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2月定例会(ファイル名:2gatu サイズ:488.62KB)

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2月定例会(ファイル名:2gatu サイズ:488.62KB)
平成28年2月羽島市教育委員会定例会会議録
○日
時
平成28年2月25日(木曜日)午後1時28分から午後4時18分まで
○場
所
羽島市教育センター 教育委員会室
○議事日程
日程第 1 会議録署名委員の指名
日程第 2 報第 3号 平成27年度準要保護児童の追加認定の報告について
日程第 3 報第 4号 羽島市教育委員会の後援等承認の報告について
日程第 4 議第 6号 羽島市公民館条例施行規則の一部を改正する規則について
日程第 5
議第
7号 羽島市議会提出議案(平成28年度羽島市一般会計予算)に同意
することについて
日程第 6
議第
8号 羽島市議会提出議案(羽島市附属機関設置条例の一部を改正する
条例)に同意することについて
日程第 7
議第
9号 羽島市議会提出議案(羽島市基金条例の一部を改正する条例)に
同意することについて
日程第 8
議第10号 羽島市議会提出議案(平成27年度羽島市一般会計補正予算(第
8号)
)に同意することについて
日程第 9
議第11号 羽島市議会提出議案(平成27年度羽島市一般会計補正予算(第
9号)
)に同意することについて
日程第10 その他
1 各課の事業進捗状況
○出席委員 1番委員(委員長)
大 橋 洋 子
2番委員(職務代理者)
今井田
眞千子
3番委員
今 枝
甫
4番委員
黒 田
淳
5番委員(教育長)
伏 屋 敬 介
○説明のために出席した者
事務局長
黒 田 昭 夫
教育総務課長
不 破 勝 秀
学校教育課長
長 島 清 司
生涯学習課長
小 川 和 彦
スポーツ推進室長
柴 田 泰 宏
南部学校給食センター所長補佐
柴 田 達 生
【午後1時28分 開会】
1
△開会
◎大橋委員長
ただいまから平成28年2月定例会を開会いたします。本日の出席委員は5
名で、定足数に達しております。
本日は、追加議案を含め報告案件が2件、議案6件となっております。
それでは、議事に入ります。本日の日程は、お手元にお配りした議事日程表のとおりで
す。
△日程第1 会議録署名委員の指名
◎大橋委員長
日程第1
会議録署名委員の指名を行います。本日の会議録署名委員は2番
今井田委員及び3番今枝委員にお願いいたします。
△日程第2 報第3号 平成27年度準要保護児童の追加認定の報告について
◎大橋委員長
次に、日程第2
報第3号 平成27年度準要保護児童の追加認定の報告に
ついてを議題といたします。
本案件の報告は、個人情報に該当することから秘密会といたしたいと思います。これに
ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり。)
◎大橋委員長
それでは、秘密会といたします。事務局から説明を願います。
(申請者、内容等を説明報告する。
)
◎大橋委員長
ここで秘密会を解きます。
△日程第3 報第4号 羽島市教育委員会の後援等承認の報告について
◎大橋委員長
次に、日程第3
報第4号 羽島市教育委員会の後援等承認の報告について
を議題といたします。事務局より説明を願います。
◎学校教育課長
以下の後援等事業の申請者、目的、事業開催内容等を説明報告する。
(第 24 回授業実践フォーラム)
◎生涯学習課長
以下の後援等事業の申請者、目的、事業開催内容等を説明報告する。
(第 67 回形象派全国夏季デッサン大学 in 羽島)
(第 7 回中日本ワープロ練成大会)
◎スポーツ推進室長
以下の後援等事業の申請者、目的、事業開催内容等を説明報告する。
(第7回川本杯羽島モアフェンシング大会)
(平成 27 年度羽島ブロック小学生卓球大会)
2
△日程第4 議第6号 羽島市公民館条例施行規則の一部を改正する規則について
◎大橋委員長
次に、日程第4
議第6号 羽島市公民館条例施行規則の一部を改正する規
則についてを議題といたします。事務局より説明を願います。
◎生涯学習課長
この関係につきましては、竹鼻地区公民館が3月末で廃止され、コミュニ
ティセンターとして移管されますことに伴い、羽島市公民館条例施行規則の一部を改正す
るものでございます。
変更点を簡単に申し上げますと、今まで中央公民館と竹鼻地区公民館を合わせて記載し
ていたものを、竹鼻地区公民館に係るものを削除したことや、それに伴い表現を変えたも
のでございます。29ページ以降に新旧対照表がございますので、お目通し願います。以
上です。
◎今枝委員
確認ですが、公民館の管轄は社会教育法で生涯学習課が担当でしたが、コミュ
ニティセンターになると地方自治法になり、市民協働課になりますが、中央公民館以外は
市民協働課の管轄になるということで良いですか。
◎生涯学習課長
◎大橋委員長
はい。
その他何かご意見ありますか。
【意見なし】
◎大橋委員長
それでは、議第6号について、原案のとおり可決することにご異議ありませ
んか。
(「異議なし」との声あり。
)
◎大橋委員長
△日程第5
ご異議なしと認め、議第6号は原案のとおり決することといたします。
議第7号
羽島市議会提出議案(平成28年度羽島市一般会計予算)に同意す
ることについて
◎大橋委員長
次に、日程第5
議第7号 羽島市議会提出議案(平成28年度羽島市一般
会計予算)に同意することについてを議題といたします。事務局より説明願います。
◎教育総務課長
それでは、私から一括でご説明を申し上げます。恐れいりますが、議案書
の33ページをお開きください。議第7号
羽島市議会提出議案(平成28年度羽島市一
般会計予算)に同意することについてでございます。
この関係につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定に
3
より「地方公共団体の長は、歳入歳出予算のうち教育に関する事務に係る部分その他特に
教育に関する事務について定める議会の議決を経るべき事件の議案を作成する場合におい
ては、教育委員会の意見をきかなければならない。」とされております。そうしたことから、
