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名古屋市観光戦略ビジョン(案)に対する 市民意見の内容及び市の考え方
名古屋市観光戦略ビジョン(案)に対する 市民意見の内容及び市の考え方 「名古屋市観光戦略ビジョン(案)」に対し、貴重なご意見をいただき、ありがとうござ いました。 いただいたご意見とそれに対する市の考え方を公表します。 なお、ご意見については、趣旨の類似するものはまとめさせていただいたほか、原文 を一部要約し、また分割して掲載しておりますので、ご了承ください。 平成 22 年 12 月 名古屋市市民経済局文化観光部観光推進室 電 F A 話 0 5 2 ( 9 7 2 ) 2 4 2 5 X 0 5 2 ( 9 7 2 ) 4 1 2 8 電子メール [email protected] 1 実 施 結 果 1 実施期間 平成 22 年 9 月 30 日(木)から 10 月 29 日(金) 2 提出状況 (1)意見提出者数 (2)意見提出方法 (3)意 見 総 数 49 人 提出方法 郵送 FAX 電子メール 計 人数 7 2 40 49 158 件 3 意見の内訳 1 全般 (7 件) 2 取り組み内容・重点プロジェクト (149 件) 視点 1 名古屋らしい魅力の創出 (66 件) 視点 2 観光プロモーションの推進 (35 件) 視点 3 おもてなしの充実 (43 件) 視点 4 広域観光の推進 (5 件) 3 実現へ向けて (2 件) 2 寄せられた主な意見と本市の考え方 1 全般 (7 件) ○観光戦略ビジョン(案)を読み、名古屋市が観光に力を入れて取り組んでいることを知った。 実現へ向けて取り組んでほしい。 ○問題点の把握がされており、明確になっている。このビジョンにある具体案がなされれば、目 標に対して近づいていけると思う。 ○重点プロジェクトは、中身が伝わらない項目があるため、より具体的な内容にすべき。 ○幅広いプロジェクトを行うと、費用がかかるうえ、1つ1つが中途半端になり、効果が期待で きなくなるため、プロジェクトを絞って行うと良い。 【市の考え方】 ●今後とも、ビジョンの実現へ向けて、各事業の効果に十分留意しながら、具体的な事業内容 の検討及び実施に取り組んでまいりたいと考えています。 2 取り組み内容及び重点プロジェクト (149 件) 視点 1 名古屋らしい魅力の創出 (66 件) (1)全般 (4 件) ○既存の観光地(名古屋城など)の再開発に重点をおき、名古屋の観光の目玉とするべき。 ○市内のエリアごとに力を入れる点を決め、全体で盛り上げていく。 【市の考え方】 ●「歴史観光」と「都市観光」を2本の柱としながら、既存の観光資源を含む名古屋ならでは の魅力や、地域の特性を十分に活用し、都市全体の魅力向上に取り組んでまいりたいと考え ています。 (2)「歴史観光」の推進 (21 件) ①武将観光の推進 (5 件) ○開府 400 年後も、名古屋おもてなし武将隊やはち丸を活用してほしい。 ○名古屋おもてなし武将隊を起用したプロモーションビデオをつくり、You Tube等の動 画サイトでPRする。 【市の考え方】 ●今後とも、名古屋おもてなし武将隊をはじめ、名古屋の歴史的な魅力を活かした取り組みを 進め、積極的な情報発信を図ってまいります。 3 ②名古屋城の魅力向上 (11 件) ○本丸御殿の玄関公開を見に行ったが良かった。ゆくゆくは二の丸御殿や、城内の更なる景観充 実も期待したい。 ○名古屋城周辺に城下町を再現し、本丸御殿の完成とあわせて歴史的な魅力を高める。 【市の考え方】 ●特別史跡名古屋城跡全体整備計画に基づき、本丸御殿や西南隅櫓の整備を進めるなど、関係 各所と協調しながら、名古屋城の更なる魅力向上に取り組んでまいります。 ③その他 (5 件) ○「名古屋の観光に関する満足度調査」における「不満な理由」の第1位が「歴史的な魅力を感 じる施設が少ない」となっている点は、憂慮すべきこと。 ○名古屋に住んでいる人が自分たちのルーツを理解し、郷土に愛着を持てるようになることが、 他県・海外の人々に名古屋の観光をアピールする第1歩。