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2007年2月1日号
相馬市図書館報 No.61(平成19年2月1日発行) 【図書館利用のご案内】 開館時間 午前 10 時∼午後7時 (土・日・祝日は午後5時まで) 休 館 日 年末年始(12/31∼1/3) 毎月月末(館内整理のため) 特別整理期間(1月中の半月) 平成18年中、1年間で延べ406件3,838 冊の寄贈がありました。お名前の分っている方の ありがとうございました 氏名と寄贈図書名をお知らせします。 (敬称略/市内在住者のみ掲載) 寄贈者氏名 図 書 名 寄贈者氏名 青田 チヨ 『学習百科大事典・1』他 58 冊 西畑 青田 正広 『空からの写真集 相馬』他 12 冊 仁田 陽子 『まほうつかいのじてんしゃ』他 3 冊 青田 『句集』 野田 静江 『漢字の泉』他 13 冊 赤石沢正博 『戦線布告・上』他 6 冊 伏見 秀代 『愛、深き淵より』他 33 冊 阿部 市郎 『風たちぬ』他 35 冊 船橋 信之 『コーディネートの本』 阿部 勝善 『世界文学全集・1』他 49 冊 船橋 隆一 『スイスの文化と芸術』他 29 冊 荒 恭一郎 『包丁ざむらい』他 314 冊 星 恵理子 『全訳古語辞典』他 74 冊 荒川 『ひまわり時計の殺人』他 8 冊 前田アサエ 『本を読む女』他 4 冊 池田 健徳 『漆黒の霧の中で』他 21 冊 武者美喜子 『広島の姉妹』他 30 冊 池田 順彦 『ロジカル・プレゼンテーション』他 28 冊 村松 藤花 『月夜蟹 第 9 集』他 1 冊 石母田巧子 『愛という名のもとに』他 16 冊 山本 光夫 『裕さん、抱きしめたい』他 39 冊 一條 テイ 『映像の世紀(ビデオ) 』他 34 件 横道 『二宮金次郎』他 46 冊 伊東 正明 『昭和の日本史・1』他 92 冊 吉田 光雄 『学芸百科事典・1』他 17 冊 遠藤 隆雄 『琥珀の道殺人事件』他 483 冊 渡辺 知子 『東北道路地図』 遠藤 友子 『学校一のいたずらっこエリザベス』他 117 冊 渡辺 『天河伝説殺人事件』他 41 冊 大迫 徳行 『七千石のあゆみ』 他1冊 延原 了英 『いのちの処方箋』 岡崎 孝蔵 『スクリーンの向こう側』他 1 冊 館野タキエ 『告知せず』他 5 冊 梶内利江子 『ピタゴラスの階段』他 1 冊 佐藤 好久 『警視庁史・明治編』他 13 冊 金澤佐智子 『読みきかせ日本昔ばなし・1』他 14 冊 佐藤 淳一 『あなたは輝く』 鎌田 恵子 『遺言のつもりで』他 1 冊 伏見 『雪わたり』他 17 冊 菅野 仲子 『私は金正日の踊り子だった・上』他 1 冊 目黒千恵子 『魔術師(イリュージョニスト)』他 28 冊 高力 永生 『ワイドカラー日本・1』他 81 冊 岩本 由輝 『東北学院大学東北文化研究所紀要第38 号別刷』 後藤 正子 『忘れぬ絆』他 18 冊 国分 勝雄 『はじめてのえんそうかい』他 35 冊 団体からの寄贈は、大野幼小PTA、光善寺みちのく 斎藤 正志 『司法書士試験「超」攻略法』他 17 冊 念仏刊行会、桜丘小学校、相馬郷土研究会、相馬建設 佐伯 『落語百選・秋』他 381 冊 労働組合、相馬短歌会、相馬地区食品衛生組合、相馬 佐久間清登 『日本詩歌集・古典編』他 227 冊 の食と水を守る会、相馬高校、国際ロータリー第2530 佐藤 『ふくしま戦争と人間・1』他 7 冊 地区ガバナー事務所、ギャラリー好、国際ソロプチミスト 高田美津子 『真夏の旗』他 11 冊 相馬、そうま音楽夢工房でした。市外からも22名45冊 田代 俊樹 『レモンの墓』 の寄贈がありました。