...

3年 - 北海道札幌東高等学校公式サイト

by user

on
Category: Documents
175

views

Report

Comments

Transcript

3年 - 北海道札幌東高等学校公式サイト
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
◆校内実力テスト
教科名
3年生では、11 月に校内実力テストを実施する。現代文・古文・漢文の大問三題を、初見の文章で
行う。国公立大学の個別試験を念頭に置いた試験内容であり、その段階でのベストを尽くすことが大
事である。
国
語
科目名
学年
担当者名
単位
年間予定時数
現代文B
(文系)
3
東
2
70
◆校外実力テスト
●授業の目標
現代文を読む基礎的な力や知識を充実させるとともに、実力を養成することを目標とする。
文章の論理構成を理解しながら、文章全体の構造が理解できるように読解力を養成する。また抽象
度の高い表現をどう解釈するか、文意を的確に理解する中で思考力を養い、表現する力をつける。
マーク型や記述型の試験が年間を通して設定されている。模擬試験は、複数の担当者が、何度も吟
味をしながら作成されたものなので、徹底的に活用するのが効果的だ。自分の弱点を知るとてもいい
機会となる。(ア)大問ごとの得点状況、(イ)文章の読解力、(ウ)記述式の解答の吟味、(エ)選択肢の
批判的な読み取りなど、自分の弱点を点検したい。
◆講習
●教科書・教材
夏季講習や冬季講習で、実践的な問題演習を行う。読解と記述(選択)は、つながっており、本文
の読み込みが、解答の正否をわけるといっても過言ではない。ここまでに実力養成を完成させる。
「精選現代文 B」 東京書籍
「新国語総合ガイド」 京都書房
「2017 進研「センター試験」対策国語 重要問題演習 現代文」
ラーンズ
「センター試験 国語過去問題 平成 22 ~平成 26 年 本試験・追試験 総合版」
「上級編 現代文読解演習」
駿台文庫
尚文出版
●評価の方法
◆その他
授業内で配布するプリントとして、次のものを予定している。
(1) 入試漢字(25 題)
2年生からの継続。
(2)慣用的な表現
自学自習用として配布する。
定期考査の成績を基本にして、提出物・授業への取組み等を総合的に判断する。
●学習アドバイス
授業で力をつけることを基本とする。そのためには、予習や復習が必要だ。学習は連続性があって、
はじめて理解できたり、習得できたりするものである。授業だけの単発的な学習では、「理解したつも
り」で終り、時間の経過とともに忘れてしまう。授業で考えたことを、もう一度その過程を振り返り
ながら学習するとよい。結果だけの確認で終わらず、定着する力にするため予習・復習をしよう。
◆予習および授業準備
(1) 本文を一読し、文章全体を4段落、または5段落の意味段落にわける学習をする。
(2) 文章の論理構成(同一・対比・因果・例示・比喩・並立など)を指摘できるようにする。
(3) 記述式の事前課題に取り組み、解答を作成する。
◆授業
解釈を中心に授業を行う。段落ごとの中心的な内容について、思考・表現ができるようになれば、
文意は自ずと理解することは可能だ。自分の考えを他者と比較して、その思考の過程や表現の不備を
相互点検することが授業となる。
◆復習および授業後作業
相互点検の後は、さまざまな情報が頭の中にあり、解答までのプロセスが曖昧な状態にあるのが普
通だ。いま一度、自分の論理で解答までの過程を振り返り、明快な表現で記述することを勧める。
◆定期テスト
授業で考えた解釈を中心に出題していく。記述式の出題では、主述の整った表現、因果関係や同一
・対比の構造が明確になった表現ができるよう記述する学習対策を勧める。
-1-
-2-
3学年前期授業計画
月
週
1
④
科目名【現代文B(文系)】
学習項目・単元
学習のポイント
3学年後期授業計画
月
週
26
評論1
「言語と記号」
2
丸山圭三郎
3
各段落の問題意識の在り方や抽象的な概
念の使い方を見極めながら段落相互の階層
構造をつかむことによって論理の構成や展
開を読み取る力をつける。
学習のポイント
「現代文演習」
文章の全体構造をつかみ、段落ごとの中心
的な内容を設問を通して理解する。
「現代文演習」
文章の論理構成を整理し、記述の方法を用
いながら、自分で解答をつくる力を鍛える。
「現代文演習」
解答の根拠を踏まえ、選択肢を批判的に
読むことを通して、適切な文意を選択でき
る力をつける。
27
28
29
30
⑤
学習項目・単元
⑩
4
5
科目名【現代文B(文系)】
小説1
「檸檬」
梶井基次郎
場面と心情の関係を読み取り、「檸檬」
をどのようなものと捉えているのかを理解
する。
6
31
⑪
32
7
33
8
34
9
10
⑥
前
評論2
期
「鏡の中の現代社会」
見田
中
宗介
11
間
考
査
評論文の構成を的確に把握し、論旨を明
確にとらえられるように、読みの力をつけ
る。
35
36
⑫
37
12
38
13
14
⑦
15
39
学 校 祭
評論3
「垂直のファッション、水平のファッ
ション」
鷲田 清一
評論文の構成を的確に把握し、論旨を明
確にとらえられるように、読みの力をつけ
る。また、語句の意味や表現上の特色を捉
える。
冬
季
①
41
「現代文演習」
記述型の設問に特化し、本文の内容を適
切に表現できる力を養う。
42
43
17
夏
季
休
44
業
家
18
庭
45
②
19
20
21
46
評論4
「グローバル化のゆくえ」
山﨑
22
23
業
40
16
⑧
休
前
47
本格的な評論文の読解に取り組む。
48
正和
期
期
「現代文演習」
末
考
マーク型演習を継続して行う。
⑨
49
査
③
50
51
24
25
-3-
-4-
学
習
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
◆校内実力テスト
教科名
3年生では、11 月に校内実力テストを実施する。現代文・古文・漢文の大問三題を、初見の文章で
行う。国公立大学の個別試験を念頭に置いた試験内容であり、その段階でのベストを尽くすことが大
事である。
国
語
科目名
学年
現代文B
3
担当者名
東
・高
嶋
単位
年間予定時数
2
70
◆校外実力テスト
●授業の目標
現代文を読む基礎的な力や知識を充実させるとともに、実力を養成することを目標とする。
文章の論理構成を理解しながら、文章全体の構造が理解できるように読解力を養成する。また抽象
度の高い表現をどう解釈するか、文意を的確に理解する中で思考力を養い、表現する力を育てていく。
マーク型や記述型の試験が年間を通して設定されている。模擬試験は、複数の担当者が、何度も吟
味をしながら作成されたものなので、徹底的に活用するのが効果的だ。自分の弱点を知るとてもいい
機会となる。(ア)大問ごとの得点状況、(イ)文章の読解力、(ウ)記述式の解答の吟味、(エ)選択肢の
批判的な読み取りなど、自分の弱点を点検したい。
◆講習
●教科書・教材
夏季講習や冬季講習で、実践的な問題演習を行う。読解と記述(選択)は、つながっており、本文
の読み込みが、解答の正否をわけるといっても過言ではない。ここまでに実力養成を完成させる。
「現代文 B」 数研出版
「新国語総合ガイド」 京都書房
「2017 進研「センター試験」対策国語 重要問題演習 現代文」
ラーンズ
「センター試験 国語過去問題 平成 22 ~平成 26 年 本試験・追試験 総合版」
尚文出版
◆その他
授業内で配布するプリントとして、次のものを予定している。
(1) 入試漢字(25 題)
2年生からの継続。
(2)慣用的な表現
自学自習用として配布する。
●評価の方法
定期考査の成績を基本にして、提出物・授業への取組み等を総合的に判断する。
●学習アドバイス
授業で力をつけることを基本とするが、そのための予習や復習を疎かにしないこと。学習は連続性
があって、はじめて理解できたり、習得できたりするものである。授業だけの単発的な学習では、「理
解したつもり」で終り、時間の経過とともに忘れてしまう。授業で考えたことを、もう一度その過程
を振り返りながら学習するとよい。結果だけの確認では、定着する力にはならないことを忘れないよ
うにしよう。
◆予習および授業準備
(1) 本文を一読し、文章全体を4段落、または5段落の意味段落にわける学習をする。
(2) 文章の論理構成(同一・対比・因果・例示・比喩・並立など)を指摘できるようにする。
(3) 記述式の事前課題に取り組み、解答を作成する。
◆授業
解釈を中心に授業を行う。段落ごとの中心的な内容について、思考・表現ができるようになれば、
文意は自ずと理解することは可能だ。自分の考えを他者と比較して、その思考の過程や表現の不備を
相互点検することが授業となる。
◆復習および授業後作業
相互点検の後は、さまざまな情報が頭の中にあり、解答までのプロセスが曖昧な状態にあるのが普
通だ。いま一度、自分の論理で解答までの過程を振り返り、明快な表現で記述することを勧める。
◆定期テスト
授業で考えた解釈を中心に出題していく。記述式の出題では、主述の整った表現、因果関係や同一
・対比の構造が明確になった表現ができるよう記述する学習対策を勧める。
-5-
-6-
3学年前期授業計画
月
週
1
④
2
3
科目名【現代文B(理系)】
学習項目・単元
学習のポイント
評論(一)
「文化が違う」とは何を意味するか?」 イスラームと日本の文化の相違点を筆者が
岡 真理
どのように捉えているかを明らかにしなが
ら、「普遍性」について理解できるようにす
る。
3学年後期授業計画
月
週
26
学習のポイント
「現代文演習」
文章の全体構造をつかみ、段落ごとの中心
的な内容を設問を通して理解する。
「現代文演習」
文章の論理構成を整理し、記述の方法を用
いながら、自分で解答をつくる力を鍛える。
「現代文演習」
解答の根拠を踏まえ、選択肢を批判的に
読むことを通して、適切な文意を選択でき
る力をつける。
27
28
29
30
⑤
学習項目・単元
⑩
4
5
科目名【現代文B(理系)】
小説(三)
「檸檬」
梶井基次郎
6
場面と心情の関係を読み取り、「檸檬」を
どのようなものと捉えているのかを理解す
る。
31
⑪
32
7
33
8
34
9
10
⑥
前
評論(三)
期
中
「コピーの芸術」
佐々木 健一
11
間
考
査
文章全体を五段落にわけ、複製芸術の価
値を明らかにしながら、「芸術を体験する」
という筆者の主張を理解できるようにする。
35
36
⑫
37
12
38
13
14
⑦
15
39
学 校 祭
評論(四)
「エコロジーのミューズを求めて」
今福 龍太
エコロジーの起源を押さえ、「生態学的叡
智」という筆者の主張を、文章全体から捉
えることができるようにする。
冬
季
①
41
「現代文演習」
記述型の設問に特化し、本文の内容を適
切に表現できる力を養う。
42
43
17
夏
季
休
業
44
18
家
庭
45
19
②
46
20
47
21
48
22
23
業
40
16
⑧
休
前
期
期
「現代文演習」
末
考
査
マーク型演習を継続して行う。
⑨
24
49
③
50
51
25
-7-
-8-
学
習
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
◆定期テスト
教科名
授業で考えた解釈や現代語訳を中心に出題していく。記述式の出題では、主述の整った表現、因果
関係や同一・対比の構造が明確になった表現ができるよう記述する学習対策を勧める。
国
語
科目名
学年
発展古典
(文系)
3
担当者名
藤
井・高
嶋
単位
年間予定時数
3
105
3年生では、11 月に校内実力テストを実施する。現代文・古文・漢文の大問三題を、初見の文章で
行う。国公立大学の個別試験を念頭に置いた試験内容であり、その段階でのベストを尽くすことが大
事である。
●授業の目標
古典を読む基礎的な力や知識を充実させるとともに、実力を養成することを目標とする。複数の人
物が登場する教材を用いて、人物関係を整理しながら、場面や行動や心情を読み取ることができるよ
うにする。また、和歌の構造や修辞法を理解しながら、心情を適切に理解す力を養う。
また、前期末考査以降は、初見の文章を対象とした演習を行い、上記の学力の完成を目指す。特に
思考力や表現力(記述力)の養成に重点をおき、論理的な思考のもと、端的な表現ができるように学
習する。
●教科書・教材
「精選古典 B 古文編」 東京書籍
「完全マスター古典文法」 第一学習社
「入試対応 必修古文単語700」 三省堂
◆校内実力テスト
マーク型や記述型の試験が年間を通して設定されている。模擬試験は、複数の担当者が、何度も吟
味をしながら作成されたものなので、徹底的に活用するのが効果的だ。自分の弱点を知るとてもいい
機会となる。(ア)大問ごとの得点状況、(イ)文章の読解力、(ウ)現代語訳をするための知識確認など
うまく活用すれば、学力を養成するには最良の問題集となる。
◆講習
「精選古典 B 漢文編」 東京書籍
「新明説漢文」 尚文出版
「新国語総合ガイド」 京都書房
「入試対策演習 access 上級編 古典読解問題」 駿台文庫
「2017 進研「センター試験」対策国語 重要問題演習 古典」
ラーンズ
「センター試験 国語過去問題 平成 22 ~平成 26 年 本試験・追試験 総合版」
◆校外実力テスト
Ⅰ期講習では、和歌の修辞法に焦点をあて、散文との関係の中で解釈していく方法を習得する。
夏季講習や冬季講習では、センター型・記述型をおりまぜ、現代文・古典・漢文の領域ごとに講習
を設定していく。自分の弱点を補強し完成を目指して意欲的に取り組もう。北大を含め難関大学で出
題される内容が、基礎事項を重視していることを踏まえ、解釈する力を養成していく。
尚文出版
◆その他
●評価の方法
定期考査の成績を基本にして、提出物・授業への取組み等を総合的に判断する。
授業内で配布するプリント(小テストを含む)として、次のものを予定している。
(1) 古文単語テスト
2年生からの継続で「副詞」からスタートする。
(2)古典文法・句形学習
知識事項の再確認として自学自習用に配布する。
●学習アドバイス
授業で力をつけることを基本とするが、そのための予習や復習を疎かにしないこと。学習は連続性
があって、はじめて理解できたり、習得できたりするものである。授業だけの単発的な学習では、「理
解したつもり」で終り、時間の経過とともに忘れてしまう。授業で考えたことを、もう一度その過程
を振り返りながら学習するとよい。結果だけの確認では、定着する力にはならないことを忘れないよ
うにしよう。
◆予習および授業準備
(1) 本文の音読を徹底する。音読で本文全体を読みきる習慣を大事にしよう。
(2) 本文をノートに書写する。単語や文法事項を意識しながら書き写すとよい。
(3) 語彙や文法事項、句形については、簡単な注釈を入れておくこと。
◆授業
解釈を中心に授業を行う。場面の理解、心情の理解、行動の理由など、現代語訳をもとにしながら
文章内容を適切に理解するための問いを解決しながら授業をすすめる。
◆復習および授業後作業
本文の現代語訳や解釈の過程を、根拠を明確にしながらもう一度辿れるかどうか確認をする。自分
が学習した内容を、批判的に振り返る学習は、理解を深め定着させる効果がある。
-9-
- 10 -
3学年前期授業計画
月
④
週
学習項目・単元
1
紫式部日記
2
古今和歌集仮名序
「女郎花」
3
4
科目名【発展古典(文系)】
史記2
学習のポイント
紫式部
「やまと歌は」
「六歌仙」
紀貫之
5
荊軻伝
「風蕭蕭兮易水寒」
「図窮ヒ首見」
寄物陳思の構造を踏まえ、和歌に表出した
心情を理解する。
和歌の修辞法を、その働きを理解しながら
現代語ができるようにする。
3学年後期授業計画
月
週
26
科目名【発展古典(文系)】
学習項目・単元
学習のポイント
「古文演習」
「漢文演習」
解答の根拠となる本文を辿りながら、語彙
や文法の知識を用いて、解釈する力を養成
する。
「古文演習」
「漢文演習」
マーク型の演習では、選択肢の文章をいか
に批判的に読むかに重点を置きながら、記
述力で培った力を応用させながら演習を進
めていく。
「古文演習」
「漢文演習」
多様な文章に触れながら、速読を意識し
て演習を進めていく。
27
⑩
28
29
漢文の基本句形、語の理解を定着させ、適
切に訳出できるようにする。特に、場面に
おける心情の理解を徹底する。
30
31
⑤
⑪
6
物語3
落窪物語
「姫君の苦難」
32
登場人物の立場による心情を整理しながら
継子いじめの物語を理解する。
7
33
8
34
9
10
⑥
前
史記2
期
中
11
韓信伝
「俛出袴下」
「背水陣」
間
考
査
漢文の基本句形、語の理解を定着させ、適
切に訳出できるようにする。特に、複数の
エピソードから人物像を読み取ることがで
きるようにする。
35
36
⑫
37
12
38
13
14
39
学 校 祭
物語4
源氏物語(二)
「車争ひ」
紫式部
⑦
葵の上と六条御息所の立場を整理しながら
それぞれの心情を和歌を通して理解する。
15
冬
季
①
41
「古文演習」
「漢文演習」
思考力や表現力(記述力)の原点に立ち
返り、個別試験にむけての実践的な演習を
進める。
42
43
17
夏
季
休
業
44
18
家
庭
45
19
②
46
20
21
評論2
無名抄
「出で映えすべき歌のこと」
「おもて歌のこと」
鴨長明
22
23
⑨
業
40
16
⑧
休
前
期
期
「古文演習」
「漢文演習」
頼政と能因の和歌の類似点を整理しながら
俊恵の評価を理解する。
48
末
考
49
査
古文・漢文ともマーク型演習と記述型の
演習を継続して行う。
24
47
③
50
51
25
- 11 -
- 12 -
学
習
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
科目名
学年
国語
古典研究
(文系選択α)
3
担当者名
東
裕晃
単位
年間予定時数
3
105
●授業の目標
◆復習および授業後作業
前期については、2学年の時と同様です。必ずその日のうちに学習内容の確認を行いましょう。予
習から始まる「黄金サイクル」をぜひ確立して下さい。
後期は、予習が不要になった分、復習に力を注ぎ、実戦力を身につけていって下さい。
◆定期テスト
1・2年次に学習・蓄積した文法力・語彙力を土台として、さらなる読解力の向上を目指します。
そのために、便覧などの資料を積極的に活用し、古典常識の確認・定着を図ります。
授業で考えた解釈や現代語訳を中心に出題していきます。記述式の出題では、主述の整った表現、
因果関係や同一・対比の構造が明確になった表現ができるようにする学習対策を勧めます。
◆校内実力テスト
●教科書・教材
教科書 「古典文学選 古典A」(教育出版)
副教科書「完全マスター古典文法」(第一学習社)
「入試対応 必修古文単語735」(三省堂)
「必携 新明説漢文」(尚文出版)
「新国語総合ガイド 三訂版」(京都書房)
3年生では、11月に校内実力テストを実施します。現代文、古文、漢文の大問三題を、初見の分
掌で行う。国公立大学の個別試験を念頭に置いた内容で、その段階でのベストを尽くすことが大切で
