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テキスト - 社友会九州支部

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テキスト - 社友会九州支部
社友会パソコン講習会 【2月19日】
初めてのWindows 8 と初歩のパワーポイント
Windowsの歴史
当初WindowsはOSそのものというよりも、DOSにグラフィカルなユーザー
インターフェース機能を追加するプログラムで、ユーザーはより直感的
に操作できるようになりました。Windowsの名前の由来はこのGUIのプロ
グラム窓(Window)に、マルチタスクなので複数形のsが付いてできたと
言われています。
Windows Ver.1.0
タイルを敷き詰めるように複数のウィンドウを表示し
たのに対して、Windows Ver.2.0は、今ではお馴染み
のスタイルとなった、空間に奥行きの概念を持たせて
ウィンドウ同士を重ねることが可能なオーバーラッピ
ングウィンドウというGUIになりました。
Ver2.0が発売されたとき、AI Noteとしてシャープか
ら世界最軽量厚さ2cmのノートパソコンが発売
されました。この時統合ソフトで表計算、ワープロ
のソフトが動作しました。
Windows3.1
1992年にWindows Ver3のマイナーアップ版のWindows Ver.3.1が発売さ
れます。このOSはマイナーアップ版ではありますがその機能が強化され、
よくずっと使いやすく安定したOSとなりました。また、それまで各社が
自社パソコン用に移植していた日本語版Windowsですが、1993年に初めて
Microsoft自身の手によりWindows Ver.3.1日本語版を発売します。
Windows 95
ユーザーフレンドリーなGUIとPlug&Playによる周辺機器の簡単なセットアップ
の実現などの先進的な技術をサポートして、一般家庭へのパソコンの普及に大
きく貢献します。また、Windows 95ではインターネットへの敷居が格段に低く
なりインターネットへの普及に対しても大きな功績を残しました。
さらに、Microsoftは同年にWindows用ブラウザソフトのInternet Explorerを開
発して無料でリリースしました。最初は所詮無料といった感じでしたが、
Ver.2.0、3.0を経て1997年に登場したInternet Explorer 4.0はブラウザとして
充分優秀で有料のパッケージ製品とも互角に渡り合える製品だった上に、
Windows自体のインターネット機能やマルチメディア機能をも強化する機能も有
しており、一気にシェアを奪いブラウザ市場を独占します。
Windows 98
1998年にMicrosoftはWindows 95の後継としてWindows 98をリリース、直後に日
本語版も投入します。翌年には、バグの修正と一部の機能を強化したWindows
98Second Editionが発売されます。Windows 95は革新的な技術を一挙に多数取
り入れたため安定性の面では問題もあり、それらの改善と発売後に登場した新
しいハードウェアへの対応などが主な目的でした。ちなみにWindows 98のバー
ジョンはWindodws Ver.4.1で(Second Editionも同じ)、Windows 95のマイナー
アップにあたります。この後マイナーチェンジのWindows Meが発売されますが
短命に終わりました。
Windows XP
製品そのものに関しては業務用Windows 2000と大きな差はありませんでした
が、マーケティング的に見ると長らく別々であったコンシューマ向けのOSと
ビジネス向けのOSを統合したという意味で重要な製品と言えます。さらにコ
ンシュー向けWindowsにとっては初のフル32bit OSとなり、Windows MEの性能
の悪さも手伝ってか一気に普及することになりました。
また、この頃から一般的にもパソコンのセキュリティに関する関心が高まり、
後にリリースされたServicePack 2ではセキュリティ機能の大幅な機能追加が
行われました。加えて、後継OSの開発の遅れにともなってサポート期間が延
長され、Internet ExplorerやWindows Mediaなどのミドルウェアで新しい
バージョンがリリースされたため、非常に寿命の長い製品となりました。
