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少子高齢社会における課題解決に向けて

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少子高齢社会における課題解決に向けて
情報化シンポジウム・イン・東京
平成25年度情報化推進国民会議
少子高齢社会における課題解決に向けて
~ICTの活用とイノベーションの方向性~
(中間とりまとめ)
2014年2月19日
情報化推進国民会議 特別委員会
情報化シンポジウム・イン・東京
はじめに
先進諸国等で高齢化が進行している。中でも日本は、世界に先駆けて「高齢化」と「人
口減少」とが急速に進行しており、この分野での課題解決先進国を目指し、我が国の
発展に加え、世界に貢献すべき状況にあると言っても過言ではない。
このような状況に鑑み情報化推進国民会議では、平成25年度の第1回本委員会(6月
開催)において2年間にわたる活動テーマとして「少子高齢社会における課題解決に向
けて -ICTの活用とイノベーションの方向性-」を採択した。
これに基づき設置した特別委員会では、昨年9月から5回にわたり少子高齢社会の課
題と対策、その中でのICTの活用に関する議論を展開してきた。
当資料ではその中間とりまとめとして、特別委員会における主な議論と今後の検討の
方向性について紹介する。
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情報化シンポジウム・イン・東京
§1. 我が国の少子高齢化状況
(現状・動向・特徴の認識)
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情報化シンポジウム・イン・東京
1.1 日本の人口の推移
(出典)総務省「国勢調査」及び「人口推計」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計):
出生中位・死亡中位推計」(各年10月1日現在人口)、厚生労働省「人口動態統計」
平成24年版 情報通信白書
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h24/html/nc112120.html
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情報化シンポジウム・イン・東京
1.2 高齢化率の推移(国際比較)
先進諸国等の高齢化率を比較してみると、我が国は1980年代までは下位、90年代にはほぼ中位であったが、平成17
平成
(2005)年には最も高い水準
)年には最も高い水準となり、世界のどの国もこれまで経験したことのない高齢化社会を迎えている。
出所:平成25年版高齢社会白書(概要版)
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2013/gaiyou/s1_1.html 5
情報化シンポジウム・イン・東京
1.3 合計特殊出生率の推移(国際比較)
出所:国立社会保障・人口問題研究所資料(H25年度情報化推進国民会議 第1回特別委員会(2013-09-02開催)にて)
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情報化シンポジウム・イン・東京
1.4 女性の労働力率の特徴
女性の世代ごとの労働力率を見ると,若い世代ほど,M字カーブの2 つの山が高くなると同時に谷が浅くなり,かつ,谷が右方向に
ずれている(第2 図)。 非労働力人口の女性のうち303万人がなお就労を希望
万人がなお就労を希望している。(第7図)
(備考)1.総務省「労働力調査(詳細集計)」(平成24年)より作成。
2.15歳以上人口に占める就業希望者の割合。
内閣府 平成25年版男女共同参画白書(概要)を加工
http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h25/gaiyou/pdf/h25_gaiyou.pdf
7
情報化シンポジウム・イン・東京
1.5 若年無業者の動向
63万人,15~34歳
15~34歳の若年無業者は
人口に占める割合は2.3%。
高齢層の無業者比率が増加傾向。
(第1-4-13図)
就業を希望しているが若年無業者が求職活動をしていない
理由は,「その他」を除くと,15~19歳では「学校以外で
進学や資格取得などの勉強をしている」と「病
気・けがのため」が,20~24歳と25~29歳ではそれら
に加え「知識・能力に自信がない」が多い。(第1-4-14図(1))
就業を希望していない若年無業者が就業を希望しない理由
は,「その他」を除くと,15~19歳では「学校以外で進学や資
格取得などの勉強をしている」が,20~24歳と25~29歳では
「病気・けがのため」に次いで「特に理由はない」が多い。(第
1-4-14図(2))
出所:平成25年版 子ども・若者白書(全体版)
http://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h25honpen/b1_0
4_02.html
8
情報化シンポジウム・イン・東京
1.6 社会保障給付費の将来推計
出所:社会保障に係る費用の将来推計の改定について(平成24年3月)
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/shakaihoshou/dl/shouraisuikei.pdf 9
情報化シンポジウム・イン・東京
参考:社会保障制度改革国民会議による改革案(2013年8月)
