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市民政治レポート2015.11月号

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市民政治レポート2015.11月号
市民政治レポート
編集発行:菅直人を応援する会
2015
11 月号
2015年6月25日
http://www.n-kan.jp
〒180-0006
武蔵野市中町1-2-9 サンローゼ武蔵野 302
TEL:0422‐55‐7010
《巻頭 OPINION》 菅 直人
1
《囲み》
「来夏は参議院選挙。戦争法への賛否を覚えておこう」 2
《緊急シンポジウム@小金井市 報告》
「安保法制の犠牲者は自衛隊員と弱者」 井筒 高雄
3
《Activity Report》2015.8 月~10 月
・「8.30 を日本の新しい民主主義が始まる歴史的な日に!」 4
・「東電テレビ会議録すべて公開」の答弁引き出す
4
・戦争の原因、エネルギー争奪戦が無くなる社会を目指そう 5
・ロックフェスでエネルギーの未来革命を語る
5
・地域に根差す民主党の再建を@府中市
6
《information 》
「 菅直人の議員生活 35 年と出版記念の集い」
6
タイトル
菅 直人
安保法制と原発再稼働
安保法制が成立したことは極め
て残念だが、これに対する国民的
9月末まで続いた通常国会で、 な反対運動の中に新しい民主主
違憲であることが明白な安保法 義の息吹を感じている。
息吹を感じるからだ。
地域に根差した活動
1960 年の反対運動が条約成立
制が安倍総理の強い意向で強行
55 年前の 1960 年の日米安保
後急速に鎮静化した原因につい
採決され、成立した。また8月
条約をめぐる国民的運動は、条約
て、当時運動にかかわっていた二
11 日には約2年間停止していた
改定が決まると急速に鎮静化し
人から興味深い意見を聞いたこ
全ての日本の原発の内、鹿児島の
た。今回も安倍総理はそうした鎮
とがある。一人は最近亡くなられ
川内(せんだい)原発が再稼働さ
静化を期待したようだが、そうは
た政治学者の松下圭一先生。もう
せられた。このことは、安倍政権
ならなかった。安保法成立後も運
一人は生活クラブ生協の創始者
が立憲主義に反する政権であり、 動に参加した多くの人が手ごた
同時に、原発推進政権であること えを感じ、安保法廃止に向けての
である岩根邦雄さん。二人の共通
が明白となったことを意味する。 活動を続けている。
このような新たな状況を踏ま
特に、長年政治に無関心とい
は労働組合運動や学生運動とし
え、これから安倍政権とどのよう
われてきた 10 代、20 代の若者や
全く浸透していなかったという
に対峙し、どうした運動を進めて
若い母親世代、更にはかつて行動
反省だ。
した分析は、安保条約反対の運動
ては激しかったが、地域社会には
ゆくべきか、私の考えを述べたい。 した経験を持つ団塊世代など幅
松下先生はその後 都市問題を
広い人々が、新しい運動スタイル
中心に、自治体に根差した市民参
で発言を始めたことに注目して
加の政治を理論化し、革新自治体
いる。その中に新しい民主主義の
が全国に広がる理論的支柱とな
民主主義の新しい息吹
専守防衛の憲法原則を破った
1
市民政治レポート
2015年10月20日
人●
の
「安 8
月
保 30
法日
制、
反国
対会
」の 前
エ と
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ギ周
ー辺
では
埋、
主
め催
尽者
く発
さ表
れ
た 12
。 万
られた。岩根さんは地域での牛乳
の共同購入から始まって、生活ク
ラブ生協を作り、さらにその中か
参院で自民党を逆転したことが
ある。今回の安保法制では全国の
弁護士会が積極的に反対運動を
展開した。例えば、そうした中か
ら若手や女性の弁護士を中心に、
よい候補者を見つけることがで
きるはずだ。
再生可能エネルギーと
世界平和
安倍総理は 2012 年の総選挙で
は原発への依存を少なくすると
公約したが、実際には原発の再稼
成立した安保法制の
廃止に向けての共闘
働や外国への輸出など原発推進
政策にかじを戻してしまった。原
ら地域政党生活者ネットワーク
1960 年の場合、条約は相手国
発が安全でコストも安いという