Windows Vista
2007年にWindows XPの後継となるWindows Vistaが各言語同時に発売され
ました。Windows XPが登場してから実に6年ぶりのバージョンアップで、
3Dグラフィックと検索機能を活用したGUIの採用、セキュリティ機能の強
化などが図られました。なおWindowsVistaはWindows NT Ver.6.0にあたり
ます。
しかし、GUIに変更が加えられたことにより操作性が変化したこと、搭載
された機能が高度化したことにより必要するハードウェアのスペックが大
きく上がったこと、セキュリティ関連の強化により動作しないソフトウェ
アやハードウェアが少なくないことなどの要因で、市場になかなか受け入
れられませんでした。
Windows 7
2010年にWindows Vistaの後継となるWindows 7が発売されました。
Windows 7ではネットブックなどでも快適に動作するように要求スペッ
クを引き下げ、またGUIや互換性などVistaで問題となっていた多くの
点を改善しました。なおWindows7は名前こそ『7』ではあるものの、
Windows NT Ver.6.1でWindows Vistaのマイナーアップ版にあたります。
Windows 7は製品そのものに関してはWindows Vistaの改良版で大人し
い製品でしたが、Windows Vistaの問題点だった要求スペックや互換性
などの問題点を着実に改善しており市場の評価は上々で、indowsVista
の買い控え需要も手伝って順調に普及がすすみました。
Windows 8.1
7バージョンではパーソナルコンピュータでの利用が想定されていたのに
対して、本バージョンでは Modern UI の採用、Windows Store の同
時リリース、Microsoft アカウント や SkyDrive によるクラウドサービ
スへの対応強化、ARM に対応した Windows RT の同時リリースなど、
タブレット端末で先行して多く採用されていた iOS や Android を強く
意識したものとなっている
Windows 8の特徴
Windows 8はWindows 7と比較してユーザーインターフェースが大規模に変更されました。また、機能の追加及び無く
なった機能もあります。タッチパネルが採用されたのも特徴ですが、この機能はタッチパネル対応のノートパソコンやタ
ブレットのみの機能です。Windowsの起動は明らかにWindows 7に比較して相当早くなっています。シャットダウン時
間も短くなっていることを実感出来ます。
また、32ビット版の最大メモリはWindows 7でもWindows 8でも4GBですが、64ビット版の最大メモリはWindows
7では16GBでしたが、Windows 8では通常のエディションでも128GBまで増設可能になりました。
Windows 8の最大の特徴は、2つの画面Modern UIとDesktop UIがあることです。
Windows 8のスタート画面のことを「Modern UI」(モダンUI)と呼び、従来の画面のことを「Desktop UI」
(デスクトップUI)と呼びます。
Windows 8のアプリとは、Windows 8で動作する新しい種類のアプリケーションです。Windows 8のアプリはこれま
でのWindowsの単なるアイコンとは異なり、インターネットを経由して情報を収集出来るような仕様になっていて、ア
プリの一つであるWindows ストアからダウンロード出来ます。アプリには有料のものと無料のものがあります。
Windows 8にはスタートボタンが無いため、これまでのWindowsのシャットダウンとは異なります。また最新のブラウ
ザーであるインターネットエクスプローラー10がインストールされています。
Windows 8は標準でMicrosoftが提供するオンラインストレージ「SkyDrive」に対応しています。Microsoft アカウン
トでサインインすると、パソコンがクラウドに接続されて、どこからでもデータを利用できるようになります。
最初にWindows 8を起動させると、これまでのWindowsとは異なり新たな画面を表示する場合があります。この画面の
ことを「ロック画面」と言います。
「ロック画面」は、パスワードがかかっていたり、アカウントを複数設定している場合に表示します。(最初にパソコン
