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基準寝具等供給業務 基準寝具等供給業務仕様書

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基準寝具等供給業務 基準寝具等供給業務仕様書
基準寝具等供給業務仕様書
基準寝具等供給業務仕様書
この仕様書は、地方独立行政法人三重県立総合医療センター(以下、
「甲」という。
)で使用する入院患者等
の寝具(以下、
「基準寝具」という。
)
、患者以外の寝具(以下、
「その他寝具」という。
)及び新生児の衣服(以
下、
「ベビー服」という。
)の供給業務の大要を示すものであり、本書に記載のない事項で、委託者である甲が
必要と認めた事項については、甲と受託者(以下、
「乙」という。
)が協議のうえ、現場の状況に応じ、委託金
額の範囲内で乙が実施するものとする。
1 総則 委託業務
(1) 乙は、基準寝具、その他寝具及びベビー服の供給業務(以下、
「委託業務」という。
)を実施するために
用いる基準寝具、その他寝具及びベビー服を甲に貸与するものとする。
(2) 乙は、基準寝具の委託業務を遂行させるために必要な作業員を8時30分から17時まで2名以上、三
重県立総合医療センターに配置するものとする。なお、日曜日及び祝日は、委託業務を行わなくてもよい
ものとするが、休業日が3日以上続く場合は、病院業務に支障が生じないよう乙は病院と事前に協議の上、
委託業務を行うものとする。
(3) 業務遂行に使用する器具類は乙の負担とする。その主なものとしては、台車(大2台以上、小1台以上)
、
ランドリーカート(8台以上)などである。
(4) 乙は、作業員に対し、必要な訓練を行い、作業中における事故防止及び建物、備品等の損傷防止に努め
るとともに罹病者の就業を禁止しなければならない。
(5) 乙は、常に作業員の安全や衛生、感染等専門知識の教育に努めなければならない。
(6) 作業中に発生した事故については、乙が責任を負うものとする。ただし、甲の重大な過失による場合は
この限りではない。
(7) 乙は、作業員に対し、甲の指示を受け、委託業務の完遂を期するよう指導監督を行うものとする。
(8) 乙は、下記の事項を遵守して業務を遂行しなければならない。
① 常に清潔を維持するよう心掛けること。
② 静粛な作業を行うこと。
③ 常に患者を優先し、診療看護業務の妨げにならないようすること。
④ 業務遂行のために使用する用具類は、常に整理整頓しておくこと。
⑤ 業務上知り得た機密事項を第三者に漏らさないこと。
(9) 乙は、本業の全部、又は一部を第三者に委託してはならない。ただし、やむを得ない事情が有る場合は、
甲、乙において協議し、甲の承諾を得るものとする。
(10) 当医療センターは、県内唯一の基幹災害医療センターであり、救命、救護に対する責任や使命を有し、
被災患者の受け入れや治療にあたるため、非常時においては原則可能な限り登院すること。また、緊急事
態の発生に備え、非常招集できる体制を整備すること。
2 委託業務
(1) 乙が貸与する基準寝具、その他寝具及びベビー服の仕様については別記仕様明細書のとおりとし、品質
において良心的な寝具、衣服を提供するものとする。
(2) 乙が、甲のために用意すべき寝具及びベビー服の最小組数は下記のとおりとし、以後増改築、病棟増加
による増床等の増加分についてもこの契約に準ずるものとする。
(3) 基準寝具、その他寝具及びベビー服の使用場所は甲の病院内とし、病院までの往復に要する運搬費は乙
が負担するものとする。
(4) 乙は、甲が必要とする基準寝具及びその他寝具を甲の指示に従い各病棟等へ納品するものとする。また、
布団及びシーツ類の回収も乙が行うものとする。
1
(5) 乙は、甲が必要とするベビー服について、甲の指示に従い、週 1 回以上3階東病棟もしくは周産期棟の
指定場所へ納品し、使用済みベビー服の回収を行うものとする。また、衛生的かつ清潔なベビー服を甲に
提供するものとする。
(6) 基準寝具については、布団・肌掛布団・枕を少なくとも年1回程度、その他は毎週1回程度、または緊
急的に甲から要請がある場合は、その都度、乙の負担において洗濯、補修、仕立て直しを行い、衛生的か
つ清潔な基準寝具を甲に提供するものとする。
掛布団に関して、夏場の不要な時期(6月~9月)は、乙において保管するものとする。ただし、甲が
必要な際は、速やかに掛布団を準備するものとする。また、その期間中に「洗濯・綿打直し・仕立て直し」
を行うものとする。
(7) その他寝具については、乙の負担において甲の要求の都度、洗濯、補修、仕立て直しを行い、衛生的か
つ清潔なその他寝具を甲に提供するものとする。