地元の人も観光客も、名古屋の歴史 を学べる施設や、コースがあるとよい。 【市の考え方】 ●ご意見のとおり、歴史的な施設に関する満足度については、「満足な理由」の割合が高い反 面、「不満な理由」の割合も高く、期待度が高いことの現れであると考えられます。名古屋 の歴史的な魅力を十分に活かすとともに、ガイドボランティア等とも連携しながら、「歴史 観光」の取り組みを進めてまいりたいと考えています。 (3)「都市観光」の推進 (43 件) ①文化・観光拠点の魅力向上 (5 件) ○久屋大通公園を活用し、イベントを集中して開催したり、土産店を設置し、世界的に有名な公 園にする。 【市の考え方】 ●今後とも、久屋大通公園の賑わいづくりに取り組むとともに、公園の公共性・公益性を損な わない範囲内において、より魅力的なイベントの開催や特色ある売店・飲食店の設置が可能 となるよう、検討していきます。 ②産業観光の推進 (3 件) ○民間事業者や関係団体と連携して、名古屋を発着地とする新たな観光ツアーを造成する。 【市の考え方】 ●現在、名古屋駅を発着地とし、産業観光施設をめぐる「産業観光バス」の取り組みを行って います。今後とも、民間事業者等と連携しながら、新たな魅力づくりや情報発信に取り組ん でまいります。 4 ③ベイエリアの魅力向上 (3 件) ○ベイエリアにある工場の見学ツアーを実施するとよい。 【市の考え方】 ●ご意見のとおり、ベイエリアには、工場をはじめ多数の産業施設が立地していますので、産 業観光の観点からの活用について検討してまいります。 ○科学技術をテーマにした未来や夢を感じられるテーマパークなど、「モノづくり文化交流拠点 構想」では楽しい演出を考えてほしい。 【市の考え方】 ●モノづくり文化交流拠点構想の推進にあたっては、民間企業やNPOなど多様な主体の参画 により賑わいのある空間を創出するため、教育と娯楽の機能を合わせ持った施設の集積を図 ってまいりたいと考えています。 ④イベントの開催・支援による賑わいの創出 (3 件) ○季節ごとの定期イベントを開催するなど、常に新しく新鮮な名古屋を見せ、リピーター数を上 昇する。 【市の考え方】 ●ご指摘のとおり、名古屋を訪れるリピーターを確保するためには、イベントをはじめ、多彩 な魅力を提供することが必要と考えています。 ⑤文化芸術の振興による都市の魅力向上 (4 件) ○美術展やコンサート等を積極的に誘致し、全国的な情報発信を図ってはどうか。 【市の考え方】 ●美術展やコンサートをはじめとする文化芸術の振興による都市魅力の向上は、観光振興の観 点からも有効かつ重要であると考えています。今後とも、名古屋独自の魅力を持った催しを 広く全国的に発信することで、市内外からの誘客に努めてまいります。 ⑥都市機能を活かした取り組み (4 件) ○外国のブランドを積極的に誘致したり、ショッピング通りを整備するなどして、都市の魅力を 向上する。 ○個性、魅力ある商店街を観光資源として活用してほしい。 【市の考え方】 ●商業施設や商店街におけるショッピングや飲食は、観光客の大きな楽しみの 1 つであり、来 訪の動機ともなり得るものと認識しています。商店街への支援等を通じて、来訪したくなる 商店街づくりに努めてまいります。 5 ⑦なごやめし・土産品の魅力向上 (12 件) ○名古屋独自の食文化を県外・海外の方に親しんでもらうためには、市民が自分たちの食文化に 親しみをもち、理解することが必要。民間企業との連携によるPR活動に賛成。 ○観光客向けに「なごやめしマップ」を作り、配付することで、観光客になごやめしの魅力を伝 える。 ○ホームページに「なごやめし」の企画ページを開設し、飲食店を紹介するとともに、店舗に対 するコメントを募集し、地元からの生の声を市外・県外・海外の方に届ける。 【市の考え方】 ●民間事業者と連携を図りながら、全国的に人気が高い「なごやめし」の情報発信に努めると ともに、観光客の利便性を向上できるよう工夫してまいりたいと考えています。 ⑧その他 (7 件) ○愛・地球博の際にささしまサテライト会場で開催されたポケパークを復活する。ポケットモン スターは海外においても非常に認知度が高い。 ○名古屋城などの城郭をイメージした中層の超近代的な建築を、観光のシンボルとしてはどうか。 ○市内の銭湯をめぐる「銭湯手形」の発行。 【市の考え方】 ●今後、事業内容を検討する際に、参考にさせていただきます。 視点 2 観光プロモーションの推進 (35 件) (1)全般 (3 件) ○地域ブランド調査による名古屋の認知度が低いため、情報発信力を強化する必要性を強く感じ る。 【市の考え方】 ●地域ブランド調査においては、認知度・情報接触度と比較して、魅力度・観光意欲度が低く、 名古屋の都市イメージを向上し、ブランド力を高めることが課題であると認識しています。 民間事業者等と連携し、多彩な魅力づくりや積極的なプロモーションを推進し、名古屋の情 報発信力を強化してまいりたいと考えています。 6 (2)観光プロモーションの推進と情報発信力の強化 (31 件) ①戦略的プロモーションの推進 (10 件) ○ビジネス後の短時間観光を促進することに賛成。ビジネス客を対象として、食事や買物の施設、 観光場所を案内するパンフレットを作成するなど、名古屋の魅力を知ってもらうことが重要。 【市の考え方】 ●ビジネス客を対象として、短時間で巡れる観光ルートをアピールするなど、次回の観光につ ながる取り組みを進めてまいります。 ○名古屋には、「なごやめし」「名古屋おもてなし武将隊」などのアピールポイントがあるのに、 県外の人は存在に気付いていない。他の政令指定都市の電車内の電光掲示板に、広告を掲載し てはどうか。 ○名古屋の認知度を向上するため、イベント等のポスターを市内(駅など)に掲示し、市民の意 識を向上する。 【市の考え方】 ●いただいたご意見を参考に、名古屋ならではの魅力を活かして、創意工夫による効果的なプ ロモーションを展開し、全国的な情報発信を図ってまいりたいと考えています。 ②海外観光プロモーションの推進 (8 件) ○姉妹友好都市とのあいだに観光大使を設けるなど、諸外国に名古屋を売り込んでほしい。 【市の考え方】 ●本市との姉妹友好都市や、セントレアからエアラインがある都市などとの交流を進め、相互 協力のもとで効果的なプロモーションを推進してまいりたいと考えています。 ○中部国際空港に到着する外国人だけではなく、東京・大阪・福岡などを訪れる外国人にも、名 古屋を訪れてもらえるような取り組みをしてほしい。外国人の注目度が高い新幹線を利用して、 駅や車内に外国人向けのパンフレットを設置する。 【市の考え方】 ●滞在時間が長く周遊エリアが広い外国人観光客の誘致においては、他地域等と連携を図り、 広域的な取り組みを進めてまいりたいと考えています。 7 ③WEBを活用した情報発信 (12 件) ○わかりやすく楽しいホームページ作りは大変重要。年配の方にも見やすいコンテンツづくりや、 ホームページを見ない人へのPRも行ってほしい。 ○名古屋の観光情報を1つにまとめたWEBサイトの充実を図るべき。内容を充実することによ り、口コミで広がり、サイトを見たことがない人を名古屋へ呼び込むことができる。 ○ツイッターを活用し、市職員が交代で名古屋の魅力をつぶやけば、市役所に親しみを感じ、魅 力あるまちにしていこうと考えるきっかけになる。 【市の考え方】 ●いただいたご意見を参考に、観光客の多様なニーズに対応する魅力的なコンテンツを充実 し、ホームページを活用した効果的な情報発信を図ってまいります。 また、ポスターやパンフレットをはじめ、WEB以外の媒体も活用して、多様なプロモーシ ョンを展開してまいりたいと考えています。 ④民間事業者と連携した情報発信力の強化 (1 件) ○名古屋の宿泊客は、商用・公用の利用が多く、観光地よりもビジネス地のイメージになってい る。ホテルでなごやめしを提供したり、部屋を戦国武将風にするなど、市内の宿泊施設に名古 屋のアピールポイントを取り入れると、名古屋のイメージアップにつながる。 