が生まれ、現在も活発に活動を続
との約束だから一方的に廃止す
神話が完全に崩れたにもかかわ
けている。今回の安保法をめぐる
ることは難しかった。しかし国内
らず、原発を推進し続けることは
反対運動から何を生み出すこと
法は内容がおかしければ廃止で
全く理解できない。特に原発に代
ができるかを考えている。
きる。安保法制は明らかに憲法に
わる再生可能エネルギーの推進
る3度の勉強会にも幅広い人々
反しているので、廃止するべきだ。 についても、次第に消極的になっ
そのためには廃止に賛成する議 てきているのは世界の趨勢に遅
が集まってくれた。学生のグルー
員が衆参で過半数を占める必要
プも立憲主義といった考え方に
がある。共産党はいち早く廃止に
ついてよく勉強していた。一人一
人が自分の判断で参加した今回
向けての野党共闘を呼び掛けた。 発や化石燃料に代わるクリーン
連立政権の場合は他の政策も一 で安全なエネルギーであるだけ
の運動が、地域の中に根付くこと
致しなくてはならず、
地元で開催した安保法制を巡
ができるかどうかが重要に思う。 共産党との連立政権
二大政党が定着している欧米 は難しいが、今回成
諸国ではそれぞれの政党が地域
立した安保法を廃止
の中に根付いていると聞く。日本
するために「廃止法
に政権交代を繰り返すような本
案」成立に絞った共
格的な二大政党が定着するため
闘は真剣に検討すべ
には保守地盤に支えられた自民
きと考える。
党だけでなく、民主党を支えてく
特に来年の参院選
れる地域的基盤が必要だ。日常的
の場合、32 の一人区
に各種の社会活動に参加するネ
では自民党候補に対
ットワークが望ましい。会社など
抗して安保法廃止の
ビジネスの一線を退いた団塊の
野党統一候補を立て
世代にとっても、地域での活動は
ることだ。1989 年連
新しい仲間が増え、楽しいことで
合参議院という形で
もあるはずだ。
一人区を中心に野党
統一候補が出馬し、
2
れる点からも大問題だ。
再生可能エネルギーは単に原
来夏は参議院選挙。
戦争法への賛否を覚えておこう!!
戦争法は成立しましたが、国民の過半数
は安倍政権の姿勢に納得していません。
これからこの法律の具体化が始まりま
すので政府の行動には今後も注目し、来
夏の参院選では、憲法違反が指摘された
戦争法成立に賛成したのか反対したのか
を各政党・議員に問うて、投票行動
に結びつけましょう。
▼ 戦争法案に賛成した政党 ▼
自由民主党 公明党
日本を元気にする会
次世代の党
新党改革
市民政治レポート
2015年10月20日
でなく、各国が再生可能エネルギ
ーによるエネルギー自給を達成
講演録 ● 2015.9.7 「STOP! 安保法制と原発再稼働」 @小金井市
できれば世界の平和にも大きな
貢献となる。
いづつたかお
例えば、安保法制の議論でもホ
ルムズ海峡が機雷封鎖されると
石油の輸入が止まり、日本は存立
危機事態に陥るので、自衛隊を出
すこともあると安倍総理は主張
この講演は、安保法制成
立直前に行われたもの。
「たとえ成立しても、廃
案できる法案を通せる
よう、来夏の参院選で国
会の構成を変えよう」と
結ばれた。
する。確かにこれまで石油や天然
ガスなどエネルギー資源をめぐ
る争いが戦争の原因となること
が多かった。しかし、もしも必要
とするエネルギーを再エネで各
国が自給できるようになったら、
どうだろう。戦争の大きな原因が
無くなるのではないか。
地球上に太陽光の降り注がな
い所はない。太陽のエネルギーに
よって海の水が蒸発し雨となり、
植物を繁茂させ、風を起こす。現
在人間が消費しているエネルギ
ーは地球上に降り注いでいる太
陽エネルギーの一万分の一にも
満たないという。太陽から地球に
降り注いでいるエネルギーを技
術開発によってうまく活用すれ
ば、人類が必要とするすべてのエ
ネルギーを、各国で、各地域で自
給できる。そうなれば原発や化石
燃料を使わなくても済み、放射性
廃棄物の発生やCO2による地
球温暖化を止められるだけでな
く、エネルギー資源をめぐる国際
紛争もなくすことができる。こう
した技術はすでに夢物語ではな
く、各国で開発が進んでいる。
私は今後も、脱原発と再生可
能エネルギー拡大を一体として
取り組んでいく所存だ。みなさま
のご支援をぜひともお願いした
い。
■■■
自衛隊入隊時に必ずしなければ
ならないのが「服務の宣誓」
、いわ
