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(5)生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で
(5)生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、 社会の姿 快適生活 シーン 夢づくり プログラム 1 快適eライフ実感プログラム ①ゆとりある暮らしの 創出 快 適 生 活 指 標 P140 ■ユビキタスタウン構想の推進 ●インターネットを使って申請 ・届出等ができる手続の割合 現況 ■電子自治体推進事業 0% ■音声対応型24時間自動行政サービス 構想の推進 目標 95% ■IT県民100万人育成事業 ●県庁ホームページへのアクセス件数 現況 目標 10,594千件/年 → 42,000千件/年 ■ITS (高度道路交通システム)の推進 ●ブロードバンド加入率 16,000(改訂前目標) ■IT利用のユニバーサル化の推進 (改訂により追加した指標) 現況 目標 27.7% → 50.0% ■おかやま全県統合型GIS事業 ■情報セキュリティ対策の推進 2 らくらく交通プログラム P142 ●著しい渋滞が緩和された 交差点の数 ■渋滞対策の推進 ■生活者に優しい道路整備の推進 現況 ■ITS (高度道路交通システム)の推進 (再掲) 7箇所 目標 16箇所 ■バリアフリー化などによる公共交通機関 の利便性の向上 ②賑わいのある まちなかと 個性ある地域づくり 1 賑わい空間創出プログラム P144 ■活力ある多参画型まちづくりの推進 ■商店街のパワーアップの推進 ■歩行者主役の賑わい空間づくりの推進 ■旧日銀岡山支店ルネサンス事業 2 自立型地域づくり支援プログラム P146 ■地域活力創出フロンティア事業 ■「小さな世界都市」創造事業 ■中山間地域の活性化 1 県民文化パワーアッププログラム P148 ③文化あふれる地域の 創造 ■「日本一の文化の花咲く村づくり」運動の 全県的展開 ■おかやま「県民文化祭」の開催と 「国民文化祭」に向けた気運の醸成 ■県民文化交流センター(仮称)の整備 ■おかやまカルチャーガーデンの創造 ■「瀬戸内芸術文化村」構想の推進 ■「県民の公園」倉敷チボリ公園の利用の 推進 ■旧日銀岡山支店ルネサンス事業(再掲) ■文化振興プラットホームの整備・拡充 136 ●中心市街地活性化基本 計画策定市町村数 現況 4市町村 目標 10市町村 ●フロンティア事業推進 事業数 現況 86事業 目標 250事業 ●文化施設の年間稼働日数 現況 122日/年 目標 150日/年 ●公募による展覧会への応募 作品数 現況 目標 3,539点/年 → 3,700点/年 ●県民文化祭への参加者数 (改訂により追加した指標) 現況 目標 237,220人 → 252,000人 国内外から多くの人が集う社会 交流、文化、スポーツ分野 体系図 2 吉備の国再発見プログラム P150 ■サイバーワールド「吉備の国」構築事業 ■子どもの文化鑑賞・体験機会の拡充(再掲) ●県内博物館等ホームページ へのアクセス件数 目標 現況 ■アートネットワークの形成 ■歴史体感「吉備の国」の文化遺産整備促進 380万件 46万件 200(改訂前目標) ■新県立博物館構想の推進 1 みんなでスポーツプログラム ④スポーツを楽しむ 環境づくり P152 ■「私たちのスポーツクラブづくり」支援事業 ■スポーツ医・科学サポート事業 ●県民のスポーツ実施率 現況 全国第35位 ■アドバイザーコーチ招へい事業 ■国体・全国障害者スポーツ大会に向けた 競技力向上 目標 全国第15位以上 ■「スポーツ県おかやま」づくり 1 キラリ☆県民運動プログラム ⑤晴れの国おかやま 国体の開催 P154 ■県民運動の推進 ■国体募金の推進 ■ITなどを活用したリアルタイム中継の実施 ■国体関連の施設整備 現況 2団体 1 おかやま広域交流拡大プログラム P156 ⑥世界に開かれた 岡山づくり ● 「晴れの国おかやま国体」 に 向け花いっぱい運動を実施 している団体数 ■海外直結戦略の展開(ブリッジセンター の設置など) 現況 目標 939千人/年 1,720千人/年 ■おかやま地球市民ネットの活用 ■留学生等支援の推進 ■外国人サポート事業 ■みんなにやさしい案内看板整備事業 1,532(改訂前目標) ●海外渡航者数 現況 目標 181千人/年 → 245千人/年 ■コンベンションの開催促進 2 われら「地球市民」プログラム 450団体 ●岡山空港利用者数 ■東アジアIT協力推進事業 ■岡山空港就航路線の拡充 目標 P158 ●外国人留学生数 現況 1,018人 目標 1,500人 ●ホームステイ受入家庭数 現況 目標 606家庭 → 1,000家庭 137 (5)生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、 社会の姿 快適生活 シーン 夢づくり プログラム 快 適 生 活 指 標 1 観光岡山魅力度UPプログラム P160 ⑦「観光回廊おかやま」 の形成 ●観光客入り込み数 ■ターゲットを絞った観光客誘致活動 ■「晴れの国おかやま」の魅力アップキャンペーン ■映画・TVロケ等の誘致促進 現況 2,587万人/年 目標 ■岡山の味や物産のPR活動 2,700万人/年 ■近隣府県等と連携した誘致戦略の展開 2 おもてなし向上プログラム P162 600人 ●岡山を再訪した観光客の割合 ■観光アメニティの向上 現況 目標 17.2% → 20.0% ■「おかやま物語の道」事業 ⑧都市と農山漁村の 交流促進 目標 461人 ■おもてなし運動の展開 1 まち・むら交流プログラム ●観光ボランティアガイドの数 現況 ■人・もの・情報によるおもてなしの推進 P164 ■中山間地域ふれあい交流促進事業 ●農山漁村交流施設の 利用者数 現況 ■「田んぼの学校」支援・推進事業 116万人/年 ■「夏のふるさと」創生事業 目標 ■自然を生かした都市と農村交流促進事業 140万人/年 132(改訂前目標) 1 情報ネットワークプログラム ⑨交流を支える基盤 づくり P166 ■高速インターネット環境の全県的形成 ■岡山情報ハイウェイへの全市町村接続促進 ■ケーブルテレビエリア網の拡大 ■岡山情報ハイウェイの中四国各県との 接続推進 2 地域交通ネットワークプログラム P168 ●高速インターネット カバー率 現況 52% 目標 100% ●2車線以上の県道の割合 ■夢づくり道路プランの推進 ■高速道路・地域高規格道路の整備(再掲) ■日常生活を支え地域を活性化する道路整備 ■中山間地域交通難所緊急対策事業 ■公共交通の利用促進等 138 現況 51% 目標 57% 国内外から多くの人が集う社会 交流、文化、スポーツ分野 体系図 里庄町 里庄西小学校 6年 江原 光夫 さん 139 社会の姿 快適生活 シーン 夢づくり プログラム 生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、国内外から多くの ①ゆとりある暮らしの創出 日常生活の様々な分野でITを活用 したり、 身近で快適な交通環境を利用 することにより、その利便性を実感しな がら、限られた時間を有効に使って生 活を送っています。 