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介護職員初任者研修シラバス 株式会社あかね 授業科目 1 職務の理解 (1)多様なサービスの理解 担当講師 正幡 江美子、 平田 夕香里、 若尾 肇宏 目標 介護職の仕事について具体的なイメージをもって実感し、移行の研修に実践的に 取り組めるようになる。 授業計画 少子高齢化の現状の理解、介護保険サービス(居宅、施設)の種別毎に映像等で 説明、さらに介護保険外サービスを説明 キーワード 介護保険サービス、介護保険外サービス テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト1 授業科目 1 職務の理解 (2)介護職の仕事内容や働く現場の理解 担当講師 正幡 江美子、 平田 夕香里、 若尾 肇宏 目標 研修課程全体(130時間)の研修と各研修項目(10項目)相互の関連性の全体像 をあらかじめイメージできるように、学習内容を体系的に整理し、効率的に学習できる 素地の形成を促す。 授業計画 高齢社会における介護の重要性を説明、居宅、施設における仕事内容を 映像等により説明、現場職員の体験談を聞く キーワード 居宅介護、訪問介護、施設介護 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト1 授業科目 2 介護における尊厳の保持・自立支援 (1)人権と尊厳を支える介護 担当講師 正幡 江美子、 平田 夕香里、 若尾 肇宏、 高濱 健一 目標 介護職が、利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し、介護・福祉 サービスの提供に当たっての基本的視点を理解する。 授業計画 講義及び演習:人権と尊厳について講義、演習、通信課題による添削にて 尊厳について理解を深める キーワード 尊厳、ICF,QOL、ノーマライゼーション テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト1 授業科目 2 介護における尊厳の保持・自立支援 (2)自立に向けた介護 担当講師 正幡 江美子、 平田 夕香里、 若尾 肇宏、 高濱 健一 目標 自立支援、介護予防という介護・福祉サービスを提供するにあたっての基本視点 やってはいけない行動を理解する。 授業計画 自立支援、介護及び介護予防について説明、通信課題により理解を深 める キーワード 自立支援、残存能力、介護予防 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト1 授業科目 3 介護の基本 (1)介護職の役割、専門性と多職種との連携 担当講師 正幡 江美子、 平田 夕香里、 若尾 肇宏、 長村 貴美恵 目標 介護職に求められる専門性に気付き、医療、看護等他職種との連携の 重要性を理解する。 授業計画 介護職の仕事と医療行為との相違、看護等との連携を説明、通信課題によ り理解を深める キーワード 介護、医療、看護、感染症 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト1 授業科目 3 介護の基本 (2)介護職の職業倫理 担当講師 正幡 江美子、 平田 夕香里、 若尾 肇宏、 長村 貴美恵 目標 介護職の専門職としての意義を把握し、職業倫理の重要性を理解する。 授業計画 守秘義務、身だしなみ、金銭の取扱いや、専門職の誇りを持ち研鑽す ることを説明、通信課題により理解を深める。 キーワード プライバシー、守秘義務、節度、自己研鑽 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト1 授業科目 3 介護の基本 (3)介護における安全の確保とリスクマネジメント 担当講師 正幡 江美子、 平田 夕香里、 若尾 肇宏、 長村 貴美恵 目標 介護職が陥りやすいリスクを理解し、安全対策、感染症対策等を学ぶ。 授業計画 感染症予防、事故予防、安全対策等について説明、通信課題により理解を 深める。 キーワード ヒヤリハット、介護事故、感染症 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト1 授業科目 3 介護の基本 (4)介護職の安全 担当講師 正幡 江美子、 平田 夕香里、 若尾 肇宏、 長村 貴美恵 目標 介護職における心身の健康管理等安全の重要性を理解する。 授業計画 介護職の心身の健康管理、手洗い、腰痛対策等を説明、通信課題にて理 解を深める。 キーワード ストレス、腰痛、手洗い テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト1 授業科目 4 介護・福祉サービスの理解と医療との連携 (1)介護保険制度 担当講師 森本 真知子、 池添 明美、 正幡 江美子、 平田 夕香里 目標 介護職職務の根幹をなす介護保険制度について理解し 利用者の生活支援のための位置付け、実際への適用を理解する。 