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資料3
VPSと業務分析
VPS:Virtual Product Simulator
2004年7月14日
富士通株式会社
有田裕一
Agenda
•
•
•
•
2
自己紹介
VPS:Virtual Product Simulator
エコリーフと業務分析
まとめと今後の課題
All Rights Reserved, Copyright FUJITSU Ltd., 2004
VPS は全社的な3次元活用を推進
3次元モデルを活用した商品化プロセスへ
環境配慮設計
ECO Design
組立性の検証 組立手順書作成
Manufacturing
形状の確認
Viewer
制御プログラムのデバック
IOConnector
環境部門
生産技術部門
ファームウェア
部門
機構検証
Digital Mockup
製造部門
3次元モデル
ケーブル検証
Harness
設計部門
マニュアル部門
VPS
遠隔地間の会議
DirectShare
デザイン部門
マーケティング部門
商品企画部門
営業部門
マニュアル開発
Digital Mockup
Player
保守部門
プレゼンテーション
ImageRender
商品イメージの確認
ImageRender
3
設置イメージの確認
ImageRender
保守技術者教育
Digital Mockup
All Rights Reserved, Copyright FUJITSU Ltd., 2004
VPS
VPS
Virtual
Virtual Product
Product Simulator
Simulator
4
All Rights Reserved, Copyright FUJITSU Ltd., 2004
モックアップ検証(VPS/DMU)
データの軽量化と簡易な操作
断面による確認/計測
保守性/操作性の確認
CADデータを1/10∼1/50に軽量化
変換事例:電子マネー端末
部品点数: 800
Pro/ENGINEER 約 75MB
→ VPS 4.1MB/1.2MB
※データ提供: ペンタックス殿
工具を確認しながら・・・
強力な動的干渉チェック
作業性を確認しながら・・・
※データ提供: 富士通テン殿
ジャストタッチ
作業性を
確認しながら・・・
組立性検証
手順を確認しながら・・・
リアルタイムに機構部
を動作させながら動的
干渉確認が可能
5
干渉
接触
組立/分解アニメーション
や工具モデルを利用した組
立性検証
干渉部を確認しながら・・・
All Rights Reserved, Copyright FUJITSU Ltd., 2004
コラボレーション(VPS/Collabo)
・・・・・・
設計部門
品質部門
生技部門
製品形状(3次元モデル)は電話だけでは分からない。
製品の動き(組立、分解、機構動作)は静止画では伝
わりにくい。
マークアップ
同じ画面を見ながらリアルタイムに情報共有
1.出張に要する時間、コストを削減
2.遠隔地間でも迅速で正確なレビューを実現し、品質向上
3.マークアップ、議事録機能により、正確な情報共有
6
会議参加者
チャット
All Rights Reserved, Copyright FUJITSU Ltd., 2004
組立性検証(VPS/DFM)
•組み立て易さを定量的に評価
独自評価式の設定
総合評価
製造フローの自動生成
工程入力
DMUデータに工程
データを付加し、製
造フローの雛形を
自動生成
工数バランス検討
・工数計算の部分は、『WF法(ワークファクター法)』を使用
組立コスト削減への活用例
組立コスト削減ノウハウを試作前に設計者にフィードバック
製造部門
形状確認 : 曲げ、穴あけ、溶接等の
コスト概算見積り
部品構成確認: 部品の複合一体化、
モジュール化検討
各工程の
工数表示
アニメーション(例)
設計部門
設計へ反映
(品質過剰低減)
工数計算: 工程バランス検討、工数検討
7
All Rights Reserved, Copyright FUJITSU Ltd., 2004
ソフトウェア検証(VPS/IOC)
タイミングチャート
仮想メカを利用した制御ソフトのバーチャル検証
In1
In2
デジタルモックアップ(仮想メカ)
【モーター】
故障などによる動作不良、 速
度
遅れを人工的に発生
CASEツール
目標速度
モータ速度
遅れ
時間
【センサー】
O
故障などによる動作不良、遅れ、出 N
力
チャタリングを人工的に発生
デバッガ・コンパイラ
紙送りの検証も可能
O
FF
理想的な出力
