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加美町景観だより 創刊号

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加美町景観だより 創刊号
創刊
平成24年11月発行
号
「加美町美しいまちなみ100年構想」
の検討がはじまりました!
加美町では「美しいまちなみづくり100年運動」として、豊かな自然に恵まれた加美町
らしいまちなみ形成に向けた取り組みをこれから中長期的に進めていきます。本年度はその
第一段階として、早稲田大学の後藤春彦研究室の協力で、生活と環境のつながりに着目した
加美町ならではの「生活史」を編纂します。この「生活史」を、過去の知恵や思い出を活か
した景観ガイドラインの素材として、来年度以降のまちなみづくりに活用していきます。
町民の皆さんからご意見を頂き、加美町にふさわしい美しいまちなみを検討していきます
ので、どうかご協力をお願い致します。
「景観」とは?
「景観」とは、山や川などの自然、建物
や道路といった町並み、人々の暮らしの
様子など、私たちが日頃から目にしてい
る対象を表す「景」という文字と、それ
らを目にした私たちの価値観を表す「観」
という文字が組み合わされた言葉です。
氷山のように、目に見える部分=風景
(景色 ・眺め)だけではなく目に見えない
部分=地域の 2 つを含めたものであり、
どちらも大切です。
目に見えないところで景観を支えてい
る人々の存在や活動が、良好な景観の形
成に必要であることは、重要なポイント
です。
景観を氷山にたとえると...
目に見える部分
=「風景(景色、眺め)
」
目に見えない部分
まちを支える人々の存在
市民活動や文化活動など
=「地域」
「景観」=「地域」+「風景」
目に見えないものも含めて景観
裏面にも記事がございます。どうぞご覧下さい。
まちづくりオーラルヒストリー調査を実施しました!
9月16日〜23日の期間に加美町オーラルヒストリー調査を実施しました。1週間の間
に100人の町民を対象にヒアリングを行い、色々な話をお聞きすることができました。
集められた「100人の生活史」は今後の景観まちづくりの形成に向けた取り組みにおいて、
「過去の生活の知恵」から創造される「懐かしい未来」を示すための素材として活用されます。
■オーラルヒストリー調査の様子
■オーラルヒストリー調査の様子
「オーラルヒストリー」とは?
耳慣れない言葉ではありますが、「オーラル」とは
「口述の」を意味し、
「ヒストリー」は「歴史」を意味
します。つまり、人々の口伝えの思い出や記憶を採集
し、それを多数集めて町の歴史として編纂していくこ
とを調査の目的としています。この歴史は教科書に載
るオフィシャルな歴史とは異なり、地域に暮らす個々
の人々の生活が記述された歴史です。
昔のまちの様子は…
皆が好きな場所は…
昔遊んだ場所は…
①直接「対話」をする、写真や資料を見る
②一緒にまちを歩く
③ひとつにまとめる
調査に協力して頂いた皆様、ありがとうございました。
イベントを開催致します!
今回のオーラルヒストリー調査も含めた「加美町美しいまちなみ100年構想」につきま
して、加美町町民をはじめ関係者の皆様に身近に感じ知っていただくために、オーラルヒス
トリー調査の報告会、及びワークショップを行うイベント『加美町らしい景観の発見と共有』
を下記日程で開催致します。たくさんの方のご参加をお待ちしております。
日程:平成24年12月8日(土)13:30〜16:30 加美町中新田公民館ホール
第1部 生活史から学ぶ加美町らしさ
オーラルヒストリー調査をとりまとめた口述生活史を報告させて頂きます。
時代や季節などの切り口をテーマに、
中新田、小野田、宮崎それぞれの個性や、加美町全体の特徴を共有しましょう!
第2部 「加美町らしいいね!」世間遺産発掘ワークショップ
加美町のまちなみ・風景の写真を通じて、加美町らしい景観の発掘とその理由を共有し、今後のまちなみづく
りについて考えましょう!
第2部で使用する「加美町らしい」と感じるまちなみ・
風景の写真を募集しています!
ワークショップ当日までに撮影・印刷して持ち寄って
頂ければ幸いです。加美町らしい景観を皆で話し合う
ためにも、ご協力お願い致します。
加美町では今後、景観ガイドライン策定過程や景観をわかりやすく、景観だよりでお知らせしていきます。
【発行】加美町 協働のまちづくり推進課 TEL:0229(63)3215 MAIL:[email protected]
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