1 快適eライフ実感プログラム 推進方向 今後のブロードバンド(→P198)化がもた らすITルネサンスともいうべき時代を展望し、 福祉、医療、教育など日常生活の様々な分野 で誰もがITの利便性や楽しさを実感できる よう、電子行政サービスや、公共情報のデジ タル・コンテンツ(→P196)を拡充するとと もに、民間情報サービスの拡充を促進します。 重点施策・ 事業の概要 快 適 生 活 指 標 インターネットを使って申請・ 届出等ができる手続の割合 自宅等にいながら行政手続ができ る環境がどの程度整っているかを を表します。 現況 ●県庁ホームページへのアクセス件数 0% 目標 95% 現況 10,594千件/年 → 目標 42,000千件/年 16,000(改訂前目標) ●ブロードバンド加入率(※) (改訂により追加した指標) 現況 27.7% → 目標 50.0% 高速インターネットに加入している世帯の割合 ■ユビキタス(→P198)タウン構想の推進 ※光ファイバ(FTTH)、CATV、ADSLを利用して 実施時期 14 15 16 17 18 IPv6(→P193)技術について普及啓発を行うほか、外出先から操 作できる情報家電の普及など、IPv6や電子タグなどの高度な情報通信 技術を生活場面で実現するための研究開発や実証実験誘致を進めます。 ■電子自治体推進事業 インターネットを活用し、様々な行政手続が、いつでも、どこからでも行えるシ ステムを市町村と連携して構築するとともに、行政ICカード(→P193)システム の導入など、更なる手続の簡素化、利便性の向上を図り、行政手続の電子化を進めます。 ●申請・届出、施設予約、税の申告、情報公開など ●許可等の定期的更新手続の自動化、電子投票など(H15∼) ●電子自治体ネットワークを活用した、郵便局、コンビニエンスストアとの 連携による行政窓口拡大( 「窓口まで10分」構想)の推進 ■音声対応型24時間自動行政サービス構想の推進 インターネットのテレビ会議システムを利用して、各種カウンセリングや相談業 務を行う窓口を設置するとともに、自然語(→P195)理解の人工知能(→P195 )を活用して、インターネット上での自動応答による行政案内サービスを実施する など、先進的なIT技術による行政サービスを推進します。 140 電子自治体推進市町村協議会設置 電子ポータルサイトの整備 人が集う社会 HEART ACTIVE OKAYAMA 2002-2006 実施時期 ■IT県民100万人育成事業 14 15 16 17 18 小中学校でのインターネット授業や、インターネット を使用する機会の少ない高齢者・主婦等を対象としたI T講習会の開催等により、インターネットの基本操作を 行うことができる県民を100万人にし、県民誰もがイン ターネットに親しみ、利用できるような環境を整えます。 (→P193)の推進 ■ITS(高度道路交通システム) 道路交通の利便性を一層向上するため、渋滞状況や駐車場の空き状況及び峠の積雪・ 凍結状況等の道路情報の提供、公共車両優先システムや歩行者ITSの導入など、 ITSの積極的な推進を図ります。 ■IT利用のユニバーサル化(→P198)の推進 高齢者や障害者など、誰もが利用しやすい機器の開発、ガイド機能や利用支援機能 等を組み込んだインターネット閲覧ソフトの開発等の促進を図り、デジタル・デバイ ド(→P196)の解消を進めます。 ●障害者のIT周辺機器購入への助成 H14∼17 400人程度 ●障害者のパソコン利用支援ボランティアの養成 H14∼16 70人程度 ■おかやま全県統合型GIS事業 県全域の航空写真のデジタル・オルソ(→P196)画像を活用した本格的な全県統合型 G I S(地理情報システム)を整備し、岡山情報ハイウェイを利用して、防災、環境、都市 計画、農村振興など各種行政事務の効率化や充実を図るとともに、ウェブ(→P193)上で広 く県民や企業に地理情報を提供し、利便性の向上を図ります。 県庁内システムの構築 市町村との接続 ■情報セキュリティ対策の推進 インターネット等を安心して利活用できる安全・安心なネッ トワーク社会を実現するため、県・市町村・民間の各部門で、 セキュリティに関する基本方針の策定・運用や研修の実施など、 情報セキュリティの確保を推進します。 協働に向け 期待される 主な役割 県 民 NPO等 IT講習会での実習補助、障害 者等の利用支援ボランティアへ の参加など IT講習会への協力、障害者等 のIT利用支援など 企業等 市町村 多様なコンテンツの提供、eコマースによ る幅広いサービスの提供、誰もが利用しや すい機器の開発、行政窓口の設置協力など 多様な電子行政サービスの実施 など 141 社会の姿 夢づくり プログラム 生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、国内外から多くの 2 らくらく交通プログラム 推進方向 人や車が、環境負荷低減を図りながら円 滑かつ快適に移動できるよう、身近な道路 の機能向上を図るとともに、自転車の活用や、 バスなど公共交通機関の利便性の向上を図 ります。 快 適 生 活 指 標 著しい渋滞が緩和された 交差点の数 様々な施策の実 施により、快適な 道路空間がどの 程度実現してい るかを表します。 目標 現況 重点施策・ 事業の概要 ■渋滞対策の推進 7箇所 (H10∼13) 実施時期 渋滞対策プログラム等に基づき、交通容量の拡大(現道拡幅、バイパス整備、 環状道路整備、交差点改良、JR立体交差化等)と交通需要マネジメント (→P194)を推進することにより、交通渋滞の緩和を図ります。 ●現道拡幅 岡山吉井線の4車線化(H17完成)など ●バイパス整備 岡山牛窓線のバイパス((都)平井神崎線)など ●交差点改良 国道486号川辺橋東詰(H14完成) 国道53号佐良山小学校前など ●交通需要マネジメント パーク・アンド・バスライド(→P197)路線の開拓 柳川交差点の総合的な検討など ■生活者に優しい道路整備の推進 交差点改良や歩道・自転車道の整備による 交通安全の確保、高齢者等の交通弱者に配慮 した道路整備など、人も車も安心・安全・快適 に通行できる道路環境の形成を推進します。 142 16箇所 14 15 16 17 18 人が集う社会 HEART ACTIVE OKAYAMA 2002-2006 ■ITS(高度道路交通システム)の推進(再掲) 実施時期 14 15 16 17 18 道路交通の利便性を一層向上するため、渋滞状況や駐車場の空き状況及び 峠の積雪・凍結状況等の道路情報の提供、公共車両優先通行システムや、歩 行者 I TSの導入など、I T Sの積極的な推進を図ります。 ■バリアフリー化などによる公共交通機関の利便性の向上 低床バスの導入や交通関係施設のバリアフリー化、各公共交通機関の連携 強化、バス停の改善などを促進し、公共交通機関の利便性の向上を図ります。 ●鉄軌道施設バリアフリー化整備事業(∼H23 18駅) 協働に向け 期待される 主な役割 県 民 NPO等 公共交通機関等の積極的な利用など 公共交通機関等の利用の普及啓 発など 企業等 市町村 従業員の公共交通機関等の利用 促進、ITSの推進、公共交通機 関のバリアフリー化など 公共交通機関等の利用の普及啓発、 交通需要マネジメントの実施、 生活者に優しい道路整備など 143 社会の姿 快適生活 シーン 夢づくり プログラム 生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、国内外から多くの ②賑わいのあるまちなかと個性ある地域づくり 各地域の創意工夫が生かされた中 心市街地等の活性化が進んでおり、 食 事やショッピングなどを好みに応じて楽 しむことができるなど、街に賑わいが保 たれています。 また、 地域の自主性や広 域的な連携の中で、 その特性を生かし た活力ある地域づくりが行われています。 1 賑わい空間創出プログラム 推進方向 都市の楽しみや賑わいを演出し、岡山の まちが、磁石のように人々が集い、楽しめ る魅力ある街となるよう、住民主導で行わ れる中心市街地活性化への取り組みを積極 的に支援するとともに、賑わい拠点や歩行 者が快適に周遊できるエリアの形成等の推 進を図ります。 重点施策・ 事業の概要 快 適 生 活 指 標 中心市街地活性化基本計画策定 市町村数 住民参加 のもと、中心 市街地における総合的 なまちづくりがどの 程 度行われているかを表 します。 現況 4市町村 ■活力ある多参画型まちづくりの推進 実施時期 タウンマネージメント(→P195)機関(TMO)が、中心市街地の活性化 のために、商業者や地域住民の合意と参画を得て行う、特色ある楽しいまち づくりを支援します。 ●まちづくりの合意形成、調査やプランニング、集客イベント、 魅力ある店舗の誘致等を一貫して支援 ■商店街のパワーアップの推進 商店街を、新しい時代のニーズに応じた地域の核にパワーアップするために、 地元の商店街組合が自ら行う、空き店舗対策や情報化対策、高齢化社会に向 けたバリアフリーなど特色ある取り組みを支援します。 ●空き店舗に新規開業者や地域特産品アンテナショップの出店を促進 ●来街者を温かくもてなすためのアーケードやイルミネーションの整備を促進 144 目標 10市町村 14 15 16 17 18 人が集う社会 HEART ACTIVE OKAYAMA 2002-2006 ■歩行者主役の賑わい空間づくりの推進 実施時期 14 15 16 17 18 中心市街地を歩行者中心の景観に優れた空間に改造し、賑わいの主役となる 歩行者の回遊性を高めるとともに、拠点施設やオープンカフェなどまちなかの 魅力を高めるまちづくりの支援等を行い、 歩いて楽しい快適なまちづくりを推進し ます。 ■旧日銀岡山支店ルネサンス事業 設計 県民の意見を踏まえ、歴史的建造物である旧日銀岡山支店を、新しい岡山 の顔として、県民皆が音楽や芸術を気楽に楽しみ、岡山の文化やラフスタイ ルを発信できる場に再生します。 工事 開館 協働に向け 期待される 主な役割 県 民 NPO等 中心市街地活性化の取り組みへ の理解と協力、まちづくりへの 主体的な参加など 中心市街地活性化への提案、ま ちづくりの取り組みのリードなど 商業者等 市町村 商店街の活性化に向けた主体的な 取り組み、消費者ニーズにあった サービスの提供など 中心市街地活性化計画の策定、 住民の合意形成、取り組み団体 への支援など 145 社会の姿 夢づくり プログラム 生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、国内外から多くの 2 自立型地域づくり支援プログラム 推進方向 市町村が地域の資源を生かし、地域の企業、 住民等と「協働」して行う、個性豊かでき らめきのある自立型の地域づくりを支援し ます。 快 適 生 活 指 標 フロンティア事業 推進事業数 各市町村において、住民 による自主的な地域づく りがどの程度活発に取り 組まれているかを表します。 現況 重点施策・ 事業の概要 ■地域活力創出フロンティア事業 86事業 実施時期 市町村同士が連携して行う地域の活性化や、地域特性を生かした独創的な 事業など、住民と行政が一体となって実施するフロンティア性にあふれる取 り組みに対し支援を行い、地域の個性や自主性が発揮され、元気と活力を生 み出す地域づくりを促進します。 ■「小さな世界都市」創造事業 他地域をはじめ海外にも誇れるような地域の資源を生かし、新しい魅力の 創造や情報発信等小さくても世界に誇れる地域づくりを進める市町村を支援 します。 146 目標 250事業 14 15 16 17 18 人が集う社会 HEART ACTIVE OKAYAMA 2002-2006 実施時期 ■中山間地域の活性化 14 15 16 17 18 都市との交流・地域間の連携を促進する活動、住民自身による相互に支え 合う地域づくり活動、市町村・地域の企業・住民等が協働する体制づくりな ど、中山間地域における様々な課題の解決に向けた取り組みを支援します。 協働に向け 期待される 主な役割 県 民 NPO等 地域づくりへの主体的な取り組 みなど 地域づくりへの参加・協力など 企業等 市町村 地域づくりへの参加・協力など 住民と一体になった地域づくり など 147 社会の姿 快適生活 シーン 夢づくり プログラム 生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、国内外から多くの ③文化あふれる地域の創造 優れた芸術や文化に触れられるとと もに、 自らの活動や発表等を楽しむこと を通じて、地域に、多彩で個性豊かな 文化が育っています。 1 県民文化パワーアッププログラム 推進方向 文化のプロモート・プロデュース機能の 強化、文化施設の運営をサポートするボラ ンティアの育成、地域の核となる文化おこ し等により、県民が芸術や文化に触れたり、 活発に文化活動が行われる仕組みづくりを 行います。 快 適 生 活 指 標 文化施設の年間 稼働日数 県民の文化活動の拠点であ る地域の文化施設が、どれ だけ有効に活用されている かを表します。 