授業計画 介護保険制度創設の背景、仕組み、財源、給付方法等を説明、通信課 題にて理解を深める キーワード 介護保険、地域包括支援センター、財政負担、介護給付 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト1 授業科目 4 介護・福祉サービスの理解と医療との連携 (2)障害者総合支援制度及びその他の制度 担当講師 森本 真知子、 池添 明美、 正幡 江美子、 平田 夕香里 目標 障害の理念を理解し、ICF,自立支援の仕組みについて、基礎的理解を 十分に行う。 授業計画 障害者自立支援法等障害者福祉制度、ICF、愛の手帳等を説明、通 信課題により理解を深める。 キーワード 障害者支援、ICF、愛の手帳 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト1 授業科目 4 介護・福祉サービスの理解と医療との連携 (3)医療との連携とリハビリテーション 担当講師 安藤 智博、 竹森 幸子 目標 医療行為と介護との関連を把握し、看護と介護の役割と連携、 リハビリテテーションの理念を理解する。 授業計画 医行為と介護との関係、医療との連携を説明、リハビリテーションに おけるADL改善等を説明、通信課題により理解を深める。 キーワード 医療行為、看護、ADL,リハビリテーション テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト1 授業科目 5 介護におけるコミュニケーション技術 (1)介護におけるコミュニケーション 担当講師 正幡 江美子、 平田 夕香里、 若尾 肇宏、 高濱 健一 目標 高齢者、障害者ノコミュニケーション能力の実態を理解し、実状に即した コミュニケーション能力の基礎を作る。 授業計画 高齢者、障害者(児)とのコミュニケーションにおける留意点を説明、演習に おいて非言語的コミュニケーションを体験、通信課題にて理解を深める。 キーワード 非言語コミュニケーション、共感、傾聴、家族の意向、キーパーソン テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト2 授業科目 5 介護におけるコミュニケーション技術 (2)介護におけるチームのコミュニケーション 担当講師 正幡 江美子、 平田 夕香里、 若尾 肇宏、 高濱 健一 目標 引継ぎ等における記録による情報の共有化の必要性を理解し、報告技術、 ヒヤリハット報告の実際を習得する。 授業計画 介護における記録の重要性、記録・報告、引継ぎ、情報の共有化につ いて説明、通信課題にて理解を深める。 キーワード 情報の共有化、引継ぎ簿、ほうれんそう、ケアカンファレンス テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト2 授業科目 6 老化の理解 (1)老化に伴うこころとからだの変化と日常 担当講師 正幡 江美子、 平田 夕香里、 若尾 肇宏、 高濱 健一 目標 加齢、老化に伴う生理的変化・特徴を社会面、身体面、精神面等から理解し、 介護の場面における応用動作を学ぶ。 授業計画 加齢による心身の変化、日常生活への影響を説明、職場経験者による高齢 者の実態についての話を聞き、通信課題にて理解を深める。 キーワード 老化、臓器萎縮、ストレス、疎外感 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト2 授業科目 6 老化の理解 (2)高齢者と健康 清宮 美香、竹森 幸子 担当講師 目標 高齢者の疾病について知り、身体的・精神的機能低下を理解して、日常生活上の 様々な留意点を理解する。 授業計画 高齢者に多い病気と病状の出方等を説明、姿勢を変えること等への注意事 項について学習、通信課題にて理解を深める。 キーワード 老年症候群、ADL、QOL、 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト2 授業科目 7 認知症の理解 (1)認知症を取り巻く状況 担当講師 正幡 江美子、 平田 夕香里、 若尾 肇宏、 高濱 健一 目標 認知症ケアの理念を理解する。 授業計画 認知症患者の統計的現状、認知症向け介護施設の状況等を説明、通信課 題にて理解を深める。 キーワード 利用者中心、見当識、共感、受容 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト2 授業科目 7 認知症の理解 (2)医学的側面から見た認知症の基礎と健康管理 担当講師 清宮 美香、竹森 幸子 目標 認知症の原因疾患、病態を理解し、介護での対応方法を理解する。 授業計画 認知症の概念、認知症の原因となる病気の種類、特徴、認知症ケアの注意 点等を通信課題にて理解を深める。 キーワード 脳血管性型、アルツハイマー型、ピック病、レビー小体 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト2 授業科目 7 認知症の理解 (3)認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活 担当講師 正幡 江美子、 平田 夕香里、 若尾 肇宏、 高濱 健一 目標 認知症の人の生活障害、心理、行動の特徴を理解し、認知症を持つ 利用者への介護の対応方法を習得する。 授業計画 認知症ケアの現場経験者から様々な話を聞き、事例をあげて対処方法等を 討議する。 