3月議会定例会に提出する議案について、市長から意見を求められましたものでございま
すので、よろしくお願いいたします。では、歳出からご説明申し上げますので、まず35
ページをお開きください。
一般会計予算の歳出総括表でございます。一番下には、参考として平成28年度羽島市
一般会計予算の総額が記載されておりますが、平成28年度は204億9千万円で、平成
27年度当初予算202億6千万円と比較し、2億3千万円の増の1.1%の増でござい
ます。
その内、教育委員会関係は10款に該当し、平成28年度当初予算の総額は16億8,
445万4千円で今年度の21億1,923万6千円と比較し、4億3,478万2千円
の減、20.5%の減でございます。歳出の減の大きな理由は、2項の小学校費及び3項
の中学校費の減で、その内容は屋内運動場等の非構造部材の耐震化事業の終了に伴う減で
ございます。
それでは、1項教育総務費から説明申し上げます。時間の都合もありますので、掻い摘
んでご説明を申し上げますので、ご了解頂きたいと存じます。
1項教育総務費は、平成28年度2億8,954万3千円で、前年度と比較し6,04
2万円、17.3%の減でございます。この1項教育総務費で減額の理由は、2目事務局
費のうち幼稚園就園奨励補助費について、市長部局の子ども支援課に移管することに伴う
減、そして3目教育研修費では、中学校部活動運営費補助金などの減によるものでござい
ます。
次に、2項小学校費は、2億4,608万9千円、49.8%の減でございます。この
減額の理由は、先程も申し上げました、1目の学校管理費の非構造部材の耐震化事業の終
了等に伴う減でございます。なお、新年度から小学校の普通教室等に空調機器をリースに
て整備することを予定しており、その実施設計費用及びリース料が含まれております。
次に、3項中学校費は、1億7,043万円、37.1%の減でございます。この減額
の理由は、先程の小学校費と同様、非構造部材の耐震化事業の終了に伴う減でございます。
なお、この中学校費も中学校普通教室等に空調機器をリースにて整備する事業費、そして
竹鼻中学校 武道場の用地購入費等が含まれております。
次に、4項幼稚園費は、240万5千円、5.0%の増でありますが、その理由は、障
がいのある幼児を積極的に受け入れしていくことに伴い、職員を増員する必要があること
から、嘱託職員の増を図ること等に伴うものでございます。
次に、5項社会教育費では、4,687万3千円、11.4%の増でございます。まず
1目社会教育総務費では、人権教育推進事業で、人権施策推進指針策定にかかる委託料の
増、8目図書館費では、職員人件費の増、木製書架、返却ポスト等の備品購入費の増、9
目歴史民俗資料館費では、歴史民俗資料館北側に歴史民俗資料館収蔵庫の建設完了に伴う
減、11目文化センター費では、今年度と来年度の2ヵ年で行っております文化センター
の吊り物改修工事費の増、そして、最後の地区公民館費は、竹鼻地区公民館のコミュニテ
4
ィセンターへの移行に伴い、教育委員会所管ではなくなりますことからの廃目による減額
で、5項トータルとしては4,687万3千円の増額となっております。
次に、6項保健体育費は、712万1千円、2.0%の減でございます。この減の理由
は、1目保健体育総務費では、全国レクリエーション大会 in 岐阜開催に伴う経費の増、防
災ステーションにおいてトレーニングジム運営にかかわる経費の増、3目屋外運動場費で
は、今年度リバーウォチングゾーン整備工事を実施しておりますが、その完了に伴う減で、
トータルとして712万円1千円の減でございます。
続きまして、歳入をご説明申し上げますので、前ページの34ページをお願いいたしま
す。ここに掲載してありますのはあくまで教育委員会所管分の歳入でありますので、次ペ
ージの歳出額とは一致いたしませんので、よろしくお願いいたします。
まず、12款1項6目教育使用料は、1節、2節は学校敷地における電柱等の使用料、
3節の幼稚園使用料は、西部幼稚園の幼児の保育料でございます。4節の保健体育使用料
は、学校施設等の夜間開放における使用料と、4月から防災ステーションにて行うトレー
ニングジムにかかる使用料で、そのトレーングジムにかかる部分の増でございます。5節
教育総務使用料の1千円は、この教育センター2階を竹鼻地区公民館から庁舎会議室とし
て使用することからの使用料でございます。そのため、社会教育使用料は、皆減となって
おります。
次に、13款2項6目教育費国庫補助金は、前年度と比較し、1億2,433万7千円
の減でありますが、これは、2節小学校費、3節の中学校費とも非構造部材の耐震化にか
かわる補助金の減によるものでございます。また、社会教育費補助金は、歴史民俗資料館
の収蔵庫建設にかかる補助金の減、教育総務費補助金は、先ほどの歳出でも説明申し上げ
ました私立幼稚園就園奨励費補助金の市長部局への移管による減でございます。
次に、14款2項6目の教育費県補助金は、前年度と比較し555万4千円の減ですが、
これは2節の保健体育費県補助金の減で、先程歳出でもご説明いたしましたリバーウォッ
チングゾーン整備の事業費の減によるものでございます。なお、1節の社会教育費補助金
の173万3千円の増は、竹鼻小学校の放課後子ども教室開設にかかる補助金等の増でご
ざいます。
次に、14款3項5目のうち、1節教育総務費委託金は、県調査研究事業委託金の増に
よるもの、2節 社会教育費委託金は、人権啓発地方委託金の減でございます。
次に、15款1項1目の財産貸付収入は、指定管理施設であります文化センターや運動
公園、柔剣道道場における事務所等の貸付料でございます。
次に、17款2項1目の基金繰入金は、248万1千円の増でありますが、これは後ほ
どの議案でご説明を申し上げますが、今年度国際クラブからの寄附金400万円を基に、
新たにスポーツ振興基金を設けさせていただきますが、その基金からの繰り入れの増でご
ざいます。
次に、19款5項2目の雑入は309万1千円の増でありますが、これは文化センター
及び運動公園についての命名権、いわゆるネーミングライツに伴う増でございます。
次に、20款1項5目の教育債は、6,490万円の減でありますが、1節小学校債の
減は、非構造部材耐震化事業の完了に伴う減、2節の中学校債は、非構造部材の耐震化事