ば国との「契約」だ。
“専守防衛”
に限り、国民を守るという大義の
下で武器行使が責務となり、命を
差出す覚悟を持つ。
これが去年7月1日の閣議決定
で、
「服務の宣誓」を一言一句変え
ないまま 解釈だけで、海外でアメ
リカ軍の下請けとして戦争の手伝
いをしなくてはならなくなった。
ふざけるな、と言いたい。集団的
自衛権の下で契約したのではない
から、安保法制を成立させるなら
自衛隊員全員と契約をし直すこと
が必要だ。なぜなら自衛隊員が死
ぬリスクが確実に高まるからだ。
1992 年に成立したPKO法に
より、自衛隊の任務には海外派兵
が加わった。最初の派兵先カンボ
ジアでは道路や橋のインフラ整備
をするとしていたが、今回の安保
法案では「駆けつけ警護」
、住民保
護のための治安維持活動をするこ
とになった。つまりPKOでの武
力行使がスタンダードになった。
一旦法律ができると、こうやっ
て徐々に自衛隊が変遷していく。
安保法制の下で自衛隊が運用され
たら必ず憲法9条は変わる。安倍
さんの言う「積極的平和主義」は、
戦争によって平和を作り出すとい
うことだ。騙されてはいけない。
国会での議論は、戦場のリアリ
ティを知らない中で行われてい
る。非戦闘地域というが、戦闘服
3
井筒 高雄
氏
元陸上自衛隊、レンジャー
隊員。依願退職後、ピース
ボートスタッフを経て兵
庫県加古川市議。現在、各
地で「集団的自衛権行使で
困るのは自衛官と若者」と
訴える。著書『安保法制の
落とし穴』(ビジネス社)。
姿で降り立ったらそこが戦場にな
るのが現実、軍事の常識だ。現状の
自衛隊員は法的に先制攻撃できな
いから、死ねと言っているのと同
じ。安倍さんは「危なくなったら逃
げるから安全は確保できる」という
が、逃げれば撃たれ、戦場で逃げる
ことは死を意味する。戦争をなめて
いるとしか思えない。
そもそもアメリカが自国の軍事
予算のコストカットのため、民間軍
事会社に委託していた後方支援を
自衛隊に行わせようというもの。後
方支援は戦時に一番被害が出やす
く、相手国とのトラブルも起きやす
い。アメリカの負担と責任を押し付
けられた形だ。結果、日本は軍事費
を増やし、自衛隊員の血も流すこと
になる。税金の配分は、社会保障費
などをカットして防衛予算へシフ
トしそうだ。安倍政権下で防衛予算
は右肩上がりとなっている。
では、どうすればよいのか。
戦後 70 年間、戦争をしなかった
のは「憲法 9 条」のおかげだと世
界も認めているのだから、テロや戦
争の対応は米国と一線を画すると
宣言をする。自衛隊は専守防衛、必
要最小限の武力にとどめる。防衛予
算はGDPの1%枠内に収めると宣
言する。海外派兵は、災害時には国
際緊急援助隊となり、紛争の解決は
DDR(武装解除)に限定する。そ
れも武器を持たない「丸腰」で。
憲法9条の実践こそが、平和国家
の日本ブランドをつくる。
市民政治レポート
2015年10月20日
Activity Report
活 動報告
[2015.8 月~10 月のピックアップ]
■08.30 『8.30 全国 100 万人大行動』の日比谷公園ステージで呼びかけ
■08.15 「全国戦没者追悼式」に参
列
■08.24 BS スカパー「ニュース
ザップ」に出演
■08.28 連合の「労働者保護ルール
改悪阻止国会前座り込み」を激励
■08.29 「松下圭一先生を送る会」
に出席
■08.30 『戦争法案廃案! 安倍政
権退陣! 8.30 国会 10 万人
全国 100 万人大行動』の日比
谷公園ステージで呼びかけ
■09.03 原子力問題調査特別委
員会で IAEA 報告書について質問
■09.04 全国公団住宅自治会協議
会主催の国会要請集会に出席
■09.07 「安保法制」緊急
シンポ第 3 弾@小金井を主催
講師:井筒高雄氏。
P3
『戦争法案廃案! 安倍政権退
陣! 8.30 国会 10 万人全国 100
万人大行動』に、12 万人(主催者
発表)が国会前とその周辺に集まり、
全国 200 か所以上で安保法制に対
する様々な抗議活動が同時開催さ
れた。主催は「戦争させない・9 条
壊すな! 総がかり行動実行委員会」
。
菅は、日比谷公園霞門前に集まっ
た人々に、
「8 月 30 日を日本の新
しい民主主義が始まる歴史的な日
■09.03
原子力問題調査特別委員会で IAEA 報告書について質問
■09.10 外国特派員協会で「川内原