キーワード 失禁、徘徊、共感、受容、生活歴 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト2 授業科目 7 認知症の理解 (4)家族への支援 担当講師 正幡 江美子、 平田 夕香里、 若尾 肇宏、 高濱 健一 目標 認知症利用者を家族として受容して行く過程での援助と介護負担の 軽減のための対処方法を理解する。 授業計画 認知症を発症した場合の受容過程における家族への支援、家族の心理、 介護負担軽減策等について説明、通信課題にて理解を進める キーワード 受容、残存能力、コミュニケーション テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト2 授業科目 8 障害の理解 (1)障害の基礎的理解 担当講師 清宮 美香、竹森 幸子 目標 障害の概念を理解し、ノーマライゼーション、ICFについて説明できるようにし、 障害者福祉について理解する。 授業計画 障害の概念,ICFの分類・医学的分類およびノーマライゼーションの考えを 通信課題にて理解する。 キーワード ノーマライゼーション、ICF テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト2 授業科目 8 障害の理解 (2)障害の医学的側面、生活障害、心理・行動の特徴、かかわり支援等の基礎的知識 担当講師 清宮 美香、竹森 幸子 目標 身体障害、知的障害、精神障害の医学的側面を理解する。 授業計画 身体障害、精神障害、知的障害医学的側面、行動の特徴等について通信 課題にて理解を深める キーワード 視覚障害、聴覚障害、肢体障害、知的障害、精神障害 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト2 授業科目 8 障害の理解 (3)家族の心理、かかわり支援の理解 担当講師 正幡 江美子、 平田 夕香里、 若尾 肇宏、 高濱 健一 目標 障害を理解し、家族が受容して行く過程の支援方法等について、実際例等から 学び習得する。 授業計画 認知症を発症した場合の受容過程における家族への支援、家族の心理、 介護負担軽減策等について実際の例を紹介し理解を進める キーワード もの忘れ、徘徊、受容、残存機能 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト2 授業科目 9 こころとからだのしくみと生活支援技術 ア 基本知識の学習 (1)介護の基本的な考え方 正幡 江美子、 平田 夕香里、 若尾 肇宏、 高濱 健一、 鷹見 直人 担当講師 目標 ICFの視点に基づく介護を理解し、普遍的な技法を習得する基礎を固める 授業計画 介護サービスの目的、法律上の考え方について説明、ICFの視点の理解を 進める。課題により理解を進める キーワード ICF、福祉六法 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト3 授業科目 9 こころとからだのしくみと生活支援技術 ア 基本知識の学習 (2)介護に関するこころのしくみの基礎的理解 正幡江美子、平田夕香里、若尾肇宏、高濱健一、鷹見直人、斉藤のぞみ、石田弘子 担当講師 目標 老化や障害による行動の特徴を把握し、介護を基礎的に理解する。 授業計画 老化・障害における感情・意欲、記憶・感情と加齢との関係、マズロー説を 説明、生きがい・生きる意欲について討議、課題も併用 キーワード マズローの欲求段階説、自己実現、 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト3 授業科目 9 こころとからだのしくみと生活支援技術 ア 基本知識の学習 (3)介護に関するからだのしくみの基礎的理解 担当講師 正幡江美子、平田夕香里、若尾肇宏、高濱健一、鷹見直人、斉藤のぞみ、石田弘子 目標 骨格、筋肉等の基礎的理解、神経系の理解等を進め、こころとからだを 一体的に捉え、介護する基礎を作る。 授業計画 人体構造機能について説明、加齢による機能変化について、討議、理解を 深める。通信課題により理解を増進 キーワード ボディメカニクス、骨格、関節、 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト3 授業科目 9 こころとからだのしくみと生活支援技術 イ 生活支援技術の講義・演習 (4)生活と家事 正幡江美子、平田夕香里、若尾肇宏、高濱健一、鷹見直人、斉藤のぞみ、石田弘子 担当講師 目標 家事と生活を理解し、家事援助の基礎的知識を習得し、生活歴を重視した支援 技術を習得する。 授業計画 調理、清掃、買い物等の家事援助について、具体例を挙げながら討議、通 信課題により理解を深める。 キーワード 生活歴、生活習慣、 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト3 授業科目 9 こころとからだのしくみと生活支援技術 イ 生活支援技術の講義・演習 (5)快適な居住環境整備と介護 正幡江美子、平田夕香里、若尾肇宏、高濱健一、鷹見直人、斉藤のぞみ、石田弘子 担当講師 目標 高齢者・障害者に特有の居住環境整備に関する基礎知識を理解し、居住環境整備と 福祉用具に関する留意点、支援方法を習得する。 授業計画 居住環境整備、バリアーフリーの考え方、住宅改修制度等について説明、 通信課題をも用いる。 