す。
◆校外実力テスト
●評価の方法
定期考査の成績を基本にして、提出物・授業への取組み等を総合的に判断します。
●学習アドバイス
マーク模試や記述模試が年間を通して設定されています。模擬試験は、複数の担当者が何度も吟味
しながら作成したものなので、徹底的に活用するのが効果的です。自分の弱点を知るとても良い機会
になります。「大問毎の得点状況」「文章の読解力」「現代語訳をするための知識確認」などうまく活用
すれば最良の問題集になります。
◆講習
◆予習および授業準備
前期は2学年の時と同様、予習として本文通読、本文書写、単語の把握や文法事項のチェックを行
って下さい。現代語訳も予習の際に自力で行い、訳せなかった部分や理解ができなかった部分を授業
で確認するようにして下さい。
後期は、問題演習を行うため基本的に予習をする必要はありませんが、後述のように、復習は必ず
行って下さい。
講習の案内にある講習の内容をしっかり確認して、自分の弱点を補強し完成を目指して意欲的に取
り組んでください。北大を含め難関大学で出題される内容が、基礎事項を重視していることを踏まえ、
解釈する力を養成していく。
◆その他
◆授業
【前期】
さまざまな分野の文章を読み、読解を中心とした学習を行います。正確な内容把握に基づく現代
語訳ができるようにします。(正しく読み取り、思考し、自分で表現する。)
【後期】
古文・漢文の記述式問題及びセンター型問題に取り組みます。出題意図や解答作成方法などにつ
いて、詳しい説明を行います。
- 13 -
- 14 -
3学年前期授業計画
月
週
1
④
科目名【古典研究(選択α)】
学習項目・単元
学習のポイント
3学年後期授業計画
月
26
オリエンテーション
〈古文〉歌論・俳論
・韻文(和歌・俳諧)の歴史を確認した上
で、本文中の韻文への批評を理解し、韻
文の観賞力を養う。
2
学習項目・単元
学習のポイント
〈古文〉演習問題
〈漢文)演習問題
解答の根拠となる本文を辿りながら、語彙
や文法の知識を用いて、解釈する力を養成
する。
27
⑩
28
3
29
4
〈漢文〉逸話
・訓読の確認、句形の確認をふまえながら、
本文の読解を行う。
・語彙力を増強する。
5
⑤
週
科目名【古典研究(選択α)】
30
31
⑪
6
32
7
33
8
34
9
10
⑥
前
期
中
〈古文〉源氏物語
間
考
査
・文法事項を確認しつつ、敬語の用法を理
解し、人物の関係を理解する。
・場面や登場人物の心情の変化を把握し、
物語の面白さを味わう。
11
35
36
⑫
37
12
38
13
39
学 校 祭
冬
季
⑦
15
①
41
1月14日、15日
大学入試センター試験
42
16
43
17
夏
季
休
業
44
18
家
庭
45
19
②
46
20
〈漢文〉詩文
・詩に読み込まれた情景や作者の心情を読
み、味わう。
・近体詩の基本的なきまりを理解する。
21
47
48
22
23
業
40
14
⑧
休
前
期
期
〈古文〉評論
末
考
査
・評論を読み、古典文学の根底にある発想
を知ることで、伝統と文化について理解
を深める。
・文法事項、単語を確認しつつ読み深めて
いく。
⑨
24
25
- 15 -
49
③
50
51
- 16 -
学
習
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
国
語
科目名
学年
担当者名
単位
年間予定時数
古典B
(理系)
3
藤井(貴)
2
70
●授業の目標
◆定期テスト
授業で行った解釈や、文法・句形、語彙、古典知識などを総合的に出題する。センター対策として
の選択問題だけでなく、記述問題も出題するので、論理的な思考の組立てや文章表現に対する対策も
行っておこう。
なお、3年生は前期中間・期末の2回だけで、前述の通り評価に直結する。授業内容の理解度を確
認するという目的はもちろんだが、みなさんは、ただ試されるだけの受動的なものという捉え方はし
ないでほしい。テストから学ぶことはたくさんあるはずである。学習材料として能動的に捉え、学ん
で次に活かすことが大切である。授業で学習したことは大学入試に直結する。手を抜かずに満点を目
指そう。今実行していることは絶対に役立つのだと信じて取り組もう。
◆校内実力テスト
1・2年次に学習・蓄積した文法力・語彙力・古典知識を土台として、様々な種類の古文・漢文を
正確に読解し、読み味わえる実力を養成することを目標とする。そのために、「新国語総合ガイド」な
どの資料を積極的に活用し、古典常識の確認・定着を図る。
今年度は11月29日(火)に実施する。理系進学志望者は国語は課されない。文系進学志望者は、
現代文・古文・漢文の大問三題を、所見の文章で実施する。国公立大学の個別試験を念頭に置いた出
題を予定しているので、受験に際しては各自到達目標を定めて臨むようにしよう。
◆校外実力テスト(模擬試験)
●教科書・教材
教科書
副教科書
「古典B(古文編)(漢文編)」
「新版二訂 完全マスター古典文法」
「必携 新明説漢文」
「入試対応 必修古文単語 735」
「新国語総合ガイド 三訂版」
「2017センター試験対策国語 重要問題演習 古典編」
「センター試験国語過去問題 平成23~28年」
(数研出版)
(第一学習社)
(尚文出版)
(三省堂)
(京都書房)
(ラーンズ)
(尚文出版)
マーク型や記述型の試験が年間を通して設定されており、自分の受験パターンに合わせて活用する。
模擬試験は名前が示す通り本番ではない。練習・確認の場であり、学習の場である。結果に一喜一憂
するのではなく、積極的に活用しそこから学ぶことで、一歩一歩ステップアップしていこう。やりっ
放しでは、受けた時間と代金が無駄になってしまう。必ず解き直し(復習)し、弱点を見つけ、改善し
よう。
なお、模試の後に「基礎力不足」に気づくようでは深刻な状況である。それまでの授業や定期考査
を通じて、準備(基礎の定着)を整えた上で臨むことが必要である。
◆講習
●評価の方法
定期考査の成績を基本にして、提出物・授業への取組み等を総合的に判断する。
第Ⅰ期は、和歌の修辞法に焦点を当て、散文との関係の中で解釈していく方法を習得する。夏季・
冬季はセンター型と記述型をおりまぜ、現代文・古文・漢文の領域ごとの設定を予定している。いず
れも実戦的な演習を繰り返し行うが、北大を含めた難関大学で出題される古典の内容が、基礎事項を
重視していることを踏まえ、解釈する力を養成していく。
◆その他
●学習アドバイス
⑴
授業で力をつけることを基本とする。そのための予習や復習を疎かにしないこと。理系の諸君がセ
ンター試験の国語で得点力をアップさせるには、古典の学習にしっかりと取り組むことが必要である。
授業で身に着けたことは、確実に定着させるように。
◆予習および授業準備
⑴ 本文の音読を徹底する。読めない語句はもちろん、つかえた部分は意味のある語句として認識
できていない部分である。
⑵ 本文をノートに書写し文法・句形や単語のチェックをこつこつと実行することで、初めて見た
文章でもなんとか現代語訳ができるような力を付けることにつながる。
授業内で配布するプリント(小テストを含む)として、次のものを予定している。。
古文単語テスト
2年生からの継続で「副詞」からスタートする。
古典文法・句形学習
知識事項の再確認として自学自習用に配布する。
⑵ 『新国語総合ガイド』をぜひ活用してほしい。授業はどうしても「読解」が中心になる。「文学
史」「有職故実」「季節の風物」「古典の事物」などに関する知識(いわゆる古典常識)は、各自が身
につけておかなければならない事項である。文章読解の助けとなるのはもちろんのこと、知識自
体が入試で問われることもある。『新国語総合ガイド』を机まで持って来て、ページを開こう。
①
②
◆授業
【前期】
授業は解釈を中心に行う。現代語訳をもとに、内容の把握、心情の理解、因果関係の理解など、
問題意識をもって授業に取り組み、授業の中で覚え、復習まで完結してしまおう。また、わからな
いことを流さずに、理解できるまで教科担任に質問しよう。
【後期】
古文・漢文のセンター型問題演習に取組む。出題意図や解答の選択などについて、詳しい説明を
行い、関連事項を確認したりまとめたりする。
◆復習および授業後作業
⑴
⑵
⑶
予習時や授業中に明らかになった自分がまだ知らなかった点・間違った点を克服しよう。
その週のうちにもう一度本文を読んで、現代語訳をすらすら言えるようにしよう。
学習した文章の内容、文法・句形の重要事項等をもう一度確認しよう。
- 17 -
- 18 -
3学年前期授業計画
月
週
1
④
科目名【古典B(理系)】
学習項目・単元
学習のポイント
3学年後期授業計画
月
26
<古文>
紫式部日記
「水鳥の足」
紫式部
2
古今和歌集仮名序
3
「やまと歌は」
紀貫之
和歌に込められた心情について理解する。
和歌の修辞法について、その働きを理解
しながら解釈ができるようにする。
和歌の修辞法についてのまとめ・確認。
5
6
律詩
30
「鹿柴」 王維
「山中対酌」 李白
「旅夜書懐」 杜甫
「黄鶴楼」 崔顥
漢詩(近体詩)の形式・基本事項を理解す
る。著名な近体詩の作品に触れ、詩の表現
をもとに作者の心情や情景を理解する。
マーク型の演習では選択肢の文章をいか
に批判的に読むかに重点を置きながら演習
を進めていく。
「古文演習」
「漢文演習」
多様な文章に触れながら、速読を意識し
て演習を進めていく。
31
⑪
32
34
前
<古文>
源氏物語
期
「紫の上の死」
中
紫式部
11
間
考
査
文法・語彙の理解を定着させ、本文中の
それぞれの和歌に込められた思いを理解し
ながら『源氏物語』の世界を読みあじわう。
35
36
⑫
37
12
38
13
15
「古文演習」
「漢文演習」
33
9
⑦
解答の根拠となる本文をたどりながら、
語彙や文法の知識を用いて解釈する力を養
成する。
28
8
14
「古文演習」
「漢文演習」
27
7
⑥
学習のポイント
29
<漢文>
漢詩 絶句
10
学習項目・単元
⑩
4
⑤
週
科目名【古典B(理系)】
39
学 校 祭
<漢文>
逸話 「梁上君子」(後漢書)
「三横」(世説新語)
漢文の基本句形や語彙の理解を定着させ、
適切に訳出できるようにしたうえで、文章
の内容を深く理解できるようにする。
冬
季
①
41
1月特別授業
個別試験に向けた実戦的な演習を行う。
42
43
17
夏
季
休
業
44
18
家
庭
45
19
②
46
20
<古文>
平家物語
音便・敬語に注意して読解する。語り物
としてのリズム感を読み取る。軍記物語・
『平家物語』の文学史的価値を確認する。
忠度の都落ち
21
47
48
22
23
⑨
業
40
16
⑧
休
前
期
期
「古文演習」
「漢文演習」
末
考
査
古文・漢文ともセンター対策(マーク)演
習を継続して行う。
24
49
③
50
51
25
- 19 -
- 20 -
学
習
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
◆校内実力テスト
教科名
科目名
学年
1
地理歴史
世界史B
3
担当者名
千
田
周
二
単位
年間予定時数
4
140
北大2次試験レベルの内容の問題を出題します。北大2次で世界史を選択する人は8割目指して
受けましょう。
◆校外実力テスト
1
●授業の目標
1
2
3
歴史を学ぶことにより、多角的多面的な視野を養う。
世界の諸地域の歴史を学ぶことで異文化を互いに認め合い、国際的な視野に立つ人物を育成する。
歴史を学ぶことで、現代世界の複雑な関係を客観的な観点で分析する力を養う。
◆講習
●教科書・教材
1
2
教科書
副教材
模試の本当の価値は「解説」にあります。解説を読まないで、受験して終わってしまっては、模
試を3割程度しか活用していないことになります。解説を何度も何度も読み込んで、確実に自分の
ものにしましょう。
2 模試の「問題文」の内容も大変勉強になります。問題を解くときは、あまり読み込まずに設問を
解いてしまうケースもあると思いますが、復習の際は問題文をじっくり読んでみるようにしましょ
う。
『世界史B』(東京書籍)
『アカデミア世界史』(浜島書店)
『新世界史要点ノート[応用編]](啓隆社)
『五訂 必携世界史用語』(実教出版)
『要点マスター 世界史B確認問題集』(東京書籍)
『センター試験への道 世界史B -問題と解説-』
1
授業ではあまり深く掘り下げられないような内容や、応用的な内容について行います。その都度
内容の連絡をします。
2 2年次の学習内容については、講習でやる時間はありません。各自で学習を進めて下さい。
3 基礎事項は学習してくる前提で進めます(2年次と同じ)。
4 受験で世界史を使う人はできる限り受講しましょう。
◆その他
●評価の方法
定期考査の得点を中心に総合的に評価します。
●学習アドバイス
1
毎日の復習を心がけて下さい(約1時間はかかると思います)。2次試験のある人は、どんどん予
習をして、10月くらいに教科書を一通り終わらせられるような計画を立ててみて下さい。
2 近現代に進むにつれ、内容が非常に複雑になってきます。わからないことがあったら積極的に質
問して下さい。
◆予習および授業準備
1
2
3
予習は、学習する箇所を最低一回、事前に教科書に目を通しておきましょう。
『要点ノート』の空欄は事前に補充しておきましょう。
教室の移動がある場合には休み時間中にすみやかに済ませ、教科書、『要点ノート』、図説、用語
集の該当箇所を開いて準備してください。
◆授業
1
2
3
昨年度よりかなり速い進度で行います。
図説や用語集は常に開いておき、常に参照できるようにしておきましょう。
世界史の知識は文系大学を目指す皆さんにとっては特に必要な教養です。世界史を受験で使わな
くても、居眠りや内職はせず、しっかり学習しましょう。
◆復習および授業後作業
1 週4時間の授業です。ほぼ毎日復習することになります。なるべく溜めずに、学習したその日の
うちに、ノートを整理し、さらに『要点マスター』等を使って用語の整理をして基本的事項を身につ
けるよう復習して下さい。
2 単元や章が終わったら、時代の流れを把握して、基礎的な事項を立体的に組み上げ、「まとめ」や
「整理」を行ってみて下さい。
3 図説を使い、どの事項がどの地域で同時代に起こっていたかなど、イメージしながら復習して下
さい。図説は学校に置かず、持ち帰って勉強に使いましょう。
◆定期考査
1 定期考査の問題多くは基本的な事項から出ますが、論述も必ず数問出題します。普段の学習も、
単に用語を暗記するだけではなく、用語からその内容を説明できるような学習を心がけましょう。
2 入試で世界史を選択する人は、定期考査では6割が最低レベルです。それ以下では入試では使い
物になりません。8割9割目指して考査に取り組んで下さい。考査の勉強=受験勉強です。これをお
ろそかにすると、結局あとで勉強せねばならず、時間の無駄になります。
3 考査終了後は、不正解の箇所を分析して、同じ過ちを二度としないようにしましょう。
- 21 -
- 22 -
3学年前期授業計画
月
④
科目名【世界史B】
週
学習項目・単元
学習のポイント
1
第1編 さまざまな地域世界
第2編
第8章イスラーム世界の形成
第9章 ヨーロッパ世界の形成
第 10 章 東アジア世界の変容とモンゴ
ル帝国
各地域世界の歴史の大きな流れを学習する。
5
第 11 章
海域世界の発展
6
第 12 章
ユーラシア諸帝国の繁栄
「海の道」が世界の商業にどのような影響
をもたらしたのかを学習する。
オスマン帝国、サファヴィー朝、ムガル帝
国、明清帝国の繁栄とその背景を学習する。
2
3
4
3学年後期授業計画
月
週
26
科目名【世界史B】
学習項目・単元
学習のポイント
第 17 章
アジア諸地域の変動
列強による植民地支配と、これに抵抗する
アジア諸地域の動きを学習する。
第 18 章
世界戦争の時代
第一次世界大戦から戦間期、世界恐慌を経
て第二次大戦に至る歴史の流れを映像資料
とともに学習する。
第 19 章
国民国家体制と東西の対立
東西対立と冷戦、植民地の独立など戦後世
界の動きを学習する。
27
⑩
28
東アジアにおける中国周辺の諸民族の国家
形成の意義とモンゴルによるユーラシア大
陸の一体化の世界史的な意義を考察する。
29
30
⑤
31
⑪
32
7
33
8
34
9
⑥
前
期
10
第 13 章
大交易時代
11
第 14 章
近世のヨーロッパ
中
査
35
第 15 章
15
欧米における工業化と国民国
家の形成
終章
経済のグローバル化と新たな世界
秩序
⑫
37
38
39
「3つの革命」が欧米や世界にもたらした
影響やナショナリズム、社会主義について
学習する。
冬
季
休
業
家
庭
学
習
40
①
41
課題研究
42
16
43
17
夏
季
休
業
44
18
45
⑧
19
②
46
20
47
21
48
22
前
期
期
末
考
査
23
49
③
⑨
24
冷戦後の世界について学習する。
36
学 校 祭
14
⑦
考
ヨーロッパのアジアと新大陸への進出がど
のような変化をもたらしたのかを学習する。
主権国家体制の進展と国王を中心とする国
家権力の強化など、各国ごとの共通点や相
違点に着目して学習する。
12
13
間
第 16 章
産業資本主義の発展と帝国主
義
第二次産業革命が政治・経済・社会にどの
ような変化をもたらしたのかを考察する。
50
51
25
- 23 -
- 24 -
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
科目名
学年
担当者名
単位
年間予定時数
◆校内実力テスト
ありません。
地理歴史
世界史研究
3
千
田
周
二
4
140
◆校外実力テスト
1
●授業の目標
1
2
3
歴史を学ぶことにより、多角的多面的な視野を養う。
世界の諸地域の歴史を学ぶことで異文化を互いに認め合い、国際的な視野に立つ人物を育成する。
歴史を学ぶことで、現代世界の複雑な関係を客観的な観点で分析する力を養う。
模試の本当の価値は「解説」にあります。解説を読まないで、受験して終わってしまっては、模
試を3割程度しか活用していないことになります。解説を何度も何度も読み込んで、確実に自分の
ものにしましょう。
2 模試の「問題文」の内容も大変勉強になります。問題を解くときは、あまり読み込まずに設問を
解いてしまうケースもあると思いますが、復習の際は問題文をじっくり読んでみるようにしましょ
う。
●教科書・教材
◆講習
1
2
1
教科書
副教材
『世界史B』(東京書籍)
『アカデミア世界史』(浜島書店)
『新世界史要点ノート[応用編]](啓隆社)
『五訂 必携世界史用語』(実教出版)
『要点マスター 世界史B確認問題集』(東京書籍)
『センター試験への道 世界史B -問題と解説-』
●評価の方法
授業ではあまり深く掘り下げられないような内容や、応用的な内容について行います。その都度
内容の連絡をします。
2 2年次の学習内容については、講習でやる時間はありません。各自で学習を進めて下さい。
3 基礎事項は学習してくる前提で進めます(2年次と同じ)。
4 受験で世界史を使う人はできる限り受講しましょう。
◆その他