5
業完了に伴う減及び竹鼻中学校武道場整備にかかる増でございます。なお、社会教育債は、
歴史民俗資料館北側の収蔵庫建設終了に伴う減でございます。
以上、簡単ではありますが、平成28年度羽島市一般会計予算の説明とさせていただき
ます。なお、36ページには過去5ヵ年の推移、そして別冊でお配りしてあります、平成
28年度羽島市一般会計予算書(抜粋)
、平成28年度事業概要(教育委員会所管分)につ
いては、お時間のありますときに、お目通し頂けたら幸いでございます。以上でございま
す。
◎黒田委員
給食センターは。
◎事務局長
この後、補正予算で説明させていただきます。18日付で補助がきました。
◎今枝委員
36ページの過去5年間のグラフをみますと、一般会計と教育費に乖離があり
ますし、小学校補助金や中学校補助金も下がっていますが、傾向としてこのような感じな
のですか。
◎教育総務課長
小学校や中学校の補助金については、大きな事業をやりますと、それに付
随してついてきますので、事業が終われば補助金も減るかたちになります。
◎大橋委員長
この前竹鼻小学校で、楽器や太鼓とか寄附していただきましたが、各学校で
もそのような補助の申請はあるのですか。伝統的なものを続けてやるには補助がないと活
動ができない部分がありますので、そういうのは教育費に入るのか、また別途のものなの
ですか。
◎事務局長
市の予算では、
「夢いっぱいコミュニティ事業」として300万円の予算をつけ
ており、いろいろな活動の応援はしていますが、十分な金額はなかなか難しいです。今回
の竹鼻小学校は、別枠の補助で、市長にいろいろと動いていただいた補助なので、いつも
このような補助金がもらえるとは限りません。
◎大橋委員長
予算的にたくさんとっていただき、子どもたちに還元できるようにお願いし
ます。
◎事務局長
それと、先ほど教育総務課長から説明がありましたが、今まで、重要な事業が
たくさんあるので、エアコンはまだまだできませんと言っていましたが、28年度急きょ
やることになりました。これだけ近隣市町が整備しますと、やらざるを得ません。国の補
助は期待できませんが、手法としてはリースしかないということで、実施設計業務の予算
をお願いしています。
◎大橋委員長
整備する順番はあるのですか。
6
◎事務局長
そのあたりは、政策会議などで決めていきます。
◎大橋委員長
整備するのが順番になりますので、いろいろ言われる方もいると思いますが、
そのあたりはうまくやっていただきますようお願いします。
◎今枝委員
本来なら国がそれに見合ったお金を地域に配分する必要があると思います。
◎伏屋教育長
最近は道路整備と同じで、教育も市町村の競争になってしまっています。義
務教育の機会均等という発想からいって、とてもつらいものがあります。逆に言えば、市
長部局が教育に大きな影響を持つようになってきています。
◎大橋委員長
子どもたちが、快適に、安全安心できる環境にしていただきたいと思います
ので、よろしくお願いいたします。その他何かありますか。
【意見なし】
◎大橋委員長
それでは、議第7号について、原案のとおり可決することにご異議ありませ
んか。
(「異議なし」との声あり。
)
◎大橋委員長
△日程第6
ご異議なしと認め、議第7号は原案のとおり決することといたします。
議第8号
羽島市議会提出議案(羽島市附属機関設置条例の一部を改正する条
例)に同意することについて
◎大橋委員長
次に、日程第6
議第8号 羽島市議会提出議案(羽島市附属機関設置条例
の一部を改正する条例)に同意することについてを議題といたします。事務局より説明を
願います。
◎教育総務課長
それでは、私からご説明を申し上げます。議案書の37ページをお開きく
ださい。この関係につきましても、3月議会定例会に提出する議案について、市長から意
見を求められたものでございますので、よろしくお願いいたします。それでは39ページ
の新旧対照表をご覧ください。
今回教育委員会の附属機関として、新たに「羽島市教育振興基本計画策定委員会」を加
え、その所掌事務として「教育振興のための施策に関する基本的な計画についての審議」
とするものでございます。
これについては、平成23年度に教育基本法に基づき、羽島市教育振興基本計画を策定
いたしておりますが、現計画の中に、社会変化に柔軟に対応するため、計画の中間年であ
7
る平成28年度に見直しを行うとされていることから、見直しを行うための策定委員会を
設置するものでございます。
現計画を策定した折には、教育委員会の要綱において、この教育振興計画策定委員会を
設置いたしましたが、地方自治法に基づく附属機関の設置をすることが本来の形でありま
すことから、今回この「羽島市教育振興基本計画策定委員会」を羽島市附属機関設置条例
に位置づけるものでありますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。
◎大橋委員長
何かありますか。
【意見なし】
◎大橋委員長
それでは、議第8号について、原案のとおり可決することにご異議ありませ
んか。
(「異議なし」との声あり。
)
◎大橋委員長
△日程第7
ご異議なしと認め、議第8号は原案のとおり決することといたします。
議第9号
羽島市議会提出議案(羽島市基金条例の一部を改正する条例)に同
意することについて
◎大橋委員長
次に、日程程第7
議第9号
羽島市議会提出議案(羽島市基金条例の一部
を改正する条例)に同意することについてを議題といたします。事務局より説明を願いま
す。
◎スポーツ推進室長
羽島市基金条例の一部を改正する条例についてでございます。この改
正につきましては、スポーツ振興に役立てることを目的として採納した寄附金を積み立て
るための基金を新たに創設するもので、全国・国際レベルの大会で活躍が期待できる選手
への支援や、スポーツ教室の開催、スポーツ競技会の誘致を行うトップアスリート育成支
援事業などのスポーツ振興に関する事業費に充当することを予定しております。第2条の
表に加える基金の名称を「羽島市スポーツ振興基金」とし、基金の目的を「スポーツ振興
に関する事業費に充当するため」といたします。なお、附則において、この条例は公布の
日から施行いたします。以上でございます。
◎事務局長
これは、国際クラブの青山さんから400万円を5年間いただけることから、