政府の社会保障制度改革国民会議(会長・清家篤慶応義塾長)は5日、高齢者に手厚いとされる社会保障を「全世代型」に改め、
所得の高い人には年齢を問わず負担を求めていくことを明記した報告書を正式に決定した。6日に安倍晋三首相へ提出する。
社会保障:高所得者、介護も負担増 分野ごとの改革案公表
毎日新聞 2013年08月02日 13時42分(最終更新 08月02日 15時22分)
http://mainichi.jp/select/news/20130802k0000e010221000c.html
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情報化シンポジウム・イン・東京
1.7 自立度の変化パターン
男性では3つのパターンが見られた。2割の男性は70歳になる
前に健康を損ねて死亡するか、重度の介助が必要になった。長
寿社会の若死である。80歳、90歳まで自立を維持する人が1割、
大多数の7割は75歳ころまでは元気だが、そのあたりから徐々
に自立度が落ちていった。女性では、実に9割の人たちが70
代半ばから緩やかに衰えていった。
男性は脳卒中など疾病によって急速に動けなくなったり、死亡
する人が多いが、女性は専ら骨や筋力の衰えによる運動機能
の低下により、自立度が徐々に落ちていく。
男女合わせると、約8割の人たちが後期高齢期に入る70代半
ばから徐々に衰えはじめ、何らかの助けが必要になることが明
らかになった。
同時に、後期高齢者には介護の対象というイメージがあるが、
この図が示すように、大多数の人たちは多少の助けがあれば、
日常生活を続けることができるという実態も把握できた。こうし
た知見は、後期高齢者が前期高齢者を数においてはるかに凌
ぐ長寿社会における生き方、社会のあり方を考えていくうえで
大変重要である。
プラチナ構想ハンドブック
第1部 21世紀のパラダイム 高齢化する社会 秋山弘子
http://www.platinum-handbook.jp/contents/5
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情報化シンポジウム・イン・東京
1.8 平均余命等価年齢
例えば1955年に65歳だった人の余命年数は、2010年では74.4歳の人の余命年数に等しい。(9.4歳延びた)
出所:国立社会保障・人口問題研究所資料(H25年度情報化推進国民会議 第1回特別委員会(2013-09-02開催)にて)
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情報化シンポジウム・イン・東京
§2.検討の枠組み
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情報化シンポジウム・イン・東京
2.1 基本スタンス(目指すべき社会)
<少子高齢化社会の認識>
少子高齢化は当面避けられない趨勢
(出生率の低迷1.4(2012年)、高齢化比率の上昇(85歳以上が急増))
<目指すべき社会>
誰もが社会参加でき、社会経済活動を維持・向上できる社会
(少子化対策の側面から)
(世代を通じて)
子供を安心して産み育て 意欲のある人はいつまでも
働き続けられる社会
られる社会
(高齢化対策の側面から)
人生100年を輝き続けら
れる社会
目指すべき社会に向け克服すべき課題と、その中でのICTの活用の検討
(2020年頃を想定)
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情報化シンポジウム・イン・東京
2.2 少子高齢化社会の課題(一覧)
分野
主体
個人
少子化対策の面
若年無業者対策
・いじめ、ネット依存、引きこもり等
からの脱却
・相談相手の確保
・正規就労に向けての学習や
訓練
例)地域若者サポー
トステーション
行政
働き方
の面
民
間
企
業
等 商品・
サービ
スの開
発の面
・引きこもり等への対策支援
・若者の経済的自立支援
・社会参画に向けての機会の
提供
・キャリア形成に向けての教育
や研修
・ライフステージを見据えたライ
フプラン設計のための教育と指
導
高齢化対策の面
結婚・出産・子育て
現役世代の働き方改革
シニアの就労・就業
・出会いの機会の充実
・経済的負担の軽減
・託児施設の確保
・相談相手の確保
・「孤独な育児」の回避
・円滑な職場復帰
・社会復帰に向けての学習や訓練
・子育てと仕事の両立(男女を問わず)
・親の介護と仕事の両立(男女を問わず)
・自己研鑽やキャリアアップに向けた学習
・正規就労機会の提供・斡旋、キャリア
形成等の支援
・出会いの機会の提供
・出産や育児を支援する仕組みや
サービスの拡充(待機児童の解消
等)
・結婚・出産・子育てへのインセンティブ向
上(安価な住宅の提供、多子世帯の
費用負担への支援 など)
・各種相談機能の充実
・社会復帰や学び直し、キャリアアップ
に向けての教育や研修
・「高齢者」の捉え方の意識改革の推進(65歳
以上を一律に高齢者として扱うことの違和感)
・企業の環境整備への働きかけ(働き方改 ・生産年齢人口の減少と社会保障費の増大へ
の対応
革、育児休暇、時短勤務、職場環境など)
・子育て期の継続就労の仕組みや環境の整 ・都市近郊地域の急速な高齢化への対応と地
方の過疎化の解消
備
・高齢者の「居場所」と「出番」の創出(雇用延
・少子高齢社会に対応したまちづくり
長、起業、コミュニティ参画)
例:ユーカリが丘
・短時間勤務やテレワークなど新たな働き方 ・高齢者消費の活性化
・社会参画に向けての教育や研修の場の提
の普及
供
・地域との接点を持った教育拠点の設置
・人生100年時代への意識改革、生き方のモ
デルの確立
・自らの「居場所」と「出番」の確保(雇用延
長、起業、コミュニティ参画)