定期考査の得点を中心に総合的に評価します。
●学習アドバイス
1
毎日の復習を心がけて下さい(約1時間はかかると思います)。2次試験のある人は、どんどん予
習をして、10月くらいに教科書を一通り終わらせられるような計画を立ててみて下さい。
2 近現代に進むにつれ、内容が非常に複雑になってきます。わからないことがあったら積極的に質
問して下さい。
◆予習および授業準備
1
2
3
予習は、学習する箇所を最低一回、事前に教科書に目を通しておきましょう。
『要点ノート』の空欄は事前に補充しておきましょう。
教室の移動がある場合には休み時間中にすみやかに済ませ、教科書、『要点ノート』、図説、用語
集の該当箇所を開いて準備してください。
◆授業
1
2
3
昨年度よりかなり速い進度で行います。
図説や用語集は常に開いておき、常に参照できるようにしておきましょう。
世界史の知識やものの見方は、理系に進学する皆さんにも有用なものとなります。例えば、科学
上の発明や発見がどのような世界史的な背景で生まれたのかということを知ることは有意義ですし、
また共同研究などで他国の人と関わることが多い理系の場合、世界の歴史を知っていることは、必
ず役に立ちます。たとえ世界史を受験で使わなくなったとしても、居眠りや内職はせず、しっかり
学習しましょう。
◆復習および授業後作業
1 週4時間の授業です。ほぼ毎日復習することになります。なるべく溜めずに、学習したその日の
うちに、ノートを整理し、さらに『要点マスター』等を使って用語の整理をして基本的事項を身につ
けるよう復習して下さい。
2 単元や章が終わったら、時代の流れを把握して、基礎的な事項を立体的に組み上げ、「まとめ」や
「整理」を行ってみて下さい。
3 図説を使い、どの事項がどの地域で同時代に起こっていたかなど、イメージしながら復習して下
さい。図説は学校に置かず、持ち帰って勉強に使いましょう。
◆定期考査
1 定期考査の問題多くは基本的な事項から出ますが、論述も必ず数問出題します。普段の学習も、
単に用語を暗記するだけではなく、用語からその内容を説明できるような学習を心がけましょう。
2 入試で世界史を選択する人は、定期考査では6割が最低レベルです。それ以下では入試では使い
物になりません。8割9割目指して考査に取り組んで下さい。考査の勉強=受験勉強です。これをお
ろそかにすると、結局あとで勉強せねばならず、時間の無駄になります。
3 考査終了後は、不正解の箇所を分析して、同じ過ちを二度としないようにしましょう。
- 25 -
- 26 -
3学年前期授業計画
月
④
科目名【世界史研究】
週
学習項目・単元
学習のポイント
1
第1編 さまざまな地域世界
第2編
第8章イスラーム世界の形成
第9章 ヨーロッパ世界の形成
第 10 章 東アジア世界の変容とモンゴ
ル帝国
各地域世界の歴史の大きな流れを学習する。
5
第 11 章
海域世界の発展
6
第 12 章
ユーラシア諸帝国の繁栄
「海の道」が世界の商業にどのような影響
をもたらしたのかを学習する。
オスマン帝国、サファヴィー朝、ムガル帝
国、明清帝国の繁栄とその背景を学習する。
2
3
4
3学年後期授業計画
月
週
26
科目名【世界史研究】
学習項目・単元
学習のポイント
第 17 章
アジア諸地域の変動
列強による植民地支配と、これに抵抗する
アジア諸地域の動きを学習する。
第 18 章
世界戦争の時代
第一次世界大戦から戦間期、世界恐慌を経
て第二次大戦に至る歴史の流れを映像資料
とともに学習する。
第 19 章
国民国家体制と東西の対立
東西対立と冷戦、植民地の独立など戦後世
界の動きを学習する。
27
⑩
28
東アジアにおける中国周辺の諸民族の国家
形成の意義とモンゴルによるユーラシア大
陸の一体化の世界史的な意義を考察する。
29
30
⑤
31
⑪
32
7
33
8
34
9
⑥
前
期
10
第 13 章
大交易時代
11
第 14 章
近世のヨーロッパ
中
査
35
第 15 章
15
欧米における工業化と国民国
家の形成
終章
経済のグローバル化と新たな世界
秩序
⑫
37
38
39
「3つの革命」が欧米や世界にもたらした
影響やナショナリズム、社会主義について
学習する。
冬
季
休
業
家
庭
学
習
40
①
41
課題研究
42
16
43
17
夏
季
休
業
44
18
45
⑧
19
②
46
20
47
21
48
22
前
期
期
末
考
査
23
49
③
⑨
24
冷戦後の世界について学習する。
36
学 校 祭
14
⑦
考
ヨーロッパのアジアと新大陸への進出がど
のような変化をもたらしたのかを学習する。
主権国家体制の進展と国王を中心とする国
家権力の強化など、各国ごとの共通点や相
違点に着目して学習する。
12
13
間
第 16 章
産業資本主義の発展と帝国主
義
第二次産業革命が政治・経済・社会にどの
ような変化をもたらしたのかを考察する。
50
51
25
- 27 -
- 28 -
平成28年度北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
地歴
科
科目名
学年
担当者名
単位
年間予定時数
日本史B
(文系)
4
相庭
4
140
◆復習および授業後作業
授業があった日に、その日の授業を見直してください。
そこで、わからない点があったら、どうぞ遠慮なく質問に来て下さい。
◆定期テスト
●授業の目標
・日本の歴史の中で支配者と庶民との関係を理解し、現代社会を生き抜くための気概を身につける。
・文化の変遷を実体し、歴史的思考力を身につける
・一人ひとりの進路実現を目指す。
これまでの先輩は、毎回の平均点が70点を越えていました。
そのつもりで、しっかりと準備をしておいてください。
日本史の場合、2回のテスト合計が60点を下回った場合は「赤点」とします。
やはり、頑張って下さい。
●教科書・教材
・教科書
・教 材
「詳説 日本史」(山川出版社)
「最新 日本史 図表 」(第一学習社)
「要点整理 ゼミナール日本史」(浜島書店)
「センターへの道 日本史 問題と解説」(山川出版社)
◆校内実力テスト
11月に実施する予定です。
●評価の方法
年2回の定期考査の成績を中心に、提出物、授業態度等を加味し、総合的に判断します。
◆校外実力テスト(模擬試験)
様々な模試が設定されています。
各自の計画の中で、積極的に受験してください。
日本史の「力」が、全国的レベルで計れます。
●学習アドバイス
最も大事なことは、授業をしっかりと受けることです。
その際に、まずは大きく流れや構造を理解し、その次に細かな部分を把握していく。そんな学習方
法を心掛けてください。
◆実力養成講座
◆予習および授業準備
じっくりと時間をかけて、予習をする必要はありません。
短時間で、教科書を一読すると、授業が楽になります。
第Ⅰ期、夏季休業中と冬季休業中の3期間で開講予定です。
また、必要に応じて設定する場合があります。実力アップのため、積極的に受講してください。
◆その他
好きになることが、一番の「力」になります。
どうか、日本史を好きになって下さい。
◆授業
前記のとおり、授業が全てです。
しっかりと聞き、しっかりと書き、しっかりと理解することです。
授業の中で5つ程度のことを「覚えよう」といったくらいの意識をもって下さい。
- 29 -
- 30 -
3学年前期授業計画
月
週
1
④
⑤
科目名【日本史B】
学習項目・単元
学習のポイント
3学年後期授業計画
月
週
科目名【日本史B】
学習項目・単元
学習のポイント
26
2
・オリエンテーション
・文化のはじまり
・農耕社会の成立
・旧石器、縄文期の文化の諸様相について
・弥生文化の伝来と社会の変化について
3
・古墳とヤマト政権
・古墳の広がりとヤマト政権について
4
5
・推古朝と飛鳥文化
・律令国家の形成
・平城遷都
6
・平安遷都と王朝国家の成立
・ヤマト政権の再建過程と外交について
・律令国家形成の過程と律令制度について
・平城遷都とその後の政治、社会、外交に
ついて
・平安京への遷都と摂関政治について
27
・文治政治への転換
・江戸中期以降の改革
・文治政治への変遷とその内容について
・幕政改革、藩政改革の内容について
28
・列強の進出と社会の変容
・列強進出と農村の変化について
29
・近、現代史の復習
・2年次既習事項の整理と演習
⑩
30
31
⑪
32
7
・平安期の社会と武士の発生
・荘園の成立過程と武士の出現について
8
・源平の争乱と院政
・平氏政権
・武士の活動と院政について
・武士の戦乱と平氏政権の成立について
9
10
⑥
11
12
前
期
中
・鎌倉幕府の成立
・鎌倉期の社会と武士
・蒙古襲来と社会
・建武新政と室町幕府の成立
・室町幕府の政治体制
間
考
・通史的総復習
33
34
35
査
・武家政権の成立過程とその内容について
・諸産業の発展と武士の土地支配について
・蒙古襲来の実態とその影響
・幕府の滅亡から室町幕府の成立について
・幕府の構造と守護大名について
36
⑫
37
38
39
13
・センター形式の演習
冬
季
休
業
学 校 祭
40
14
⑦
15
・室町期の海外政策
・農村の変化と社会
・守護大名の戦乱
・東アジアの状況と幕府の外交について
・惣村形成と諸産業の発達について
・守護大名の台頭と応仁の乱について
①
41
1 月 特 別 授 業
・記述、論述問題対策
42
16
43
17
夏
季
休
44
業
18
家 庭 学 習 期 間
45
②
⑧
19
46
20
・戦国大名領国制
・戦国大名の出現と幕府権力の衰退
47
21
・織豊政権
・南蛮文化伝来と信長、秀吉政権について
48
22
前
期
期
末
考
⑨
49
査
③
23
・江戸幕府の成立
・江戸幕府の成立過程と支配構造について
・江戸初期外交から「鎖国」へ
・初期外交の実態と鎖国への過程について
24
卒 業 式
50
51
25
- 31 -
- 32 -
平成28年度北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
地歴
科
科目名
学年
担当者名
単位
年間予定時数
日本史研究
(理系)
4
相庭
4
140
◆復習および授業後作業
授業があった日に、その日の授業を見直してください。
そこで、わからない点があったら、どうぞ遠慮なく質問に来て下さい。
◆定期テスト
●授業の目標
日本列島を中心にして展開された歴史事象について、先端の学問的
個々の主体的認識形成を促す。
そのことで現代社会への理解と未来に向けての歴史主体者としての
成果を取り込みながら、生徒
自覚を持たせる。
これまでの先輩は、毎回の平均点が70点を越えていました。
そのつもりで、しっかりと準備をしておいてください。
日本史の場合、2回のテスト合計が60点を下回った場合は「赤点」とします。
やはり、頑張って下さい。
●教科書・教材
・教科書
・教 材
「詳説 日本史」(山川出版社)
授業者作成プリント
「最新 日本史 図表 」(第一学習社)
「要点整理 ゼミナール日本史」(浜島書店)
「センターへの道 日本史 問題と解説」(山川出版社)
◆校内実力テスト
11月に実施する予定です。
●評価の方法
年2回の定期考査の成績を中心に、提出物、授業態度等を加味し、総合的に判断します。
◆校外実力テスト(模擬試験)
様々な模試が設定されています。
各自の計画の中で、積極的に受験してください。
●学習アドバイス
最も大事なことは、授業をしっかりと受けることです。
その際に、まずは大きく流れや構造を理解し、その歴史的意義と未来への課題について自身で考察
することです。
◆実力養成講座
◆予習および授業準備
じっくりと時間をかけて、予習をする必要はありません。
短時間で、教科書を一読だけで、授業が楽になります。
日常的に、様々な社会的現象について関心を持ってください。
第Ⅰ期、夏季休業中と冬季休業中の3期間で開講予定です。
また、必要に応じて設定する場合があります。実力アップのため、積極的に受講してください。
◆その他
好きになることが、一番の「力」になります。
どうか、日本史を好きになって下さい。
◆授業
前記のとおり、授業が全てです。
しっかりと聞き、しっかりと書き、しっかりと理解することです。
その上で歴史的現象について、自ら考察する姿勢をもって臨んで下さい。
- 33 -
- 34 -
3学年前期授業計画
月
週
1
④
科目名【日本史研究】
学習項目・単元
学習のポイント
オリエンテーション
1)古代国家の形成過程とその実態
3学年後期授業計画
月
・生産経済への移行と階級の成立
2
3
・ヤマト政権の成立と支配体制
・ヤマト政権の動揺と7世紀の政治状況
4
・律令国家の形成
週
科目名【日本史研究】
学習項目・単元
学習のポイント
26
・幕政改革
27
・近世期産業の発展
28
・幕末動乱期と民衆
⑩
29
4)近代国家の実態と民衆の動向
・明治新政府の誕生
30
5
・立憲制への過程
・平城京と民衆
⑤
31
⑪
6
32
7
・日清・日露戦争と民衆
・平安期の政治と社会
33
8
9
10
⑥
34
前
期
中
2)中世社会の展開と民衆
間
考
・アジア・太平洋戦争へ
査
35
・武家政権の成立と展開
⑫
11
・中世期の社会
12
・南北朝の動乱と社会
13
36
37
38
39
学 校 祭
14
①
15
季
休
41
1 月 特 別 授 業
42
16
43
17
夏
季
休
業
44
18
家 庭 学 習 期 間
45
⑧
19
②
46
20
21
3)近世的世界の形成と支配体制及び社
会的特徴
・戦国動乱期と民衆
・織豊政権の意義
47
48
22
業
40
・室町政権の誕生と社会
⑦
冬
前
期
期
末
考
査
23
⑨
・幕藩体制の実態と社会
24
卒 業 式
49
③
50
51
25
- 35 -
- 36 -
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
◆復習および授業後作業
教科名
科目名
授業後すぐにノートの整理を行ってください。1年間通すと大変な量の情報が皆さんのノートに記録されてい
るはずです。授業の記録が最も詳しい参考書になると思います。
地理歴史
地理 B
学年
担当者名
単位
年間予定時数
3
濱中聡志
4
140
◆定期テスト
出題の範囲と目的は授業中に示します。
●授業の目標
地理の授業には、現代世界の地理的認識を養うこと、地理的な見方や考え方を身につけること、の
2つの目的があります。私たちが生活をする大地の形や大気の状態、植生などの自然環境や世界の様
々な地域についての知識を学びます。また、地域を見る目を養うことも一方で大切です。
世界をとらえるとき2つの視点があります。1つは、理論的にとらえる系統地理、もう1つは地域の
文脈によってとらえる地誌です。3年生で開講する地理Bでは特に、現代世界を「系統性」という視
点から理論的に地理をとらえます。理論的に考える習慣をつけましょう。
◆校内実力テスト
基礎的問題と応用問題を出題します。
●教科書・教材
◆校外実力テスト
教科書『地理B』東京書籍
地図帳『高等地図』東京書籍
資料集『 Complete 』帝国書院
統計集『データブックオブザワールド』二宮書店
※他に問題集を使用します。
※その他に独自のプリントを配布して授業を進めます。プリント整理の方法を工夫してください。
多くの模試がありますので記載は省略しますが、授業の進度にかかわらず積極的に受験して下さい。
◆講習
センター試験を想定した問題演習を中心に行います。
(2 次の論述対策は希望者に個別に行う予定です)
●評価の方法
授業への参加、レポート、定期考査、実力テストなどの結果を総合的に判断します。
●学習アドバイス
◆その他
◆予習および授業準備
別に指示がない限り、特にはありません。授業後の復習に重点を置いてください。
◆授業
『地図帳』は最も重要な教科書です。常に手元に置いて、地名を探すとともに、それぞれの図幅には作成の
ストーリーがあります。図幅に隠されたストーリーを読み取る楽しみを感じてください。地理を学ぶことで、日ご
ろ見慣れている世界に対する見方が変わると思います。現実の自然や社会をよく観察することを心がけてくだ
さい。
授業は大きく、 1.講義、 2 .実習や実験、 3 .フィールドワーク、からなっています。
1 .講義
講義では多くの資料(図、表、写真など)によって進めます。プレゼンテーションソフトによる資料の提示と
GIS(Geographical Information System ;地理情報システム)ソフトによる地図表現を行います。いずれにして
も、板書を機械的にノートに写すのではなく、提示された情報を自分でまとめて記録してください。
2 .実習や実験
地理の授業では主題図をはじめとする様々な図表を使います。代表的な図表については自分で作成する
実習を行います。実習は地理の授業では大変重要ですので、地味ですが丁寧に作業を行ってください。また、
図表を作成するためのデータは、既存の統計を利用することが多くなりますが、教室の中でアンケートを取る
などして、オリジナルなデータを作成することもあります。
実習の内容は、主題図やグラフの作成が主ですが、地形図や航空写真を用いての地形分類など高度な技
術も体験してもらおうと思っています。
3 .フィールドワーク
校舎周辺での野外観察をします。日常的な「風景」を地理的なものの見方から観察して、「景観」の意味を探
る体験をします。
- 37 -
- 38 -
3学年前期授業計画
月
週
科目名【
学習項目・単元
1
現代世界の地理的考察
2
「自然環境」
地理 B
】
学習のポイント
3学年後期授業計画
月
3
4
5
学習項目・単元
6
7
27
「州・大陸規模の地域」
*州・大陸規模の地域の調査(第Ⅱ部4章)
⑩
28
・地形
・気候
・日本の自然
29
*資源と産業(第Ⅰ部2章)
*消費と余暇活動(第Ⅰ部3章2節)
「資源・産業」
30
「近隣国研究」」
10
⑥
11
*近隣諸国の研究(第Ⅲ部1章)
⑪
・第一次産業
・第二次産業
・第三次産業
32
現代世界の諸課題
*現代世界の諸課題(第Ⅳ部1~4章)
33
8
9
34
前
期
中
「都市・村落、生活文化」
・生活と文化
・村落と都市
間
考
査
*衣食住(第Ⅰ部3章1節)
*村落と都市(第1部3章3節)
・人口問題
・食糧問題
・居住、都市問題
・環境問題
・民族、領土問題
35
36
⑫
12
37
13
38
学 校 祭
14
現代世界の地誌的考察
15
「市町村規模の地域」
39
*市町村規模の地域の調査(第Ⅱ部1章)
*地域をみる方法(第Ⅱ部2章)
⑦
冬
季
休
業
家
庭
学
習
40
①
16
41
42
17
夏
季
休
業
43
18
44
⑧
19
45
②
20
46
21
47
22
23
前
】
学習のポイント
31
⑤
地理 B
26
*自然環境と生活(第Ⅰ部1章)
④
週
科目名【
期
期
「国家規模の地域」
末
考
査
48
*国家規模の地域の調査(第Ⅱ部3章)
49
⑨
24
③
25
50
51
- 39 -
- 40 -
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
◆復習および授業後作業
教科名
科目名
