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System x3630 M4 (7158) Red Hat Enterprise Linux 6.3 導入ガイド

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System x3630 M4 (7158) Red Hat Enterprise Linux 6.3 導入ガイド
System x3630 M4 (7158)
Red Hat Enterprise Linux 6.3 導入ガイド
ServerRAID-M5110 編
INDEX
1. 導入前の作業
1.1 使用するコンポーネント
1.2 オプションの増設
1.3 デバイス・ドライバーの準備
1.3.1 使用するデバイス・ドライバー
1.3.2 デバイス・ドライバーの入手方法
1.4 RAID の構成
2. Red Hat Enterprise Linux 6.3 の導入
3. OS 導入後の設定
3.1 IMM2(Integrated Management Module2)への In-band 接続設定
3.2 デバイス・ドライバーの導入・更新
3.2.1 ServeRAID コントローラー・ドライバーの導入・更新
3.2.2 Intel NIC・ドライバーの導入・更新
3.3 SELinux・Firewall の設定
3.3.1 SELinux の解除
3.3.2 Firewall の解除
3.4 EDAC の設定
4. 参考資料
4.1 外部ディスクを使用する際の注意点
4.2 X Window システムの設定変更
4.2.1 GNOME の場合
4.2.2 KDE の場合
1.
導入前の作業
当ガイドでは、Red Hat Enterprise Linux 6.3 (以下、RHEL6)を DVD メディアから導入する手
順を記述しています。
【電源投入の前にお読みください!】
オペレーター情報パネルのパワーオン LED が高速で点滅(1 秒間に 4 回)している場合、電源制
御ボタンは使用不可の状態です。
(システム装置が AC 電源にはじめて接続した場合、内部の初期化のためにおよそ 5~10 秒程必
要な場合があります)
この場合、低速で点滅(1 秒間に 1 回)する状態になるまで、しばらくお待ちください。
※モデルによりオペレーター情報パネルの形状が異なります。
1.1
使用するコンポーネント
当ガイドにおける導入では、以下のメディア、ドライブ、ソフトウェアを使用します。
(1) Red Hat Enterprise Linux 6.3 DVD
(2) DVD が読み取り可能な光学ドライブ
System x3630 M4 は、CD/DVD ドライブが標準では搭載されておりません。
DVD メディアよりインストールを行う場合には、別途、光学ドライブと接続ケーブルをオプシ
ョンとして搭載する必要があります。
(3) デバイス・ドライバー各種
「1.3 デバイス・ドライバーの準備」で説明します。
1.2
オプションの増設
System x3630 M4 では、メモリーはソケット 1 に最少で 1 個の DIMM が取り付けられていま
す。サーバーは、CPU につき少なくとも 1 つの DIMM を必要とします。2CPU 構成にされる
場合は最低 2 つの DIMM を必要とします。取り付け順序などを含む注意事項に関しては、最新
のシステムガイド、またはマニュアルをご確認ください。
※取り付け順序は、System x3630 M4 のトップカバーにも印刷されています。
また、System x3630 M4 では、光学ドライブ(CD/DVD ドライブ)が標準では搭載されておりま
せん。DVD メディアよりインストールを行う場合には、別途、光学ドライブと接続ケーブルを
オプションとして搭載する必要があります。
※搭載可能なオプションに関しては 最新のシステムガイド、マニュアルをご参照ください。
1.3 デバイス・ドライバーの用意
当ガイドで使用する各種デバイス・ドライバーと、その入手方法について説明します。
1.3.1
使用するデバイス・ドライバー
当ガイドで使用するデバイス・ドライバーは、以下のとおりです。
下記のコンポーネントも含め、ドライバーは基本的に OS が標準で持つものが適用されますが、
WEB サイトにて最新版のドライバーが公開されている場合がございます。必要であれば、それ
ぞれ最新版をダウンロードして、別途適用してください。
(a) ServeRAID
ServeRAID M Series and MR10 Series SAS Controller Driver for RHEL 6
System x3630 M4 は、標準で ServeRAID-M5110 コントローラーがオンボードで搭載されており
ます。RHEL6 導入時に OS が標準でもつドライバーが自動的に適用されますが、WEB サイト上
に最新版が存在する場合はアップグレードすることをお勧めいたします。
(b) Network
v16.8.2 Software CD Release 2 for Intel-based Ethernet
RHEL6 導入時に OS が標準でもつドライバーが自動的に適用されますが、WEB サイト上に最新
版が存在する場合はアップグレードすることをお勧めいたします。
当ガイドでは、それぞれ以下のファイルをダウンロードしました。