・自己研鑽やキャリアアップに向けた学習
・新たなライフステージに向けた学習
医療・介護
・在宅での終末期も含めた、必要な医療・
・住み慣れた地域での自分らしい人生の実現
介護サービスの享受
・買物難民や通院難民等の回避
・健康で快適に暮らすための学習
<子の立場からは>
・親の介護と仕事の両立
・高齢者の孤立、独居高齢世帯の増加への対
応、自立度の維持・向上、コミュニケーションの仕組
み作り(世代間交流を含む)
・バリアフリー環境の整備(買物、通院、公共交
通、住宅等)
・少子高齢社会に対応したまちづくり
例:柏の葉団地、ユーカリが丘、プラチナシティ(架
空)、イオンモール
・地域コミュニティの活性化
・老後の安心確保のための社会保障制度
の抜本的見直し(ヤング・オールド・バランスの
実現、介護点数制度の見直し、要介護認
定の客観性向上・見える化など)
・医療資源・介護資源の地域偏在の是正
・ICT利用の壁になっている社会制度や
法律の見直し
例)ユーカリが丘
・働き方の見直し
働き方の見直し(年代による役割分担の
働き方の見直し
見直し、長時間労働の抑制、評価軸への時
間概念の導入、給与体系、テレワーク活用など)
・求人・求職のマッチングの充実
・出会いの機会提供
~ワーク・ライフ・バランスへの理解促進
・正規就労への転換
・結婚、出産、子育てへの各種支援
・職務記述書の整備
・若年層が活躍できる事業構造
策の拡充(産前・産後休暇、時短勤
・女性社員の積極的な活用・役員登用の促
と雇用創出
務、事業所内保育施設の整備など)
進
・若年期からの人生設計支援と
・育児からの復帰に向けての段階的
・地域コミュニティへの積極参加
定期的な見直し
職場復帰
・働き続けながら学ぶことに対する支援
・若者向けインターン制の実施
・キャリアップのための教育研修
・妊娠・出産・子育て世帯ニーズへの
対応
・男性の育児参加におけるニーズへ
・若者向けの職業訓練・研修ビ の対応
ジネス~介護施設等での体験 ・スーパーや病院等の施設のバリアフ
リー化(ベビーカー兼荷物カート、授乳ス
労働
ペースなど)
・商業施設の複合機能化(託児ス
ペースの設置など)
シニアの日常生活
例)サイボウズ社
例)ワーク・ライフバランス社
・シニアフレンドリーな職場環境の整備と働き
方の見直し~人事、給与体系、教育制度の整
備による生産性向上
・長期スパンによる仕事分野や年齢構成の見直
し
・地域コミュニティへの積極参加
・退職者の活用、高齢者の雇用
・非営利活動による社会貢献
・人生設計支援の充実
・求人・求職のマッチング支援
・定年制や退職金制度の見直し(柔軟な制度
へ)
・働き続けながら学ぶことに対する支援
例)イオン船橋
例)カーブス
・女性、若者、主婦、生活弱者、高齢者等多様
な人材によるイノベーションの創出と社会参画
のITによる実現
・ワークライフ・バランス~新たな働き方の提
・ 起業支援ビジネスの創出
起業支援ビジネス
案
・高齢者の就労斡旋
・家事代行ビジネス(ベビーシッティングなど)
・中高年向き講座の開設(大学・専門学校・カ
・子育て/介護リソースのマネジメントサービス(/ツー
ルチャースクールなど)
ル)のビジネス化(子育て層向けタイムマネジメント
・起業支援向け教育/キャリア教育の実施
ツールの提供など)
・商業施設の複合機能化(託児スペースの
例)葉っぱビジネス(いろどり社)
設置など)
・スーパーや病院等の施設のバリアフリー化(段差
のスロープ化、休憩用ベンチなど)
・高齢者向け商品開発・サービス提供の充実
~建設・交通・スーパー、健康増進事業、宅配
事業等
・高齢者への融資制度(リバースモーゲージ・
ローンなど)
・各種生活サポート事業(ソーシャル・デバイス、ロボッ
トスーツ、スマートシティ等)
・ユニバーサルデザインの促進(ICT機器など)
・看護師・介護従事者等の離職率を下げ
るための働き方の見直し(長時間労働の
抑制、職場環境の整備、教育制度の整備
など)
・医療・介護従事者のICTリテラシ向上
例)英国3MLプロジェクト
・在宅向けの効率化を図る遠隔医療・遠
隔介護サービスの開発(処方薬のオンラ
イン発注、最適巡回ルート算定など)
・医療・健康・介護関連データの連携と蓄
積による患者・利用者QOLの向上(マイナン
バー活用、介護保険適用作業時間の自動
記録など)
・商業施設の複合機能化(介護施設、デイ
サービス施設の導入など)
例)柏地域就労支援(高齢者クラウド・
注)本表の作成にあたり参考とした主な資料等:
プロジェクト)
①特別委員会(第1回~3回)での意見/②少子化社会対策白書(平成25年版)/③少子化危機突破のための緊急対策(平成25年6月7日)/④高齢社会白書(平成25年版)/⑤高齢社会政策大綱(平成24年9月7日)
例)ココナラ
/⑥2030年超高齢未来に向けた産業界のロードマップ(2011年3月 東京大学ジェロントロジー・コンソーシアム/⑦高齢社会の教科書(2013年3月30日
東京大学高齢社会総合研究機構 編著)
出所:平成25年度情報化推進国民会議 特別委員会 ディスカッション資料
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情報化シンポジウム・イン・東京
§3.少子高齢社会の課題と
ICTの活用例
1) 若年無業者対策
2) 結婚・出産・子育て
3) 現役世代の働き方改革
4) シニアの就労・就業
5) シニアの日常生活
6) 医療・介護
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情報化シンポジウム・イン・東京
3.1.1 課題分野1(若年無業者)
若年無業者
・無業の状態になる理由は様々(病気・けが、
学校・職場での人間関係、家庭環境, etc.)