授業後すぐにノートの整理を行ってください。1年間通すと大変な量の情報が皆さんのノートに記録されてい
るはずです。授業の記録が最も詳しい参考書になると思います。
地理歴史
地理研究
学年
担当者名
単位
年間予定時数
3
濱中聡志
4
140
◆定期テスト
出題の範囲と目的は授業中に示します。
●授業の目標
地理Aで学んだ基礎知識をもとに、考察やグループワークといった主体的に学習する場面をより多
く設定します。それにより論理的思考力や判断力、表現力を高めることをねらいとします。
◆校内実力テスト
基礎的問題と応用問題を出題します。
●教科書・教材
教科書『地理B』東京書籍
地図帳『高等地図』東京書籍
資料集『 Complete 』帝国書院
統計集『データブックオブザワールド』二宮書店
※他にワークシートを配布して授業を進めます。プリント整理の方法を工夫してください。
◆校外実力テスト
多くの模試がありますので記載は省略しますが、授業の進度にかかわらず積極的に受験して下さい。
◆講習
●評価の方法
授業への参加、レポート、定期考査、実力テストなどの結果を総合的に判断します。
夏期・冬期
入学試験の過去問題を通した解説です。センター試験を中心とした問題演習を行います。
◆その他
●学習アドバイス
◆予習および授業準備
別に指示がない限り、特にありません。授業後の復習に重点を置いてください。
『地図帳』は最も重要な教科書です。常に手元に置いて、地名を探すとともに、それぞれの図幅には作成の
ストーリーがあります。図幅に隠されたストーリーを読み取る楽しみを感じてください。地理を学ぶことで、日ご
ろ見慣れている世界に対する見方が変わると思います。現実の自然や社会をよく観察することを心がけてくだ
さい。
◆授業
授業は大きく、 1.講義、 2 .実習、 3 .グループワーク、からなっています。
1 .講義
基礎知識を中心に解説講義を行います。正確な知識の獲得は、様々な地理的事象を思考するために
は欠かせません。必要最小限の分量を、極力整理しやすいように講義を進めていきます。
2 .実習
各種資料の作成や、そこからの考察は知識定着を進めるとともに、思考力や知識活用力アップに大
きく役立つ物です。主体的な学習活動場面ですので意欲的に取り組み、作成した物を丁寧に保管する
ようにして欲しいと思います。
3 .グループワーク
提示されたテーマをディスカッションしたり互いに教え合うなどして、地理的事象の理解を深めて
いきます。みんなでわかり合おうという気持ちや集団の雰囲気、コミュニケーション力など幅広い能
力が必要となります。
- 41 -
- 42 -
3学年前期授業計画
月
週
1
④
2
3
科目名【
学習項目・単元
地理研究
】
学習のポイント
自然地理
3学年後期授業計画
月
26
・自然地理に関する様々な事象と人間
生活との関わりに着目して下さい
・地形
・気候
・災害
・身近な地域の調査
27
31
6
⑪
7
32
8
33
10
⑥
11
期
中
世界の産業
間
考
34
査
・各種統計を用いて、それぞれの産業特性
や人間社会への影響について考察します
・資源とエネルギー
・第一次産業
世界の諸課題
・人口問題、環境問題
・その他諸問題
・現代世界の諸問題について表面的な
理解にとどまらず、背景や対策まで
幅広く理解します。グループワーク
などで考察を深めて下さい
諸地域の研究
・これまで進めてきたマクロ視点での
理解を、地域ごとにミクロ視点で
見直すことで、学習の総仕上げをします
・モンスーンアジア
・西アジア、北アフリカ
・アフリカ
・ヨーロッパ
・ユーラシア
・アングロアメリカ
・ラテンアメリカ
・オセアニア
36
⑫
37
13
⑦
学習のポイント
35
12
14
38
学 校 祭
39
・第二次産業
・国家間の結びつき
冬
季
休
業
家
庭
学
習
40
15
①
16
41
42
17
夏
季
休
業
43
18
44
⑧
19
45
20
21
人間生活と文化
・村落と都市
・生活文化
・作図などの作業が多くなります。丁寧
な作業と正確な理解を心がけて下さい
②
46
47
22
前
】
29
30
前
地理研究
28
5
9
学習項目・単元
⑩
4
⑤
週
科目名【
期
期
末
考
査
48
23
49
⑨
24
③
25
50
51
- 43 -
- 44 -
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
科目名
学年
担当者名
単位
年間予定時数
◆復習および授業後作業
理解できなかったことは資料集・ネットなどで調べたり,質問をしたりする。
公民
倫理
3
藤井祐
釣井
2
70
◆定期テスト
●授業の目標
センター試験形式の問題を多く出題する予定,「言葉の理解」を確認して欲しい。
自分は何者なのだろうかとか,世界はどうなっているのだろうかという疑問を人は昔から抱き,考
え続けてきた。自分や世界について考えるときに,一人が考えつくことは非常に限られており,行き
詰まる。そんな時,過去の人々の考えを参考にすれば,より深く的確に考えていくことができる。お
◆校内実力テスト
かしな悩み方をしなくても済む。
授業で様々な考え方を学べば,世界の見え方が変わってくる。そんな授業を目標としている。
そして,授業の「結果」として達成されるのが,センター試験への対応である。授業では,言葉を
「理解する」ことを心がけていくが,実は,それがセンター試験に対応する最善策。なぜなら,セン
ター試験の倫理は,「選択式」だが,そうであるが故に知識の理解が必要なのである。記述式といって
も多くは穴埋め問題。穴埋め問題であれば,「ソクラテスは無知の知」というような覚え方で良い。し
◆校外実力テスト(模擬試験)
結果に一喜一憂しないように。最終的に目標に達することが大切。
かし,センター試験では,ある事柄についての文を読み,「そうであるか,そうでないか」を判別する
というものが多い。これには,「太字を暗記する」という高校受験までの方法は通用しない。無知の知
の「意味」を理解しなければ選べないのだ。
◆講習
●教科書・教材
通常の授業でも,問題演習を行い,理解を確認・定着させていく。各自,優先順位を考えて受講し
教科書:高等学校
資料集:テオーリア
新倫理
最新版(清水書院)
最新倫理資料集
て欲しい。
三訂版(第一学習社)
◆その他
●評価の方法
定期考査の成績を中心に評価を行う。また,授業に参加する姿勢も参考にする。
●学習アドバイス
◆予習および授業準備
次の授業にあたる教科書のページを読んで,疑問をもつ。そうすれば,授業に関心がもて,理解を
深めることができる。
◆授業
時間の制約があるので,プリントを配布する場合もある。疑問を持ち,理解しようと努めること。
- 45 -
- 46 -
3学年前期授業計画
月
④
週
学習項目・単元
1
源流思想
2
近現代の思想
近代とは
ルネサンス
宗教改革
モラリスト
3
4
科目名【
倫理
】
学習のポイント
3学年後期授業計画
月
現代社会の学習を踏まえて
私たちの思考は,西欧の近代思想の影響
週
科目名【
学習項目・単元
26
明治の文学・大正デモクラシー
27
西田幾多郎・和辻哲郎・民俗学
倫理
】
学習のポイント
⑩
28
を強く受けていることを知る。
29
30
5
近代科学・経験論
6
合理論
青年期
人間とは
人間の特徴・青年期の特徴について
理解を深める
31
⑤
⑪
32
⑥
7
社会契約説
8
ドイツ観念論
33
前
10
功利主義・プラグマティズム
社会主義・実存主義
アーレント・ハーバマス・ロールズ
理性主義の見直し(シュバイッアー・
ガンディー・フロイト・構造主義)
12
期
13
14
⑦
15
中
間
考
査
35
36
⑫
37
38
39
学 校 祭
日本の思想
古代の思想
中国思想の伝来と習合
日本の文化的伝統とは何か。 時代と共に
様々な文化を吸収し,それを従来の文化と
習合して発展してきた歴史を理解する。
冬
季
休
業
家
庭
学
習
40
①
41
42
16
43
17
夏
季
休
業
44
18
45
⑧
19
②
46
20
奈良仏教・平安仏教
47
21
朱子学・陽明学
48
22
今までの知識を使って,現代の問題を
考えてみる
34
9
11
現代の諸課題と倫理
生命倫理・
環境倫理・家族の変化・高齢化
情報社会・異文化理解・人類の福祉
前
期
23
古学・庶民の思想
24
洋学・ 啓蒙思想・キリスト教・
25
国家主義・社会主義
期
国学
末
考
査
49
③
⑨
50
51
- 47 -
- 48 -
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
公
民
科目名
学年
政治・経済
3
担当者名
望
月
単位
年間予定時数
2
70
◆復習および授業後作業
・プリント、ノートを中心に学習内容を確実に理解するよう心掛ける。
・授業の理解を深めるために、日頃から新聞・ニュース等に広く関心を持つことが望ましい。
◆定期テスト
●授業の目標
・教科書、資料集を見直し、学習内容を振り返る。
・プリント、ノートを見直し、全体の流れを再確認すると共に、語句や概念の理解を深める。
1.現代の経済活動の本質について理解を深めるとともに,理論的・体系的に理解する。
2.現代の政治,経済,国際関係などについて客観的に理解する。
3.1・2の理解を踏まえて現代の諸課題について主体的に考察し,公正な判断力を養う。
◆校内実力テスト
・実施しない。
●教科書・教材
・教科書:
『高校政治経済』(実教出版)
・教
◆校外実力テスト(模擬試験)
材:資料集(「政治経済 資料」とうほう)
・秋頃までは出題範囲に授業進度が間に合わないが目先の結果にとらわれず勉強すること。
・模擬試験受験後、丁寧に復習するのは当然だが、最初のうちは、予習の一環のつもりで取り
組むと良い。政治・経済関係の語句には、その語句で伝えようとする明確な概念や構造が存
在する。それを理解せずにただオーム返しに、解答に関する語句を暗記しても意味がない。
より深いレベルまで理解を進めようとする努力の下地があって、秋以降の得点力アップが期
待できる。
●評価の方法
・定期考査の成績を中心に評価する 。
◆講習
・夏期講習から開講予定。
夏に政治分野を予定。
・第Ⅱ期講習は、経済分野を予定。
・冬期講習は、総合演習を予定。
●学習アドバイス
◆その他
◆予習および授業準備
・教科書・資料集に目を通し、用語集などを用いて学習内容を把握しておく。
◆授業
・教科書、資料集は毎時間、使用する。集中して臨むこと。プリントを用いることが多いがノ
ートも準備する。配布されたプリントは必ずファイルすること。
・用いられる語句や内容がどのように結びつくのか、常に自分の頭で考えながら授業を受ける
ように。
- 49 -
- 50 -
3学年前期授業計画
月
週
科目名【政治・経済】
学習項目・単元
学習のポイント
3学年後期授業計画
月
2
3
学習項目・単元
学習のポイント
26
1
④
週
科目名【政治・経済】
第2編 現代の経済
第2章 現代経済のしくみ
(3)国民所得と経済成長
(4)金融のしくみ
(5)財政のしくみ
国民所得、金融や財政の基本的なしくみや
役割を理解するとともに,金融・財政両面
の改革の意義を理解する。
27
⑩
28
(3)現代国際政治の動向
(4)国際平和と地域紛争
(5)国際政治と日本
29
4
30
5
⑤
6
第3章 現代経済と福祉の向上
(1)日本経済の歩み
(2)日本の中小企業と農業
(3)国民の暮らし
戦後の日本経済の歩みを振り返りながら
も、現在、日本が直面している経済の諸課
題について基本的な事項を中心に、その実
態などを理解するとともに、問題点などに
ついても考える。
7
31
⑪
32
33
8
⑥
34
9
前
10
(4)環境保全と公害防止
(5)労使関係と労働条件の改善
(6)社会保障の役割
11
期
中
間
考
査
経済発展の過程でどのような問題が生じた
のか。それぞれの問題の内容理解と関連性
を考える。
35
36
⑫
37
12
38
13
14
⑦
15
教科書の内容終了次第
総復習
(テーマ学習・演習など )
39
学 校 祭
第4章 世界経済と日本
(1)商品資本の流れと国際収支
↓
(5)経済協力と人間開発の課題
各国経済は相互に結びついて国際経済を形
成している。その関係性を過去から現在ま
での過程とともに、システムを理解する。
冬
季
休
業
家
庭
学
習
40
①
41
42
16
43
17
夏
季
休
44
業
18
45
②
⑧
19
20
21
22
23
⑨
24
46
第1編 現代の政治
第1章民主政治の基本原理
(4)世界の政治体制
前
期
47
日本の政治機構の復習を含めて、諸外国の
政治制度の基礎的・基本的事項について学
ぶ。
期
第5章 現代の国際政治
(1)国際政治の特質と国際法
(2)国際連合と国際協力
末
考
48
49
査
戦後の国際政治の変遷、国際法や国際連合
の組織としての機能などについて理解する。
③
50
51
25
- 51 -
- 52 -
平成28年度北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
科目名
数学
発展数学Ⅰ
発展数学Ⅱ
数学課題探求
科
学年
3
(文系)
担当者名
松田・長谷川・伊藤
十川 ・折田
単位
年間予定時数
6
210
◆定期考査及び校内実力テスト
数学Ⅰ・A(60分)と、数学Ⅱ・B(60分)を実施する。校内実力テストは1回実施し、記述
式90分で実施する。
◆校外実力テスト(模擬試験)
●授業の目標
「発展数学Ⅰ」・・・数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A及び数学Bの基本事項を確認した上で、より発展的な知
識の習得と技能の習熟を図る。複数分野にわたる問題についての発展的考察を通
して、数学のよさを認識できるようにするとともに、それらを活用する態度を育
て、数学の楽しさを体験させる。
自分の実力が全国の高校3年生や浪人生と比較してどうなのかを知るために、また学習したことを
どれだけ定着できたかを確認する手段でもあるので、積極的に受験することが望ましい。センター型
模擬試験は12月、二次型は11月まで実施される。合否判定は浪人生に比べて現役生は厳しい結果
は出るが、現役生の学力は入試直前まで伸びていくので、判定が悪くても気にする必要はない。一番
大切なことは、復習することで重要事項を定着させていくことである。「模試を利用して学ぶ」姿勢が
大切である。
◆講習・特別授業等
「発展数学Ⅱ」・・・数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A及び数学Bの各分野についてのより発展的な知識の習得
と技能の習熟を図るため、複数分野を横断する課題を設定し、その課題について
の様々な考察により問題解決を図る能力を育てる。また、数学のよさを認識でき
るようにするとともに、それらを活用する態度を育てる。
今年度も講習や特別授業が実施されるので、できるだけ受講するようにすること。授業で習った内
容をより、深く掘り下げたり、以前に習ったことを復習する。また、各大学で出題された良問に触れ
ることで大学入試に対応できる実力を養成する。他教科もあると思うが、受講機会を逃さずに活用す
ること。
「数学課題探求」・・数学に関する課題を設定し、その課題の解決を図る学習を通して、専門的な知
識と技能の深化、総合化を図るとともに、問題解決の能力や自発的、創造的な学
習態度を育てる。
◆その他
●教科書・教材
副教材
「改訂版ニュースタンダード数学演習Ⅰ A Ⅱ B」(数研出版)
「改訂版メジアン数学演習Ⅰ・Ⅱ・A・B」(数研出版)
「進研 直前演習数学Ⅰ A Ⅱ B」(ラーンズ)
積極的に問題を解いてみること。解けない場合は、解説を聞いて理解し、もう一度自分の力で解く
こと。僅かな時間でも無駄にしないで問題に取り組み、学力を高める努力をして欲しい。「わかってい
ることと=解けること」ではない。稀に難問ばかり取り組む生徒がいるが、基本的な問題を軽視せず、
確実に解けるようにすることが合格に近づく最短の道である。
●評価の方法
定期考査(前期中間・前期期末)及び、授業態度、課題提出状況を総合的に判断して評価する。
●学習アドバイス
◆予習および授業準備および復習
授業の前に例題や演習問題をノートに解答すること。わからなかったところは授業を聞いて解決し、
後でもう一度自分の力で解くこと。毎日がその繰り返しになる。また、休み時間や放課後に質問して
疑問点を残さないようにすること。問題集の全問題を説明することはできないので、授業で扱わなか
った問題は各自で積極的に取り組むこと。
◆授業
「ニュースタンダード数学演習Ⅰ A Ⅱ B」「メジアン数学演習Ⅰ・Ⅱ・A・B」
問題にもよるが、1時間当たり2~4問を解説する。順番は、ニュースタンダードの CHECK ⇒
TRIAL ⇒メジアン A 問題で⇒メジアン B 問題の順番に行う。
数学ⅠA(3単位)と数学ⅡB(3単位)を同時並行で進めていく。復習することは必要不可欠で
ある。板書をノートに書くとき、説明を聞かないで鉛筆を動かしている者がいるが、後でノートを見
ても理解できないことになるので、黒板を見ながら説明をしっかり聞くこと。また、要点や重要ポイ
ントはノートに記録(全てを写す必要はない。)して、忘却に備える必要がある。
10月くらいから「進研 直前演習数学Ⅰ A Ⅱ B」(ラーンズ)を使用しセンター試験の実践演習
を行う。
- 53 -
- 54 -
3学年前期授業計画
月
④
週
発展数学Ⅰ
1
オリエンテーション
2
科目名【発展数学Ⅰ・Ⅱ、数学課題探求】
学習のポイント
6
数と式
対称式、絶対値・図形と方程式・不等式の解
2次関数
2次関数の最大・最小・関数の最大最小・2次不等式
平面図形・空間図形
チェバの定理とメネラウスの定理、
オイラーの多面体定理
7
三角比
平面図形と三角比、空間図形と三角比
・教科書の公式はすべ
て復習し使えるように
しておく。
・基本問題&解法のポ
イントは各自取り組む
こと。
・図による表現力を身
につけ、性質や特徴を
把握し、課題解決にあ
たること。
・「たしかめ」をする
習慣を身につける
8
9
10
⑥
11
12
前
期
命題と論証
命題の証明、対偶、背理法・数学的帰納法を用いた証明
場合の数と確率
場合の数の数え方の工夫、数え上げと確率
条件付き確率、ベイズの定理、漸化式の利用
13
14
⑦
15
26
発展数学Ⅱ・数学課題探求
中
・問題文を正確に読
み、解法の選択をする
こと。・もれなく重複
することなく数え上げ
ること。
学
命題と論証:命題と対偶、背理法、数学的帰
納法を用いた証明
整数:最大公約数と最小公倍数、ユークリッドの互
除法の利用剰余類の利用、合同式の利用
間
校
28
基本事項の確認
数と式、関数と方程式、不等式
論理と集合、式と証明、場合の数と確率
平面図形、空間図形、図形と方程式
三角関数、指数・対数関数、微分法、積分法
平面ベクトル、空間ベクトル
数列、数学的帰納法
30
⑪
発展的課題の考察
方程式と関数、不等式と関数、方程式と図形
不等式と領域、曲線の媒介変数表示
求値問題の図形的処理、整数と数列
場合の数の数え方、確率と数列
考
36
⑫
休
微分法
