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資料1-2 - 国土交通省
平成16年5月28日 交通政策審議会 第10回港湾分科会 資料1−2 港湾取扱貨物量の見通しの試算結果について ○国際海上コンテナ輸送量 ○内貿複合一貫輸送量 国土交通省港湾局 社会経済フレーム等の設定 ○実質経済成長率 年度 2001年 GDP成長率 −1.2% (ハイケース) GDP成長率 (ローケース) 適用 −1.2% 2002年 2003年 2004年 2005 年 2006年 2007年 ∼2010年 2011年 ∼2015年 2016年 ∼2020年 1.1% 2.0% 1.8% 1.5% 1.6% 1.9% 1.5% 1.3% 1.1% 2.0% 1.8% 0.5% 0.5% 0.5% 0.8% 0.6% 実績値 「平成16年度の経済見通しと経済財政運営 の基本的態度」(平成16年1月19日 閣議決 定)に準ずる 「構造改革と経済財政の中期展望」(平 成14年1月25日閣議決定)に準ずる 国土交通省推計 ○人口 ●2ケース共通 国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」(平成14年1月)の中位推計値 2001年 127,183千人 2015年 126,266千人 2020年 124,107千人 ○為替レート ハイケース:90円/US$ ローケース:130円/US$ ○中枢国際港湾の港湾のサービス水準(料金、時間等のサービス)が向上の有無 ●ハイケース サービス水準が向上 (モデル上では、港湾のコストの3割低減として表現) ●ローケース サービス水準は現状程度 1 国際海上コンテナ貨物需要予測のフロー 貿易モデル(我が国全体の貨物量を予測) ○社会経済フレーム ○対象地域(16地域・国) GDP成長率:「構造改革と経済財政の中期展望」(平成14年1月閣議決定) 「平成16年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」 (平成16年1月19日閣議決定)等 人口:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」 等 ○競争型モデル ○非競争型モデル ・農水産品やエネルギー需要等に関する品目を対象 ①関連経済指標との相関 ②過去数年の平均値等トレンド推計 ○トランシップモデル 日本を発着地としない東アジアと 北米間のコンテナ貨物流動につい て、各国国際港湾の利用料金、就 航航路等から我が国の将来トラン シップ貨物量を推計 日本、アメリカ合衆国、カナダ、韓国、台湾、中国、タイ、 シンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシア、 オーストラリア、英国、仏国、独国、その他地域 ・各国間の価格競争により貿易額が決定される 品目を対象 ・対象国の将来の経済状況等から品目毎の最終 需要を求め、品目毎の各国間の価格競争力から 貿易量を推計 対象国・地域間貿易状況推計 輸出入コンテナ個数推計 1.重量金額換算率 2.価格・ 数量(トン)換算率 3.コンテナ化率・トン/TEU 4.空コンテナ比率 港湾選択モデル(我が国の港湾別の貨物量を予測) 背後圏のコンテナ発生集中状況、コンテナ積み取り個数による航路の成立性を勘案しつつ貨物の生産消 費地間の輸送コスト(陸上コスト、港湾コスト、海上コスト、時間コスト)を国全体として最小化する港湾・ルー トを選択し、港湾別のコンテナ取扱い量を推計 2 国際海上コンテナ貨物推計結果(全国値) 輸出 輸出入計 1400 2600 2500 2200 2000 2000 1100 1200 1000 1000 800 600 1250 1250 1100 600 400 200 0 1990 1500 1995 2000 実績 2005 2010 ハイケース 2015 2020 (暦年) ローケース 1000 500 0 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 (暦年) 実績 ハイケース ローケース (万TEU/年) (万TEU/年) 2300 (万TEU/年) 3000 輸入 1400 1200 1000 800 600 400 200 0 1990 1995 実績 1150 1300 1100 1000 650 2000 2005 ハイケース 2010 2015 2020 (暦年) ローケース 3 国際海上コンテナ貨物推計結果(中枢・ 中核国際港湾、その他の港湾) 2500 2000 (万TEU/年) 2000 1500 1000 100 150 150 100 150 5.5% 5.0% 4.4% 90% 6.7% 7.5% 6.5% 7.2% 7.5% 8.7% 26.5% 25.0% 26.1% 70% 600 1247 68 83 90 500 350 300 185 800 80% 200 331 500 100% 2300 900 490 地方港湾計 中核港湾計 北部九州 大阪湾 伊勢湾 東京湾 60% 50% 地方港湾計 中核港湾計 14.8% 15.0% 15.2% 40% 東京湾 30% 20% 北部九州 大阪湾 伊勢湾 39.3% 40.0% 39.1% 10% 0 0% 2001実績 2015予測 2015予測 (ローケース) (ハイケース) 2001実績 2015予測 2015予測 (ローケース) (ハイケース) 4 内貿複合一貫輸送の需要予測のフロー ○社会経済フレーム 貿易モデルで求めた輸 入額を反映 GDP成長率:「構造改革と経済財政の中期展望」(平成14年1月閣議決定) 「平成16年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」 (平成16年1月19日閣議決定)等 人口:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」 等 四段階推定法 ○国内純流動量を予測 社会経済フレームか ら求めた国内生産額、 輸入額を基に国内純流 動量を予測する。 ○地域別貨物発生・集 中量を予測 地域別社会経済フレー ムを説明変数として重 回帰分析を行い、品目 別・発生・集中量を予 測する。 ○地域間貨物流動量の 予測 2000年の物流セ ンサスの結果を概ね再 現できるモデルで地域 間の品目別貨物純流動 を予測する。 ○代表輸送機関別純流 動量予測 2000年の物流セ ンサスの結果を概ね再 現できるモデルで、品 目別代表輸送機関別純 流動OD表を予測する。 物流センサスの調査対象として取り扱うこと が難しい品目は別途推計 (廃棄物、原油二次輸送、取り合わせ品) 輸送機関別( 自動車、鉄道、内航海運) 総流動量の予測 内貿複合一貫輸送(フェリー、コンテナ、RORO) の総流動量の予測 5 内貿複合一貫輸送貨物推計結果 (フェリー,内貿UL:億フレートトン) (コンテナ船,RORO船:億フレートトン) 16 1.6 14 1.4 12 1.2 フェリー 10 1.0 8 0.8 6 0.6 4 0.4 2 0.2 0 1990 1995 2000 2005 2010 2015 内貿UL RORO船 コンテナ船 0.0 2020 (暦年) 6