・抱えている課題に応じた適切な支援が必要
・保護者をはじめとする周囲の理解と協力が必要
従業員
・若者向けの職業訓練・研修ビジネス
・保護者向けの(子どもとの接し方に関する)
教育・研修・セミナー
自治体・行政
NPO/民間企業等
・求人・求職のマッチ
ングの充実
・正規就労への転換
・若者の経済的自立支援
・適切な支援施設や職業とのマッチング
・キャリア形成に向けての教育や研修
・ライフステージを見据えたライフプラン
設計のための教育と指導
連携
・ 若年層が活躍できる事業構造と雇用創出のための仕組みづくり
・若者向けインターン制、就業訓練の実施
・支援者(臨床心理士、心理カウンセラー、キャリアカウンセラーなど)の育成
・保護者や教育機関向けの啓蒙活動
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情報化シンポジウム・イン・東京
3.1.2 ICTの活用イメージ(一例)(若年無業者)
若者の社会参画支援と将来への不安の解消
1.対象者の最適な支援を実現する情報共有システム
1.対象者の最適な支援を実現する情報共有システム
・支援履歴、スキル育成状況などを一元管理するとともに、関係主体(教育・医療機関、地方自治体
等)との情報共有を図り、支援内容の質の向上と、PDCAサイクルに基づく継続的な支援計画の策定
を実現するシステムの導入。
2.アナリティクスを活用した精度の高いジョブ
2.アナリティクスを活用した精度の高いジョブ・
アナリティクスを活用した精度の高いジョブ・マッチング
医療機関
・匿名性・セキュリティを担保した分析用データベースエンジン
・経歴書には顕在化してこない性格特性や価値観データを分析しスキ
ルを再定義するアプリケーション。(例.体力に自信があり、毎朝決まった時
間に起きることができる→介護への適性あり等)
教育機関
情報共有システム
データマイニング
支援団体
(NPO, 福祉
センター等)
自治体
(保健所、児
童相談所等)
個人・保護者
ナショナル
データベース
面談履歴
支援履歴
スキル育成状況
アナリティクスを活用した
より精度の高い
ジョブマッチング
3.社会との接点を構築しながら、将来への不安を解消する
・働き手が必要とされている場での若者のボランティアや就労訓練の時間が
ポイントとなり、将来受けられる医療・介護サービスなどの行政サービス
に転換できるような仕組みの導入等。
若者の社会参画の時間を
社会保障サービスと
連動させる仕組み
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情報化シンポジウム・イン・東京
3.2.1 課題分野2(結婚・出産・子育て)
結婚・出産・子育て世代
・相談相手の確保
・「孤独な育児」の回避
・長時間労働にならない効率的な働き方の実現
・円滑な職場復帰に向けた情報収集や学習
・結婚・出産・子育てを支援する商品・サービスの提供
(男性向け育児支援用品、子育て関連の情報収集・交換支援、
商業施設等への託児スペース併設 等)
・限られた時間を有効活用できる商品・サービスの提供
(病院等でのオンライン予約、時短料理グッズ 等)
従業員
・出会いの機会の提供
・結婚・出産・子育てへのインセンティブ充実
(安価な住宅、託児施設、多子世帯の費用負担への支援 等)
・託児施設の増設/学童保育支援
・各種相談サービスの提供
・学び直しやキャリアアップのための教育・研修
行政
民間企業等
・長時間労働にならない
効率的な働き方ができ
る職場環境の実現
・従業員の仕事と子育
てとの両立を支援する
情報発信
・職場復帰支援
・出産・子育てへの支援
(休暇制度、時短勤務、
事業所内託児施設 等)
ライフイベントと
仕事とが両立
できる働き方改革
への働きかけ
・結婚・出産・子育てを支援する商品・
サービスの開発 (男性向けを含む)
・商業施設等のバリアフリー化、ユニ
バーサルデザインの促進
・結婚・出産・子育てを支援する仕組みやサービス
の拡充
・正規/非正規就労の格差の改善
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情報化シンポジウム・イン・東京
3.2.2 ICTの活用イメージ(一例)(結婚・出産・子育て)
キャリアモチベーション維持と
効率化促進による長時間労働の抑制
結婚・出産・子育てを経ても働き続けるために、キャリアモチベーションの維持、柔軟なワークスタイルの確立、
業務の効率化による長時間残業の抑制を目指し、
・職場に行けない時期(出産前後)にも自宅から職場の様子がわかるシステムの導入