n 次関数と接線、n 次関数の最大最小
関数のグラフと方程式、不等式の解
・複数単元の融合させ
た問題に慣れる。
積分法
積分法と n 次関数、n 次関数と求積計算
・早く正確に計算する
力をつける。
平面図形への対応
直線群、曲線群
モデルの作成
三角関数、ベクトルの利用
・できなかった問題に
印を付けて何度も取り
組む。
空間図形への対応
座標平面の利用、モデルの作成、展開図の利用
空間における直線、平面の方程式
ベクトル
ベクトルと平面図形、ベクトルと空間図形、空間座標
数列
いろいろな数列、漸化式と一般項、数列と図形の問題
課題研究
文字の置き換えとグラフの活用
円の三角関数表示の活用、立体図形の求値問題
38
39
冬
季
40
命題の証明方法
対偶と背理法、数学的帰納法、剰余系の利用
互いに素な整数、素数の性質の利用、存在の証明
41
①
42
・発展的内容の総合学習
・課題解決型学習
(解決方法のポイントをつかむ)
45
業
②
18
46
19
47
データの処理
四分位偏差と標準偏差、共相関と相関係数
・定義、公式の確認を
し適宜使用できるこ
と。
21
48
上手な場合分けの仕方
必要条件から十分条件へ、場合分けの基準
49
③
22
23
⑨
24
25
前
期
複素数と方程式:剰余の定理、因数定理、
相加・相乗平均の利用、2次方程式の解と2次関数、複素
数と高次方程式 図形と式:点、直線、放物線、
円、平面座標の利用、軌跡と領域 三角関数:
三角関数と n 次関数、図形
期
末
考
査
・複雑な計算をすると 規則性の活用
きは、適宜検算をして、 具体的な考察、対称性の活用、周期性の活用
無駄な計算を続けない 具体的な考察による発見
習慣をつくる。
- 55 -
変数への対応
最大最小問題、媒介変数表示
2変数は1文字固定、独立でない2変数
通過領域と包絡線
37
44
季
グラフへの帰着
数列の規則性、方程式の解と2曲線の共有点、不等式の解法
35
43
夏
・数多くある公式を間
違いなく使いこなせる
こと。
34
祭
・不得意分野・単元を
克服する。
32
33
査
課題研究
いろいろな証明法、合同式、剰余類
格子点とミンコフスキーの定理
凸関数とチェビシェフの不等式
空間座標系おける直線、平面の方程式
発展数学Ⅱ・数学課題探求
31
17
20
指数・対数関数
指数・対数関数と n 次関数、整数問題への応用
学習のポイント
29
16
⑧
発展数学Ⅰ
27
5
⑤
週
⑩
3
4
月
50
51
- 56 -
休
業
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
科目名
学年
数学科
数 学 Ⅲ
発展数学Ⅱ
3
担当者名
伊
十
藤・松 田
川・長谷川
単位
年間予定時数
5+2
175 + 70
◆校外実力テスト
自分の実力が全国の高校生や浪人生と比べてどうなのかを知るために、また学習したことをどれ
だけ定着できたかを確認する手段でもあるので、積極的に受験することが望ましい。センター型
模擬試験は12月、二次型は11月まで実施される。合否判定は浪人生に比べて現役生は厳しい
結果がでるが、現役生の学力は入試直前まで伸びていくので、気にする必要はない。一番大切な
ことは、復習をすることで重要事項を定着させていくことにある。「模試を利用して学ぶ」姿勢が
大切である。
◆講習
●授業の目標
今年度も講習や特別授業等が実施されるので、できるだけ受講するようにすること。他の教科と
の兼ね合いもあるが、学習機会を逃さずに活用すること。
(数学Ⅲ)平面上の曲線と複素数平面、極限、微分法および積分法についての理解を深め、知識の
習得と技能の習熟を図り、事象を数学的に考察し表現する能力を伸ばすとともに、それ
らを積極的に活用する態度を育てる。
(数学発展Ⅱ)数学Ⅰ A Ⅱ B の各分野の発展的な知識の習得と技能の習熟を図るため、複数分野を
横断する課題を設定し、その課題についての様々な考察により問題解決を図る能力を育
てる。
●教科書・教材
教科書
問題集
◆その他
積極的に多くの問題を解いてみること。解けない場合は、解説を聞いて理解し、もう一度自分の
力で解くこと。毎日がこの繰り返しになる。前にも述べたが、学習の初期段階では「質より量」
が必要である。問題量についても学習時間についてもそれは当てはまる。僅かな時間も無駄には
しないで問題に取り組み、学力を高める努力をすること。
「数学Ⅲ」(数研出版)
「4STEP 数学Ⅲ」「メジアン数学演習ⅠⅡ AB 受験編」
「進研直前演習 数学Ⅰ A Ⅱ B」
●評価の方法
年 2 回の定期考査(前期中間・前期期末)及び授業態度等、総合的に判断して評価する。
●学習アドバイス
◆予習および授業準備
授業の前に教科書を4~5ページ予習すること。本文を読んで例題を理解し、問や練習問題をノ
ートに解答する。理解できない部分は授業を聞いて解決すること。また、休み時間や放課後に質
問をして疑問点を残さないようにすること。問題集にも取り組んでおくこと。
◆授業
内容にもよるが、教科書は1時間あたり 4 ページ前後進むので、予習が絶対に必要である。黒板
を見ながら説明をしっかり聞くこと。板書をノートに書くとき、要点や重要ポイントのみをノー
トに記録する習慣をつけること。
◆復習および授業後作業
学習内容を定着させるためには、「4STEP 数学Ⅲ」等の問題集をきちんと解くことである。
学習の初期段階では「質より量」が必要になる。問題集の中で、重要で説明が必要なものは授業
で説明する。理解できない場合は質問をして解決すること。そのような学習を続けていくことが
必要なのだが、時間が経てば忘れてしまうのが現実なので、適宜、復習することが必要になる。
問題集を何度も解いて量を稼ぎ、基礎学力をしっかりと身につける必要がある。
◆定期テスト
基礎(60 分)と応用(60 分)を実施し、基礎は客観式で応用は記述式の試験を実施する
◆校内実力テスト
校内実力テストは 1 回だけ実施し、120 分(数学Ⅲ含む)と 90 分(数学Ⅱ B まで)のいずれかを
選択する。
- 57 -
- 58 -
3学年前期授業計画
月
週
1
④
数学Ⅲ
学習のポイント
オリエンテーション
第 3 章 関数
2
3
4
第 4 章 極限
第 1 節数列の極限
第 2 節関数の極限
第 5 章 微分法
5
⑤
6
科目名【数学Ⅲ・発展数学】
第 6 章 微分法の応用
第 1 節導関数の応用
発展数学Ⅱ
3学年後期授業計画
月
27
第 2 節媒介変数表示
と極座標
・求値問題の図形的処理
・整数と数列
・場合の数の数え方
28
29
プリント教材
30
表現力の養成を
目的とする。
解答時間短縮を図るための
解法の研究をする。
31
⑪
センター試験の分析
・空間図形
34
9
前
第 7 章 積分法
第 1 節不定積分
期
中
間
考
査
いろいろな関数についての ・三角関数
積分法や定積分と和の極限 ・微分法と積分法
の関係を理解する。また、 ・平面ベクトル
それらの有用性を認識し、
活用できるようにする。
11
第 2 節定積分
13
35
⑫
37
38
39
・空間ベクトル
・数列と数学的帰納法
⑦
・凸関数とチェビシェフの
不等式
・空間座標系における直
線、平面の方程式
36
学 校 祭
14
15
冬
季
①
41
数学Ⅲの総合演習
・発展的内容の総合学習
・課題解決型学習
43
夏
季
休
業
44
18
家
庭
45
19
②
46
第8章
積分法の応用
・方程式と関数
・不等式と関数
47
21
48
22
前
期
期
末
考
査
23
⑨
24
25
業
42
17
20
休
40
16
⑧
・確率と数列
・いろいろな証明法
・合同式
・剰余類
・格子点とミンコフスキー
の定理
33
8
12
発展数学Ⅱ
⑩
第 2 節速度と近似式
⑥
学習のポイント
32
7
10
学習項目・単元
26
・数と式
関数の理解を深める。
極限の概念を理解し、活用 ・関数と方程式、不等式
する。
・論理と集合
いろいろな関数についての
微分法を理解する。また、 ・式と証明
その有用性を認識するとと
もに、具体的な事象の考察 ・場合の数と確率
に活用できるようにする。
・平面図形
週
科目名【数学Ⅲ・発展数学】
第 2 章 式と曲線
第 1 節 2 次曲線
・方程式と図形
2 次曲線の基本的な性質お ・不等式と領域
よび曲線がいろいろな式で ・曲線の媒介変数表示
表現できることを理解する。
- 59 -
49
③
50
51
- 60 -
学
習
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
科目名
学年
数学科
数学研究ⅠⅡ+
発展数学Ⅱ
数学課題探求
3
(理系)
担当者名
松田
単位
年間予定時数
4+3
140
+
105
●授業の目標
「発展数学Ⅱ」…数学ⅠⅡ AB の各分野についてのより発展的な知識の習得と技能の習熟を図るため、
複数分野を横断する課題を設定し、その課題についての様々な考察により、問題解決
を図る能力を育てる。
◆定期テスト
定期考査は 60 分のものを 2 日間を実施する。校内実力テストは 1 回だけ実施し、記述式で 90 分(数
学Ⅱ B まで)となる。
◆校外実力テスト(模擬試験)
自分の実力が全国の高校3年生や浪人生と比較してどうなのかを知るために、また学習したことを
どれだけ定着できたかを確認する手段でもあるので、積極的に受験することが望ましい。センター型
模擬試験は12月、二次型は11月まで実施される。合否判定は浪人生に比べて現役生は厳しい結果
が出るが、現役生の学力は入試直前まで伸びていくので、判定が悪くても気にする必要はない。一番
大切なことは、復習することで重要事項を定着させていくことである。「模試を利用して学ぶ」姿勢が
大切である。
◆講習
「数学課題探求」…数学に関する課題を設定し、その課題の解決を図る学習を通して、専門的な知識
と技能の深化、総合化を図るとともに、問題解決の能力や自発的、創造的な学習
態度を養てる。
今年度も講習や特別授業等が実施されるので、できるだけ受講するようにすること。授業で習った
内容をより深く掘り下げたり、以前に習ったことを復習することができる。また、各大学で出題され
た良問に触れることで大学入試に対応できる実力を養成する。学習機会を逃さずに活用すること。
「数学研究Ⅰ」…数学ⅠⅡ AB の主に図形を除いた分野について、さらに発展的な事象を考察させる
ために必要な思考力や判断力、そして表現力を身につける。
◆その他
「数学研究Ⅱ」…数学ⅠⅡ AB の主に図形の分野について、さらに発展的な事象を考察させるために
必要な思考力や判断力、そして表現力を身につける。
積極的に多くの問題を解いてみること。解けない場合は、解説を聞いて理解し、もう一度自分の力
で解くこと。毎日がこの繰り返しになる。僅かな時間も無駄にはしないで問題に取り組み、学力を高
める努力をすること。「わかっていること=解けること」ではない。稀に難問ばかり取り組む生徒がい
るが、基本的な問題を軽視せずに正確に解けるようにすることが合格への最短の道である。
●教科書・教材
副教材
「メジアン数学演習ⅠⅡ AB」「ニュースタンダード数学演習ⅠⅡ AB」
「進研 直前演習数学ⅠⅡ AB」
●評価の方法
定期考査(前期中間・前期期末)及び課題提出と校内実力テスト等を総合的に判断して評価する。
●学習アドバイス
◆予習および授業準備
授業の前に教材の問題をノートに解答すること。分からなかったところは印をつけ、授業を聞いて
解決し、後でもう一度自分の力で解くこと。毎日がその繰り返しになる。また、休み時間や放課後に
質問して疑問点を残さないようにすること。
◆授業
1時間当たり教材の中の2~4問を解説したり、演習させる。板書をノートに書くとき、すべてを
写さずに、要点や重要ポイントのみを記録する。黒板を見ながら説明をしっかり聞いて、頭に記憶す
る。授業後に自分の力で不完全な解答を完全なものにすること。
- 61 -
- 62 -
3学年前期授業計画科目名【発展Ⅱ・探求、研究ⅠⅡ】
月
④
週
発展数学Ⅱ・数学課題探求
学習のポイント
1
・オリエンテーション
・数と式・対偶と背理法
・関数と方程式、不等式
・数学的帰納法
・論理と集合、式と証明
・剰余系の利用
・場合の数と確率
・互いに素と素数
・平面図形、空間図形
・存在の証明・図形と方程式
・必要条件から十分条件へ
・三角関数、指数・対数
・場合分けの基準
・微分法、積分法あ
・具体的な考察
・教科書の公式はす
べて頭の中に入れて
正しく使いこなせる
ようにする。
・オリエンテーション
・解と係数の関係
・複雑な計算をする
ときは、適宜検算を
して、無駄な計算を
続けない習慣をつく
る。
・共通解
2
3
4
5
⑤
6
7
8
9
10
⑥
11
12
前
・係数が虚数の方程式
月
週
・導かれた答えが正
しい答えであるか否
かの「たしかめ」を
する。
中
間
・問題文から正確な
図を起こせるように
する。
・格子点と定理
26
・モデルの作成
・凸関数と不等式
・三角関数とベクトル
・直線と平面の方程式
・座標平面の利用
・直線と平面の方程式
⑩
27
28
・多変数関数の最大、最小
29
⑦
15
数学研究Ⅰ・Ⅱ
・不得意分野、不得意単元
を克服する。
・法線ベクトルと平面の
方程式
・点と平面の距離
・立体の切断面
・2 直線の距離
・直線と平面の交点
・面積と面積比
・体積と体積比
・時間を区切って解くこと
を心がける。
・出来なかった問題
に印をつけて何度も繰り返
し取り組む。
・応用問題の演習
・応用問題の演習
・有理数解
31
・最大確率
考
⑪
32
33
査
34
・カタラン数
・重複組み合わせの活用
・完全順列
・排反と排反でない
35
36
37
学 校 祭
38
14
学習のポイント
・合同式の利用
⑫
13
発展数学Ⅱ・数学課題探求
25
30
期
・平面、空間ベクトル
・対象性の活用
・数列、数学的帰納法
・周期性の活用
・方程式、不等式と関数
数学研究Ⅰ・Ⅱ
3学年後期授業計画科目名【発展Ⅱ・探求、研究ⅠⅡ】
・数列の規則性
・方程式と図形
・方程式の解と共有点
・不等式と領域
・最大最小問題
・曲線の媒介変数表示
・出来るだけ短時間
に正解できる解法が
選択できるようにす
る。
・接線
・面積
・定積分関数
・積分方程式
冬
季
休
39
40
41
①
センター試験
42
16
43
17
夏
季
休
業
44
家 庭 学 習 期 間
18
45
⑧
②
19
46
20
21
22
・2 変数の処理
・いろいろな証明法
前
47
・早く正確にできる
計算力を養う。
期
期
末
48
考
査
⑨
23
24
業
・通過領域と包絡線
・合同式、剰余系
・直線群、曲線群
・新しい考え方や公
式に慣れて、使える
ようにする。
- 63 -
・媒介変数表示と軌跡
・多面体と内接球、外接球
卒 業 式
49
③
50
51
- 64 -
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
科目名
学年
理科
物理
3
担当者名
佐藤宗一
遠藤正則
単位
年間予定時数
3
105
◆定期テスト
定着を確認する問題と、入試に対応する応用問題を出題する。
◆校内実力テスト
北大レベルの記述式総合問題を出題する。平均点は40~50点になるようにしたい。
●授業の目標
大学進学のための入試を意識した授業を展開し、基礎から応用まで幅広く定着させる。
◆校外実力テスト
他のライバル校との比較には注意していきたい。受験という競争である以上、トップを狙ってほ
しい。自学自習プリントをかなりの回数用意するので、余裕があれば解ききることを勧める。
●教科書・教材
教科書
副教材
物理(啓林館)
セミナー物理(第一学習社)
◆講習
基本的には物理受験を考えているのであれば、全ての講習をとってほしいが、内容的なところで
質問があれば受けたいと考えている。
●評価の方法
定期考査の素点に基づく。そのほか、通常の授業の努力状況を見て総合的に評価する。
●学習アドバイス
◆その他
授業に集中して疑問をその日の内に解決する。演習プリントを数多く提示するので、問題を解く
ことによって理解の定着をはかる。
◆予習および授業準備
授業前に教科書をざっと見ておくだけで結構です。
◆授業
現象の解説や公式の証明は必ず聞き、理解すること。特に重要なところは、指示するのでしっか
りマークしておくこと。
◆復習および授業後作業
過去の卒業生で成功している者はやはり問題集(セミナー)や、授業中に渡されるプリントを何周
もしているようだ。すなわち回数をこなして疑問の解消に努めたということだと思う。
- 65 -
- 66 -
3学年前期授業計画
月
週
1
④
2
3
科目名【
学習項目・単元
⑤
6
3学年後期授業計画
月
グラフの意味を十分理解させながら進め
て行く。
気体分子の熱運動
熱力学の第 1 法則
27
⑩
28
内部エネルギーの変化。
定積、定圧、断熱、等温変化
第 4 節 気体の状態変化と熱・仕事
総合演習
第3部
第1章 電界と電位
第 1 節 静電気
29
30
電界
電子の移動に留意する。
第 3 節 電位
第 4 節 コンデンサー
総合演習
9
10
⑥
前
電気の制覇はコンデンサーの制覇であるの
で電荷の移動や、電位の変化に十分考慮す
る。
期
素粒子と宇宙
中
間
考
査
35
総合演習
36
⑫
37
38
電流についての運動方程式
39
直流回路
キルヒホッフの法則の理解が大切。
13
15
第 2 節 放射線と原子核
第 3 節 原子核反応と核エネルギー
34
第 2 章 電流
第 1 節 電流
第2節
γの意味。
ここからは特に教科書を中心に進める。
光電効果
コンプトン効果
グラフの見方
物質波
総合演習
①
学 校 祭
第 3 節 半導体
総合演習
第 3 章 電流と磁界
第 1 節 磁気力と磁界
16
冬
季
休
業
家
庭
学
習
40
12
⑦
第 4 部 原子分子の世界
第 1 章 電子と光
第 1 節 電子の電荷と質量
第 2 節 光の粒子性
第 3 節 X線
第 4 節 粒子の波動性
第2章
第 1 節 原子モデル
第4節
41
特別授業
42
左手の法則、レンツの法則。
43
ビオサバールの法則
44
夏
季
休
業
45
②
⑧
20
第2節
46
電流がつくる磁界
47
21
22
23
前
第3節
期
期
末
考
49
電流が磁界から受ける力
⑨
24
48
査
第 4 節 ローレンツ力
総合演習
実験
比電荷測定装置
③
50
51
25
- 67 -
】
学習のポイント
33
11
14
学習項目・単元
物理
32
点電荷がつくる電界と一様な電界の違い
に注目すること。
8
科目名【
31
⑪
7
第2節
週
26
第1部
第 5 章気体分子の運動
第 1 節 気体の状態方程式
第2節
第3節
】
学習のポイント
4
5
物理
- 68 -
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
理
科
科目名
学年
化学研究
3
担当者名
小林
範康
単位
年間予定時数
1
35
◆復習および授業後作業
授業を聞いて理解した気になっても、実際に問題を解いてみると解けないことが多い。定着を
図るためには、教科書を読み直し、演習プリントや問題集を繰り返し解きなおすことが重要であ