センサ出力
チャタリング
時間
【干渉】
人工的に干渉を発生させ、
フェ−ルセーフを検証
【ロジックアナライザ】
評価用制御ボード
同期アルゴリズム下で、モータ・センサ
信号の時間変化を確認
(アルゴリズムを容易に検証可能)
ラダー図
8
All Rights Reserved, Copyright FUJITSU Ltd., 2004
CGプレゼンテーション(VPS/HQR)
• 実機の無い段階でもリアルな製品紹介
各種設定
CADデータ
• 質感
• 光源
• 視野
• 配置
• 動作
Web3Dデータ
• インターネットでの3次元表示
動画データ AVI形式
• ノートPCでアニメーション再生
• CD-ROMでの配布
レイアウト検討
•設置イメージ プレゼンテーション
•店舗レイアウト
•工場内の設備配置
9
ウォークスルー
All Rights Reserved, Copyright FUJITSU Ltd., 2004
環境評価(VPS/Eco Design)
•設計段階で環境評価を行う
素材設定
部品別内訳表
LCA報告書
CO2、NOx、SOx排出量
有害物質含有量
他機種との比較
過去の機種と比較し低減確認
実装位置表示
環境評価用DB
解体時間算出
同一素材の実装位置確認
リサイクル計算
作業内容から解体時間を算出
解体マニュアル
色分け表示
(0 赤、∼30 白、∼ 60 青、∼100 緑)
XMLによるマニュアル作成
10
All Rights Reserved, Copyright FUJITSU Ltd., 2004
エコリーフと業務分析
エコリーフと業務分析
11
All Rights Reserved, Copyright FUJITSU Ltd., 2004
分散拠点によるノートPC開発体制
設計・品質保証
富士通・南多摩工場
東京都稲城市
製造部門
(株)島根富士通
島根県簸川郡
共通支援
富士通・川崎工場
神奈川県川崎市
12
All Rights Reserved, Copyright FUJITSU Ltd., 2004
設計の事例
板金の立上がり部分で
干渉発生
設計変更前
組立可否の検証
組立可否の検証
板金の立上がり部分の
角度を変更
13
設計変更後
All Rights Reserved, Copyright FUJITSU Ltd., 2004
環境ラベルの種類(ISO14020S)
◆タイプⅠ
製品の環境要素を、第三者機関が企業・団体の任意申請により審査し
合格した製品にラベルの使用を認めたもの。
(財)日本環境協会
◆タイプⅡ
製品の環境要素に対し企業・団体が独自に主張するもの。
富士通グリーン製品
(社)電子情報技術産業協会
(JEITA)
◆タイプⅢ
製品の環境負荷をLCA手法に基づき、定量的に示したもの。
(社)産業環境管理協会
(JEMAI)
エコリーフはタイプⅢに準拠し環境情報をデータシートに
より開示するもの。
14
All Rights Reserved, Copyright FUJITSU Ltd., 2004
EcoLeafとは
• 製品の環境負荷をLCA手法に基づき、
定量的に示した環境ラベル
– 客観的な情報公開が目的
情報公開
– ISOの類型ではタイプⅢラベルに属する
– 製品ごとに設定された評価基準(PSC)
製品環境情報
製
品
環
境
情
製品環境情報
開示シート
報
製品データシート
文書管理番号
http://jp.fujitsu.com/
富士通株式会社
☆製品に関するお問い合わせ
http://www.fmworld.net/
☆環境に関するお問い合わせ
http://eco.fujitsu.com/
製品環境情報開示シート(PEIDS)
F-02-01
富士通株式会社 モバイルPC事業部
文書管理番号
エコリーフ作成事業者名
エコリーフ原単位データベース
エコリーフ特性化係数データベース
エコリーフ登録番号
CPU
モバイル Intel® Celeron®プロセッサ 1.8GHz
ディスプレイ
14.1インチ
メモリ
128MB(標準)
HDD
20GB
CD−ROM
最大 24 倍速内蔵 CD-ROM ドライブ(固定式)
FDD
内蔵 3.5 インチ FDD(3 モード、固定式)
LAN
100BASE−TX/10BASE−T
製品分類名
PSC-NO
TFT カラー液晶
ノートPC
AS
ライフサイクルステージ
入出力項目
消費エネルギー
エ
ネ
ル
キ
゙
資
源
ライフサイクルでの消費・排出
温暖化負荷(CO2 換算)
138kg
酸性化負荷(SO2 換算)
0.22kg
エネルギ消費量
2760MJ
[kg]