(職場から離れることで業務経験が薄れたり上司等とのコミュニケーションが減少、「浦島太郎状態」になることがキャリア継続への
モチベーションを下げることになるため、それをICTによって回避することを目的とする)
・ICTツールを活用し業務の効率化を進めることで無駄な出張や転勤、長時間労働を削減
(私生活に投資できる時間が増加することで、孤独な育児や二人目出産への意欲減退を防ぐことを目的とする)
インターネットを介した
職場情報の提供
(人事異動、新商品等の情報、
復帰のコツ 等)
民間企業等
E-ラーニングやテレビ
電話面談等により
キャリア継続の意識
啓発を実施
結婚・出産・子育て世代
テレビ会議システムの
活用により、在宅から
よりスムーズな業務
参加が可能に
ICTサービスを活用したスケ
ジュール管理や工程管理等
の業務効率化により長時間
残業の抑制が実現
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情報化シンポジウム・イン・東京
3.3.1 課題分野3(現役世代の働き方改革)
現役世代
・子育てと仕事の両立(男女を問わず)
・親の介護と仕事の両立(男女を問わず)
・自己研鑽やキャリアアップに向けた学習
・新たな働き方の提案
・子育て・介護リソースのマネジメントサービス/ツール
・家事代行サービス(ベビーシッティング 等)
・商業施設等の複合機能化(託児スペースの併設 等)
・キャリアアップのための教育や研修の場の提供
従業員
行政
民間企業等
・働きながら学び続
けることへの支援
・地域コミュニティへの
参画奨励
働き方改革の働きかけ
・子育て期や親の介護期の継続就労の仕組みづく
(長時間労働の抑制、職務記述書の整備、評価軸に時間概念を導入 等) りと環境整備、普及啓発
・少子高齢化社会に対応したまちづくり
・女性社員の活用や役員登用の促進
(バリアフリー環境、世代間交流の仕組みづくり等) 21
・新たな働き方を支援する商品やサービスの開発
・働き方の見直し
情報化シンポジウム・イン・東京
3.3.2 ICTの活用イメージ(一例)(現役世代の働き方改革)
ワークスタイルの改革
子育てや親の介護も含め、ワークとライフがバランスした新たなワークスタイルを目指し、
・特にホワイトカラーの業務をテレワークを前提とした体系に見直す。
・自宅にテレワーク環境を整備することが困難である場合など様々なニーズに応えられるよう、街なかに
テレワークが可能となる環境を大幅に拡大整備し利用促進を図る。
例:各種公共施設、病院、介護施設、託児所などに小規模なサテライトオフィス用スペースを併設
※場所や時間に制約されないワークスタイルが一般化すれば、現役世代ばかりでなく、シニアや若年無業者の
就労や社会参加にも貢献するものと期待される。
オフィススペースの提供
(病院、介護施設、託児所など)
※PC等は持参
企業等
インターネット
比較的大規模なサテライトオフィス
(都市部や駅近辺など)
小規模なサテライトオフィス
(公共施設など)
ホワイトカラーの業務
をテレワークを前提とし
た体系に見直す。
自宅でのテレワーク
参考(テレワーク普及に対する政府目標):
2020 年には、テレワーク導入企業を2012年度
比で3倍、週1日以上終日在宅で就業する雇
用型在宅型テレワーカー数を全労働者数の
10%以上。
(世界最先端IT国家創造宣言 H25年6月14日)
22
情報化シンポジウム・イン・東京
3.4.1 課題分野4(シニアの就労・就業)
アクティブシニア
・アクティブシニアの特性を踏まえた商品・サービスの提供
(起業支援、就労斡旋、起業支援教育、キャリア教育 等)
・シニア向け講座の開設(大学・専門学校・カルチャースクール 等)
・人生100年時代に向けた意識改革
・自らの「居場所」と「出番」の確保
(雇用延長、起業、コミュニティ参画 等)
・自己研鑽やキャリアアップに向けた学習
・高齢者の「居場所」と「出番」の創出
・社会参画のための教育や研修の場の提供
・アクティブシニア向け税制の見直し
従業員
行政
民間企業等
・人生設計支援
・求人・求職の
マッチング支援
・学びへの支援
連携
・アクティブシニア向け商品、サービス、ビジネスモデルの創出
・シニアを含む多様な人材を前提とした職場環境の整備と働き
方の改革(定年制や退職金、人事・給与体系、教育制度 等)
・高齢者の捉え方に関する意識改革の推進
(65歳以上を一律に高齢者として扱うことの違和感)
・生産年齢人口の減少と社会保障費増大への対応
