバイ オリン、ビオラ、チェロの奏者の方4名がいろいろな曲を演奏してくれました。普段は舞台の上 で演奏され、私たち聴く側は、舞台からはなれた客席で聴くわけですが、今日は、目の前、ほ んとに2、30mしかはなれていないわけで、いって みれば全部S席というような感じで、また、バイオリ ンの音と木造校舎が妙にあって、なんともいえない いい雰囲気でした。 人口2千人足らずの小さな村でこんな催しが開催 される、しかも福岡や豊前市など県内のいろいろな 場所から、有料にもかかわらず50人以上の人がく る催しができる、というのは、さすがだなと感心しま した。 またあるなら行ってみたいと思える会で、とっても楽 しい時間が過ごせました。 朝倉郡宝珠山村について 岩屋神社に天より降ってきたと伝えられている石が祀られており、その石の名称「宝珠石」に ちなんで宝珠山と名付けられました。朝倉郡の東端にあって、大分県日田市と接し、北は釈迦 ケ岳(844m)、大日ケ岳(830m)を境にして田川郡添田町と接しており、同山地から発して 筑後川に注ぐ宝珠山川と大肥川(鼓川)の流域にある山間の農山村です。村域の大部分は山 林で、農地は約9%に過ぎず、冬季は県下でも有数の降雪地域です。 宝珠山村は、明治29年に朝倉郡となるまでは上座郡に属し福岡藩領でしたが、九州の修 験道の中心地、英彦山に近接していることから修験道との関わりが深く、同村の略全域が英 彦山権現の神領でした。 新しいアドレスはこちら ↓ 筑豊から、全国へ・世界へ情報を発信! 筑豊ゼミのホームページが 新しくなりました このたび、筑豊ゼミのホームページは、独自ドメインを取得し、よりパワーアップを行ない ました。これに伴い、ホームページのアドレスが変更になりました。 旧アドレスにてリンクをされているみなさんは、新アドレスへの変更をお願い致します。 なお、管理用のEメールアドレスも変更になっています。ご注意ください。 ゼミに関する最新の情報はもちろん、地域の話題が盛りだくさんになる予定です。 これまで、ホームページがあることすら知らなかったあなたも、ぜひご覧ください。 URL : http://www.chikuzemi.com/ E-Mail : [email protected] 開講時にお知らせしていました、メーリングリストも、準備が整いしだい運用を開始いたしま す。ただいま調整中です。もうしばらくお待ちください。 夏のお楽しみ会!! バーベキュー大会 7月13日(土)開催 筑豊ゼミの恒例行事「夏のおたのしみ会」、今期はバーベキューを行います。 真夏の太陽の下、食欲を充たす為に、みんなで手を取り合い、炭火を熾すところからはじめ て、ゼミ生の団結心を養う。。。(表現がかなり大げさです。) みんなでワイワイ、ガヤガヤいいながら食べるバーベキューは格別でしょう!ご家族での参 加も OK です。ぜひ、おいでください。 なお、差し入れ(飲み物・お土産等)大歓迎です! たくさんの参加お待ちしています。 日時 : 7月13日(土) 17:00 集合 18:00 ごろ開始 場所 : 直方河川敷オートキャンプ場(直方市役所前) 会費 : 2,500 円 問い合わせおよび参加申込み : ゼミ携帯電話 090-7298-3815 近畿大学九州工学部学園祭「柏の森祭」日程決まる 11 月1日~3 日 バザー出品物を募集します! 近畿大学の学園祭「柏の森祭」が今年は11月1日(金)から3日(日)までの3日間に開催さ れることが決まりました。筑豊ゼミでは、今年も柏の森祭に参加いたします。 「みんなの筑豊大発見」展示会、各分科会の研究発表だけでなく、去年も好評だった模擬店 など行う予定です。 そこで去年に引き続き、バザーに出品できるものを募集いたします。物置の中で眠っている ものを、今一度社会に押し出して活躍させてください。多少にかかわらず、ご協力いただけると うれしいです。 ゼミ柏の森祭担当笹原さん(電話 0948-24-8471/ 090-3735-1484)までご連絡ください。 発 行 責任者 編集長 住 所 筑豊ムラおこし・地域づくりゼミナール(通称「筑豊ゼミ」) 第15期筑豊ゼミ運営委員長 井上英俊 第15期筑豊ゼミ立風担当 児玉志帆 〒820-8555 飯塚市柏の森11の6 近畿大学九州工学部 気付 連絡先 090-7298-3815(ゼミ専用携帯電話) ホームページアドレス http://www.chikuzemi.com/ e-mailアドレス [email protected] ~MENU~ 【特 集】 お楽しみ会、4分科会課外例会フィールドトリップ報告 【ゼミ生特別体験レポート】 博多 vs 飯塚 山笠対決 【イベントレポート】 I LOVE カナダ Fiesta 短期集中連載も 8/25 玄海原発・呼子唐津の旅参加募集 などなど 7月 17 日(水)定例会 第1分科会 分科会長 森内 金剛 / 書記 鹿田 則光 (参加者 9名) 今回は分科会長からの今後の予定についての説明があった。人形師については交渉中で 日時未定であるが見学したい。日向のひょっとこ踊りの見学については、時間的に困難であり 今回は見送ることにした。8月4日(日)に行なわれる直方市上境の虫送りの「柱松」は近くにあ る水町遺跡群(古墳)とともに見学する予定。希望者は近大工学部駐車場に17時集合すること。 筑豊地区の福祉施設のリストを作っているので次回の定例会で配布する予定。 第2分科会 分科会長 江口 徹 報告者 秋葉美知子さん(参加者 12 名) 7月は「ストーリーテリング大会」でまちおこしをした、アメリカのジョンズボロという小さな町の 紹介をスライドを交えて秋葉さんにしていただきました。ご自分で見てきただけあって、楽しそう に紹介される秋葉さんの顔が印象的でした。 ジョンズボロの成功のキーポイントは1,ビジョン 2,焦点を絞る 3,忍耐だったそうです。 自立を目指して行動したジョンズボロ。自分達の町を変えられるのは自分達ですね。 さて、8月は???でも皆様出席でよろしく! 第3分科会 分科会長 中尾 明子 (参加者 15 名) 1.講演会「ISO とは何か?(仮題)」 ~9月の定例会で、主に第三分科会員を対象にして、麻 生飯塚病院の施設課の担当者の方に1時間ぐらいお願いする方向で調整中。 2.エコタウン見学 ~引き続いて、日程の調整中。 3.水質調査 ~7月27日(土)に、今年度第1回目の採水を行う予定。また、後日、実際の水 質分析の様子の見学を予定したい。 4.柏の森祭への取り組み ~近大という場所の特徴を生かし、環境とゼミと子ども達をキーワ ードにした切り口で ”ミニ体験・遠賀川”を具体的な形にできればと考えている。 5.その他 ~立岩小学校から、ゼミの第三分科会宛に、活動の問い合わがあったことと、これ に対する回答の報告、また、恒例の水質調査を筑豊の環境を良くしていくことにつなげたいと いう意見がだされた。 第4分科会 分科会長 坂山 憲治 (出席者 8名) 第2回特別課外例会は8月25日(日)7時30分(予定)、近大集合。呼子、唐津、玄海原発 の視察。福岡都市高速と西九州道の通行状況、利便性等もあわせて調査。今回は第4分科会 だけでなく全体に告知する。方法は立風別記事にて案内。 また、新しい交通の取り組みについて会員で分担し次回より発表していく。2月には総合視 察で広島(岡山、高松?)方面へ出かける予定。次回より、資金調達について打ち合わせる。 「筑豊の駅弁」についての調査も開始、状況は例会、立風で報告します。 7月13日(土) ボーリング大会(麻生塾ボウル) バーベキュー大会(久原さん宅) 幹事泣かせの天気予報に振り回された今年のお楽しみ会。急遽「ボーリング大会」に変更して行われました。その後、ま たまた急遽「バーベキュー大会」を開催しました。 お楽しみ会レポート 報告/安藤唯史 お楽しみ会前日の天気予報では大雨。雨の場合は 中止することにしていましたが、多くの参加申込みが あったため、前日になり急遽予定を麻生ボウルでのボ ーリングに変更しました。 ボーリング場の関係で、集合時間も午後4時早まり ましたが、今年からゼミに入られた方も含め、多くの参 加者で大いに盛り上がりました。 ボーリング終了時点で午後6時。ゼミの行事としては ここまでしか考えのなかった運営側。だったのですが、 大盛況のボーリング大会 スポーツの後でおなかもすいた...空も晴れた...な かにはこの日の為に肉を断っていた人もいた...だっ たらやっぱバーベキューでしょう!っということで即決定。会場を今回の幹事である久原さんの お宅のお庭で「お楽しみ会第2部 バーベキュー大会」が開催されました。 野外で食べる肉は最高です!肉だけではない。これでもかという食べきれないほどの差し 入れ(桃・ぶどう・シュークリーム etc.)うまい、うますぎる。う~ん、おなかいっぱい。最後はせ っかく買ってきた打ち上げ花火が点火しない、田んぼに落ちる、という今回のバタバタ劇を象徴 するようなオチもつきましたが、当初の大きな目的である「ゼミ生同士の交流」ができました。 私も運営をお手伝いする側として、変更に次ぐ変更で参加者の皆さんには大変ご迷惑をお かけしました。申し訳ありません。また、バーベキューコンロ等を貸していただきました中尾さ ん・秋元さん、差し入れをくださいました多くの皆さん、急に大人数で押しかけた久原さんのご 家族、そして参加者の皆さん、ご協力に感謝、そしてありがとうございました。 夏のお楽しみ会に初参加して 文/田中里江 前々日から天気を気にしていた私の心配をよそに7月13日午後の天気は晴れ。朝は雨が 降っていたはずなのにバーベキューからボーリング大会へ変更連絡を受けた時から雨はピタ っと止んでいました。多少ショック(なぜショックを受けたのかは下記を参照)を受けながらも麻 生塾ボウルへ...新参者で「お楽しみ会」初参加の私としては、気合を入れて時間に遅れない よう向かったはずなのに少し遅れてしまいました。・・・が、皆さん暖かく迎えてくれました。(本 当にすみません) ボーリング大会はマイボールをお持ちの方などがいて、かなりハイレベル(?)な大会でした。 優勝者は安藤さん。(すごいです!)毎度のごとくスコア50未満な私は最下位。(T_T) 2ゲームを終え「お楽しみ会、早く終わってしまったな...」と思っていましたら、2次会は「バ ーベキュー」。幹事様や参加メンバーの行動力はすごかったです。アッという間に場所、道具、 買出しなど準備が整い1時間後にはバーベキューができる状態になっていました。多くの差し 入れもあり、私の人生の中で一番豪華なバーベキューとなりました。色々な方の以外な面が見 れたり、また定例会ではなかなかお話することがない他の分科会の方とも交流でき大変楽しか ったです。 第4分科会 第一回特別課外例会 「フィールドトリップ」 報告 第4分科会(交通)で、近畿大学学外での課外例会が行われた報告が届いています。某TV番 組の「世界の車窓から」風にお読みください。 「筑豊の車窓から」vol.151 報告/第4分科会会長 坂山憲治 「今日は西鉄直方バスセンターの発車からです。」 2002年6月30日、第四分科会の第一回課外例会 を実施した。とても蒸し暑い日であったにもかかわらず 8名の参加者はミニトリップへ出発した。 まず、直方から黒崎をめざす。急行とは名ばかりの 西鉄バス遠賀のバスに乗車。国道200号線をひた走 る。日曜日というのにあまり乗客は多くなく乗用車をは じめとする他の交通機関を利用しているということか。 あまり遅れもなく約40分で黒崎に到着。は良かった が、あまりの黒崎の変貌ぶりに皆驚いていた。そごう 近大・大箸先生(写真右)も参加 跡には井筒屋が、向かって右には西鉄のコムシティが 堂々と鎮座し、ペデストリアンデッキも広げられ、下の部分はバスターミナルとしてきれいに整 備されていた。