140
120
100
80
60
40
20
0
-20
温 暖 化 負 荷(
O 2換算)
温暖化負荷(
COC
2 換算)
56.8
-3.0
0.5
製品
製造
138.0
イ
ン
ベ
ン
ト
リ
分
析
44.6
39.1
素材
製造
物流
使用
廃棄・
リサイク ル
合計
・調査範囲として,パソコン本体,マニュアル類,アプリケーションソフト,ACアダプタ,梱包材が含まれています。
・製品製造には,LCD パネル製造,メインプリント基板実装およびパソコン本体組立による負荷が含まれています。
(注) 元のデータは,製品環境情報開示シート(PEIDS),製品データシートに記載されています。データ算出のための統一基準は,製品分類別基準 (PSC) を
ご参照ください。詳しくは,エコリーフホームページ (http://www.jemai.or.jp) をご覧下さい。
イ
ン
パ
ク
ト
評
価
石炭
原油(燃料)
NG
ウラン鉱石(U)
原油(原料)
鉄鉱石(Fe)
銅鉱石(Cu)
ボーキサイト(Al)
資
ニッケル鉱石(Ni)
消 源
クロム鉱石(Cr)
費 枯
鉱 マンガン鉱石(Mn)
負 渇
物 鉛鉱石(Pb)
荷
資 錫鉱石(Sn)
源 亜鉛鉱石(Zn)
金鉱石(Au)
銀鉱石(Ag)
硅砂
岩塩
石灰石
soda ash(天然ソーダ灰)
wood
再生可能資源
water
CO2
SOx
NOx
N2O
大気へ CH4
CO
環
NMVOC
境
CxHy
排
dust
出
BOD
負
COD
荷
水域へ
全N
全P
不特定固形廃棄物
土壌へ スラグ
汚泥類
低放射性廃棄物
負消
エネルギー資源(原油換算)
荷 費 資源枯渇 鉱物資源(鉄鉱石換算)
環
温暖化(CO2換算)
境
酸性化(SO2換算)
排
大気へ
単位
MJ
Mcal
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
kg
製品[kg]
製 造
素 材
製 品
6.35E+02
1.52E+02
5.69E+00
6.33E+00
1.27E+00
1.34E-04
1.18E+00
1.29E+00
7.18E-02
2.53E-01
5.89E-02
8.02E-02
2.17E-01
2.08E-02
0.00E+00
2.05E-01
0.00E+00
0.00E+00
1.49E+00
1.32E+00
4.18E-01
2.60E-02
2.20E+00
3.84E+03
3.82E+01
5.04E-02
5.53E-02
3.42E-03
3.49E-04
1.01E-02
6.85E-04
1.42E-03
6.61E-03
2.46E-01
1.82E+00
5.43E-01
9.47E-05
1.37E+01
1.07E+02
3.91E+01
8.91E-02
1.16E+03
2.77E+02
5.77E+00
9.95E+00
2.94E+00
3.91E-04
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
6.05E+03
5.60E+01
3.93E-02
5.18E-02
2.77E-03
1.05E-03
7.52E-03
2.05E-03
1.26E-03
4.48E-03
6.09E-02
0.00E+00
0.00E+00
2.73E-04
2.19E+01
0.00E+00
5.68E+01
7.56E-02
製品形式
3.4
【その他環境関連情報】
020902
020902
FMV-718NU4/B
1.34
全体[kg]
包装他[kg]
版
版
4.74
物 流
使 用
廃棄・リサイクル
合 計
7.76E+00
1.85E+00
1.81E-05
1.69E-01
2.62E-03
1.23E-09
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
1.35E-02
5.46E-01
6.72E-04
8.42E-03
9.86E-06
3.28E-09
3.35E-03
6.44E-09
1.69E-04
6.71E-04
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
8.60E-10
2.07E-01
0.00E+00
5.49E-01
6.57E-03
1.00E+03
2.40E+02
5.71E+00
6.46E+00
2.86E+00
3.87E-04
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
