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キャリブレーション実施ガイド
HP DreamColor LP2480zx プロフェッショナル液晶モニタの キャリブレーションについて (KZ300AA HP液晶モニタ用キャリブレーションキット v1.0.2 でのキャリブレーション手引) この資料はHP液晶モニタ用キャリブレーションキットを使ってLP2480zxをキャリブレーションする際の簡 易ガイドです。本資料は製品に付属するものではなく、内容については予告無く変更になることがあります。 キャリブレーション実施の前に • システムをインターネットに接続してください。現在出荷されているキャリブレーションキットに同梱さ れているCDには、キャリブレーションソフトウエアは入っていません。このCDにはインターネット上の サーバからソフトウエアをダウンロードするためのツールが入っています。 * 将来的に、添付CDからソフトウエアをダウンロードできるようにする予定です。 • 複数のモニタを接続している場合はLP2480zx以外のモニタの接続をきってください。 • お使いのワークステーションにはLP2480zxのみが接続されている状態にしてください。その他の接続を すべてきった状態にしてください。 • LP2480zxをラップトップ接続した状態でキャリブレーションはしないでください。 • システムのOSがMicrosoft Windowsであることを確認してください: 本資料発行時点ではMACバージョ ンのサポートがされていません。お使いのワークステーションのOSはXP-32 もしくは Vista-32に設定し てください。64-bit では動作しないことがありますので32bit での操作を推奨します。 • ATIグラフィックスカード ATI FireGL V5600 (8.391.2.1.1)では動作が不安定になります。このカードで のキャリブレーションはしないでください。(現在開発元で調査中です). • HP Display Assistant は必要ありません。システムへのインストールは不要です。 • LP2480zx はキャリブレーション実施前に少なくとも30分のウォームアップをしてください。バックライ トが安定して動作するための処置です。 • ワークステーションのアクセス権があることを確認してください。 • HP Remote Graphics センダーがインストールされている場合、デバイスマネージャの HP Remote Graphicsドライバを Disable に設定してください。キャリブレーション終了後、enable に設定してく ださい。 • 本資料作成時(2008年9月)、DisplayPortで下記のグラフィックスカードを接続しているとキャリブレ ーションが正しく実施されません。DVI(デジタル)接続にしてからキャリブレーションを実施してくだ さい。 ATI FireGL V7700, *将来のVBIOS、グラフィックスドライバ等で解決される予定です。 • 可能であれば、部屋をできるだけ暗くしてキャリブレーション実施してください。 最初のセットアップ • USBケーブルを接続してください: 同梱されているUSBケーブルでワークステーションとLP2480zxを 接続してください。 • この段階ではまだ測色器をワークステーションに接続しないでください。 • モニタドライバソフトウエアをインストールしてください: モニタに同梱されているドライバソフトを 収録したCDをインストールします。CDが立ち上がったら“Install Monitor Driver Software”を選択して下さ い。 . • 主電源を一度Offにしてから再度OnにしてくださいSwitch off the monitor with the "vacation switch" and then on again: この操作はドライバがUSBデバイスを認識するために必要な操作です。主電源は電 源ケーブル接続ポートの横にあります。 • グラフィックスカードの最新ドライバがインストールされていることを推奨します。 • キャリブレーションキットに同梱されているCDをセットしてください。初期のバージョン (e.g. 1.0.2) で はCDそのものにソフトウエアははいっていません(CDをセットするとインターネット上のサーバに接続 されダウンロードが開始されます。そのため、インターネットへの接続が必要になります)。 • ダウンロードツールを開始してください。 インターネットへ接続してダウンロード開始してください。 • "Download"をクリックしてください • ファイルを保存してください。 圧縮ファイル(zipfile)になっていますのでダブルクリックで実行します。 • HP-DreamColor-Installer.exe.を実行してください。 これでキャリブレーションソフトウエアがインス トールされます。 • インストールの最後に、システムをリブートするようにと表示されますのでシステムをリブートしてくだ さい。 • リブート後、ログインします。 • 測色器を接続します。ドライバをインストールします(Vista OS の場合、続行するよう指示してくださ い)。終了までに時間がかかることがあります。完了すると i1ドライバがインストールされた旨のメッセ ージが表示されます。 モニタのキャリブレーション • 測色器をLP2480zxのパネルにのせてください。モニタを後ろに傾けてパネル表面に測色器を載せると安 定します。測色器を強く押し付けないようにしてください。測色器についている吸盤が液晶を損なう恐れ があります。 • LP2480zx でどのカラースペースがセットされていてもキャリブレーションには影響しません。キャリブ レーション実行時、デバイス上で実行するようにモニタを一時的に素の状態にし、カラーマネージメント は実行できない状態になります。 • 画面のアイコンをクリックしてキャリブレーションを実行します。 実行後、しばらくの間画面にキャリ ブレーションソフトウエアのメッセージが表示されます。その後、デバイスソフトウエアがインストール された旨のメッセージが表示されます。 • 最初にソフトが実行されたときに画面に"液晶モニタ(LCD)" と "ラップトップ(Laptop)" のみしか表 示されないことがあります。これはソフトウエアがLP2480zxを正しくい認識していないために起こりま す。この場合は右上部端にある 赤い“X”をクリックして終了させ、もう一度キャリブレーションソフトを 実行してください。その後 LP2480zx が選択肢にあることを確認してください。ソフトご再実行しても LP2480zxが選択肢にあらわれない場合には、システムをリブートして再度ソフトを実行してください。 • キャリブレーションのみを実行する場合、プリセットカラースペースを調整する必要はありません。この 点については後述します。ここでは画面の設定項目はそのままに‘次へ’をクリックしてキャリブレーシ ョンを実行してください。 • 測色器は画面に表示されたオレンジの枠内に必ずしも乗せなくて大丈夫です。全画面にキャリブレーショ ンのターゲット色表示がされます。オレンジ枠内に測色器が置かれていると場合によってエラー表示が隠 れて見えないことがあります。 ただ、パネルの端の部分に測色器を置くことは避けてください。 • キャリブレーションが実行されます。モニタ全画面に様々な色が表示されます(赤、緑、青、白、灰色、 黒) • 無事に完了すると‘プロファイルがアップデートされました(Profile Updated)” と表示されます。 カラースペースの編集、作成について この項目では詳細についての言及はしません。 • キャリブレーションを実行した後、3番目に表示される画面でカラースペースプリセットの設定画面が表 示されます。この画面ではセットされているプリセット内容を編集・上書きすることができます。たとえ ば、ご自身で設定したプリセット内容を User-7 のスロットに作成することが可能です。キャリブレーシ ョンが実行されるとそれはUser-7のスロットにアップロードされます。この機能を有効利用するためには 赤・緑・青・白の x,y もしくはu’,v’ での調整方法を知っておく必要があります。さらに、ガンマ調整の 方法、バックライトの標準輝度選択も必要になります。