※最新版が存在する場合は最新版のご利用を推奨いたします。
(a) ibm_dd_sraidmr_00.00.06.15_rhel6_32-64.tgz
(b) intc_sw_nic_v16.8.2b-cd_anyos_32-64.iso
1.3.2
デバイス・ドライバーの入手方法
WEB サイトから、必要となるデバイス・ドライバーのパッケージファイルをダウンロードして
入手します。ダウンロードしたファイルは、必要に応じて展開します。
・ZIP 形式(拡張子が.zip)
アーカイバーなどを使用してファイルを展開してください。
・CD または DVD イメージ(拡張子が.iso)
お手持ちの PC についている CD-R/DVD-R ドライブに対応し、かつ iso image を書き込み可能な
ライティングソフトにて CD を作成してください。※詳細についてはライティングソフトの供給
元にお問い合わせください。
・EXE 形式(拡張子が.exe)
OS 上で実行することによりインストーラーが起動します。ウィザード形式で画面に従って導入
することが可能となっております
【入手方法】
1.Fix Central にアクセスし、ご利用の機種などを選択してください。
Fix Central
http://www.ibm.com/support/fixcentral/
System x3630 M4 の場合は、以下のように逐次、項目を選択して[次へ進む]ボタンを押していき
ます。
製品グループ:
[Systems]
[System x]
[System x3630 M4]
[7158] …ご利用の機種に合わせて選択します。
オペレーティング・システム:
[Red Hat Enterprise Linux 6 x86-64] …ご利用の OS に合わせて選択します。
Fix Central の使用方法詳細については、Fix Central 使用ガイドをご参照ください。
Fix Central 使用ガイド
http://www.ibm.com/software/jp/support/fixcentral/
2.表示されるフィックスの一覧より、必要となるドライバー パッケージすべてにチェックをい
れて、[次へ進む]ボタンを押してください。必要となるドライバーについては、「1.3.1 必要と
なるデバイス・ドライバー」を参照してください。
※過去のバージョンが必要である場合は、"置き換えたフィックスが含まれるようにします"のリ
ンクをクリックして、古いバージョンを表示させてください。
3.使用条件が表示されますので、内容を確認して同意される場合は[同意します]ボタンを押しま
す。
4.ダウンロード画面が表示されます。画面右側の[ダウンロード・オプションの変更]をクリック
することで、ダウンロード方法を変更することができます。
※当ガイドでは、[ブラウザー (HTTP) を使用したダウンロード]にチェックを入れました。
5.必要なパッケージをクリックして、ダウンロードして下さい。
1.4 RAID の構成
System x3630 M4 (7158)は、標準で ServeRAID-M5110 コントローラが搭載されており、OS のイ
ンストールを行う前に RAID の構成を行う必要があります。
OS の導入前の RAID の構成は、OS に依存しない以下の設定ツールを起動して行う必要がありま
す。
・uEFI 上の、「LSI MegaRAID <ServeRAID M5110> Configuration Utility」
・ServeRAID アダプターBIOS 上の、「WebBIOS」
ここでは「WebBIOS」にて RAID1 構成手順について記述しております。
※オプションの搭載、適用状況により構成可能な RAID レベルが異なります。
WebBIOS での構成手順やホットスペアの指定などについては下記ガイドをご参照下さい。
MegaRAID ストレージ・マネージャー 導入ガイド
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-0257271
【構成方法】
1.サーバーの電源を入れると、System x のロゴが表示されます。しばらくして画面下に「<F1>
Setup」と表示されたら、[F1]キーを押して「Setup Utility」を起動します。
2.Setup ユーティリティー「System Configuration and Boot Management」画面が表示されますので
「System Settings」を選択します。
3.「Adapters and UEFI Drivers」を選択します。
4.「Please press ENTER to compile the list of
drivers」が選択されておりますので[Enter]キーを
押します。
5.「LSI EFI SAS Driver」の項より「PciRoot(0x0)/Pci(0x1,0x1)/Pci(0x0,0x0)」を選択して[Enter]キ
ーを押します。※ハードウェア構成によって、表記が異なっている場合がございます。
6.WebBIOS かコマンドライン・インターフェースどちらを起動するか選択する画面が表示されま
すので「1」を入力して WebBIOS を起動します。
7.アダプターの選択画面が表示されますので「ServeRAID M5110」にチェックが付いていること
を確認し、[Start]ボタンを押します。