現況 122日/年 目標150日/年 ●公募による展覧会への応募作品数 重点施策・ 事業の概要 現況 3,539点/年 → 目標 3,700点/年 ●県民文化祭への参加者数(改訂により追加した指標) 現況 237,220人 → 目標 252,000人 ■「日本一の文化の花咲く村づくり」運動の全県的展開 実施時期 情報提供や相談窓口の設置等のサポート体制の整備、 コンペ(→P195)方式による助成や情報発信などの 支援を行い、住民自らが地域の文化的な資源(「文化 の芽」)を発見し、誇りを持てる地域文化として開花 させる活動の全県的展開を図ります。 14 15 16 17 18 文化の芽の発見と開花 サポート体制の整備 ■おかやま「県民文化祭」の開催と「国民文化祭」に向けた気運の醸成 現在開催している岡山県芸術祭をリニューアルし、県民が文化に親しみ、交 流する場として、また、県民の文化活動の発表の場として、県民総参加型の文 化の祭典を開催します。併せて、国民文化祭に向けた気運の醸成を図ります。 ■県民文化交流センター(仮称)の整備 県民に身近な文化の発表・練習の場、文化情報の収集・発信の場として、岡 山県総合文化センターを、県立美術館、再生された旧日銀岡山支店等からなる 文化ゾーンの交流拠点の1つとして再整備します。 148 計画・設計 整備 開館 人が集う社会 HEART ACTIVE OKAYAMA 2002-2006 ■おかやまカルチャーガーデンの創造 実施時期 各文化団体・分野間のネットワーク化を図る「県文化連盟(仮称) 」と、県内 の芸術・文化活動を支援する「メセナ(→P198)協会(仮称) 」を創設・支援 するとともに、両者の協力体制による、芸術・文化活動と支援者を結びつける システムの構築などにより、岡山で芸術・文化が育つ環境づくりを進めます。 14 15 16 17 18 連盟創設 メセナ協会創設 →マッチング の実施 ■「瀬戸内芸術文化村」構想の推進 人々が憩い集える海辺の公園などに、新進気鋭の作家や音楽家、若者等が音 楽と芸術の創作・発表ができる場「瀬戸内芸術文化村」の設置を検討します。 構想・検討・具体化 ■「県民の公園」倉敷チボリ公園の利用の推進 公共性・文化性あふれる「県民の公園」倉敷チボリ公園が、多くの県民に利 用され、安定的な発展が図られるよう支援します。 ■旧日銀岡山支店ルネサンス事業(再掲) 設計 県民の意見を踏まえ、歴史的建造物で ある旧日銀岡山支店を、新しい岡山の顔 として、県民皆が音楽や芸術を気楽に楽 しみ、岡山の文化やライフスタイルを発 信できる場に再生します。 工事 開館 ■文化振興プラットホームの整備・拡充 県民の多彩な文化活動を支援するため、県民への文化施設やイベント等の情 報提供を行うとともに、文化活動の発表や個人・文化団体等の情報交換の場の 提供、国内外への情報発信等、機能を拡大します。 協働に向け 期待される 主な役割 県 民 芸術・文化活動等の積極的な実践、 文化ボランティア活動への参加 など NPO等 文化施設の運営への参加、文化 ボランティア活動のリードなど 企業等 市町村 メセナ活動等による芸術・文化 の支援など 芸術・文化活動の支援、芸術・ 文化団体の育成、文化施設の活 性化、文化情報の提供など 149 社会の姿 夢づくり プログラム 生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、国内外から多くの 2 吉備の国再発見プログラム 推進方向 歴史と伝統を誇る吉備文化をもう一度見 つめ直し、そのストック(蓄積)を生かし ながら、IT等先端技術を活用した新たな 魅力の創出などにより、新しい個性豊かな 地域文化の継承・発展に努めます。 重点施策・ 事業の概要 快 適 生 活 指 標 県内博物館等 ホームページ へのアクセス 件数(※) 「 吉 備 の 国 」の 豊か な文化に対する関心 がどれだけ高いかを 表します。 ※現況、目標ともア クセス件数の累計 ■サイバーワールド「吉備の国」構築事業 現況 46万件 実施時期 約2万件の岡山の遺跡を地図形式の「ルーインズ(遺跡)マップ」により、 また、県立博物館所蔵の約1万4千件の資料を博物館形式の「デジタル・ミ ュージアム」により、デジタルデータ化(画像化)してインターネットも活 用しながら積極的に公開し、文化遺産への興味を喚起するとともに保存・継 承を図ります。 ■子どもの文化鑑賞・体験機会の拡充(再掲) 子どもの興味を喚起しやすい体験講座方式により、 第一線で活躍する講師のテクニックに触れる機会 を設けるとともに、県立美術館・博物館等におけ る鑑賞会の開催、ツアーや周遊チケットの発行等 により、子どもたちが優れた文化に接したり、郷 土の自然・歴史・伝統芸能等を学ぶ機会を拡充し ます。 ■アートネットワークの形成 県内美術館・博物館等のネットワーク化を強化し、収蔵品の貸し借りやデ ジタルネットワーク化、巡回展や共同イベントの実施、周遊割引など特典制 度の導入等により、県内各地で魅力的な芸術に触れられる環境づくりを促進 します。 150 目標 380万件 200(改訂前目標) 14 15 16 17 18 人が集う社会 HEART ACTIVE OKAYAMA 2002-2006 ■歴史体感「吉備の国」の文化遺産整備促進 実施時期 歴史を体感できる津島遺跡や鬼ノ城、津 山城櫓の復元をはじめとする史跡の整備を、 それぞれの地域とともに推進し、本県に伝 わる貴重な文化遺産の積極的な公開・活用 を推進します。 14 15 16 17 18 津島遺跡の史跡整備 鬼ノ城の史跡整備 津山城の史跡整備 鬼ノ城西門跡 ■新県立博物館構想の推進 全国に誇れる吉備文化の継承と、新しい岡山文化の総合的な発信を図ると ともに、県民の学習ニーズに対応するため、21世紀にふさわしい「新県立 博物館」の整備を推進します。 構想・検討 協働に向け 期待される 主な役割 県 民 NPO等 伝統文化や文化財への理解、伝 統文化の継承など 伝統文化の再発見、継承の支援 など 企業等 市町村 メセナ活動等による支援など 地域の伝統文化や文化財の保護、 伝統文化の継承の支援、地域文 化の情報発信など 151 社会の姿 快適生活 シーン 夢づくり プログラム 生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、国内外から多くの ④スポーツを楽しむ環境づくり 世代を越えて、専門的な医・科学の サポートのもと、各地域でスポーツを自 ら楽しむことができるとともに、 プロスポ ーツなど、 ハイレベルのスポーツを選手 と共に楽しむ環境が整っています。 1 みんなでスポーツプログラム 推進方向 地域のスポーツクラブの育成や指導者の 養成など県民がライフステージ (→P198) にあったスポーツ活動を行える環境を充実 するとともに、選手の競技力の強化を図る ため、競技スポーツの振興等に積極的に取 り組みます。 快 適 生 活 指 標 県民のスポーツ 実施率 県民がライフステージ に合ったスポーツを楽 しんでいる度合いを表 します。 