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モルタル0.5 m によるCo2排出量 算出データ スリックパワー1袋による
モルタル0.5m2 によるCo2排出量 算出データ 設定条件 セメント使用量 265kg/回 ※国交省 土木標準積算仕様書 1:3モルタル 1:3モルタル ヨリ 年間使用電力量 約7,200 106kwh 年間製造量 70,455 千t セメント製造におけるCo2排出量 (ポルトランドセメント) 0.84kg-Co2/kg モルタルミキサー車輸送距離 10km 往復 (想定) モルタルミキサー車平均燃費 5.0 km/ モルタルミキサー車(ディーゼル) 1 当たりCo2排出量 2.6 kg/ ※セメント協会 2007年度実績報告 2007年度実績報告 ヨリ ※国土交通省 第6回環境部会資料 H19.2月作成 ヨリ (想定) ※環境省 排出係数一覧算出データ ヨリ スリックパワー1袋によるCo2排出量 算出データ 設定条件 製造過程電力エネルギーのCo2排出係数 0.555 kg-Co2/Kwh ※環境省 排出係数一覧データ ヨリ 製造方法・能率 原料ミキシング(ミキサー)・600kg/回 ミキシング時間 600kg/h ミキシング1回当たり使用電力量 3kwh ※製造工場 製造実績 ヨリ スリックパワー350g当たり電力使用量 0.00175kw(1.75w) 3kw÷600kg×0.35kg 輸送手段 現場及びポンプ車 常備 初期打設1回当たり CO2排出量 比較 • モルタル0.5 m3 モルタル0.5m3当り Co2排出量 (ポルトランドセメント) 0.84×265=222.6 • スリックパワー スリックパワー350g製造過程電力によるCo2 排出量 0.00175× 0.00175×0.555=0.0009712 0.555 0.001 222.6 輸送によるCo2 輸送によるCo2排出量 排出量 (10+10)÷ (10+10)÷5×2.6 モルタル 合計 10.4 233 輸送によるCo2 輸送によるCo2排出量 排出量 単体輸送が無い為 スリックパワー合計 0.0t 0.001 単位 : kg-Co2 年間初期打設当たり CO2排出量比較 ・モルタル ・スリックパワー 45万m3(1年間での消費モルタル)を 1回初期打設0.5m3で割ると年間90万回打設 打設90万回×233kg-CO2=209700000kg-CO2 打設90万回×0.001kg-CO2=900kg-CO2 900 kg-CO2 2億970万kg-CO2 90万m3(1年間での消費モルタル)を 1回初期打設0.5m3で割ると年間180万回打設 打設180万回×233kg-CO2=419400000kg-CO2 打設180万回×0.001kg-CO2=1800kg-CO2 4億1940万kg-CO2 初期打設時に排出されるCO2が 1800 kg-CO2 1 に減少 23300 初期打設当たり 産業廃棄物量比較 ・モルタル ・スリックパワー スリック溶液と生コンが混ざった部分 0.5m3 廃棄 0.05m3 廃棄 年間打設当たり 産業廃棄物量比較 ・モルタル 打設90万回×0.5m3=450000m3 ・スリックパワー 打設90万回×0.05m3=45000m3 450000m3 廃棄 打設180万回×0.5m3=900000m3 45000m3 廃棄 打設180万回×0.05m3=9000m3 900000m3 廃棄 90000m3 廃棄 初期打設時に出る産業廃棄物が 1 10 に減少 初期打設当たり コスト比較 ・モルタル 1.3モルタル 0.5m3・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12250円 廃棄処分費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4795円 上記合計 17045円 ・スリックパワー スリックパワー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6000円 レディミクストコンクリート0.05m3・・・・・・・780円 廃棄処分費…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・479円 上記合計 7259円 初期打設当たりのコスト 57.41%削減 《モルタル廃棄処分費の内訳》 《スリックパワー廃棄処分費の内訳》 2tダンプ1日運転の歩掛(一般運転手、軽油、ダンプ、 諸雑費)から0.5m3運搬(運搬距離10km)するための運転日 数を乗じた金額 2545円 2tダンプ1日運転の歩掛(一般運転手、軽油、ダンプ、 諸雑費)から0.5m3運搬(運搬距離10km)するための運転日 数を乗じた金額 ÷10 254円 バックホウにて直接コンクリート破砕積込の歩掛(土木 一般世話役、特殊作業員、普通作業員、バックホウ、諸 雑費)から0.5m3積込の金額 1250円 バックホウにて直接コンクリート破砕積込の歩掛(土木 一般世話役、特殊作業員、普通作業員、バックホウ、諸 雑費)から0.5m3積込の金額 ÷10 125円 コンクリート0.5m3の処分費 1000円 コンクリート0.5m3の処分費 ÷10 100円 処分費 合計4,795円 処分費 合計479円 地球温暖化が進行すると・・・ 砂漠化 世界中で砂漠がどんどん広がっています。 日本のお隣中国でも、砂漠化は深刻な問題の一つとなっており、 日本に飛来する黄砂も増えています。 海面の上昇 海水の熱膨張により海面が上昇します。 過去100年間では10∼25㎝ほど海面が上昇しています。このまま温暖化が 進むと低地にある国などは、国そのものが沈んでしまいます。 感染症の増加 気候が亜熱帯に近づくと熱帯性感染症(マラリア、デング熱、黄熱病、コレラなど) が増加します。また、感染症の媒介となる蚊の繁殖地域が広まり、更なる悪循環 の引き金となります。 異常気象の多発 地球規模で大気循環のパターンが変わり、異常気象(干ばつ、洪水、熱波、雪崩、 台風など)が頻発します。 氷河の後退、棚氷・氷床の減少 アルプス山脈の氷河や南極の棚氷が溶け出しています。 氷の溶解も海面上昇の原因となります。 伝えたいこと・・・ セメントは私達の生活向上に大きく貢献しています。そして災害から私達を守ってくれて います。これからもずっと。 しかしながら、目に見えない処で地球を脅かす原因の一部にもなっています。 誰が私達の未来を守るのでしょう? 『誰かが』では無く、私達全員の義務として出来ることから始めましょう。 私達は次のステップに進む時期に来ています。