・都市部の急速な高齢化と地方の過疎化への対応
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・高齢者消費の活性化
情報化シンポジウム・イン・東京
3.4.2 ICTの活用イメージ(一例)(シニアの就労・就業)
2020年東京オリンピックの頃のシニアの活躍
・ICTを活用したジョブマッチングシステムにより、10分・15分といったわずかな時間であっても、
シニアの都合のよい時間帯をボランティア登録し、GPSによる配置計画と合わせて、清掃や不審物
の通告など地域をみまもるパトロール役として地域参画してもらう。参加シニアにはボランティア
ポイントなどが報酬として付与される。
・外国からの訪問者に道を尋ねられた時など、タブレット端末を利用して案内する。
(音声認識・自動翻訳、地図表示、経路ナビゲーション、施設等検索などの機能を活用)
・タブレットがカバーしていない言語だったり込み入った状況の場合は、対応可能な公共機関や
ボランティアメンバ等を検索しビデオコミュニケーション機能で直接やり取りしてもらう。
○△◆□#
$*☆Д ?
では、駅までご
案内しますよ。
音声認識
自動翻訳
GPS衛星
(
(( 公衆無線LAN )) )
駅はど
こです
か?
タブレット端末
コーディネート機関
(自治体、NPO等)
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情報化シンポジウム・イン・東京
3.5.1 課題分野5(シニアの日常生活)
シニア全般
・住み慣れた地域で自分らしい人生の実現
・買物難民や通院難民等からの回避
・健康で快適に暮らすための学習
・自立度の維持・向上支援
・増加する独居高齢世帯への対応
・地域コミュニティの活性化支援
・シニアの特性を踏まえた商品・サービスの提供
(健康増進、食生活改善、認知症・介護予防
、宅配、シニア向け融資、各種生活サポート 等)
従業員
行政
民間企業等
・地域コミュニティへの
参加奨励
・地域コミュニティへのデビュー・貢献を促す意識改
革・行動変革の研修
・シニア向け商品・サービスの拡大
・バリアフリーやユニバーサルデザインの促進
連携
・少子高齢化社会に対応したまちづくり
(バリアフリー環境、世代間交流の仕組みづくり等)
・都市部の急速な高齢化と地方の過疎化への対応
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情報化シンポジウム・イン・東京
3.5.2 ICTの活用イメージ(一例)(シニアの日常生活)
シニアの健康管理
・ウエアラブルセンサーや体組成計等により、シニアの生体情報(体重、血圧、脈拍、運動量等)を継続的に記録。
・記録データは「健康バイオバンク(仮称)」に蓄積されると共に、ビッグデータ分析により健康の維持・改善を目
的とした生活アドバイスを受けることができる。データは主治医による定期的な診察時にも活用される。
・健康バイオバンク(仮称)では他のバイオバンクとも連携し、健康な時からのデータと病気になった後のデータ
とを組み合わせた大量のデータとして蓄積・分析することで、新たな治療法や予防法を開発したり、個々人に
あわせたオーダーメイド治療や、エピゲノム分析(注)にも活用する。
バイオバンク#2
バイオバンク#n
バイオバンク#1
主治医 健康状態は良好です。
○○(病名)のリスクが10%
改善しました。ウォーキング
を続けてください。
・ビッグデータ分析による治療
法・予防法の開発
・健康な人のデータを長期追跡
しエピゲノム分析 等
・生体情報
健康バイオバンク(仮称)
ウエアラブルセンサー
ウエアラブルセンサー
・分析結果
・生活アドバイス
・オーダーメイド治療 等
体組成計等
(注)エピゲノム:DNAの塩基配列情報をゲノムと呼ぶのに対し、そのゲノムに施されたそれ以外の情報をエピゲノムと呼ぶ。
遺伝子の塩基配列は同じでも、「オン」「オフ」を担うエピゲノムが環境によって変わることが分かった。(Webサイト情報より抜粋)
26
情報化シンポジウム・イン・東京
3.6.1 課題分野6(医療・介護)
主に要介護・要医療者
・在宅での、終末期も含めた必要な
医療・介護サービスの享受
<子の立場からは>
・親の介護と仕事の両立
・在宅向けの効率的な遠隔医療・遠隔介護サービス
の提供(処方薬のオンライン発注、待ち時間の解消 等)
医療・介護従事者
・公平・公正な社会保険制度
行政
医療・介護機関等
・従事者の心身の負担軽減
(パワースーツ活用等)
・離職率改善に向けた働き
方の見直し