る。
◆定期テスト
定期テストは、日常の学習を整理する格好の機会である。極端に問題集の難問に挑戦するので
はなく、基本的な問題を確実に解けるようにすること。試験範囲は化学基礎全範囲とする。日頃
から復習しておこう。
●授業の目標
化学という科目の特徴を理解し、学問としての化学が、これまで人類の発展にどのように寄与
してきたか、そして,現在の人間生活にどのようにかかわり,どんなところで我々が恩恵を受け
ているかを確認し、今後の我々の生活環境を乱さないようにして発展させていくにはどうすれば
よいかを理解する。あわせて,身の回りの化学物質とどのようにつきあえばよいのかを量的関係
を中心にして学ぶ。
化学の基本となる部分ではあるが化学量、化学反応式に伴う計算、酸・塩基、中和反応、酸化
還元反応等、理論化学と呼ばれる重要な学習が多い。センター試験レベルを到達目標とする。
●教科書・教材
数研出版
第一学習社
◆校内実力テスト
センターレベルの問題である。試験範囲は、化学基礎全範囲である。
◆校外実力テスト(模擬試験)
化学基礎
Bee Line
センターレベルの模試を受験すること。
●評価の方法
◆講習
主として定期考査の得点に基づくが、日常の学習状況(授業態度、提出物等)も含め総合的に
評価する。
計画的に受講することが重要である。夏季休業から実施する予定である。
◆その他
●学習アドバイス
重要用語や公式の暗記に頼る学習だと化学の攻略は難しい。基本知識として覚えるべき用語や
公式はあるが、それらのつながりや式の意味を理解することが重要です。その上で演習を繰り返
すことで定着を目指していく。図録など具体的にイメージできるものは活用したい。
◆予習および授業準備
2年次に学習した化学研究の続きである。基本的に問題演習を行うため、予習の必要はない。
授業に集中して取り組むことが最も重要である。必要に応じて、前時の授業内容を見直すとよい。
◆授業
解説+演習という流れで、基本的には授業を進める。その単元で覚えるべき事項や式の意味な
どを説明し、基本問題の演習を行う。
- 69 -
- 70 -
3学年前期授業計画
月
週
1
④
科目名【
学習項目・単元
化学研究
】
学習のポイント
3学年後期授業計画
月
26
○酸と塩基の反応
・酸・塩基の定義
・酸や塩基の定義「アレーニウス」「ブレンステッド」
2
・水の電離と水溶液の pH
・価数、電離度、酸性・塩基性の程度 pH
・中和反応
(量的関係・中和滴定)
・酸と塩基の中和に関する量的関係
・中和滴定操作
化学研究
学習項目・単元
■総合演習
・原子の構成と周期表
・化学基礎範囲内について問題演習を行う。
・化学結合
28
・物質量と濃度
29
・状態変化
30
5
・塩
・塩の定義と分類、塩の水溶液の性質
・化学変化と化学反応式
31
⑤
⑪
6
・中和と塩
33
・酸化還元反応
8
34
9
10
⑥
・酸と塩基・水素イオン濃度
32
・酸素や水素、電子の授受による定義
・酸化剤や還元剤の働き
7
前
期
中
○酸化還元反応
・酸化と還元
間
考
・酸素や水素、電子の授受による定義
11
・酸化剤と還元剤
・電池と電気分解
査
35
36
⑫
37
・酸化剤や還元剤の働き
12
38
13
39
学 校 祭
14
・金属の酸化還元反応
・酸化還元反応とイオン化傾向の関係
15
・酸化還元反応の利用
・イオン化傾向と電池の関係
⑦
季
休
業
41
42
16
1 月 特 別 授 業
43
17
夏
季
休
業
44
18
45
⑧
冬
40
①
19
家
庭
学
習
②
46
20
21
○電池と電気分解
・イオン化傾向
・電池
47
・金属の反応
・電池の原理とイオン化傾向
48
22
23
前
期
期
・金属の製錬
末
考
査
・鉄、銅、アルミニウムの製錬方法
・各金属の具体的な活用事例
⑨
24
卒
49
③
50
51
25
- 71 -
】
学習のポイント
27
⑩
3
4
週
科目名【
- 72 -
業
式
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
理
科
科目名
化
学
学年
担当者名
飯尾
坂本
3
成人
朋嗣
単位
年間予定時数
3
105
●授業の目標
◆復習および授業後作業
復習は極めて重要である。高校化学では,前の授業で学習したことを使ってさらに新しいことを
考えることが多いからである。理論的内容については、その原理と仕組みを理解したら、図録を
などを活用して使って確認する。理屈について納得した上で、問題集に取り組み、出力する力と
活用力を身につけたい。試験前にまとめて演習をするだけだと、問題が解けるだけで、本質的な
力にならないので気をつけたい。
◆定期テスト
1.物質の性質や変化について学習し,観察,実験,考察を通して自然に対する関心や探求心
を培う。
2.化学的事象を論理的に探求する能力と姿勢を養う。
3.化学的概念や原理,法則を学習し,化学的事象を探求する土台を作る。
定期テストでは,基本かつ典型的な問題を中心に出題するが,発展的な問題,問題集(セミナ
ー化学)を使って学習しているかを確認する問題も出題する。定期考査は,それまでの学習のま
とめ,整理として非常に重要であること。定期考査に向けた十分な対策なくして受験などあり得
ない。
また,返却された答案は必ずもう一度,解き直すことが重要である。同じ間違いを繰り返さな
いことを目指す。
●教科書・教材
教科書
化学(数研出版)
副教材
セミナー化学基礎+化学(第一学習社),フォトサイエンス化学図録(数研出版)
◆校内実力テスト
入試レベルの問題を解くことにより、入試に対する意識を高めるとともに各自のレベルアップを
図る。
◆校外実力テスト
●評価の方法
定期考査の得点に基づくが,日常の学習状況も含め総合的に評価する。
模擬試験は現在の学力を全国レベルで判断することができ,自分の不得意分野や知識が定着し
ていない分野を確認することができる。偏差値や順位だけにに目を奪われることなく、模試終了
後には、解説をよく読み,間違った原因明らかにした上で学習すること。
◆講習
●学習アドバイス
高校の化学は,単に記憶(暗記)に頼るのではなく,基礎理論を大切にして本質から学習するこ
とが重要である。一見すると丸暗記のように見える化学反応も、複数の基本的な化学反応が組み合
わせれている場合がある。2年次に学習した理論化学の基礎,基本をベースにして、
「無機化学」
「有
機化合物」「高分子化合物」について学習を進めていく。
記憶に頼った学習に陥らないよう、学習内容に連続性をもって学ぶことが大切である。
標準的な受験問題を中心に演習・解説を行うが,授業や定期テストでは扱わない難易度の高い
問題,発展的な問題も扱う。受講すると決めたら,継続的,積極的に取り組むことが大切である。
◆予習および授業準備
予習として教科書は読んでおくことがのぞましい。
また,授業前に前時に何を学習したのかをノートやプリントで確認しておくことが重要である。
◆その他
◆授業
個々の学習項目を可能な限りその本質に焦点をあてて学習し,それらの有機的な繋がりの確立を
目指す。また,基礎理論をもとに演習や実験を通して,学習内容の定着を図ることを目標にする。
したがって,授業には高い集中力をもって取り組むことが大切である。受け身になることなく、
理由や仕組みを考えながら授業を受けることを期待する。
- 73 -
- 74 -
3学年前期授業計画
月
週
1
④
⑤
2
科目名【
学習項目・単元
化学
】
学習のポイント
無機化合物
第1章 非金属元素
1 元素の分類と周期表
・化学基礎で学んだ周期表上の傾向を復習
3
2
水素
4
3
希ガス元素
5
4
ハロゲン
・ハロゲンの性質を理解する
6
5
酸素・硫黄
・酸素,硫黄の単体や化合物の性質を理解
する
・窒素の単体や化合物の性質を理解する
・リンの単体や化合物の性質を理解する
7
6
3学年後期授業計画
月
⑥
11
12
前
7
期
中
炭素・ケイ素
間
考
第2章 金属元素(Ⅰ)
1 アルカリ金属
2 2族元素
2
フェノ-ル類
31
3
芳香族カルボン酸
32
4
芳香族アミンとアゾ化合物
33
5
有機化合物の分離
36
⑫
3
両性金属
39
・アルミニウム,亜鉛,スズ,鉛の単体や
化合物,イオンの性質を理解する
・単糖類・二糖類,アミノ酸の構造と性質
を理解する
・合成繊維,合成樹脂,ゴム
冬
季
休
業
40
①
41
42
1 月 特 別 授 業
43
夏
季
休
業
44
18
19
45
家
庭
46
(二次試験
学
習
②
第3章 金属元素(Ⅱ)
1 遷移金属
2 金属イオンの分離
・鉄,銅,銀,クロム,マンガンの単体や
化合物,イオンの性質を理解する
・金属イオンの分離方法を理解する
22
前
期
期
有機化合物
第1章 有機化合物の分類と分析
24
第2章
脂肪族炭化水素
25
- 75 -
末
考
査
・有機化合物の全般の特徴を理解し,分類
法と官能基の種類を学ぶ
・成分元素の検出法,定量的な元素分析に
ついて学ぶ
・飽和炭化水素,不飽和炭化水素
対策講座)
47
48
⑨
第5章 天然有機化合物
1 天然有機化合物
2 天然高分子化合物
第6章 合成高分子化合物
38
17
23
・フェノール類の種類と命名法,性質を理
解する
・芳香族カルボン酸の種類と命名法,性質
を理解する
・芳香族アミンの種類と命名法,性質,ジ
アゾ化,ジアゾカップリングを理解する
・有機化合物の官能基を利用して,その混
合物を分離することができることを学ぶ
37
16
21
30
35
学 校 祭
15
20
・アルコール,エーテル,アルデヒド,ケ
トンの種類と命名法,性質を理解する
・カルボン酸の種類と命名法,性質を理解
する
・エステルと油脂,石鹸と合成洗剤
・芳香族化合物の官能基の変化(ニトロ化,
ハロゲン化,スルホン化)を学ぶ
⑪
・ナトリウム,カリウム等の単体や化合物
・カルシウム,バリウム等の単体や化合物
⑦
⑧
第3章 アルコールと関連化合物
1 アルコールとエーテル
2 アルデヒドとケトン
3 脂肪族カルボン酸と酸無水物
4 エステルと油脂
第4章 芳香族化合物
1 芳香族炭化水素
28
査
・炭素,ケイ素の単体や化合物の性質を理
解する
13
14
26
34
9
10
学習のポイント
27
8
】
学習項目・単元
29
窒素・リン
化学
週
⑩
・水素・希ガスの性質を理解する
科目名【
卒
49
③
50
51
- 76 -
業
式
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
理
科
科目名
学年
生物研究
3
担当者名
齋藤
龍
単位
年間予定時数
1
35
●授業の目標
1学年で学習した「生物基礎」をもとに、自然界の事物・現象の中から課題を見いだし、事象を
分析的かつ論理的に観察・考察できるような学力を身につける。進路の実現に向けて、各分野の重
要項目の復習と演習問題に取り組み、受験に対応できる学力を身につける。
●教科書・教材
教科書:「生物基礎」(東京書籍)
副教材:「二訂版 スクエア最新図説生物 neo」(第一学習社)
「ビーライン生物基礎」(第一学習社)
「チェック&演習 生物基礎」(数研出版)
そして、そのあと、副教材の「ビーライン生物基礎」「チェック&演習 生物基礎」の中の該当問
題を専用ノートにやって学習内容を定着させてください。答えが合っているというだけで満足せず、
なぜその答えになるのか、なぜそれ以外の答えにはならないのかを解答・解説をしっかり読み込み
理解することを大切にましょう。これを怠らなければ、
『生物基礎』は誰でも得意科目になりますし、
センター試験では9割は得点できます。
◆定期テスト
3年生は前期中間考査(6月)と前期期末考査(9月)の2回の定期考査を実施します。
2週間前には試験範囲を発表します。これは「最低2週間かけて復習し、試験に臨むように」と
いうメッセージです。教科書をよく読み、ノート、図説を用いて「生物用語を覚える」のではなく、
生物用語、生命現象のしくみ、働きを理解してください。理解できていないところは教員や理解し
ている友達に積極的に質問し、理解を完全なものにしてください。3年生は学習することが苦痛で
はなく、学習時間が足りなくて悩む人がほとんどです。ですから、この定期考査をうまく受験につ
なげることを考えるべきです。考査に向けての学習がそのまま『受験勉強』になることを認識して
ください。考査直前になって詰め込んだ知識で試験に臨んでも得点は伸びませんし、試験終了後は
すぐに忘れてしまい学習内容は定着しません。完全に時間の無駄であり、受験前に慌てても時すで
に遅しです。それが2週間はかけて復習せよの理由です。
定期考査終了後、できなかった問題、理解できていないところをすぐに補填することは必須です。
◆校内実力テスト
まさに入試に直結する実践問題です。必ず終わった後に徹底的に自己分析することが大切。単に
覚えていなかったら解けなかったのか、問題の意味が理解できなかったのか。この問題が解けるよ
うになるためには何を知り、何を理解しなければならないのか。時間配分は適切だったのか。次に
つながる復習を心がけることが大事です。また、模試の問題は必ず取っておき、時間がたってから
もう一度やり直すことも重要です。
●評価の方法
定期考査・(校内実力テスト)の得点を基本とするが、日常の授業に取り組む姿勢、実験に臨む態
度及び課題レポートなどの提出物等も考慮し総合的に評価する。
●学習アドバイス
基本的な生物用語を正しく理解し、使用できるようにすること。それらの関連性に着目しながら、
生物界、生命現象の基本的なしくみを理解することが大切です。その際に教科書や図説を用いなが
ら、図やデータ、グラフなども確認するようにしてください。生命現象を「覚える」のではなく、
「イ
メージしながら理解する」ことが重要です。「覚える」ことと「理解する」ことは同じではありませ
ん。内容を理解できていない人に解るように説明できてはじめて理解しているといえます。その「理
解し、イメージする」ための説明は授業中に行われるので、授業を大切にし、集中してください 。
みなさんが挑戦するセンター試験は「知識の詰め込み」だけでは太刀打ちできません。生物につ
いての幅広い内容について問われたり、与えられた実験データ、実験結果からどんな事実が導き出
せるかということを考察させられます。また、みなさんはセンター試験で「化学基礎+生物基礎」
で受験することになります。「化学基礎」は高校での学習は2年生までで終了しています。生物基礎
だけではなく、化学基礎も計画的にバランスよく学習していく必要があります。
◆予習および授業準備
教科書をよく読み、用語(教科書の太字)の意味を理解するように心がけながら、大まかな内容
をつかむことが大切です。よくわからなかったり、忘れてしまっている事項や用語をチェックして
から授業に臨んでください。できれば昨年度の「ビーライン」の該当分野や図説にも目を通すとい
いでしょう。
◆校外実力テスト
まさに入試に直結する実践問題です。必ず終わった後に徹底的に自己分析することが大切。単に
覚えていなかったら解けなかったのか、問題の意味が理解できなかったのか。この問題が解けるよ
うになるためには何を知り、何を理解しなければならないのか。時間配分は適切だったのか。次に
つながる復習を心がけることが大事です。また、模試の問題は必ず取っておき、時間がたってから
もう一度やり直すことも重要です。
◆講習
講習で扱うような問題演習は、全て授業の中で行われます。とにかく授業で全てを吸収するつも
りで取り組んで下さい。
◆その他
ほんのちょっとの空いた時間を利用して、以前に取り組んだ問題や重要用語、図、グラフにに目
を通して絶えず思いだし、確認することが大切です。触れる機会が多ければ多いほど定着もすすみ
ますし、イメージもしっかりしたものになります。センター試験レベルでも、単なる暗記では太刀
打ちできず、しっかりと内容を理解しなければならないものが多くあります。文章を読みとる力、
グラフ、図、表などの資料を読み取る力は一朝一夕につくものではなく、日々の積み重ねが大切で
す。
◆授業
問題集の中から毎時数問ずつ解いたのち、その問題にまつわる事柄を解説します。
問題演習では答えだけでなく、問題の基礎となる知識や考え方を確認することを心がけると同時
に、関連事項も思い出すようにすると、さらに効果的です。
◆復習および授業後作業
授業があった日に復習することがベストであることは間違いありませんが、なかなか生物基礎に
手が回らない人が多いと思います。したがって、週に一度、週末(金土日)のどこかで、その週の学
習をもう一度、教科書、図説、ノートを見ながら復習してください。お勧めは金曜日です。
- 77 -
- 78 -
3学年前期授業計画
月
週
1
学習項目・単元
Ⅰ
1
④
科目名【生物研究】
学習のポイント
生物基礎の総復習、演習問題
生物と遺伝子
2
3
・「生物基礎」の基本知識、基本事項を復習
した後、問題演習に取り組み学力を定着
させる
3学年後期授業計画
月
26
学習項目・単元
学習のポイント
実践演習
27
⑩
28
・各模試の結果を分析し、学年全体として
課題となっている分野、内容、設問をピ
ックアップして、授業の中で補填する
4
週
科目名【生物研究】
29
30
5
31
⑤
⑪
6
32
7
2
生物と体内環境の維持
33
8
34
9
前
期
中
間
考
査
35
10
⑥
36
⑫
11
37
12
38
13
14
39
学 校 祭
3
冬
季
休
業
家
庭
学
習
40
生物の多様性と生態系
⑦
①
15
41
42
16
43
17
夏
季
休
業
44
18
45
⑧
19
②
46
20
47
21
48
22
前
期
期
23
末
考
査
49
③
⑨
24
50
51
25
- 79 -
- 80 -
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
科目名
学年
理科
生物
3
担当者名
阿部
敏視
単位
年間予定時数
3
105
◆復習および授業後作業
授業があった日に復習することがベストであることは間違いありませんが、なかなか生物に手が回
らない人が多いと思います。したがって、週に一度、週末(金土日)のどこかで、その週の学習をもう
一度、教科書、図説、ノートを見ながら復習してください。お勧めは金曜日です。
そして、そのあと、副教材の「リードα生物基礎+生物」の中の該当問題を専用ノートにやって学
習内容を定着させてください。その際、ただ答えが合っているというだけで満足せず、なぜその答え
になるのか、なぜそれ以外の答えにはならないのかを解答・解説をしっかり読み込み理解することを
大切にしてください。これを怠らなければ、『生物』は誰でも得意科目になります。
◆定期テスト
●授業の目標
2学年で学習した「生物」に引き続き、自然界の事物・現象に興味・関心をもち、意欲的にそれら
を探究し、科学的な視点・態度を育成する。学んだ知識をもとに、自然界の事物・現象の中から課題
を見いだし、事象を分析的かつ論理的に観察・考察できるような学力を身につける。
●教科書・教材
教科書:「生物」(数研出版)
副教材:「二訂版 スクエア最新図説生物 neo」(第一学習社)
「新課程 リードα生物基礎+生物」(数研出版)