をセットアップした時の設定に依ります)
「ロック画面」と次の画面は現れずいきなり「スタート画面」が現れる場合もあります。パスワードがかかっておらず、
アカウントも一つしかない場合には、Windows 8を起動させると、最初に「スタート画面」が現れます。
「ロック画面」が現れたら、キーを何か押すか、画面をクリックすると、次の画面が現れます。この画面を「サインイン
画面」と言います。
これまでのWindowsでは、ログオン/ログアウトと呼びましたが、Windows 8ではサインイン/サインアウトと呼びます。
パスワードを入力してエンターをクリックします。
アカウントが一つでパスワードがかかっていない場合は表示しません。また、アカウントが複数ある場合は、アイコンのア
カウント画像が複数表示します。
サインインするとスタート画面を表示します。サインアウトするには、スタート画面の右上にあるユーザーアイコンをク
リックするとメニューが現れ、「サインアウト」をクリックするとサインアウト出来、ロック画面に戻ります。
Windows 8にはこれまでのWindowsには無かった固有の設定があります。例えばBIOSの設定の場合、知識が無い限りパ
ソコン上級者でも不可能です。設定方法が今までとは全く異なっているからです。初心者では、今までと同じような設定す
る箇所が無かったり、分からなかったりするため、設定する事は非常に難しくなってしまいます。
そこで、「Windows 8の設定」では、Windows 8固有の設定について説明します。また、「Windows 8の設定」は今後
もコンテンツが増えていく予定です。
まずは最初にスタート画面にあるアカウント画像を変更してみます。アカウント画像はスタート画面の右上にがありますが、
何とも面白みがないものです。そこで好みの画像に変更してみます。
Windows ストアとは、スタート画面に当初より組み込まれているアプリ以外のものを追加するためのものです。
Windows ストアには有料のものと無料のものとがあります。
ストアのタイルをクリックするとアプリがカテゴリごとに並んでおり、無料か有料が一目で分かるようになっています。
タイルをクリックすると「概要」を表示しインストールしたい場合は「インストール」をクリックします。
Microsoft アカウントでサインインしていない場合は次の画面を表示します。つまり「ローカル アカウント」でサインイン
していた場合です。メールアドレスとパスワードを入力して「保存」をクリックします。
Microsoft アカウントでサインインしている場合は、上記の画面は表示せず、インストールは完了します。
「Microsoft アカウント」が分からない場合、こちらでMicrosoft アカウントの設定について説明しています。
このゲームアプリのインストールはすぐに完了しました。
Windows8.1の特徴
Windows 8は直観的な操作でやりたいことがすぐにできるようになっています。
Windows8.1ではアプリケーションがタイルのように並べられたシンプルな画面が採用され
ているため使いたいアプリケーションがすぐに見つけられるようになっています。画面に直
接触れることでパソコンの操作ができるタッチ操作に最適化されており、直観的な操作で起
動できるようになっています。
大きなアイコン状になったタイル画面
登録はネット上のスカイドライブというとこ
ろに登録すればほかのパソコンやスマートフ
ォンからデータを取り出すことが可能。
Windows8.1の操作環境
Windows 8.1のタッチ操作とマウスの使い方の違い
です。タッチ操作ではスマートフォンと同じような操
作になります。
Windows8.1の操作環境
Windows 8.1とWindowsXPやVISTA、7の起動と終了の違いは以下のようになっています。
Windows 8の画面構成の名前と機能を下に表示しておきます。
従来の環境で使いたいときはタイルボタンの
デスクトップぼたんをタップするかクリックで
従来のデスクトップのような画面になります。
Windows 8の画面構成の名前と機能を表示しておきます。
Windows 8の
VISTA 、7、XP
の違い。
Windows 8の
VISTA 、7、XP
の違い。
シャープ社友会九州支部
パソコン支部会
【2月19日(水)】
POWERPOINT 2010
講習会テキスト。
パワーポイントの概要