キーワード バリアーフリー、住宅改修、福祉用具貸与、特定福祉用具販売 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト3 授業科目 9 こころとからだのしくみと生活支援技術 イ 生活支援技術の講義・演習 (6)整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 正幡江美子、平田夕香里、若尾肇宏、高濱健一、鷹見直人、斉藤のぞみ、石田弘子 担当講師 目標 整容に関する基礎知識を理解し、衣服着脱等整容に関する支援技術を習得する。 授業計画 衣服の着脱、整髪,口腔ケア等について説明の上、実技の演習を行う。通 信課題をも用いる。 キーワード 脱健着患、整髪、口腔ケア テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト3 授業科目 9 こころとからだのしくみと生活支援技術 イ 生活支援技術の講義・演習 (7)移動・移乗に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 正幡江美子、平田夕香里、若尾肇宏、高濱健一、鷹見直人、斉藤のぞみ、石田弘子 担当講師 目標 移動・移乗に関する基礎知識を理解し、介護者・利用者にとって負担の少ない 支援方法を習得する。 授業計画 ベッド、車いす等福祉用具を用いて、移動・移乗の実技指導をし、演習を行 う。通信課題をも用いる。 キーワード ボディメカニクス、車いす、歩行器、杖、 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト3 授業科目 9 こころとからだのしくみと生活支援技術 イ 生活支援技術の講義・演習 (8)食事に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 正幡江美子、平田夕香里、若尾肇宏、高濱健一、鷹見直人、斉藤のぞみ、石田弘子 担当講師 目標 食事に関する基礎知識を理解し、嚥下しやすい体位の保持、楽しい食事への 介助等、実際に即した支援方法を習得する。 授業計画 食事介助の留意点を説明し、自助具をも用いて、実際に食事介助を模して 実技指導、演習をする。通信課題をも用いる。 キーワード 咀嚼、嚥下、自助具、口腔ケア テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト3 授業科目 9 こころとからだのしくみと生活支援技術 イ 生活支援技術の講義・演習 (9)入浴、生活保持に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 正幡江美子、平田夕香里、若尾肇宏、高濱健一、鷹見直人、斉藤のぞみ、石田弘子 担当講師 目標 入浴、清潔保持に関する基礎知識を理解し、入浴方法、入浴用具・整容用具 の使用等実際に即した支援方法を習得する。 授業計画 入浴用具、整容用具、入浴手順を説明し、用具を用いて、実技指導演習を 行う。通信課題をも用いる。 キーワード ケリーパッド、シャワーチェアー、清拭、清浄、 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト3 授業科目 9 こころとからだのしくみと生活支援技術 イ 生活支援技術の講義・演習 (10)排泄に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 正幡江美子、平田夕香里、若尾肇宏、高濱健一、鷹見直人、斉藤のぞみ、石田弘子 担当講師 目標 排泄に関するこころとからだの仕組みを理解し、各種排泄用具の使用方法、 プライバシーへの配慮等排泄支援方法を習得する。 授業計画 排泄介助の基本を学び、差込便器、ポータブルトイレ等を用いて、演習を 行う。通信課題をも用いる。 キーワード ポータブルトイレ、差込便器、排泄心理、羞恥心 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト3 授業科目 9 こころとからだのしくみと生活支援技術 イ 生活支援技術の講義・演習 (11)睡眠に関したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 正幡江美子、平田夕香里、若尾肇宏、高濱健一、鷹見直人、斉藤のぞみ、石田弘子 担当講師 目標 睡眠に関する基礎知識を理解し、睡眠環境の整備、睡眠阻害要因の排除等 睡眠に関する支援方法を習得する。 授業計画 利用者のモデルを想定し、安眠の工夫、環境の整え方を考える。通信課題 をも用いる。 キーワード 睡眠姿勢、褥瘡 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト3 授業科目 9 こころとからだのしくみと生活支援技術 イ 生活支援技術の講義・演習 (12)死にゆく人に関したこころとからだのしくみと終末期介護 正幡江美子、平田夕香里、若尾肇宏、高濱健一、鷹見直人、斉藤のぞみ、石田弘子 担当講師 目標 終末期におけるこころとからだの仕組みを理解し、終末期介護における 支援方法を習得する。 授業計画 死に面した人の生・尊厳について考え、ターミナルケアについて治療と介護 の関係を学ぶ。通信課題をも用いる。 