(8) 乙は、甲が使用した基準寝具を病院以外の洗濯物品と区別し処理すること。
なお、甲は、感染の恐れのある患者の使用した基準寝具の引き渡しについては、伝染病予防法等の規定
による消毒を実施し、血痕、膿、分泌物、便等により汚損している場合は、密閉した容器に入れ、乙に引
き渡すものとする。
(9) 乙は、寝具やベビー服の運搬、補修、洗濯等に従事する従業員の健康衛生保持のため、1年に1回以上
健康診断を行うものとする。また、予防接種等を従業員に受けさせ、病院内の感染対策対策に可能なかぎ
り協力すること。
(10) 乙は、基準寝具・その他寝具受渡簿により三重県立総合医療センター内における基準寝具及びその他寝
具の受け渡しの状況を、ベビー服受渡簿によりベビー服の受け渡しの状況を記録しなければならない。
なお、受渡簿は、1ヶ月単位で取りまとめ、甲の検収を受けるものとする。
用意すべき最少組数(1日当たり)
基 準 寝 具
488組
(内訳)
430組
本院、透析室分等
36組
救命救急センター分
38組
NICU、新生児室分
そ の 他 寝 具
50組
ベ
80組
ビ
ー
服
2
別記1 基準寝具仕様明細書
1 本院、透析室、化学療法室、中央処置室分
品
名
数量
使 用 生 地
寸法(cm)
そ の 他
ポリエステル 80%綿 20%
ポリエステル 100%羽毛タッチ
140×195
掛布団
1
ダウンプループ加工
(制菌・シリコン加工)
床ずれ予防マットレス
ウレタンラミネート
抗菌・消臭・難燃加工
83×191
1
(※1)
加工
衛生的・体圧分散
1 180 本ブロード
ベットパット
肌掛布団(※2)
1
パイプ枕
1
掛布団包布
肌掛布団包布
敷布
枕カバー
1
1
1
1
防水シーツ
ポリエステル 65%綿 35%
ダウンプループ加工
ナイロン 80%
ポリエステル 20%
120 本細布晒
120 本細布晒
120 本細布晒
120 本細布晒
(※3)
100×200 高級木綿多針キルティング
140×195
35×45
バグテキラー 30%(制菌加工)
ダウンベル 70% 0.5Kg
中身 ストロー 1.0Kg
145×200
145×200
137×265
35×65
両面全覆紐付 綿 100%
両面全覆紐付 綿 100%
綿 100%
全覆 綿 100%
表 綿 100% タオル地
110×150 裏 特殊耐熱ポリウレタン
防臭防カビ、オートクレープ対応
(注)上記同等以上の品質のものとする。
「運営必要資材(1組)
」
品
名
数量
掛布団
1
床ずれ予防マットレス
1
(※1)
1
ベットパット
肌掛布団
1
枕
1
「洗濯補修」
品
名
掛布団・敷布団・肌掛布団
包布・敷布・枕カバー
枕
防水シーツ
床ずれ予防マットレス
数量
3
品
名
掛布団包布
3
肌掛布団包布
3
敷布
(※3)
枕カバー
防水シーツ
回 数
年1回以上
週1回以上
年1回以上
随時
随時
3
洗濯・補修の基準
洗濯・綿打直し・仕立て直し
洗濯・アイロン仕上げ・補修
新品交換
洗濯・新品交換
補修・新品交換
3
2 救命救急センター分
そ の 他
品
名
数量
使 用 生 地
寸法(cm)
タオルケット
綿
100%
140×195
1
床ずれ予防マットレス
ウレタンラミネート
抗菌・消臭・難燃加工
83×191
1
(※1)
加工
衛生的・体圧分散
ベットパット
毛布
パイプ枕
毛布包布
敷布
枕カバー
防水シーツ
1 180 本ブロード
100×200 高級木綿多針キルティング
1 アクリル 100%
ナイロン 80%
1
ポリエステル 20%
1 120 本細布晒
1 120 本細布晒
1 120 本細布晒
140×195 カネカロン 1.5Kg 以上
中身 ストロー 1.0Kg
35×45
145×200 両面全覆紐付 綿 100%
137×265 綿 100%
35×65 全覆 綿 100%
表 綿 100% タオル地
110×150 裏 特殊耐熱ポリウレタン
防臭防カビ、オートクレープ対応
(※3)
(注)上記同等以上の品質のものとする。
「運営必要資材(1組)
」
品
名
数量
タオルケット
1
床ずれ予防マットレス
1
(※1)
1
ベットパット
毛布
1
枕
1
「洗濯補修」
品
名
ベッドパット
毛布
枕
タオルケット
包布・敷布・枕カバー
防水シーツ
床ずれ予防マットレス
品
毛布包布
数量
3
名
3
敷布
枕カバー
(※3)
防水シーツ
回 数
年1回以上
年1回以上
年1回以上
週1回以上
週1回以上
随時
随時
3
洗濯・補修の基準
側洗濯補修・綿打直し・仕立て直し
洗濯・補修・起毛
新品交換
洗濯・アイロン仕上げ・補修
洗濯・アイロン仕上げ・補修
洗濯・新品交換
補修・新品交換
4
3 NICU、新生児室分
品
名
数量
使 用 生 地
1 180 本ブロード
ベビー用パット
