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長期療養疾病(PDF形式 209.6KB)
人工透析を導入された患者様へ 1. 特定疾病療養費の申請手続き ※ 人工透析に関わる医療費が 1 万円/月になります。入院と外来は別計算です。 (70歳未満の上位所得者は自己負担が2万円となります。 ) ※ 申請した月からなので、早めの手続きを! ◆手続きの仕方◆ ① 健康保険証の発行窓口に申請する。 □ 国民健康保険 → 市役所3F 国保年金課 □ 政府管掌保険 → 全国健康保険協会 □ 組合保険 → それぞれの保険組合 ② その場で「特定疾病療養受療証」が交付される。 ③ 交付された受療証を病院の会計窓口に提示する。 持ち物 ・ 特定疾病療養受領証交付申請書 ・ 健康保険証 2.身体障害者手帳の制度 維持透析になった方は、身体障害者手帳の腎臓機能障害1級に該当します。 制度 内容 1級 手帳の認定がおりた日から、医療費の自己負担分 を市が助成します。いったん窓口支払いをし、後 日戻ってきます。 医療費の助成 ○ 但し 65 歳以上で新規に手帳を取得される方は、 外来でかかった医療費のみが対象となります。 (市民税非課税者は入院も対象になります) 長寿医療制度の 早期適応 交通機関の割引 税金の減免 3級 4級 ○ × 通常 75 歳から適応ですが、1・3 級に該当する方は 65 歳から受けられます。 ○ ○ × バス・JR 運賃が 50%割引 有料道路料金が 50%割引 ○ ○ ○ 所得控除…1 級 40 万円、3・4 級 27 万円 市民税 …1 級 30 万円、3・4 級 26 万円 が控除されます。 ○ ○ ○ 上記は、身体障害者手帳で利用できる制度の一部です。 詳細は手帳交付時に市役所で配布される「しおり」をご覧下さい。 ◆手続きの仕方◆ ① 診断書の作成を医師へ依頼する。 ② 必要な持ち物を揃えて 市役所4F 障害福祉課へ 申請に行く。 ③ 1~2ヶ月後、自宅に通知が届いたら、市役所 で交付を受ける。 持ち物 ・ 診断書(A3) ・ 申請書 (認印必要) ・ 顔写真 1 枚(縦 4 ㎝×横 3cm) 富士市立中央病院 地域連携室 0545-52-1131 内線 2918 医療ソーシャルワーカー 江村・佐藤・遠藤 3.障害年金について 年金には 3 つの種類があり、その中で疾病や障害に対して支給される年金を障害年金といい、20歳から 受給資格があります。年金額は障害の状態や掛け期間によって違うので、富士年金事務所か市役所3F 国保 年金課で相談してください。 (年金手帳を持っていくこと) ◆ 障害年金を受給するには◆ 受給資格があるか 国民年金へ加入 → 富士市役所 国保年金課 厚生年金へ加入 → 富士年金事務所(61-1900) に相談し診断書の用紙を受け取る。 ① 初診日までの年金加入期間のうち2/3以上保険料を納めている、 または減免の手続きをしている。 ② 初診日の前々月までの1年間に保険料の滞納がない。 ③ 障害のために初めて医師の診断を受けた日が、65歳より前の年金期間中であること。 ④ 申請日が初診日から1年6ヶ月経っている。 ※人工透析療法を初めて受けた日から3ヶ月を経過していれば良い 状態が該当するかを医師に確認 人工透析療法中の方は2級に該当する。臨床症状および検査成績により、さらに上位等級になる こともある。 1級 慢性腎不全及びネフローゼ症候群での検査に示す検査成績が高度異常を示すもので、かつ、 一般状態区分表のオに該当するもの。 2級 1、慢性腎不全及びネフローゼ症候群での検査に示す検査成績が中等度異常を示すもので かつ、一般状態区分表のエ又はウに該当するもの。 2、人工透析療法施行中のもの。 3級 慢性腎不全及びネフローゼ症候群での検査に示す検査成績が軽度異常を示すもので、かつ、 一般状態区分表のウ又はイに該当するもの。 区分 ア イ 検 査 項 目 単 位 軽度異常 中等度異常 高度異常 内因性クレアチニンクリアランス値 ml/分 20 以上 30 未満 10 以上 20 未満 10 未満 血清クレアチニン濃度 ml/d l 3 以上 5 未満 5 以上 8 未満 8 以上 ① 1 日尿蛋白量 g/日 3.5g異常を持続する ウ ② 血清アルブミン g/d l かつ、3.0g以下 ③ 血清総蛋白 g/d l 又は、6.0g以下 (注) 「ウ」の場合は、①かつ②又は①かつ③の状態を「異常」という。 区分 一 般 状 態 ア 無症状で社会生活ができ、制限を受けることなく、発病前と同等にふるまえるもの イ 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの ウ 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、 日中の 50%以上は起居しているもの エ 身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の 50%以上は就床して おり、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの オ 身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲がおおむね ベッド周辺にかぎられるもの ・診断書を医師に依頼する ・出来上がった診断書を富士年金事務所(または国保年金課)へ提出し審査を受ける 受給