中心であるはずのJR黒崎駅がかくれてしまっていた。それにしても昔を考えた らあまりの変化に本当に沈下しているのかと首をかしげたが、通りをわたった商店街はさびし いものだった。 約40分の自由時間をすごしたのち、お目当ての筑 豊電鉄に乗車した。 すれ違う筑豊電鉄 「筑豊電鉄は、昭和26年2月、当時の八幡市黒崎を 起点に筑豊炭田の中心都市直方、飯塚を経由して福 岡市に至る延長57.4kmの高速鉄道建設を目的とし て設立され、昭和34年には熊西から筑豊直方まで開 通しました。その後の情勢変化等もあり路線延長は見 合わされ現在に至っております。西鉄北九州線の廃止 後、熊西―黒崎駅前間を加え北九州の副都心黒崎と 西南部を結ぶ動脈となっております。」 いわゆるチンチン電車であるが、全線専用軌道で車 道の部分は一切ない。なんとも言えないのりごこちで、 皆様も一度乗ってみられることをおすすめします。 筑豊電鉄の直方駅からJR、平成筑豊鉄道の直方 駅ははなれておりこの間須崎町商店街を徒歩で移動 する。このころから天候は雨にかわっていた。 いよいよゼミ生の伊藤さん運転の平成筑豊鉄道の 気動車に乗車。直方―金田間を快走、今日も一日ご 安全に、第一回課外例会をお開きとした。 今回は乗車体験を主眼にシンプルに行った。次回 以降はしおり等も作成し趣向を変えて実施していきた いと考えています。第四分科会の皆さんおつかれさま でした。 ゼミ生の伊藤さんが運転 第4(交通)分科会 PRESENTS!! 特別課外例会 「新しい道路の整備で福岡市内もスーッと通り抜け、 玄海・呼子へ一直線!!」 真夏のひととき、一緒に旅立ちましょう!! 第4分科会の特別課外例会の第2回が開催されま す。今回は4分科会に限らず、ゼミ生の皆さん誰でも 参加ができます。多くの参加お待ちしています!! 写真はイメージです あしからず。。。 日 時:平成14年8月25日(日) 午前7時30分集合・出発 / 午後6時30分帰着予定 集合場所:近畿大学九州工学部駐車場 費 用:お一人1500円を予定(昼食代は自己負担)(変更あり) 参加申込:090-9569-2222 第4分科会会長 坂山さんまで 締め切り:8月21日の例会終了時まで 「ゼミ生特別寄稿」のコーナー 先月号でご案内した特派員募集の記事で、今回原稿が届きました。みなさんも自分が経験した体 験を「立風」に投稿してみませんか? “平和のための戦争展 in 大分“参加 and 見学レポート 文/林美江 大分県大分市コンパルホール(文化ホール)で、7月5・6日に行われた“平和のための戦争 展 in 大分“に田川在住のノンフィクション作家林えいだい氏(林美江父友人)の展示が行われ るということで、制作をお手伝いすることとなり、”帰ってきた特攻隊“をテーマに約100枚の写 真をパネルにしました。作業中に、えいだい先生から、この写真の大貫さんは、シンガーソング ライターの大貫妙子さんのお父様と伺い、大貫さんの特攻隊員当時の写真を見ながら、あの 澄んだきれいな声を思いました。 発起人のお一人である大分大学教授の森川登美江先生(中国の話しの時はチャイナドレス で、インドの話の時はサリーを着て講義なさるそうです)から、ご招待頂いて、6日に大分に行 ってきました。会場は、県庁近くの市街地にありました。会場には、小学生から30代・40代・6 0代・70代と見受けられる人が想像以上に多く、映画・講演・シンポジュウムが行われたホー ルには、500人以上の参加があったようです。映画・講演は、映画監督の高岩仁さん(俳優の 壇ふみさんの叔父様)によるもので、“戦争はどうして起こるのか“という視点で捉えた内容でし た。”企業“・”利益“・”戦争“と漠然と考えたことはあっても、映像を通して、事実を資料から調 査分析したものを見て、お話を伺って(お話はとても理解しやすいものでした)、”戦争“って、” 平和“ってどういうことか、改めて考えるチャンスをいただけたと思いました。(社会人になって からは、突き詰めてこのテーマで考えることはなかったように思います) 今回、会場に行き、”平和・戦争”だと固く難しくデリケートなテーマだと捉えて敬遠しがちでした が、大分のみなさんの関心の高さに驚きました。これからは、もう少し、身近に考えていけるの ではないかと感じています。 締込バカ一代 ~博多山笠を舁く~ 文/前田大介 「おいさーっっ!!!!!」掛け声と勢い水ともに、 7月15日早朝、颯爽と博多の町を駆け抜けた。 なんと今年から、思いがけず「博多山笠」にでること になった。飯塚の山笠にはもう5年間出ていたが、「や っぱり本場の山を舁いてみたい!」と、常々思ってい たところのこのチャンス、もちろん二つ返事でOKした。 僕が担った山は、七流ではなく、八番山の「走る飾り 山」上川端通りだ。他の舁き山が大体1tくらいなのに 対し、走る飾り山は、な、なんと2.5t!さすが、肩にず っしり重かった。 追い山ならしにも参加して、準備万端。 ・・・ そして 本番当日を迎えた ・・・ 集合時間は午前0:30、もち ろん徹夜だ。追い山には、僕と一緒に筑豊ゼミ代表 (?)で、坂本さんも参加。22時から酒宴が始まった (笑) ・・・ 6時間経過 ・・・ 空も少し白み始めた時、 遂に僕たちの出番がやってきた。博多の山は一年目 だけど、二人とも最初から棒を担がせてもらえた。しか 最前列が僕と坂本さんの勇姿です も、櫛田入り以外ほとんどのところで。全力で担いで、 フラフラになりながら約2キロを駆け抜けた。手一本で 締め祝いめでたを唄い終った後、なんだか胸に熱いものが込み上げてきた。 いやあ、山って本当にいいものですね。来年からも、毎年担ぐことを固く心に誓った、爽やか な朝でした。(その後出勤して地獄を見ることになるとは・・・) 来年の目標:"祝いめでた"をちゃんと唄えるようになること(*^^;) 特別体験レポート 博多 vs 飯塚 山笠対決 男は締込の数だけ強くなれる!? 飯塚山笠に参加して~優勝山!西流~ 文/伊藤英彦 「梅雨」の言葉を聞くと、今年も山笠の季節がやってきたなーとワクワクしてきます。昨年に 続いて今年も飯塚の山笠に行きました。追い山スタート地点の嚢祖八幡宮のある西流、宮町 からの参加です。 先輩から誘われてなんとなく参加した昨年は、締め込みも初めてで、学生さんと一緒に山の 後ろをゾロゾロついて行く「お客様」でした。しかし、追い山が終わると、自然に「来年もよろしく お願いします!」と皆さんと握手をしていました。 生まれも育ちも田川の私は祭りと言えば、台車が付いてみんなで引っ張る神幸祭のイメージ がありました。しかし山の下を見ると車輪はありません。どうやって動かすのかな~と見ている と、かけ声にあわせて、火花を散らしながら動き出しました。これを見た瞬間、感動のあまり思 わず声が出ました!と同時に、この重たい山は多くの人が一つにならないと動かないんだと思 いました。 今年は「お客様」ではなく、準備、片付けなどにも参加しすっかり「宮町」の人となった感じです。 しかも今年は「優勝山」!あんなおいしいお酒を飲んだのは初めてでした!来年もがんばりま す!いっその事、宮町に引っ越そうかな~。 I Love カナダ Fiesta 訪問レポート 文/児玉志帆 7月19日(金)夕方から、金田町に訪問しました。な ぜって、「ILOVE カナダ Fiesta」を見にきたのです。この 日は、仮装パレードとステージ発表が行われました。 13 チームの参加者はみな、趣向を凝らした衣装を身 につけていました。顔は笑っていても、目は真剣その ものでした。なぜなら、優勝賞金 20 万円を狙っていたのでした。 ステージ発表の合間に、商店街を歩いて見ました。 店の前にはたくさんの出店がありました。その中にわ れらがゼミ生の岩猿さん率いる、糒名物牛モモの丸焼 きのお店がありました。(糒コーンフェスタのスタッフが 中心)写真をごらんいただくとわかると思いますが、す ごい迫力です。そして、すごくおいしかった。一生忘れ られないおいしさでした。 さて。ステージは、クライマックスへ。大胆な演出に 魅了されながらも大変楽しく拝見しました。最後まで、 飽きることなく I Love カナダ FIESTA を楽しみました。 今回編集部が訪問した「I LOVE カナダ Fiesta」には、運営する立場のゼミ生がいます。こ のイベントのプロデュース側からみた「I LOVE カナダ Fiesta」の裏側を【短期集中連載】として お届けします。他のイベントにも参考になる話も聞けるはずです ★短期集中連載★ 。 「I LOVE カナダ Fiesta」は、まだまだ進化しなくてはならない(前編) 文/三村良太(4分科会・金田町商工会青年部) 今年の ILOVE カナダ Fiesta は、天候にこそ祟られたものの、人出もまずまず。仮装カーニバ ルをはじめとする各イベントも好評を博し、まずは”成功”であったと言える。 しかし課題も多い。中でも憂慮するのは”住民の観客化”に代表されるコンセプトからの遊離 である。 Fiesta は今から約30年前、”金田夜市”として誕生した。「地元商店街・新町通りを、もっとお 客様に親しんでいただこう」と、商店主の集まり=商業 団が始めたものだ。その後、商業団が商工会商業部 会になり、運営も、青年部を含めた商工会全体で扱う ようになる。 運営に行政や各種団体が加わり、実行委員会体制 になって現在の ILOVE カナダ Fiesta になったのが15 年前。”新町通に親しむ”というコンセプトはそのままに、 主催を商店主から住民全体に広げたのだ。 最初の頃の Fiesta は、良くも悪くも”いわゆる夜市” だった。出店は地元・新町や他地区の商店のワゴンセ ールと、公民館やテニスクラブなどの各種団体が焼くトウモロコシや焼きそばなど。イベントらし きものと言えば、商業部会役員の金魚すくい・ヨーヨー釣り、役場職員によるダーツ等のミニゲ ーム、青年部などの若手のお化け屋敷…。そこそこ人出は集めたものの「これ」と言った特徴 もなかった。 Fiesta が他の”夜市”と一線を画するようになったのは、やはりメインイベント:仮装カーニバ ルが始まってからである。会場の新町通全体をステージに、リオのカーニバルよろしく、様々な コスチュームを着飾った参加者がラテン音楽に乗って踊 り歩く…。”通りに親しむ”のコンセプトに沿って生み出さ I Love カナダ Fiesta れたこの企画は、「ダンスとコスチュームを競う」という点 [日 程] 7 月下旬 において、地域イベントとしては際だった特徴を持ってい [開催地] 金田町新町通り [内 容] た。 金田町商店街の新町通りの歩行 カーニバルは回を重ねる度に、近隣市町村を越えて 者天国を舞台に、商業の活性化と 福岡や北九州地区から優秀なチームが参加するように 町民のふれあいを目的として開催 なり、併せて Fiesta 全体としても安定した人出が期待で するイベント。仮装カーニバルや大 きる様になった。露天商の出店も増え、実行委員会もカ 声コンテストなどが行われ、またそ ーニバル以外の時間帯を充実させるべく様々なサブイベ れぞれ工夫を凝らした出店など ントを企画するようになり、ILOVE カナダ Fiesta は夏の夜 で、新町通りは 2 日間、約 3,000 人 の一大イベントとして完全に定着した。 の人々で賑わう。 (次号につづく) 「筑豊立風」特派員レポート募集!! 「筑豊立風」編集部および、筑豊ゼミホームペ ージ作成委員会では、ゼミのイベントや、各地域 で行なわれる催しのレポートから、特集記事・特 ダネ情報などの記事を書いていただける方を随 時募集しています。 自薦・他薦は問いません。ご協力をお願いい たします。 近畿大学九州工学部学園祭 柏の森祭 バザー出品物を募集! 