1 綿 100%
ベビー用バスタオル
(※4)
1 120 本細布晒
ベビー用シーツ
(注)上記同等以上の品質のものとする。
「運営必要資材(1組)
」
品
名
数量
品
1 シーツ
ベッドパット
3
バスタオル
「洗濯補修」
品
名
ベビー用パット
ベビー用バスタオル
ベビー用シーツ
回 数
年1回程度
週1回程度
週1回程度
名
寸法(cm)
50×80
60×95
そ の 他
高級木綿多針キルティング
木綿わた
90×150
綿 100%
数量
3
洗濯・補修の基準
側洗濯・補修
洗濯・アイロン仕上げ・補修
洗濯・アイロン仕上げ・補修
※ 1 床ずれ予防マットレスは体圧分散に優れた柔らかい物(高反発)と硬い物(低反発)を患者に応
じて常に使用するものとし、
三重県立総合医療センター全体で最大360枚利用できるものとする。
また、看護業務を軽減するためマットレスはリバーシブルとし、1 枚で柔らかい面と硬い面の両方
の機能を備え、高密度のウレタン使用によりへたりが少なく耐久性に優れているものとする。
汚れた場合には消毒液等にて清拭するだけでなく、
清潔を保てるよう表面にラミネート加工が施さ
れており、且つ抗菌(内部材質も含む)
・消臭・難燃効果があるものとする。また、表面が消毒液
等を使用することで変色・劣化をしないものとする。
また、上記のマットレスの他にコンフォケアマットレスとして、サーモコントアAg+(もしくは
同等品以上のもので下記注意事項を満たすもの)を最大61枚利用できるものとする。
※ 2 夏期においては、現場の状況に応じてタオルケットに変更できるものとする。
※ 3 防水シーツに関しては、甲が求める必要枚数を準備すること。ただし、三重県立総合医療センター
全体で、1日30枚程度の使用を目安とする。
※ 4 ベビー用のバスタオルは、当院が指定する色や一部に図柄(刺繍又はプリント)が入っているもの
とする。
※床ずれ予防マットレスの品目選定に関する注意事項
床ずれ予防マットレスの品目は、当院のスキンケア委員会によって、そのデモンストレーション行った後、
その品目が適当であると認められた場合に限って、始めて採用することになります。
よって、仕様書の要件をクリアしていても、当院のスキンケア委員会が認めない限り当院の採用品とはなら
ないことをご留意の上、床ずれ予防マットレスの品目選定を行ってください。
5
別記2 その他寝具使用明細
数量
使 用 生 地
120
本細布晒
1
1 120 本細布晒
ポリエステル 65%綿 35%
肌掛布団
1
ダウンプループ加工
ナイロン 80%
パイプ枕
1
ポリエステル 20%
掛布団包布
1 120 本細布晒
毛布包布
1 120 本細布晒
敷布
1 120 本細布晒
枕カバー
1 120 本細布晒
(注)上記同等以上の品質のものとする。
品
掛布団
敷布団
名
寸法(cm)
そ の 他
140×195 綿 2.0Kg
95×195 高級木綿 5.0Kg
バグテキラー 30%(制菌加工)
140×195
ダウンベル 70% 0.5Kg
中身 ストロー 1.0Kg
35×45
145×200
145×200
137×265
35×65
両面全覆紐付 綿 100%
両面全覆紐付 綿 100%
綿 100%
全覆 綿 100%
「運営必要資材(1組)
」
品
掛布団
敷布団
毛布
枕
名
「洗濯補修」
品
名
掛布団・敷布団
毛布
包布・敷布・枕カバー
枕
数量
1
1
1
1
数量
3
3
3
3
品
名
掛布団包布
毛布包布
敷布
枕カバー
回 数
年1回以上
年1回以上
週1回以上
年1回以上
洗濯・補修の基準
洗濯・綿打直し・仕立て直し
洗濯・補修・起毛
洗濯・アイロン仕上げ・補修
新品交換
6
別記3
(1) ベビー服仕様明細書
品
名
規格
40×40
60×48
綾テープ 12 ㎜
40×40
60×48
綾テープ 12 ㎜
数量
使 用 生 地
ガーゼ
本体
1
肌着 小
綿 100%
付属
1 紐
綿 100%
ガーゼ
本体
1
肌着 中
綿 100%
付属
1 紐
綿 100%
(注)上記同等以上の品質のものとする。
(2)寸法(単位:㎝)及びデザイン
区 分
①身丈
②肩幅
肌着 小 サイズ
37
7
単位(㎝)
③袖幅
④袖口幅
⑤前身幅
10
17
12
⑥裾廻り
⑦紐
60 1.2×17
③
②
④
⑦
①
首、前立て:バイヤス巻
袖口、裾:三ツ巻
⑤
⑥
区 分
肌着 中
①身丈
サイズ
単位(㎝)
②肩幅
57
③袖幅
9
④袖丈
15
15
②
⑤袖口幅 ⑥前身幅 ⑦裾廻り
13
21
72 1.2×18
④
⑤
③
⑧
①
カン止め
首、前立て:バイヤス巻
袖口、裾:三ツ巻
⑥
⑦
7
⑧紐
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