ありがとうございました。 丹治 益雄 『贄文島・上』他 46 冊 操 淳 昭 繁 計 図 書 名 忠 峰 和 『天国からはじまる物語』他 4 冊 相馬市・相馬地方・相馬中村藩・相馬民謡・ 相馬野馬追い・相馬港・相馬出身者・松川浦・ 御仕法・・・相馬が出てくれば何でもOK! 読んでいる本の中に 図書館では 相馬 相馬 に関する記述が出てくると、何だか嬉しい気持ちになってきます。 が出てくる本を探しています。内容は問いません。情報提供をお待ちしています。 現在本館で所蔵している本の中から、相馬が出てくる本をいくつか紹介しましょう。 作 品 『 本を読む女 』 (林真理子著/新潮社) 内 容 著者の実母をモデルに、主人公が山梨・東京・相馬 でハツラツと生きていく姿を、NHKでもドラマ化した作品 です。相馬の女子青年学校の教師として生活をしていた数年 間の様子が登場します。 一部ご紹介 「十日ぶりの相馬は美しかった。今年は雪が多 いということだが、白い景色に囲まれる海は、秋に眺める時 よりもさらに青が目にしみるようだ。 」 (P.116/12 行目∼) 作 品 『 海からの夜あけ 』 作 品 『 虹のたつ峰をこえて 』 (新開ゆり子著/アリス館) 内 容 今から 200 年前、北陸の農民はなぜ命懸け (新開ゆり子著/アリス館) 内 容 藩の掟を破って、越中五箇山から新天地相馬 で相馬を目指したのか? 天明・天保飢饉の疲弊から を目指した主人公の少年・三郎は、相馬の地でどのよ 相馬中村藩を救った真宗移民は、越中からやって来 うに生きていったのか。真宗移民と御仕法の史実を背 た1人の少年僧からはなしが始まります。 景にした物語です。 一部ご紹介 「馬場野から半里ばかりの川下は、岩 一部ご紹介 「このお話を聞き、わしは思った。御仕 の子という浜になっていて、風景もいいところなん 法と言われても、わしらはお上に従うだけやがの、こ じゃが、この冬枯れの季節じゃというに、なぎさの の地に移民が一万人も来たなら、相馬の気風もだんだ 岩が青く、もえ出ているのじゃ。 」 (P.98/1 行目∼) んと、変わってくるとの。 」 (P.178/15 行目∼) 作 品 『 志賀直哉全集 第九巻「祖父」 』 (志賀直哉著/岩波書店) 内 容 明治の文豪・志賀直哉が、相馬中村藩士であり二宮尊徳 「相 の弟子でもあった祖父・志賀直道について語った随筆です。 この他にも 相馬 が登場する本が多 数ありますので、一部ご紹介します。 『相馬野馬追い殺人事件(皆川博子)』、『翳 「祖父は無口な性で、憶ひ出ばなしといふやうな事 かげり(鷹山たか子)』、『失蝶記、天地清大(山本 は殆どしなかつた。それ故、私は二宮先生の話は何も知らず、武 周五郎)』、『吉田亀太郎追憶記・東北伝道開拓 者小路実篤の書いた「二宮尊徳」といふ本で初めて色々、知つた 記(田村忠幸)』、 『代表的日本人(内村鑑三)』、 のである。 ・・・・・・・祖母は尊徳未亡人に漬物の漬け方、味噌 『丹下左膳・一∼四(林不忘)』、 『アビ猫物語 の作り方等を教へられた。 」 (P.91/15 行目∼) (渡辺幸英・祥子)』、『幻燈辻馬車・下(山田風太郎)』 一部ご紹介 などなど。 編 集 後 記 昨年は相馬市にも大変ゆかりの深い二宮尊徳さんの没後 150 年という節目の年でした。図書館には二宮 尊徳さんや御仕法関係の図書資料を数多く揃えています。この機会に図書館へ足を運んでご覧ください。 編集・発行 相馬市図書館 〒976-0042 相馬市中村字塚ノ町 65-16 TEL:0244-37-2630 E-mail:[email protected] FAX:0244-37-2631