8.左側のメニューから「Configuration Wizard」を選択します。
9.「New Configuration」を選択して[Next]ボタンを押します。
10.既存の構成は破棄されますという警告が表示されますが、今回は新規作成なので「Yes」を押
します。
11.Select Configuration の画面が表示された場合、「Virtual Drive Configuration」を選択して[Next]
ボタンを押します。この画面は、オプションの SSD Caching Enabler(P/N:90Y4318) を適用
している場合にのみ表示されます。
12.「Manual Configuration」を選択して[Next]ボタンを押します。
13.左側の Drives の画面でアレイに含めるディスクを選択し[Add To Array]ボタンを押します。
(Shift キー+↑↓矢印キーで複数選択できます)
14.DriveGroups にアレイに含めるディスクがすべて表示されたことを確認し、[Accept DG]ボタン
を押します。ここでは 2 台の HDD が右側に表示されています。
15.「Drive Group に対する Data protection を無効に設定した場合、後から有効化することはでき
ません。本当に Data protection を無効化しますか?」という警告が表示されます。
本ガイドでは Data Protection は有効にしないため、
[Yes]ボタンを押しました。
16.右側の Drive Group0 が確定されサイズが表示されたら[Next]ボタンを押します。
(ここで表示される"Size"は、すべての HDD の容量の合計値です)
17.Span Definition の画面が表示されます。ここでは Drive Group はひとつしかありませんのでそ
のまま[Add to SPAN]ボタンを押します。
※スパンアレイの作成を行われる場合は、MegaRAID ストレージ・マネージャー 導入ガイドを
ご参照ください
18.右側の Span エリアに Drive Group:0 が移ったことを確認し[Next]ボタンを押します。
19.Virtual Drive Difinition の設定画面が表示されます。RAID Level の確認と Select Size の入力は
必須ですので必ず指定してください。各設定値を指定後、[Accept]ボタンを押します。
[Update Size]ボタンを押すことにより、各 RAID レベルで指定可能な Max サイズを設定すること
ができます。各 RAID レベルで指定可能な Max サイズは右側に緑の字で表示されております。
Max 値より小さいサイズを指定することにより Virtual Disk を複数作成できます。
※ここでは RAID5 で1つの仮想ディスクを作成しますので Max 値を入力しています。
その他の項目につきまして、詳しくは User's Guide をご参照下さい。
20.選択した Write Policy の説明と確認の画面が表示されますので[Yes]ボタンを押します。
21.Drive Group 0 の下に仮想ディスク VD 0 が作成されたことを確認し[Next]ボタンを押します。
22.構成のプレビュー画面が表示されますので確認して[Accept]ボタンを押します。
アレイが構成された Physical Drive は緑色で表示されております。
23.構成保存の確認画面が表示されますので[Yes]ボタンを押します。
24.Virtual Drive に対して SSD caching を有効化するかどうかを確認する画面が表示されます。
SSD caching を利用する Virtual Drive エリアで Virtuall Drive を選択し、[Enable]ボタンを押します。
有効化しない場合は[Cancel]ボタンを押します。
25.仮想ドライブを Initialize する確認画面が表示されます。今回は新規作成ですので、[Yes]ボタ
ンを押して Initialize を行います。
26.Initialize が行われます。(Background で行われるため、すぐにイニシャライズ画面は終わり、
次の画面が表示されます)
27.[Home]ボタンをして戻ります。
28.2 本のディスクで RAID1 の Virtual Drive(仮想ドライブ)の作成が完了した画面です。
29.「Exit」を選択して WebBIOS を終了します。
※メニュー項目が一画面に収まりきらず、「Exit」が表示されていない場合がございます。この
ような場合は「Next」ボタンが表示されますので、「Next」ボタンを押して次の画面を表示させ
て「Exit」してください。
30.確認画面が表示されますので[Yes]ボタンを押します。
31.以下の画面が表示されますので[Enter]キーを押します。
32.[Esc]キーを 2 回押すと uEFI の最初の設定画面「System Configuration and Boot Management」
に戻ります。ここでさらに[Esc]キーを押して終了します。
※その際「Do you want to exit Setup Utility ?」と表示されますので、[Y]キーを押してください。
以上で ServeRAID-M5110 コントローラーを搭載している場合の RAID の構成は終了です。
2.