近畿大学の学園祭「柏の森祭」が今年は11月1日(金)から3日(日)までの3日間に開催され ます。筑豊ゼミでは、今年も柏の森祭に参加いたします。 そこで去年に引き続き、バザーに出品できるものを募集いたします。物置の中で眠っているも のを、今一度社会に押し出して活躍させてください。多少にかかわらず、ご協力いただけるとう れしいです。連絡先:筑豊ゼミ柏の森祭担当笹原さん(電話 0948-24-8471/ 090-3735-1484) 発 行 責任者 編集長 住 所 筑豊ムラおこし・地域づくりゼミナール(通称「筑豊ゼミ」) 第15期筑豊ゼミ運営委員長 井上英俊 第15期筑豊ゼミ立風担当 児玉志帆 〒820-8555 飯塚市柏の森11の6 近畿大学九州工学部 気付 連絡先 090-7298-3815(ゼミ専用携帯電話) ホームページアドレス http://www.chikuzemi.com/ e-mailアドレス [email protected] ~MENU~ 【特 集】 課外例会 「筑ゼミで行く玄海・呼子の旅」 報告 【不定期連載】 ヒデが旅する!? 碓井町編 【ゼミ生特別寄稿】 H2O、水、Waterに想う 【短期集中連載】 I LOVE カナダ Fiesta (後編) 8月 21 日(水)定例会 第1分科会 分科会長 森内 金剛 / 書記 鹿田 則光 (参加者 9名) 高齢者福祉の歴史について会員の山田登志夫氏よりお話していただいた。要約は「高齢者 福祉を加味した法律は恤救(じゅっきゅう=救済)規則として明治期より見受けられる。その後 少しずつ改善され立法化されて来たが、戦後の昭和38年に老人福祉法、昭和57年に老人健 康保険法として制定されて、ようやく本格的に高齢者福祉が充実されてきた。平成に入りゴー ルドプランが作られ高齢者に対する自立支援体制が整いつつある」。 第2分科会 分科会長 江口 徹 (参加者 15 名) 8月は筑豊のお菓子を前にログハウスで。切り盛りしていただいたのは小林ベティ和恵さん と井上洋子さん。福祉をはじめ様々なお話が出ました。途中からは話はなぜか教育に!参加 された方々も教育には思いのある方が多く、「お言葉を返すようですが・・・」「いやいや・・・」と 楽しいバトルが続きました。と言うわけで9月はバトルの続き?です。スピーカーは不登校のこ どものフリースペース「子育てオアシス」の藤江さんと子育て支援グループ「にじ」の安土さん。 皆様、楽しみにおいで下さい。 第3分科会 分科会長 中尾 明子 (参加者 12 名) 1.第1回水質調査結果(7月27日実施)について 近大生物環境化学科の河済先生と4年生の塩見さんに分析結果や分析方法について説 明をいただく。(以下、会員の意見) ○数値の解釈が難しい。河川の環境基準が4つしかないのでもっと目安になるものが欲しい。 ○家庭排水が垂れ流しだったり、平気で川に油を捨てるなどのモラルの低さが目につく。 2.講演会「ISO14001とは何か?」の決定について 今月、9月18日(水)の定例会において行うことが決定。麻生飯塚病院施設環境課の方を 講師に招き、認証取得と企業の環境活動の関わりや私達の生活とどう関わるのか等の切り口 から基本的な考え方を勉強する予定。 3.柏の森祭への取り組みについて 「みる・ためす・かんがえる」をキーワードに、筑豊大地図に遠賀川のいい風景の写真や水 質データをのせたり、実際の河川水の簡易水質調査や、川に棲む実際の生き物を展示するこ とを検討中。 第4分科会 分科会長 坂山 憲治 (出席者 5名) 第2回特別課外例会は8月25日(日)7時50分(予定)、近大集合。呼子、唐津、玄海エネ ルギーパークの視察。福岡都市高速と西九州道の、利便性と直通してからの観光客数等もあ わせて調査。例会終了後の申込で11名の予定。また、新しい交通の取組について会員で分 担し次回より発表していく。今回は私の番だったが集まりの関係でカット!資料は後日配布す る予定。また、玄海原発は2003年4月中旬の日曜日に挙行予定。詳細は、立風でお知らせし ます。 イベントのプロデュース側からみた「I LOVE カナダ Fiesta」の裏側を【短期集中連載】としてお 届けする後編です。他のイベントにも参考になる話も聞けるはずです。 ★短期集中連載★ 。 「I LOVE カナダ Fiesta」は、まだまだ進化しなくてはならない(後編) 文/三村良太(4分科会・金田町商工会青年部) 今年の ILOVE カナダ Fiesta は、天候にこ そ祟られたものの、人出もまずまず。仮装カ ーニバルをはじめとする各イベントも好評を 博し、まずは”成功”であったと言える。 しかし課題も多い。中でも憂慮するのは” 住民の観客化”に代表されるコンセプトから の遊離である。 Fiesta で活躍する三村氏 イベントとしてはほぼ完成した感のある Fiesta だが、ここ数年関係者を悩ませている 問題がある。住民の関わり方の変質である。 最初の兆候はメインイベント:仮装カーニ バルに現れた。地元金田町からの参加者が 減ってきたのである。小・中学生は未だに一 生懸命練習して参加してくれてはいるが、か つては参加者の大半を占めた地元企業や公 民館などのグループが激減した。カーニバル のレベルが向上したことが皮肉にも彼らの参 加を遠ざけてしまったのである。「出ても賞は 取れない」「観るだけで十分」…各賞は町外 団体が独占するケースが増えてきた。 Fiesta のもう一方の主役:出店にも同様の 傾向がみられる。プロの露天商が増え、地 元団体によるバザーや模擬店が減った。商 店街のワゴンセールも減った。新町通以外 の商店の出店に至ってはここ数年皆無の状 態である。いわく「Fiesta で物は売れない」 「人出は多くても、イベントを観に来ているだ けである」…イベントの充実に歩調を合わせ 人出が増えているにもかかわらず、商店関 係の協賛企業は減少傾向にある。 このような状況から、実行委員会でさえ、 利便性を考えた会場移転案が取り沙汰され たこともある。 改めて反省すれば、ここ数年実行委員会 ではイベントとしての完成にのみ力を注いで きた。しかし、我々の目的はあくまで”まちづ くり(通りに親しむ=商店街の振興)”であ り、”イベント”はその為の手段にすぎない。 今一度原点に立ち返り、住民が「通りに親し む=参加して楽しむ」イベントに進化させね ばならない。 何も今までの企画を御破算にする必要は ない。その辺は工夫次第である。例えばカー ニバルにしても、今のように小・中学生の参 加が増えたのは、金田小学校に踊りの得意 な先生がいたからである。例えば出店にして も、露天商一色にならないのは、食品・飲食 店関係の商業部会役員が市場などを通じて 同業者に出店を依頼しているからである。 企画する側の努力次第で、必ず何らかの 答えはでる。ILOVE カナダ Fiesta は、まだま だ進化する。 I Love カナダ Fiesta [日 程] 7 月下旬 [開催地] 金田町新町通り [内 容] 金田町商店街の新町通りの歩行者天国を舞 台に、商業の活性化と町民のふれあいを目 的として開催するイベント。仮装カーニバルや 大声コンテストなどが行われ、またそれぞれ 工夫を凝らした出店などで、新町通りは 2 日 間、約 3,000 人の人々で賑わう。 第4分科会(交通)が企画したで、近畿大学 学外での課外例会が行われた報告が届い ています。 実施日:8 月 25 日(日) 「いか」へ向かって一直線!!! 報告/第4分科会会長 坂山憲治 「イカの命は短くて・・・(泣)」 ナフコ唐津店を視察した後、いよいよ玄海 EP の登場・・。警備員に誘導されエントラン スを入り立ち止まって見回していると、いきな り後ろからうら若き女性に声をかけられたの である。今日の運勢を思い出すと2月か8月 生まれの異性と縁があるという一文!一瞬 の期待とともに振り返った私は愕然とした! いったい何があったというのか!! 2002年8月25日(日)午前8時15分。3 台の乗用車は静かに近大駐車場を後にした。 目指すは、佐賀県呼子町!!もとい、佐賀 県玄海町にある玄海エネルギーパーク。残 念ながら私の確認不足で玄海原子力発電所 は今回見送り(来年4月中旬に再度企画の 予定です。皆様その時はふるってご参加を お願い致します)。 8月最後の日曜の朝、われわれの行く手 をさえぎる車も少なく快調に八木山峠を走破、 粕屋ランプより福岡都市高速へ・・。新開通 区間もスムーズに走り抜け、西九州道、かも めロードとあっという間に唐津市内へ。約1 時間30分の旅であった。 (ガチンコ風にお読み下さい)。 (単にエネルギーパークの案内のおねえさ んが団体だと見て声をかけてきただけだった のだ!!)すみません。貴重なコマを無駄に 使ってしまい・・(謝謝)。 エネルギーパークはサイエンス館と九州 ふるさと館にわかれており、九州ふるさと館 は伝統芸能、伝承技術などが九州全体にわ たって紹介されており、1階には「からくり時 計」もあったが、正直なところ、中の茶屋(飯 塚ほんまち)の方が・・。 サイエンス館は、原子炉の実物大模型や 現在の取水口、放水口の様子を LIVE で見 せたり他にも様々な設備等があり、しばらく は遊べそうなところだった。ぜひ次回は原発 の見学をと気持ちをあらたにした。 全員で記念撮影して、いよいよ呼子へと移 動!日曜とあってどの店も混雑の模様(困)。 決めたお店(漁華亭といいます)も7組待ちと いわれたが、どこへ行っても同じだろうと観 念して待つ事30分。注文して出てきた「イカ の活き造り定食!」。待っていた甲斐があっ たというまさに言うことはないというもの!! (イカの描写はいたしません。ご想像におま かせします)気持ちもお腹も満足満足!! (これ以上腹の太りようがない、って・・それ は失礼だろ(怒))。 「筑ゼミとめぐる玄海・呼子の旅!」に参加して 今回、分科会をこえて参加させていただき ました。玄海エネルギーパークでは実物大 の模型をつかって原子炉の説明があり、そ の大きさにびっくりしました。 昼食は、呼子でイカを食べました。イカの活 造り・イカの墨が入ったイカシューマイ・イカ のてんぷらとイカ尽くしで満足でした。おいし かったです。 夏休みのいい思い出になりました。幹事さ ん・運転をしていただいた方本当にありがと うございました。 満足感を車に漂わせながら、もう一軒! 甘夏ジュレー!これも甘夏の風味とさっぱり 感でまたまた満足。幹事が一番よろこんでち ゃいけませんやねー・・(反省)。 風の見える丘公園(風車は修理中!)をま わって、約2名(山田さんと三村さん)は徒歩 で呼子大橋を踏破!ご苦労様です(拍手)。 楽しかった一日もあっという間に過ぎ、事 故なく午後6時30分、近大に帰着。参加して くださった皆様、本当にお疲れ様でした。あり がとうございました。これにこりずに次回の 企画にもまた参加してくださいね。よろしくお 願い致します。 これでお開きとさせて頂きます。ご静読あ りがとうございました。 文/井上 英恵 「ヒデが旅する!?」のコーナー 不定期連載、井上委員長の「ヒデが旅する!?」のコーナーです。今回は嘉穂郡碓井町へ行 った模様。どんな旅だったのでしょうか。 英(ひで)の筑豊ぶらっと日誌(碓井町) レポート/井上英俊 8月25日、碓井町にでかけた。 碓井町は嘉穂郡に属し、北部は稲築町、 桂川町、南は嘉穂町に囲まれた面積8.45 km、人口6500人程の町である。 飯塚から国道200号線を筑紫野方向に 向かい、寿命(桂川町)の交差点を左に曲が り、道なりに車で10分ほどまっすぐにいくと、 「ここから碓井町」の看板があった。 私はまず、車を碓井琴平文化館へ向けた。 「碓井町入り口」の看板から、そのまままっす ぐいき、町役場のところを右にまがったところ にある。