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「最強脳みそ」どら焼きを開発し販路開拓(3月31日掲載:314.0KB)
「最強脳みそ」どら焼きを開発し販路開拓 お菓子のじろう (佐賀県) 昭和21年創業の和菓子店。黒糖どら焼きが旨いと評判の有名店。 1.相談のきっかけ 2.課題整理・分析 3.解決策の提案 ①相談者はもともと、当店の 看板商品である『黒糖どら焼 き』の販路開拓について継 続して相談していた。 ②そうした中、平成27年6月 に面白いダジャレを思いつい たとのことで相談者から発案 があった。 ⇒「西京味噌→西京のお味 噌→最強のおみそ→最強脳 みそ」、さらに甜菜糖(天才 糖)を入れ、即ち、『最強脳み そ』どら焼きを開発して販路 拡大する方法の相談に至る こととなった。 そのユニークなネーミングから、 受験生をターゲットとすること が案として浮上した。 ①試作品開発に関する評価は、 実施機関のスタッフを巻き込ん で、多くの目と舌を使って味付 けの方向性を検討した。 ①受験生応援グッズは数多い が西京味噌を使ったどら焼きと いう切り口の製品はなかった。 ②受験シーズンは資格取得も 合わせると通年の需要はある。 ③縁起物であることから低価 格志向は不要。 ②パッケージデザインは、佐賀 県の補助金(C-REVO)を活用す ることを提案した。 ⇒以上より、きちんと商品仕様 を固め情報発信することで、名 商品となり販路が拡がることが 見込まれた。 ③ホームページ並びにネット ショップ開設についても助言し た。 ④受験シーズン目前にプレス リリース作成も提案した。 ⑤『最強脳みそ』の名称で商標 出願も支援した。 4.成果 ①製品完成 実施機関の職員の協力を得ながら試食を繰り返し、今までのどら焼 きとは一線を画した生クリームケーキ風のどら焼きが完成した。 ②商品パッケージ完成 デザイン企画を進めながら、佐賀県の補助金C-REVOを活用して商 品イメージに合ったパッケージデザインが完成した。 ③ホームページ&ネットショップ完成 ホームページ:http://www.okashinojiro.com/ ネットショップ: http://okashinojiro.base.ec/ ④プレスリリース作成完了&送付 結果として新聞社5社、テレビ局2社のメディアに露出済。 ⑤実施機関の知財支援課にて商標『最強脳みそ』出願済。 ⑥佐賀県みやき町のふるさと納税の景品に採用される。 ⑦県内の学習塾と提携してオリジナルの『最強脳みそどら焼き』を 受注し、生徒に合格祈願として配布済。 ⑧販路拡大・売上効果:単品/270円で平成27年12月からの3か月で 約5千個販売できた。広報効果もあり店舗全体売上も相乗効果で約 15%アップ。繁忙期で驚異的なアップ率を達成した。 <商品パッケージ> <完成した商品>