「改訂版 大学入試センター試験対策 チェック&演習
生物」
●評価の方法
定期考査の得点を基本とするが、校内実力テストの得点や日常の授業に取り組む姿勢、実験に臨む
態度及び課題レポートなどの提出物等も考慮し総合的に評価する。
●学習アドバイス
基本的な生物用語を正しく理解し、使用できるようにすること。それらを、構造・機能などに着目
しながら有機的につなぎ、生物界、生命現象の基本的なしくみを理解することが大切です。その際に
教科書や図説を用いながら、図やデータ、グラフなども確認するようにしてください。生命現象を「覚
える」のではなく、「イメージしながら理解する」ことが重要です。そのためには授業を大切にし、集
中してください。「覚える」ことと「解る」ことは同じではありません。解らない人に解るように説明
できてはじめて理解しているといえます。
みなさんが挑戦するセンター試験や2次試験、私大入試は知識だけでは十分ではありません。特に
ある程度以上の大学入試では、生物についての深い内容について問われたり、与えられた実験データ、
実験結果から何がわかるかということを考察させられます。したがって、教科書や図説の発展的な内
容にも注目してください。また、身近な生物や新聞、テレビ等で見た生物関連のニュースにも興味を
持ち、自分自身で調べたり、それらが授業で学習した内容と、どうつながるかを考える習慣を身につ
けることが大切になります。
◆予習および授業準備
教科書を読み、学習内容・生物用語を大まかにつかみ、できれば自分の知っている事柄と結びつけ
て、興味・関心をもって授業に臨んでください。
◆授業
まずは教科書、ノートを開き、図説をすぐ使えるような状態にして授業に臨むこと。
『生物』という科目は授業が最大の勝負所です。板書したことをただノートに書き写すだけでは真の
学力は身に付きません。先生の説明に集中してください。先生の話を耳に入れるだけではなく、よく
考えながら、イメージしながら聞くのがコツです。そのとき、教科書や図説で確認することも大切で
す。ノートには重要と思われること、ポイントを自分で考えて記入していくようにすると自然と授業
に集中できます。ノートはあとで自分が見たときに、授業内容が思い出せるようなものを作っていく
べきです。さらに、生物界、生命現象がなぜそうなっているかを論理的に考え理解する習慣をつけれ
ば、『生物』は楽しくなりますし、学力もつきます。
東高生を見ていると、ノートは感心するほどきれいにまとめているのに、内容は全くわかっていな
い人が多く見受けられます。たぶん、きれいなノートを作るのに一生懸命になりすぎて、話を聞いて
いないのだと思いますが、それでは本末転倒です。まず話を聞くこと、平行して想像し考えることが
大事です。当然きれいなノートを書く時間はなくなりますので、その作業は自宅に帰ってからすると、
それがいい復習になります。
- 81 -
3年生は前期中間考査(6月)と前期期末考査(9月)の2回の定期考査を実施します。
2週間前には試験範囲を発表します。これは「最低2週間かけて復習し、試験に臨むように」とい
うメッセージです。教科書をよく読み、ノート、図説を用いて「生物用語を覚える」のではなく、「生
物用語、生命現象のしくみ、働きを理解して」ください。理解できていないところは教員や理解して
いる友達に積極的に質問し、理解を完全なものにしてください。リードαはリード D(発展問題)まで
試験範囲です。
理系の生徒はセンター試験直前まで、授業ではずっと新しい分野を学び続けます。したがって授業
の中で、受験に向けて『受験勉強』としてまとめて復習する時間の余裕はありません。この定期テス
トに向けての学習がそのまま『受験勉強』になることを認識してください。テスト直前になって詰め
込んだ知識で試験に臨んでも得点は伸びませんし、試験終了後はすぐに忘れてしまい学習内容は定着
しません。受験前に慌てても時すでに遅しです。それが2週間はかけて復習せよの理由です。
定期考査終了後、できなかった問題、理解できていないところをすぐに補填することは必須です。
◆校内実力テスト
11月の後期中間考査の時期に行われます。範囲は未定ですが、内容は発展的、包括的なものにな
ります。
◆校外実力テスト
3年生で受験する模試は大きく分けて①マーク型模試、②記述型模試、③志望大学別模試の3タイ
プがあります。受験回数も多くなりますし、模試受験の目的もこれまでとは違ってきます。模試をど
う利用し、学力向上につなげるか、その戦略は極めて重要です。模試の問題の難易度は2年生までの
ものとは比べものになりませんし、回数を重ねるごとに徐々に上昇していきます。受験者の母集団の
学力レベルが高くなるとともに、手強い浪人生も受験してきますから、全国的にみて本人の学力順位
が変わらなかったとしても、成績表に表れる「偏差値」は低くなりますし、模試の種類、受験者の母
集団の学力レベルによっても偏差値や合格予想判定は異なりますから、一喜一憂せずに情報を正確に
分析し、今後の学習に役立てることです。
模試は部活動に例えると「練習試合」に相当します。大会(受験本番)で結果(合格)を出そうと思え
ば練習試合(模試)を重ねることの重要性が理解できると思います。日常の練習(毎日の地道な学習)が
実力向上に最も影響力があることは言うまでもありません。しかし、日々の学習の効果を最大にする
には、何をどう学習するかが大切であり、その戦略を練るためには現在の自分の学力、弱点、課題が
どこにあるのかを正確に把握する必要があり、そこに模試を受験する意義があるのです。それぞれの
模試の特徴や、効果的な利用の方法など詳細は授業の中で説明します。
◆講習
予定としては第Ⅰ期に遺伝、夏期講習に生殖と発生、第Ⅱ期に生物の環境応答、冬期講習ではセン
ター直前演習となっています。進化・分類と生態・環境分野については検討中です。
いわゆる受験用に特化した演習は、ここでしか行えませんので、必ず受講するようにして下さい。
◆その他
授業中、自学中はもちろん、テレビを見ていたり、本を読んだり、イヌが歩いているのを見たり、
植物が花を咲かせ葉を落とすのを見たりと、機会があるごとに生物で学習した関連する内容を思い
出すようにして下さい。また、授業や問題演習から生じた疑問を仲間と議論するのもいいでしょう。
とにかくことあるごとに思い出し、整理し、説明できるようにすることが、最良のトレーニングに
なると思います。
- 82 -
3学年前期授業計画
月
週
1
④
2
科目名【
学習項目・単元
第4章 生殖と発生
2.減数分裂と遺伝情報の分配
3.遺伝子の多様な組み合わせ
4.動物の配偶子形成と受精
5
5.初期発生の過程
6
6.細胞の分化と形態形成
7
7.植物の発生
8
10
⑥
11
前
期
中
第5章 動物の反応と行動
1.ニューロンとその興奮
2.刺激の受容
3.情報の統合
14
⑦
間
考
3学年後期授業計画
月
27
⑩
28
15
学習項目・単元
6.生態系と生物多様性
31
第8章 生命の起源と進化
1.生命の起源
2.生物の変遷
3.進化のしくみ
⑪
32
35
36
⑫
37
第9章 生物の系統
1.生物の分類と系統
2.原核生物
3.原生生物
4.植物
5.動物
6.菌類
・生物の種類は多様であるが,それらが系
統によって分類できることを理解する。
・形態的な特徴のほか,DNA の塩基配列な
ど分子データにもとづいた系統関係が調
べられていることについて理解する
冬
季
1 月 特 別 授 業
43
17
夏
季
休
業
44
18
家
庭
45
19
②
46
20
21
22
23
業
42
16
⑧
休
40
41
第6章 植物の環境応答
1.植物の反応
2.成長の調節
前
・屈性や傾性の種類を理解する
・光屈性の研究から、植物ホルモンが発見
された歴史や,植物ホルモンの種類とそ
の働きを理解する、
期
期
3.花芽形成と発芽の調節
末
考
・環境変化に対応して植物ホルモンが生成
されるしくみを理解する
・花芽形成と発芽の調節のしくみを理解す
る
⑨
24
47
48
49
査
③
50
51
25
- 83 -
】
・生物多様性に影響を与える要因を考え、
生物多様性の重要性を認識する
・生命の起源や代謝系の進化も科学的な考
えで説明できることを理解する
・生物の変遷は,地球環境の変化と密接に
関係していることを理解する
・生物の進化のしくみ、特に分子進化の概
念や種分化のしくみについても理解する
・個々の分類群の概要を理解する。
38
①
物
・個体群や生物群集について,それぞれの
特徴を理解する
・個体群内の個体の関係、異種の個体群間
の関係を理解し、それぞれの個体群の生
態系内で特定の役割を理解する
・生態系の物質生産の特徴や各栄養段階と
エネルギー効率の関係について理解する
33
34
生
学習のポイント
第7章 生物群集と生態系
1.個体群
2.個体群内の個体間の関係
3.異種個体群間の関係
4.生物群集
5.生態系における物質生産
30
39
・筋肉が収縮するしくみを理解する
・動物の行動の種類とその違いを理解する
科目名【
29
学 校 祭
4.刺激への反応
5.動物の行動
週
26
査
・細胞の興奮発生、および興奮伝導、伝達
のしくみを理解する。
・受容器の構造と機能の関わりを重視しな
がら刺激の受容のしくみを理解する
・神経系の種類、特徴を理解する
12
13
】
・遺伝子の連鎖,染色体の乗換え,遺伝子
の組換えを理解し,減数分裂と受精によ
る遺伝子の多様な組み合わせが生じるこ
とを理解する
・遺伝現象の規則性、メンデル遺伝、伴性
遺伝のしくみを理解する
・動物の配偶子形成と受精の過程を理解す
る
・卵の種類と発生過程を理解する
・胚葉分化の過程、器官形成の過程につい
て理解する
・形成体と誘導、アポトーシス、ホメオテ
ィック遺伝子のしくみを理解する
・被子植物の配偶子形成と重複受精及びA
BCモデルを理解する
4
9
物
学習のポイント
3
⑤
生
- 84 -
学
習
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
科目名
学年
担当者名
単位
年間予定時数
保健体育
体育
3
保健体育科教員全員
2
70
◆復習および授業後作業
◆定期テスト
●授業の目標
生涯にわたる豊かなスポーツライフの基礎を培う観点を重視し、生徒の発達的特性を考慮して、
個に応じた指導の充実を図り、運動技能・体力を向上させ、運動の楽しさや喜びを深く味合わせる。
また、自ら進んで体力を高める態度を育成し、自己やチームの課題解決を目指して練習や試合の仕
方を考えたり工夫できるようにする。
◆校内実力テスト
◆校外実力テスト(模擬試験)
●教科書・教材
特になし
◆講習
●評価の方法
単元(種目)ごとに実技試験を実施し、レポート提出してもらいます。また、種目ごとに関心・意
欲・思考判断・知識・理解を加味し総合的に判断します。
◆その他
●学習アドバイス
◆予習および授業準備
ジャージ類を忘れないようにして下さい。
◆授業
「授業の目的」を理解し毎時間考えながら活動して下さい。
- 85 -
- 86 -
3学年前期授業計画
月
週
1
④
2
科目名【体
学習項目・単元
育】
学習のポイント
前期選択種目
・バスケットボール
・バレーボール
・ソフトボール
各種目の中で、主体的に目標・課題設定を
して活動することが求められる。体育委員
(リーダー)を種目の中で決め、リーダー
を中心とした活動展開ができるようにする。
ゲーム中心となるが、審判やオフィシャル
など率先して行い、時間を有効に使えるよ
うにする。
また戦術や作戦を練り、より高いレベルで
のゲームを展開できるようにする。
3
4
5
3学年後期授業計画
月
週
科目名【体
学習項目・単元
育】
学習のポイント
26
27
⑩
28
後期選択種目
・バドミントン
・剣道
・ニュースポーツ
同上
29
30
31
⑤
⑪
6
32
7
33
8
34
9
前
期
中
間
考
36
10
⑥
11
12
35
査
⑫
中期選択種目
・卓球
・ソフトテニス
・サッカー
37
同上
38
39
13
冬
季
①
⑦
41
42
15
43
16
44
17
夏
季
休
業
45
18
家
庭
②
46
19
47
20
48
21
22
業
40
学 校 祭
14
⑧
休
49
前
期
期
23
末
考
査
③
50
51
⑨
24
25
- 87 -
- 88 -
学
習
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
芸
術
科目名
美術2
学年
担当者名
単位
年間予定時数
3
武石
3
105
英孝
◆講習
実施しません。
◆その他
進学などに必要とされる実技については、必要に応じて放課後等でも指導を行います。
●授業の目標
基礎的な描写力の徹底と表現の幅を深める。
●教科書・教材
教科書「美術2」(光村図書)
●評価の方法
提出作品の完成度を評価する。各課毎に批評と反省を行う。
●学習アドバイス
◆予習および授業準備
授業によって、準備に時間のかかる課題があります。休み時間のうちに準備を完了して下さい。
◆授業
・自らの目標を設定し課題を組み立て、技術の向上を目指します。
・観察する眼を鍛えること。ただ描くのではなく、課題毎に自分で目標を持ち制作すること
が大切です。出来るだけ多くの作品を仕上げ、描写から表現へと意識を変えて行く姿勢を
育てます。
◆復習および授業後作業
毎時間毎の後片付けは授業時間内で行いますので、各自の清掃・道具の管理をしっかりと
して下さい。
◆定期テスト
毎日の制作が評価となりますので、定期テストは実施しません。
◆校内実力テスト
実施しません。
◆校外実力テスト
実施しません。
- 89 -
- 90 -
3学年前期授業計画
月
週
1
④
2
3
4
科目名【 美術2 】
学習項目・単元
学習のポイント
3学年後期授業計画
月
週
科目名【美術2】
学習項目・単元
学習のポイント
26
オリエンテーション
学習課題の設定と実技演習①
設定の理由と達成目標を明確にする。
27
完成・批評会⑤
学習課題の設定と実技演習⑥
作品の提出ー課題点の整理など
設定の理由と達成目標を明確にする。
□ 完成・批評会⑥
□学習課題の設定と実技演習⑦
作品の提出ー課題点の整理など
設定の理由と達成目標を明確にする。
完成・批評会⑦
年間の反省と成果
⑩
28
完成・批評会①
学習課題の設定と実技演習②
作品の提出ー課題点の整理など
設定の理由と達成目標を明確にする。
29
30
5
⑤
31
6
⑪
32
7
完成・批評会②
作品の提出ー課題点の整理など
33
8
34
9
前
期
中
間
考
査
35
10 学習課題の設定と実技演習③
設定の理由と達成目標を明確にする。
36
⑥
⑫
11
37
12
38
13
学 校 祭
39 冬
14
完成・批評会③
作品の提出ー課題点の整理など
15
学習課題の設定と実技演習④
設定の理由と達成目標を明確にする。
休
業
40
⑦
①
41
1
16
月
特
別
授
業
42
17
43
夏
季
休
業
18
44
19
45
家
⑧
季
庭
学
習
②
20
46
21
47
22
前
期
期
末
考
48
査
49
23
⑨
卒
完成・批評会④
学習課題の設定と実技演習⑤
作品の提出ー課題点の整理など
設定の理由と達成目標を明確にする。
24
③
50
51
25
- 91 -
- 92 -
業
式
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
芸
術
科目名
■絵画入門
□美術表現
学年
担当者名
単位
年間予定時数
武石
■1
□2
■35
□70
3
英孝
●授業の目標
実施しません。
◆校外実力テスト
実施しません。
◆講習
■ 絵画入門ー幅広い絵画表現の世界を知ることにより描く楽しさを知る。また、基礎的な用具
の使用法を学ぶ。
□ 美術表現ー感じたことや考えたことから主題を設定し、意図を持って作品を制作する。その
ための素材や技法を学習する。
実施しません。
◆その他
●教科書・教材
進学などに必要とされる実技については、必要に応じて放課後等でも指導を行います。
教科書「美術2」(光村図書)
*
●評価の方法
授業計画は■が絵画入門、□が美術表現の項目を表す。
提出作品の完成度を評価する。各課毎に批評と反省を行う。
●学習アドバイス
◆予習および授業準備
授業によって、準備に時間のかかる課題があります。休み時間のうちに準備を完了して下さい。
◆授業
・自らの目標を設定し課題を組み立て、技術の向上を目指します。
・観察する眼を鍛えること。ただ描くのではなく、課題毎に自分で目標を持ち制作すること
が大切です。出来るだけ多くの作品を仕上げ、描写から表現へと意識を変えて行く姿勢を
育てます。
◆復習および授業後作業
毎時間毎の後片付けは授業時間内で行いますので、各自の清掃・道具の管理をしっかりと
して下さい。
◆定期テスト
毎日の制作が評価となりますので、定期テストは実施しません。
◆校内実力テスト
- 93 -
- 94 -
3学年前期授業計画
月
④
週
科目名【絵画入門・美術表現】
学習項目・単元
学習のポイント
3学年後期授業計画
月
週
学習項目・単元
学習のポイント
26
1
オリエンテーション
2
■□学習課題の設定と実技演習1・①
設定の理由と達成目標を明確にする。
27
⑩
28
3
29
4
30
5
□完成・批評会④
□学習課題の設定と実技演習⑤
■ 完成・批評会3
■学習課題の設定と実技演習4
作品の提出ー課題点の整理など
設定の理由と達成目標を明確にする。
作品の提出ー課題点の整理など
設定の理由と達成目標を明確にする。
□ 完成・批評会⑤
□学習課題の設定と実技演習⑥
作品の提出ー課題点の整理など
設定の理由と達成目標を明確にする。
■完成・批評会4
年間の反省と成果
31
⑤
6
科目名【絵画入門・美術表現】
□完成・批評会①
□学習課題の設定と実技演習②
作品の提出ー課題点の整理など
設定の理由と達成目標を明確にする。
■完成・批評会1
作品の提出ー課題点の整理など
⑪
32
7
33
8
34
9
前
期
中
10 ■学習課題の設定と実技演習2
間
考
査
35
36
設定の理由と達成目標を明確にする。
⑫
⑥
11
37
12
38
13
14
39 冬
学 校 祭
□完成・批評会②
作品の提出ー課題点の整理など
□学習課題の設定と実技演習③
設定の理由と達成目標を明確にする。
⑦
休
業
40
①
15
季
反省
41
42
16
□完成・批評会⑥
1
月
特
別
反省
授
・・・・・・・
業
43
17
夏
季
休
44
業
家
18
庭
学
習
45
⑧
②
19
46
20
21
22
47
■完成・批評会2
作品の提出ー課題点の整理など
前
期
期
23 ■□学習課題の設定と実技演習3
考
査
設定の理由と達成目標を明確にする。
⑨
24
末
□完成・批評会③
□学習課題の設定と実技演習④
48
卒
49
③
50
51
25
- 95 -
- 96 -
業
式
年間の反省と成果
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
科目名
学年
担当者名
単位
年間予定時数
◆校外実力テスト
1.模試は本番