キーワード ターミナルケア、自然死、胃ろう テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト3 授業科目 9 こころとからだのしくみと生活支援技術 ウ 生活支援技術演習 (13)介護課程の基礎的理解 正幡江美子、平田夕香里、若尾肇宏、高濱健一、鷹見直人、斉藤のぞみ、石田弘子 担当講師 目標 介護過程に関する基本的な事項を理解し、家族、地域との関連、チームと しての対応等を学ぶ。 授業計画 事例検討を行い、情報整理アセスメント、介護計画の立案、実施、評価、修 正の流れを理解する。 キーワード アセスメント、ケアマネジメント、チームアプローチ テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト3 授業科目 9 こころとからだのしくみと生活支援技術 ウ 生活支援技術演習 (14)総合生活支援技術演習 正幡江美子、平田夕香里、若尾肇宏、高濱健一、鷹見直人、斉藤のぞみ、石田弘子 担当講師 目標 実際例に即して、実践的介護が可能となるよう場面を想定して、総合的に 支援技術を習得する。 授業計画 介護度や認知症、麻痺の程度が異なる事例を挙げ、生活支援を提供する 視点、アセスメント、自立に向けた介護過程の進め方を考える。 キーワード 要介護度、自立支援、 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト3 授業科目 10 振り返り (1)振り返り 担当講師 正幡江美子、平田夕香里、若尾肇宏、高濱健一、鷹見直人、斉藤のぞみ、石田弘子 目標 研修全体を振り返り、研修を通じて学んだことについて再認識する。 授業計画 研修や実習で学んだことを振り返り、介護の重要性、根拠に基づく介護についての要点をまとめる。口頭 による質問を行い評価する。 キーワード 介護、支援、理念、支援技術 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト1、2、3 授業科目 10 振り返り (2)就業への備えと研修修了後における継続的な研修の必要性を体得する。 担当講師 正幡江美子、平田夕香里、若尾肇宏、高濱健一、鷹見直人、斉藤のぞみ、石田弘子 目標 就業後も継続して学習・研鑽する姿勢の形成、学習課題の認識を図る。 授業計画 継続的な研鑽の必要性、介護現場における注意点を事例を挙げて説明し、就業に対する心構えを形成 する。 キーワード 就職、就業、継続研鑽 テキスト 日本医療企画 介護職員初任者研修課程テキスト1、2、3 初任者研修科目別担当教官名 担当科目 (項目・科目番号、科目名) 1(1)多様なサービスの理解 講師名 正幡 江美子 平田 夕香里 高濱 健一 榊 真治 若尾 肇宏 1(2)介護職の仕事内容や働く現場の理解 正幡 江美子 平田 夕香里 高濱 健一 榊 真治 若尾 肇宏 2(1)人権と尊厳を支える介護 正幡 江美子 平田 夕香里 高濱 健一 榊 真治 若尾 肇宏 2(2)自立に向けた介護 正幡 江美子 平田 夕香里 高濱 健一 榊 真治 若尾 肇宏 科目別特徴 科目名 特徴等 1(1)多様なサービスの 視覚教材の活用、介護保険におけるサービス 理解 介護保険外のサービスの開設 1(2)介護職の仕事内容や 在宅・施設の多様な現場における仕事内容 働く現場の理解 視覚教材の活用、現場職員の体験談 2(1)人権と尊厳を支える具体的な事例を提示し、個人としての尊重、アドボカシー、エンパワメント 介護 の視点を理解する。虐待についても同様にして考える。 2(2)自立に向けた介護 討議の手法を用いて、ノーマライゼーション、QOL,残存能力の活用について 理解を深める。 3(1)介護職の役割、 可能な限り、具体例を示し、介護職に求められる専門性に対する理解を促す。 専門性と多職種との連携職場体験者の実例により、介護支援専門員、看護師等との連携を理解する。 3(2)介護職の職業倫理 現場管理者等の体験に基づく事例紹介を交え、専門職としての倫理の意義 社会的責任の理解を促す。 3(3)介護における安全の現場体験者の事例を基に事例検討を行い、安全確保について理解する。 確保とリスクマネジメント ヒヤリハットの実際事例を参考にする。 3(4)介護職の安全 現場経験者の体験に基づくストレスマネジメント、腰痛対策、感染症予防 対策について理解を促す。 4(1)介護保険制度 講義主体、介護保険制度について徹底的に説明、創設の理念、要介護度認定、 介護予防、介護給付、財源等制度の根幹、制度の役割の理解を促す。 4(2)障害者総合支援 講義主体、障害者権利条約、障害者基本法、障害者自立支援法を通して 制度及びその他制度 障害者総合支援制度の理解を促す。その他生活保護法にも及ぶ。 4(3)医療との連携と 現職ケアマネージャーによる実地経験により、ケアカンファレンスの紹介等を リハビリテーション 通じて、医療との連携、リハビリテーションとの関係を学ぶ。 5(1)介護における 現場体験者の実例を通して、利用者の心理や利用者を傷つけるコミュニケーション コミュニケーション への気付きを引き出し、討議の手法を用いて、その理由を考える。 5(2)介護における 介護のポイントはチームケアであり、現場体験者の実例を通じて、情報の共有化 チームのコミュニケーション 報告・連絡・相談を的確に行うこと、ケアカンファレンスの持ち方を習得する。 