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FLUENT基本操作説明

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FLUENT基本操作説明
FLUENTの基本的な使い方
CAD(CATIA等): 形状作成
GAMBIT: 形状修正、メッシュ(計算点)生成
FLUENT: 計算条件設定および実行
AVS Express: 計算結果可視化
ソフトウェアのインストール
Intel Windows(IA-32)版
1
Windows版のインストール
• 以下のCD-ROMの「Setup.exe」を実行
・FLUENT 6.1.22 Intel Windows版
・GAMBIT 2.1.6 Intel Windows版
・Exceed X Server 7.1.1
・(PrePDF 4.1.4 Intel Windows版)
・(TGrid 3.5.4 Intel Windows版)
・(License 8.1 Software)
※オンラインヘルプもインストールする場合は
上記のインストールを終えた後で以下をインストール
・FLUENT 6.1 Documentation
・GAMBIT 2.1.6 Documentation
・(TGrid 3.5 Documentation)
ライセンス設定
• ライセンスファイル「license.dat」を以下の
ディレクトリにコピーする
C:¥FLUENT.INC¥license¥
※UnixとWindowsでは改行コードが異なるため
NotePad等で改行コードが正しい(CRLF)か確認
※Windowsで拡張子を表示するように設定し、
「license.dat.txt」のように余計な拡張子が付いて
いないかを確認
2
Set Enviromentの実行
1.Set Environmentを選択
2.ダイアログが出るので
はい(Y)をクリック
Tempフォルダの作成
• C:¥に「temp」フォルダを作成する
新規フォルダを作成後、フォルダ名を「temp」に変更
3
2次元キャビティ流れ解析
•問題設定
•GAMBITでの形状、メッシュ作成
•FLUENTでの計算条件設定、計算、可視化
問題設定
■流体は正方形内部に配置、上壁のみ速度uで移動
u=(Ux,Uy)=(U,0)
L
物理量を以下の様に設定すると
L=128.00[m]
U=1.1412x10-5 [m・s-1]
ρ=1.2250[kg・m-3]
μ=1.7894x10-5[kg・m-1・s-1]
レイノルズ数Reは
y
Re =
UL
ν
=
ρUL
= 100
µ
x
4
GAMBITでの形状及びメッシュ作成
•形状データの作成
•メッシュ生成
•境界条件指定
•ファイル出力
GAMBITの起動
1.コマンドプロンプト上で
>gambit 2dcav
と入力しリターンキーを押しGAMBITを起動
※エラーが出る場合の対処
■「Identifier…File already open」エラー
>del *.lok
を実行します
■Flexlm関係のエラー
ライセンスファイル及び環境変数設定、
インターネット接続(FireWall設定)を確認します
5
2.形状データ作成
2.「
2.「Geometry」が選択されている
Geometry」が選択されている
事を確認します
3.二次元形状を作成するには
3.二次元形状を作成するには
「Face」を選択します
Face」を選択します
4.四角形を選択します
4.四角形を選択します
5.Widthに
5.Widthに128
Heightに
Heightに128
を入力します
6.メニューから
+X+Yを選択します
を選択します
6.メニューから+X+Y
7.Applyをクリックします
7.Applyをクリックします
視点の調整
8.画面の自動調整をクリック
8.画面の自動調整をクリック
します
※操作の取り消し(Undo)
操作の取り消し(Undo)
このアイコンのように左下
に▼が付いている物は
右クリックでサブメニュー
が選択出来ます
※グラフィックウィンドウ内
では
左クリック:
左クリック:視点の回転
中クリック:
中クリック:並行移動
右クリック+
右クリック+↑↓:
↑↓:拡大縮小
右クリック+
右クリック+←→:
←→:モデル回転
6
メッシュ生成 I
9.メッシュ生成はMesh
を選択します
10.サーフェス(面)
メッシュの作成には
Faceを選択します
11.メッシュ作成コマンド
が選択されている事
を確認します
メッシュ生成 II
8.四角形を
Shift+左クリック
左クリック
8.四角形をShift+
9.Applyをクリック
9.Applyをクリック
7
メッシュ生成 III
Errorが出力されていなければメッシュ生成は成功
境界条件設定 I
12.Solver→FLUENT 5/6
を選択します
8
境界条件設定 II
13.境界条件の設定には
Zoneを選択します
14.境界条件設定コマンド
を選択します
15.Edgesを選択します
境界条件設定 III
16.一番上の
Edgeを
をShift+左クリック
16.一番上のEdge
Shift+左クリック
17.Nameに「
top」と入力し、
」と入力し、Apply
Applyをクリック
をクリック
17.Nameに「top
9
メッシュファイル出力 I
18.作成したメッシュをFLUENT
にエクスポートする為に