4.33E+03
4.44E+01
3.39E-02
2.69E-02
4.85E-04
1.03E-03
6.57E-03
2.03E-03
1.06E-04
1.45E-03
0.00E+00
0.00E+00
0.00E+00
2.70E-04
1.75E+01
0.00E+00
4.46E+01
5.27E-02
-4.37E+01
-1.04E+01
-3.70E-01
-5.42E-01
-7.09E-02
-5.97E-06
-3.73E-02
-1.13E-01
-3.13E-02
-2.53E-02
-5.89E-03
-8.01E-03
-5.67E-03
-3.87E-03
0.00E+00
-3.80E-02
0.00E+00
0.00E+00
-9.61E-02
-3.57E-02
-2.60E-02
-1.53E-03
-3.84E-01
-2.15E+02
-2.88E+00
-3.58E-03
-4.87E-03
-3.41E-04
-1.52E-05
-6.98E-04
-2.98E-05
-1.52E-04
-5.86E-04
4.04E+00
-1.84E-01
-5.43E-02
-4.22E-06
-1.01E+00
-1.72E+01
-2.97E+00
-6.99E-03
2.76E+03
6.60E+02
1.68E+01
2.24E+01
7.00E+00
9.06E-04
1.14E+00
1.18E+00
4.05E-02
2.28E-01
5.30E-02
7.21E-02
2.11E-01
1.69E-02
0.00E+00
1.67E-01
0.00E+00
0.00E+00
1.39E+00
1.28E+00
3.92E-01
2.45E-02
1.82E+00
1.40E+04
1.36E+02
1.21E-01
1.38E-01
6.35E-03
2.41E-03
2.68E-02
4.73E-03
2.80E-03
1.26E-02
4.35E+00
1.64E+00
4.88E-01
6.33E-04
5.22E+01
8.98E+01
1.38E+02
2.17E-01
出
負
水域へ
荷
【解説 】
「廃棄・リサイクルステージでは、業務向けパソコンを想定して算出しています。家庭向けのパソコンについては、現時点でリサイクルが始まったばかりであり状況が把握しにくいため、回収ルートの確立
されている業務向けパソコンで代表としています。
本来,製造場所での環境負荷原単位を使用すべきでありますが,必要な海外データが未整備であったために,国内データを仮に使用しております。
◎
エコリーフ作成事業者名
エコリーフ登録番号
(LCA計算のための入力データ,設定数値)
F-03-01
富士通株式会社 モバイルPC事業部
Product Environmental Information Data Sheet(PEIDS)
No. XX-02-001
FMV-718NU4/B
JEMAI
製品データシート
Product Environmental Aspects Declaration
ノート型パーソナルコンピュータ
(社)産業環境管理協会
【共通備考】
Ⅰ ステージ関連
1 製造ステージ:鉱石等より材料を作る素材製造と,材料を加工・組立して部品や製品を作る製品製造より構成される。
ノートPC
1
製品分類名
製品単位
製品形式
製品[kg]
3.4
FMV-718NU4/B
包装他[kg]
1.34
全体[kg]
4.74
1 製品情報(製品1台当たり):構成される部品等を,材料別と加工・組立別の質量で記載する。
製品構成材料の内訳
別途,加工・組立負荷計算の必要な部品の内訳
加工名
材料名
質量[kg]
質量[kg]
質量[kg]
組立名
質量[kg]
材料名
普通鋼
実装回路基板(マザーボード)
2.45E-01
インジェクション成形加工
1.27E+00
部品組立
2.92E+00
9.46E-01
紙
鉄プレス
2.10E+00
9.67E-01 実装回路基板(マザーボード以外) 7.96E-02
電池
SUS
7.87E-03
非鉄プレス
2.41E-01
3.72E-01
熱硬化性プラスチック
その他金属
0.00E+00
9.70E-02
製
品
アルミ
2.39E-01
2.20E-01
ガラス
1.31E+00
熱可塑性プラスチック
2.80E-02
ゴム
4.18E+00
5.66E-01
小 計
小 計
小 計
3.38E+00
小 計
2.92E+00
4.74E+00
合 計