発再稼働問題」について講演
IAEA(国際原子力機関)は、8
月 31 日に福島原発事故の最終報告
■09.13 吉祥寺秋まつりに参加
書を公表した。報告書は「日本では
■09.14 戦争法案廃案!国会前行動 原発が安全という思い込みが浸透
に参加 毎回、時間が許す限り対応。
していた」と指摘。事故対応の備え
■09.20 「吉祥寺 PEACE パレード
が不十分だったと分析している。
2」に参加 「憲法違反許さない」
「安
倍政権へ NO」
とコールしながら歩いた。 菅はこれを受けて、原子力問題調
査特別委員会で高木陽介 経済産業
■09.22 首都圏反原発連合主催の
副大臣と廣瀬直己 東京電力社長に
「KEEP CALM AND NO
P5 NUKES」@日比谷公会堂で 質問した。
上
講演
■09.23 安保法制廃止を求めて、
リレー遊説@吉祥寺駅北口
民主党三多摩選出の都議会議員有志
とともに訴えた。
■09.27 「中津川 THE
SOLAR BUDOKAN
2015」に参加
P5
下
P5 ■09.28 『菅直人が行く「見
右下 捨てられゆく福島」』連載3回
スタート@週刊プレイボーイ
■10.04 「国政報告会&意見交換
会 @ 府中・白糸台」を開催
■10.10 同じく「@ 府中・
是政」を開催
P6
上
(角
P6 ■10.10 『総理とお遍路』
下 川新書)出版
にしよう」と呼びかけた後、国会前
に移動し、若者たちの掛け声に合わ
せて「戦争法案を廃案に!」と参集
した人たちと共にコールした。
▼ 菅ブログ 『今日の一言』 2015/9/5 より
抜粋
一昨日の原子力特別委員会で、私
の質問に対し、参考人として出席し
た東電広瀬社長は「2011 年 3 月
11 日の事故発生直後からのテレビ
会議について、手元にあるものは公
開する」と約束した。
4
東電本店と福島第一原発の間のテ
レビ会議の記録は、東電の事故対応
がどういう風に進められたかを知
るうえで最重要の資料だ。航空機事
故の場合のブラックボックスにあ
たる。しかしこれまでは、東電が了
解した部分しか公開されていない。
事故発生当時、東電の会長、社長
は東京に不在で、帰京したのは翌日。
その間、東京本店でだれがどういう
形で事故対応の指揮を執ったのか
はよく分かっていない。
検察審査会で事故発生当時の勝
俣会長、武藤副社長、武黒フェロー
の3人が強制起訴されることが決
まった。福島原発事故は東電内部で
起きた事故であり、検察役を務める
弁護士には強制調査権限が与えら
れるのだから、東電内部の徹底した
証拠調べをしてほしい。
責任追及のためだけでなく、事故
原因の解明の上で、原発建設から事
故発生までと、事故発生後の対応に
ついて、事実関係を徹底的に調べる
ことが極めて重要だからだ。
市民政治レポート
2015年10月20日
Activity Report
活 動報告
■09.22 首都圏反原発連合主催の「 KEEP CALM AND NO NUKES 」@ 日比谷公会堂で講演
9 月 22 日、15 時半からの「反
原発★首相官邸前・国会前 大抗議」
の開催に先立ち、13 時から「KEEP
CALM AND NO NUKES!」
と銘打ったプレイベントが日比谷公
会堂で行われた。
菅は壇上で、福島原発事故発生時
の状況やその後の事故対応の詳細に
ついて『真実』を語り、この事故が
人災であったこと、いくつもの偶然
が重なって日本が壊滅に至らなかっ
たことを明かした。
その上でエネルギー問題と戦争法
案の関係、そして太陽光発電をはじ
めとした再生可能エネルギーの可能
性に触れて、
「多くの戦争の原因とな
るエネルギーの争奪戦が無くなる社
会を目指したい」と強く訴えて、壇
を降りた。
講演後には、経産省前テントひろ
ばを訪問。国会前大抗議でも脱原発
の必要性を訴えた。
■09.27 「中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2015」に参加
岐阜県の中津川公園で 9 月 26、
27 日の2日間開催された、野外ロ
ックフェスティバル「中津川 THE
SOLAR BUDOKAN(ザ・ソーラ
ーブドウカン)
」に緊急出演した。
このイベントは、ロックミュージ
シャンの佐藤タイジ氏が 3.11 をき
っかけに呼びかけ、日本武道館で開
催した 100%ソーラーエネルギー