碓井琴平文化館には、碓井町出身 の日本画家「織田廣喜」の作品が常設展示 されている「織田廣喜美術館」や「碓井郷土 館」、「平和祈念館」と町の図書館があり、こ れらが一つの敷地にある。 織田廣喜美術館では、ちょうど、詩とメル ヘン絵本作家50人展があっていた。アンパ ンマンの作者であるやなせたかし氏が編集 している「詩とメルヘン」という雑誌に掲載さ れた絵やイラストが展示されていた。とてもメ ルヘンで、みていると、一見不思議な感じだ がどこか暖かさを感じる絵だった。 残念ながら9月1日(日)までということで、 この原稿が掲載されているころには終わって いるとのことであるが、その他にもいろいろ な企画展覧会を年中通して開催しているの で、問い合わせのうえ、ご来館ください、との ことである。 碓井郷土館では、碓井町の歴史が展示し てあった。その中で、皿屋敷伝説の紹介ビデ オ(10分程度)があった。碓井町にも皿屋敷 伝説があり、近くに皿屋敷跡があるというこ とである。さっそく、碓井琴平文化館を出て、 皿屋敷跡に出かけてみた。 文化館から碓井小学校の方に向かって歩 くこと5分、近くのわき道をはいっていくと、 「皿屋敷跡」という案内板がでていたので、そ こをはいっていった。すると、「お菊大明神」と いう社とその側に井戸がちゃんとあり、その 側に「皿屋敷伝説」の説明書きがあった。「皿 屋敷伝説」、東京だけでなく、ここ筑豊にも存 在していたんですね。 さて、私は、いったん琴平文化館のほうへ 戻って、文化館から東側へ抜ける道を車を 走らせていたら、途中になにかアスレチック みたいなものがみえた。なんだろう?と思っ て、近寄ってみると、琴平山遊歩道とある。 アスレチック施設は遊歩道の一部で、そのま ま遊歩道を歩いていくと10分ほどで山頂に ついた。草が多くて歩きにくかったが、山頂 からは碓井町の全景がみえた。碓井町は町 のなかを穂波川と千手川が流れていて、北 東部には住宅地があるが、全体としては田 んぼとビニールハウスがたくさんある町だっ た。 そのまま車を走らせて町の南西部にでた。 一面田んぼとビニールハウスである。車から おりて歩いていると、農作業をしているおば さんがいたので、話を聞いてみた。 おばさんはすでに家業を息子夫婦にゆず っていて、今日は、自給する程度に野菜やら 果物やらを植えている家庭菜園の野良仕事 にきたとのこと。息子夫婦は牛の肥育をして いて、福岡の市場まで牛を売りにでかけてい るとのことである。ビニールハウスは隣の人 のだが、菊などの園芸植物を育てているとの ことである。あとで調べてみると、菊は碓井 町の花で、特産品であった。 おばさんと話をしている途中、そのとき近く の道路を走っている人がたくさんいた。10月 ごろに高校の県大会(駅伝?)があり、コー スが嘉穂町、碓井町の県道をとおるとので、 県内から練習にくることが多いそうで、大会 のときは、まるでテレビでみるマラソン大会 のように、沿道に応援の人が多くでるそうで ある。 おばさんと別れて、ふたたび車をゆっくり 走らせた。帰りは上山田線跡の道路を飯塚 に向かって車を走らせた。 碓井町、面積は小さいけど、訪れてのん びりできた町でした。 「ゼミ生特別寄稿」のコーナー H2O、水、Waterに想う 文 / 平 昌幸 終戦の年(昭和20年)、私は島原市(長崎 に思い出す事象です。 県)に転居していました。この町は湧水が町 昭和23年になって東京に戻りました。中3 の至る所にあり道路の横の側溝はきれいな の秋に修学旅行で伊豆大島に行ったのです 水が流れています(今では一部では鯉が泳 が、行く前に担任から大島では水はコップ1 いでいる)。 杯5円又は10円と有料で高いし住民の生活 今年も57回目の長崎原爆投下の日、8月 用水が不足気味なので必ず水筒を持参する 9日がめぐってきました。その日も私は島原 ように指導されました。その折に、日本は戦 におりましたが、世界で2発目の原爆が午前 争に負けたが、水は豊富だ、但し大島は溶 11時過ぎに長崎市に投下されました。当日 岩の島で水資源が少なく雨水を上手に利用 夕方になって被爆患者が車で近くにあった している。戦勝国のソ連は水不足に悩んで 病院に運ばれてきました。患者は口々に「水 おり、場所によっては朝の洗顔、歯磨きにも ば、水ば」とかすれた声で必死に訴え、求め 苦労していると教えられました。 ていましたが、皮肉な事に全身火傷患者に 戦後57年、平和ボケした僅かなエゴイストた 水をあげることは死を早めると、許されませ ちの被害に悩まされながら少しでも母なる遠 んでした。結果的には、いづれの方も他界さ 賀川の水を、自然を取り戻すべく善良な住民 れたそうですから、せめて島原の美味しい水 達は真剣に取り組んでいます。皆の努力で、 を充分飲ませてあげればよかったのにと悔 美しい、きれいな遠賀川を再生し、早くワー やまれてなりません。毎年8月になると鮮明 ストワンを返上しましょう。 定例会でインフォメーションがあった イベントです。 どしどし参加してください!! 夏の暑さが過ぎ、すごしやすい 秋の到来です!芸術の 秋で す!ということで、音楽会のお 知らせもきています! ~故増永汎言先生を偲んで~ フルート音楽の愉しみ 日 時 / 2002 年 9 月 14 日(土) 18:30 開場 19:00 開演 入場料 / 2,000 円 会 場 / あいれふホール 福岡市健康づくりセンター10 階 地下鉄「赤坂」下車・徒歩 5 分 福岡市中央区舞鶴 2-5-1 問合せ / 092-713-0991(ムジカテラシマ) この音楽会には、第3分科会に所属されてい る、藤崎澄さんが出演されます。フルートのやさ しい音色で秋を感じてみませんか? 近畿大学九州工学部学園祭 柏の森祭 まちづくり進歩ジウム 日時 / 2002 年 9 月 15 日(日) 12:30 開場 13:00 開演 入場 / 無料 会場 / イイヅカコスモスコモン 問合せ / 飯塚青年会議所 パネラーとしてゼミ生の時任さんも 参加されます。 バザー出品物を募集! 近畿大学の学園祭「柏の森祭」が今年は11月1日(金)から3日 (日)までの3日間に開催されます。筑豊ゼミでは、今年も柏の森祭 に参加いたします。 そこで去年に引き続き、バザーに出品できるものを募集いたします。 物置の中で眠っているものを、今一度社会に押し出して活躍させて ください。多少にかかわらず、ご協力いただけるとうれしいです。連 絡 先 : 筑 豊 ゼ ミ 柏 の 森 祭 担 当 笹 原 さ ん ( 電 話 0948-24-8471/ 090-3735-1484) 発 行 責任者 編集長 住 所 筑豊ムラおこし・地域づくりゼミナール(通称「筑豊ゼミ」) 第15期筑豊ゼミ運営委員長 井上英俊 第15期筑豊ゼミ立風担当 児玉志帆 〒820-8555 飯塚市柏の森11の6 近畿大学九州工学部 気付 連絡先 090-7298-3815(ゼミ専用携帯電話) ホームページアドレス http://www.chikuzemi.com/ e-mailアドレス [email protected] ~MENU~ 【特 集】 住基ネットを斬る! 【短期集中連載】 三都物語~いにしえの都に想いをはせて~(前編) 【イベントレポート】 I LOVE 遠賀川・フルートの愉しみ・進歩ジウム 【情報交差点】 近大公開講座・上野焼400年祭・平成筑豊鉄道 9月18日(水)定例会 第1分科会 分科会長 森内 金剛 / 書記 鹿田 則光 (参加者 8名) 直方の郷土史家で直方祭事館館長の牛島英俊氏に、290年前に小竹町南良津の堤防で おきた薩摩藩士が5人の盗賊に襲われた事件を”史実としての「長藪騒動」”として詳しくお話し ていただいた。襲われた内田仲佐衛門と介抱した小竹龍徳屋の原田兵五郎兄弟、医師加来 養林、内田仲佐衛門の子孫などについて小説的に書かれた文献の多い中で内田仲佐衛門が 書いた文書など調べられ、史実によって分かり易くかつ丁寧に説明された。 第2分科会 分科会長 江口 徹 9月は先月のバトルの続き、『教育』です。スピーカーになっていただいたのは、不登校のこ どものフリースペース「子育てオアシス」の代表である藤江さんと、大学生中心の子育て支援グ ループ「にじ」の安土さんでした。実践に基づく2人のお話は示唆に富むものでしたね。今回も 皆様から活発な意見が出たことを嬉しく思います。また子育てオアシスでは育児や教育に関す る相談を随時行っています。もし何かお困りの方は相談してみてはいかがでしょうか。 第3分科会 分科会長 中尾 明子 1.講演会「ISO14001とは何か?」 参加者は分科会員13名・会員外8名。(株)麻生飯塚病院施設管理サービス課の課長、角 鉄秀氏と ISO 事務局の成崎厚美氏を講師にお招きし、21名が参加しました。はじめに、角氏 より、これからの企業に求められる環境管理のスペックとしての ISO14001の重要性とその概 略についてお話していただきました。次に、成崎氏より、飯塚病院の場合の、認証取得の経緯 や取り組みの実績、および現在の問題点について説明していただきました。講演会後の質疑 応答も、やや時間不足になるほどで、参加者の皆さんの関心の高さと熱意を感じた2時間でし た。ISO14001の認証取得は、一般的には時代の追い風をうけて”明”の部分だけが語られ がちですが、実際には、認証取得とその継続審査がかなりの高コストであること、また、システ ムや意識の継続的改善に地道でかつ、忍耐的努力が求められることなど、見えない部分のご 苦労がよくわかりました。講師の方々をはじめ、参加していただいた皆さん、お忙しいところ本 当にありがとうございました。 なお、講演会の詳しい内容報告は、次号にてご紹介する予定です。 2.柏の森祭への取り組みについて 分科会員ができるだけ多く関われるよう、各自がどのような形で参加できるかのアンケート を実施中。当日は、パックテストを使った簡易水質試験や、身近な川の生き物の展示を中心に、 筑豊のよいところを再発見できればと考えています。 第4分科会 分科会長 坂山 憲治 今回は大学祭(みんなの筑豊大発見!)の準備作業に時間をあてた。次回も今回と同様の 作業に加えて、筑豊の小学校(出展校中心)の地図を並行して作成する予定。 住基ネット(住民基本台帳ネットワークシ ステム)、いま、いろんな話題になっています。 でも、住基ネットでなにができるのか、何が 問題なのか、また、政府・役所はなにをした がっているのかが、いまひとつはっきりみえ ていないのではないでしょうか?そこで、今 回は「住基ネット」の基本について説明した いと思います。 では、まず、住基ネットのメリットですが、 政府は・住民票を住所地市町村の役所・役 場以外でもとることができる・引越しするとき に、今までは引越し前と後の2回、役所・役 場に入っていたが、これが引越し前の1回で よくなる。といっていますが、これはほんの一 部分にしかすぎません。本当は、「インターネ ット上で本人確認ができる」ということが大き なメリットです。これはどういうことかというと、 いままで、役所に届出をするとき住民票を添 えていたことがありました。これは、申請者 の年齢や性別を確認するために提出してい たわけです。いまからはインターネットが普 及し、これからはインターネットで申請・届出 ができる世の中になってこようとしています。 しかし、ここで問題になるのが、先ほどの"本 人確認"です。いくらインターネットで申請を 受け付けても、住民票を郵送していたのでは 意味がありません。そこで、各役所・役場に ある住民基本台帳をネットワークで結んでし まえば、わざわざ役所に住民票をとりにいっ て郵送する必要もなくなる、手続きがインタ ーネットだけでできる、ということになります。 でも、どんなに便利な道具でも、使い方を 間違えると大変です。