その寄附金を積むための基金です。イベントや各種大きな大会を行うための資金として活
用いたします。
◎大橋委員長
このような基金があるということで、羽島市を良くしたいと思われる方が、
金額は少ないかもしれませんが、名乗りを上げていただけるかもしれませんので、皆さん
8
さんにお知らせしてください。その他何かありますか。
【意見なし】
◎大橋委員長
それでは、議第9号について、原案のとおり可決することにご異議ありませ
んか。
(「異議なし」との声あり。
)
◎大橋委員長
△日程第8
ご異議なしと認め、議第9号は原案のとおり決することといたします。
議第10号
羽島市議会提出議案(平成27年度羽島市一般会計補正予算(第
8号)
)に同意することについて
◎大橋委員長
次に、日程第8
議第10号
羽島市議会提出議案(平成27年度羽島市一
般会計補正予算(第8号)
)に同意することについてを議題といたします。事務局より説明
を願います。
◎教育総務課長
こちらも、先程の議案同様、市長から意見を求められたものでございます
ので、よろしくお願いいたします。
では、歳入からご説明申し上げますので、2ページをお開きください。
13款2項7目教育費国庫費補助金、補正額2億190万5千円で、これにつきまして
は、北部学校給食センター建設工事にかかる学校施設環境改善交付金でございます。
次に、16款1項7目教育費寄附金、補正額400万円でございます。これにつきまし
ては、保健体育費寄附金で、一般財団法人国際クラブ様より、羽島市のスポーツ振興を目
的とした寄附でございます。
次に、20款1項6目教育債、補正額13億3,150万円で、これについては、北部
学校給食センター建設にかかる学校教育施設等整備事業債、いわゆる起債でございます。
続きまして、歳出をご説明申し上げます。3ページをお願いいたします。
10款6項1目保健体育総務費のうち、保健体育事務経費、補正額380万円で、先程
の国際クラブ様から頂いた寄附金400万円のうち380万円を、羽島市スポーツ振興基
金に積み立てるものでございます。また、スポーツ競技会開催事業、補正額20万円で、
これにつきましては、寄附金400万円のうち残りの20万円を、3月21日開催のテコ
ンドー競技のカデット・ジュニア強化指定選手選考会への補助金に充てるものでございま
す。
次に、5目給食センター費の北部給食センター改築事業、補正額15億6,341万3
千円で、これにつきましては、北部学校給食センターの建設事業費でございます。北部学
校給食センター建設については、今年度当初に、国からの補助金が得られなかったことか
ら、事業を中止しておりましたが、これにより事業を進めることになりますので、よろし
くお願いします。
9
続きまして、5ページをお願いいたします。
債務負担行為補正として、北部学校給食センター改築事業について廃止し、前ページの
4ページをご覧頂きたいと思いますが、新たに繰越明許費として、北部給食センター改築
事業を挙げさせていただいております。これについては、平成27年度当初予算において
は、給食センター建設にかかる補助金の採択が非常に難しいとの判断から、債務負担行為
としたところでございます。今回、実際に補助金の内定を頂いたことに伴い、歳出予算と
して計上し、かつ平成27年度内には事業が終了いたしませんことから、平成28年度へ
の繰り越し事業とするものでございます。以上です。
◎事務局長
この関係については、平成26年度中に造成工事が終わり、国の補助を待って
おりましたが、つい先日、平成27年度国の補正予算がつきましたので、事業を進めてま
いります。
◎教育総務課長
実際に工事に入れるのが6月又は7月初めで、完了は来年度内ぎりぎりに
なると思われます。新センターの稼働の時期については、来年度3月末に完成する予定で
すが、4月早々から試運転なしの給食提供は危険性が伴いますので、今考えているのは2
学期より本格稼働、つまり平成29年9月からと考えております。
◎今井田委員
以前南部と北部で割り振りを決めていましたので、1年と1学期間は頑張っ
ていただき、9月からですね。あまり急いでも。
◎教育総務課長
それと当初予定していた金額よりも高くなっております。人件費がかなり
上がっていますし、資材関係も高くなっています。
◎大橋委員長
できるかできないか不安でしたが、できることになり、1つ先に進みます。
◎今井田委員
北部がきれいになると、今度は南部ですね。
◎教育総務課長
◎事務局長
南部も昭和61年建設ですので、30年経ちます。
教育関係はやることばかりです。
◎大橋委員長
ご努力ありがとうございました。これからまだいろいろありますが、よろし
くお願いいたします。その他何かありますか。
【意見なし】
◎大橋委員長
それでは、議第10号について、原案のとおり可決することにご異議ありま
せんか。
10
(「異議なし」との声あり。
)
◎大橋委員長
△日程第9
ご異議なしと認め、議第10号は原案のとおり決することといたします。
議第11号
羽島市議会提出議案(平成27年度羽島市一般会計補正予算(第
9号)
)に同意することについて
◎大橋委員長
次に、日程第9
議第11号
羽島市議会提出議案(平成27年度羽島市一
般会計補正予算(第9号)
)に同意することについてを議題といたします。事務局より説明
を願います。
◎教育総務課長
それでは、私からご説明を申し上げます。追加議案書の6ページをご覧く
ださい。こちらも、市長から意見を求められたものでございますので、よろしくお願いい
たします。
では、歳入からご説明申し上げますので、7ページをお開きください。
13款2項1目総務費国庫費補助金、補正額816万5千円で、これにつきましては、
地域創生加速化補助金でございます。
次に、17款2項1目基金繰入金、補正額20万円で、これにつきましては、先程の補
正予算第8号において、スポーツ振興基金に積み立てた380万のうち20万円を繰り入
れるものでございます。
では、続きまして、歳出をご説明申し上げます。8ページをお願いいたします。
10款5項4目文化振興費の文化振興施設整備事業に816万5千円を増額するもので、
これにつきましては、昨年10月に策定した「羽島市まち・ひと・しごと創生総合戦略」