6(1)老化におけるこころ 介護職員は高齢者の日常に直接かかわるので、身体的変化や多い疾病に とからだの変化と日常 ついて受講者の考えを述べ、それを通して、支援を考えてゆく。 6(2)高齢者と健康 現場体験者の提示する事例に基づき、事例検討も加えて、高齢者の健康、 支援のあり方を理解する。 7(1)認知症を取り巻く 認知症について学ぶことは介護職員にとって極めて重要なことを認識して 状況 もらうような組み立てを行い理解を促す。 7(2)医学的側面から 認知症の発症原因となる疾患、、その態様等、特定疾病の対象となる若年性 見た認知症の基礎と 認知症と老年期認知症との差異、健康管理等について、通信課題を用いて 健康管理 理解を促す。 7(3)認知症に伴う 認知症の症状は、中核症状と周辺症状に分けられることを先ず説明し、それ こころとからだの変化と ぞれの視点を理解する。虐待についても同様にして考える。症状に応じた 日常生活 支援方法を学び、現場の実例を定時して、共感の理解を促す。 7(4)家族への支援 家族の介護負担について、気付きを引き出し、現場からの事例を用いて 家族のエンパワーメントについて事例検討を通じて理解する。 8(1)障害の基礎的理解 講義主体、障害の概念、ICFの理念、障害者福祉の基本的考え方を理解する。 ノマライゼーションにとくに重点をおく。 8(2)障害の医学的側面、視覚・聴覚・言語・身体等各種障害の原因、表れ方、特徴、 生活障害、心理・行動の ・行動の態様、支援にける留意点等を通信課題を通じて理解する。 特徴、かかわり支援等 の基礎的知識 8(3)家族の心理、 家族の心理、ストレス、ニーズ等について、説明し、家族への支援 かかわり支援の理解 について、現場の実際例を用いて気付きを引き出す。 9(1)介護の基本的 介護における専門知識の重要性を現場経験者の実例を通じて認識して 考え方 もらう。「求められる介護福祉士像」を基に受講者に各理想像を描いてもらう。 9(2)介護に関するこころ記憶のメカニズム、感情の反応について受講者に説明してもらい、身近な ノしくみの基礎的理解 事例から、加齢による感情の動き等の理解を促す。 9(3)介護に関するからだ加齢による身体的機能の低下等について討議方式により気付きをうながし、 ノしくみの基礎的理解 支援方法の理解を促す。 9(4)生活と家事 9(5)快適な居住環境 整備と介護 実技内容 備品 指導体制 洗濯順序、献立作成・調理の考え方、掃除・ごみ処理、買い物支援 栄養バランスガイド、調理器具、掃除機、メモ(のとり方) 豊富な実務経験を有する講師陣(別紙 講師一覧シラバス等参照) 実技内容 備品 指導体制 バリアーフリー例、手すり等による安全保持、転倒防止例 すべり止めマット、簡易手すり等 豊富な実務経験を有する講師陣(別紙 講師一覧シラバス等参照) 9(6)整容に関連した こころとからだのしくみと 実技内容 身支度の介護、衣服着脱、洗面・整髪、爪切り、口腔ケア 自立に向けた介護 備品 衣服、タオル、整髪具、爪切り、歯ブラシ、歯間ブラシ等 指導体制 豊富な実務経験を有する講師陣(別紙 講師一覧シラバス等参照) 9(7)移動・移乗に関連した こころとからだのしくみと 実技内容 移動介護、ボディメカニクスの利用法、ベッド・車いすの移乗 自立に向けた介護 備品 ベッド、車いす、杖、歩行器 指導体制 豊富な実務経験を有する講師陣(別紙 講師一覧シラバス等参照) 9(8)食事に関連した こころとからだのしくみと 実技内容 食事環境整備、自助具の利用、食事姿勢、咀嚼・嚥下への配慮 自立に向けた介護 備品 食事用自助具、食器、食品成分表 指導体制 豊富な実務経験を有する講師陣(別紙 講師一覧シラバス等参照) 9(9)入浴、生活保持に関連した こころとからだのしくみと 実技内容 入浴介助、声かけ、洗い、浴槽の出入り、足浴、洗髪、清拭 自立に向けた介護 備品 入浴用いす、浴槽、浴槽用手すり、浴槽内いす、すのこ、ケリーパッド 指導体制 豊富な実務経験を有する講師陣(別紙 講師一覧シラバス等参照) 9(10)排泄に関連した こころとからだのしくみと 実技内容 ポータブルトイレの使用、尿器・便器の使用、 自立に向けた介護 備品 ポータブルトイレ、腰掛便座、尿器、便器、おむつ 指導体制 豊富な実務経験を有する講師陣(別紙 講師一覧シラバス等参照) 9(11)睡眠に関した こころとからだのしくみと 実技内容 不眠対処、精神的安定(心理的支援)、睡眠に関する記録、 自立に向けた介護 備品 ベッド、枕、クッション、タオル、ベッド柵、ベッドてすり 指導体制 豊富な実務経験を有する講師陣(別紙 講師一覧シラバス等参照) 9(12)死にゆく人に関した こころとからだのしくみと 実技内容 看取り、自己決定の尊重 終末期介護 備品 指導体制 豊富な実務経験を有する講師陣(別紙 講師一覧シラバス等参照) 9(13)介護過程の 介護プロセスの基本的考え方、展開していく上での視点、根拠・理由に基づく実践 基礎的理解 について、説明、典型的な利用者例を設定して、介護プロセスの展開を受講者に 考えてもらい、発表してもらう。 指導体制 豊富な実務経験を有する講師陣(別紙 講師一覧シラバス等参照) 9(14)総合生活支援 技術演習 実技内容 場面設定による生活支援技術演習 食事介助、ベッド・車いすの移乗、ベッド上での足浴、歩行介助 認知症に対する支援、 備品 ベッド、車いす、ポータブルトイレ、杖、尿器、便器、 指導体制 豊富な実務経験を有する講師陣(別紙 講師一覧シラバス等参照) 10(1)振り返り これまでの学習について網羅的に復習を行う。