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国連グローバル・コンパクト(UNGC)

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国連グローバル・コンパクト(UNGC)
2009 年 12 月4日
国連グローバル・コンパクト(UNGC)
2008年度活動報告(コミュニケーション・オン・プログレス:COP)
<宣言>
アデコ株式会社は、国連が提唱するグローバル・コンパクトに心より賛同し、支持いたします。
グローバル・コンパクトの10 原則の重要さを充分に理解し、この原則に則った適切な行動をい
たします。また、グルーバル・コンパクトへの参加を私たちの社会的責任の一つとして捉え、
積極的に支持し続けることをここに誓います。
アデコ株式会社
代表取締役会長兼社長
マーク・デュレイ
<アデコについて>
アデコ株式会社は、人材サービス業界のグローバルリーダー、アデコグループ(本社:スイス)
の日本法人です。日本では、1985 年に東京に設立されました。
better work, better life をモットーに、はたらく人々をサポートし、人材派遣、人材紹介、
アウトソーシング、再就職支援などのサービスを通じて雇用に関するあらゆるソリューション
を数多くの企業に提供しています。
資本金は約 55 億 6000 万円、2008 年の売上高は約 2,244 億円、1 日当たりの派遣就業者
数は約 60,000 人です。
またアデコ本社は、スイス証券取引所とユーロネクストパリ証券取引所に上場しています。
<活動報告>
原則 1
企業はその影響の及ぶ範囲内で国際的に宣言されている人権の擁護を支持し、尊重す
る
アデコでは、2005 年に制定した行動規範で人権を尊重することを明確にしており、すべて
の従業員に対して行動規範に関する教育を継続的に実施しています。また、人材派遣協会の人
権に関する協会憲章を尊重しています。
原則 2
人権侵害に加担しない
アデコが制定している行動規範には、アデコの基本的価値観「尊重、責任、正直、誠実」を従業
1
員一人ひとりが実践し、すべてのステークホルダーから信頼を得、絆を結ぶことができるよう
日々努力すると明記しています。
これはすべてのステークホルダーに対しアデコの取るべき姿勢をあらわしたものであり、これ
を実践することで人権を守ることに務めています。行動規範同様、基本的価値観についても全
従業員に対する教育を継続的に実施しています。
また、内部通報制度を設け、人権侵害があった場合にはすぐに通報できるよう、制度化してい
ます。そして、アデコでは性別、人種、障がいの有無に関わらず、平等な雇用機会が得られる
よう努めています。
さらに、プライバシーマーク(P マーク)を取得し、全てのステークホルダーの人権保護(個
人情報保護)に努めています。
原則 3
組合結成の自由と団体交渉の権利を実効あるものにする
アデコは、コンプライアンスを重視しています。そのため、労働基準法で認められている通り、
組合結成や団体交渉を妨げることはいたしません。経営層と従業員間の風通しのよい適切な関
係を築いています。
原則 4
あらゆる形態の強制労働を排除する
コンプライアンスを徹底するため、アデコの派遣スタッフがクライアント企業において法に定
められた適切な労働に従事しているかどうか、スタッフを訪問することで定期的に確認をおこ
なっています。また、スタッフ専用の相談窓口を設けることで、万が一法に抵触するような労
働があった場合は派遣スタッフ本人からも相談できる仕組みを整えています。
原則 5
児童労働を実効的に廃止する
アデコでは、18 歳未満の方のスタッフ登録は受け付けていません。そのため、登録希望者の
年齢確認の方法について、登録担当者に対して徹底的に教育しています。
原則 6
雇用と職業に関する差別を撤廃する
人種、宗教、性別、年齢、国籍、障がいの有無などに関わらず、すべての人に平等に雇用の機
会を提供することがアデコのポリシーです。アデコでは、外国人や障がい者も積極的に雇用し
ています。特例子会社を設立することにより、重度の障がいをお持ちの方も採用し、共に働く
ことのできる環境づくりを目指しています。
原則 7
環境問題の予防的なアプローチを支持する
アデコは、京都議定書へのコミットメントとして発足されたチーム・マイナス6%の参加メン
2
バーです。ポスターや定期情報誌、HP を通じて、従業員およびスタッフへクールビズやウオ
ームビズの啓発をおこなっています。
原則 8
環境に関していっそうの責任を担うためのイニシアチブをとる
アデコ従業員が自発的に形成した「アデコボランティア委員会」では、毎年数カ所の海岸での
「ビーチ・クリーン活動」をおこなっています。その場所や地域は年々広がりを見せ、参加者が増
加するにつれ、従業員の環境問題に対する意識も高まってきています。また、個人情報保護の
観点から、一部の文書の廃棄には廃棄用文書箱ごと使用済みの紙をリサイクルできるシステム
を導入し、森林伐採を 62 本、二酸化炭素排出量 1,908kg の抑制効果を生みました。
原則 9
環境にやさしい技術の開発と普及を促進する
派遣スタッフと従業員の出退勤管理をウェブ上でおこなえるシステムの導入を継続して進め
ています。このシステムの利用者が、2008 年度は 2007 年度に比べて月 10.500 人分、年
間にすると延べ 120,000 人分増加しました。
同システムで法定帳票なども管理しているため、
出退勤管理(タイムシート)のペーパーレスだけでなく、付随する調書などのペーパーレスも進
めています。これにより、紙の使用を 200,000 枚程度削減したことになります。
原則 10
強要と賄賂を含むあらゆる形態の腐敗を防止するために取り組む
アデコの行動規範では、あらゆる形態の腐敗につながる行為は厳しく禁じる旨、明記しており、
全従業員に対しての教育も継続的におこなっています。
この行動規範に基づき、
「ギフト委員会」を設置し、あらゆる物品の授受・接待における適正な
取引を維持、増進するように努めています。また、利益相反についても、倫理的、法的義務や
業務上の判断において、個人の利害が優先されることのないよう厳しく規定しています
さらに、内部通報制度をもうけ、匿名での報告ができるようにしていることにより、万一不正
があった場合は適切な対応ができる体制を整えています。
<お問い合わせ>
アデコ株式会社
経営企画部
E-mail: [email protected]
TEL: 03-6439-7305
Homepage:http://www.adecco.co.jp/
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