実際、住基ネットを扱 える役所の職員(市町村だけではありません、 県や国の職員の場合もあります)であれば、 名前だけで全国どこに住所があるかを調べ ることができます。そのため、役所の職員に は今まで以上の意識と義務が求められるで しょう。 もし、みなさんが、なんか危ないな、と思っ たら住基ネットは止めたほうが良いかもしれ ません。「便利さ」とそれに伴う「危険」、これ はなにも住基ネットに限ったことではありま せんが、ITでは特に顕著ですし、いったんす すんだら取り返しがつかないことが多いから です。 みなさんがきちんと考え、わからないとこ ろはわかるまで尋ねる、この姿勢がこれから は求められているのかもしれません。 (井上英俊) ■住民基本台帳ネットワークシステム構築の経緯・スケジュール 平成 10 年 03 月 「住民基本台帳法の一部を改正する法律案」国会提出 平成 11 年 08 月 「住民基本台帳法の一部を改正する法律」公布 平成 11 年 10 月 制度実施に必要な事項について施行 平成 11 年 11 月 指定情報処理機関の指定(財団法人地方自治情報センター) 平成 12 年 09 月 住基ネット基本設計完了 平成 13 年 12 月~平成 14 年 03 月 総合運用テスト 平成 14 年 05 月~平成 14 年 07 月 データ整備 平成 14 年 08 月 05 日 住基ネットの第1次稼働 ⇒住民への住民票コード通知開始 ⇒行政機関への本人確認情報提供 平成 15 年 08 月(予定) 住基ネットの第2次稼働 ⇒住民票の写しの広域交付、転入転出特例 住民基本台帳カードの交付 第4(交通)分科会の会長である坂山さんが、関西地区の交通事情を調査?すべく単身で乗り 込みました。その模様を【短期集中連載】としてお届けします。 【短期集中連載】★第四分科会 。 SPECIAL PRESENTS★ 三都物語~いにしえの都に想いをはせて~(前編) Presented by 坂山憲治(4分科会・会長) 暑い暑い2002年の夏も過ぎ、暦も変わっ た9月9日の早朝6時19分、私を乗せた小 倉行きの5両編成の電車は赤間駅のホーム を静かに離れた。 遠く私のはかない夢を乗せて奈良までの 約12時間の旅の始まりである。 今夏の JR の企画商品「青春18きっぷ(青 春じゃないじゃないか、まして18才でもない だろう、とお怒りの方、ご安心下さい。この青 春18きっぷに年齢制限はなく年に3回、夏・ 冬・春に発売されます。今回は9月10日が 使用期限でした)」をポケットに一月ぶりの再 会に想いをはせていた。 寝不足の脳と目には頻繁な乗り換えは地 獄に近い・・。列車は門司をはなれ関門トン ネルへ!この関門トンネルの手前に交直切 換えポイント(デッドセクション)がある。九州 は交流60Hz、本州(山陽本線)は直流であ るため、切換えが必要なのだ。わずかな時 間だが冷房までも止まってしまう。みなさんも もし乗られたら確認してみては・・・。 途中、宮島付近の海が輝いてとても印象 に残った。さらに、かつての難所「セノハチ越 え」瀬野―八本松間は、かなりの急坂のため 電車といえどもあえぐように登っている状況 に思わずニンマリ・・(鉄道マニアではありま せん。鉄道ファンのレベルです(苦笑))。姫 路でいよいよ新快速の登場!まさに車内も 走りも近畿圏の快速ランナーの性能をいか んなく発揮し(223系)、あっという間に大阪 に到着!久方ぶりの大阪はやはりあわただ しかった・・。今回はUSJによる時間はなか ったが、ぜひ分科会のしめくくりにはもう一度 ここ大阪に来たいと思っている(予算が少な いので今から貯金しなければ・・・(汗))。そし て「青春18きっぷ」のラストランナーは221 系「大和路快速」加茂行き。中学の修学旅行 以来、はじめてJR奈良駅に降り立った。赤 間を出て11時間半、17時50分のことだっ た。 JR 奈良駅 ホテルに旅装を解き、再びJR奈良駅前へ。 ここで、第四分科会長としてのお仕事!奈良 交通の夜のライトアップコースに乗車した。 奈良市の交通の主力はバスであり、JR奈良 駅、近鉄奈良駅を中心に市内各所、県内各 地を幅広くネットしている。また観光地のため 市内定期観光バスも路線充実!夏場は盆 地気候でかなり暑いため昼よりも夜のルート に人気があるそうな。ピークの日には、コー スによってはバス10台運行もあったとのこと。 この日は2台運行、乗客約60人の陣容。ち ょうどいいかな・・。私は2号車13番の席。他 の客はほとんど2人ずれ以上で、一人なの は私とあと一人。ガイドさんは、若いのか若く ないのかよくわからない「中村さん」。独特の 口調でまさに関西、奈良のガイドさんやなー と一人得心・・。次の日に会う友達のことを考 えなかったらもう少し声かけとったんやけど なぁーと今また考えております(それでは「中 村さん」をじっくりご確認ください。)(^.^) この人が「中村さん」です! 今回のコースは特別に「興福寺東金堂」の 夜間拝観が許可されており、薬師如来、日 光・月光菩薩像、文殊菩薩などを見せていた だいた。さしずめ、薬師さんがお医者さんで、 日光・月光さんは看護師といった説明があっ た。うん、なるほどっ、とまた一人得心・・。有 名な五重塔もライトアップされていた。興福 寺全体が大改修中でいたるところ掘り返され ていたが、夜のために目立つことはなかった。 次は「東大寺」。ここの南大門もライトアップ され昼間とは趣を異にし、阿形像、吽形像も 別の顔をみせていた。「阿吽」のことは皆さん ご存知だと思うので省略します。 大仏殿は翌日も訪れ、大仏様とお話して まいりました。今回の旅は、大仏さまが出か けられるためかわりに留守番としてよばれた のです(うそです)。8月15日、12月31日は ただで大仏さまのご尊顔を拝見できます(通 常500円)が、黒山のひとだかりとおもいま すのであまりおすすめいたしません。 奈良公園内・鷺池にうかぶ浮見堂。これは 六角堂で実に幻想的です。また、この日は 尺八と謡のグループがおられ、ちょっと得し た気分です。かなり暗かったため提灯をもた されたのがまた粋な演出でした。他にも、国 立博物館、仏教美術資料研究センターなど、 はたまた奈良県庁までライトアップに協力し ているとのこと。(県庁は単に残業しているだ けだという話もあるが・・・(小笑))。ラストは 若草山頂からの奈良市内の夜景!!通常、 10万ドルらしいが、この日は天候に恵まれ5 0万ドルに大幅ランクアップ!! 「中村さん」いわく、奈良には1200の芝刈 り機と肥料製造・散布機があるとのこと。(何 の事かって?もうおわかりでしょう・・そのと おり!!鹿のことです)。もう一つ、「奈良版・ 早起きは三文の得」昔、奈良では鹿を殺すと 罰金三文だったそうな。人々は朝起きてかな らず自分の家の前を見る。もし鹿の死骸が あれば、こっそり隣の家の前にうつしておく。 運の悪い人はめぐりめぐって自分の家にも どってくることもあるらしい。そういうことから 毎日早起きして自分の家の前を見張るよう になった。これを奈良版・早起きは三文の得 という。そんなこんなで奈良一日目の夜は静 かにふけてゆきました。(街がほんとに静か で夜の繁華街がうまく見つけられず、ココま で来てそれはないだろうというホテル1階の すかいらーくでビールを飲んで寝ちゃいまし た(うっ、寂しい!!)(あとで友達とも話した けど何で今年4月にできたばかりなのにガス トじゃなくてすかいらーくなの?という疑問は 地元でもあるようです・・。) 前編はここまで。 続きは次号にてお目にかかりましょう! 関西に行っていたと思ったら、各地の イベントにもゼミの特派員として活躍 の坂山さんによるレポート三連発! 余すところなくご覧ください。 I LOVE 遠賀川流域住民交流会in赤池 9月7日(土) 13:00~ 於 / 赤池町同和対策中央研修所(赤池町) 主催者を代表して窪山事務局長、続いて国 土交通省遠賀川工事事務所長のあいさつの 後今回のテーマにうつった。 今回は「はじまりはじまり 遠賀川ものがた り」と題して、流域5名の歴史家、郷土史家 の方々が遠賀川と地域にまつわる物語やエ ピソードを語られた。(登壇順にご紹介) ⅰ)中島忠雄さん(穂波町) 「碓井町の船着場から東大寺に米を」 ⅱ)福田 昌さん(金田町) 「遠賀川は宝の川」 ⅲ)牛島英俊さん(直方市) 「つなぐ川、隔てる川」 ⅳ)野口靖彦さん(木屋瀬) 「古代から中世にかけ国際交易の拠 点であった遠賀川」 ⅴ)玉井史太郎さん(若松) 「日本の近代史を支えた堀川」 玉井さんは火野葦平氏の三男で記念館の 館長もされている。また、野口さんの話され た伊藤小左ヱ門(標記が違っている場合は ご容赦ください)という黒田藩の財政を支え ながら最後は捕らえられ処刑された豪商に ついて認識をあらたにした。牛島さんは、遠 賀川で福岡県北部は東西に分けられる、ま た遠賀川の洪水地域は古遠賀潟(湾)とほ ぼ一致している、新入と感田の話、感田の安 宅神社の話などをされた。福田さんは、「今 でも遠賀川が宝の川となるようにみんなでま もらなければならない」と力説された。 そして、中島さんは、奈良時代に碓井や鞍 手の米が遠賀川をくだり瀬戸内から都へ運 ばれていた。碓井の米がつかなかったので 祭りができなかったという話太宰府市の観世 音寺造営にも碓井や鞍手の米が役にたった、 福岡城の築城にも役立った、油粕や鯨油な ども遠賀川を利用して運ばれたなど。川をき れいにすると同時に文化を大切にし継承し ていきましょう、としめくくられた。 皆さんもお近くでいろんな遠賀川にまつわ る話などを調べられてみては・・ フルート音楽の愉しみ~故増永汎言先生を偲んで~ 9月14日(土) 19:00~ 於 / あいれふホール(福岡市中央区) フルートの演奏をホールであらためて聞く のはこれが初めてといっても過言ではない。 非常に新鮮であったし、また繊細でありなお 力強さもあるという、まさに私がいつも言って いるやさしさと強さ(と勇気)をすばらしい音 で表現されていた。思わずひきこまれていっ た。フルートおそるべし!! なおこの演奏会には第三分科会の藤崎澄 さんが出演されており、すばらしい演奏を披 露された。筑豊の地域内でもさまざまな演奏 会やイベントとして開催されているようなので、 今後どんどん紹介していきたい。 好いちょ~嘉麻の里!まちづくり進歩ジウム 9月15日(日) 13:00~ 於 / イイヅカコスモスコモン(飯塚市) 飯塚青年会議所の主催で行われた。第一 部は「今後のまちづくりを考える」と題して萩 原茂裕さんが基調講演をされた。萩原さん は経営コンサルタントとしてまちづくり・むら おこしを手がけた日本のパイオニアである。 まちづくりは人づくりを唱え、「日本ふるさと 塾」を主宰されている。筑ゼミの先輩方とも 交流をもたれている。合併についても、合併 はあくまでも手段であり目的は別にある(例 えば、より住みよいまちをつくるなど)。目的 と手段ははっきり区別し認識しとりちがえな いようにする。また、パネルディスカッション については、ある事柄の是非を問う場合は 仕方ないが、まちづくりなどにおいてはパネ ルトーキングとするべきである。勉強会、話し 合いを同じ土俵にあがって繰り返し行う。ま たこどもたちも同じ土俵にあげることが必要 だ。自分の足元をしっかり見つめて足元にあ るものを楽しく使うことが大事。大人たちがま ちづくりを楽しむことが必要、そうすればおの ずと子どもたちもふりむくだろう。 などなどたくさんの具体例をあげた示唆を いただいた。はっきりおっしゃるので大変理 解しやすかった。 第二部ではパネルトーキングが行われテ ニスの沢松奈生子さん、九工大の小林史典 さん、時任英雄さん、森裕治さんがパネリス トで、萩原さんがコーディネーターを務められ た。