国へのお金の納付が簡単・便利に

2011 年 3 月 2 日
2016 年 8 月 25 日改訂
日本銀行新潟支店
皆さんは、国へお金を納めたことがありますか？
国に納めるお金は、次のものが一般的です。
▽ 国に納めるお金の代表例
種
国
類
税
内
容
国に納める税金のことで、所得税、法人税、消費税などがあります。
年金保険料
国民年金保険料（20 歳～60 歳 未満までの方が加入）、厚生年金保険
料（70 歳未満の会社勤めの方が加入）などがあります。
労働保険料
労災保険と雇用保険の総称です。
では、皆さんは、“どこで”国へお金を納めることができるのでしょう？
実は、日本銀行が、国のお金の受け入れと支払いを行う仕事をしています。ただ、日本銀
行は全国に 32 店舗しかなく、これではとても不便ですので、日本銀行の代理として金融機
関（銀行や信金など）でも国のお金を受け入れるという、
「代理店制度」という仕組みがあ
るのです。
▽皆さんが国にお金を納める時の流れ
そうだったのか！ポイント
国 のお金 は日 本 銀 行で
受 け 入 れ て い ます が 、
日本銀行の代理として、
全 国 各 地 の金 融 機 関
でも受け入れています。
その金融機関の一覧は、
ココをクリック！
そして、現在では、インターネットやコンビニエンスストア（以下、「コンビニ」）
などを利用して、より便利に、より手軽に国にお金を納めることができるようになっ
ています。次のページでは、簡単・便利な納付方法を紹介します。
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◆インターネットを利用しよう◆
インターネット等を利用して、皆さんの預貯金口座から引き落とすこと
そうだったのか！ポイント
によって、納めることができます。
このような電子的なルートを活用した国へのお金の納付（＝「電子納付」 ※ 電 子 納 付 が で き る 国
と言います）は、官庁、 日本銀行、金融機関の間を、「日本マルチペイ
の お 金 の 種 類 は、
メントネットワーク運営機構」が運営する「マルチペイメントネットワーク
ココをクリック！
（MPN）」で結ぶことにより実現しています。
▽インターネット等を使って国にお金を納める時の流れ
そうだったのか！ポイント
インターネットを利 用 した
電 子 納 付 なら 、外 出 せず
に国にお金を納めることがで
きます！ この仕組みを運営
している「 マ ル チペイメント
ネ ッ ト ワーク（ＭＰＮ）」の
詳 しい説明は、
ココをクリック！
（１）ダイレクト方式による方法
内
容
１ 事前に、官庁および金融機関との間で口座振替契約を
行っておきます。
さらに簡単・便利！
（インターネットバンキングの契約は必要ありません）
２ 官庁のホームページにアクセスし、オンライン申請等
の手続を行います。この時、口座番号等を入力すれば、
国 税 のうち「源 泉 所 得 税 」
等 は、手 続 きの際 に電 子
証 明 書 が不 要 です。
申請等の手続きと、国へのお金の納付の２つが
国 税 庁 ホームページへ
いっぺんに済んでしまいます。
（２）インターネットバンキングやモバイルバンキング等による方法
内
容
１ 事前に、金融機関との間でインターネットバンキング契約を行っておきます。
２ 官庁から、国にお金を納める時に必要な書類（納付書、納入告知書等）が届きます。
３ 電子納付ができる場合、お手元に届く書類には「収納機関番
号、収納番号、確認番号」等が印字されているほか、ペイ
ジーマーク（右図）が付いています。
４ インターネットバンキングやモバイルバンキングにアクセスし、お手元に届いた書類
に印字されている各種番号を入力すれば、国へのお金の納付が完了します。
―― なお、ＡＴＭを利用して、国にお金を納めることができる銀行もあります。この場合、イン
ターネットバンキング契約は必要ありません。
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◆電子納付ができる金融機関◆
新潟県内の多くの金融機関でも電子納付が可能です。電子納付ができる金融機関の一覧
はココをクリック！
──
金融機関によって電子納付に当たり利用可能なチャネル（ダイレクト方式、インター
ネットバンキング、モバイルバンキング、ＡＴＭ）、サービス提供時間等が異なります。
──
電子納付の手続き等について詳しく知りたい方は、関係官庁のホームページ等でご確
認ください。
◆コンビニやクレジットカードでの納付◆
納付手段
納付方法
納付可能なもの
日本年金機構の事務所や税務署等から送付さ 国民年金保険料
コンビニ
れるバーコード付きの納付書を、コンビニの窓口 国税
電波利用料
に提出して納める方法です。
クレジットカードにより定期的に納める方法です。 国民年金保険料
クレジット
カード
納付の方法として、毎月納付、６カ月前納、１年
ただし、日本年金機構とクレジット
前納の３つがあります。
カード会社に対して、予め申込み
（分割払い、リボ払い等は選択できません。）
を行っておく必要があります。
国にお金を納める手段が広がり、これに対応した金融機関が拡大し、便利になっていま
すので、是非ご活用ください！
以 上
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