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哺乳類 種名 (別称) ハツカネズミ 目科名 ネズミ目 ネズミ科 現地写真なし
哺乳類 種名 ハツカネズミ (別称) 目科名 ネズミ目 ネズミ科 現地写真なし 分 布 全国 生息 家屋、水田、畑、積み藁、土手、草地、河川敷、荒地、および砂丘地などに生息 環境 する。原野では穴居生活をする。 毛は短く柔らかく、赤みを帯びず、背面は茶色、腹面は白く毛の基部のみ淡いス 形 態 トレート色、頭胴長 57∼91 ミリ、尾長 42∼80 ミリ、後足長 13∼17 ミリ、体重 9∼23 グラム。 生 態 野草、花、園芸野菜などを採食する。米の倉庫に住むものも米だけでなく、貯穀 殖 害虫である鱗翅目成虫や鞘翅目成虫を捕食する。野外では春と秋の明瞭な繁殖期 生活史 を持つが、人間生活に依存している集団では、生息場所によって若干の違いはあ 生息状況 るが年中繁殖活動をしている。胎児数は平均 5.6 で秋にやや高い。野外での寿命 繁 は、最長 1 年半、平均 100 日。 その他 放浪性があり、1カ所に定着せず、荷物に潜んでいろいろな場所に移動する習性 がある。 東南アジアのハツカネズミと東ヨーロッパ由来のハツカネズミが交雑したものと 原産地 報 侵入経緯 不明 侵入時期 不明 生態系へ の影響 関川・姫川 小笠原諸島のものは、本土のハツカネズミと西ヨーロッパ由来のハツカネズミの 混血と見なされている。 外来種 情 考えられている。 不明 関 川 生息は確認されなかった。 姫 川 平成 14 年度 における 確認状況 その他 備考 姫川河川水辺の国勢調査によって確認された。 なし 日本の哺乳類(阿部・石井・金子・前田・三浦・米田 1994、東海大学出版会) 参考文献 科〈全 11 巻〉第 1 巻 哺乳類Ⅰ(川道編、1996、平凡社) 日本動物大百 河川における外来種対策に向けて, 案(外来種影響・対策研究会,2001,財団法人リバーフロントセンター) 外来種ハンドブック(日 本生態学会,2002,他人書館)