Red Hat Enterprise Linux 6.3 の導入
本ガイドでは、64bit 版の Red Hat Enterprise Linux 6.3 を、UEFI モードで導入する手順を紹
介しております。
32bit 版の Red Hat Enterprise Linux 6.3 は、UEFI モードでの導入をサポートしませんので、
32bit 版 OS をご使用の方は、レガシーモードで導入を行う必要があります。
レガシーモードの設定手順、UEFI モードとレガシーモードの違いに関しましては、下記の資料
をご参照ください。
Red Hat Enterprise Linux 6 の導入における UEFI モードと BIOS モードの違いに関して
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-02BD98D
1.インストールを行うサーバー本体の電源を投入し、直ちに Red Hat Enterprise Linux 6.3 の
メディアを CD/DVD ドライブへ挿入します。サーバーはメディアからブートします。ブートが
完了するまでしばらくお待ちください。
2.インストーラーが起動して「Disc Found」画面が表示されメディアのチェックが行えます。
←→キーで「Skip」を選択して[Enter]キーを押すと、メディアのチェックをスキップできます。
3.GUI のインストーラーが起動し、「RED HAT ENTERPRISE LINUX 6」の画面が表示され
ますので、[Next]ボタンをクリックします。
4.言語の選択画面が表示されますので、インストーラーの言語を選択して[Next]ボタンをクリッ
クします。当ガイドでは「Japanese(日本語)」を選択しています。
5.キーボードの選択画面が表示されますので、ご利用のキーボードを選択して[次]ボタンをクリ
ックします。当ガイドでは「日本語」を選択しています。
6.「どちらのタイプのストレージデバイスにインストールしますか?」と表示されますので、「基
本ストレージデバイス」を選択し、「次」ボタンをクリックします。「以下のストレージデバイ
スは、データを含んでいるかもしれません。」と表示された場合は、環境に応じて適切に選択し
てください。当ガイドでは、「はい。含まれていません。どのようなデータであっても破棄して
ください。」ボタンをクリックしました。
7.「このコンピューターのホスト名を設定して下さい。」と表示されますので、「ホスト名」を
入力し、「ネットワークの設定」をクリックします。ご利用の環境に合わせて、IP アドレス、
サブネットマスク等を設定してください。"System usb0"というデバイスが表示されますが、
LAN over USB 用のデバイスになります。後ほど設定を行いますので、ここでは設定を行わな
いでください。入力が完了しましたら[閉じる]ボタンをクリックします。元の画面にもどったら
[次]ボタンをクリックします。
8.「使用するタイムゾーンの中で一番近い都市を選択して下さい」と表示されますので、「アジ
ア/東京」が選択されている事を確認し「システムクロックで UTC を使用」のチェックをはずし、
[次]ボタンをクリックします。
9.「root ユーザーのパスワードを入力して下さい」と表示されますので、root のパスワードを入
力し、[次]ボタンをクリックします。
10.「どのタイプのインストールをしますか?」と表示されますので、パーティションの設定方法
を選択します。環境に応じて適切な設定をしてください。当ガイドでは、「カスタムレイアウト
を作成する」を選択し、[次]ボタンをクリックします。
11.「デバイスを 1 つ選択してください。」と表示されますのでパーティションを作成するハー
ドディスクドライブを選択し、[作成]ボタンをクリックします。環境に応じたパーティションを
作成して[次]ボタンをクリックします。
当ガイドでは、以下のように設定を行いました。
パーティション名 容量 マウントポイント ファイルシステム種別
/dev/sda1
200MB /boot/efi EFI System Patition (EFI モードでインストールする場合のみ)
/dev/sda2
250MB /boot ext4
/dev/sda3
10GB / ext4
/dev/sda4
4GB swap
<注意!> SWAP 領域の推奨値について
メモリー容量に応じた SWAP 領域の推奨値は、以下 RedHat 社の資料をご参照ください。
RHEL6
イ ン ス ト ー ル ガ イ ド
パ ー テ ィ シ ョ ン 設 定 に 関 す る 推 奨
http://docs.redhat.com/docs/ja-JP/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Installation_Guide/s2-
diskpartrecommend-ppc.html
12.デバイスのフォーマットをする旨の警告が表示されますので、[フォーマット]ボタンをクリ
ックします。次に、パーティション情報を書き込む旨の警告が表示されますので、[変更をディ
スクに書き込む]ボタンをクリックします。
13.ブートローダーの設定画面が表示されますので、ブートローダーのインストール先を確認し、
[次]ボタンをクリックします。当ガイドでは、インストール先は「/dev/sda3」になります。
14.インストールするサーバーの種類を選択する画面が表示されますので、ここでは「基本サー
バー」を選択します。GUI を使用したい場合や、導入後にデバイス・ドライバーのアップデー
トを行う場合は、必要となるパッケージが選択されていませんので、
「今すぐカスタマイズする」
を選択し、[次]ボタンをクリックします。
15.パッケージグループの選択画面が表示されます。ここでは、GUI で操作・設定管理を行うた
めに、「デスクトップ」グループの「X Window System」、「グラフィカル管理ツール」、「デ
スクトップ」を選択します。更に、導入後にデバイス・ドライバーのアップデートを行うため、