実技部分についても受講生相互 で確認する。受講生の疑問に可能な限り応える。 10(2)就業への備えと 現場の体験者の体験談を中心に就業の備えを理解する。 研修修了後における 今後のキャリアパスについて、介護福祉士制度の理解を通して 継続的な研修 事故研鑽の必要性への気付きを引き出す。 科目別通信・事前・事後学習とする内容及び時間 1(1)多様なサービスの理解 通信 なし 事前学習 介護とはどのようなものか。介護保険制度・サービスのあらまし 事後学習 介護福祉士制度、キャリアパス 1(2)介護職の仕事内容や働く現場の理解 通信 なし 事前学習 介護とはどのようなものか。介護保険制度・サービスのあらまし 事後学習 職務を通じた研修(OJT)、職務を離れての研修(OFFJT)の理解・実施 2(1)人権と尊厳を支える介護 通信 5時間、尊厳保持のためホームヘルパーの行うべきこと、信頼関係の構築、 介護時のホームヘルパーの態度、ノーマライゼイション、QOL 事前学習 個人の尊厳、人権擁護、 事後学習 ノーマライゼーションへの理解を深める、共生の理解、虐待の状況理解、個人情報 2(2)自立に向けた介護 通信 2.5時間、残存能力の活用、ICF(国際生活機能分類)の考え方、自立支援 事前学習 ICFとは何か。介護とICF 事後学習 残存能力、自立支援への理解深化、介護予防 3(1)介護職の役割、専門性と多職種との連携 通信 1時間、わが国における介護の現状、介護と家族、利用者主体ということ 事前学習 訪問介護、施設介護 事後学習 チームケアの理解の深化、専門職としての自覚 3(2)介護職の職業倫理 通信 1時間、プライバシー、守秘義務、身だしなみ、介護職の基本的態度 事前学習 介護職の責任・役割 事後学習 法令遵守、利用者本位 3(3)介護における安全の確保とリスクマネジメント 通信 0.5時間、感染予防、介護者の安全確保 事前学習 介護における安全 事後学習 事故予防、リスクマネジメント 3(4)介護職の安全 通信 0.5時間、インフルエンザ予防、介護職の安全対策 事前学習 健康管理、腰痛予防 事後学習 ストレスマネジメント、ボディメカニクス 4(1)介護保険制度 通信 3時間、介護予防サービス、保険者・被保険者、介護保険給付、 介護保険によるサービス種類、介護保険の理念 事前学習 介護保険のあらまし 事後学習 国民皆保険制度、健康保険、後期高齢者医療 4(2)障害者総合支援制度及びその他制度 通信 1.5時間、障害者自立支援法、障害福祉サービス 事前学習 障害とは。身体障害、精神障害、知的障害、 事後学習 障害者虐待防止法、成年後見制度、 4(3)医療との連携とリハビリテーション 通信 3時間、 事前学習 高齢者の医療、訪問介護・訪問看護、訪問リハビリテーション 事後学習 全身観察、訪問看護ステーション、機能維持、地域リハビリテーション 5(1)介護におけるコミュニケーション 通信 1.5時間、コミュニケーション技法、コミュニケーション手段、身体的コミュニケーション 事前学習 高齢者・障害者とのコミュニケーション、コミュニケーションの要素 事後学習 コミュニケーション手段、言語的・非言語的コミュニケーション 5(2)介護におけるチームのコミュニケーション 通信 1.5時間、介護記録、チーム編成、記録の書き方 事前学習 記録の意義、 事後学習 報告・連絡・相談、チームケア 6(1)老化におけるこころとからだの変化と日常 通信 1.5時間、身体機能低下、支援 事前学習 加齢、老化のあらまし 事後学習 老年症候群、筋力、運動機能、 6(2)高齢者と健康 通信 1.5時間、身体機能低下、高齢者の病気・病状、 事前学習 高齢者の病気、身体機能変化、 事後学習 生活習慣病、高血圧、痛風、関節リュウマチ、白内障 7(1)認知症を取り巻く状況 通信 1時間、認知症の現状、認知症ケア 事前学習 認知症のあらまし、認知症ケア 事後学習 パーソンセンタードケア、ケアの視点 7(2)医学的側面から見た認知症の基礎と健康管理 通信 1時間、認知症の発症原因、症状 事前学習 認知症の中核症状、 事後学習 見当識障害、失語、うつ病 7(3)認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活 通信 1時間、認知症ケア、 事前学習 認知症ケアのあり方、認知症の背景 事後学習 記憶障害、言語障害、物盗られ妄想等への対応、在宅ケア、施設ケア 7(4)家族への支援 通信 なし 事前学習 認知症の介護負担、認知症の受容 事後学習 家族の負担、レスパイトケア、老老介護 8(1)障害の基礎的理解 通信 0.5時間、ノーマライゼイション、 事前学習 障害者福祉の考え方、ノーマライゼイション 事後学習 QOL,社会支援、地域福祉、ICFの特徴 8(2)障害の医学的側面、生活障害、心理・行動の特徴、かかわり支援等の基礎的知識 通信 1時間、知的障害、障害発症原因、発達障害 事前学習 肢体不自由、障害の態様、 事後学習 脳障害、生活不活発病、血液透析 8(3)家族の心理、かかわり支援の理解 通信 なし 事前学習 家族のストレス、障害の受容 事後学習 専門相談機関、公的支援、 9(1)介護の基本的考え方 通信 