会場からステージを見上げる形で客席 内を自由に動き回るスタイルには新鮮さとそ こに何かを生み出そうとするエネルギーを感 じた。 沢松さんは、世界をまわった経験とスポー ツ選手の立場から、小林さんは大学と教育 の立場から、時任さんは筑豊人を代表して、 森さんは農業生産者また川、森を守るなど の立場からそれぞれいろんな意見をのべら れた。中でも「黒いリンゴ」の話は何か異常 に盛り上がった。筑豊のブランドとしてデビュ ーする日も近いのでは・・・。 会場からも意見が出た。お菓子の有名メ ーカーがこれだけたくさんあって「お菓子の 里」などのPRが出来ていないなど・・(福岡 では KIOSK が最近、数種類の詰め合わせ を「福岡定番土産(仮称・本当の名前を覚え ていないから)」1500円前後で売り出してい る。やり方はいろいろあると思う。(ちなみに 私が奈良に持っていったのは千鳥饅頭と一 鳥万宝と筑紫もちである)。もっといろんな意 見がでたが、今回のシンポジウムは大変参 考になった(特に進め方、巻き込み方)。筑 豊の今後を考える大事な時期なのに参加者 が200人ほどというのはちょっとさみしかっ たかな・・・ みなさんもっとアンテナを高く、幅広くして こういう機会にはぜひ参加しましょう!!ま た違った面白いものがきっと見えると思いま すよ・・(ニコッ) いよいよ、芸術の秋の到来です! ここに紹介しているイベントに出かけ て素敵な秋の一日を、すごしてみま せんか? 平成筑豊鉄道「鉄道の日」 記念イベント開催!! 日 時 / 2002 年 10 月 20 日(日) 会 場 / 平成筑豊鉄道本社(金田駅構内) 今年もやります!「100円列車!」 初登場!「ミニSL」など他にも催し物いっぱ い!!今年は「上野焼陶器まつり」最終日に あわせて開催! ぜひお立ち寄りください。 上野焼400年祭 9 月 26 日~10 月 20 日まで 上野焼陶器まつり 10 月 10 日~10 月 20 日まで 上野焼各窯元/上野の里ふれあい交流会館 四百年祭記念式典 10 月 6 日 10:00~ 上野の里ふれあい交流会館にて 他にも多数イベントあり お問合せ 0947-28-2004 上野焼400年祭実行委員会 近畿大学九州工学部学園祭 柏の森祭 近畿大学九州工学部 公開講座 「グローバル化時代における 再生への挑戦」 日時 / 2002 年 10 月 26 日(土) 13:00 から 会場 / 九州工学部キャンパス 受講料 / 無料(当日受付可) 問合せ / 06-6721-2332 (近畿大学総務課) 講座内容 / ■環境に配慮したまちを目指して ~わたしたちができること~ 建築学科 助教授 依田浩敏先生 ■グローバリゼーションの中の地域紛争 ~モザンビーク選挙監視活動への 参加を通じて~ 文芸学部文化学科 教授 有水博先生 筑豊ゼミにもご縁がある依田先生の講座 が開催されます。ゼミ生ならば出席の一 手です!! 多くの参加お待ちしています。 バザー出品物を緊急募集! 柏の森祭(学園祭)の目玉にさえなっている、筑豊ゼミのバザーですが、今年 は例年に比べ、提供していただける出品物の集まりが非常に悪く、開催の危 機的状況に実行委員は頭を悩ませています。 物置や押入れの中で眠っているものはありませんか?今一度ご確認くださ い!!多少にかかわらず、ご協力をお願いします。 ご協力いただける方は、次回(10/16)の例会に直接お持ちくだされば幸いです。 連絡先 : 筑豊ゼミ柏の森祭担当 笹原さん (電話 0948-24-8471/ 090-3735-1484) 発 行 責任者 編集長 住 所 筑豊ムラおこし・地域づくりゼミナール(通称「筑豊ゼミ」) 第15期筑豊ゼミ運営委員長 井上英俊 第15期筑豊ゼミ立風担当 児玉志帆 〒820-8555 飯塚市柏の森11の6 近畿大学九州工学部 気付 連絡先 090-7298-3815(ゼミ専用携帯電話) ホームページアドレス http://www.chikuzemi.com/ e-mailアドレス [email protected] ○筑豊ムラおこし地域づくりゼミナール○ 筑豊立風 2002年12月【94号】 ~分科会報告&おしらせ~ 分科会報告 10月16日、11月20日(水) ○ [第1分科会] 分科会長 森内金剛 (10月)書記 森内金剛 所ジョージが司会しているテレビ番組で、「あなたのまちのいいところを教えて下さ い。」とよく質問している。もし筑豊に来てそう聞かれたらなんと言おうかといつも思う。 まず何よりも焼き物の町だと紹介すべきだとは考えている。わたしの隣町ではあるけれ ど、自慢していいだろう。しかし、第一分科会として上野焼400年祭に際し、ほとん ど協力や、見学会すらできなかったことが心残りでならない。 (11月)書記 鹿田則光/参加者7名 会員の山田さんから福祉関係の追加資料として「有料老人ホーム調査レポート」をも らい説明してもらった。また「九州の石橋」や「九州の眼鏡橋」について詳しく説明さ れ、九州の眼鏡橋は大分県・熊本県・鹿児島県などに多いことが分かった。これは話に よると中国から来たお坊さんが伝えた技術によってまず長崎に石橋が造られ、この技術 の伝承者である末次一族や橋本丈八などが移転した場所に多くの石橋が造られたためで ある。 [第2分科会] 分科会長 江口 徹 10月は、宮田町の小林貫幸さんより、「まちづくり委員会に参加して」等の報告を。 小林さんのお話は様々な実践に基づくもので、とにかく動け!とのメッセージが伝わっ てきました。 そんな小林さんは「金出せ・汗出せ・知恵を出せ・口出せ・手を出せ・足を出せ、と の言葉に出会ってホントにそう思った。これを実践すれば、地域は必ず活性化する」と 言われました。また、 「物事の本質を見極める目を持ったオピニオンリーダーとしての筑 ゼミ生の地域での役割は益々重要になると思います。」とも言われています。皆様方は地 域で行動されていますか。 (11月) 11月は、藤江文雄さんのリードで合併に関しての分科会。近頃やっと合併に関する 議論が筑豊でも活発になってきた火のように思います。しかし現実はまだまだ。住民が きちんと参加していかなければ行政主導で合併が進みせっかくのまちづくりのチャンス はどこかへいってしまいます。皆様そのことをお忘れなく。 さて、12月は林美江さん、そして井上委員長をスピーカーにお招きして2部構成で分科会を 行います。皆様、忘年会で忙しい頃でしょうが知的遊戯も楽しみましょうね。 [第3分科会] 分科会長 中尾明子/参加者10名 10月は、柏の森祭の取り組みを中心に打ち合わせをした。また、第2回目の水質調 査を10月23日に行うこととした。これらの結果は柏の森祭で発表予定。 エコタウン見学の詳細と研究室訪問については、次回11月以降に検討することとし た。 (11月)参加者8名 1. 柏の森祭を振り返って(意見集約) 今年は、天候・日程等の理由からか全体的に人の動きが少なく少々残念だった。が、 柏の森祭全体がいまいち元気がなかった中で筑ゼミそのものは年々充実してきてその存 在感が定着してきたように思う。 第3分科会としては、大がかりな企画になって無理がなかったかと気になったが、近 年まず見ることのできない遠賀川に棲む魚たちと正面から向き合えたことは感動だった。 しかし、我々が一生懸命取り組んだわりには若い人の生き物への関心があまりに薄いこ とに驚くと共に、考えさせられるものがあった。 2. 今後の活動予定について 12月18日の定例会は、坂本&河済研究室を訪問。水質分析現場の見学と学生さん の研究内容等の発表を聞く予定。 また、1月20日(月) 、北九州エコタウン見学が決定。詳細は今後打ち合わせ。第3 分科会員対象だが、ゼミ生で希望者は分科会長までご連絡を。あとは、10月23日の 採水調査の結果報告を行った。 [第4分科会] 分科会長・報告者 坂山憲治 10月も大学祭(みんなの筑豊大発見!)の準備作業を行った。また、 筑豊の小学校の分布図を作成した。次回は、新しい交通関係の取組事例紹介と今後の方 向性、発展性についてまとめをおこなう。とともに、筑豊地区の公共交通についての具 体的検証と実況検分、提言への学習と視察、作業を3回にわたって行う予定。11月は、 方向性の打ち合わせの日程調整等を実施した。 ○お知らせ○ 定例会 12月18日(水) 19:00より 今号は、分科会報告のみをお知らせさせていただきました。次号(新年特大号・1月 8日発行予定)では、柏の森祭、忘年会の報告、三都物語の後編、NPOフォーラムの 模様、2003年の抱負、展望、16期準備等の内容でお届け致します。よろしくお願 い申し上げます。 元編集担当 坂山憲治 ○筑豊ムラおこし地域づくりゼミナール○ 筑 豊 立 風 2003年1月【95号】 ~新年ご挨拶&分科会報告&おしらせ~ あけましておめでとうございます。 はやいもので、4月に開講した15期筑豊ゼミも残すところあと3ヶ月となりました。 残り少なくなりましたが、あと3ヶ月、みなさんといっしょに楽しんでいきたいと思います。 みなさんにもしたいこと、やりたいことがありましたら、どんどん言ってきていただきたいと 思います。 それでは、今年もよろしくお願い致します。 第15期筑豊ゼミ委員長 井上 英俊 分科会報告 12月18日(水) ○ [第1分科会] 分科会長 森内金剛・書記 鹿田則光/参加者8名 「暦と未(羊)の話」を、嘉飯山郷土研究会会長 香月靖晴先生にお話をして頂いた。 現在の暦は、旧暦明治5年11月9日を新暦(太陽暦)の明治6年1月1日と決めてか らであること、還暦とは何か、ずる賢いネズミが何故一番初めに あるのか、ネコ年は何故ないのかなどを面白く説明された。また十二支の羊は、めでた い意味の語源の祥に通じることから、来年はおめでたいことがあるのではないかという ことで話は終わりました。 [第2分科会] 分科会長 江口 徹 12月の定例会は、林美江さんの“色”講座から。1級建築士の林さんのお話は皆さ ん聞いたことのない分野のようで非常に興味津々の様子。フランスのまちづくりにおけ る色の規制の細やかさにはじまり浜崎あゆみが好きなお客さんから「ヒョウ柄の部屋を」 といわれて絶句した経験などをたのしく聞かせて頂きました。その後は、今期筑豊ゼミ 委員長の井上英俊さんのお話を爆笑!まじりにお聞きしました。その中で井上委員長は 「大学の先生方をはじめ色々な方のお話を聞かせていただけるチャンスは大切だし、筑 豊ゼミの良いところ」と。さて、残る定例会は2回のみ!張り切っておいでください。 [第3分科会] 分科会長 中尾明子/参加者6名 今回は、日頃水質調査の分析でお世話になっています生物環境化学科の坂本 先生、ならびに河済先生の研究室を訪問しました。また、さらに坂本研究室の 7名の学生さんには、それぞれの研究について発表していただきました。日頃 見るこ とのない分析機器を見学させていただいたり、先生方や学生の皆さんが、私たちの身近 な地域環境をテーマとして研究をされていること、そしてその問題 の奥深さについてあらためて知ることができた機会となりました。 ところで、今年(2003年)1月20日(月)には、北九州エコタウン見学が決定 しました。若干、参加人数枠に余裕がありますので希望の方、また詳細をお尋ねになり たい方は、1月10日(金)までに第3分科会・中尾までご連絡 ください。 [第4分科会] 分科会長・報告者 坂山憲治、出席者5名 今回は、年度末の報告の内容等について検討をおこなった。新しい交通関係の取組事 例紹介と、筑豊地区の公共交通について、現状、課題、解決策への提言へのまとめの骨 子を作成し、1月例会でさらに検討を加える予定。 ◎「柏の森祭」へのご協力の御礼を今号に掲載致します。尚、今号になりました ことにつきましては、 「筑豊立風」発行の都合によるもので、担当者には大変 ご迷惑をおかけいたしましたことをおわび致します(文責:坂山憲治) 。 