に位置づけた「まちなかの賑わい再生事業」として、新たな観光資源を創出するため、地
域創生加速化補助金を活用し、文化振興施設整備計画を策定するものでございます。
次に、6項1目保健体育総務費のスポーツ競技会開催事業に20万円を増額補正するも
ので、これにつきましては、3月22日から27日に開催予定のテコンドー競技のカデッ
ト・ジュニア強化合宿に対し、補助金を交付するものでございます。
続きまして、9ページをお願いいたします。
先程の文化振興施設整備事業と、今年度途中に国からの補助金を受け事業を行っており
ます堀津小学校プール改築事業について、年度内に事業が終了しないことから、平成28
年度への繰り越し事業として行うものでございます。以上、簡単ではありますが、説明と
させていただきます。
文化振興事業の詳しい説明は生涯学習課長からお願いします。
◎生涯学習課長
このことについては、竹鼻の街中にある文化施設について、老朽化等によ
り使用ができない状態であります。反面、歴史民俗資料館や観光交流センターなどの施設
が少しずつ整ってきておりますことから、その利活用についての調査を委託するものであ
ります。来年度1年かけて、老朽化した施設が耐震化だけで済むのか、もしくは建て替え
11
に近い修繕を行うのか、どのような方法がとれるのかを含め調査を行っていきたいと考え
ており、今現在国へ補助申請をしておりまして、その結果は3月中旬と聞いております。
◎大橋委員長
何かご意見等ありますか。
【意見なし】
◎大橋委員長
それでは、議第11号について、原案のとおり可決することにご異議ありま
せんか。
(「異議なし」との声あり。
)
◎大橋委員長
ご異議なしと認め、議第11号は原案のとおり決することといたします。
△日程第10 その他1 各課の事業進捗状況について
◎大橋委員長
次に、日程第10
各課の事業進捗状況についてを議題といたします。事務
局より順次説明を願います。
◎教育総務課長
教育総務課の事業進捗状況を報告させていただきます。今回、特にありま
せんが、皆様のお手元には、来年度の定例教育委員会の開催日程表をお配りいたしており
ますので、ダイアリー等にご記入いただければと思います。来年度も例年のとおり、教育
委員会所管の各施設での開催を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
もう1点ですが、人事異動の時期に入ってまいりましたが、その人事異動に伴う、教育
委員会の歓送迎会を4月5日(火)午後6時30分から、旧の平安閣(アンディアーモ・
パルテンツァ)にて開催いたしますので、教育委員さん皆様のご出席を頂けたら幸いでご
ざいます。次回の定例会の折に、ご案内をさせていただきますのでよろしくお願いいたし
ます。以上です。
◎学校教育課長
学校教育課から報告させていただきます。いじめにつきましては、前回か
ら1件小学校でありました。このことについては、すでに学校で対応済みでありまして、
保護者同士についても解決しております。
不登校につきましては、7日以上欠席の児童生徒数は僅かに減少しておりますが、以前
より多い状況ですので、来年力を入れて取り組んでいきます。
児童生徒の交通事故等については、中学校で1件ありました。救急搬送はされていませ
んが、運転手は一声かけてから立ち去ってしまったので、事故時の対応について、学校の
ほうで指導するとのことでした。
インフルエンザについては、1月の終わりから流行しており、現在も学級学年閉鎖にな
っております。2月25日現在、堀津小、中島中で学級閉鎖があり、明日竹鼻中が学級閉
鎖になるとの連絡を受けております。
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次に、2月19日に第2回いじめ防止専門委員会を開催しました。12月までの資料で
すが、学校別のいじめの認知件数について、昨年度より減少しております。今後も減少し
ていくと思われます。学年別では中学1年生が多いのですが、昨年は小学6年が多かった
ので、学年の集団性が関係していると思っております。いじめ以外の問題行動については、
暴力行為・器物破損が小学校で増加しているので心配でございます。また恐喝・窃盗につ
いて、今年度は万引きが多かったです。
委員からは、いじめがあった時の対応について、スクールカウンセラーや警察、弁護士
などの関係機関を積極的に活用することと、学校が親の対応等を行っていきますが、早い
段階で第3者をいれて対応することが大切とのご指摘をいただきました。
その他でございますが、例年教員の人事異動がございますが、学校教育課課長補佐が、
各教育委員さん宅に訪問させていただき、説明等させていただきますので、よろしくお願
いいたします。
◎生涯学習課長
まず最初に、図書館で逮捕事案がございましたので、報告させていただき
ます。図書館2階の女子トイレの個室の前で、スマートホンで何かしようとしている男性
を、職員が見つけ、その場で確認し、取り押さえ、その後は警察に委ねました。平日午後
で比較的利用者の少ないときで、今回は職員もそこを利用することから、目が行き届いた
わけでございますが、今後は館内巡回を丁寧に行う必要があると考えておりますし、費用
はかかりますが、防犯カメラの設置により抑止をしていく対策も検討する必要があると考
えております。
それでは生涯学習課2月までの進捗状況をご覧ください。2月8日に社会人権教育推進
会議を行いました。この会議では、羽島市人権施策推進指針策定について、平成28年度
に人権にかかる意識調査を行い、その結果を分析したあと、平成29年度に指針を策定す
るスケジュール等を協議会で諮っていただき賛同いただきましたので、この計画で進めて
いきたいと考えております。
次に、2月17日に社会教育推進審議会を開催いたしました。こちらでは、生涯学習・
スポーツ推進関係の平成28年度事業方針と重点(案)についてご意見をいただきました。
次に、2月24日に生涯学習都市推進会議を行いました。こちらでは、羽島市生涯学習
推進市民大会について、一般の方に対するPRに工夫が必要であるとか、大会内容も検討
が必要との意見がありましたので、平成28年度に再度検討していくとともに、平成28
年度開催予定の第70回全国レクリエーション大会のプレイベントとして、6月4日にイ