「開発」グループに含まれる「開発ツール」を選択します。
16.[次]ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。
17.インストールが終了すると、「おめでとうございます。Red Hat Enterprise Linux のインス
トールが完了しました。」と表示されますので、[再起動]ボタンをクリックして、サーバーを再
起動します。
18.システムの再起動後、「ようこそ」画面が表示されますので、[進む]ボタンをクリックしま
す。
19.「ライセンス情報」画面が表示されますので、ライセンス同意書の内容を確認して、「はい、
ライセンス同意書に同意します」にチェックを入れて、[進む]ボタンをクリックします。
20.「ソフトウェア更新の設定」画面が表示されますので、使用する環境に合わせてソフトウェ
ア更新の設定をしてください。当ガイドでは、「いいえ、後日に登録することを希望します」を
選択し、[進む]ボタンをクリックします。(ネットワーク接続を設定していない状態では、ソフト
ウェア更新の設定が行えない旨の警告が表示されますので、そのまま[進む]ボタンをクリックし
ます)
21.「本当にシステムを Red Hat Network に登録しなくて良いですか?」という確認ウィンドウ
が表示されますので、「いいえ、後で登録します」をクリックします。続けて「更新の設定を完
了」の画面が表示されますので、[進む]ボタンをクリックします。(ネットワーク接続を設定して
いない状態では表示されません)
22.「ユーザーの作成」画面が表示されますので、必要に応じて追加するユーザー情報を入力し
て、[進む]ボタンをクリックします。
23.「日付と時刻」画面が表示されますので、現在の日付と時刻を設定し、[進む]ボタンをクリ
ックします。
24.「Kdump」画面が表示されます。使用する環境に合わせて Kdump の設定をする事が可能で
す。当ガイドでは Kdump の設定は行いませんので、「Kdump を有効にしますか?」のチェッ
クをはずし、[終了]ボタンをクリックします。「Kdump 設定を変更するには、システムを再起
動して、必要に応じたメモリーの 再割り当てをする必要があります...」という確認ウィンドウ
が表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。
25.「いくつかの選択を有効にする為、システムを再起動する必要があります。」という確認ウ
ィンドウが表示されますので、[OK]ボタンをクリックし、システムを再起動します。
ログイン画面が表示されれば導入は完了です。
3.
OS 導入後の設定
3.1
IMM2(Integrated Management Module2)への In-band 接続設定
System x3630 M4 には、LAN over USB インターフェースが搭載されており、これを使用して
IMM2 と通信することが可能です。LAN over USB インターフェースは OS からネットワーク
デバイス"usb0"として認識され、以下の機能を提供します。
- OS から実行する UEFI・IMM2・Preboot DSA の更新
- Advanced Setting Utility(ASU)による UEFI・IMM2 設定情報収集および設定
- OS ハングを検知してシステムの再起動を行う OS Watchdog 機能
IMM2 には LAN over USB インターフェース用に IP アドレス"169.254.95.118"、サブネットマ
スク"255.255.0.0"が設定されています。ネットワークデバイス"usb0"に IMM2 と通信できる IP
アドレスを設定する必要があります。以下手順にて"usb0"の IP アドレスの設定を行います。
1.
以下のコマンドを入力し、"usb0"の設定ファイルの太字の項を編集して保存します。
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-usb0
--------------------/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-usb0-------------------------DEVICE=”usb0”
HWADDR=”xx;xx;xx;xx;xx”
NM_CONTROLLED="yes"
ONBOOT=”yes”
BOOTPROTO=”static”
IPADDR=”169.254.95.120”
NETMASK=”255.255.0.0”
2.
"usb0"を再起動します。
# ifdown usb0
# ifup usb0
3.
IMM2 への疎通確認を行います。
# ping 169.254.95.118
正常に疎通が確認されれば完了です。
3.2 デバイス・ドライバーの導入・更新
当ガイドで使用するデバイス・ドライバーの導入方法について説明します。
3.2.1
ServeRAID コントローラー・ドライバーの導入・更新
System x3630 M4 には、ServeRAID-M5110e コントローラーがオンボードで搭載されています。
ServeRAID-M5110 コントローラー・ドライバーは、Red Hat Enterprise Linux 6.3 に標準で
含まれており、インストール直後ではこのデバイス・ドライバーを使用して稼動させることが可
能です。しかし WEB サイトより最新のドライバーを提供しておりますので、導入後に適用しま
す 。 当 ガ イ ド で は 、 ServeRAID-M5110 コ ン ト ロ ー ラ ー が 搭 載 さ れ て い る こ と を 前 提 に
megaraid_sas ドライバーを使用した例を記述をしています。
RAID コントローラーにて使用されるドライバーに関しましては、以下のサイトをご参照くださ
い。
Linux ドライバー提供情報 | システム装置別ドライバー情報
http://www.ibm.com/systems/jp/x/os/linux_driver_top.shtml
1.