模試は、その時点での学力を把握するのが目的だから、そのために特別頑張らなくても良いと
いう考えは間違っている。近々の模試に向けて、出来るだけ自分の力を伸ばし、発揮できるか
英
語
コミュニケーション
英語 C Ⅲ(R)
3
高野・朝田・山神
3
105
を試すこと、そのために模試に向けて集中した勉強を行うことが最も大切なことである。
模試の回数はかなり多いが、その連続により、結果的に力の持続と向上につながっていくので
ある。「模試は本番」と考えて受験すること。
●授業の目標
2.模試は宝
模試は、頻出事項の宝の山。結果が返却されたら、間違った問題にもう一度取り組み、わから
英文を読むために必要な語彙、語法・文法を総合的に活用しながら、内容の理解すると共に、的確
な日本語および英語で整理し表現することができる力を育てる。
積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育てる。
ない単語、熟語を覚えてしまうと、一年間でどれだけの宝が手に入るだろうか。模試こそ学力
アップの薬が詰まっている。
3.模試の結果は、良きアドバイス
結果が良ければ「この調子で」の激励。結果が悪ければ「今のうちに」の警告。どんな結果でも、
●教科書・教材
良きアドバイスと考えて、素直な気持ちで受け止めること。しかも、模試は、結果が返却され
ELEMENT English Communication Ⅲ(啓林館)
Cutting Edge 2(エミル出版)
大学入試センター試験対策・オリジナルテスト英語 40 分プレート(数研出版)
システム英単語(駿台文庫)
て終わりではなく、返却後の活用からがスタートと考え、復習を必ず行うこと。
◆講習
授業、自学、講習の3セットで学力の向上を図る。
●評価の方法
その中でも講習は、時間が長く密度の濃い学習が行える。自学では得られないボリューム、深さが
授業への取り組み、定期考査、小テスト、課題の提出状況により評価します。
ある。中途半端の受講や消極的な参加で、結局は力が伸びないという事態に陥らないように、長時
間の講習に耐えながら歯を食いしばって受講し、その後復習によって不足の箇所を補っていく。受
講意欲と姿勢が結果を決めると言っても過言ではない。大切に受けること。
●学習アドバイス
授業で充実した時間を過ごすために必要な予習、授業で得た知識を定着させるために必要な復習
を、各自で考え、自分にとって効率の良い学習を進められるよう心がけることが大切です。
英文全体がどのような論理構成で書かれているのか、主張は何かを考えながら、未知語の意味を推
◆その他
なし
測しながら読み進め内容を把握する力と、文構造が複雑な英文を文の要素を理解しながら日本語に
訳していく力と、両方が必要で、そのバランスが大切です。どちらか一方に偏らないように予習、
復習を工夫しましょう。
◆定期テスト
前期中間考査(6月)、前期期末考査(9月)の2回
◆校内実力テスト
11月下旬に実施
- 97 -
- 98 -
科目名【Communication 英語Ⅲ R】
3学年前期授業計画
月
④
週
学習項目・単元
1
ELEMENT Lesson 1
2
Lesson 2
3
Lesson 3
学習のポイント
3学年後期授業計画
月
・内容理解に重点をおいて読む
・速読用のプリントを配布して練習する
週
科目名【Communication 英語Ⅲ R】
学習項目・単元
学習のポイント
26
Cutting Edge 2 Chapter 5 ~ 9
27
センター試験英語 40 分プレノート
第7・8回
⑩
・長文読解演習
28
29
4
Lesson 4
30
Cutting Edge 2 Chapter 10 ~ 15
31
センター試験英語 40 分プレノート
第9・10回
・長文読解演習
5
Lesson 5
⑤
⑪
6
Lesson 6
32
Lesson 7
33
7
8
9
⑥
34
前
期
中
10
ELEMENT Lesson 8
11
センター試験英語 40 分プレノート
第1・2回
ELEMENT Lesson 9
12
⑦
15
考
査
・内容理解に重点をおいて読む
・速読用のプリントを配布して練習する
13
14
間
35
・長文読解演習
36
⑫
37
38
39
学 校 祭
ELEMENT Lesson 10
センター試験英語 40 分プレノート
第3・4回
Cutting Edge 2 Chapter 16 ~ 18
・内容理解に重点をおいて読む
・速読用のプリントを配布して練習する
冬
季
休
業
家
庭
学
習
40
①
16
41
大学入試センター試験
42
1 月特別授業
43
17
夏
季
休
業
44
18
45
⑧
19
②
46
20
21
ELEMENT Lesson 11
・内容理解に重点をおいて読む
・速読用のプリントを配布して練習する
Lesson 12
48
22
前
23
Cutting Edge 2 Chapter 1
センター試験英語 40 分プレノート
第5・6回
Cutting Edge 2 Chapter 2 ~ 4
⑨
24
47
期
期
末
考
・長文読解演習
査
49
③
50
51
25
- 99 -
- 100 -
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
◆復習および授業後作業
復習…①基本例文の確認と暗記。
②自分の間違った箇所を間違えないようにもう一度問題に挑戦する。
教科名
科目名
学年
担当者名
単位
年間予定時数
英語科
コミュニケーション
英語Ⅲ(W)
3
佐藤・山神・朝田
2
70
◆定期テスト
・前期中間考査(6月)、前期期末考査(9月)の2回
●授業の目標
・英文法、単語・語句の力を身につけながら、まとまりのある英文を書く力を養成する。
・自分の意見や考えを、論理的に英語で表現できる力を身につける。
◆校内実力テスト
・11月下旬実施
●教科書・教材
・大学入試完全攻略講座③英作文問題演習【和文英訳編】合格のための極意12(桐原書店)
・Play On(リスニング徹底演習 入試編1)(数研出版)
・センターリスニング実践30分×7回(EMILE)
・英文法・語法 Vintage(いいずな書店)
●評価の方法
授業への取り組み、定期考査、小テスト、課題の提出状況により評価します。
●学習アドバイス
英作文は英借文とも言われ、例文を「借りる」という心づもりが大切である。つまり、例文をベー
スにした英文を作っていくように心がけることが肝要である。その為には、単語、熟語、文法、構文
をしっかり身につけた上で、基本文をいかに沢山覚えているのかが大切である。また、試験本番を考
慮すると、自ら書き、自ら誤りに気づき、自ら手直ししていくという姿勢が不可欠です。
◆予習および授業準備
◆校外実力テスト
1.模試は本番 (「模試は本番」と考えて受験する。)
模試はその時点での学力を把握するのが目的だから、そのために特別頑張らなくても良いとい
う考えは間違っている。現役生は、近い模試に向けて、出来るだけ自分の力を伸ばし、どのくら
い実力を発揮できるかを試す、そのために模試に向けて日々集中した勉強を行うことが最も大切
なことである。模試の回数はかなり多いが、その連続により継続的に実力をつけていけられるこ
ととなる。この継続力こそ後半での爆発的な実力の発現へとつながるのである。
2.模試は宝
模試は、入試頻出事項の宝の山。結果が返却されたら、自分の間違いにもう一度取り組むこと
により、自分の穴を塞いでいくことが出来る。さらに、わからない単語、熟語を覚えていけば、
一年間でどれだけの宝が手に入るだろうか。模試こそ学力アップの薬が詰まっている。
3.模試の結果は、良きアドバイス
模試の結果が良ければ「この調子で行こう。」と激励ととらえ、結果が悪ければ「今のうちに間
違いに気づいて良かった。」と忠告ととらえる。どんな結果でも、良きアドバイスと考えて、自分
の現在の姿を素直な気持ちで受け止めることが大切である。要は試験当日に最大限のパフォーマ
ンスを発揮できることが重要なのであり、それまでは訓練なのである。
◆講習
予習…①基本例文の解説を読み、文法事項、構文はチャート式、Vintage で確認し、語句と熟語はノ
ートにまとめる。
②基本例文を何度も書き、読み、覚える。
③基本例文に類似している問題に挑戦する。
(1)問題文の日本語の状況把握をおこなう。
(2)日本語らしい日本語から、英作文しやすい日本語への変換を考慮する。
(3)短い語句の固まりを意識しつつ、5文型に日本語を当てはめる。
授業、自習、講習の3セットで学力の向上を図る。
その中でも講習は、短期間で密度の濃い学習が行えるより実践的な場と言えます。文章の内容の
濃さ、文章中の英語句の難易度、文章の構造の複雑さ、どれをとっても、“まさに”より実践的な内
容なのです。授業で学習したことをベースとして本番に向けての実践トレーニングをするには講習
がもってこいなのです。
部活動で言うなら、強敵との練習試合ということになるでしょう。普段の練習の成果を試す場と
して有効に活用して欲しいものです。
◆授業
授業…①予習での不明点を確認する。
②自分の間違った箇所をその理由も含めて確認する。
- 101 -
◆その他
- 102 -
3学年前期授業計画科目名【Communication 英語Ⅲ(W)】
月
週
1
④
学習項目・単元
学習のポイント
英作文問題演習 合格のための極意 12
Play On センターリスニング
3学年前期授業計画科目名【Communication 英語Ⅲ(W)】
月
26
3~5限目
Unit 8~14
27
2
学習のポイント
英作文問題演習 合格のための極意 12
センターリスニング実践 30 分
入試問題練習
11限目
第4~5回
複数題
英作文問題演習 合格のための極意 12
センターリスニング実践 30 分
入試問題練習
12限目
第6~7回
複数題
入試問題練習
複数題
28
29
4
⑤
学習項目・単元
⑩
3
5
週
英作文問題演習 合格のための極意 12
Play On センターリスニング
30
3~5限目
Unit 8~14
31
6
⑪
32
7
33
8
9
10
⑥
34
前
期
中
英作文問題演習 合格のための極意 12
Play On センターリスニング
間
考
査
6限目
Unit 15~17
35
36
⑫
11
37
12
38
13
14
⑦
学 校 祭
英作文問題演習 合格のための極意 12
Play On センターリスニング
39
季
休
業
40
7~8限目
Unit 18~20
15
①
16
41
42
1月16日、17日
大学入試センター試験
1月16日 1 月特別授業(二次対策演習))
43
17
夏
季
休
業
44
18
⑧
冬
家
庭
学
習
45
19
②
46
20
英作文問題演習 合格のための極意 12
センターリスニング実践 30 分
9限目
第1回
47
21
48
22
23
⑨
前
期
期
英作文問題演習 合格のための極意 12
センターリスニング実践 30 分
24
末
10限目
第2~3回
考
国公立大学前期日程二次試験
3月1日
卒業証書授与式
49
査
③
50
51
25
- 103 -
- 104 -
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
科目名
学年
担当者名
単位
年間予定時数
●学習アドバイス
◆予習および授業準備
必要に応じて指示を出します。
外国語
総合英語
3
高野
龍彦
3
105
◆授業
●授業の目標
ALT との TT により、プレゼンテーション、ディスカッション、ディベートなどの表現活動を行いま
す。使用教材は主に「TED」です。
1. 英語を通じて積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するとともに、情報や考えな
どを的確に理解したり適切に伝えたりする能力をさらに伸ばし、社会生活において活用できるように
する。
2. 総合的な英語力育成のために、読解問題にも取り組む。
◆復習および授業後作業
必要に応じて指示を出します。
◆定期テスト
●教科書・教材
実施しません。
TED
映画
その他
◆校内実力テスト
実施しません。
◆校外実力テスト
●評価の方法
実施しません。
1. プレゼンテーション、ディスカッション、ディベートなどのパフォーマンステスト
2. 授業への取り組み状況
3. その他
◆講習
実施しません。
◆その他
特にありません。
- 105 -
- 106 -
3学年前期授業計画
月
週
1
④
科目名【総合英語】
学習項目・単元
学習のポイント
オリエンテーション
英語に対する興味関心や目標を表明し、1
年間の授業終了時にどの程度成長ができた
かを確認します。
「TED」を見て、話者の表現したいことの
概要がつかめ、その内容に対する自分の意
見や考えをグループ内で共有し、発表しま
す。
日本語の字幕なしの外国映画の一場面を視
聴し、その概要を理解するとともに、実際
の発話を確認しながら音声の聞こえ方及び
発音の仕方について学びます。外国との文
化や習慣の違いを学び、グループ内で共有
し、発表します。昨年度は、
“Abatar”, “The
last Airbender”, “Easy A”, “Mean Girls”
を視聴しました。
2
Presentation ①
3
4
Presentation ②
5
⑤
6
7
8
9
10
⑥
前
期
中
Presentation ①
Presentation ②
間
考
12
月
週
26
科目名【総合英語】
学習項目・単元
学習のポイント
Presentation ①
Presentation ②
また書いたり話したりするためには、「内容
(=contents)」が必要です。表現のための型
を学んだら、内容を深めて自分の考えが述
べられるように貪欲に知識を吸収してくだ
さい。そのことがみなさんの英語力向上、
さらにはグローバル社会に対応できる人間
力を涵養することにつながるのです。(続)
Presentation ①
Presentation ②
授業での使用言語はは英語をベースとしま
すが、必要に応じて日本語も用います。ペ
アやグループでの英語でのコミュニケーシ
ョン活動を行いますが、お互いに学び合っ
ている学生であるので、間違えて当たり前
であるという寛大な気持ちを持って活動を
行いましょう。また、日常生活に於いては、
常に日本語での会話や読解が行われ、英語
で話す場面は 1 週間の中でも(続)
Presentation ①
Presentation ②
わずか 55 分× 3 コマ=165 分のこの授業の
中に限られます。55 分の中の一つ一つの活
動を、自分の英語力向上の修行の場と捉え、
自ら積極的に自分の考えや意見を相手に伝
える努力をしてください。自分の中に持っ
ている単語やジェスチャーなどを駆使して
挑戦しましょう。
27
⑩
28
29
30
31
⑪
32
33
34
35
査
この授業の中心は上記①②に示した表現
活動ですが、この活動を十分に行うために
は、文法力や語彙力などの基礎的知識やそ
の運用力が必要不可欠です。しかし、この
科目の授業だけで(続)
11
3学年後期授業計画
36
⑫
37
38
13
学 校 祭
39
14
⑦
Presentation ①
Presentation ②
それらの力を養うことはできません。平行
して行われる Reading や Writing の授業への
取り組みの中で(続)
15
冬
①
41
Presentation ①
Presentation ②
17
季
休
43
業
18
44
19
45
家
庭
②
20
Presentation ①
Presentation ②
22
23
⑨
46
しっかりとした基礎力・応用力を身につけ
てください。また、英語だけではなく、受
験教科や受験に必要が無いと(続)
21
前
期
期
Presentation ①
Presentation ②
末
考
25
- 107 -
47
48
査
思われる教科にもきちんと取り組んでくだ
さい。大学入試問題では、受験生の背景知
識が多ければ多いほど正解にたどり着きや
すくなる素材が多くあります。英語を読ん
だり聞いたり、(続))
24
業
English is a window to the world.
It's fun to learn English and communicate with
others in English.
Let's enjoy English!
42
夏
休
40
16
⑧
季
49
③
50
51
- 108 -
学
習
平成28年度 北海道札幌東高等学校シラバス
教科名
科目名
学年
情報科
社会と情報
3
担当者名
吉
岡
単位
年間予定時数
1
35
◆定期テスト
前期期末考査のみ実施する。内容は考査の 1 週間前より範囲を提示し、授業の中で
問題集の解説・演習を行い、その中から出題する。
●授業の目標
情報通信ネットワークに参画する上で望ましい技術や態度を養うとともに情報の加工(コンピ
ュータを使った画像の作成や写真の加工)と情報発信(web ページの作成やプレゼンテーション)
の技術を学ぶ。
◆校内実力テスト
●教科書・教材
教科書
数研出版
社会と情報
副教材
数研出版
数研出版
社会と情報 サポートノート
ポイント整理 情報モラル 6th
◆校外実力テスト
●評価の方法
定期考査、実習態度、課題の目標達成状況、提出状況を総合的に判断する。
●学習アドバイス
授業の冒頭の説明をよく聞き、実習に一生懸命取り組むこと。
◆講習
◆その他
◆予習および授業準備
単元によって、作品の構想を授業の前に練っておくとが必要である。
◆授業
実習中心の授業であるので、まじめにコツコツ作業に取り組んでもらいたい。作品のできばえよ
りも、作品に取り組む態度が重要となる。
◆復習および授業後作業
- 109 -
- 110 -
教科書や
3学年前期授業計画
月
週
1
④
科目名【社会と情報】
学習項目・単元
学習のポイント
インターネット検索
3学年後期授業計画
月
学習項目・単元
学習のポイント
26
適切な方法で、効率よく検索ができる技術
を学ぶ。
2
週
科目名【社会と情報】
27
⑩
28
3
29
4
30
Web ページの作成
ホームぺージビルダーを使って簡単な Web
ページを作成し、相互に評価する。
プレゼンテーション
Powerpoint を使用しスライドを作成する。
5
31
⑤
6
画像処理①(模写)
ペイントを使って写真をできるだけ忠実に
模写する。
⑪
32
7
33
8
9
34
前
期
中
間
考
36
10
⑥
11
35
査
⑫
画像処理②(写真の加工)
37
風景と自分の写真を合成する。
38
12
39
13
冬
季
休
業
家
庭
学
習
学 校 祭
40
14
①
⑦
15
41
42
16
43
17
夏
季
休
44
業
18
45
②
⑧
19
20
46
情報モラル・セキュリティー
47
考査範囲の学習
48
21
22
23
前
期
期
画像処理③(アニメーションの作成)
⑨
24
末
考
49
査
アニメーションの仕組みを学び、100 コマ
程度の GIF アニメを作成する。
③
50
51
25
- 111 -
- 112 -
Fly UP