【市の考え方】 ●いただいたご意見を参考に、宿泊施設とも連携しながら、特色ある宿泊プランの造成や新 たな魅力づくりを働きかけるなど、ビジネスから観光へつながる取り組みを進めてまいりま す。 (2)教育旅行の誘致・MICEの推進 (1 件) ○COP10 のような名古屋で開催される国際会議やイベントを利用して、名古屋の食や産業の 魅力をアピールしていくべき。 【市の考え方】 ●国際会議やイベントをはじめとするMICEを推進することは、経済波及効果や国際的な知 名度の向上等の観点から大変有益であると認識しています。今後とも、国際会議等を活用し て、名古屋の魅力を発信してまいりたいと考えています。 視点 3 おもてなしの充実 (43 件) (1)全般 (2 件) ○おもてなしに関しては、大きく変化していける余地が残されている。おもてなしを改善するこ とが観光客の満足度をあげるのに効果的だと思う。 【市の考え方】 ●国内外からの来訪者が、楽しく快適に滞在できるよう、おもてなしの充実に努め、満足度の 向上を図ってまいりたいと考えています。 8 (2)観光案内の充実とホスピタリティの向上 (16 件) ①観光客のニーズに対応した観光案内の充実 (7 件) ○下調べをしていない観光客に対する案内が手薄。観光客が最初に訪れる案内所、ホテル、駅等 の観光案内を充実すべき。 【市の考え方】 ●いただいたご意見を参考に、民間事業者とも連携しながら、観光案内所やホテル等における 観光案内の充実を図ってまいります。 ○地元住民でも観光情報がどこに置いてあるかわからないので、乗換えなどでよく通る交通拠点 に案内所を設置するとよい。 【市の考え方】 ●現在、名古屋駅・栄(オアシス 21) ・金山の3ヶ所に観光案内所を設置し、観光情報の提供 を行っています。今後とも、多様な観光客のニーズに応えられるよう、きめ細かな情報提供 に努め、観光客の利便性を向上してまいりたいと考えています。 ②観光客の受入体制の充実 (5 件) ○宿泊施設、交通機関等の関係者が、観光施設やイベント等について勉強する機会や、意見交換 を行う場があるとよい。 【市の考え方】 ●「おもてなしセミナー」の開催等を通じて、定期的に観光施設・旅行事業者・ホテルなどの 観光関連事業者への情報提供や意見交換を行い、一体的なおもてなし気運の醸成を図ってま いりたいと考えています。 ○海外からの観光客の多くが、日本で困ることとして、英語が通じないことを挙げている。観光 地や主要駅に、学生のボランティアを配置し、コンシェルジュ的な機能を充実させる。 【市の考え方】 ●外国人観光客が増加している中、多言語対応をはじめとする受入体制の充実や、外国人の文 化やニーズの理解に基づくおもてなし気運の醸成が必要とされています。外国人観光客の受 入体制につきましては、観光施設等とも連携しながら充実を図ってまいりたいと考えていま す。 ○観光客の不満な理由として、観光施設の閉館時間が早いことがあげられている。開館時間を長 くし、夜まで観光客をとどまらせることで宿泊客数や観光消費額が増加する。 【市の考え方】 ●観光施設とも連携しながら、観光客の需要に応じた開館時間の延長について検討してまいり ます。 9 ③ガイドボランティアの育成・活動機会の創出 (4 件) ○「名古屋城検定」などで名古屋に知識を持つ人を増やし、名古屋に来る人をおもてなしするこ とに生きがいを感じてもらいながら、ボランティアでお手伝いしてもらえる環境をつくること ができたらよい。 ○市民から観光ガイドボランティアを募集し、常時メーグルに乗車させる。 【市の考え方】 ●「観光ガイドボランティア講座」の開催等を通じて、観光案内所やなごや観光ルートバス「メ ーグル」において活動するガイドボランティアの育成に取り組みます。また、観光施設や地 域で活動するガイドボランティアと連携しながら、市全体でのおもてなし気運の醸成を図っ てまいります。 (3)観光客受入基盤の充実 (25 件) ①観光案内板をはじめとするサインシステムの充実 (3 件) ○初めて来た観光客にとって、歩いて回りやすい環境にすることが重要。名古屋の中心街付近に ある看板の見直し・保全を行ってほしい。 