File→Export→Mesh…
を選択します
メッシュファイル出力 II
19.二次元モデルなので
Export 2-D(X-Y) Mesh
にチェックを入れます
20.Acceptをクリック
10
保存及び終了
21.SaveをクリックしてGAMBIT上
での操作履歴を保存します
(Saveはいつでも行えますが
Undoを用いSaveを行う前の
状態に戻す事は出来ません)
22.Exitをクリックします
確認ダイアログ
23.保存ダイアログが出るのでYesをクリックします
(また、Exceed X Serverとコマンドプロンプト
を終了します)
11
FLUENTでの計算条件設定、計算、可視化
• GAMBITで作成したメッシュデータの読み込み
• 計算条件の設定
• 計算結果の可視化
FLUENTの起動 I
1.スタートメニューからFLUENTを選択します
12
FLUENTの起動 II
2.ダイアログが出るので
2ddpを選択した後、
Runをクリックします
※二次元問題の時は2d
三次元問題の時は3d
を選択します
また、dpを選択すると
倍精度計算となります
メッシュデータの読み込み
3.File→Read→Case…
を選択します
4.GAMBITで作成した
「2dcav.msh」を選択
しOKをクリックします
13
グリッドのチェック
5. Grid→Check
を選択します
6.エラーやスタック
オーバーフローが
出力されていない
事を確認します
グリッドの単位系の確認
7. Grid→Scale
を選択します
8. 計算領域の寸法があっている事
を確認しCloseをクリックします
14
ソルバーの設定確認
9. Define→Models
→Solverを選択
します
10.ダイアログが出る
のでTimeがSteady
になっている事を
確認した後、
OKをクリックします
物性値の確認
11.Define→Materials
を選択します
12.ダイアログが出る
ので物性値を確認
した後Closeを
クリックします
15
境界条件の設定 I
13.Define→
Boundary Conditions
を選択します
14.Zoneからtopを選択し
Setをクリックします
境界条件の設定 II
15.ダイアログ
が出るので
Momentum
をクリックします
16.Wall Motionで
Moving Wall
を選択します
16
境界条件の設定 III
17.MotionでAbsoluteを選択
した後Componentsを選択
します
18.X-Velocity(m/s)に
1.1412e-5を入力し
OKをクリックします
境界条件の設定 IV
19.Closeをクリックします
17
初期条件の設定
20.Solve→Initialize
→Initialize
を選択します
21.ダイアログが
出てくるので
Initをクリックし
Closeをクリック
します
離散化手法の確認
22.Solve→Controls
→Solution
を選択します
23.ダイアログが
出るので離散
化手法を確認
した後、OKを
クリックします
18
収束モニターの設定
24.Solve→Monitors
→Residual
を選択します
25.ダイアログが
出てくるので
Plotにチェックを
入れOKをクリック
します
計算の実行
26.Solve→Iterate
を選択します
27.ダイアログが出るので
Number of Iterations
に1000と入力し
Iterateをクリックします
19
計算の終了
28.計算が終了すると
solution is converged
と表示されるので
Iterateダイアログ
のCloseをクリック
します
結果の保存
29.File→Write→
Case&Dataを選択
します
30.ダイアログが
出るのでOKを
クリックします
20
計算結果の可視化 I
31.Display→
Contoursを選択
します
32.Optionsの
Filledにチェック
を入れた後、
Contours Ofで
Total Pressure
を選択しDisplay
をクリックします
計算結果の可視化 II
33.別ウィンドウでコンター図が表示されます
右クリックするとクリックしたポイントでの値が
カラーレジェンドとコンソールに出力されます
21
計算結果の可視化 III
34.Closeをクリックします
計算結果の可視化 IV
35.Display→
Vectorsを
選択します
36.ダイアログが
出るので
ScaleとSkipに
10と入力し、
Displayをクリック
します
22
計算結果の可視化 V
37.別ウィンドウでベクトル図が表示されます
ウィンドウの中で左クリックすると視点の移動、
中クリックで視点の拡大縮小が行えます
計算結果の可視化 VI
38.Closeをクリックします
23
画像の保存 I
39.File→Hardcopyを選択した後ダイアログが
出るので各設定を行った後Saveをクリックします
(保存されるのは現在表示しているベクトル図になります)
画像の保存 II
40.ダイアログが出るのでファイル名
を指定しOKをクリックします
24
画像の保存 III
41.Closeをクリックします
FLUENTの終了
42.File→Exit
をクリックしFLUENTを
終了します
25
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