重点施策・ 事業の概要 現況 35位 全国第 ■「私たちのスポーツクラブづくり」支援事業 実施時期 「岡山県広域スポーツセンター(仮称) 」を設置し、スポーツ指導者の育成・ 派遣や啓発活動、モデル事業等を実施して、住民が運営する会員制の地域ス ポーツクラブの育成を支援し、あらゆる年代が様々な種目の中から年齢・体 力などに応じてスポーツに親しめる環境を全県的に整備します。 ●総合型地域スポーツクラブ支援事業 H15∼18 39クラブ 152 目標 15位以上 全国第 14 15 16 17 18 人が集う社会 HEART ACTIVE OKAYAMA 2002-2006 実施時期 ■スポーツ医・科学サポート事業 14 15 16 17 18 南部健康づくりセンターや県総合グラウンドなどの 既存施設と、スポーツ医・科学に係る県内の人材を活 用しながら、スポーツ障害の予防や効果的な運動指導 による競技力向上などを図り、健常者だけでなく障害 者も対象にしたスポーツ医・科学体制を強化します。 ●メディカルチェック(医学的な検査)に基づく 医・科学的なサポート(体力・心理・栄養・医学面) を実施 ■アドバイザーコーチ招へい事業 中央の優秀な指導者を継続的に招へいし、高度な技術・戦術等の指導・助 言を通して、競技団体の選手・指導者の競技力の強化を図るとともに、中央 競技団体との連携を図ります。 ■国体・全国障害者スポーツ大会に向けた競技力向上 「晴れの国おかやま国体」及び「第5回全国障害者スポーツ大会」に向け選 手の発掘、育成、強化等を行い本県競技力の一層の向上を図ります。 ●「晴れの国おかやま国体」候補選手・監督等を指定することによる意識の高揚と合宿・遠征の実施 ●全国障害者スポーツ大会に向けた団体競技の体験合宿、他県との交流試合等の実施 ■「スポーツ県おかやま」づくり 岡山国体後においても全国レベルの競技力を維持するとともに、県民皆ス ポーツの推進を図るため、関連施設を活用しながら、特色あるスポーツフェ スティバルなど、各種スポーツイベントを開催し、県民がスポーツに親しみ やすい環境づくりを推進します。 協働に向け 期待される 主な役割 県 民 NPO等 スポーツ活動への参加、地域ス ポーツクラブづくりへの積極的 な参加など 地域スポーツクラブの運営、各 種スポーツイベントの実施など 企業等 市町村 地域スポーツ活動への支援・協力、 企業スポーツ選手の育成など 利用しやすいスポーツ施設の提 供、地域スポーツクラブの設立、 スポーツイベントの実施など 153 社会の姿 快適生活 シーン 夢づくり プログラム 生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、国内外から多くの ⑤晴れの国おかやま国体の開催 「晴れの国おかやま国体」と「第5回 全国障害者スポーツ大会」が県民総 参加のもと開催され、 これを契機に郷 土への誇りが高まるとともに、 岡山県の 魅力が全国に発信されています。 1 キラリ☆県民運動プログラム 推進方向 県民総参加に向けた多様な運動を展開す るとともに、国体が地域の魅力の再発見や 交流等につながる取り組みを推進します。 快 適 生 活 指 標 「晴れの国おかやま国体」に向け花 いっぱい運動を実施している団体数 晴れの国おかやま国体成 功に向け県民運動が活発 に行われている様子を表 します。 重点施策・ 事業の概要 ■県民運動の推進 目標 現況 2団体 450団体 実施時期 心温まるおもてなしやボランティア活動への参加、花と緑いっぱいのま ちづくり、県民皆スポーツの推進など、県内各地域の創意工夫による様々 な取り組みを通じて、全ての県民が何らかの形で主体的に参加する195万 県民総参加による 「晴れの国おかやま国体」 「第 、 5回全国障害者スポーツ大会 (輝いて!おかやま大会) 」となるよう県民運動を展開します。 ●市町村民運動に対する支援 ●全国障害者スポーツ大会運営ボランティアの養成 ∼H16 1,800人 154 14 15 16 17 18 「晴れの国おかやま国体」、 「第5回全国障害者 スポーツ大会」開催 人が集う社会 HEART ACTIVE OKAYAMA 2002-2006 実施時期 ■国体募金の推進 14 15 16 17 18 県内外の方々の理解と協力を得て、各種の国体募金活動を推進することに より、岡山国体の開催を広く周知するとともに、県民の参加意識の高揚を図 ります。 ■ITなどを活用したリアルタイム中継の実施 岡山情報ハイウェイを最大限に活用したIT国体を実現するため、CAT V網を通じて総合開・閉会式や各競技の模様を全県中継するとともに、ブロ ードバンド時代に対応したインターネット配信を行うことにより、県民が速 やかに国体の感動と喜びを享受できる環境を整備します。 基本設計 実施設計 構築 ■国体関連の施設整備 国体開催後も県民のスポーツ活動拠点として広く愛される施設を目指して、 メイン会場である陸上競技場「桃太郎スタジアム」を含む総合グラウンドの 改修をはじめ、開催市町村の施設整備への支援など、国体競技施設の整備を 進めます。 ●陸上競技場「桃太郎スタジアム」及び 県総合グラウンドの改修 ●百間川ボートコース及びクレー、 ライフル射撃場の整備 協働に向け 期待される 主な役割 県 民 NPO等 家庭・学校・職場・地域などを 単位とした県民運動の実践、国 体募金への協力など NPO組織などの特徴を生かし た県民運動のリード、国体募金 への協力など 企業等 市町村 企業などの特徴を生かした県民 運動の実践、企業協賛、企業募 金への協力など 市町村の実情に合った市町村民 運動の展開、国体募金への協力 呼びかけなど 155 社会の姿 快適生活 シーン 夢づくり プログラム 生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、国内外から多くの ⑥世界に開かれた岡山づくり 空路等が充実し、 コンベンション誘致 などにより国内外の多くの人々が岡山 に集い、 また、外国からの留学生等が 地域の輪にとけ込み、 楽しく暮らしてい ます。 1 おかやま広域交流拡大プログラム 推進方向 快 適 生 活 指 標 岡山空港利用者数 東アジアやアメリカ西海岸地域とのロー カル・トゥ・ローカル(→P198)のダイ レクトな交流等を通じて、世界に開かれた 岡山として、人やものの広域的な交流を拡 大していきます。 どのくらい多くの人が岡 山を行き交っているかを 表します。 現況 重点施策・ 事業の概要 939千人/年 目標 1,720千人/年 1,532(改訂前目標) ●海外渡航者数 現況 181千人/年 → 目標 245千人/年 ■海外直結戦略の展開(ブリッジセンターの設置など) 実施時期 14 15 16 17 18 海外の諸地域との交流の架け橋となる機構(Okayama Bridge Center (仮称))を創設し、文化、教育、スポーツ等様々な分野において、ローカル・ トゥ・ローカルというダイレクトな交流を組織的に強力に推進します。 ●海外とのダイレクトな交流のあり方を協議する「海外直結戦略岡山会議」 を開催 ■東アジアIT協力推進事業 岡山県と東アジアの自治体の I T担当職員との 交流事業を行うとともに、東アジアからIT技術 者を県内の企業に受け入れるなど、ITを通じた 国際交流、国際協力を推進していきます。 ●東アジア地域とのIT分野、文化面の人事交流 等の拡大(中国、シンガポールなど) 156 交流可能性調査 人が集う社会 HEART ACTIVE OKAYAMA 2002-2006 実施時期 ■岡山空港就航路線の拡充 14 15 16 17 18 岡山空港を利便性の高い中核的な国際空港 とするため、ハワイ等をはじめとするアジア・ 太平洋地域への新規路線開設や国際・国内既 存路線の充実、国際チャーター便の運航促進 を図るとともに、積極的な空路利用の促進に 取り組みます。 ■コンベンションの開催促進 岡山、倉敷のコンベンションビューロー(→P195)等と連携して、岡山 で先進的に取り組まれているIT、医療関係などに係る全国イベントや全国 会議等を積極的に誘致するとともに、参加者への観光情報の提供等に取り組 みます。 全国マルチメディア 祭の開催 ●全国大会、全国会議の開催促進 ●観光情報の提供などアフターコンベンション(→P193)の充実 協働に向け 期待される 主な役割 県 民 NPO等 国際交流イベントへの参加、空 路の積極的な利用など 国際交流機会の創出、空路利用 の啓発、全国大会の開催など 企業等 市町村 海外からの企業研修生等の受入、 国際経済交流の推進、空路の積極 的利活用、全国大会の開催など 国際交流の機会の提供、国内外 との情報交換、全国大会の開催・ 誘致など 157 社会の姿 夢づくり プログラム 生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、国内外から多くの 2 われら「地球市民」プログラム 推進方向 外国からの留学生や研究生等が、岡山の 中で地域社会にとけ込んで楽しく生活でき るよう、生活関連情報の提供や相談体制の 充実など、外国人に暮らしやすい環境の整 備を図ります。 快 適 生 活 指 標 外国人留学生数 留学生などが勉強しやす い 環境が整い 、地域との 交流が活発に行われてい る度合いを示します。 目標 現況 重点施策・ 事業の概要 1,018人 1,500人 ●ホームステイ受入家庭数 現況 606家庭 → 目標 1,000家庭 ■おかやま地球市民ネットの活用 実施時期 県内の人々が参加する国際ボランティア人材バンクであるおかやま地球市 民ネットを積極的に活用することにより、岡山を訪れる外国人や県内の外国 人が安心して滞在し、日常生活を送れるようにします。また、国際感覚豊か な人づくりの推進や共生社会の実現を目指します。 ■留学生等支援の推進 本県と母国との架け橋として期待できる留学生等は、貴重な人材であるこ とから、岡山に来てよかったという印象を持ってもらうため、県民との交流 など、相互理解を深めるための支援活動を展開します。 ●留学生意見発表会・意見交換会 ●私費留学生への奨学金交付 各年度 25名程度 158 14 15 16 17 18 人が集う社会 HEART ACTIVE OKAYAMA 2002-2006 実施時期 ■外国人サポート事業 14 15 16 17 18 生活関連情報のタイムリーな提供や、外国 人が生活を送るうえで、よく利用する機関等 の窓口相談業務の向上をはじめ、日本人と外 国人とが共に生きる社会を考える機会の提供 などを通じて、外国人に暮らしやすい環境の 整備を図ります。 ●おかやま外国人サポートネットワーク会議 とシンポジウムの開催 ●4カ国語によるインターネットでの生活関 連情報の提供 ■みんなにやさしい案内看板整備事業 県内在住の外国人及び海外からの観光客の増加に対応するため、日本語と ローマ字だけでなく、多言語(日本語・英語・中国語・ハングル)で併記し た観光案内看板等を整備し、主要な交通拠点や 観光施設等への安全で円滑な誘導を図ります。 ●多言語による道路案内看板の設置 H14∼16 48基 協働に向け 期待される 主な役割 県 民 国際交流ボランティアへの参加、 留学生等との交流、留学生等へ の支援など 企業等 工場見学等の積極的な受け入れ、 研修会等の開催など NPO等 国際交流ボランティア活動への 支援、留学生との交流機会の提 供など 市町村 国際交流ボランティア活動への 支援、留学生との交流機会の提 供など 159 社会の姿 快適生活 シーン 夢づくり プログラム 生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、国内外から多くの ⑦「観光回廊おかやま」の形成 多くの人が、 歴史と浪漫を感じさせる 岡山の観光地を幾度となく訪れ、良き 想い出を積み重ね、 心に刻んでいます。 1 観光岡山魅力度UPプログラム 推進方向 快 適 生 活 指 標 観光客入り込み数 「感動を求める時代」に対応して、岡山 の魅力をあらゆる媒体を通じて国内外に向 け効果的に情報を発信するとともに、重点 的な観光客誘致活動を展開します。 岡山の歴史、自然、文化な どに魅力を感じ、多くの人 が訪れている状況を表し ます。 目標 現況 重点施策・ 事業の概要 2,587万人/年 2,700万人/年 ■ターゲットを絞った観光客誘致活動 実施時期 県外からの観光客の約半数を占める近畿地方や、人口、情報が集中する首 都圏において効果的に本県の観光PR活動を行うとともに、団体旅行・修学 旅行等、旅行形態や観光客の年齢、性別等による消費者ニーズに応じた、タ ーゲットを絞った観光客の誘致活動を重点的に実施します。 ●観光客のニーズに沿った、旅行商品の開発促進 ●大都市圏でメディアを活用した岡山県の観光資源の情報発信 ■「晴れの国おかやま」の魅力アップキャンペーン 地域ならではの観光地の魅力アップのための取り組みを促すとともに、観光 地の整備等を行い、その魅力をより効果的に発信することで、観光客のニーズ に沿った誘客宣伝活動を行います。また、全国的な話題性を持つ機会を活用して、 県、関係市町村、民間が共同で集中的な観光キャンペーンを行います。 ●地元放送局、ホームページ、携帯電話を活用したイベント情報等の発信 ●美作三湯道路等の環境整備(H17年度完成) ●夜間利用など後楽園の魅力づくり 160 14 15 16 17 18 人が集う社会 HEART ACTIVE OKAYAMA 2002-2006 実施時期 ■映画・TVロケ等の誘致促進 映画・テレビのロケ等の誘致に取り組むため、県内ロケ適地などに関する 情報を収集、公開するとともに、市町村単位での フィルムコミッション(→P197)の設立を促し、 地域振興の起爆剤とするとともに、観光地ひいて は本県全般のイメージアップを図ります。 