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Peters Works _09-2 SlimPC

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Peters Works _09-2 SlimPC
2015/6/21
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TOP Motherboard&CPU テスト 製作紹介
拡大 File PC : 製作紹介
●今回の製作はマザーの液晶接続ができなかったのでお蔵入りしていたの ですが、PC製作例としては面白いかなと思い紹介しま
す。
何冊ものファイルの間に入れて使うと、PCと気がつく人はまずいない・・・と思います。
●パーツレイアウト
ケース(?)はコクヨの3cmパイプファイルを使用しています。
マザーがA4ノート用ですので、パイプファイル(A4)とほぼぴったりになります。
マザーのPCカードスロット側をファイル上にして、VGA,USB,PS2コネクタ側をファイル外側にしました。
というかこれ以外に選択がない・・・
マザー裏面、部品が多少ありますので、5mmほどのスペーサを入れて、ファイルとねじ止めしています。
ACアダプターは、日立の20V5A品、ほぼ3cmパイプファイルの内のり分厚みです。
なので、マザーと重なる位置にはおけません。写真の位置に取付けました。
3.5"HDDを使用していますが、マザーの厚みと干渉しない部分は写真の位置になります。
取り付けはファイルに直接ねじ止めです。
・・・レイアウトは必然的に決まりました。
1_ACアダプターの固定用ホルダー このACアダプターは割と重いので前後左右をホールドするように折 り曲げてます。
素材は1mm厚のアルミです。
ホルダーをパイプファイルにビス止めしてACアダプターを固定した ところ
ACアダプターはゴム止め >手抜きA^^; 2_ACアダプ ター出力+20Vから3.5"HDDの+12V生成
今回HDDは3.5”を使用したので、+5V/+12Vの+12V を作る必要があります。
ACアダプターの+20Vから3端子レギュレーターで作りました。
ジャンク基板に電源オンオフで使っているようFET: J 221があったので
マザーの+5V供給に合わせて、+12VをON/OFFさせるようにしています。
アルミヒートシンクに取り付いているのが3端子レギュレーターで、右端のが3端子FE
Tです。
矢印は、電源スイッチです。
ファイルを閉じた状態で、ポチッと押せるように配置してます。(;^_^A
拡大です。
HDDの消費電流が、Average 0.6A (Peak 2A) として
Reg. Loss = (20V-12V) * 0.6A =4.8W の熱をレギュレータで消費する(捨てる)ことに
http://petersworks.mydns.jp/homepage/9filepc/2filepcmake/filepc_make.html
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なります。かなりの熱なので、写真の大きさのアルミ板を当てました。
回路図 はこちら
J 221のデータシートが見つからなかったので適当です。
ソースからゲート電圧をー20Vかけるのはさすがに耐圧超えそうなので、
R1=R2として、半分のー10VでONさせるようにしました。
3_IDE配線
マザーは何枚かテストするので2.5”HDDマウント用コネクタを 入手しました。
このコネクタとIDEケーブルの変換ケーブルを自作しています。 不用品2.5”HDDからの基板活用です。>Hage88流
IDE配線は単純に2.5”HDDピンアサインと1:1で、
直接マザーにIDE配線行うことも可能と思います。
合体状態
4_冷却ファン
マザーのCPUまわりを採寸して方眼紙に記入し、
これを元に切断サイズと折り曲げ位置を記入します。
>あいかわらずのアナクロ手法 A^^;
この内容をアルミ板に罫書き、このあとジグソーで裁断します。
アルミ板は1.5mm厚を使用、
今回はファンをこの板に載せ固定するのでその分、強度必要でした。
1mm厚では無理と思います。
アルミ板切断後、凹凸部分まわりは、ハンドニブラでカットしまし た。
マザーとの固定用にねじ穴を4箇所あけてます。
凸部の折り曲げ箇所は、ファンを取付ける際のファン位置決め用です。
(固定用ではありません)
ファンの写真、左が表で、右が裏
CPUファンの型番はSEPA HY90B-05Aです。
このファンの良い点は接触面が広くなっている点です。
CPU直接でなく間にアルミ板がはいるので熱抵抗上有利なはず。
これはNoridaさんのサイト「二本線長方形マザーとは何か?その1」、F社の Mobile
Celeron750マシン のファンと同一です。
なのでintelのデータシートから(Coppermine,Mobile Celeron 750MHz,Normal Core
Voltageとすれば) のTDP 23.0Wmax まで使えるファンである。と予想。
今回のCPU(Tualatine ,Mobile PentiumIII 1.2GHz,Normal Core Voltage) TDPは
22.0W (Icc max からだと 26.1Wmax)なので冷却性能上は、まあまあ使えそうと判断。
なおMobile PentiumIIIのCoppermineとTualatineの消費電力について
intelデータシートから整理したものはこ ちらです。(落書きのマーキングは無視して下
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さ い)
マザーです。
このマザー用の冷却ファン、ヤフオクでたまに見かけるので買う手もあるのですが、
?千円も出す気にはなれず・・・ アルミ冷却版サイズは写真のようにマザー上、平面でとれる最大で決 めました。
写真、矢印で引っ掛けて、ファンの固定金具を止めます。
ファンに固定用ねじ穴があるので、この穴を使ってアルミ板に固定できるとスマートな
のですが、アルミ板の下でナットを受ける(固定する)手が思いつきませ んでした。
ナットをアルミ板に接着する手があるのですが、取付け取外しを考えるとちょっと不安
です。
ファンの固定金具を使って、ファンをアルミ板に装着したところ。
固定金具は、PII~PIIIクラスの冷却ファン固定用のものを適当にカットして使用してい
ます。
取付け拡大
5 インストール
レイアウトの説明で書き忘れましたが、
ACアダプターをマザー側に固定しないのは、
CDドライブをこのように臨時取り付けするためです。
これでCDブートによりノーマルなインストールができます。
ファンは電源入れた時に一瞬回ります。
アルミ板ヒートシンクが効いているのか、この時以外の通常使用ではファンが回らな
いです。
CPU負荷をかけると回るはずですが、まだ見たことない・・・ >大丈夫かな?
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使用時は当然ながらケーブル接続必要です。
上の2本は、LANとサウンドケーブル
下の2本は、ビデオとPS2分岐ケーブル(PS2マウスとPS2キーボード)
インストール後の使用状態です。
windows2000をインストールしてますがドライバーは
http://support.jp.dell.com/
よりひろってきました。
・3Com 内蔵 10/100 ネットワークドライバ ・Intel 830M/845MP チップセットドライバ
・Intel Graphics Technology 830M v6.13.01.3162
・ SIGMATEL STAC 9700 AC97 サウンドドライバ TOP 2005.5.19 記
http://petersworks.mydns.jp/homepage/9filepc/2filepcmake/filepc_make.html
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