【解説】 ・製品本体の素材質量は,弊社のVPS( Virtual Product Simulator) を使用して,3次元CADデータより算出致しました。ただし,マザーボート,ユニット部品,梱包箱等は実測しており
ます。
・PSCで規定されているように,本製品で使用しているリチウムイオン電池(公称電圧V:10.8V, 公称放電容量A:3000mAh)の製造負荷はアルカリマンガン乾電池の製造原単位をU
とすると,対象電池1本の製造負荷= U × V× A × 47/3,900,000 = U × 0.390462 として算出致しました。
2 製造サイト情報(製品1台当たり):部品の製造およびサイト内での加工・組立に消費・排出した量を記載する。
・SOx,NOx量は、それぞれSO2,NO2換算値。
区 分
エネルギ
エネルギ
物質
内訳項目
燃料用重油(kg)
電力(kWh)
工業用水(kg)
1.03E+02
1.62E+03
3.38E+00
量
説 明
区 分
内訳項目
量
出
説 明
【解説】 (1) PT板実装工程,パソコン製造工程については, (株)島根富士通の実測データを基に算出致しました。
(2) LCDパネル製造工程については, 富士通ディスプレイテクノロジーズ(株)米子テクノロジーセンターの実測データを基に算出致しました。
消
費
排
3 物流ステージ情報(製品1台当たりが原則):製品輸送の基準条件(手段,距離,積載率)や消費・排出量等の詳細を記載する。
手
段
4tトラック
4tトラック
4tトラック
4tトラック
10tトラック
距離(km)
質量(kg)
積載率(%w)
負荷(kg・km)
距離(km)
設定項目
物
流
量
5.00E+02
4.74E+00
7.59E+01
3.12E+03
6.25E+02
説 明
【解説】 (1) 物流ステージには下記を計上しております。
・最終製品のお客様までの輸送負荷
・LCDパネルおよびLCDユニットの輸送負荷
・使用済み製品の廃棄・リサイクルセンターまでの輸送負荷
なお,マザーボードはパソコン本体と同一サイトで製造しているので,輸送負荷は計上しておりません。
(2) 10tトラックでの輸送は3ルートあり,各々の積載率は 22.4 %w, 60%w, 34.1%wです。
10tトラック
質量(kg)
6.74E+00
10tトラック
積載率(%w)
−
解説(2)参照
10tトラック
負荷(kg・km)
2.85E+03
4 使用ステージ情報(製品1台当たり):作動、待機時、メンテナンスを含めて,基準使用条件(方法、期間)の詳細を記載する。
4.1 製品本体,ラベル対象となる付属品等の使用関連情報
本
体
区 分
内訳項目
量
説 明
消費
電力(kWh)
1.07E+02
国際エネルギースタープログラムに適合しています。
◎ 本製品はISO14001登録工場にて製造されています。
◎ グリーン購入法判断基準および配慮事項に適合しています。
15
All Rights Reserved, Copyright FUJITSU Ltd., 2004
エコリーフへの適用
取り組み
•
ノートPCにおいて、業界初のエコリーフ環境ラベル取得。
(2003年6月開始、2004年7月で計12機種実施)
•
今後発売のノートPCについても、各商戦毎に主力機種で
エコリーフを取得予定。
課題
•
調査対象が多岐(素材、製造、物流、使用、廃棄リサイクル)
にわたるため、データの収集に時間がかかる。
•
エコリーフソフト(JEMAI提供)への入力工数大。
プロセスの短手番化、および各データの調査担当
部門間での最新情報の共有が必要不可欠。
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エコリーフ関連システム開発にあたり
• やってみないとわからない
– 誰がどのタイミングで何やるべきか
– 順序だけでなく、実施する人(部門)を変える必要
もある
• VPSを活用した製品開発には慣れている
– ベースとなるツールやデータ活用の下地はある
• 業務分析の道具を試行
– UMLとDSMを試してみる
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まとめ
• VPSのご紹介
• VPSを活用した新業務(エコリーフ)への取
り組みご紹介
– 走りながらプロセスを見直していく
• 部門間にはURLアクティビティ図を試行利用
• 業務間にはDSMを試行利用
– プロセス改善とツール開発により、工数1/10
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