ベントを開催する予定でございますので、各委員さんにも参加願います。
◎スポーツ推進室長
生涯学習課スポーツ推進室関連の事業進捗状況をご報告いたします。
前回もご報告いたしましたが、平成28年1月31日(日)に一般社団法人全日本テコンド
ー協会が主催する第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)テコン
ドーアジア大陸予選・日本代表最終選考会が、羽島市防災ステーションを会場として、羽
島市・羽島市教育委員会の共催事業として開催されました。選考会では女子49㎏級、男
子58㎏級、男子68㎏級の代表選手が決定し、4月にフィリピン・マニラで開催される
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オリンピックの出場枠をかけて戦うアジア大陸予選に、日本代表として派遣されます。
羽島市では、スポーツでの交流人口を増加させ地域の活性化を図るためオリンピック競
技や国体競技の全国大会の誘致活動を進めており、3月21日(月 祝)には「かんぽの宿
岐阜羽島」においてテコンドー競技の2020東京オリンピックターゲットエイジのジュ
ニア・カデット強化指定選手選考会、3月22日から26日には、羽島市民会館において
ジュニア・カデット春季強化合宿が行われる予定です。今後につきましても、全日本学生
選手権、強化合宿などの誘致を図り、市民の皆様がトップアスリートの競技の観戦ができ
る機会を提供していきたいと考えております。
また、平成28年2月14日(日)には「第27回羽島若獅子駅伝競走大会」が開催さ
れました。この駅伝競走大会は、第25回大会までは羽島ライオンズクラブが主催して大
会が開催されておりましたが、昨年度の大会からは、羽島市、羽島市教育委員会も参画し
て羽島若獅子駅伝競走大会実行委員会を組織し、大会を主催しております。本年度は、昨
年度のコースを一部変更して、桜堤サブセンターを組入れ、一般男女の部は新幹線岐阜羽
島駅をスタートとして9区間を設け、ゴールを中央中学校とする全長22.1kmのコー
スといたしました。中学生男女の部につきましては、桜堤サブセンターをスタートとして
6区間を設けゴールを中央中学校とする全長13.3kmのコースといたしました。本年
度は72チームのエントリーがあり、昨年度の45チームから大幅に参加チームが増えま
した。67チームが完走しております。大会運営に関わる走路員、中継所役員等で非常に
多くの市民の皆様にご協力いただき、事故等もなく無事大会を終えることができました。
今後につきましても、より良い大会となるように努めてまいりたいと考えております。以
上でございます。
◎南部学校給食センター所長補佐
学校給食センターのほうは特にございません。3学期の
給食業務を問題なく遂行しております。今後も引き続き衛生管理に努めてまいりますので、
よろしくお願いいたします。以上でございます。
◎事務局長
新年度の予算について、新規・拡充した事業について説明させていただきます。
学校教育課では、新規としてイングリッシュサマーキャンプを行い、ALTを有効活用す
るため、夏休みに1泊2日で合宿を行います。生涯学習課ではイタセンパラの保護啓発の
拡充を図ります。スポーツ推進室関係では、2月1日に国際クラブから清流スタジアムに
井戸の寄附がございました。今後も井戸の寄附を考えているとのことです。井戸について
は、青山スクエア、市民の森、清流スタジアム、そして国際クラブの事務所の敷地内にも
井戸を掘って、災害時には井戸水が使えるようになっております。
他の部署については、学習支援ボランティア事業を子ども支援課で行います。また4月
最初からはしま観光交流センターを開所し、1名常駐するそうです。また、市民プールで
すが、廃止に伴い解体工事として1億数千万円の予算が計上されております。あと桜堤サ
ブセンターについて、建設促進事業も拡充していきますが、3月26・27日にイベント
が行われます。大きなイベントを行い皆様に認知していただくとのことです。
その他、3月について、卒業式等でお世話になりますので、よろしくお願いいたします。
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以上です。
◎伏屋教育長
事業の進捗状況につきまして、各課・室から出なかった内容につきまして、
報告をさせていただきます。
羽島市議会3月定例会の初日が、2月26日になっておりまして、3月8日から10日
にかけまして一般質問、11日が議案質疑、14日が総務委員会、15日が民生文教委員
会、16日が産業建設委員会、22日が最終日という予定になっております。
2月1日には、スポーツ推進審議会が開催されまして、現在策定中のスポーツ推進計画
についてご審議いただきました。
2月13日には、歴史民俗資料館・映画資料館の入館者20万人達成イベントが開催さ
れました。また、本年6月25日には、開館20周年記念イベントが予定されております。
2月20日には、羽島市歴史検証委員会の歴史講演会が開催されまして、則竹節副委員
長さんが「尾張藩家老 駒塚の石河氏Ⅱ 家老の公務と私生活」と題して講演をされまし
た。
3月に入りますと、6日に和太鼓ライブ、4日に中学校の卒業式、23日に西部幼稚園
の卒園式、24日に小学校の卒業式、25日に西部幼稚園及び小中学校の終了式というこ
とで平成27年度末を迎えることになります。
また、来月の3月24日の木曜日の午後に、本年度第2回目の総合教育会議とその後引
き続き3月の定例教育委員会を予定しております。本日は、総合教育会議に教育委員会と
しまして話題として挙げていただきたい内容につきまして、お手元のA4、6枚の資料「今
後の羽島市の教育」をもとに説明をさせていただきます。
まず、概略を申し上げますと、平成28年度から市内の小中学校におきまして、小中一
貫教育及びコミュニティ・スクールを推進してまいりたいと考えております。
まず、1ページの「小中一貫教育の推進」についてでございますが、小中一貫教育推進
の背景としまして、教育基本法や学校教育法の改正によりまして、義務教育の目的・目標
が新たに定められたことや近年の教育内容の量的・質的充実への対応、児童生徒の発達の
早期化、中1ギャップへの対応、少子化等に伴う学校の社会性育成機能の強化の必要性等