"1.3.2 デバイス・ドライバーの入手 "でダウンロードしたドライバーの更新ファイル
(ibm_dd_sraidmr_00.00.06.15_rhel6_32-64.tgz) を 任 意 のディ レ クト リ に展 開し ま す。 ( ここ では
/usr/local/src/megaraid_sas に展開します)
# cd /usr/local/src/megaraid_sas/
# tar zxvf ibm_dd_sraidmr_00.00.06.15_rhel6_32-64.tgz
2.
modinfo コマンドで既存の組み込まれたデバイス・ドライバーのバージョンを確認します。
# modinfo megaraid_sas
filename: /lib/modules/2.6.32-279.el6.x86_64/kernel/drivers/scsi/megaraid/megaraid_sas.ko
description: LSI MegaRAID SAS Driver
author: [email protected]
version: 00.00.06.14-rh1
license: GPL
srcversion: B5718A893E029F0BEDF21A6
alias: pci:v00001000d0000005Dsv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d0000005Bsv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001028d00000015sv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d00000413sv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d00000071sv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d00000073sv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d00000079sv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d00000078sv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d0000007Csv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d00000060sv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d00000411sv*sd*bc*sc*i*
depends:
vermagic: 2.6.32-279.el6.x86_64 SMP mod_unload modversions
parm: max_sectors:Maximum number of sectors per IO command (int)
parm: msix_disable:Disable MSI-X interrupt handling. Default: 0 (int)
3. デバイス・ドライバーを更新します。
# ./install.sh --update --override --add-initrd
INSTALL_OPTIONS --yes --update --override --add-initrd
Drivers will be installed/migrated to 2.6.32-279 version
---------------------------------------------------------------------Checking kmod-megaraid-sas-00.00.06.15-1.x86_64.rpm
---------------------------------------------------------------------kmod-megaraid-sas-00.00.06.15-1.x86_64.rpm installed successfully
SUCCESS
4. サーバーを再起動します。
5. modinfo コマンドで組み込まれたデバイス・ドライバーのバージョンを確認します。新し
いドライバーは/lib/modules/2.6.32-220.el6.x86_64/extra/megaraid_sas 以下に導入されます。
# modinfo megaraid_sas
filename: /lib/modules/2.6.32-279.el6.x86_64/weak-updates/megaraid_sas/megaraid_sas.ko
description: LSI MegaRAID SAS Driver
author: [email protected]
version: 00.00.06.15
license: GPL
srcversion: 92F6BB7974A785B20D3B11A
alias: pci:v00001000d0000005Dsv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d0000005Bsv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001028d00000015sv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d00000413sv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d00000071sv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d00000073sv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d00000079sv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d00000078sv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d0000007Csv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d00000060sv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d00000411sv*sd*bc*sc*i*
depends:
vermagic: 2.6.32-220.el6.x86_64 SMP mod_unload modversions
parm: max_sectors:Maximum number of sectors per IO command (int)
parm: msix_disable:Disable MSI-X interrupt handling. Default: 0 (int)
正常に確認されれば完了です。OS の再起動後から新しいデバイス・ドライバーがロードされま
す。再ロード後に使用されているドライバのバージョンを確認する場合には、 再度 modinfo コ
マンドにてご確認ください。
3.2.2
Intel NIC・ドライバーの導入・更新
System x3630 M4 には、Ethernet 10Base-T/100Base-TX/1000Base-T (Intel I350CM2)が搭載
されています。Intel NIC・ドライバーである"igb"は、Red Hat Enterprise Linux 6.3 に標準で
含まれており、インストール直後ではこのデバイス・ドライバーを使用して稼動させることが可
能です。しかし WEB サイトより最新のドライバーを提供しておりますので、導入後に適用しま
す。
1.
lsmod コマンドで既存のデバイス・ドライバーが動作していることを確認します。続けて
modinfo コマンドで既存の組み込まれているデバイス・ドライバーのバージョンを確認します。
# lsmod | grep igb
igb 161537 0
dca 7197 2 igb,ioatdma
# modinfo igb
filename: /lib/modules/2.6.32-279.el6.x86_64/kernel/drivers/net/igb/igb.ko
version: 3.2.10-k
license: GPL
description: Intel(R) Gigabit Ethernet Network Driver
author: Intel Corporation, <[email protected]>
srcversion: 534649E77A23DB868E7BE92
alias: pci:v00008086d000010D6sv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00008086d000010A9sv*sd*bc*sc*i*
(中略)
alias: pci:v00008086d00001521sv*sd*bc*sc*i*
depends: dca
vermagic: 2.6.32-220.el6.x86_64 SMP mod_unload modversions
parm: max_vfs:Maximum number of virtual functions to allocate per physical function (uint)
2.