【柏の森祭御礼】 柏の森祭に参加、お手伝い頂きました皆さん、雨の中お疲れ様でした。 また、バザーに協賛頂きましたゼミ生の皆さんありがとうございました。 今年は、生憎の雨でしたが、オープンラボと重なり「みんなの筑豊大発見」 は最高の動員となり、46校の参加もあり大成功でした。回数を重ねることで 参加校も増え、今後益々成果が得られると思います。 第一分科会の手作り作品等の展示、第二分科会の「福祉」テーマの講演会開催、 第三分科会の「遠賀川の魚」水槽の展示、第四分科会の小学校マップ作成など 分科会長はじめ会員、ゼミ生の皆さん本当にお疲れ様でした。また、模擬店で は、販売を担当いただきました皆さん本当に雨の中ご苦労様でした。おかげで バザーは完売でした。加口さんには、野菜の調達で大変お骨折りいただき厚く 御礼申し上げます。久原さんには、大変おいしい梨をありがとうございました。 永末さん(中尾ママ)のちらしずしは大好評でゼミ模擬店の看板商品です。本当に おいしいちらしずし、つけものなどありがとうございました。お菓子の つかみどりは子供たちに喜ばれました。佐々木さんには、電気、台、ばんこ等 大変ありがとうございました。この場をお借りしてご協力頂きました皆様に あらためて御礼申し上げます。ありがとうございました。来年もよろしくお願 い申し上げます。 15期担当 笹原泰史、次期担当(文責)坂山憲治 ○お知らせ○ 定例会 1月15日(水) 19:00より 今号も予定を大幅に変更し、分科会報告中心とさせていただきました。文章が多く 読みにくい点はご容赦ください。次号より内容を充実させてお届けしたいと考えており ます。本年もよろしくお願い申し上げます。 臨時編集担当 坂山憲治 ~MENU~ 【ト ピ ッ ク ス】 16期新委員長決定!開講準備スタート! 【短期集中連載】 三都物語~いにしえの都に想いをはせて~(後編) 【情 報 交 差 点】 五平太船復元・雛のまつり・修了式特別講演 1月15日(水)定例会 第1分科会 分科会長 森内 金剛 / 書記 鹿田 則光 (参加者 9名) まず山田さんより北部九州の石橋(眼鏡橋)の資料を配布され説明があった。次に中島先生 より「遠賀川物語リレートーク」について紹介され、遠賀川によって運ばれたものには石炭だけ でなく、米や蝋、鶏卵、木竹などがあった。また筑豊のお祭りとして、若水迎えやお汐い取り、 祇園さん、山笠など、また1月の行事では筑穂町の「がおがお」祭りや桂川町土師の「とへと へ」祭り、どんど焼き、さぎちょうなどについて説明された。 長弘先生より第16期の分科会の進め方について提案があった。 第2分科会 分科会長 江口 徹 1月例会は、公開討論会について議論を交わしました。不況や財政悪化の中、政治の責任 が重くなってきましたが、果たして選び方は進歩しているのか疑問です。候補者が何を考え実 行したいのか、そのことを知らないと投票する立場の選挙民は大変!そんな疑問を解消する 手助けとして公開討論会は、先日の福岡市長選や衆議院議員の県内の補欠選挙を含め最近 全国各地で行われつつあります。今年の4月は統一地方選挙です。皆様も選挙での選び方を 改めて考えませんか。 第3分科会 分科会長 中尾 明子 / 記録 栗田敬子 1.1月20日に計画している北九州エコタウン見学の確認。 ・発泡スチロールリサイクル事業 ・蛍光管リサイクル事業 ・生分解性プラスチック 以上見学予定。 2.第3分科会の報告書のまとめ方について 何を誰が書くか。 参加者が少なかったのでその後は、日本の食糧事情について、現在の農業の問題点など についてのフリートーク。(参加者6名) 第4分科会 分科会長 坂山 憲治 今回は報告書、まとめについて検討する予定だったが、資料が揃えられなかったため、急遽 筑豊地区の直近の交通事情について意見、情報の交換を行った。2月はまとめの確認予定。 第4(交通)分科会の会長である坂山さんが、関西地区の交通事情を調査?すべく単身で乗り 込みました。その模様を【短期集中連載】としてお届けします。 【短期集中連載】★第四分科会 。 SPECIAL PRESENTS★ 三都物語~いにしえの都に想いをはせて~(後編) Presented by 坂山憲治(4分科会・会長) 後編のスタートです。 一夜明けて9日(月)、朝から超快晴!いつも のごとく6時には起床。さすがに平日朝は人口 144万の県都ですから通勤する人々の数も結 構多く見られた。私はJR奈良駅付近にいたが 繁華街、ビジネス街は近鉄奈良駅付近が近い。 JR奈良駅前にてバスの運行状況、交通事情 について視察する。奈良市が北はすぐ京都府、 西は生駒山のむこうは大阪府と県内でも北の はしに位置し、交通も至便(近鉄で難波まで最 短30数分、JRで大阪まで大和路快速で50分 弱と完全な通勤圏)なので、大阪方面の通勤 者はかなり多いと思われる。都市圏でもあり最 終電車の時間もおそく条件はかなり整った町 でもある。ただ過去からの悠久の歴史がそれ を奏でるのか、醸し出すのか時間の流れが極 端にゆっくり感じられるのである。地元の人も そうらしい。ボケているわけではなく本当にそ のペースになっていってしまうらしい。このまま いると自分もはまってしまいそうだったが、元 来せっかちな性分(そう思っていないひとは多 いとは思うが・・・(なんでやねん!))なので、 分刻みの行動が先にたち、またせっかくきてい るからと見れるだけ見て走り回る。この日もバ スを乗り回して走り回った(走り回ったのは私 ではなくバス?)。残念ながら世界遺産めぐり のバスは、平日は運行していなかったが、奈良 の古い町並みを見せるのと交通過疎地域をカ バーするコミュニティバスの役割を持った「なら まち100円バス」も試乗した。循環路線でバス に乗っている時間は一周約20分、歩くとちょっ ときつい距離もバスならスーイスイ!他に様々 な試みが奈良交通では行われていた。 さて、この奈良まで来たのは一ヶ月ぶりの友 達との再会のため・・。12時待ち合わせで昼飯 食いにでかけたのはよかったが、行く店行く店、 月曜定休!友達から散々言われた!「歓迎さ れてないみたいだねーっ!!」ようやく中華の 店に入りまずは乾杯!いろんな話をしているう ちに緊張感からか解放感からかメートルはど んどんあがる一方!わけわかんなくなっちゃっ て時間だけが無情にすぎていった。そいつから 「結構無理してんねんよ。頑張って若いのにあ わせずにいい歳のとり方していってよ!」なん て言われちゃって(汗)。そいつはまだ21なん だけど短い時間でいろいろ教えられた。僕の3 7年のキャリア以上にいろんな経験をしている。 自分の夢に向かってしっかり進んで行っている。 自分の夢ってなんだったんだろう?自分のやり たいことって何だったんだろう?って(まちづくり じゃないことだけは・・)。これからはもっと本音 で自分のやりたいことをもっと実現できるように 生きていきたいと気持ちの再スタートを切るそ のきっかけを与えてくれた。全然違う道を歩い てゆくがこれからも長いつきあいをしたいと思 っている一人だ!再会を約してJR奈良駅でそ いつとは別れた。 その後、大和路快速に乗り大阪・難波へ向か った。車中で平日昼間のビールと睡眠不足で 爆睡!!乗り換えの新今宮で取引先からの携 帯でたたき起こされる!思わずろれつがまわら ずあわてまくり(汗)!気を取り直して三都物語 の二都目。難波におりたつのはこれまた初め て。目的は、笑いの殿堂・吉本興業の本拠地 である「なんばグランド花月」!地下商店街「な んばウォーク」を通り抜けめざす「なんばグラン ド花月」にたどりついたときはすでに4時半。 もう新喜劇しか残ってない!それで立見2000 円のみしか券も残っていなーい!雰囲気だけ たっぷり味わい、ショップでミニはりせん(300 円也)を購入。ふたたびJRに乗り奈良へ。車 中 左 手 に 大 阪 名 物 通 天 閣 ! ! こ れ ま た感 動!ほんまやったらあと「グリコ」と「くいだおれ 人形」をみなあかんかってんけど奈良漬買うの わすれてもうてあわててひっかえしたんや。無 事奈良漬は買えてんけど、すっかり気がぬけ てもうてグロッキー!(今死語かな?) 結局その夜は、他の友達とも連絡とらずじま いでした(残念)。 さていよいよ10日(火)。おかげで5時ころか ら目が覚め、早々に仕度をして友達のマンショ ン(JR奈良駅そば)にも挨拶し、6時38分の京 都行きで奈良を後にした。お世話になりました 「奈良市」。今度は春の花のよい季節にまたい きたいと思っています。 京都についたのは7時30分という時間もあっ て通勤ラッシュ!奈良と比べるとあわただしい こと このうえない。ここでもバスは大活躍!! ただ、前日(9日)に京都市交通局(バス部門) の大幅な民間委託がニュースで流れたばかり で少し興味をもってみてみた。京阪バス、西日 本JRバスなども入っているがほとんどが京都 市交通局のバスで網羅されている。観光客の 利用度合いはいかほどのものなのか?次回は 調査してみようと思っている。 三都物語最終章・京都の巻は西本願寺、二 条城を駆けめぐり晴明神社にはとりあえずお 参りをした。道を隔てた一条戻り橋をカメラに 収め早々にその場をはなれた。本当は橋を渡 ろうかと考えたが戻れなくなっても困るのでや めた。(このときは、戦えるほどの霊力はなかっ た(ま、当然今もないが・・)。 続いて京阪四条駅へ。今回の目的の一つ、 「京阪のる人、おけいはん」のポスターを見るこ と。無事(少々手ぶれしているが)構内のポス ターも撮影し満足×2! もう一つ、大原・三千院の薬師如来像が9・1 1にあわせて世界平和を願って特別公開され ておりましたが、駅案内で聞くとバスで1時間も かかるということで挫折してしまいました。(うー ん残念!!)。いつも旅下手だなあと思うのは お土産を買いすぎること。今回もたっぷり買い すぎ荷物が軽くなるはずが来たときよりも多く なるという始末。でも買わずに後悔するよりは と財布をなだめ、気持ちをなだめ持たされる手 と肩にもその労をねぎらい帰路についた。本来 ならまたことこと帰る予定だったので、とりあえ ず京都から新快速に飛び乗ったが、まあ一度 あせりだしたらとまらない性分!新大阪で降り てしまい、結局新幹線に乗ることに。ま、ひかり レールスターは、初めてだったのでちょっと納 得!当初の予定より8時間も早く到着!貧乏 旅行のはずがお土産も買いすぎ、あげくの果 てには新幹線代まで出費し、いったいこの日に 行く必要がどこにあったのか?結局、大名旅 行になってしまいました。おかげで金欠・・ (泣)! なんだかんだいろいろありましたが、いい経 験になった3日間でした。 みなさんもこの春に「青春18きっぷ」をお使 いになってみては。 5枚つづりで11,500円、 切り離し等はできませんが、2~3人で同じ目 的地にいかれる場合は便利です。ただし、特 急には乗れませんので、時間がたっぷりある 方でないとおすすめできません。 (発売、2月20日~3月31日、使用可能期間、 3月1日~4月10日)。 こんなに身のない長編日記をご覧いただい たみなさん、大変申し訳ございません。おこら ずにまたお付き合いください。ありがとうござい ました。 ◎トピックス 16期新委員長決定!!!1 先日(2月5日)の運営委員会において、来期(16期)の新委員長が 決定しました。今期(15期)第2分科会長の江口 徹さんです。 写真、プロフィール等は次号にて紹介致します。 同日、16期準備委員会もスタートし、来期のシステム、体制づくりに 動き始めました。 ※お知らせ 今期(15期)もまもなく修了式を迎えます。 修了式で皆様には修了証書をお渡しいたしますが、別紙にてのご連絡 を「筑豊立風」に同封致します。