・従事者のICTリテラシー向上
連携
・在宅向けの効率化を図る遠隔医療・遠隔介護サービス
の開発(処方薬のオンライン発注、在宅診療の最適巡回ルート算定 等)
・医療・介護・健康関連データの連携・蓄積による患者・
利用者QOLの向上(マイナンバー活用、介護保険適用作業時間の
自動記録 等)
・社会保険制度の抜本的見直し
(ヤング・オールドバランスの実現、介護点数制度の見直し、
要介護認定の客観性向上・見える化 等)
・医療資源・介護資源の地域偏在の是正
・ICT活用の壁となっている制度の見直し
27
情報化シンポジウム・イン・東京
3.6.2 ICTの活用イメージ(一例)(医療・介護)
介護作業の種分けや作業記録の自動化
・介護作業者はスマートグラスを装着。無線回線によりウエアラブル端末(例:スマートフォン)、さらに
介護事業者のコンピュータへと接続されている。
・ウエアラブル端末では患者や介護作業者の動作映像を瞬時に分析し、現在の作業が介護保険制度の該
当作業か否かを含めて識別し作業種ごとの時間等を介護事業者のコンピュータに伝送している。
・事業者のコンピュータでは、送られた各介護作業者の作業時間等を一括管理する。
・また、予め定めた場合に限り特定の第三者が記録映像を検証できることとし、認知症患者の思い違いに
対する説得、患者虐待の発見や防止、介護作業の標準化や改善などに役立てる。さらに独居状態など必
要な場合には、遠隔地の家族にも状況が定期的に報告される。
行政機関等
訪問介護
家族
スマートグラス
(映像)
各種手続き
介護事業者
状況報告
ウエラブル端末
(作業種別や
時間を記録)
・作業時間等の一括管理
・介護作業の改善検討
28
情報化シンポジウム・イン・東京
§4.まとめと今後の検討について
29
情報化シンポジウム・イン・東京
4.1 まとめ
・少子高齢化社会の動向について概観し、主な立場ごとに想定される課題を抽出した。
・抽出課題の一部ではあるが、その克服に向けたICTの活用アイデアを例示した。
・5回にわたる議論の中では,ICT以外を含め課題克服に向けた様々な意見が出され
た。以下、これらを補足として紹介する。
補足(議論中に出されたその他意見(主なもの)):
① 高齢者の定義の見直し
(65歳以上を一律に高齢者として扱うことの是非)
② 定年制のあり方の見直し(年齢で一律に退職させることの是非)
③ 就業規則や業績評価基準の見直し
見直し視点のひとつとして、退職後の長期的な社会参加にもつながるような就業ルールや
評価基準の検討 (例:副業に対する柔軟な扱い)
④幸福度に関する評価指標の必要性
先行研究例:内閣府 「幸福度に関する研究会報告-幸福度指標試案-」 2011年12月5日
(①主観的幸福感、②三つの柱(経済社会状況、心身の健康、関係性)
、③持続可能性から構成される幸福度指標試案(総計132項目)を公表。)
http://www5.cao.go.jp/keizai2/koufukudo/koufukudo.html
⑤ ICT機器自体のユニバーサルデザイン推進
例:米国リハビリテーション法508条
(連邦政府のIT機器調達では障害者にアクセシブルなものしか「買ってはいけない」)
30
情報化シンポジウム・イン・東京
4.2 今後の検討について
年内を目途に、以下を中心とした検討を継続する予定。
(1)少子高齢社会の課題とICTの活用イメージの深掘り
(2)上記のICT活用等に望まれる新たな制度や仕組みの検討
参考1 特別委員会で挙がったその他のICT活用イメージ(主なもの)
対応する課題の分野 ※主観による
No.
1
概要
社内ツイッターのつぶやき分析により、社員全般のメ
ンタル傾向をタイムリーに把握
○
○
2 出産後等に、男女共に週1回テレワークの推進
○
◎
○
○
働き盛りの時期から自身のスキル情報、ボランティア
3
活動実績、取得ポイント等を蓄積する仕組みの創設。
○
○
◎
○
求人・求職のマッチングをICTできめ細かく効率的に
4
※ICTだけでなく、第三者による評価も必要
○
◎
5 クラウドソーシングへのICT活用
○
◎
・シニア向け料金割引制度の充実
6 (電車・バス、行楽・娯楽施設、カルチャースクール等
で身分証明書と共に)
生涯学習へのICT活用(キャリアアップのための学習
7 や健康・快適に生活するための学習など、生涯にわた
る学習環境の整備)
○
8 宅配へのICT活用(無人ヘリ、自動運転者 等)
各分野・各局面での個人情報を生涯にわたり蓄積して
9 いき、必要に応じて連携させるための基盤の構築
※下記EHCRの上位概念?