"1.3 デ バ イ ス ・ ド ラ イ バ ー の 準 備 " で ダ ウ ン ロ ー ド し た iso image フ ァ イ ル
(intc_sw_nic_v16.8.2-cd_anyos_32-64.iso)より、CD/DVD メディアを作成します。作成したメ
ディアから更新ファイル(PRO1000/LINUX/igb-3.2.10.tar.gz)を System x3630 M4 にコピーし
て、任意のディレクトリに展開します。(ここでは/usr/local/src/igb に展開します)
# cd /usr/local/src/igb/
# tar zxvf igb-3.2.10.tar.gz
3. デバイス・ドライバーを更新します。
# cd /usr/local/src/igb/igb-3.2.10/src/
# make install
4. modinfo コマンドで組み込まれたデバイス・ドライバーのバージョンを確認します。新し
いドライバーは/lib/modules/2.6.32-220.el6.x86_64/kernel/drivers/net/igb 以下に導入されます。
# modinfo igb
filename: /lib/modules/2.6.32-279.el6.x86_64/kernel/drivers/net/igb/igb.ko
version: 3.2.10
license: GPL
description: Intel(R) Gigabit Ethernet Network Driver
author: Intel Corporation, <[email protected]>
srcversion: BAAD5948059DD794C854151
alias: pci:v00008086d000010D6sv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00008086d000010A9sv*sd*bc*sc*i*
(中略)
alias: pci:v00008086d00001521sv*sd*bc*sc*i*
depends: dca
vermagic: 2.6.32-279.el6.x86_64 SMP mod_unload modversions
parm: InterruptThrottleRate:Maximum interrupts per second, per vector, (max 100000), default
3=adaptive (array of int)
parm: IntMode:Change Interrupt Mode (0=Legacy, 1=MSI, 2=MSI-X), default 2 (array of int)
(中略)
parm: debug:Debug level (0=none, ..., 16=all) (int)
正常に確認されれば完了です。デバイス・ドライバーの再ロード後もしくは、OS の再起動後か
ら新しいデバイス・ドライバーがロードされます。
3.3
SELinux・Firewall の設定
Red Hat Enterprise Linux 6.3 では、OS 導入直後は自動的に SELinux、Firewall が有効とな
っております。ここでは、SELinux、Firewall を解除する手順を記述しています。ご利用の環
境に応じて実施してください。
3.3.1
1.
SELinux の解除
SELinux が有効であるかを確認します。
# getenforce
Enforcing
2.
設定ファイル(/etc/selinux/config)を編集し、SELinux を無効に設定します。
# vi /etc/selinux/config
--------------------/etc/selinux/config-------------------------# This file controls the state of SELinux on the system.
# SELINUX= can take one of these three values:
# enforcing - SELinux security policy is enforced.
# permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing.
# disabled - No SELinux policy is loaded.
SELINUX=disabled
# SELINUXTYPE= can take one of these two values:
# targeted - Targeted processes are protected,
# mls - Multi Level Security protection.
SELINUXTYPE=targeted
3.
サーバー再起動後、SELinux が無効であることを確認します。
# getenforce
Disebled
以上で SELinux の設定は完了です。
3.3.2
1.
Firewall の解除
ディスクトップ上のタクスバーから、[システム]-[管理]-[ファイアーウォール]を選択します。
2.「ファイアーウォール設定の開始」画面が表示されます。内容を確認し、[閉じる]を押します。
3.「ファイアーウォールの設定」画面が表示されますので、「無効」ボタンをクリックします。
4.
その後、「適用」ボタンをクリックします。
5.
確認のウィンドウが表示されますので、「はい」ボタンを押します。
6.「ファイアーウォールの設定」を終了します。
以上でファイアーウォールの設定は完了です。
3.4
EDAC の設定
OS 導入直後、Error Detection and Correction (EDAC)モジュールが自動的に有効となっている
場合があります。この状態ですと、ハードウェア管理モジュールである Integrated Management
Module2(IMM2)でメモリーログの監視が正常に行われない現象が発生いたします。
EDAC モジュールにつきましては無効化を推奨しておりますので、ここでは EDAC を解除する
手順を記述しています。ご利用の環境に応じて実施してください。また、当作業を行う場合には、
必ず uEFI および IMM のファームウェアを最新バージョンに予めアップデートしてから行って
ください。
1.lsmod コマンドで edac モジュールがロードされているかどうかを確認します。
edac モジュールがロードされていた場合は、2.以降の手順を実施してください。edac モジュー
ルがロードされていない場合は、この項の手順は必要ありません。
# lsmod | grep edac
i7core_edac
edac_core
2.以下の内容のファイルを新規に作成し、再起動を行います。
# vi /etc/modprobe.d/edac
install *_edac /bin/true
install edac_* /bin/true
3.lsmod コマンドで edac モジュールがロードされていないことを確認します。
# lsmod | grep edac
以上で edac の設定は完了です。
4.