がございます。
1ページの下段にございますように、羽島市におきましては、以前から、校舎が同一敷
地内にございます桑原小・中学校におきまして、小中一貫教育の取り組みがなされており
ます。特に、平成20年度から22年度にかけましては、羽島市教育委員会の研究指定校
としまして、実践研究がなされました。その成果や課題は、1ページの下段から2ページ
の上段にあるとおりでございます。
その後、小中一貫教育に対する意識や具体的実践がやや低下してきておりまして、その
要因としましては、小学校、中学校それぞれに校長がいて、学校経営の方向や指導内容に
おいて一貫性を維持することが必ずしも十分でないことや、職員室が小中学校で分かれて
おりまして、連絡調整や共通理解・共通行動に時間や労力がかかることなどが上げられま
す。
こうした状況の中で、2ページの中段でございますように、国におきましては、平成2
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7年に学校教育法を改正しまして、今までの小中一貫教育の取組を踏まえ、地域の実情や
児童生徒の実態など様々な要素を総合的に勘案して、設置者が主体的に判断できるように
するために、既存の小学校・中学校に加えまして、義務教育学校という新たな学校種を創
設しました。
次に、2ページ下段からの「コミュニティ・スクールの推進」についてでございますが、
コミュニティ・スクールというのは、端的に申し上げますと、学校運営協議会の制度を取
り入れた学校ということになります。
3ページの「(2)学校運営協議会の制度的位置づけ」のところの上の5行と下の4行
でございますが、現在、学校が抱える課題が複雑化・困難化している状況の中、困難な課
題を解決し、子供たちの生きる力を育んでいくためには、地域住民や保護者の参画を得て、
力を合わせて学校運営を行っていくことが求められておりまして、社会の動向や子供たち
の教育環境を取り巻く状況等を踏まえれば、なおさらその必要性は増しているということ
でございます。このような観点を踏まえれば、これからの公立学校は、地域とともにある
学校へと転換し、地域との連携・協働体制を持続可能なものとしていくことが不可欠であ
り、今後、全ての公立学校において、地域住民や保護者等が学校運営に参画する仕組みと
して、学校運営協議会制度を導入した学校とすべきである、というのが国の方向でありま
す。
3ページ下段から4ページ上段にかけまして、全国ですでにコミュニティ・スクールに
取り組んでいる学校から報告のございました子供、教職員、保護者、地域の人々にとって
のコミュニティ・スクールの魅力でございます。(4)の「学校運営協議会の主な役割」
としましては、必須のものとしまして、「校長の作成する学校運営の基本方針を承認する」
ということがございまして、任意のものとしましては、「学校運営に関する意見を教育委
員会又は校長に述べる、」ことや「教職員の任用に関して教育委員会に意見が述べられる」
といったことがございます。(5)にございますように、小中一貫教育とコミュニティ・
スクールとは、相互に深く関連しているととらえております。
ただ今申し上げました小中一貫教育及びコミュニティ・スクールを、今後羽島市内の小
中学校で進めてまいりたいと考えているわけでございますが、市内の小中学校14校で、
一斉にとは、なかなかまいりません。そこで、まず、羽島市におけるモデル校を指定いた
しまして、研究的に実践し、その成果を市内の各小中学校に広めてまいりたいと考えてお
ります。今後、各学校の教職員や保護者、地域の皆様方のご理解、ご協力をいただかなけ
ればならないわけでございますが、羽島市教育委員会としましては、4ページ下段から5
ページにございますように、「小中一貫教育及びコミュニティ・スクール推進校」としま
して、桑原中学校区の1小学校と1中学校、「魅力ある学校づくり調査研究事業推進校」
としまして、竹鼻中学校区の2小学校と1中学校、中央中学校区の1小学校と1中学校を
指定したいと考えております。ともに指定年度は、平成28年度から29年度の2年間の
予定でございます。桑原中学校区では、過去の小中一貫教育の実践における成果と課題を
改めて分析し、より教育効果を上げるための教育目標をはじめとする学校教育計画及び職
員配置、施設の活用方法等について、義務教育学校創設の趣旨も視野に入れて調査研究し
ていただきます。同時に、現在のPTAや学校評議員会、学校に関わる各種組織の現状と
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課題を明らかにし、学校運営協議会の導入についても調査研究していただきます。
次の「魅力ある学校づくり調査研究事業」でございますが、これは近年、全国における
不登校児童生徒数が増加傾向にありますことから、国立教育政策研究所が、不登校児童生
徒の出現を抑制するために、教育委員会が果たす役割について調査研究する事業でござい
まして、都道府県教育委員会に対し調査研究事業を委嘱し、委嘱を受けた都道府県教育委
員会は、域内の市区町村教育委員会を指定するものでございます。
調査研究内容が、「児童生徒にとって魅力ある学校づくりを推進するための各学校及び
中学校区の創意工夫をいかした取組に対する教育委員会の指導助言の在り方」となってお
りますので、比較的不登校の出現率の高い竹鼻中学校区と中央中学校区をモデル校として
指定したいと考えております。調査研究に当たりましては、地域とともにある学校として、
コミュニティ・スクールも視野に入れ、学校評議員会やPTAをはじめ、幅広い地域の関
係者を巻き込んでの調査研究としたいと考えているところでございます。桑原中学校区、
竹鼻中学校区、中央中学校区の小中学校を合わせますと7校になりまして、市内の小中学
校は、全部で14校でございますので、半分の数の学校を指定し、研究実践を行っていく
予定でございます。
なお、今後の羽島市の教育を考える上で、市内の児童生徒数及びクラス数の推計は基盤
となるデータでございますので、参考資料としまして、最後のページに掲載をさせていた
だきました。今後7年間の推計でございまして、平成34年度の児童生徒数を平成27年
度と比較しますと、小学校、中学校ともに、約1割減少することになります。学校別に見
