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大町市 - JIAM 全国市町村国際文化研修所

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大町市 - JIAM 全国市町村国際文化研修所
講習会の様子
22
測量手法の説明
23
24
25
26
長野県の小水力発電支援策
長野県における小水力発電の拡大
人材バンク
情報DB
●中小水力発電導入
の手引き(企業局)
●小水力発電導入の
手引き(環境部)
●事業計画試算シート
(環境部)
研修・啓発
農業用水路
可能地調査
効果的な支援
適
地
・
マ
ッ
チ
ン
グ
合
意
形
成
支
援
事
業
計
画
支
援
資
金
調
達
支
援
技
術
支
援
許
認
可
手
続
支
援
●収益納付型補助金
●金融機関との連携
による資金調達支援
27
●融資経験の共有
28
小水力発電導入の手引き(環境部)
29
30
31
収益納付型補助金 制度設計の経過
≪現状・課題≫
≪平成26年度≫
・FIT認定設備容量は全国17位であり、更なる取組み ・自然エネルギー地域基金を活用した「自然エネ
が必要
ルギー地域発電推進事業」を創設(ソフト事業
・全国的に高いポテンシャルを有する小水力やバイオマ
を支援)
スの活用が進んでいない
≪自然エネルギー信州ネットや小水力利用推進協議会等との意見交換、課題整理等≫
・ソフト事業支援のみでは事業化は進まない ⇒ ハード事業への支援が必要
・地域の中小事業者は実績や信用力が足りないため、金融機関から融資を受けにくい
・金融機関でも、自然エネルギー事業への融資経験が乏しく、積極的に対応できない
≪金融研究会の創設≫
・金融機関が融資しやすい方策の研究(補助制度の構築に向けた課題や補助要件の検討)
・開催状況 ①金融研究会(県内に本店を有する金融機関14者):5回開催
②有識者会議(自然エネルギー事業に精通した4名):4回開催
≪制度の構築≫
金融研究会の検討を踏まえ、ソフトからハードまでを一貫して支援する新たな※収益納付型補助
制度を創設
① 補助金と地域金融機関の融資(地域資金)が協調した事業支援
② 市町村の他、県内の中小事業者で、かつ、県・金融機関の支援なしでは事業の立上げが困難な
者に対して補助
③ 補助事業の適正な執行を図るため、有識者による審査(事業の適否、補助金額等)
④ 金融研究会を通じた情報共有により、融資経験の乏しい金融機関を支援
○
収益納付型補助金の活用による再エネ導入促進
自然エネルギー地域発電推進事業
長野県では、平成27年度から、固定価格買取制度(FIT制度)を活用した自然エネルギーの事業化を支援
するため、市町村や地域のNPO、中小企業等が行う自然エネルギー発電事業に対し、ソフトからハードま
でを一貫して支援する新たな収益納付型補助制度を創設。
現
課題
○
○
○
FIT制度を活用する場合、売電価格の中に設備導入に係る
工事費等の初期投資費用が含まれているため、ハード事業へ
の支援は二重補助の問題が生じる。
一方、事業者は、ハード事業への支援がなく、初期投資の
資金調達が困難なため、ソフト事業のみでは事業化が進まな
い。
地域主導型の事業
地域金融機関
による融資
資金調達困難
また、地域の中小事業者は実績や信用力が足りないため、
金融機関から融資を受けにくい。
事業内容
○ 地域の自然エネルギー事業であって、自己資金が少な
く資金調達が困難であるが、補助金による支援と金融機関
の融資との協調により事業化が可能となる事業をソフトか
らハードまで一貫して支援。
<事業の効果>
・ 県によるハード事業への補助により、事業の採算性が
向上。
・
補助金交付の際に有識者による事業の適否等の審を行
うため、事業への信用力が向上。
⇒ 金融機関からの融資が受けやすくなり、再エネの
事業化が促進される。
収益納付型補助金
状
自己資金
地域主導型の事業
事
業
へ
の
移
行
が
困
難
地域金融機関
による融資
県による補助
自己資金
事
業
の
立
上
げ
を
促
進
(参考)収益納付型補助制度
○
補助対象事業により収益が生じた場合に、補助金額
を限度に、交付した補助金額の全部又は一部を県に納
付させることを条件に補助することができる制度。
事業計画策定、詳細
設計、設備導入に係る
工事費等
長
野
県
事
業
者
補助金額を限度に
売電収益を納付
FIT制度を
活用した売電
電
気
事
業
者
自然エネルギー地域発電推進事業の事業内容
項目
ソフト事業
ハード事業
対象事業
自然エネルギー発電に係る調査事業、計画
作成事業及び設計事業
自然エネルギー発電に係る発電設備導入事
業
※地域金融機関等の融資が採択の要件
市町村または民間事業者(民間企業等、
NPO等及び地域協議会等)
民間事業者(民間企業等、NPO等及び地域
協議会等で法人格を有するもの)
対象者
※長野県内に事業所等の拠点を有する等の要件あり
補助率等
1/2以内 上限5,000千円
補助金が過大とならないよう自己資金等を
考慮し、個別に額を決定
・太陽光発電
1/4以内 上限額 15,000千円
・小水力発電等
3/10以内 上限額 90,000千円
収益納付
交付した補助金額については、売電収入が
生じた翌年度から10年で納付
交付した補助金額については、売電収入が
生じた翌年度から15年で納付(2年据置と
し、13年で納付)
※小水力発電の流量等調査等については、
当分の間納付を免除
審査
学識経験者等で構成する選定委員会により、事業性、公共性、地域性の観点から審査を
実施
※詳細は、 http://www.pref.nagano.lg.jp/ontai/kurashi/ondanka/shizen/tiikihatuden-suishin.html を御参照ください。
平成27年度の補助事業応募状況
事業種別
一
次
二
次
三
次
合
計
ソフト
小水力
太陽光
3
ハード
ソフト
1
2
合計
4
2
4
ハード
ソフト
バイオマス
4
2
2
3
3
10
10
ハード
ソフト
ハード
4
1
5
長野県内における小水力発電の事例
馬曲川水力発電所 (木島平村)
近隣の馬曲温泉に電気を供給し、余剰電力を売電
余剰電力を売電
送
水
農業用水を
取水
馬曲川水力発電所