【市の考え方】 ●初めて名古屋を訪れた観光客が1人で安心して観光を楽しむことができるよう、観光客の目 線に立って、観光案内板をはじめとするサインシステムの充実を図ってまいりたいと考えて います。 ②観光客の回遊性の向上 (12 件) ○メーグルのルートを自転車でまわれるようにする。コミュニティサイクルを推進することによ り、自転車での景観を楽しむことができ、新たな名古屋の魅力や店舗に気付くことができると 思う。 【市の考え方】 ●ご指摘のとおり、自転車を活用した取り組みには、観光客の回遊性を向上するとともに、街 全体の魅力の発信や、再発見を促す効果があるものと認識しています。コミュニティサイク ルの本格実施にあたっては、なごや観光ルートバス「メーグル」と補完しあいながら、利用 者にとって使いやすいシステムとなるよう検討してまいります。 ○メーグルだけではなく、ガイドが案内する観光バスを運行してほしい。日曜日だけでも復活し てほしい。 【市の考え方】 ●現在、名古屋駅を発着地とし、産業観光施設をめぐる「産業観光バス」の取り組みを行って います。今後とも、観光客のニーズに対応できるようさまざまな取り組みを進めてまいりた いと考えています。 10 ○「マナカ」は便利だが、JRとの相互利用が可能でないと観光客は増えないのではないか。 【市の考え方】 ●平成 23 年2月 11 日にサービスを開始するICカード「マナカ」は、市バス・地下鉄だけで なく、まずは、あおなみ線、ゆとりーとライン、名鉄電車、名鉄バス及び豊橋鉄道でも使え る共通の交通乗車券として、ご利用いただけます。 さらには、24 年春にJR東海のトイカと、25 年春にJR東日本のスイカとの相互利用を予 定しております。 ③観光客が安心して快適に暮らせる環境づくり (1 件) ○路上喫煙対策、観光施設等の分煙等をすすめてほしい。観光施設における喫煙・禁煙場所の情 報を収集し、観光施策に活かして欲しい。 【市の考え方】 ●街の美しさや住民のマナーをはじめ、名古屋を訪れた観光客の印象に影響を与える要素は多 岐にわたるため、さまざまな心配りが必要であると認識しています。今後とも、健康増進法 に基づき、施設等における受動喫煙対策についての周知に努めていくほか、安心・安全で快 適なまちづくりなごや条例に基づく路上禁煙地区での禁煙の徹底に努めてまいります。 ④その他 (9 件) ○主要な交通機関の付近に宿泊施設を誘致する。 ○県外ナンバー優先の駐車場を整備する。 ○夏場の日射対策に、主要な交差点に信号待ち用の藤棚を設置。 ○セントレアから、JR名古屋駅へ特急電車を乗り入れる。 【市の考え方】 ●今後、観光客の受入基盤の充実へ向けた検討を行う際、参考にさせていただきます。 視点 4 広域観光の推進 (5 件) ○観光で名古屋を訪れる人は少なく、名古屋の観光名所は他地域に比べて分散しているため、広 域観光の中継拠点として賛成。 ○名古屋は、レジャー施設も歴史観光も1歩遅れをとっているので、周辺自治体と協力して、観 光ルートを開発すべき。 【市の考え方】 ●中部地域は、四季折々の自然景観をはじめ、歴史・産業遺産、賑わいのある都市、温泉、新 鮮な味覚など、豊富な魅力を有しています。近隣自治体等と連携し、相互に魅力を補完しな がら、名古屋を拠点とした広域観光を推進してまいります。 11 3 実現へ向けて (2 件) ○市民・民間事業者・行政に加えて、教育機関の関わりが必要ではないか。名古屋市立大学に観 光学部を新設し、中心的存在となるべき。 【市の考え方】 ●本市の観光政策に関して、名古屋市立大学においては、政策に関する会議等への教員の参画 を通じてシンクタンクとしての機能を果たしてもらっており、今後も継続して連携してまい りたいと考えています。 ○何よりも住んでいる市民が楽しめる街でないと意味がないと思うので、今後も市民の声を聞い て欲しい。 【市の考え方】 ●このビジョンの推進にあたっては、市民・民間事業者・行政など、観光に関わる様々な主体 が連携協力していく必要があると考えています。皆さまからのご意見を参考にしながら、今 後の取り組みを進めてまいります。 12