ますと、福寿小学校が373人から438人へ65人の増、桑原小学校が110人から1
12人へ2人の増、中島中学校が207人から219人へ12人の増でございますが、こ
の3校以外は全て減ということになります。
以上でございますが、何かご意見等あればお伺いします。
◎今枝委員
これから少子化が進んでいきますが、例えば、今小学校9校、中学校5校あり
ますが、児童生徒が何人になったら統合しなさいというような法律や基準はありますか。
◎伏屋教育長
法律的には、児童生徒が何名になったら統合しなさいという法律はありませ
ん。ただ法的にあるのは、学級編成の数が決まっておりまして、何名になったら複式学級
になりますという法律はあります。ただ、この児童生徒数の推移をみますと、羽島市にお
いて複式の問題は当分の間はない状況でございます。
◎今枝委員
何故お聞きしたかと言いますと、今の時代、予算的、効率的なことがあるので、
そのようなことがないように事前にお聞きした次第です。
◎伏屋教育長
費用対効果といいますか、お金を使ったから教育効果がどれだけ上がったか
と、そのように簡単に教育は判断できるものではないと言われています。しかし小さな学
校が散乱している状態が、子どもにとって本当に望ましいのか、真剣に考える時期になっ
ていると思います。そのあたりを市長さんと教育委員さんと議論していただけるとありが
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たいと思います。
◎今枝委員
行政と教員ではわかりづらいことがあって、効率的なことが優先的になりがち
ですよね。
◎伏屋教育長
昨年9月に名古屋大学で小中一貫校の説明会がありましたが、山間部の複式
を行っている教育委員会が関心を持って聞いておりました。県内にどれだけ義務教育学校
ができるのかわかりませんが、それとつなげて義務教育学校を考えているのは事実ですが、
ただ羽島は複式になるからその状況を何とかするためにという状況ではなく、むしろ純粋
に羽島市の子どもにとって、どの形態が良いのか、純粋な教育論で考えていただければ良
いと思います。
◎黒田委員
桑原小中は以前から最も小規模な学校で、前から小中一貫になれば効率よくで
きるのではと思っておりました。以前市長さんも小中一貫にしたらどうかということもお
話しされていましたし、地元としては、人数が減ってなくなるのではという危惧を誰もが
持っていると思っているので、そういうことからも小中一貫を進めていったほうが良いと
思います。ただ人数が少ない分交流がなく、今後もそのあたりが課題である。
それと今後経費削減を求められるので、文科省が考えていることとは別に、予算がなく
なれば、結局はこれもどうなるかわからないと私自身は考えています。
◎伏屋教育長
現在国は義務教育学校にしても職員は減らしませんよと言っていますが、そ
れがいつまで続くはわかりません。
◎大橋委員長
桑原小中は学校が近くて、小中一貫はできますが、中央中校区や竹鼻中校区
はどのようにやられるのですか。
◎伏屋教育長
中央中校区や竹鼻中校区は桑原中校区のような小中一貫はできません。そう
いう意味では桑原小中を見て、できるところを取り入れていくかたちになろうかと思いま
す。中央中校区と竹鼻中校区は純粋な小中一貫ではなく、いじめ不登校の問題に力を入れ
るよう、小中の連携を図っていただきます。
それと小中一貫とセットになってくるのはコミュニティ・スクールのほうで、国のほう
は近いうちに全小中学校でと言っております。
◎今枝委員
国の流れがそういう流れで、いろんな要素がそこに入ってきますが、制度改革
をやって子どもにとって悪くなることは避けねばならないことで、成果があがるように、
共通理解で連携してやっていくことが、大切だと思います。
◎伏屋教育長
生涯学習推進会議でもありましたが、今までは、地域の教育力を学校へとか、
地域とともにある学校と、地域が学校にという言われ方が多かったのですが、最近国は、
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学校を核にした地域づくりとか、学校を核にした地域創生といって、今までと違った地域
づくりと言っています。先ほどのコミュニティ・スクールは、学校のためだけではなく、
地域づくりのためという発想もあるみたいです。
◎今枝委員
確かに今のコミュニティは薄くなってきており、隣の方が何をやっているのか
わからない。コミュニティ自体も強化する必要があると思うが、なかなか難しい。根気強
くやっていかないと。
◎事務局長
少子高齢化という大きな流れの問題の中で施策をうっていますが、振り返って
みますと、羽島市の中でも隣の方が何をしているかわからない状況です。市長も言ってい
ましたが、福寿町平方に1000軒ぐらいの世帯がありますが、自治会加入が6割弱だと。
このまま進めば、自治自体も危ういことになってしまいます。そうならないために、地域
にも少しお力を願わないといけないなと思います。
◎今井田委員
自治会のことですか、確かに入らない人もいますが、入れない人もいます。
生活がぎりぎりで払いたくても払えない人もいるので、払えないから全部一緒ということ
ではないので。
◎事務局長
本当に必要な方に必要な手当が必要ですが、なかなか難しいです。
◎伏屋教育長
いろいろお話ししていただきましたが、このようなお話しを3月24日にさ
せていただきますので、市長も交えて議論していただきと思いますので、よろしくお願い
いたします。
△閉会
◎大橋委員長
以上をもちまして、本日の日程は、全て終了いたしました。
次回の定例会ですが、3月24日(木)午後1時30分から、市役所本庁第1会議室に
て、教育総合会議がありますので、その会議が終了後、定例教育委員会を行いますので、
よろしくお願いいたします。それでは、平成28年2月定例教育委員会を閉会いたします。
ありがとうございました。
【午後4時18分 閉会】
会議の大要を記載して、相違ないことを証するためここに署名する。
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2番委員
今井田 眞千子
3番委員
今
枝
20
甫
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