定例会もあと1回です。連絡をさせていただ いた方は特に出席をお願い致します。 第16期企画募集! 第16期にむけて新しい分科会を作りたい!という方、ぜひ企画を持ち込 み下さい。締め切りは今月24日。宛先は0948-24-6189(江口)ま で、ファックスにて。また来期の運営について、こんなアイディアはどう?と いう提案もあわせて募集します。ふるって応募下さいね。 このコーナーでは皆様の情報をお待ち しております。どしどしお寄せ下さい。 筑前飯塚 雛(ひいな)のまつり 2月15日~3月9日 飯塚コミュニティセンター ひなまつり人形展 3月1日~9日 大浦荘 2月15日~3月9日 千鳥屋総本店 2月15日~3月9日 伊藤伝右衛門と白 蓮展 東町商店街 3月1日、9日 大浦荘 白蓮特別講演 深町純亮氏 2003年もやります!! 「みんなの筑豊大発見!!」 近畿大学九州工学部柏の森祭にて今年も やります。今月号表紙登場の伊藤英彦さん を新委員長に迎えまた新たな気持ちで スタートしましたこのプロジェクト! 皆様のご協力よろしくお願い申し上げます 遠賀川の五平太船を復元しませんか 川船製作研究会 1.研究会活動内容 ・川船の製作 ・川船に関する見学会・勉強会 ・川船によるイベントへの参加・交流 2.活動期間 2003年1月~2003年12月(1年間) 3.参加登録 ・1口 5000円(何口でも歓迎) ・下記へ申し込んでください。 ・郵便振替口座 17420-68143201 川船製作研究会 会長 久津輪勝男 4.申し込み、お問合せ先 飯塚市大字花瀬30-8 有限会社 夢美工 ふれあい工房内 川船製作研究会 〒820-0045 TEL 0948-28-7570 FAX 0948-21-0053 ◎15期修了式&修了記念講演のお知らせ! 日時:平成15年3月15日(土)13時30分開始 場所:近畿大学九州工学部視聴覚室 発表会、修了式と今回は、修了式特別講演を実施いたします。 講師は、秋葉美知子さん(ゼミ生、星野村在住)です。 詳細は2月定例会と次号で。 発 行 責任者 編集者 住 所 筑豊ムラおこし・地域づくりゼミナール(通称「筑豊ゼミ」) 第15期筑豊ゼミ運営委員長 井上英俊 第15期筑豊ゼミ立風担当 坂山憲治(臨時) 〒820-8555 飯塚市柏の森11の6 近畿大学九州工学部 気付 連絡先 090-7298-3815(ゼミ専用携帯電話) ホームページアドレス http://www.chikuzemi.com/ e-mailアドレス [email protected] ◎15期修了式&修了記念講演のお知らせ! 日時:平成15年3月15日(土) 13時30分開始 場所:近畿大学九州工学部視聴覚室 発表会、修了式と今回は、修了式特別講演を実施いたします。 講師は、森国次さん(2003飯塚国際車 いすテニス大会実行委員会、九州車いすテニ ス協会事務局長)です。 ~MENU~ 【レ ポ ー ト】 第3回研究室訪問(永原先生) 【緊急お知らせ】 吉永・木原両教授退職記念講演会・公開討論会 【情 報 交 差 点】 玄海原発リターンズツアー募集! 15期修了式、発表会&修了記念講演! 2月19日(水)定例会 第1分科会 分科会長 森内 金剛 / 書記 鹿田 則光 (参加者 8名) 森内分科会長から今期の反省と会計決算について報告された。 続いて来期の活動目標に1月に提案された[合併期限までに「筑豊の歴史・文化の再発見」 を目標に3年程度の継続事業として、積極的にその 掘り起こしを行い、新たな観点から 100~200点程度を選定して、後世に資料として残すように文献収集・現地調査によりとり まとめる案]を 進めていくことになった。森内さん、1年間ご苦労様でした。ただ感謝。 第2分科会 分科会長 江口 徹 最後の定例会は、今期の反省と来期のテーマ設定について。今期は、合併から離れ、大 きな『まちづくり』をテーマに様々な題材を取り上げました。この事に対して、もっとテーマを 絞ってと言う意見や、段々参加者が減ってくるのは・・・との意見などが寄せられました。更に 来年度に関する提案は、大学の先生方から様々な分野の話を聞かせていただくと言う案や、 社会実験のようなものまで。そんな中で、来年度の第2分科会は、『教育』について取り上げ ます。来年も多くの方の参加をお待ちしています!!また参加いただいた皆様、一年間お疲 れさまでした。 第3分科会 分科会長 中尾 明子 参加者は、9 名。報告書作成における各自の分担を決めた。 また、来年度については、行動することを中心に進めたいという意見が相次いだ。この他、 分科会会計報告を行った。 なお、1 月の北九州エコタウン見学では、寒さ厳しい中、 6 名が参加し、蛍光管リサイクル事業、発泡スチロールリサイクル事業ならびに生分解性 プラスチック研究施設を見学した様子が報告された。 第4分科会 分科会長 坂山 憲治 まとめ、報告書については、打ち合わせに従って作成中。 筑豊地区の公共交通の現状、課題、展望について4頁。前回打ち合わせの時に、来期は 下村さんに分科会長をお願いし、 仮承諾をいただいている。内容については今後詰める 予定。 第3回研究室訪問 永原 丞教授(基礎科学センター)をたずねて 平成15年1月29日(水)18時30分より、 基礎科学センター 永原 丞教授の研究室を訪問させていただきました。 前日から今年何度目になるかわからないほどの大雪が降り実施が、あやぶまれ ましたが、当日はなんとかもちなおし、参加者も予定通りでした。 永原先生は、筑豊近代化大年表の編纂にも中心として関わっておられます。 以前は合併後の地域を考える分科会などでアドバイスもいただきました。 また、宝珠山村などの地域おこし活動にも関わっておられます。ご案内があるか と思いますのでその節は皆さん是非参加をお願い致します。 当日の内容は、井上さんの感想にありますのでそちらをご覧ください。 私たちの質問にも非常にソフトにわかりやすく答えていただきました。 お忙しい中、2時間半にもわたり私どものお相手をしていただき厚く御礼と 感謝を申し上げます。ありがとうございました。(文責 坂山憲治) 第 3 回研究室訪問 永原 丞教授を訪ねて (文責 井上英恵) 今回は、永原先生が筑豊石炭関係の労働問題を研究中に登場した「浅原健三」 の実像についてのお話でした。 浅原健三は官営八幡製鉄所大争議、筑豊炭坑労働運動に関わりを持った人物で、 その後も政治や満州建設に関わっていくなど活躍しています。当時の労働運動は 殴ったり、刺されたりなど命がけで、それに関わる人のバイタリティの強さを感 じさせられました。 また、永原先生は仁王像や弁財天など様々な仏像を趣味で彫られており、楽し く拝見させていただきました。弁財天はとってもふくよかで美人でしたよ。あり がとうございました。 ※研究室訪問プロジェクト担当者募集!! 今期15期は、小野先生、五反田先生、永原先生の研究室を訪問させていただ きました。16期も引き続き多くの先生方の研究室にお邪魔したいと考えており ますので、企画・担当を希望される方を募集致します。また、訪問したい先生の 研究室があればぜひお申し出ください。企画をどんどん実現していきたいと思っ ております。よろしくお願い申し上げます。 (「筑豊立風」の記事も担当していた だくことを付け加えておきます)。(文責 坂山憲治) 吉永光明・木原範恭教授最終講演会のお知らせ この度、近畿大学九州工学部基礎科学センターで長い間ご活躍されました 吉永光明教授および木原範恭教授が、この3月をもって近畿大学九州工学部 を定年退職されることとなりました。そこで基礎科学センターでは、両先生 に感謝の意をこめて、お二人の最終講演会を以下の要領で開催することと いたしました。 ということで、わが筑豊ゼミでも吉永教授、木原教授には大変お世話に なっております。開催要領は下記のとおり。平日の昼ということでお忙しい とは存じますが可能な方はご出席いただきたくお願い申し上げます。 事前申込や参加費は一切不要です。飲物や軽食も用意してあるそうですので それを食べながら両先生の講演に耳を傾けてください。講演のあとは引き続き お二人との懇親会だそうです。両先生とお話をしにぜひいらしてください。 多数の方々とのご参加をお待ちしております。 記 日時: 平成15年3月12日(水) 開場 12:30 講演会 13:00~ 場所: 近畿大学九州工学部 バウヒュッテ(ログハウス)喫茶室 講演題目: 吉永光明教授「人と言語と文化」 木原範恭教授「筑豊学事始― ガウンとタウン」 緊急!募集開始のお知らせ!! ◎筑ゼミとめぐる玄海の旅リターンズ! 第4分科会長の坂山憲治でございます。 8月に実施いたしました「玄海の旅」の折には企画の手違い等でみなさまに大変ご迷惑を おかけいたしましたことをお詫び申し上げます。今回、九州電力㈱飯塚営業所様のご協力に より九州電力㈱玄海原子力発電所の見学が実現の運びとなりました。 実施はまだ先ですが募集定員等の都合上、本日より募集を開始したいと考えております。 皆様のご参加をお待ちしております。 記 1.日 時:平成15年5月18日(日) 2.集合場所:近畿大学九州工学部ゲート横駐車場 3.集合時間:8時15分 4.出発時間:8時30分 5.行 程:八木山BP~福岡都市高速・西九州道経由 玄海原発到着11時00分予定 (バスより見学、約1時間の予定) 玄海EP到着12時00分予定 玄海EP出発12時30分予定 昼食(場所未定)見学場所あと1ヶ所は未定 近畿大学九州工学部到着予定 18時00分~18時30分頃 6.費 用:1500円程度(昼食の内容により減額あり) 7.募集定員:40名(九電より大型バスチャーター) 8.申込受付:現在のところ随時受け付け 最終締め切りは4月下旬の見込み。 以上 ◎トピックス 16期募集開始間近に迫る!!! 来期(16期)の新委員長 江口 徹さんの写真、プロフィール等は次 号にて紹介致します。16期準備委員会もスタートし、来期のシステム、体 制づくりに動き始めました。 第16期にむけてぜひ企画を持ち込み下さい。090-7298-3815 (ゼミ携帯)まで。また運営について、こんなアイディアはどう?という提案も あわせて募集します。ふるって応募下さいね。 このコーナーでは皆様の情報をお待ち しております。どしどしお寄せ下さい。 ※訂正のお知らせとお詫び 2月号でお知らせしておりました修了式の講演について講師の方の変更がございました お詫びして訂正いたします。 ◎15期修了式&修了記念講演のお知らせ! 日時:平成15年3月15日(土) 13時30分開始 場所:近畿大学九州工学部視聴覚室 発表会、修了式と今回は、修了式特別講演を実施いたします。 講師は、森国次さん(2003飯塚国際 車いすテニス大会実行委員会、九州車いすテ ニス協会事務局長)です。 ◎ 田川市長選公開討論会プロジェクト発進! 1月、2月の定例会でお知らせしております「田川市長選公開討論会」 プロジェクトが先日の田川市役所での記者発表を皮切りに実施に向けてスタートしまし た。計画の詳細や進行状況については、今後この「筑豊立風」やホームページに定期 的にお知らせしてまいります。また皆様にも様々なお願いをさせていただくことになると 思いますのでその節はご協力をよろしくお願い申し上げます。 発 行 責任者 編集者 住 所 筑豊ムラおこし・地域づくりゼミナール(通称「筑豊ゼミ」) 第15期筑豊ゼミ運営委員長 井上英俊 第15期筑豊ゼミ立風担当 坂山憲治(臨時) 〒820-8555 飯塚市柏の森11の6 近畿大学九州工学部 気付 連絡先 090-7298-3815(ゼミ専用携帯電話) ホームページアドレス http://www.chikuzemi.com/ e-mailアドレス [email protected]