10 介護作業にロボットやパワースーツの活用
現時点で実用化されているICTのほか、近未来技術の活用も視野。
若年無 結婚・出 現役世代 シニアの シニア
医療・介
業者対 産・子育 の働き方 就労・就 の日常
護
業
改革
て
策
生活
◎
○
・例3(小型無人ヘリによる宅配)
米アマゾン 2015年にも開始 (写真右)
◎
○
○
○
○
○
◎
○
○
○
◎
○
○
○
○
・例1(公衆無線LAN)
2020年東京オリンピックも視野に、無料の公衆無線LANサービス
が拡大中
・例2(自動運転車)
2013年11月 公道での走行実験に安倍首相が同乗 (写真左)
○
○
参考2 想定するICTのイメージ(例)
・その他(今後とも発展が期待される技術・サービス)
ビッグデータ/オープンデータ、クラウドソーシング、スマホ/タブレ
ット、4K/8Kテレビ、各種センサ、モーションキャプチャ技術
、生活支援ロボット(パワースーツ、介護ロボット等)、遺伝子解析
、マイナンバー
◎
◎
出所:日テレNews24 2013年11月9日
出所:日本経済新聞 電子版 2013/12/3
31
情報化シンポジウム・イン・東京
参考資料
32
情報化シンポジウム・イン・東京
特別委員会の位置づけと構成
情報化推進国民会議
本委員会
事務局
(公財)日本生産性本部
特別委員会
委員長
主 査
主 査
委 員
中島
洋
前川
徹
遊間 和子
大塚万紀子
小林 有里
小豆川裕子
関根 千佳
村田 裕之
谷島 英明
少子高齢社会における課題解決に向けて
~ICTの活用とイノベーションの方向性~
2013年
2013年9月~
(株)MM総研 所長
サイバー大学 教授
(株)国際社会経済研究所 主任研究員
(株)ワーク・ライフバランス ワーク・ライフバランスコンサルタント
日本IBM(株) 官公庁事業部 第一ソリューション事業部 シニアコンサルタント
(株)NTTデータ経営研究所ソーシャルイノベーション・コンサルティング本部上席研究員
同志社大学 教授、(株)ユーディット 会長兼シニアフェロー
村田アソシエイツ(株) 代表、東北大学 特任教授
イオン(株) グループシニア戦略リーダー
注)上記メンバーに加え、必要となる領域の有識者を適宜招請する。
33
情報化シンポジウム・イン・東京
主な参照文献・資料
1.少子化社会対策白書(平成25年版) http://www8.cao.go.jp/shoushi/whitepaper/index-w.html
2.少子化危機突破のための緊急対策(平成25年6月7日)
http://www8.cao.go.jp/shoushi/whitepaper/w-2013/25pdfgaiyoh/pdf/s2-3.pdf
3.高齢社会白書(平成25年版) http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/index-w.html
4.高齢社会政策大綱(平成24年9月7日) http://www8.cao.go.jp/kourei/measure/taikou/pdf/p_honbun_h24.pdf
5.2030年超高齢未来に向けた産業界のロードマップ(2011年3月 東京大学ジェロントロジー・コンソーシアム)
http://www.iog.u-tokyo.ac.jp/social/download/110526RMsummary.pdf
6.高齢社会の教科書(2013年3月30日 東京大学高齢社会総合研究機構 編著)
7.子ども・若者白書(平成25年版) http://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h25honpen/b1_04_02.html
8.情報通信白書(平成24年版) http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h24/html/nc112120.html
9.電子情報通信工学分野の2030/50年技術ロードマップ作成の試み(2013年4月19日 電子情報通信学会 ロードマップ委員会)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000220835.pdf
10.内閣府 平成25年版男女共同参画白書 http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h25/gaiyou/pdf/h25_gaiyou.pdf
11.プラチナ構想ハンドブック 秋山弘子 http://www.platinum-handbook.jp/contents/5
12.総務省 ICT超高齢社会構想会議報告書 -「スマートプラチナ社会」の実現- 平成25年5月
http://www.soumu.go.jp/main_content/000226641.pdf
13.内閣府 幸福度に関する研究会 「幸福度に関する研究会報告-幸福度指標試案-」 2011年12月5日
http://www5.cao.go.jp/keizai2/koufukudo/koufukudo.html
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