3時間、利用者意思の尊重、守秘義務、介護負担、生活歴、QOL 事前学習 介護についての基本的考え方、介護に関する法律、 事後学習 自立支援、介護予防、介護保険法、社会福祉六法 9(2)介護に関するこころのしくみの基礎的理解 通信 1.5時間、記憶・感情の基礎、高齢者の人間関係 事前学習 記憶のしくみ、感情の動き、自我 事後学習 短期記憶、長期記憶、欲求段階説、生きがい 9(3)介護に関するからだのしくみの基礎的理解 通信 1.5時間、生活習慣病、人体の構造、中枢神経 事前学習 健康、神経系、骨格・筋肉 事後学習 バイタルサイン、脳障害、血圧、骨粗しょう症、ペースメーカー 9(4)生活と家事 通信 なし 事前学習 衣食住、居住環境 事後学習 生活歴、価値観、自己決定、 9(5)快適な居住環境整備と介護 通信 なし 事前学習 快適な居室、住宅の安全、事故防止 事後学習 住宅改修、福祉用具の利用・選択 9(6)整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 通信 なし 事前学習 衣服の着脱、身じたく、身だしなみ、衣服の選択、 事後学習 口腔ケア、化粧、髭剃り、 9(7)移動・移乗に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 通信 1.5時間、ボディメカニクス、車いす操作、移乗・移動の補助具、歩行介助 事前学習 移動・移乗の必要性、残存能力、介護者の安全・注意 事後学習 生活不活発病、ガイドヘルプ、体位交換、外出介助 9(8)食事に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 通信 1.5時間、栄養、食事介助、疾患と食事 事前学習 食事の意味、食事の摂取方法 事後学習 嚥下障害、きざみ食等、調理と生活習慣 9(9)入浴、生活保持に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 通信 1.5時間、入浴時の注意、身体への影響、清拭介助 事前学習 清潔保持、入浴の仕方、身体を拭う方法、洗髪 事後学習 シャワー浴、一般浴、機械浴、ケリーパッド 9(10)排泄に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 通信 1.5時間、トイレ誘導・水分摂取等、排泄の福祉用具、排泄介助 事前学習 排泄の必要性、便秘、失禁、尊厳 事後学習 排尿、排便、排泄障害、失禁・頻尿、ポータブルトイレ、パッド、失禁パンツ 9(11)睡眠に関したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 通信 なし 事前学習 睡眠とは、睡眠の必要性、 事後学習 寝室環境、睡眠の阻害要因、生活リズム 9(12)死にゆく人に関したこころとからだのしくみと終末期介護 通信 なし 事前学習 終末期、最後を迎えるということ 事後学習 ターミナルケア、終末期プロセス、終末期ケアプラン 9(13)介護過程の基礎的理解 通信 なし 事前学習 介護と技術・技法、介護の展開、 事後学習 アセスメント、介護計画、評価 9(14)総合生活支援技術演習 通信 なし 事前学習 復習 事後学習 自己研鑽、介護技術の深化 10(1)振り返り 事前学習 復習 事後学習 反省点 10(2)就業への備えと研修修了後における継続的な研修 事前学習 介護現場・介護職の現状、就業状況 事後学習 就職への心構え、キャリアパス、介護の将来性 通信形式の教材・指導体制・指導方法・課題 1教材 テキスト 介護職員初任者研修課程テキスト 株式会社日本医療企画発行 2指導体制 講師情報所載の講師陣による指導 3指導方法 別添課題に解答の上、添削による指導を行う。 質問については、下記メールアドレス、URLまたはFAXにて随時行える。 メールアドレス URL FAX 4課題 詳細はこちら [email protected] http://www.akane-kaigo.co.jp 03-5433-3494 介護職員初任者研修修了評価 1. 修了の認定について 修了の認定は、介護職員初任者研修のカリキュラムを全て履修し、次の修了評 価を行った上、修了認定会議において基準に達したと認められる者に対して行 う。 (1) 修了評価は、担当講師が科目ごとに行い、その評価をまとめて項目全体の評 価を行う。 (2) 修了評価は、筆記試験により行う。ただし、介護に必要な基礎的知識の理解 度及び生活支援技術の習得状況の評価については、併せて実技試験も行う。 (3) 認定基準は、次のとおり、理解度の高い順に A、B、C、D の4区分に評価し た上で、C 以上の評価の受講者を評価基準を満たしたものとして認定する。 評価基準に達しない場合には、必要に応じて補講等を行い、基準に達するま で再評価を行う。 認定基準(100点を満点とする) A=90点以上、B=80~89点、C=70~79点、D=70点未満 2. 評価者 評価者は、上記1(1)のとおり、各科目の担当講師であるが、最終的には、修了認 定会議において決定する。 修了認定会議は、若尾肇宏を議長とし、正幡江美子、平田夕香里、榊真治、高濱健一、 鷹見直人、清宮美香を構成員とする。ただし、議長の判断により、随時、担当講師を参 加させることができる。 3. 再履修等の基準 標記については、上記1(3)による。