パワーポイントとは、正式名称を「Microsoft
PowerPoint」と言う、マイクロソフトのプレゼン
テーション用ソフトウェアのことです。 パワーポイ
ントには、スライドや配布資料作成に便利な機能がい
くつも備わっています。そのうちの一つは、図や絵、
写真といったパーツを好きな位置に好きな大きさで貼
り付けることができる「レイアウト機能」です。発表
では、図を実際に見せた方が理解を得やすいといった
場が多々ありますが、パワーポイントはこの問題を解
決してくれます。図であれば、他のオフィス系ソフト
である、ワードやエクセルでも扱うことができますが、
パワーポイントではその操作をより簡単に行えるよう
になっています。
また、アニメーションといって、貼り付けた図をスライド上映中に動かすこともできま
す。発表のここぞという箇所に、アクセントを加えることも容易にできるようになって
います。その他、動画や音声などもスライドに組み込めるようになっていて、マルチメ
ディアでの活用が可能になっています。
この便利なレイアウト機能やアニメーション機能、その他様々な利点から、現在パワー
ポイントはビジネスでとても重宝されており、パワーポイントを使えることは、ビジネ
スマンの必須能力と言われるほどになっています。
パワーポイントの作成画面
左はパワーポイントの初期画
面です。スライドペインの領
域に文字、画像、表などを並
べていきます。大皿の上に料
理を乗っけて配置する感覚で
作ります。
この大皿を何枚も作って順番
に表示していきます
文字のサイズや画像のサイズ
などはリボンに在るコマンド
をクリックして見栄えよく編
集していきます。
実際に作るときはサンプル
データがありますのでそれを
使用するとスピーディに作れ
ます。
初めに文字の入力から
まず文字の入力から。リボンの中にある挿入タブをク
リック、テキストボックスをクリックすると基本とな
るテキスト入力枠がスライドペインの中に出来上がり
ます。これが一つの入力わくとなります。
入力枠はひとつの文章が入ります。枠は文章の長さに
より拡大していきます。スライドペインの内部で自由
に位置を変えられ、また複数のテキストボックスを作
成することができます。
ひとつのテキストボックスに入ったテキストに対して
後からサイズ、書体、文字色、入力枠の色などいろい
ろ可能です。
文字以外の入力
図形枠には、円、直線、四角形、
多角形、フリー曲線など、あら
ゆる図形を描くことができます。
また図形の色、線の種類、図形
内部の色、あるいはず計内部を
写真で張り込むこともできます。
図枠はデジカメで撮影した写真、あるいはスキャ
ナで読み取った映像、あるいはインターネットか
ら取り込んだ図を入れることができます。
読み取った図は、修正することができます。
複数のデジカメで撮影した写真を複数レイアウト
しサイズをいろいろ変えて表示すると見栄えのあ
るアルバムになります。
1ページのスライドの構成
文字
1ページのスラ
イドにはいろい
ろなオブジェク
ト(物体)を任
意の位置に配置
できます。
文字
文
字
画像、
写真
グラフ
図形
それぞれのオブ
ジェクトは属性
を帰ることによ
りサイズ含め変
更でき、見栄え
のある画面にな
ります。
文字や図形以外に配置できるオブジェクトはス
マートアート、グラフ、表など。これらは全て
サイズ、位置は自由にレイアウトできます。
スマートアートは例えば組織表や手順表、マト
リックス、ピラミッド表など、作りにくい図表
のベースとなるものです。
スマートアート
グラフは自動的にエクセルとれんどうしてくれ
ますし、またエクセルのグラフを張り込むこと
もできます。
表組は縦横の項数を入れればその表を即作成。
もちろんサイズや表示をいろいろ変更できます。
グラフ
表
スライドの集合
複数のページをつくれば
スライドショーの尾端を
クリックすれば、1ペー
ジづつ画面に表示されま
す。また自動で表示させ、
ページの切り替えをいろ
いろ変えることもでき、
あるいはマウスでクリッ
クしてページ変えても構
いません。
スライドタブ参考
+
にスライドの
一覧がでます。
またそれぞれのオブジェ
クトはアニメーション機
能で表示の仕方、移動そ
の他の属性を変えること
でアニメーションもでき
ます。
それではできたサンプルをスライドショーをみてみましょう。
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