14 15 16 17 18 大河ドラマ「武蔵」放送 ●大河ドラマ「武蔵」放送を契機とした、本県の イメージアップ、観光客誘致 ●TV放映等の機会を利用した、岡山の歴史、自然、 文化の情報発信 ■岡山の味や物産のPR活動 首都圏において、岡山ゆかりの飲食店等とタイアッ プして、岡山ならではの料理・地酒が特産の器で楽し めるなどの機会の創出を図り、併せて本県観光物産情 報を提供できるシステムを構築します。また、岡山県 産業貿易振興協会等と連携して、大都市圏のデパート をはじめ県外各地で物産展を開催します。 ●首都圏で楽しめる「岡山味の店」の紹介 ■近隣府県等と連携した誘致戦略の展開 国内外からの観光客を本県に呼び込むとともに、観光の広域化に対応する ため、中国5県等で一定のテーマの下にストーリー性を持たせた広域観光ル ートの設定並びに共同宣伝活動を行います。また、通訳ボランティアガイド のネットワーク化への支援を積極的に行うなど受入体制を整備します。 日本の旬キャンペーン の展開 ●近隣府県(大阪府、兵庫県、中国各県)との連携による国内外からの誘客促進 ●通訳ボランティアガイドネットワーク化の支援 協働に向け 期待される 主な役割 県 民 NPO等 岡山の魅力のPR、ボランティ アガイド活動への参加など 地域の魅力のづくりとPR、ボ ランティアガイド育成の支援、 観光情報の発信など 企業等 市町村 地域の魅力のづくりとPR、観光客 等への良質なサービスの提供、工場 見学等の積極的な受け入れなど 観光資源の開発・整備、魅力あ る観光地づくり、観光情報の発 信など 161 社会の姿 夢づくり プログラム 生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、国内外から多くの 2 おもてなし向上プログラム 推進方向 岡山を訪れた人々との「出会い」を大切 にし、地域の温かい心に触れ、再び訪れた くなるよう、人・もの・情報によるおもて なしの向上に、県民挙げて取り組みます。 快 適 生 活 指 標 観光ボランティア ガイドの数 訪れた人をもてなす心が どの程度広がっているか を表します。 現況 重点施策・ 事業の概要 461人 目標 600人 ●岡山を再訪した観光客の割合 現況 17.2% → 目標 20.0% ■人・もの・情報によるおもてなしの推進 実施時期 14 15 16 17 18 来訪者の満足度を高め、観光リピーター(→P198)の増加を図るため、 観光ボランティアガイドの活動支援、観光施設のバリアフリー化の促進、よ り利用しやすいパンフレットやIT等を活用し た親切な情報提供システムの構築など、人・もの・ 情報によるおもてなしを推進します。 ●観光ボランティアガイドの育成、 ネットワーク化の促進 ●バリアフリー化された観光地情報等の提供 ■おもてなし運動の展開 平成17年の岡山国体の開催を踏まえ、観光客 に「来てよかった」 、 「また来てみたい」と思って いただけるよう、運輸・宿泊等観光関係者をはじ め県民挙げてのおもてなし意識の向上を図ります。 ●おもてなし推進月間行事の開催 ●観光関係従事者が行う研修等に対する支援 162 県民挙げてのおもてなし の推進 国体の開催 人が集う社会 HEART ACTIVE OKAYAMA 2002-2006 実施時期 ■観光アメニティ(→P193)の向上 14 15 16 17 18 適切な案内標識等による自動車交通や散策 の円滑な誘導、観光案内所の充実、関係民間 団体の協力による観光拠点周遊バスの運行、 格安レンタカー・エリアタクシーの設定、共 通乗車券及び共通入場(湯)券の開発など、 観光インフラの整備を通じ、観光客の快適な 移動と滞在を実現します。 ■「おかやま物語の道」事業 道路整備や駐車場が不十分であるために十 分な誘客が図られていない観光スポットにつ いて、周辺の道路や駐車場の整備を実施し、 観光スポットとしての魅力を高めることにより、 物語性のある観光ルートを構築します。 ●「おかやま物語の道」 H16∼18 5カ所 協働に向け 期待される 主な役割 県 民 NPO等 おもてなしの実践、ボランティ アガイド活動への参加など おもてなしの実践、ボランティ アガイド育成の支援など 企業等 市町村 観光客等への良質なサービスの 提供、観光施設等のバリアフリ ー化など おもてなし運動の推進、ボランティア ガイド育成の支援、観光施設等のバリ アフリー化、観光案内の充実など 163 社会の姿 快適生活 シーン 夢づくり プログラム 生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、国内外から多くの ⑧都市と農山漁村の交流促進 都市と農山漁村相互の交流が進み、 人や自然とのふれあいを通じて、 その 良さを認め合い、 人々が手を結び合って、 地域の発展や活性化に努めています。 1 まち・むら交流プログラム 推進方向 グリーンツーリズム(→P194)や小学 生等の交流など、子供たちから大人まで、 まちとむらの相互の良さを認めあい交流す ることにより、地域の発展や活性化を図り ます。 重点施策・ 事業の概要 ■中山間地域ふれあい交流促進事業 快 適 生 活 指 標 農山漁村交流施設の 利用者数 都市と農村の人との交流 が活発に行われている度 合いを示します。 目標 現況 116万人/年 140万人/年 132(改訂前目標) 実施時期 美しい景観、文化伝承など中山間地域の様々な資源の保全を図りつつ、新 たな利活用を図るため、農山村の地域住民と他の地域や都市のグループなど との交流や連携を支援します。 164 14 15 16 17 18 人が集う社会 HEART ACTIVE OKAYAMA 2002-2006 ■「田んぼの学校」支援・推進事業 実施時期 14 15 16 17 18 田んぼ、水路、ため池、里山など農村を遊びと 学びの場として活用し、小学生やその保護者の農 作業や農地・農業用施設への理解を深め、農業・ 農村が有する多面的な機能の学習を通じて、食料 と農村環境に対する豊かな感性と見識を持つ子供 たちを育てます。 ● 「田んぼの学校」の運営支援、指導者の養成 ■「夏のふるさと」創生事業 豊かな自然の下での生活経験がない小中学生を、夏休み期間の1週間程度 県内の中山間地域にホームステイ形式で迎え、人々との出会いや、農山村体 験を通じて、都市と農村の交流を促進します。 ■自然を生かした都市と農村交流促進事業 農村の水路やため池を人々が憩いやすらげる場として整備し、その活用に より都市と農村の人々の交流を促進し、 地域の活性化を図ります。 ●親水護岸などの景観保全施設や野生生物が 生息可能な環境(ビオトープ) (→P197) の形成 協働に向け 期待される 主な役割 県 民 NPO等 農山漁村での交流イベントや体 験活動、自然保護活動への参加 など イベント等交流機会の提供、自 然保護活動や交流活動のリード など 企業等 市町村 農山漁村体験施設等の整備、多 様な体験メニューの提供など 地域の魅力づくりの推進、農山 漁村体験施設等の整備、交流機 会の提供や交流活動の支援など 165 社会の姿 快適生活 シーン 夢づくり プログラム 生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、国内外から多くの ⑨交流を支える基盤づくり 人と人とがグローバルに交流・移動 できる環境が整っており、 広域的に盛ん に行き来するとともに、 優れた情報基盤 のもと、 多くの情報が岡山を拠点に行き 交っています。 1 情報ネットワークプログラム 推進方向 ITの活用により時間、距離に制約され ない交流を促進するとともに、21世紀の 地域の発展に不可欠な基盤としての情報ネ ットワークの整備を推進します。 快 適 生 活 指 標 高速インターネット カバー率 快適なインターネット環境 が整備されている状況を 表します。 現況 重点施策・ 事業の概要 ■高速インターネット環境の全県的形成 52% 実施時期 CATV(ケーブルテレビ) (→P195)の普及促進に加え、民間事業者 のみでの事業展開が見込めない条件不利地域におけるDSL(→P196)や 無線LAN(→P198)の導入など、地域特性に応じた手法によるラストワ ンマイル(→P198)の整備を支援し、 全国初の全県地域的な高速インターネッ ト環境の創出を目指します。 目標 100% 14 15 16 17 18 高速インターネット環境の創出 新たな技術の 活用等による高速化 166 人が集う社会 HEART ACTIVE OKAYAMA 2002-2006 ■岡山情報ハイウェイへの全市町村接続促進 実施時期 岡山情報ハイウェイと市町村を結ぶ光ファイ バ(→P197)の整備により、基幹的な県内高 速ネットワーク網を確立するとともに、各地域 内の学校、公民館など公共施設の接続を促進し、 県内全域を覆う地域情報網の形成を推進します。 14 15 16 17 18 県内全市町村接続完了 ■ケーブルテレビエリア網の拡大 各家庭までの高速回線整備の柱としてだけ でなく、ブロードバンド(→P198)時代に おける地域映像・情報を提供するケーブルテ レビ網の整備を促進します。また、平成17 年度開催の岡山国体においてCATVのネット ワークを活用した中継に取り組みます。 国体中継 ■岡山情報ハイウェイの中四国各県との接続推進 中四国の情報交流の基盤となる広域的なネットワーク網の整備を推進する とともに、中四国の情報ハブとして岡山情報ハイウェイのIX(→P193) 機能の強化を図るなど、情報通信拠点岡山の確立に取り組みます。 調査研究 協働に向け 期待される 主な役割 県 民 NPO等 インターネットの積極的な利用など インターネットの積極的な利用など 企業等 市町村 高速回線の積極的な利活用、インター ネットを活用した事業展開・サービス の提供、高速回線サービスの展開など 公共的施設までの光ファイバ網等 の整備・管理、CATV等のラスト ワンマイルの整備促進など 167 社会の姿 夢づくり プログラム 生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、国内外から多くの 2 地域交通ネットワークプログラム 推進方向 文化やスポーツ、観光など、地域相互の 交流や連携を促進する基盤を確立するため、 交通環境等の整備を推進します。 快 適 生 活 指 標 2車線以上の 県道の割合 地 域 相 互 の 交 流 、連 携が盛んに行う環境 が整っている状況を 表します。 現況 重点施策・ 事業の概要 ■夢づくり道路プランの推進 51% 実施時期 中期的な道路整備の方針を明らかにし、①広域交通 網の整備、②物流拠点の充実と強化、③都市部の渋滞 対策、④中山間地域等の活性化、⑤安全で災害に強い 道路の整備、⑥市町村合併支援、⑦国体関連道路の整 備の「夢づくり県政を支える7つの重点課題」など、 快適で豊かさを実感できる道路整備を推進します。 ■高速道路・地域高規格道路の整備(再掲) ネットワーク型県土の形成に向けて、高速道路の一層の充実を図るとともに、 広域交流拠点へのアクセス向上や県北・県南の連携強化などを目的とした地 域高規格道路の整備を進めます。 ●高速道路 (中国横断自動車道岡山米子線の全線4車線化、同姫路鳥取線) ●地域高規格道路 (美作岡山道路、倉敷福山道路、空港津山道路、岡山環状道路等) ■日常生活を支え地域を活性化する道路整備 日常のくらしを支える道路の整備、県北部における冬期交通の確保、公共 交通機関の利用促進や安全な通行確保、都市と農村の交流促進、中心市街地 活性化の支援等、県内各地域の個別課題ヘの対応や、地域づくりを支援する ための道路整備を着実に進めます。 168 目標 57% 14 15 16 17 18 計画策定 道路等の整備 人が集う社会 HEART ACTIVE OKAYAMA 2002-2006 ●高速道路アクセス 西大寺山陽線、上福原佐用線 ●岡山空港へのアクセス 国道429号 ●地域間の連携強化 倉敷玉野線(船倉曽原線)、新見勝山線 ●都市間の連携強化 岡山牛窓線(平井神崎線)、川入 井線 ●環状機能の強化 国道180号岡山西バイパス、東岡山御津線 ●市町村の連携強化 ブルーライン出入口の増設・改良、国道313号 ●交流ふれあいトンネル 野土路トンネル(北房川上線) ●国体関連道路の整備 国道53号岡山市内 (岡大入口交差点∼津島京町交差点) など 実施時期 14 15 16 17 18 ■中山間地域交通難所緊急対策事業 中山間地域などにおいて、医療や福祉、教育、文化施設と集落を結ぶ日常 生活に密着した区間を対象に、地域の理解を得ながら道路の局部改良や待避 所設置など柔軟できめ細かい手法により、計画的かつ集中的な道路整備を推 進します。 山間道路バリアフリー化 プランの推進 ●交通難所が解消される区間の延長 目標 100km ●日常生活に密着したニーズに対応する道路整備 H14∼18 44路線着手 福本和気線、大野部哲多線、大佐日野線、坪井下栃原線、福谷小才線など ■公共交通の利用促進等 県民の日常生活の足となっている鉄道、バス路線等の 公共交通の利用促進を図るとともに、運営等への支援を 行い、安定的・継続的な運行を確保するなど公共交通の 充実に努めます。 協働に向け 期待される 主な役割 県 民 道路等の整備計画への提案・参加、 整備・管理への協力、公共交通 機関の積極的な利用など 企業等 道路等の整備計画への協力、従 業員の公共交通機関の利用促進 など NPO等 道路等の整備計画への提案・参加、 整備・管理への協力、公共交通 機関の積極的な利用など 市町村 道路等の整備計画の策定、住民の合意形成、 道路等の効率的・効果的な整備、公共交通 機関の利用の普及啓発など 169