ミニ水力発電の力で
除塵
95kW/有効落差65m
1jetターゴインパルス水車
三相同期フランシス発電機
農業用水を利用
 木島平村の事業
 管理は、木島平観光株式会
社(第3セクター)が業務の一
環として実施
 余剰電力はRPS法に基づき、
中部電力へ売電
馬曲温泉のポンプやボイラ
ー室、管理棟、外灯等の電
気として利用
※馬曲温泉写真は同温泉HPより転載
駒ヶ根自然エネルギー小水力発電1号 (駒ヶ根市)
マイクロ水力発電ながら全量売電で収益性を確保
駒ヶ根自然エネルギー小水力発電1号





5.5kW/有効落差15m
クロスフロー型水車
三相永久磁石発電機
農業用水を利用
地元企業や住民等で設立した駒ヶ根自然エ
ネルギー発電株式会社の事業
 固定価格買取制度における小水力発電の
県内第1号認定設備
中央上に導管、中央下に発電機、
右の建屋内にパワーコンディショナー
駒ヶ根自然エネルギー小水力発電2号(予定)
 現在、2号機を計画中
 事業の母体として、合同会社下平銭亀洞小
水力発電所が設立
 右写真は予定地(銭亀洞川)
☆
佐久市
平根発電所(小水力発電)
大町市
町川発電所(小水力発電)
固定価格買取制度における再生エネ発電設備の導入状況
H27.3現在/単位:kw
【長野県】
太陽光
うちメガソーラー
風力
水力
地熱
バイオ
合計
導入容量
664,446
61,810
0
25,623
20
3,480
693,569
全国順位
12位
26位
37位
3位
4位
39位
16位
≪小水力発電施設(運転開始)一覧≫
H27.3現在/単位:kw
施設名
駒ヶ根市自然エネルギー水力発電1号
中信平小水力発電所
蓼科第二発電所
梓川左岸幹線(20号落差工)水力発電所
波田堰水力発電所
所在地
駒ヶ根市
松本市
茅野市
松本市
松本市
事業者名
駒ヶ根自然エネルギー㈱
関東農政局
三峰川電力㈱
㈱松本鉄工所
波田堰土地改良区
星野温泉自家発電所(第一発電所)
軽井沢町 ㈱星野リゾート
三峰川第二発電所
小塩小水力発電所
白馬平川発電所
上田市染谷浄水場小水力発電所
浅刈発電所
波田水車発電所
豊丘ダム管理用発電所
町川発電所
三峰川第三発電所
三峰川第四発電所
小渋第三発電所
蓼科発電所
竜島第二発電所
大鹿第二発電所
奥木曽発電所
計 (新規10+移行11=21施設)
伊那市
大鹿村
白馬村
上田市
長野市
松本市
須坂市
大町市
伊那市
伊那市
松川町
茅野市
松本市
大鹿村
木祖村
三峰川電力㈱
大鹿村小塩地区
白馬村土地改良区
上田市上下水道局
長野市
松本市
長野県建設部
大町市
三峰川電力㈱
三峰川電力㈱
長野県企業局
三峰川電力㈱
東京発電㈱
長野県企業局
長野県企業局
設備容量
6.6
499
141
15.5
16
50
145
10,700
2.4
180.2
51
7
1
150
140
260
480
550
260
2,400
5,000
4,800
25,855
注:新聞、ホームページ等の情報に基づき長野県環境部環境エネルギー課で作成
運転開始
2013(H25)
2013(H25)
2014(H26)
2014(H26)
2014(H26)
(2014更新)
2015(H27)
2014(H26)
2014(H26)
2015(H27)
2015(H27)
2008(H20)
2008(H20)
1994(H6)
2009(H21)
2006(H18)
2009(H21)
2000(H12)
2011(H23)
1997(H9)
1999(H11)
1994(H6)
備考
1915(T4)運転
移行認定
移行認定
移行認定
移行認定
移行認定
移行認定
移行認定
移行認定
移行認定
移行認定
移行認定
41
ご清聴ありがとうございました
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長野県環境エネルギー課
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