を活用したロックコンサート”THE
SOLAR BUDOKAN”( 2012 年
12 月)に端を発したもの。事前に
太陽光で蓄電した電気と、当日会場
に設置する大量の太陽光パネルを組
み合わせて、コンサート運営に関わ
る電力すべてを太陽光発電でまかな
う国内初の野外ロックフェスだ。
会場では、若者や家族連れなど 1
日約8千人が4つのステージで行わ
れるコンサートやフリーマーケット、
ワークショップや様々な食などを楽
しんでいた。
このフェスの緊急企画として、佐
藤タイジ氏、ジャーナリストの津田
大介氏、菅直人のソーラーエネルギ
田中●
大: 上
介右:
氏が会
。 佐場
設
下藤置
タ
:
音イの
楽ジ太
を氏陽
楽、 光
し 左パ
むがネ
ル
津。
■『 菅直人が行く
「見捨てられゆく福島」 』
@ 週刊プレイボーイ
ートークが 27 日午後 2 時頃から開
催された。菅は、佐藤氏から安保に
ついて質問され、戦争の多くはエネ
ルギーなど資源の奪い合いから生じ
ている。自然エネルギーを使って、
各国や各地域がエネルギー的に自立
することが最大の安全保障になると
語り、会場のみなさんとエールを交
換。自身もコンサートを楽しんだ。
5
7 月 19・20 日、福島を再訪し
た菅を同行取材した記事が、3 回
にわたり連載された。
福島の“今”を伝える内容だ。
<第 1 回>41号(9月28日発売)
「高線量ゴミ処理エリアに被災者を
強制帰還させる〝棄民”政策の実態」
<第 2 回>42 号(10 月 5 日発売)
「〝被爆した奥羽山脈”がある限
り福島の危機は終わらない…」
<第 3 回>43 号(10 月 13 日発売)
「地中にメルトアウトした核燃料
デブリが深刻な海洋汚染を引き起
こしている?」
市民政治レポート
2015年10月20日
Activity Report
活 動報告
■10.04 & 10.10「国政報告会&意見交換会 @ 府中市」
地元の府中市おいて、10 月4日
は白糸台文化センターにて、同 10
日は是政文化センターにて「国政報
告会&意見交換会」を開催した。
第一部の国政報告では、原発事故、
再生可能エネルギー、安保法制、国
政の動き等について菅が報告。続く
第二部の質疑応答・意見交換会では、
参加された方々から、時代に合って
いない法律についての見直し、原発
ゼロの推進を、既得権益打破と国家
戦略を民主党としてもっと打ち出し
て欲しい、マイナンバーへの不安等、
質問や意見が多数出た。会場がいっ
ぱいになるほどお越しいただいただ
き、心強くありがたい限りだ。
地域に根差す民主党の再建の為に
はこうした直接顔を合わせる集会を
年に何回か開いて、ビラまきなどの
活動にも参加してもらえることが重
要だ。
国会などの合間を縫って、支持者の
方々のもとに足を運びたい。
10 月 10 日発売
●
全国の書店、
ネット書店で
販売中
●
初当選から 35 年となりました。長年のみなさまのご支援に感謝します。
この度、足掛け 10 年かかったお遍路の本を出版しました。その出版記
念と合わせ、一強多弱の国会を変えるための集いを開催します。第一部の
シンポジウムでは安保法制反対で活躍した若者に日本の政治の将来を語
ってもらいます。
これからも民主党を立て直し、立憲主義を守るために経験を活かして頑
張りますので、ご協力よろしくお願い申し上げます。
衆議院議員
《 開 催 要 領 》
●日時
2015 年 12 月 3 日
《 プログラム 》
第一部:シンポジウム
~日本の政治の未来を語る~
(木)
受 付 開 始 :17:00
第一部・シンポジウム:17:30~18:30
第二部・懇 親 会:18:30~20:00
●会場
▲角川新書 820 円+税
《パネリスト》
ホテル ニューオータニ
ザ・メイン アーケード階
『翔の間(シンポジウム)
』
『麗の間(懇親会)
』
学生団体
「SEALD S」 山尾 志桜里
玉木 雄一郎
民主党衆議院議員
民主党衆議院議員
メンバー
《コーディネーター》 小熊 英二 (社会学者)
●会費 20,000 円(お一人)
第二部:懇親会 【挨拶】菅 直人
※政治資金規正法第 8 条の 2 に規定する政治資金パーティーです。
※ 主催:菅直人を応援する会
TEL.0422‐55‐7010
6
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