参考資料
4.1
外部ディスクを使用する際の注意点
System x3630 M4 等の UEFI モデルでは、外部ディスクを接続した構成で内蔵ディスクから
OS を起動する場合には以下の考慮が必要です。
標準の UEFI 設定では、内蔵ディスクよりも先に外部ディスクが認識されるために、外部ディ
スクが Disk0 として認識されます。その結果、以下の状況が発生します。 内蔵ディスクへ OS
導入後に、外部ディスクを接続すると OS 起動が失敗します。 外部ディスクを接続した環境で
OS を導入すると、外部ディスクが「/dev/sda」として認識され、ブートローダーが外部ディス
ク上に作成されます。
起動時に内蔵ディスクを先に認識するように、Legacy BIOS と UEFI の設定を変更する必要が
あります。詳細な手順につきましては下記の資料をご参照下さい。
外部ストレージを接続すると、ローカルディスクに導入した OS の起動に失敗する System
x3690 X5/System x3650M2/x3550M2
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-01DB26D
4.2
X Window システムの設定変更
グラフィック・ドライバーの種類によっては、デフォルトの状態では X Window が 800×600、
600×480 でしか表示できないマシンがあります。その際には X Window システムとブートロー
ダーの設定変更が必要になるため、以下の手順を実施します。ここでは、1024×768 の解像度で
表示させるための設定を行います。
1.
以下のコマンドを入力し、grub.conf の設定ファイルの kernel 行に"resolution=1024x768
video=1024x768"を追記し、保存します。
# vim /boot/efi/EFI/redhat/grub/grub.conf (BIOS モードの場合は/boot/grub/grub.conf)
title Red Hat Enterprise Linux (2.6.32-220.el6.x86_64)
root (hd0,1)
kernel
/vmlinuz-2.6.32-220.el6.x86_64
ro
root=UUID=4da2f5ca-799b-4dc1-b923-a841d3913317
rd_NO_LUKS rd_NO_MD quiet rhgb KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 LANG=ja_JP.UTF-8
rd_NO_LVM rd_NO_DM resolution=1024x768 video=1024x768
initrd /initramfs-2.6.32-220.el6.x86_64.img
2.
RHEL6 では、標準で xorg.conf ファイルは存在しないため、新規に作成します。Monitor
セクションの HorizSync、VertRefresh の値はモニターの種類に依存しますので、ご利用の環境
に合わせて変更してください。Device セクションの Driver はマシンによって異なりますので、
/var/log/Xorg.0.log でご確認ください。System x3630 M4 では mga となります。
# vim /etc/X11/xorg.conf
Section "Monitor"
Identifier "Monitor0"
ModelName "LCD Panel 1024x768"
HorizSync 31.5 - 61.0
VertRefresh 50.0 - 75.0
Option "dpms"
EndSection
Section "Device"
Identifier "Videocard0"
Driver "mga"
EndSection
Section "Screen"
Identifier "Screen0"
Device "Videocard0"
Monitor "Monitor0"
DefaultDepth 24
SubSection "Display"
Viewport 0 0
Depth 24
Modes "1024x768" "800x600" "640x480"
EndSubSection
EndSection
3.
サーバーを再起動します。新しい X Window System の設定でサーバーが再起動されます。
サーバー再起動後、ご利用のデスクトップ環境に合わせて後述の設定を行ってください。
4.2.1
1.
GNOME の場合
GUI のディスクトップ上で、[システム]-[ディスプレイ]を選択し、クリックします。
2.
「ディスプレイの設定」の画面が表示されます。[解像度]タブから設定する項目(ここでは、
1024×768)を選択し、[適用]を押します。
3.
確認の画面が表示されます。[この設定のままにする]を押します。
以上で GNOME での解像度の設定は完了です。
4.2.2
1.
KDE の場合
GUI のディスクトップ上で、[アプリケーション]-[設定]-[システム設定]を選択し、クリック
します。
2. 「KDE システム設定」の画面が表示されます。「コンピュータの管理」から[ディスプレイ]
をクリックします。
3. 「サイズと配置」の画面が表示されます。[サイズ]の項目にて解像度(ここでは、1024×768)
を選択し、[適用]を押します。
4.
確認の画面が表示されます。[設定を受け入れる]を押します。
以上で KDE での解像度の設定は完了です。
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